JPH05122767A - 電動開閉システム - Google Patents

電動開閉システム

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JPH05122767A
JPH05122767A JP28290791A JP28290791A JPH05122767A JP H05122767 A JPH05122767 A JP H05122767A JP 28290791 A JP28290791 A JP 28290791A JP 28290791 A JP28290791 A JP 28290791A JP H05122767 A JPH05122767 A JP H05122767A
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electric
electric switchgear
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Yukihisa Hasegawa
幸久 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 通信線を介して運転指令信号を受ける電動開
閉装置が2種類以上の運転指令信号を同時に受信するこ
とがないようにする。 【構成】 電動開閉装置11を複数台配置し、これらを
通信線13によりシリーズに接続する。両端の2台の電
動開閉装置11A,11Bに運転操作スイッチ14を設
け、この運転操作スイッチの運転指令信号を通信線を介
して全電動開閉装置に送信する。各電動開閉装置のマイ
クロコンピュータ16A,16Bは、同期信号を受けた
時から各電動開閉装置毎に設定された遅れ時間経過後
に、運転操作スイッチにより設定された運転内容を通信
線を介して全ての電動開閉装置に送信する。この場合、
各電動開閉装置の運転操作スイッチが同時に操作されて
も、同期信号の発生時点から各電動開閉装置が送信を開
始するまでの時間はそれぞれ異なるから同時送信の問題
は生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータによりブライン
ド或いはシャッタなどの開閉部材を開閉動作させる電動
開閉装置を複数台配置し、通信線を介して電動開閉装置
間の通信を行うようにした電動開閉システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】窓や出入口に日除けや目隠し或いは盗難
防止などを目的に設けられるブラインド或いはシャッタ
には、電動で開閉されるものがある。工場などの大きな
建屋では、この電動ブラインドや電動シャッタ(以下電
動開閉装置という)が多数設けられる。このように一つ
の建屋に設けられた複数台の電動開閉装置は一括制御す
ることが好ましい。
【0003】従来、複数台の電動開閉装置を制御する一
例として次のようなものがある。
【0004】すなわち、図5に示すように、複数台の電
動開閉装置1のうち1台を親機と定め、残りを子機とす
る。そして、親機には運転操作スイッチ2を設け、この
親機に対して子機を通信線3でシリーズに接続する。
【0005】親機の運転操作スイッチ2を操作すると、
親機はその操作によりセットされた運転内容を例えばパ
ルスコード化して第1番目の子機に送信する。第1番目
の子機は受信した信号を第2番目の子機に送信し、第2
番目の子機は第3番目の子機に送信する、というように
次々と子機に送信されてゆく。そして、親機および子機
は運転操作スイッチ2によりセットされた運転内容に応
じてブラインドやシャッタを開閉動作させる、というも
のである。
【0006】ところが、最近の制御システムでは、親
機、子機という厳格な区別を持たないフレキシブルなシ
ステムが考えられつつある。例えば、複数台の電動開閉
装置のうち、2台に運転操作スイッチを設けた場合に
は、その2台の電動開閉装置は、ある時には、自身の運
転操作スイッチによりセットされた運転内容を他の電動
開閉装置に送信する親機となり、ある時には、他から運
転内容を受信する子機となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなフレキ
シブルな制御システムにおいては、送信可能な運転操作
スイッチ付きの電動開閉装置は2台以上存在することと
なるから、1台の電動開閉装置からの送信が終了しない
うちに別の電動開閉装置からの送信が開始されるという
同時送信の問題が出てくる。すると、受信のみを行う他
の電動開閉装置は2種類の信号を同時に受信する場合が
あり、運転内容を正しく認識することができなくなって
しまう。
【0008】この同時送信を防止するには、送信可能な
電動開閉装置において、送信を行う電動開閉装置が送信
開始信号を発し、その送信開始信号を受信した別の送信
可能な電動開閉装置はその後一定時間送信を停止するよ
うに構成することが考えられる。
【0009】ところが、多数の電動開閉装置を通信線で
シリーズに接続したシステムにおいて、両端の2台が運
転操作スイッチ付き電動開閉装置とされた場合、一端側
の電動開閉装置から送信された信号は全ての電動開閉装
置を経由して他端側の電動開閉装置まで送られて行くの
で、他端側の電動開閉装置は送信開始時点から若干遅れ
て受信することとなる。例えば、1台の電動開閉装置で
受信してから送信するまでに10μs要すると仮定する
と、50台の電動開閉装置が接続されていた場合には、
他端側の電動開閉装置の受信時点は一端側の電動開閉装
置の送信開始時点から0.5ms程度遅れることとな
る。
【0010】このような時間遅れがあると、一端側の電
動開閉装置が送信を行うべく送信開始信号を発しても、
他端側の電動開閉装置がその送信開始信号を受信するま
でに時間遅れがあるため、結局、同時送信を防止するこ
とはできず、受信のみを行う電動開閉装置は2種類の信
号を受信することとなってしまう。
【0011】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、電動開閉装置が2種類以上の信号を同時に受信する
おそれのない電動開閉システムを提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の電動開閉システムは、モータによりブライ
ンド或いはシャッタなどの開閉部材を開閉動作させる電
動開閉装置を複数台配置し、通信線を介して電動開閉装
置間の通信を行うようにしたものにおいて、前記電動開
閉装置に同期信号を与える同期信号発生手段と、前記電
動開閉装置にそれぞれ異なる遅れ時間を設定する遅れ時
間設定手段と、前記同期信号発生手段から前記電動開閉
装置に同期信号が入力された時からそれぞれの電動開閉
装置に設定された前記遅れ時間をカウントするタイマ手
段とを設け、前記電動開閉装置は、前記タイマ手段が前
記遅れ時間のカウントを終了した時点で送信を開始する
構成としたことを特徴とするものである。
【0013】この場合、同期信号発生手段は、電動開閉
装置に供給される交流電源電圧のゼロクロスを検出して
同期信号を発するゼロクロス検出手段から構成すること
ができる。
【0014】
【作用】例えば2台の電動開閉装置の運転操作手段が同
時に操作されたとする。すると、一方の電動開閉装置は
同期信号を受けた時点から遅れ時間設定手段により設定
された時間だけ遅れて送信を開始し、他方の電動開閉装
遅れ置も同じく同期信号を受けた時点から遅れ時間設定
手段により設定された時間だけ遅れて送信を開始する。
この場合、2台の電動開閉装置が同期信号を受ける時点
は同じ時点で、遅れ時間設定手段により設定された時間
がそれぞれ異なるから同時送信の問題は生じない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図4に
基づいて説明する。
【0016】図4において、例えば工場のような建屋に
設けられた多数の電動開閉装置11が商用交流電源12
に対し並列に接続されている。また、各電動開閉装置1
1は通信線13でシリーズに接続されている。
【0017】上記各電動開閉装置11のうち、両端に位
置する2台の電動開閉装置には、運転操作手段としての
運転操作スイッチ14が設けられている。なお、以下、
特に運転操作スイッチ14が設けられた電動開閉装置1
1を指す場合には、符号「11」に「A」および「B」
の添字を付す。そして、運転操作スイッチ14から両端
の電動開閉装置11A或いは11Bに入力された運転内
容は例えばパルスコード化され、信号線13を介して全
ての電動開閉装置11に送信されるようになっている。
【0018】各電動開閉装置11の電気的構成は図1に
示されている。同図に示すように、各電動開閉装置11
には前記通信線13が接続された通信回路15、マイク
ロコンピュータ16および図示しないブラインド或いは
シャッタなどを開閉するための巻取装置(図示せず)駆
動用のモータ17が設けられている。通信回路15は通
信線13から入力されるパルスコード信号を二値化して
マイクロコンピュータ16に与える。そして、マイクロ
コンピュータ16は通信回路15から与えられた二値化
信号から運転内容を解読し、その運転内容に応じてモー
タ駆動回路18を介してモータ17を制御し、ブライン
ド或いはシャッタの開閉を行う。
【0019】なお、以下において、特に運転操作スイッ
チ14付きの両電動開閉装置11A,11Bの通信回
路、マイクロコンピュータを指す場合には、符号「1
5」、「16」に「A」および「B」の添字を付す。
【0020】さて、運転操作スイッチ14を備えた電動
開閉装置11Aおよび11Bは、入力端子が交流電源1
2に接続されたゼロクロス検出回路19,19を備えて
いる。このゼロクロス検出回路19,19は同期信号発
生手段として機能するもので、図2の(a)に示す交流
電源12の電圧Vのゼロクロスを検出し、そのゼロクロ
ス検出時点で図2の(b)に示すように同期信号Ssを
出力してマイクロコンピュータ16A,16Bに与え
る。
【0021】この場合、各電動開閉装置11は、通常は
同じブレーカ或いは同一の電力線に接続された複数のブ
レーカを介して交流電源12に接続されるが、複数のブ
レーカを介していたとしても、ブレーカはリアクタンス
分を持たないため、各電動開閉装置11には同位相の交
流電圧が印加される。従って、両端の電動開閉装置11
Aおよび11Bのゼロクロス検出回路19,19が発す
る同期信号Ssは完全同期している。
【0022】また、電動開閉装置11Aおよび11Bは
コード設定手段たるロータリスイッチ20,20を備え
ている。このロータリスイッチ20,20はこれら電動
開閉装置11Aおよび11Bを個別化するために、それ
ぞれに異なる所望のコードを与えるためのもので、その
出力信号たるコード設定信号はマイクロコンピュータ1
6A,16Bに与えられる。
【0023】そして、マイクロコンピュータ16A,1
6Bはロータリスイッチ20,20により設定されたコ
ードに応じて遅れ時間Tを設定するようにプログラムさ
れている。この場合、両端の電動開閉装置11A,11
Bのうち一方から送信された信号を他方が受信するまで
に要する時間をt0 とした場合、各コードに応じて設定
される遅れ時間Tは、最も接近した遅れ時間どうしの時
間差がt0 よりも長くなるように構成されている。な
お、ここで一方の電動開閉装置11Aに設定された遅れ
時間をTaとし、他方の電動開閉装置11Bに設定され
た遅れ時間をTbとする(ただし、Tb>Taとす
る)。
【0024】また、マイクロコンピュータ16A,16
Bは、例えばクロック信号をカウントすることによりな
されるタイマ機能を備えており、このタイマ機能によ
り、同期信号Ssの入力があった時から上記遅れ時間T
a,Tbをカウントする。従って、マイクロコンピュー
タ16A,16Bは遅れ時間設定手段およびタイマ手段
として機能する。
【0025】しかして、マイクロコンピュータ16A,
16Bは、上記遅れ時間Ta,Tbのカウント終了時点
で他の電動開閉装置11から受信していないことを条件
に、通信回路15A,15Bに図2の(c−1),(d
−1)に示す送信許可信号Sa,Sbを与えるようにプ
ログラムされている。そして、通信回路15は送信許可
信号Saを受けると、ラッチしていた運転指令信号をパ
ルスコード化して送信するように構成されている。
【0026】次に上記構成において、両端の電動開閉装
置11Aおよび11Bの運転操作スイッチ14,14が
同時に操作された場合の作用を、各部の入力信号或いは
出力信号の状態を示す図2および送信動作のフローチャ
ートを示す図3をも参照しながら説明する。
【0027】まず、両端の電動開閉装置11A,11B
のマイクロコンピュータ16A,16Bは運転操作スイ
ッチ14,14が操作されたか否かを常時監視しており
(図3のステップS1)、運転操作スイッチ14,14
が操作されると、その操作信号がマイクロコンピュータ
16A,16Bに入力される。そして、マイクロコンピ
ュータ16A,16Bは運転操作スイッチ14,14に
より操作された運転内容に応じた運転指令信号を通信回
路15A,15Bに出力し、通信回路15A,15Bは
その運転指令信号をラッチする。
【0028】上述のように操作スイッチ14,14が操
作され(図3のステップS1で「YES」)、運転指令
信号を通信回路15A,15Bに出力すると、次にマイ
クロコンピュータ16A,16Bはゼロクロス検出回路
19,19から同期信号Ssの入力があったか否かを判
断する(図3のステップS2)。マイクロコンピュータ
16A,16Bは、同期信号Ssの入力があると(図3
のステップS2で「YES」)、その時点から遅れ時間
Ta,Tbをカウントし始める(図3のステップS
3)。このタイムカウントの開始時点を図2においてA
時点とする。
【0029】この場合、Tb>Taであるから、マイク
ロコンピュータ16Aの方が先に遅れ時間Taのカウン
トを終了する。このタイムカウント終了後、マイクロコ
ンピュータ16Aは受信中にあるか否かを判断する(図
3のステップS4)。ここでは、受信中にないから(図
3のステップS4で「NO」)、マイクロコンピュータ
16Aは送信許可信号Saを通信回路15Aに与え、こ
れに基づき通信回路15Aは図2の(c−2)に示すよ
うにラッチしていた運転指令信号Paをパルスコード化
して送信し始める。
【0030】そして、左端の電動開閉装置11Aの通信
回路15Aから送信された運転指令信号Paは他の全て
の電動開閉装置11の通信回路15を介して右端側の電
動開閉装置11Bの通信回路15Bに送られる。この通
信回路15Bが受信する時期は、両端の電動開閉装置1
1A,11Bの送れ時間TaとTbとの差が、一方から
送信された信号が他方に届くまでの所要時間t0 よりも
長くなるように構成されているので、通信回路15Bの
受信時点はマイクロコンピュータ16Bが遅れ時間Tb
をカウントアップ(この時点を図2にBで示す)する以
前となる。
【0031】さて、通信回路15Aから運転指令信号P
aを送り終えるまでに要する時間は、通常、電動開閉装
置11Aの遅れ時間Taと電動開閉装置11Bの遅れ時
間Tbとの差よりも長い。すると、電動開閉装置11B
のマイクロコンピュータ16Bは図2のB時点では受信
中にあってステップS4で「YES」と判断するから、
B時点では送信許可信号Sbは出力しない。
【0032】そして、ステップS4で「YES」と判断
すると、ステップS2に戻り、上記の各ステップを実行
する。そして、受信終了後に同期信号Ssの入力があっ
た時点(この時点を図2にCで示す)から遅れ時間Tb
をカウントし、そのタイムカウント終了時点(この時点
を図2にDで示す)で図2の(d−1)に示すように送
信許可信号Saを出力して同図の(d−2)に示すよう
に通信回路15Bに運転指令信号Pbの送信を開始させ
る。
【0033】一方、通信回路15Aから運転指令信号P
aを送り終えるまでに要する時間と前記t0 との和がT
aとTbとの差よりも短い場合には、電動開閉装置11
Bのマイクロコンピュータ16Bは図2のB時点では既
に受信を終了しているから、ステップS4で「YES」
と判断し、B時点で送信許可信号Sbを出力して通信回
路15Bに運転指令信号Pbの送信を開始させる。
【0034】なお、上述のように両電動開閉装置11
A,11Bの運転操作スイッチ14,14が同時に操作
されると、各電動開閉装置11は或る短い時間内で両電
動開閉装置11Aおよび11Bから送信された運転指令
信号PaおよびPbを受信するが、短時間内で2種類の
運転指令信号を受信した場合、どちらの信号を優先する
かは制御プログラムにより自由に設定できるものであ
る。
【0035】このように本実施例によれば、両電動開閉
装置11A,11Bの運転操作スイッチ14,14が同
時に操作されても、通信回路15A,15Bから同時に
運転指令信号Pa,Pbが送信されることはなく、電動
開閉装置11が同時に2種類の運転指令信号を受信する
という事態は生じない。
【0036】なお、上記実施例では、同期信号発生手段
を各電動開閉装置11Aおよび11Bに設けたゼロクロ
ス検出回路19,19により構成したが、これは交流電
圧を搬送波としてこれにパルス信号を重畳し、そのパル
ス信号を同期信号として検出する構成のものであっても
良く、交流電圧を利用することなく、1個の同期信号発
生回路で発生した同期信号を伝送線を介して各電動開閉
装置11Aおよび11Bのマイクロコンピュータ16
A,16Bに入力するように構成しても良い。
【0037】また、上記実施例では、両端の電動開閉装
置11A,11Bのうち一方から送信された信号を他方
が受信するまでに要する時間をt0 とした場合、電動開
閉装置11A,11Bの遅れ時間Ta,Tbを、両時間
の差がt0 よりも長くなるように設定したが、遅れ時間
Ta,Tbを、両時間の差がt0 よりも長く且つ最大長
さの運転指令信号を送信するに要する時間よりも長くな
るように設定すれば、図3のステップS4の受信中にあ
るか否かを判断するステップを省くことができる。
【0038】その他、本発明は上記し且つ図面に示す実
施例に限定されるものではなく、例えば運転操作スイッ
チ14を持たない電動開閉装置11にもロータリスイッ
チ20、ゼロクロス検出回路19を設けると共に、マイ
クロコンピュータ16を運転操作スイッチ14付の電動
開閉装置11A,11Bと同一構成のものとし、運転操
作スイッチ14を持たない電動開閉装置11から運転操
作スイッチ14付の電動開閉装置11A,11Bへ送信
する場合に適用しても良い、などその要旨を逸脱しない
範囲で種々変更して実施できるものである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような優れた効果を得ることができる。
【0040】請求項1記載の発明では、電動開閉装置に
同期信号を与える同期信号発生手段と、電動開閉装置に
それぞれ異なる遅れ時間を設定する遅れ時間設定手段
と、同期信号発生手段から電動開閉装置に同期信号が入
力された時からそれぞれの電動開閉装置に設定された遅
れ時間をカウントするタイマ手段とを設け、電動開閉装
置は、前記タイマ手段がタイムカウントを終了した時点
で、送信を開始する構成としたことにより、同時に信号
が送信されることを防止できるので、電動開閉装置が2
種類以上のデータを同時に受信するおそれがない。
【0041】請求項2記載の発明では、同期信号発生手
段を、交流電源電圧のゼロクロスを検出し、このゼロク
ロス検出時に同期信号を発するゼロクロス検出手段から
構成したことにより、交流電源電圧を利用して簡単な構
成で同期信号を発生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気回路構成図
【図2】各部の波形図
【図3】送信動作のフローチャート
【図4】システム全体の概略構成図
【図5】従来のシステムの一例を示す図4相当図
【符号の説明】
11は電動開閉装置、11A,11Bは運転操作スイッ
チを備えた電動開閉装置、12は交流電源、13は通信
線、14は運転操作スイッチ、15A,15Bは通信回
路、16A,16Bはマイクロコンピュータ(遅れ時間
設定手段、タイマ手段)、17はモータ、18はゼロク
ロス検出回路(同期信号発生手段)、19はロータリス
イッチである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータによりブラインド或いはシャッタ
    などの開閉部材を開閉動作させる電動開閉装置を複数台
    配置し、通信線を介して電動開閉装置間の通信を行うよ
    うにしたものにおいて、前記電動開閉装置に同期信号を
    与える同期信号発生手段と、前記電動開閉装置にそれぞ
    れ異なる遅れ時間を設定する遅れ時間設定手段と、前記
    同期信号発生手段から前記電動開閉装置に同期信号が入
    力された時からそれぞれの電動開閉装置に設定された前
    記遅れ時間をカウントするタイマ手段とを設け、前記電
    動開閉装置は、前記タイマ手段がタイムカウントを終了
    した時点で送信を開始する構成としたことを特徴とする
    電動開閉システム。
  2. 【請求項2】 同期信号発生手段は、電動開閉装置に供
    給される交流電源電圧のゼロクロスを検出して同期信号
    を発するゼロクロス検出手段から構成されていることを
    特徴とする請求項1記載の電動開閉システム。
JP28290791A 1991-10-29 1991-10-29 電動開閉システム Pending JPH05122767A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009097267A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Sharp Corp 電動開閉システム
JP2010018980A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd 日射遮蔽装置の遮蔽材制御装置及び電動横型ブラインドの制御装置
JP2010231994A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明装置

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