JPH05121541A - ダイシング装置 - Google Patents
ダイシング装置Info
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- JPH05121541A JPH05121541A JP28121791A JP28121791A JPH05121541A JP H05121541 A JPH05121541 A JP H05121541A JP 28121791 A JP28121791 A JP 28121791A JP 28121791 A JP28121791 A JP 28121791A JP H05121541 A JPH05121541 A JP H05121541A
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- blade
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Abstract
上を図る。 【構成】 コンタミ除去部材をブレード16周縁の両側
部に近接して複数設け、このコンタミ除去部材で除去さ
れた切粉等を切削水でワーク14表面の外側に搬出す
る。このコンタミ除去部材は、ブレード16のワーク1
4切断位置からブレード16の回転方向に所定間隔をお
いて設けられた第1のコンタミ除去部材20と、切削刃
のワーク14切断位置からブレード16の回転方向と反
対方向に所定間隔をおいて設けられた第2のコンタミ除
去部材22と、から成なり、第1のコンタミ除去部材2
0で除去されたコンタミ50をブレード16のワーク1
4切断位置に吹きつけられた切削水でワーク14表面の
外側に搬出し、第2のコンタミ除去部材22で除去され
たコンタミ50を第2のコンタミ除去部材22の上方か
ら吹きつけられた切削水でワーク14表面の外側に搬出
する。
Description
特に切削刃(以下「ブレード」と称す。)で固体撮像素
子用のガラス板を切削するダイシング装置に関する。
板を切断する場合、接着シートでカッテイングテーブル
に接着したガラス板(以下「ワーク」と称す。)をブレ
ードで固体撮像素子に適用可能な形状に切断する。切断
時には加工精度を維持するために、ブレードに切削水を
吹きつけてブレードを冷却する。また、切削水はワーク
の切粉や接着シートの切断片等の汚濁物(以下「コンタ
ミ」と称す。)を切断部近傍から除去している。
ではブレードの周縁に付着したコンタミを除去すること
ができず、ブレードの周縁に付着したコンタミはブレー
ドと共に1回転してワーク表面に付着する。この場合、
ブレードは高速回転しているのでコンタミはワーク表面
上に強く叩きつけられた状態で付着する。従ってワーク
切断完了後、ワークを洗浄してもコンタミで汚染された
ワークからコンタミを除去できないので、生産性の歩留
りが悪いという問題がある。
場合、コンタミの付着は画像の不鮮明さに直接影響する
ので付着量が少量でも不良品になる。本発明はこのよう
な事情に鑑みてなされたもので、ワークの汚染を防止し
て生産性の歩留りの向上を図ることができるダイシング
装置を提供することを目的とする。
する為に、回転する切削刃に切削水を吹きつけると共に
切削刃でワークを切断して所要の形状に加工するダイシ
ング装置において、前記切削刃周縁の両側部に近接して
配設され、前記ワーク切断時に生じた切粉等を切削刃か
ら除去するコンタミネイション除去部材が複数設けら
れ、前記コンタミネイション除去部材で除去された切粉
等を前記切削水で前記ワーク表面上から回避した位置に
搬出することを特徴とする。
たコンタミネイション除去部材を少なくとも2つ設け、
このコンタミネイション除去部材で切削刃周縁から除去
された切粉等を切削水によりワーク表面上から回避した
位置に搬出することができる。
グ装置の好ましい実施例について説明する。図1、図2
及び図3はそれぞれ本発明に係るダイシング装置10の
斜視図、正面図及び底面図を示し、これらの図に示すダ
イシング装置10はカッテイングテーブル12にローデ
ィングされたワーク14をファインアライメントし、そ
の後時計回り方向に高速回転しているブレード16でワ
ーク14を所要の形状に切断する。そして切断時にはワ
ーク14の加工精度を維持するために、吹付け手段18
A、18B、18Cの各々の噴射口からブレード16に
切削水を吹きつけてブレード16の冷却等を行ってい
る。
は第1のコンタミ除去板20、第2のコンタミ除去板2
2を備えている。第1のコンタミ除去板20は図4に示
すように略く字型に折り曲げられていて、その一端部に
は開口孔(図示せず。)が形成されている。この開口孔
にはダイシング装置10のフランジカバー24の左端部
に螺着されているボルト26が嵌入されていて、これに
より、第1のコンタミ除去板20はフランジカバー24
の左端部に固定される。この場合、第1のコンタミ除去
板20の折曲げ部は、フランジカバー24の左端部に形
成されている溝部(図1参照)を経てブレード16の左
側に配置される。
には図4に示す拡開部20A及び切欠20Bが形成され
ていて、拡開部20A及び切欠20Bはブレード16の
断面形状に類似した形状に切り欠かれている。すなわ
ち、拡開部20AはV形に拡開され、切欠20Bは矩形
状に形成されている。そして、第1のコンタミ除去板2
0がフランジカバー24の左端部に取り付けられると、
ブレード16が第1のコンタミ除去板20の拡開部20
A及び切欠20B内に配置される。この場合、ブレード
16と拡開部20A及び切欠20Bとの隙間は微小寸法
に設定される。これにより、ブレード16に付着したコ
ンタミ50は第1のコンタミ除去板20で除去される。
うに平板状に形成され、その一端部には開口孔22Aが
形成されている。この開口孔にはボルト28が嵌入され
ていて、ボルト28はフランジカバー24の右端部の底
面に螺合されている。これにより、第2のコンタミ除去
板22はフランジカバー24の左端部底面に固定され
る。この場合、第2のコンタミ除去板22の他端部はブ
レード16の右側に配置される。
5に示す拡開部22A及び切欠22Cが形成されてい
て、拡開部22A及び切欠22Cは、第1のコンタミ除
去板20の拡開部20A及び切欠20Bの形状と略同一
形状に形成されている。そして、第2のコンタミ除去板
22がフランジカバー24の右端部に取り付けられる
と、ブレード16が拡開部22A及び切欠22C内に配
置される。この場合、ブレード16と拡開部22A及び
切欠22Cとの隙間は微小寸法に設定される。これによ
り、ブレード16に付着したコンタミ50は第2のコン
タミ除去板22で除去される。
るためのモータ、42A、42B及び42Cはそれぞれ
吹付け手段18A、18B及び18Cの噴射口から噴射
される切削水を供給するホースであり、ホース42A、
42B及び42Cは切削水を供給するポンプ(図示せ
ず)に連通されている。前記の如く構成されたダイシン
グ装置の作用について説明する。
を図1、図2上で時計回り方向に高速回転すると共にホ
ース42A、42B及び42Cを介して吹付け手段18
A、18B及び18Cに切削水を供給する。供給された
切削水を噴射口からブレード34に噴射する。この状態
でブレード16をワーク14に切り込みが入る位置まで
下降して、カッテイングテーブル12を移動してワーク
14を所要の形状に切断する。
ブレード16の周縁に付着し、ブレード16と共に高速
回転して第1のコンタミ除去板20の方向に搬送され
る。この場合、吹付け手段18A、18Bの噴射口から
ブレード16に切削水が噴射されているので、コンタミ
50と共に切削水が第1のコンタミ除去板20の方向に
搬送される。
に搬送されたコンタミ50は第1のコンタミ除去板20
でブレード16の周縁から除去されて、切削水と共に第
1のコンタミ除去板20に沿って左方向に飛散される。
従って、コンタミ50はワーク14の外側に搬出され
る。一方、第1のコンタミ除去板20でブレード16の
周縁から除去されないコンタミは50ブレード16と共
に、第2のコンタミ除去板22まで搬送される。搬送さ
れたコンタミは第2のコンタミ除去板22でブレード1
6の周縁から除去される。また、第2のコンタミ除去板
22の上方には吹付け手段18Cの噴射口が設けられて
いて、吹付け手段18Cの噴射口からは第2のコンタミ
除去板22の上面に切削水が噴射される。従って、第2
のコンタミ除去板22で除去されたコンタミ50は切削
水と共に第2のコンタミ除去板22に沿って左方向に飛
散される。これにより、ブレード16の周縁に付着され
ていたコンタミ50が除去され、除去されたコンタミ5
0は切削水と共にワーク14の外側に搬出される。
ワーク14の位置まで回転してワーク14を切断する。
このように、第1、第2のコンタミ除去板20、22で
除去されたコンタミ50はワーク14の表面から回避し
た位置に落下するので、ワーク14の汚染を防止するこ
とができる。
シング装置によれば、コンタミネイション除去部材を切
削刃周縁の両側部に近接して少なくとも2つ設け、この
コンタミネイション除去部材で除去された切粉等を切削
水でワーク表面上から回避した位置に搬出することがで
きるので、ワークの汚染を防止して生産性の歩留りの向
上を図ることができる
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 回転する切削刃に切削水を吹きつけると
共に切削刃でワークを切断して所要の形状に加工するダ
イシング装置において、 前記切削刃周縁の両側部に近接して配設され、前記ワー
ク切断時に生じた切粉等を切削刃から除去するコンタミ
ネイション除去部材が複数設けられ、 前記コンタミネイション除去部材で除去された切粉等を
前記切削水で前記ワーク表面上から回避した位置に搬出
することを特徴とするダイシング装置。 - 【請求項2】 前記コンタミネイション除去部材は、前
記切削刃のワーク切断位置から切削刃の回転方向に所定
間隔をおいて設けられた第1のコンタミネイション除去
部材と、 前記切削刃のワーク切断位置から切削刃の回転方向と反
対方向に所定間隔をおいて設けられた第2のコンタミネ
イション除去部材と、 から成なり、第1のコンタミネイション除去部材で除去
された切粉等を前記切削刃のワーク切断位置に吹きつけ
られた切削水で前記ワーク表面の外側に搬出し、第2の
コンタミネイション除去部材で除去された切粉等を第2
のコンタミネイション除去部材の上方から吹きつけられ
た切削水で前記ワーク表面上から回避した位置に搬出す
ることを特徴とする請求項1のダイシング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28121791A JP3180295B2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | ダイシング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28121791A JP3180295B2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | ダイシング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05121541A true JPH05121541A (ja) | 1993-05-18 |
JP3180295B2 JP3180295B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=17636000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28121791A Expired - Fee Related JP3180295B2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | ダイシング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3180295B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006289509A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-26 | Disco Abrasive Syst Ltd | 切削装置 |
JP2007216377A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-30 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | ダイシング装置及びダイシング方法 |
WO2008004365A1 (fr) * | 2006-07-07 | 2008-01-10 | Tokyo Seimitsu Co., Ltd. | Appareil et procédé de découpage en dés |
CN102785295A (zh) * | 2012-07-17 | 2012-11-21 | 曹县霸王机械有限公司 | 发泡水泥自吸式分块切割装置 |
CN108481583A (zh) * | 2018-05-11 | 2018-09-04 | 高宏福 | 一种工程施工用切割装置 |
CN109834855A (zh) * | 2019-03-26 | 2019-06-04 | 江苏繁华玻璃股份有限公司 | 一种智能玻璃加工装置 |
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---|---|---|---|---|
JP6995619B2 (ja) | 2014-08-21 | 2022-01-14 | シグニファイ ホールディング ビー ヴィ | 発光デバイス |
-
1991
- 1991-10-28 JP JP28121791A patent/JP3180295B2/ja not_active Expired - Fee Related
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