JPH0512043Y2 - - Google Patents

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JPH0512043Y2
JPH0512043Y2 JP1985083121U JP8312185U JPH0512043Y2 JP H0512043 Y2 JPH0512043 Y2 JP H0512043Y2 JP 1985083121 U JP1985083121 U JP 1985083121U JP 8312185 U JP8312185 U JP 8312185U JP H0512043 Y2 JPH0512043 Y2 JP H0512043Y2
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electrode
wiring pattern
substrate
electrode wiring
transfer
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は通電転写記録用ヘツドに関する。
(従来の技術) 周知のように通電転写記録は、記録体と通電転
写用フイルムとを重ねて配置し、その通電転写用
のフイルムに通電してインクを記録体上に溶融転
写するようにしたものである。ところでこの種ヘ
ツドに設けられる電極として従来ではワイヤーな
どを多数並べて樹脂などで固定して製作するのが
普通である(特開昭58−63472号公報参照。)。し
かしこのように樹脂で固定することは極めて面倒
であつて簡単には製作出来ないし、また樹脂は熱
に弱いため耐熱性に欠けるため変形し易いといつ
た欠点がある。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は簡単な構成の電極を具備するヘツド
を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案は、セラミツク製の基板の表面に電極
配線パターンを設け、前記電極配線パターンの、
前記基板の一方の端縁側の端部の表面を凸状に盛
り上げ、この盛り上げた部分を通電転写用の電極
とするとともに、前記基板の反対側の端縁に、前
記通電転写用の電極とほぼ同じ高さの突状物を形
成したことを特徴とする。
(実施例) この考案の実施例を図によつて説明する。1は
セラミツク製の基板で、これがヘツドの主体とし
て使用される。2は電極配線パターンで、基板1
の表面に形成してある。この電極配線パターン2
の形成のためには基板1の表面をフオトレジスト
でマスクし、これに電極配線パターンのみを窓開
けしてから、その窓のなかに無電解メツキによつ
て金属をつける。これによつて電極配線パターン
2が形成される。なおこの電極配線パターン2の
金属としてはたとえば、Cu,Ni,Ni−P,Ni−
Bなどが使用できる。この電極配線パターン2は
厚さはたとえば5μ程度とする。
この考案にしたがい電極配線パターン2の表面
の一部の表面を盛り上げて、通電記録用の電極3
を形成する。この盛り上げには電極配線パターン
2と同じように無電解メツキによるとよい。その
ためには再び基板1の表面をフオトレジストでマ
スクし、電極配線パターン2の上部にあつて、電
極の形成予定位置に窓を開ける。
そしてこの窓のなかに無電解メツキによつて金
属をつける。これによつて電極3が電極配線パタ
ーン2の上に形成されるようになる。電極3の金
属としては高硬度のもの、たとえばNi,Ni−P,
Ni−Bなどを使用する。この電極3は厚さはた
とえば50μ程度とする。このあとフオトレジスト
を除去し、表面を適当な保護層で被覆する。
なお電極3の硬度を上げて耐摩耗性を高めるた
めにこれを熱処理するとよい。たとえばNi−P
についてそのビツカース硬度600のものを、400℃
で熱処理すると、ビツカース硬度が1100まで向上
することが確かめられている。
この電極3の形成に際して、最初に基板表面の
全体にメツキを施してから、そのあとフオトレジ
ストを使用してエツチングすることによつて形成
するようにしてもよい。
一方この種通電転写記録用ヘツドは、電極に通
電させてインクを記録紙に転写するのに使用する
ものであるため、サーマルヘツドのように熱を記
録紙に伝達して転写するものに比較して記録紙へ
の接触は確実に行なわなければならない。そのた
め電極の摩耗は激しい。特にこの考案のように電
極3を突出させた場合、その摩耗によつて偏つた
摩耗がすすみ、場合によつては通電転写ができな
いようになることがある。
これを解決するためにこの考案では、基板1
の、電極2の設置位置とは反対側の端縁に、電極
2とほぼ同じ高さの突状物5を、たとえば基板1
の形成時にセラミツクなどによつて形成してお
く。
このようにしておけば、使用時電極2と突状物
5とが記録紙に接することにより、ヘツドに対し
て記録紙を簡単に平行維持することができ、電極
2の偏つた摩耗が回避できるようになるため、長
期にわたつて耐久性が維持できるようになる。
なお電極配線パターン2への通電したがつて電
極3への通電の制御に集積回路を使用することが
ある。通常はこの集積回路を基板1とは別個に設
置するのを普通としているが、第4図に示すよう
に基板1の表面に集積回路4を直接搭載するよう
にしてもよい。これによれば集積回路の設置が簡
便化されて都合がよい。
(考案の効果) 以上詳述したようにこの考案によれば、電極配
線パターンの一部を盛り上げて通電記録用の電極
としたので、この種電極を簡単に形成することが
できるとともに、樹脂などを使用しないので、耐
熱性に掛けるといつたことは、これをもつて確実
に回避できるし、また電極とほぼ同じ高さの突状
物を形成したので、ヘツドに対し記録紙を簡単に
平行維持することができ、耐久性を向上させるこ
とができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す平面図、第2
図は同側面図、第3図は同正面図、第4図は実施
態様を示す平面図である。 1……基板、2……電極配線パターン、3……
電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セラミツク製の基板の表面に電極配線パターン
    を設け、前記電極配線パターンの、前記基板の一
    方の端縁側の端部の表面を凸状に盛り上げ、この
    盛り上げた部分を通電転写用の電極とするととも
    に、前記基板の反対側の端縁に、前記通電転写用
    の電極とほぼ同じ高さの突状物を形成してなる通
    電転写記録用ヘツド。
JP1985083121U 1985-05-31 1985-05-31 Expired - Lifetime JPH0512043Y2 (ja)

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JPS61198035U JPS61198035U (ja) 1986-12-10
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Families Citing this family (4)

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JP2600141B2 (ja) * 1986-08-14 1997-04-16 富士ゼロックス株式会社 印字記録ヘツド
JP2849911B2 (ja) * 1987-05-19 1999-01-27 富士ゼロックス株式会社 印字記録ヘッド
JP2576063B2 (ja) * 1987-12-04 1997-01-29 富士ゼロックス株式会社 印字記録ヘッド
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JPS5998853A (ja) * 1982-11-30 1984-06-07 Ricoh Co Ltd マルチスタイラスヘツドの製造方法
JPS6078767A (ja) * 1984-02-17 1985-05-04 Seiko Epson Corp 印写装置用記録ヘツド

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JPS61198035U (ja) 1986-12-10

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