JPH0512135Y2 - - Google Patents

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JPH0512135Y2
JPH0512135Y2 JP11935885U JP11935885U JPH0512135Y2 JP H0512135 Y2 JPH0512135 Y2 JP H0512135Y2 JP 11935885 U JP11935885 U JP 11935885U JP 11935885 U JP11935885 U JP 11935885U JP H0512135 Y2 JPH0512135 Y2 JP H0512135Y2
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JP
Japan
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frame
cab
driver
fixed
dump truck
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JP11935885U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、転倒時の運転者を保護するためにダ
ンプトラツクに固着されるダンプトラツクの保護
枠に関するものである。
従来の技術 従来の上記ダンプトラツクの保護枠のあるもの
は運転室に補強角材を内装して固定搭載した構成
となつており、また他のものは第5図、第6図に
示すように、フレームaにキヤブリヤサポートb
を強化してこれを主メンバとし、このキヤブリヤ
サポートにこれの前側に装着される運転室cを保
護する保護枠dを固着する構成となつていた。
考案が解決しようとする問題点 上記従来例の前者は、運転室の前側に角柱を配
しているため、前方角部の視界が悪く、また運転
室を補強メンバとしているため、固定装着(リジ
ツトマウント)となり、車体の振動が吸収不可と
なり、オペレータの耳元騒音が高くなる。また製
造面でも構造が複雑でコスト高となる。さらに保
護枠を必要としない地域向けに対する対応も、運
転室の組立て乗せかえ等の作業が必要である等の
問題があつた。
また後者の場合は、視界性、騒音の問題はない
が、キヤブリヤサポートbが溶接タイプのため、
仕向地に関係なく、全ての車両のフレームにこの
キヤブリヤサポートbを装着することになり、保
護枠を必要としない場合にはこのサポートbは無
駄な構造となつてしまう。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案は上記従来の問題点を解決したダンプト
ラツクの保護枠を提供することを目的とするもの
で、その構成は、フレームの前部に門型の前部フ
レーム2を有するダンプトラツクにおいて、運転
室の上側を保護する上部枠と、この上部枠の後端
に固着した左右の支持枠とからなり、この支持枠
を上記前部フレームにボルトにて固着した構成と
なつており、ボルトの着脱により、保護枠は容易
に着脱される。
実施例 本考案の実施例を第1図から第4図に基づいて
説明する。
図中1はフレーム、2はこのフレーム1の前側
に門型に立設した前部フレームであり、この前部
フレーム2にはフレーム1の後端部に枢支された
ボデイ3の前部を支持する肩部4と、前部サスペ
ンシヨン(図示せず)を受けるサスペンシヨンブ
ラケツト5が両側に設けてある。
6は前部フレーム2より前側のフレーム1で、
かつフレーム1の中心より右側に搭載される運転
室であり、7はこの運転室6を保護する保護枠で
ある。この保護枠7は運転室6の上側を保護する
上部枠8と、この上部枠8の後端に固着した左右
の支持枠9a,9bとからなつており、さらにこ
の左右の支持枠9a,9bのうち、右側、すなわ
ち、フレーム1の中心から遠い方の支持枠9bは
運転室6の後面に沿つて後側へ傾斜されており、
その下端には内側でかつ前部フレーム2の側面へ
向けた補助枠10が設けられており、これらの各
枠はボツクス構造で、溶接にてそれぞれ固着され
ている。
そして上記左側の支持枠9aの下部には前部フ
レーム2の前面に対向する固着シート11が固着
されており、また右側の支持枠9bに固着した補
助枠10の先端には前部フレーム2の側面に対向
する固着シート12が固着されており、この両固
着シート11,12はボルト13にて前部フレー
ム2の前面と側面に離脱可能に固着されるように
なつている。
上記構成において、保護枠7は運転室6の上方
と後方を保護する状態で前部フレーム2に着脱容
易に固着される。ダンプトラツクの仕向地別によ
り保護枠7が不要になつた場合にはこれを取りは
ずす。また運転室6を交換する場合にも保護枠7
を取りはずす。強度面では水平荷重、垂直荷重と
もにフレーム1の前部フレーム2にて支持され、
剛性高く支持される。また運転室6の前側には保
護枠7の構成部分がないので保護枠7を装着する
ことにより視界性が悪くなることがない。さらに
保護枠7の振動は支持枠8,9及び補助枠10及
び前部フレーム2にて吸収され、運転室6内騒音
に影響を与えない。
考案の効果 本考案によれば、視界性がよいと共に、運転室
内騒音に保護枠7の振動音が加わることがない。
さらに保護枠7が容易に着脱できるので、仕向地
別にあわせて装着でき、また運転室6の交換の際
等保護枠7が邪魔になるような場合にこれをはず
して上記作業の容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図は要部の斜視図、第2図は取付部を示
す平面図、第3図は全体側面図、第4図は全体正
面図、第5図、第6図は従来例を示すもので、第
5図は要部斜視図、第6図は全体斜視図である。 1はフレーム、2は前部フレーム、6は運転
室、7は保護枠、8は上部枠、9a,9bは支持
枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレーム1の前部に門型の前部フレーム2を有
    するダンプトラツクにおいて、運転室6の上側を
    保護する上部枠8と、この上部枠8の後端に固着
    した左右の支持枠9a,9bとからなり、この支
    持枠9a,9bを上記前部フレーム2にボルトに
    て固着したことを特徴とするダンプトラツクの保
    護枠。
JP11935885U 1985-08-05 1985-08-05 Expired - Lifetime JPH0512135Y2 (ja)

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JP11935885U JPH0512135Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

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JP11935885U JPH0512135Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

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JPS6227857U JPS6227857U (ja) 1987-02-20
JPH0512135Y2 true JPH0512135Y2 (ja) 1993-03-26

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ID=31006655

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JP11935885U Expired - Lifetime JPH0512135Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0618103U (ja) * 1992-08-18 1994-03-08 株式会社小松製作所 大型ダンプトラックの運転室前部保護装置

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Publication number Publication date
JPS6227857U (ja) 1987-02-20

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