JPH05120233A - 小型携帯電子機器 - Google Patents

小型携帯電子機器

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Publication number
JPH05120233A
JPH05120233A JP3282918A JP28291891A JPH05120233A JP H05120233 A JPH05120233 A JP H05120233A JP 3282918 A JP3282918 A JP 3282918A JP 28291891 A JP28291891 A JP 28291891A JP H05120233 A JPH05120233 A JP H05120233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
card
touch panel
transparent touch
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP3282918A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenobu Yanagiuchi
繁信 柳内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP3282918A priority Critical patent/JPH05120233A/ja
Publication of JPH05120233A publication Critical patent/JPH05120233A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 ICカードが装着可能な電子システム手帳の
ような小型携帯電子機器のICカード装着部分に一般的
な電卓と同様のキー配列のテン・キー及び演算キーをキ
ーシンボルとする保護カードを装着することにより、タ
ッチパネルをテン・キーモードとなし、小型携帯電子機
器本体のキーに加え、一般的な電卓と同様のキー配列の
テン・キー及び演算キーのキーを設けることができる。 【効果】 一般的な電卓に慣れた操作者が小型携帯電子
機器の電卓機能を使用する際に、何等違和感なく操作す
ることができ、処理速度も速くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICカードが装着可能な
電子システム手帳のような小型携帯電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は電子システム手帳を開いた時の正
面図であり、図1に示すとおり、電子システム手帳のよ
うな小型携帯電子機器には、キー配列の一部に英文タイ
プライター仕様の“QWERTY”配列を採用している
製品がある。
【0003】又、ICカードが装着可能な電子システム
手帳のような小型携帯電子機器は透明タッチパネルを有
し、この透明のタッチパネルはその下部に装着したIC
カードに応じた様々なキー入力を行い、ICカードを装
着しないときは装着部分にダミーカードである保護カー
ドを装着することにより、装着部分及び透明のタッチパ
ネルを保護している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般的な電卓の配列に
慣れた操作者が、電子システム手帳のような小型携帯電
子機器の電卓機能により演算を行う場合、テン・キー、
演算キー等のキー配列が“QWERTY”配列をとって
いるがために、操作者はテン・キー、演算キーの位置が
把握しがたく、操作がやりにくい。
【0005】そのため、小型携帯電子機器のキー配列に
“QWERTY”配列のキーに加え、一般的な電卓と同
様の配列のテン・キー及び演算キーを設けることによ
り、電卓機能使用時の操作性の向上をはかることが考え
られるが、しかし、この方法では小型携帯電子機器にし
めるキー部分の割合が大きくなり、キー部分が現状の小
型携帯電子機器に収まらない場合は、小型携帯電子機器
自体の大きさを大きくするか、若しくは一つ、一つのキ
ートップサイズを小さくしなければならず、携帯性の面
から小型携帯電子機器を大きくするのは良い解決方法と
は言いがたく、又、キートップサイズが小さくなると操
作しにくくなるため、やはりこの方法も良い解決方法と
は言いがたい。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
を目的とし、請求項1に記載された発明では、ICカー
ドを装着するところの装着部分を有し、装着部分が透明
のタッチパネルからなる小型携帯電子機器に、前記小型
携帯電子機器本体側のテン・キー及び演算キーを含む第
一のキー入力手段と、装着されたカードに対応する入力
を行う透明のタッチパネルからなる第二のキー入力手段
と、プログラムを内蔵したICカードの非装着時に装着
することによって、透明のタッチパネルを保護するカー
ドであって、一般的な電卓と同様のキー配列のテン・キ
ー及び演算キーを表面に印刷してある保護カードと、第
一のキー入力手段の入力を制御するとともに、装着され
た前記保護カード上のテン・キー及び演算キーの表示の
各々に対応する前記第二の入力手段である透明のタッチ
パネル部分を押圧することによりテン・キー及び演算キ
ー入力を行なう制御手段とを備えるものである。
【0007】又、請求項2に記載された発明では、モー
ド設定後、ICカードからのICカードに応じたプログ
ラム命令とは無関係に、前記透明のタッチパネルを走査
する走査手段とを備えるものである。
【0008】
【作用】一般的な電卓と同様のキー配列のテン・キー及
び演算キーを表面に印刷してある保護カードをICカー
ドの非装着時の装着部分に装着することにより、小型携
帯電子機器の電卓機能を使用する際、小型携帯電子機器
本体のキーばかりでなく、透明のタッチパネルのキーを
走査し、保護カード上に印刷されたテン・キー及び演算
キーに対応するところの透明のタッチパネルを押圧する
と、制御手段は押圧された透明のタッチパネルの位置か
ら、保護カードに印刷されたどこのキーに対応するかを
判断して、そのキーの入力を行う。
【0009】
【実施例】以下、図をもとに本発明を詳細に説明する。
図1は、電子システム手帳を開いた時の正面図であり、
この電子システム手帳の見開きの上側においては、左部
に液晶ディスプレイ11を、右部に透明タッチパネル1
2を配置し、この透明タッチパネル12の下部にはIC
カードが装着できるようになっている。一方、見開きの
下側には、上から機能キー13、一列に演算キー14、
一列にテン・キー15、そして“QWERTY”配列の
文字キー16を配置している。
【0010】図2は、透明のタッチパネル12とICカ
ード23の概略構成図である。透明タッチパネル12は
二枚の透明基板から構成され、上部の透明基板21には
Y方向に複数(図では四本)の透明配線を設け、下部の
透明基板22にはX方向に複数(図では五本)の透明配
線を設けてあるので、上下透明基板21及び22上の透
明配線の接点が例えば20個になり、透明タッチパネル
12に20個のキー接点を設けることができる。
【0011】そして、この透明タッチパネル12の下部
にICカード23を装着すると、ICカード23の表面
に印刷されたキーシンボルがこの透明タッチパネル12
を通して見え、透明タッチパネル12のキー接点とIC
カード23のキーシンボルが各々対応しているので、希
望するところのキーシンボル上の透明タッチパネル12
を押圧するとキー入力が行える。よって、この透明タッ
チパネル12の下部に装着可能なICカード23には最
大20種のキーシンボルを設けることができる。
【0012】図2には、図示していないが透明基板21
と22の間にはセパレータが設けられており、上下透明
配線が接触しないようになっている。
【0013】図3は本発明によるテン・キー及び演算キ
ーをキーシンボルとする保護カードの表面図であり、図
4は本発明によるテン・キー及び演算キーをキーシンボ
ルとする保護カードの裏面図である。図3に示すように
透明タッチパネルの20個のキー接点に対応するように
保護カード上に一般的な電卓と同様の配列のテン・キ
ー、演算キー等のキーを印刷する。
【0014】電子システム手帳にICカードを装着しな
いときには、透明タッチパネルを保護するためにダミー
カードとしての保護カードを装着しており、本発明では
その保護カードにテン・キー及び演算キーを設けている
ので、電子システム手帳の電卓機能を使用する場合の数
字等の入力がしやすくなる。
【0015】図5に本発明のシステムブロック図を示
す。本発明による電子システム手帳は液晶ディスプレイ
などのLCD51と、本システムをコントロールするコ
ンピュータ(CPU)52と、CPU52の命令に対応
するプログラムが書き込まれているROM53と、RO
M53に記憶されたプログラムをCPU52で実行する
際に必要となるワークエリア及び操作者が入力したデー
タを記憶するデータエリアであるRAM53と、電子シ
ステム手帳本体のKEY55と、ICカードを装着する
ICカードスロット56と、透明タッチパネルキー57
とを備える。
【0016】図6は本発明によるフローチャート図であ
る。本体の電源がONされると、CPU52はROM5
3に書き込まれたSTARTプログラムを実行する(S
1)。そして、CPU52は出力ポートcに信号を出力
し、KEY55の読み込みを開始する(S2)。次に、
CPU52はKEY55から入力ポートdにCALCキ
ー入力の信号が入力されたか否かを判断、つまりCAL
Cキーが入力されたか否かを判断して(S3)、CAL
Cキーが入力された(YES)場合は、CPU52はR
OM53から電卓処理プログラムを読みだし、RAM5
4の一部に電卓処理ワークエリアを初期化する(S
4)。
【0017】そして、CPU52は出力ポートcに信号
を出力し、KEY55の読み込みを開始する(S5)。
そして、CPU52はKEY55から入力ポートdに信
号が入力されたか否かを判断、つまりKEY55からキ
ー入力されたか否かを判断して(S6)、キー入力され
れば(YES)、S7へ進み、入力されたキーがテン・
キーか否かを判断する(S7)。入力されたキーがテン
・キーであれば(YES)、数字入力処理を行う(S
8)。そして、ルーチンへ戻る。
【0018】一方、入力されたキーが演算キーであれ
ば、S7でNOと判断され、S9へ進み、ここでは入力
されたキーが演算キーか否かを判断する(S9)。入力
されたキーが演算キーであるので、YESと判断され、
演算処理を行う(S10)。そして、ルーチンへ戻
る。
【0019】さらに、入力されたキーがテン・キーでも
演算キーでもなければ、S11へ進み、入力されたキー
がCALCモードを抜けるキーか否かを判断する(S1
1)。CALCモードを抜けるキーであれば(YE
S)、ルーチンへ戻る。CALCモードを抜けるキー
でなければ(NO)、ルーチンへ戻る。
【0020】S6において、キー入力がなければ(N
O)、S12へ進み、CPU52は出力ポートaに信号
を出力し、ICカードスロット56からの信号が入力ポ
ートbに入力されたか否か、つまりICカードが装着さ
れたか否かを判断する(S12)。ここで、出力ポート
aと入力ポートbは装着部分にICカードが装着されて
始めてポートgによって短絡され、実際ICカードスロ
ット56は何等信号を出しておらず、CPU52からの
出力ポートaの信号がポートgによって入力ポートbに
入力されることとなる。
【0021】S12において、ICカードが装着される
(YES)であれば、ルーチンへ戻る。一方、ICカ
ードが装着されない(NO)、つまり保護カードが装着
されているならば、CPU52は透明タッチパネルキー
57の読み込みを開始する。つまりCPU52は透明タ
ッチパネルへの出力ポートe1〜e5に信号を出力する
(S13)。S14では、キー入力されたか否かを、つ
まりCPU52は透明タッチパネルキー57からの信号
が入力ポートf1〜f4に入力されたか否かを判断して
(S14)、入力されれば(YES)、ルーチンへ進
む。入力されない(NO)ならば、ルーチンへ戻る。
【0022】S3において、CALCキーが入力されな
い(NO)であれば、S15へ進み、他のキーが入力さ
れたか否かを判断して、入力されなければ(NO)、ル
ーチンに戻る。一方、入力されれば(YES)、各キ
ーに対応する動作を実行する(S16)。そして、ルー
チンへ戻る。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、キー配列の一部に“Q
WERTY”配列を採用している小型携帯電子機器のカ
ード装着部分に、一般的な電卓と同様のキー配列のテン
・キー及び演算キーを有する保護カードを装着すること
により、小型携帯電子機器の電卓機能を使用する際のキ
ー入力を、小型携帯電子機器本体のキーからキー入力す
ることもでき、透明タッチパネルを押圧することによっ
ても、電卓機能使用時に必要なキーが入力できる。
【0024】よって、一般的電卓によって演算するとき
と同様のキー配列を小型携帯電子機器に設けることがで
きるので、一般的電卓に慣れた操作者が小型携帯電子機
器の電卓機能を使用する際に、何等違和感なく操作する
ことができ、操作処理速度も速くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子システム手帳を開いた時の正面図である。
【図2】透明のタッチパネルとICカードの概略構成図
である。
【図3】本発明によるテン・キー及び演算キーをキーシ
ンボルとする保護カードの表面図である。
【図4】本発明によるテン・キー及び演算キーをキーシ
ンボルとする保護カードの裏面図である。
【図5】本発明のシステムブロック図である。
【図6】本発明によるフローチャート図である。
【符号の説明】
21 透明基板 22 透明基板 56 ICカードスロット 57 透明タッチパネルキー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカードを装着するところの装着部分
    を有し、装着部分が透明のタッチパネルからなる小型携
    帯電子機器において、 前記小型携帯電子機器本体側のテン・キー及び演算キー
    を含む第一のキー入力手段と、 装着されたカードに対応する入力を行う透明のタッチパ
    ネルからなる第二のキー入力手段と、 プログラムを内蔵したICカードの非装着時に装着する
    ことによって、透明のタッチパネルを保護するカードで
    あって、一般的な電卓と同様のキー配列のテン・キー及
    び演算キーを表面に印刷してある保護カードと、 第一のキー入力手段の入力を制御するとともに、装着さ
    れた前記保護カード上のテン・キー及び演算キーの表示
    の各々に対応する前記第二の入力手段である透明のタッ
    チパネル部分を押圧することによりテン・キー及び演算
    キー入力を行なう制御手段と、 を備えることを特徴とする小型携帯電子機器。
  2. 【請求項2】 モード設定後、ICカードからのICカ
    ードに応じたプログラム命令とは無関係に、前記透明の
    タッチパネルを走査する走査手段とを備えることを特徴
    とする前記請求項1に記載の小型携帯電子機器。
JP3282918A 1991-10-29 1991-10-29 小型携帯電子機器 Pending JPH05120233A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3282918A JPH05120233A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 小型携帯電子機器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3282918A JPH05120233A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 小型携帯電子機器

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Publication Number Publication Date
JPH05120233A true JPH05120233A (ja) 1993-05-18

Family

ID=17658800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3282918A Pending JPH05120233A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 小型携帯電子機器

Country Status (1)

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JP (1) JPH05120233A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5706030A (en) * 1994-06-02 1998-01-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Compact data input device having transparent touch panel
WO2011108267A1 (ja) * 2010-03-02 2011-09-09 パナソニック株式会社 端末装置及び端末システム制御方法

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