JPH0512047Y2 - - Google Patents

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JPH0512047Y2
JPH0512047Y2 JP2556485U JP2556485U JPH0512047Y2 JP H0512047 Y2 JPH0512047 Y2 JP H0512047Y2 JP 2556485 U JP2556485 U JP 2556485U JP 2556485 U JP2556485 U JP 2556485U JP H0512047 Y2 JPH0512047 Y2 JP H0512047Y2
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platen
sprocket wheel
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、シリアルプリンタにおける媒体ガイ
ド機構を有する可変スプロケツトピンプラテンの
ロツク機構に関するものである。
(従来の技術) 従来この種のプリンタにおいて、プラテンと同
軸上に固定もしくは移動できるスプロケツトホイ
ールを有するプリンタが知られている。
第7図は媒体ガイド付可変スプロケツトホイー
ルを有する可変スプロケツトピンプラテンの一例
を示す概略図である。ここで1は円筒形のプラテ
ン、2はプラテン軸、3は外周に等間隔にスプロ
ケツトピン4を配し、印字媒体10をガイドする
プラスチツク樹脂などにより成形されたシートガ
イド5に対して回転自由で、かつ一体となつてプ
ラテン軸2上を軸方向に移動可能な一体成形され
たスプロケツトホイール、6はプラテン軸2を回
転自由に支持し、サイドフレーム7と嵌合するプ
ラテンカラ、8は前記シートガイド5上に設けら
れ、ロツクシヤフト9にロツクすることによりシ
ートガイド5をプラテン軸方向に固定するロツク
レバ、11はロツクシヤフト9をサイドフレーム
7に固定する取付ねじである。又、第8図は前記
プラテン軸2とスプロケツトホイール3、シート
ガイド5の組立を示す部分詳細図であり、2aは
スプロケツトホイール3の角孔3aと遊嵌し、ス
プロケツトホイール3に回転力を伝達するために
プラテン軸2上に設けられた平坦部、3bはシー
トガイド5のU字溝5bと回転摺動するスプロケ
ツトホイールの溝、3cはフランジ、5dはシー
トガイド5上に設けられロツクシヤフト9により
支持されるガイド孔である。
先ず、組立方法について説明する。スプロケツ
トホイール3の溝3bをシートガイド5のU字溝
5bに合わせ嵌合させ、スプロケツト角孔3aと
プラテン軸平坦部2aの位置を合わせて挿入し、
更にプラテン軸2にプラテンカラ6を挿入する。
左右のスプロケツト3、シートガイド5、プラテ
ンカラ6を挿入後にシートガイド5のガイド孔5
dを通しロツクシヤフト9を挿入する。プラテン
組立体が組立られた後プラテンカラ6とサイドフ
レーム7を合わせて組立、組立ねじ11にてロツ
クシヤフトを固定する。
次に印字媒体10をセツトする場合について説
明する。プラテン軸2上にある第7図左側のスプ
ロケツトホイール3とシートガイド5を予め定め
られた位置に合わせ、シートガイド5上に設けら
れたロツクレバ8を第7図中矢印方向に回転させ
ロツクシヤフト9にロツクし固定する。更に、印
字媒体10の幅に合わせ第7図中右側のスプロケ
ツトホイール3とシートガイド5も同様に固定す
る。この状態で印字媒体10を左右のシートガイ
ドに添つて挿入し印字媒体10のスプロケツト孔
10aとスプロケツトピン4の位相が合うように
してスプロケツトホイール3に巻付け印字媒体1
0をセツトする。
(考案が解決しようとする問題) このように構成された可変スプロケツトホイー
ルの組立体は、シートガイド5とスプロケツトホ
イール3をプラテン軸2の任意の位置に固定する
方法としてロツクレバ8とロツクシヤフト9によ
り構成しているため、部品数が多く全体の構造が
複雑になる欠点があり、更に組立体をサイドフレ
ーム7に取付る場合に予めロツクシヤフト9をシ
ートガイド5のガイド孔5dに通しておく必要が
あり、組立性が悪い欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決するために、プラテ
ン軸の両端にあつてサイドフレームに取り付けら
れたプラテン軸を支持するプラテンカラと、少な
くとも一方のプラテンカラに対し、可撓性を有し
プラテンカラが嵌合可能な中間片が突出して設け
られたシートガイドと、締付け時に中間片を押圧
する凸部および解除時に中間片が入り込む凹部を
内周面に形成した環状締付部材を中間片の外周に
設けるとともに、環状締付部材またはシートガイ
ドに回転可能に支持されたスプロケツトホイール
をプラテン軸に移動可能に嵌装し、環状締付部材
を回転することによつて凹部に入り込んでいる中
間片が凸部により押圧されプラテンカラを締付け
る構造としたものである。
(作用) 本考案では以上のように構成したので、環状締
付部材を回転して中間片が環状締付部材の内周面
に形成された凹部に入り込ませればスプロケツト
ホイール組立体は移動自在となり、また環状締付
部材を回転して中間片が環状締付部材の内周面に
形成された凸部に押圧されるようにすればプラテ
ンカラと中間片、中間片と環状締付部材との間に
作用する力によつて環状締付部材がプラテンカラ
にロツクされる。ひいてはスプロケツトホイール
組立体がプラテンカラに対して位置決めされるこ
とになる。
(実施例) 第1図は本考案による一実施例を示す概略図で
ある。ここで第7図と同じ機能を有するものには
同一符号が記してあり、又20はスプロケツトホ
イール、21はシートガイド、22は環状締付部
材であり、全てプラスチツク樹脂などにより一体
成形されている。第2図はプラテン軸2とスプロ
ケツトホイール20、シートガイド21、環状締
付部材22、プラテンカラ6の組立を示す部分詳
細図であり、第3図a,bはそれぞれその側面
図、正面断面図である。ここで20aはプラテン
軸平坦部2aと対応した角孔、20bはスプロケ
ツトホイールフランジ部20cの内側にて回転摺
動するロツクレバフツク22cの逃げ溝である。
又、21dは環状締付部材22の突起部22dに
より、プラテンカラ6の円筒部外周を締付けてプ
ラテン軸方向に対し固定する中間片、21eはプ
ラテン軸2に対しプラテンカラ6と同一中心を成
し、軸方向に摺動可能になるようにプラテンカラ
6をガイドするシートガイド21のスライドガイ
ド部、21fはシートガイド21のロツク時及び
解除時にロツクレバフツク22cが突当つてスト
ツパになるように形成されたストツパ孔部、21
gはプラテンカラ溝6gと遊嵌してシートガイド
21が回転しないようにした回転止め突起部、2
2hはシートガイド21の固定を解除した場合に
中間片21dが逃げるための溝、22iはロツク
レバノブである。先ず組立方法について説明す
る。スプロケツトホイール20とシートガイド2
1を第3図bに示すように組立、環状締付部材2
2のロツクレバフツク22cをシートガイド21
のストツパ孔部21f及びスプロケツトホイール
フランジ部20を挟んで該スプロケツトホイール
フランジ部20cの内側に引掛け前記逃げ溝20
bの間に挿入する(以上この状態をスプロケツト
ホイール組立体と呼ぶ。)次に、第3図aに示す
ように中間片21dが環状締付部材22の溝22
hと合わせた後、スプロケツトホイール20の角
孔20aとプラテン軸平坦部2aを合わせプラテ
ン軸2にスプロケツトホイール組立体を挿入す
る。更にプラテン軸2にプラテンカラ6を挿入し
プラテンカラ溝6gとシートガイド21の回転止
め突起部21gを合わせプラテンカラ6の外周が
シートガイド21のスライドガイド部21eの内
面に添うように挿入する。左右のスプロケツトホ
イール組立体とプラテンカラ6を挿入した後、プ
ラテンカラ6がサイドフレーム7に嵌合するよう
に組立てる。
次に前記スプロケツトホイール組立体をプラテ
ン軸方向に対し固定する方法について説明する。
第4図aはスプロケツトホイール組立体がプラテ
ンカラと摺動自由の状態を示す図であり、第4図
bは固定されている状態を示す図である。第4図
aの状態では中間片21dは環状締付部材22の
溝22hと遊嵌しているためプラテンカラ6外周
とスプロケツトホイール組立体はプラテンカラ6
とシートガイド21のスライドガイド部21eを
ガイドとしてプラテン軸方向に摺動可能である。
この状態からロツクレバノブ22iを第4図aの
矢印方向に回転させ、ロツクレバフツク22cが
シートガイド21のストツパ孔部21fに突当る
まで回転させると、第4図bの状態となりシート
ガイド21のスライドガイド部21eの外周と回
転自由に支持された環状締付部材22の突起部2
2dの傾斜部が中間片21dの外周部に力を加え
第4図b中矢印方向に移動させる。すると全周で
3ケ所の中間片21dはプラテンカラ6の外周を
締付けスプロケツトホイール組立体をプラテン軸
方向に対し固定する。又、スプロケツトホイール
組立体をプラテン軸方向に移動させる場合にはロ
ツクレバノブ22iを逆方向に回転させ第4図a
の状態に戻しロツクレバノブ22iをプラテン軸
方向に移動させればロツクレバフツク22cに引
掛つたスプロケツトホイールフランジ部20cに
よりスプロケツトホイール20、シートガイド2
1も同様に移動する。
第5図は本考案の他の実施例を示す正面断面図
である。このように中間片21dの先端に鋸状の
突起を設け、対応するプラテンカラ6の外周の一
部にも同様の突起を設けてロツクすれば更に一層
固定力が向上する。
第6図は本考案の他の実施例を示す正面断面図
である。ここで20kはシートガイド21より突
出し、スプロケツトホイール20を抱えるロツク
爪21kの逃げ溝、21lはシートガイド21か
ら同様に突出し、環状締付部材22の外側を抱え
るフツクである。このようにシートガイド21よ
り両側にフツク部を突出し、スプロケツトホイー
ル20、環状締付部材22を抱えても同様に構成
できる。
また第9図に示すようにプラテンカラ6の円筒
部6aの外周面に中間片21dと対向する隆起部
6bを形成し、中間片21dが隆起部6aを押圧
するようにすることもできる。このようにすると
製造上の誤差によつてスライドガイド部21eが
多少内側に寄つてもスライドガイド部21eによ
つてプラテンカラ6の外周面が締付けられること
がない様にできる。
なおプラテンカラの円筒部の長さはスプロケツ
トホイールの移動範囲よりも大とすれば良い。ま
たスプロケツトホイール組立体は少なくとも一方
を移動可能とすれば良い。さらに中間片21dは
シートガイド等の部材から切り離された単品であ
つても良いが、この場合には環状締付部材と一緒
に回転せぬ様に、他の部材によつて停止させられ
るようにしなければならない。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によればプラテン
カラ6をプラテン軸2の軸受けに使用するばかり
でなく、その外周を環状締付部22により中間片
21dを介してロツクしスプロケツトホイール2
0とシートガイド21を固定することに使用する
ため、従来のようなロツクシヤフト9が不要とな
り部品点数が減少し構造が簡単になる利点があ
る。又、プラテン軸2上に全ての部品を組込むこ
とができるため、プラテン組立体の状態でサイド
フレーム7に組込むことができ組立が容易になる
利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一実施例を示す概略図、
第2図は主要部分詳細図、第3図a,bはそれぞ
れその側面図及び正面断面図、第4図aはスプロ
ケツトホイール組立体とプラテンカラが摺動自由
の状態を示す図、第4図bは同様に固定されてい
る状態を示す図、第5図は本考案における他の実
施例を示す正面断面図、第6図は本考案における
他の実施例を示す正面断面図、第7図は従来の媒
体ガイド付可変スプロケツトホイールを有する可
変スプロケツトピンプラテンの一例を示す図、第
8図はその主要部分の詳細図、第9図はプラテン
カラの他の形状例を示す正面図である。 1……プラテン、2……プラテン軸、2a……
平坦部、3……スプロケツトホイール、4……ス
プロケツトピン、5……シートガイド、6……プ
ラテンカラ、6g……プラテンカラ溝、7……サ
イドフレーム、8……ロツクレバ、9……ロツク
シヤフト、10……印字媒体、10a……スプロ
ケツト孔、11……取付ねじ、20……スプロケ
ツトホイール、20a……角孔、20b……逃げ
溝、20c……フランジ、21……シートガイ
ド、21d……中間片、21e……スライドガイ
ド部、21f……ストツパ孔部、21g……回転
止め突起部、22……環状締付部材、22c……
ロツクレバフツク、22d……突起部、22h…
…溝、22i……ロツクレバノブ、20k……逃
げ溝、21k……ロツク爪、21l……フツク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プラテン軸の両端にあつてサイドフレームに
    取付けられプラテン軸を支持するプラテンカラ
    と、 可撓性を有しプラテンカラが嵌合される中間
    片が突出して設けられたシートガイドと、中間
    片の外周に配置されるとともに締付け位置と解
    除位置との間で回転可能になるようにシートガ
    イドに係止され、締付け時に中間片を押圧して
    この中間片によりプラテンカラを締付ける凸部
    および解除時に中間片が入り込んで中間片によ
    るプラテンカラの締付けを解除する凹部を内周
    面に形成した環状締付部材と、環状締付部材ま
    たはシートガイドに回転可能に支持されプラテ
    ン軸とともに回転するスプロケツトホイールと
    からなるスプロケツトホイール組立体をプラテ
    ン軸に移動可能に嵌装したことを特徴とするス
    プロケツトホイール組立体のロツク機構。 (2) 前記中間片の内周部に鋸状の凹凸を設けると
    ともに、この凹凸と対応するプラテンカラの外
    周部に形成され、環状締付部材を回転して中間
    片を押圧することにより前記凹凸と噛み合う凹
    凸部を設けた実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載のスプロケツトホイール組立体のロツク機
    構。
JP2556485U 1985-02-26 1985-02-26 Expired - Lifetime JPH0512047Y2 (ja)

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JPS61143840U JPS61143840U (ja) 1986-09-05
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