JPH07244548A - 文字符号入力鍵盤装置 - Google Patents

文字符号入力鍵盤装置

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JPH07244548A
JPH07244548A JP6034426A JP3442694A JPH07244548A JP H07244548 A JPH07244548 A JP H07244548A JP 6034426 A JP6034426 A JP 6034426A JP 3442694 A JP3442694 A JP 3442694A JP H07244548 A JPH07244548 A JP H07244548A
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JP
Japan
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JP6034426A
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Hikari Tanaka
光 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縦長の形状の手持ち型端末機器に適した、鍵
盤の幅が狭くても文字符号入力操作が容易な鍵配列を得
る。 【構成】 従来のQWERTY式鍵配列を右上がり方向
に傾けて配置し、かつ、使用頻度の少ない鍵(「Q鍵」
等)を配置移動し、さらに、手持ち型機器に適した「シ
フトキー」の配置を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピューター、通信
機器等で文字ならびに符号入力に使用されるキーボード
(鍵盤装置)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に用いられているキーボード
(例えば、情報処理けん盤配列 JIS X 6002)
は両手による入力操作を前提として 左右方向に横長に
配置設計されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】手持ち型情報機器(例
えば、いわゆる電子手帳など)においては、片手で匡体
を保持し、もう一方の手で文字入力操作をおこなうのが
一般的な使用形態である。その場合、操作者が匡体を保
持した時、匡体の形状は前後方向に縦長であるほうが安
定した保持が可能である。また 通常の手の掌の大きさ
によって最適な横幅が規制される(例えば、9cm程
度)。
【0004】この横幅の狭い匡体上に従来と同じ配列の
キーボードを設置しようとすると、鍵一個あたりの幅が
著しく狭くなり、操作がきわめてしにくくなる。また、
通常のJIS鍵配列と異なる鍵配列(例えば、ABC
順、あいうえお順等)のキーボードを設置すると、従来
のJIS型キーボード配列の操作に習熟した操作者に対
し不当な困惑を与えるおそれがある。
【0005】本発明は、通常用いられる主要な文字符号
入力鍵のうちアルファベット及び数字鍵について、従来
のJIS型キーボード配列との類似性を考慮しつつ縦長
の匡体形状に適した鍵配列を与えること、及び新たなシ
フト操作方法により、手持ち型情報機器の操作性を向上
させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段、および実施例】上記目的
を達成するための手段を、例えば、QWERTY式配列
を持つ従来のアルファベット鍵配列との比較対照におい
て説明すると、従来の鍵配列(図1(a))では、三段
からなる横方向の鍵の並び(これを「行」とする)のそ
れぞれの行に、第一行目(左から順に、「Q、W、E、
R、T、Y、U、I、O、P鍵」)、第二行目(左から
順に、「A、S、D、F、G、H、J、K、L鍵」)、
第三行目(左から順に、「Z、X、C、V、B、N、M
鍵」)の文字に対応する鍵が配置されている。
【0007】これに対し、本発明による鍵配列(図1
(b))では、縦方向の鍵の並び(これを「列」とす
る)のそれぞれの列に、左側から順に、第一列目「Q
鍵」、第二列目(上から順に、「W、A鍵」)、第三列
目(上から順に、「E、S、Z鍵」)、第四列目(上か
ら順に、「R、D、X鍵」)、第五列目(上から順に、
「T、F、C鍵」)、第六列目(上から順に、「Y、
G、V鍵」)、第七列目(上から順に、「U、H、B
鍵」)、第八列目(上から順に、「I、J、N鍵」)、
第九列目(上から順に、「O、K、M鍵」)、第十列目
(上から順に、「P、L鍵」)を配置する。
【0008】なお上記の、各列の鍵配列は、必ずしも厳
密に一直線上に各鍵が配置されていなくてもかまわない
し、匡体の側面に対し完全な平行が保たれていなくても
よい。
【0009】そして、各列の最上位の鍵は、その左側の
列の最上位の鍵よりも列の鍵間隔(3)の約半分の間隔
(4)だけ上方へずらして配置する。例えば、「T鍵」
の中心の上下位置は、「R鍵」の中心位置と、「D鍵」
の中心位置との間隔の半分だけ上方へ突出して配置され
る。したがって、各列の同じ順位にある鍵の中心位置を
結んだ線「行」は、右上がりに傾くことになる。
【0010】上記のように配列された鍵群のうち、比較
的使用頻度の少ない第一列目の鍵(QWERTY式配列
の場合「Q鍵」)は、(図2(a))に示すように第二
列目の最上位の「W鍵」のさらに上位に移動して配置す
ることもできる(10)。この「行」を第零行目とす
る。
【0011】さらに、第一行および第二行目最左列の
鍵、通常は第十列の「P、L鍵」は第零行、第2列目以
降に移動して設置することもできる(図2(b))(1
1)。またこれらの鍵は第四行、第八列および第九列目
に移動して設置することもできる(12)。
【0012】その他、これらの元来最左列に配列された
鍵は他の種類の鍵とのレイアウトの整合性の上で必要な
場合は適宜移動配置することができる。
【0013】手持ち型情報機器の匡体の平面形状は、
(図3(13))のように通常、長方形をその基本形と
するものである、そこに本発明にもとずく配列によるア
ルファベット鍵群(15)を設置した場合、下方右側部
分に未使用の空白(16)ができる。この部分には、数
値キー「0、1、2、3、4、5、6、7、8、9鍵」
のグループ(17)をまとめて配置することができる。
【0014】通常、手持ち型情報機器は片手のみで保持
した場合でも、親指を放した状態で安定した保持が可能
であり(図3)、かつ、親指(19)はある程度の動作
の自由度を残している。匡体側方の親指(19)の当た
る位置に「シフト・キー」(20)を設置すると、匡体
を保持したまま、同時に、「シフト・キー」(20)を
操作することが片手のみで可能となる。
【0015】本発明においては、上記に謂う「シフト・
キー」とは、狭義の「シフト・キー」(一個の鍵に割り
当てられたアルファベットの大文字と小文字を切り換え
る)のみならず、多段シフト(一個の鍵に対し二個以上
の文字を割当て、これを順次切り換える)、制御符号入
力(例えば、「Ctrl」、「Alt」等と表記された鍵)等
に使用される鍵をも含めて謂う。
【0016】これらの「シフト・キー」は、一個、また
は、複数個が設置可能であり、複数の機能を持った一個
のキー(複合キー)とすることもできる。
【0017】
【作用】本発明が適用されるような小型の鍵盤において
は打鍵のしやすさはかならずしも鍵(キートップ)の形
状や大きさによってのみ決まるものではなく、むしろ指
先が隣接する他の鍵に触れずに打鍵可能な範囲の広さに
よって決められる。この有効な打鍵範囲(24)は通常
打鍵中心位置(23)を中心とした円と見なすことが
出来る。
【0018】(図4(a))において、各鍵の有効な打
鍵範囲(24)を一定として、鍵中心間の水平間隔(2
6)を一定に保ったまま隣接する各列の鍵配列を順次縦
方向に移動(22)して配置すると列間に 非接触の比
較的大きな余剰空白部分(25)が形成される。
【0019】(図4(b))において、この余剰空白部
分が最小となる(28)ように有効な打鍵範囲(24)
を順次水平方向に移動(27)すると、鍵中心間の水平
間隔(29)を狭めることができる。
【0020】第一行、第一列目の鍵「Q鍵」を第零行、
第二列目に移動して設置すると鍵配列全体の幅を狭める
ことができる(図2(a))(10)。または、鍵配列
全体の幅が変更されない場合、鍵一個あたりの幅を大き
く割り当てることが出来る。
【0021】さらに鍵配列全体の幅を狭める必要があ
る、あるいは、他の種類の鍵との配列の整合性を調整す
る必要がある場合には、通常の鍵配列との類似性を失わ
ない範囲において、最左列の鍵、通常は第十列の「P、
L鍵」も移動して設置することができる。
【0022】数値入力鍵群をまとめて匡体下方右側の空
白部分に配置すると、同種の機能を持つ鍵群を散逸させ
ずに、それぞれまとまったグループとして配置が可能で
あり、かつ、狭小な匡体前面を無駄なく利用できる。
【0023】シフトキーを匡体側方の親指で操作可能な
位置に設置すると、片手で匡体を保持したままシフト操
作ができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を持つ。
【0025】鍵一個当たりの有効な打鍵範囲を従来の鍵
配列と同一に設定した場合、鍵配列全体の幅を従来の鍵
配列よりも小さく出来るので、鍵を片手で保持のしやす
い縦長の匡体上に設置しやすい。
【0026】主要な文字についての配置割当ては従来の
鍵配列と互換性、類似性があるので、従来の鍵配列にな
れた操作者にもなじみやすい。
【0027】この種の小型端末機器は数値入力が主体の
電卓、あるいは携帯電話としての機能をも合わせて要求
されることも多く、数値入力鍵群を最も操作のしやすい
匡体下方右側に配置すると、実用上の操作性が向上す
る。
【0028】シフトキーを匡体側方の親指で操作可能な
位置に設置したものは、片手で匡体を保持したままシフ
ト操作ができるので、もう一方の手は文字符号入力に専
心できるので総合的な操作性が向上する。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本概念図。従来の鍵配列と本発明に
よる鍵配列の幅の比較。 (a)、従来の鍵配列。 (b)、本発明による鍵配列。 (c)、従来の鍵配列(a)に用いられる鍵(キートッ
プ)(5)と、本発明による鍵配列(b)に用いられる
鍵(キートップ)(6)の幅は、同一幅(7)であるこ
とを表わす。
【図2】使用頻度の少ない鍵の配置替え。 (a)、「Q鍵」の配置替え。 (b)、「P、L鍵」の配置替え。
【図3】数値入力鍵群の配置、シフト・キーの配置、及
び、それらを組み合わせた応用例を示す。
【図4】同じ直径の有効打鍵範囲を持つ、従来型による
鍵配列と、本発明による鍵配列の、水平方向での、打鍵
中心点間の距離の比較。
【符号の説明】
1、従来の鍵配列(a)の鍵盤幅。 2、本発明による鍵配列(b)の鍵盤幅。 3、列の鍵間隔。 4、列の鍵間隔の半分の間隔。 8、本発明のすべての説明および図において一貫して用
いられる、前後・上下の位置または方向を示す。 9、本発明のすべての説明および図において一貫して用
いられる、左右・水平の位置または方向を示す。 10、配置替えされた「Q鍵」。 11、配置替えされた「P、L鍵」。 12、別の位置へ配置替えされた「P、L鍵」。 22、27、移動の方向。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある「行」「列」に位置する鍵はその左
    側の列の同じ「行」の鍵よりも「列」間の鍵間隔(3)
    の約半分(4)だけ上方へずらして配置する。すべての
    アルファベット入力鍵について順次これを繰り返し、全
    体としては通常の鍵配列(図1(a))を右上がりに傾
    けた状態に類似した鍵配列(図1(b))となるアルフ
    ァベット入力鍵群。
  2. 【請求項2】 第一行、第一列の鍵を、第零行、第二列
    の位置に配置(10)変更した請求項1記載の鍵盤装
    置。
  3. 【請求項3】 第一行および第二行、最左列に配置され
    た二個の鍵を、元の位置から配置変更(図2(b))し
    た請求項1または2記載の鍵盤装置。
  4. 【請求項4】 匡体(13)の前面 下方右側部分(1
    6)に、数値鍵群(17)を配置した請求項1、2また
    は3記載の鍵盤装置。
  5. 【請求項5】 匡体(13)側方の親指(19)の当た
    る位置に「シフト・キー」(20)を設置した請求項
    1、2、3または4記載の鍵盤装置。
JP6034426A 1994-03-04 1994-03-04 文字符号入力鍵盤装置 Pending JPH07244548A (ja)

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JP6034426A JPH07244548A (ja) 1994-03-04 1994-03-04 文字符号入力鍵盤装置

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JPH07244548A true JPH07244548A (ja) 1995-09-19

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JP6034426A Pending JPH07244548A (ja) 1994-03-04 1994-03-04 文字符号入力鍵盤装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030029446A (ko) * 2002-06-07 2003-04-14 쿠오 슈 청 키보드의 키 탑
US20120103772A1 (en) * 2009-07-10 2012-05-03 Nec Corporation Operation key and terminal device

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030029446A (ko) * 2002-06-07 2003-04-14 쿠오 슈 청 키보드의 키 탑
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