JP3189900B2 - 半導体レーザ素子 - Google Patents
半導体レーザ素子Info
- Publication number
- JP3189900B2 JP3189900B2 JP14126690A JP14126690A JP3189900B2 JP 3189900 B2 JP3189900 B2 JP 3189900B2 JP 14126690 A JP14126690 A JP 14126690A JP 14126690 A JP14126690 A JP 14126690A JP 3189900 B2 JP3189900 B2 JP 3189900B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- semiconductor laser
- laser device
- thickness
- emitting active
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
として用いる半導体レーザ素子に係り、特に、低閾値電
流で高出力動作をさせることのできる半導体レーザ素子
に関する。
長化について、傾角基板を用いて発光活性層の秩序配列
構造を無秩序化することによって通常のレーザ発振波長
を約30nm短波長化し得ることが、例えば、エレクトロニ
クス レターズ25巻 (1989)第905〜906頁(Electronics Letters 25(198
9)pp905−906)で論じられている。
243490号、特開平1−262686号、特開平2−168690号、
特開平2−260682号、特開平2−280393号、及び特開平
3−289187号の各公報にも記載されている。
の偏波について述べておらず、また、低閾値電流動作や
高出力動作についても配慮されておらず、実現もされて
いない。
決して、低閾値電流で高出力動作をさせることのできる
レーザ素子を提供することにある。
または〔10〕、〔10〕方向へ少なくとも10°〜16
°望ましくはそれ以上の角度傾けた半導体基板を用い、
該基板上にバンドギャップの小さなAlGaInP発光活性層
と該活性層をはさむバンドギャップの大きなAlGaInP光
導波層とを設けた半導体レーザ素子において、上記発光
活性層を量子井戸層と量子障壁層とを繰返し積層した多
重量子井戸構造とするか、あるいは、量子井戸層の上下
に上記AlGaInP光導波層よりも小さいAl組成を有するAlG
a1nP光導波層を設けた単一量子井戸SCH(Separate Conf
inement Heterostructure)構造とした半導体レーザ素
子とすることによって達成することができる。
nm、量子障壁層の膜厚を2〜8nmとし繰返し積層数を3
〜5とした多重量子井戸層構造の発光活性層とするか、
あるいは、量子井戸層の膜厚を10〜20nmの単一層としそ
の上下の光導波層の膜厚を10〜30nmとする単一量子井戸
SCH構造の発光活性層とすることが望ましい。
法あるいはイオン打ち込み法を用いるか、または、ドラ
イエッチング加工法を用いることによって、形成したス
トライプの左右対称性を確保できるようにする。
純物を上記発光活性層を構成する量子井戸層及び量子障
壁層に選択的に変調ドープするか、又は当該発光活性層
に一様にドープするとよい。この時、ドープする不純物
の濃度は5×1017〜1×1019/cm3の範囲とするとよ
い。本発明の好適な他の実施様態として、上記発光活性
層の光閉じ込め係数を0.04〜0.09の範囲に設定するとよ
い。
0〕、〔10〕方向に少なくとも10°〜16°の範囲の
角度、望ましくはそれ以上の角度傾けた面を有する基板
上にAlGaInP層を設けてなるレーザ素子は、第5図に示
したように、閾値電流Ithの0.9倍の注入電流においてTE
モードの強度がTMモードに対して100倍以上あり、TEモ
ードに強く偏波していること、またこのときのTEモード
の利得はTMモードよりも500〜700cm-1大きい値を示すこ
とが実験的に知られた。
さらに強くTEモードに偏波させることが可能であり、第
6図に示すように、TEモー強度はTMモード強度より1000
倍以上であることが知られた。また、このときのTEモー
ドの利得はTMモードの利得よりも1000〜1500c-1大きい
ことがわかり、閾値以上ではTEモードのみで発振させる
ことが可能であった。
得、容易にレーザ発振を発生させることが可能となるの
で、閾値電流を低減させることが実現できた。
族元素の秩序配列構造発生によるバンドギャップ縮小の
効果を抑制するために上記仕様の傾角基板を用いている
ので、レーザ発振波長を通常よりも短波長化させること
が可能である。さらに、量子井戸構造活性層としている
ので、量子サイズ効果によりバンドギャップを大きくさ
せることができる。これによって、閾値電流において62
0〜630nmという短波長のレーザ発振が可能となる。
折率減少が小さいためより高注入度まで横モードが安定
化され、従来のキンク光出力10〜20mWよりも高い出力40
〜50mWを達成することができる。
によるストライプ形成では左右非対称を生じてしまう
が、イオン打ち込みまたは不純物拡散あるいはドライエ
ッチング加工によりストライプ構造を形成することによ
ってストライプ構造非対称化を避けることができる。
術における閾値電流約50mA、最高出力10〜20mWの値を閾
値電流約10mA、出力40〜50mW程度まで向上させた半導体
レーザ素子を得ることができた。
例によって具体的に説明する。なお、以下の実施例にお
ける結果は、何れも、端面コート層なしの素子について
得られた結果を示したものである。
示す図で、まず、(001)面から〔110〕、〔0〕方
向に15.8°傾けた(511)A面を有するn−GaAs基板1
(厚さ100μm,nD=2×1018cm-3)上にn−GaAsバッフ
ァ層2(厚さ0.5μm、nD=1×1018cm-3)、n−(Alx
Ga1-x)0.51In0.49P光導波層3(厚さ1.0〜1.5μm,nD
=1×1018cm-3、x=0.7)、多重量子井戸活性層4
(アンドープ量子井戸層Ga0.51In0.49、厚さ3〜10nm3
層、アンドープ量子障壁層 (AlyGa1-y)0.51In0.49P、y=0.35〜0.45、厚さ4〜8
nm、4層)、p−(AlxGa1-x)0.51、In0.49P光導波層5
(厚さ0.8〜1.2μm、nA=4〜8×1017cm-3、x=0.
7)、p−Ga0.51In0.49Pバッファ層6(厚さ0.04〜0.1
μm,nA1×1018cm-3)を順次有機金属気相生長(MOCV
D)法によってエピタキシャル生長させた。次に、SiO2
膜(厚さ0.2μm)を蒸着し、ホトリソグラフィによりS
iO2ストライプマスクパターン(幅4〜6μm)を形成
した後活性層4にまで届くようにZnのイオン打ち込みま
たは拡散を行って、図の斜線部イオン打ち込み領域また
は拡散領域7を形成した。その後、再びMOCVD法により
n−GaAs電流ブロック層8(厚さ1.0μm,nD=4〜5×1
018cm-3)を生長させ、ホトリソグラフィにより幅S
2(2〜4μm)のストライプ状溝をドライエッチング
加工によって形成した。このとき、幅S2(2〜4μm)
は幅S1(4〜6μm)よりも小さくなるように設定し
た。次に、p−GaAsコンタクト層9(厚さ2〜3μm,nA
=1×1018〜1×1020cm-3)をMOCVD法により埋込み成
長させ、この後p電極10およびn電極11を蒸着し、劈開
スクライブすることにより素子の形状に切り出した。
的に利得が得られ、閾値以上ではTEモードのみで発振さ
せることができた。閾値電流10〜20mAでレーザ発振し、
キンク光出力は約30mWであった。また、発振波長は閾値
電流において620〜630nmの範囲であった。
を示す断面図で、実施例1の場合と同様にして素子を作
製するが、p−GaAs基板を用いて各層の導電型を実施例
1とは逆にした場合の例である。まず、(001)面から
〔110〕〔0〕方向に15.8°傾けた(511)A面を有
するp−GaAs基板1′(厚さ100μm、nA=1×1018cm
-3)の上にp−Ga0.51As0.49Pバッファ層6(厚さ0.5μ
m、nA=1×1018cm-3)、p−(AlxGa1-x)0.51In0.49
P光導波層5(厚さ0.8〜1.2μm、nA=4〜8×10-17cm
-3、x=0.7)、多重量子井戸活性層4(アンドープ量
子井戸層Ga0.51In0.49P、厚さ3〜10nm、3層およびア
ンドープ量子障壁層(AlyGa1-y)0.51In0.49P、y=0.3
5〜0.45、厚さ4〜8nm、4層)、n−(AlxGa1-x)0.51
In0.49P光導波層3(厚さ1.0〜1.5μm、nD=1×1018c
m-3、x=0.7)、n−Ga0.51In0.49Pバッファ層12(厚
さ0.04〜0.1μm、nD=1×1018cm-3)を順次MOCVD法に
よりエピタキシャル成長させた。次に、実施例1の場合
と同様にしてSiO2ストライプマスクパターンを形成し、
さらにSiイオン打ち込み領域または拡散領域13を形成し
た。この後に、p−GaAs電流ブロック層14(厚さ1.0〜
2.0μm、nA=5×1018〜1×1019cm-3)をMOCVD法によ
り成長させ、ホトリソグラフィ法によりストライプ状溝
を形成した。さらに、n−GaAsコンタクト層15(厚さ2.
O〜3.0μm,nD=2〜5×1018cm-3)を埋込み成長させ、
最後に、実施例1の場合と同様にして、素子の形状に切
リ出しを打つだ。
果が得られた。
成を示す断面図で、実施例1の場合と同様にしてp−Ga
0.51In0.49Pバッファ層6までをMOCVD法によりエピタキ
シャル成長させた後、SiO2膜を蒸着し、ホトリソグラフ
ィによりSiO2ストライプマスクパターンを形成した。こ
の後、ドライエッチング加工により層6および5をエッ
チングしてリッジ状ストライプ(幅4〜6μm)を形成
した。次に、SiO2マスクを残したまま、n−GaAs電流ブ
ロック層8(厚さ1.0〜1.2μm、nD=4〜5×1018c
m-3)をMOCVD法により選択成長させ、さらに、SiO2マス
クをエッチング除去した後、p−GaAsコンタクト層9
(厚さ2.0〜3.0μm、nA=1×1018〜1×1020cm-3)を
埋込み成長させた。最後に、実施例1の場合と同様にし
て素子の形状に切リ出しを行った。
ンク光出力は40〜50mWであった。また、発振波長は閾値
電流において620〜630nmの範囲であった。
導体層を形成する場合、リッジ形状が非対称になる問題
が生じることがある。この問題は、本実施例のようにド
ライ加工を用いることで回避できる。また、非対称にな
る現象を抑止する上では、基板の傾斜角度を10°〜16°
とすることが望ましい。
成を示す断面図で、まずZnイオン打ち込み領域あるいは
拡散領域7の形成までを実施例1の場合と同様にして行
った。次に、SiO2膜を蒸着し、ホトリソグラフィ法によ
りSiO2ストライプマスクパターンを形成し、ドライエッ
チング加工によリ層6および5をエッチングしてリッジ
状ストライプ(幅S2=2〜5μm)を形成した。このと
き、幅S2は幅S1(3〜6μm)よりも小さく設定した。
この後、SiO2マスクを残したまま、MOCVD法によりn−G
aAs電流ブロック層8(厚さ1.0〜1.2μm,nD=4〜5×1
018cm-3)を選択成長させ、次に、SiO2マスクをエッチ
ング除去した後、p−GaAsコンタクト層9(厚さ2.0〜
3.0μm,nA=1×1018〜1×1020cm-3)を埋込み成長さ
せた。最後に、実施例1の場合と同様にして素子の形状
に切り出しを行った。
振し、キンク光出力は40〜50mWであった。また、発振波
長は閾値電流において620〜630nmの範囲であった。
造の半導体レーザ素子とすることによって、従来技術の
有していた課題を解決して、低閾値電流で高出力動作を
させることのできる半導体レーザ素子を提供することが
できた。すなわち、端面にコート層のない状態で、従来
技術における閾値電流約50mA、最高出力10〜20mWの値を
閾値電流5〜10mA、出力40〜50mW程度まで向上させた半
導体レーザ素子を提供することができた。また、閾値電
流における発振波長620〜630nmの範囲の半導体レーザ素
子を得ることができた。
造を示す断面図、第5図、第6図は本発明半導体レーザ
素子のTE、TMモードの利得スペクトルを示す図である。 1…n−GaAs基板、1′…p−GaAs基板、2…n−GaAs
バッファ層、3…n−(AlxGa1-x)0.51In0.49P光導波
層、4…多重量子井戸活性層、5…p−(AlxGa1-x)
0.51In0.49P光導波層、6…p−Ga0.51In0.49Pバッファ
層、7…Znイオン打ち込みまたは拡散領域、8…n−Ga
As電流ブロック層、9…p−GaAsコンタクト層、10…p
電極、11…n電極、12…n−Ga0.51In0.49Pバッファ
層、13…Siイオン打ち込みまたは拡散領域。
Claims (5)
- 【請求項1】(001)面から〔110〕、〔−1−10〕、
〔−110〕または〔1−10〕方向へ10°以上の角度で傾
けた半導体基板上部に、AlGaInP材料からなる発光活性
層と該発光活性層を挟むように形成された該発光活性層
よりバンドギャップの大きなAlGaInPからなる光導波層
とを設けた半導体レーザ素子において、 上記発光活性層は量子井戸層と該量子井戸層を挟む量子
障壁層とを含んでなり、且つ該量子障壁層は上記光導波
層より小さいAl組成を有し、且つ導波されるレーザ光は
TEモードに強く偏波され、該レーザ光のTEモードの偏波
強度はTMモードの偏波強度の1000倍以上であることを特
徴とする半導体レーザ素子。 - 【請求項2】上記発光活性層は、上記量子障壁層を介し
て配置された複数の上記量子井戸層を有し、且つ該量子
井戸層の膜厚は3〜10nmであり、且つ該量子障壁層の膜
厚は2〜8nmであることを特徴とする請求項1に記載の
半導体レーザ素子。 - 【請求項3】上記発光活性層は、膜厚が10〜20nmの単一
層たる上記量子井戸層と該量子井戸層を挟む膜厚が10〜
30nmの上記量子障壁層からなることを特徴とする請求項
1に記載の半導体レーザ素子。 - 【請求項4】上記発光活性層は、上記量子井戸層及び上
記量子障壁層に部分的にイオン打ち込みまたは不純物拡
散を行い無秩序混晶化した領域によりストライプ状に形
成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
載の半導体レーザ素子。 - 【請求項5】上記発光活性層上に形成された上記光導波
層は、ストライプ状のリッジ部分を有することを特徴と
する請求項1〜3のいずれかに記載の半導体レーザ素
子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14126690A JP3189900B2 (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | 半導体レーザ素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14126690A JP3189900B2 (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | 半導体レーザ素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0437081A JPH0437081A (ja) | 1992-02-07 |
JP3189900B2 true JP3189900B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=15287903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14126690A Expired - Lifetime JP3189900B2 (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | 半導体レーザ素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3189900B2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-01 JP JP14126690A patent/JP3189900B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0437081A (ja) | 1992-02-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3897186B2 (ja) | 化合物半導体レーザ | |
US5010556A (en) | A stripe-shaped heterojunction laser with unique current confinement | |
US5556804A (en) | Method of manufacturing semiconductor laser | |
JPH09129974A (ja) | 半導体レーザ素子 | |
JPH0243351B2 (ja) | ||
JP2622143B2 (ja) | 分布帰還型半導体レーザ及び分布帰還型半導体レーザの作成方法 | |
JPH06302908A (ja) | 半導体レーザ | |
JP2882335B2 (ja) | 光半導体装置およびその製造方法 | |
JP2001057459A (ja) | 半導体レーザ | |
JPS61168981A (ja) | 半導体レ−ザ装置 | |
JP3189900B2 (ja) | 半導体レーザ素子 | |
JPH10326940A (ja) | 半導体発光素子 | |
JPH1187764A (ja) | 半導体発光装置とその製造方法 | |
JP2679974B2 (ja) | 半導体レーザ装置 | |
JP3572157B2 (ja) | 半導体レーザ素子 | |
JP3239821B2 (ja) | 歪み半導体結晶の製造方法 | |
JP2833962B2 (ja) | 半導体レーザおよびその製法 | |
JPH10294530A (ja) | 多重量子井戸型半導体発光素子 | |
JP3820826B2 (ja) | 半導体発光装置および半導体装置の製造方法 | |
JP3648357B2 (ja) | 半導体レーザ素子の製造方法 | |
JPH0728093B2 (ja) | 半導体レ−ザ素子 | |
JP3601151B2 (ja) | 半導体レーザーおよびその製造方法 | |
JP2500588B2 (ja) | 半導体レ―ザおよびその製造方法 | |
JP2913652B2 (ja) | 半導体レーザ | |
JP2000040857A (ja) | 半導体レーザ素子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080518 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090518 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100518 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518 Year of fee payment: 10 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518 Year of fee payment: 10 |