JPH05121827A - 半導体発光装置 - Google Patents

半導体発光装置

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JPH05121827A
JPH05121827A JP28441991A JP28441991A JPH05121827A JP H05121827 A JPH05121827 A JP H05121827A JP 28441991 A JP28441991 A JP 28441991A JP 28441991 A JP28441991 A JP 28441991A JP H05121827 A JPH05121827 A JP H05121827A
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JP28441991A
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Megumi Doumen
恵 堂免
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体発光装置に関し、半導体結晶に於ける
ドーピング効率の面方位依存性を利用する極めて簡単な
技術を適用することで、活性層に於ける活性領域の両側
に自己整合的に電流狭窄構造を作り込むようにする。 【構成】 メサ11Aをもったp型GaAs基板11の
上に順に形成され且つメサ頂面に(100)面が表出さ
れていると共にメサ側面に(311)面が表出されてい
るp型AlGaInPクラッド層14及びMQW活性層
15及びn型AlGaInPクラッド層16と、MQW
活性層15の(311)面にp型AlGaInPクラッ
ド層14から不純物を取り込みMQWを混晶化して得ら
れたMQW無秩序化領域17とを備えてなり、MQW無
秩序化領域17でMQW活性層15に於ける電流狭窄並
びに光閉じ込めを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、波長が590〔nm〕
〜670〔nm〕の範囲にある、所謂、可視光領域の光
を発生する半導体発光装置の改良に関する。
【0002】前記した波長範囲の光を発生する半導体レ
ーザは、高密度情報用光ディスクに於ける情報の書き込
み或いは読み取りの光源、POS(point of
sales)用光源、プリンタ用光源などに用いられつ
つあるが、このうち、特に高密度情報用光ディスクに対
する光源としては、低しきい値電流、高出力、高信頼
性、光ビーム横断面の低アスペクト比(円に近い)など
について厳しい要求がなされているので、これ等の要求
に応え得るものを開発する必要がある。
【0003】
【従来の技術】現在、可視光半導体レーザ用の材料とし
て実用の域に達しているものは、GaInP三元系とA
lGaInP四元系の材料が挙げられ、これ等の材料を
用いた半導体レーザは、波長が約590〔nm〕〜67
0〔nm〕程度の範囲にある可視光を発生させることが
可能である。
【0004】ところが、前記材料を用いて形成される半
導体レーザでは、そのクラッド層にAlを含むことが必
須であり、そのAlが酸化され易いことから、良質の結
晶を複数回に亙って成長させることが困難である。従っ
て、電流狭窄に有効なpnp(或いはnpn)構造を作
成することができず、しきい値電流密度の低下を図るこ
とができない。
【0005】そこで、メサを設けた基板、所謂、形状基
板を用い、メサの両側に電流狭窄層を形成した屈折率導
波型可視光半導体レーザが開発された(要すれば、特願
平3−92341号を参照)。
【0006】図3は形状基板を用いた半導体レーザを説
明する為の要部切断正面図を表している。図に於いて、
1はメサ1Aをもつp型GaAs形状基板、2はn型G
aAs電流阻止層、3はp型GaAsバッファ層、4は
p型GaInP中間層、5はp型AlGaInPクラッ
ド層、6はGaInP活性層、7はn型AlGaInP
クラッド層、8はn型GaAsコンタクト層をそれぞれ
示している。
【0007】この半導体レーザに於いては、p型GaA
s形状基板1の主表面に於ける面指数は(001)であ
り、そして、傾斜側面の面指数が(111)Bであるメ
サ1Aが<110>方向にストライプとなって延在して
いる。
【0008】図示の層構成に於いて、n型GaAs電流
阻止層2は第一回目の結晶成長で、そして、AlGaI
nP/(Al)GaInPからなるダブル・ヘテロ構造
をなすp型AlGaInPクラッド層5、GaInP活
性層6、n型AlGaInPクラッド層7は第二回目の
結晶成長でそれぞれ形成される。尚、p型GaInP中
間層4はGaAsとAlGaInPとの間の価電子帯ス
パイクを低減させる役割を果たすものである。
【0009】図から明らかなように、この半導体レーザ
では、メサ1Aの存在に依って屈曲したGaInP活性
層6が屈折率が低いp型AlGaInPクラッド層5及
びn型AlGaInPクラッド層7で等価的に取り囲ま
れた構成になっている為、良好な導波特性を有し、現存
の可視光半導体レーザでは、最良のアスペクト比と非点
収差を有している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図3について説明した
屈折率導波型可視光半導体レーザに於いては、通常、基
板1がp型であれば、バッファ層3及び中間層4及びク
ラッド層5はp型、そして、電流狭窄層2及びクラッド
層7及びコンタクト層8はn型である。
【0011】この構成に於いて、注入された電流を集中
して活性層6に流すための電流狭窄は、p側のクラッド
層5の下方に存在してpnp構造をなしているGaAs
からなるバッファ層3及び電流狭窄層2及び基板1で行
っている。尚、原理的には、それぞれを逆の導電型にし
ても動作可能である。
【0012】前記の構成に依って電流狭窄を行う場合の
問題点は、p側のクラッド層5が約1〔μm〕程度の厚
さをもっているので、活性層6と電流狭窄を行う領域と
が離れてしまい、注入された電流がクラッド層5内で横
方向に拡がる傾向が著しいことであり、そして、このよ
うな漏れ電流は、しきい値電流の増加、効率の低下、光
出力の低下などを招来する。
【0013】本発明は、半導体結晶に於けるドーピング
効率の面方位依存性を利用する極めて簡単な技術を適用
することで、活性層に於ける活性領域の両側に自己整合
的に電流狭窄構造を作り込むことができるようにしよう
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に依る半導体発光
装置に於いては、 (1)メサ(例えばメサ11A)をもつ形状基板(例え
ばp型GaAs基板11)上に順に積層され且つメサ頂
面に不純物が取り込まれ難い面指数の面(例えば面指数
(100)の面)が表出されていると共にメサ側面に不
純物が取り込まれ易い面指数の面(例えば面指数(31
1)の面)が表出されている一導電型クラッド層(例え
ばp型AlGaInPクラッド層14)及び多重量子井
戸活性層(例えばMQW活性層15)及び反対導電型ク
ラッド層(例えばn型AlGaInPクラッド層16)
と、前記多重量子井戸活性層に於けるメサ側面の不純物
が取り込まれ易い面指数の面に前記一導電型クラッド層
或いは反対導電型クラッド層の何れか一方から不純物
(例えばZn)が拡散されて多重量子井戸が混晶化され
てなる多重量子井戸無秩序化領域(例えばMQW無秩序
化領域17)とを備えて前記多重量子井戸無秩序化領域
にて前記多重量子井戸活性層に於ける電流狭窄並びに光
閉じ込めを行うことを特徴とするか、或いは、
【0015】(2)前記(1)に於いて、多重量子井戸
活性層はAlGaInPからなる障壁層及びGaInP
からなる井戸層とで構成され且つメサ頂面の面指数が
(100)であると共にメサ側面の面指数が(311)
であることを特徴とするか、或いは、
【0016】(3)前記(2)に於いて、多重量子井戸
活性層がAl組成を変えたAlGaInPからなる障壁
層と井戸層とで構成されてなることを特徴とするか、或
いは、
【0017】(4)前記(1)或いは(2)或いは
(3)のそれぞれに於いて、多重量子井戸を混晶化して
多重量子井戸無秩序化領域を生成させる為の不純物がZ
nであることを特徴とする。
【0018】
【作用】前記の構成にすることで、レーザ光を発生する
活性領域の両側には、エネルギ・バンド・ギャップが広
く、従って、屈折率が低くなっている多重量子井戸無秩
序化領域が存在して、良好な電流狭窄及び光閉じ込めを
行うことができ、発光効率の向上及びしきい値電流の低
下を達成することができる。
【0019】また、その構成を得るには、多重量子井戸
活性層及びそれを挟むクラッド層の面指数を適切に選択
し、所要の不純物を結晶成長時にドーピングするのみで
よいから、従来から多用されている技術を適用して容易
に実現することができる。
【0020】
【実施例】図1は本発明一実施例を説明する為の工程要
所に於ける半導体発光装置の要部切断正面図を表してい
る。
【0021】図に於いて、11はメサ11Aをもつp型
GaAs形状基板、12はn型GaAs電流狭窄層、1
3はp型GaAsバッファ層、14はp型AlGaIn
Pクラッド層、15は多重量子井戸(multi qu
antum well:MQW)活性層、15AはMQ
W活性層15に於ける活性領域、16はn型AlGaI
nPクラッド層、17はMQW無秩序化領域をそれぞれ
示している。
【0022】この半導体発光装置に於いて、メサ11A
の頂面に於ける面指数は(100)であり、その側面は
面指数が(111)となるようにしてある。このような
面指数の面が表出されている基板11上にn型GaAs
電流狭窄層12を成長させた場合、面指数が(100)
である面上では、その面指数を引き継ぐが、面指数が
(111)である側面に対応する面の面指数は(31
1)となる。
【0023】ところで、本実施例で用いている前記のよ
うな半導体結晶に於いて、面指数が(311)である面
は、面指数が(100)である面に比較し、不純物の取
り込み量が著しく大きい。図示例の場合、MQW無秩序
化領域17はZnを含有するp型AlGaInPクラッ
ド層14からのドーピングで実現させているのである
が、そのZnは、前記した通り、面指数が(311)で
ある半導体結晶部分、即ち、メサ11Aを引き継いだメ
サ状部分の側面に多く取り込まれ、その割合は、面指数
が(100)である半導体結晶部分に比較して約18倍
にも達する。
【0024】従って、p型AlGaInPクラッド層1
4を成長させる際、p型不純物としてZnをドーピング
すると、面指数が(311)である面は高濃度に、ま
た、面指数が(100)である面は低濃度になる。従っ
て、その上にMQW活性層15を成長させると、面指数
が(311)である面にp型AlGaInPクラッド層
14からZnが拡散されてMQW無秩序化領域17が生
成され、そして、面指数が(100)の面は殆どそのま
まの状態を維持することができる。
【0025】このMQW無秩序化領域17は、当然のこ
とながら、MQW活性層15に於ける非無秩序化領域で
ある活性領域15Aに比較してエネルギ・バンド・ギャ
ップは広くなるので電流閉じ込めを行うことができる。
即ち、本実施例では、メサ11Aの頂面上に在って面指
数が(100)であるMQW活性層15の活性領域15
Aの両側に自己整合的に電流狭窄構造が作り込まれた構
成となっている。また、エネルギ・バンド・ギャップが
広ければ、光屈折率が低くなるのは勿論であるから、M
QW無秩序化領域17は電流狭窄を行うと共に光閉じ込
めも行うことができる。
【0026】図2はドーピング効率の面方位依存性に関
するデータを説明する為の線図であり、縦軸には不純物
濃度比を、横軸には(100)面から(111)面への
オフ角をそれぞれ採ってある。このデータを得る為に用
いた対称物、即ち、半導体に関する条件は、 半導体材料:(Alx Ga1-x )InP(x=0.7) 半導体成長温度:730〔℃〕 半導体に於ける五族/三族:200 であり、そして、○印は不純物がZnである場合、ま
た、□印は不純物がMgである場合である。
【0027】このデータは、五族/三族(二族/三族)
などの成長条件を一定にして、面指数が(100)であ
る基板上のZn濃度を1とした場合に於けるZn或いは
Mgの濃度を表していて、例えば、面指数が(311)
の面に於けるZnの濃度は、面指数が(100)の面に
於けるZnの濃度に比較して約18倍になっている。
【0028】図1に見られる半導体発光装置は、従来か
ら多用されている技術を適用することで容易に製造する
ことが可能であり、次に、その工程を説明する。
【0029】(1) スパッタリング法を適用すること
に依り、面指数が(100)、また、不純物濃度が例え
ば1×1019〔cm-3〕であるp型GaAs基板11上に
厚さ例えば200〔nm〕の二酸化シリコン膜を形成す
る。
【0030】(2) リソグラフィ技術に於けるレジス
ト・プロセス及びエッチャントをHF/NH4 Fとする
ウエット・エッチング法を適用することに依り、二酸化
シリコン膜のパターニングを行ってp型GaAs基板1
1の<110>方向に延在する幅が例えば6〔μm〕の
ストライプを形成する。
【0031】(3) エッチャントをH2 SO4 +H2
2 +H2 Oとするウエット・エッチング法を適用する
ことに依り、前記ストライプの二酸化シリコン膜をマス
クとしてp型GaAs基板11のメサ・エッチングを行
い、高さが例えば2〔μm〕程度のメサ11Aを形成す
る。前記した通り、このメサ11Aの側面に於ける面指
数は(111)とする。
【0032】(4) 有機金属化学気相堆積(meta
lorganic chemicalvapour d
eposition:MOCVD)法を適用することに
依り、メサ11Aを埋め込む為、厚さ例えば2〔μ
m〕、そして、不純物濃度が例えば3×1018〔cm-3
であるn型GaAs電流狭窄層12を成長させる。云う
までもなく、n型GaAs電流狭窄層12に於けるメサ
状部分の側面に於ける面指数は(311)となる。尚、
この成長を行うに先立って、ストライプの二酸化シリコ
ン膜を適宜に成形しても良い。
【0033】(5) エッチャントをHFとする浸漬法
を適用することに依り、ストライプの二酸化シリコン膜
を除去してから、MOCVD法を適用することに依り、
p型GaAsバッファ層13、p型AlGaInPクラ
ッド層14、MQW活性層15、n型AlGaInPク
ラッド層16、n型InGaPバッファ層(図示せ
ず)、n型GaAsコンタクト層(図示せず)などを成
長させる。ここで、p型AlGaInPクラッド層14
を成長させるに際し、例えばZnをドーピングすると、
そのZnは面指数が(311)の面に多く取り込まれる
ので高濃度化され、また、面指数が(100)の面は低
濃度化される。従って、その上にMQW活性層15を成
長させる際、MQW活性層15に於ける面指数が(31
1)である面にはZnが拡散され、MQW無秩序化領域
17が生成される。
【0034】ここで成長させた各半導体層に関する主要
なデータを例示すると次の通りである。
【0035】 p型GaAsバッファ層13について 厚さ:0.1〔μm〕 不純物:Zn、または、Mg 不純物濃度:1×1017〔cm-3
【0036】 p型AlGaInPクラッド層について 厚さ:1〔μm〕 不純物:Zn、または、Mg 不純物濃度:2×1017〔cm-3
【0037】 MQW活性層15について 障壁層について 材料:(Al0.7 Ga0.3 0.5 In0.5 P 厚さ:18〔nm〕 井戸層について 材料:(Ga0.5 In0.5 )P 厚さ:10〔nm〕 周期数:3
【0038】 n型AlGaInPクラッド層16について 厚さ:1〔μm〕 不純物:Se 不純物濃度:5×1017〔cm-3
【0039】 n型InGaPバッファ層(図示せず)について 厚さ:0.1〔μm〕 不純物:Se 不純物濃度:7×1017〔cm-3
【0040】 n型GaAsコンタクト層(図示せず)について 厚さ:0.5〔μm〕 不純物:Se 不純物濃度:2.5×1018〔cm-3
【0041】(6) この後、通常の技法を適用するこ
とに依り、電極の形成、劈開を含むダイ化などを行って
完成する。
【0042】
【発明の効果】本発明に依る半導体発光装置に於いて
は、メサをもつ形状基板上に積層され且つメサ頂面に不
純物が取り込まれ難い面指数の面が表出されていると共
にメサ側面に不純物が取り込まれ易い面指数の面が表出
されている一導電型クラッド層及び多重量子井戸活性層
及び反対導電型クラッド層と、多重量子井戸活性層に於
けるメサ側面の不純物が取り込まれ易い面指数の面に一
導電型クラッド層或いは反対導電型クラッド層の何れか
一方から不純物が拡散されて多重量子井戸が混晶化され
てなる多重量子井戸無秩序化領域とを備えている。
【0043】前記の構成にすることで、レーザ光を発生
する活性領域の両側には、エネルギ・バンド・ギャップ
が広く、従って、屈折率が低くなっている多重量子井戸
無秩序化領域が存在して、良好な電流狭窄及び光閉じ込
めを行うことができ、発光効率の向上及びしきい値電流
の低下を達成することができる。また、その構成を得る
には、多重量子井戸活性層及びそれを挟むクラッド層な
どの面指数を適切に選択し、そして、所要の不純物を拡
散するのみでよいから、従来から多用されている技術を
適用して容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例を説明する為の工程要所に於け
る半導体発光装置の要部切断正面図である。
【図2】ドーピング効率の面方位依存性に関するデータ
を説明する為の線図である。
【図3】形状基板を用いた半導体レーザを説明する為の
要部切断正面図である。
【符号の説明】
11 メサ11Aをもつp型GaAs形状基板 12 n型GaAs電流狭窄層 13 p型GaAsバッファ層 14 p型AlGaInPクラッド層 15 MQW活性層 15A MQW活性層15に於ける活性領域 16 n型AlGaInPクラッド層 17 MQW無秩序化領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メサをもつ形状基板上に順に積層され且つ
    メサ頂面に不純物が取り込まれ難い面指数の面が表出さ
    れていると共にメサ側面に不純物が取り込まれ易い面指
    数の面が表出されている一導電型クラッド層及び多重量
    子井戸活性層及び反対導電型クラッド層と、 前記多重量子井戸活性層に於けるメサ側面の不純物が取
    り込まれ易い面指数の面に前記一導電型クラッド層或い
    は反対導電型クラッド層の何れか一方から不純物が拡散
    されて多重量子井戸が混晶化されてなる多重量子井戸無
    秩序化領域とを備えて前記多重量子井戸無秩序化領域に
    て前記多重量子井戸活性層に於ける電流狭窄並びに光閉
    じ込めを行うことを特徴とする半導体発光装置。
  2. 【請求項2】多重量子井戸活性層はAlGaInPから
    なる障壁層及びGaInPからなる井戸層とで構成され
    且つメサ頂面の面指数が(100)であると共にメサ側
    面の面指数が(311)であることを特徴とする請求項
    1記載の半導体発光装置。
  3. 【請求項3】多重量子井戸活性層がAl組成を変えたA
    lGaInPからなる障壁層と井戸層とで構成されてな
    ることを特徴とする請求項2記載の半導体発光装置。
  4. 【請求項4】多重量子井戸を混晶化して多重量子井戸無
    秩序化領域を生成させる為の不純物がZnであることを
    特徴とする請求項1或いは請求項2或いは請求項3記載
    の半導体発光装置。
JP28441991A 1991-10-30 1991-10-30 半導体発光装置 Withdrawn JPH05121827A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006108187A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Dowa Mining Co Ltd 発光ダイオード及びその製造方法

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