JPH05119707A - ドツトマトリクス発光表示体及びその製造方法 - Google Patents

ドツトマトリクス発光表示体及びその製造方法

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JPH05119707A
JPH05119707A JP3306980A JP30698091A JPH05119707A JP H05119707 A JPH05119707 A JP H05119707A JP 3306980 A JP3306980 A JP 3306980A JP 30698091 A JP30698091 A JP 30698091A JP H05119707 A JPH05119707 A JP H05119707A
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light emitting
light
sphere
dot matrix
led light
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JP3306980A
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English (en)
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Masanobu Miura
正信 三浦
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Takiron Co Ltd
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Takiron Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

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  • Led Device Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】発光の指向特性の選定が簡単なドットマトリク
ス発光表示体を提供することを目的とする。 【構成】表示体基板10aを配線基板1とマスク板4と
で構成し、配線基板1の縦横に例えば、8×8個のLE
D発光素子2を一定間隔で配設し、各LED発光素子2
に対応して8×8個の透孔3を形成したマスク板4を重
ね合わせて接合一体とし、各透孔3内に各LED発光素
子2に対応して透明な透孔性球体5を配置し、透明な透
孔性樹脂6を充填することにより8×8個の発光ドット
7を形成したもので、透光性球体5の光屈折率に対して
封止する透光性樹脂6の光屈折率を小さいものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋外用途等に好適なド
ットマトリクス発光表示体とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ドットマトリクス発光表示体としては、
例えば、図9及び図10に示す構造のものが知られてい
る。即ち、このドットマトリクス発光表示体は、配線基
板100上に多数のLED発光素子101を縦横に配設
配線して点灯回路を構成し、その上に多数の円形すり鉢
状の透孔102を縦横に形成したマスク板103を接合
して各透孔102内にLED発光素子101を収容する
と共に、各透孔102内を透光性樹脂104で封止した
発光ドット105をマトリクスに配列形成したものであ
る。
【0003】このようなドットマトリクス発光表示体
は、各発光ドット105を選択的に点灯制御することに
より、所望の文字、図形、記号等の表示パターンを発光
表示できるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ド
ットマトリクス発光表示体では、各LED発光素子10
1の発する光を円形すり鉢状の各透孔102の傾斜面に
よって反射させて周囲に発散放出させているので指向特
性(視野角)が広くなりすぎ、屋外等に配置して点灯制
御した場合、昼間には周囲の明るさとの相対輝度が実用
視野位置で低下し、コントラストも弱くなって表示が不
明瞭となり、見え難くなるといった問題があった。特に
大型のドットマトリクス発光表示体を構成した場合に顕
著であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のドットマトリクス発光表示体は、表示体本体
の表面に多数の透孔を縦横に形成すると共に、前記各透
孔内に少なくとも1個のLED発光素子をそれぞれ配設
収容してなるドットマトリクス発光表示体において、上
記各透孔内のLED発光素子に対応して透光性球体を配
置すると共に、各透孔を前記球体の光屈折率より小さい
光屈折率を有する透光性樹脂で封止したことを特徴とす
る。
【0006】また、その製造方法としては、表示体本体
の表面に縦横に形成される多数の透孔内に少なくとも1
個のLED発光素子を配設収容し、各透孔内のLED発
光素子に対応させて透光性球体を配置してから該球体の
光屈折率より小さい光屈折率を有する透光性樹脂をそれ
ぞれの透孔内に充填して封止する工程を含むことを特徴
とする。
【0007】
【作用】上記構成のドットマトリクス発光表示体は、各
透孔内に収容されたLED発光素子の発した光は、対応
して配置された透光性球体による収束と、また、透孔内
に充填された上記透孔性球体の光屈折率より小さい光屈
折率を有する透光性樹脂による光屈折率の相関関係によ
り発光の指向特性を調整できるようになり、各透孔の形
状や収容される球体サイズの選定と合わせてその組み合
わせにより所望の指向特性(視野角)を有する発光表示
体となる。
【0008】また、配線基板に多数のLED発光素子を
配設し、多数の透孔を縦横に形成したマスク板を接合一
体に重ね合わせ、各透孔内に少なくとも1個のLED発
光素子を収容した上で、各透孔内のLED発光素子に対
応させて透光性球体を配置し、該球体の光屈折率より小
さい光屈折率を有する透光性樹脂をそれぞれの透孔内に
充填効果させるだけで容易に製造でき、特に封止する封
止樹脂の光屈折率を上記の条件内で選択することによ
り、LED発光素子の発する光の指向特性を所望の指向
特性となるように調整できるようになる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
【0010】図1は本発明の一実施例に係るドットマト
リクス発光表示体H1の概略断面図である。
【0011】この実施例のドットマトリクス発光表示体
H1 は、配線基板1とマスク板4とで表示体本体10a
が構成されるもので、矩形状の配線基板1の縦横に例え
ば、8×8個のLED発光素子2を一定間隔で配設し、
各LED発光素子2に対応して8×8個の透孔3を形成
したマスク板4を重ね合わせて接合一体とし、各透孔3
内に各LED発光素子2に対応して透孔性球体5を配置
し、透光性樹脂6を充填することにより8×8個の発光
ドット7を形成したものである。
【0012】上記配線基板1は、ガラスエポキシや紙フ
ェノール等を基材とした銅張積層板の表面に縦8本の導
電パターン11a(例えばカソード側のYパターン群)
をエッチング加工等の手段で形成すると共に、裏面に横
8本の導電パターン11b(例えばアノード側のXパタ
ーン群)を形成したものであって、裏面の導電パターン
11bはLED発光素子2の近傍に穿孔されたスルーホ
ール12に沿って配線基板1の表面側に導出されてい
る。そして、各導電パターン11bの上にLED発光素
子2を銀ペースト等の導電ペーストで固着し、ボンディ
ングワイヤ13で基板表面の導電パターン11aと接続
して、X−Yのマトリクス点灯回路を構成している。
【0013】この配線基板1の表面に接合されるマスク
板4は、シリコーンゴムやネオプレンゴム等のゴム弾性
体が好適に利用され、上方開口に向かって末広がりのす
り鉢状透孔3が縦横に8×8個形成されており、表面は
表示コントラストを良好として視認性を高めるため黒色
ないし灰色系の光吸収面に構成され、各透孔3の内周面
31は白色ないし銀色の光反射面とし、各LED発光素
子2の発光に伴う見掛け上の発光ドット7の面積を拡大
すると共に、輝度を高め、各隣接するLED発光素子2
間での光の漏れも防止する役目を果たしている。
【0014】尚、上記表示体本体10aは材質の異なる
配線基板1とマスク板4とを接合一体とした例示である
が、表示体本体としては、配線基板とマスク板を同一材
質とし、多層積層構造体等として一体成形したものであ
ってもよいことは云うまでもない。
【0015】各LED発光素子2に対応して配置される
透孔性球体5は、例えば、石英ガラス等の光屈折率が
1.45以上の透明無機ガラス球が用いられる。このよ
うな石英ガラスの球体5は安価で多量に製造できるの
で、マスク板4の厚みや各透孔3のサイズ及び内周面3
1の傾き等により所望の外径を有する球体5を簡単に製
造できるので好適である。
【0016】そして、マスク板4の透孔3内に充填され
る透光性樹脂6は、例えば、マスク板4と同様の透明シ
リコーンゴム等または透明エポキシ樹脂等が用いられ、
その光屈折率が前記球体5より小さく、約1.41程度
のものが用いられ、表面の中央部分を凹ませた凹レンズ
状に形成されている。この透光性樹脂6により、マスク
板4の各透孔3内に配置される各LED発光素子2及び
これと対応して配置される前記球体5を密封している。
【0017】上記構成のドットマトリクス発光表示体H
1 では、表示体本体10aの配線基板1に配設された各
LED発光素子2の発する光が、透光性樹脂6の光屈折
率により屈折しながら透光3の内周面31で反射を繰り
返し、または透光性樹脂6を進んで直接透光性の球体5
に入射し、該球体5の光屈折率で屈折して更に透光性樹
脂6内を屈折して進み、透孔3の表面の凹球面で更に屈
折されて外部に放出される。即ち、透光性樹脂6と透光
性球体5のそれぞれの光屈折率の差異と凹表面によって
透孔3が凸と凹の複合レンズの役目をなすようになる。
【0018】この場合、透孔3内に充填される透光性樹
脂6の光屈折率を球体5の光屈折率より小さい範囲で適
宜選択して使用することにより、光の屈折が微妙に変動
し、透光3から発する光、即ち発光ドット7に所望の指
向特性を得ることができ、また、透孔3のすり鉢状の開
口形状と球体5のサイズや位置が同じでも透光性樹脂6
の光屈折率を選定することにより指向特性が変えられる
ようになる。
【0019】例えば、透孔3の開口径を6mm、球体5
の直径を4.5mm,その光屈折率を1.45、また、
透光性樹脂6の光屈折率を1.41とした場合、正面の
0°位置の輝度を100%としたときの各視認角度での
相対的な輝度比の関係は図11の特性曲線(a)に示す
輝度分布となり、±30度程度の輝度半値角を有する発
光表示体H1 となる。この場合、球体5と透光性樹脂6
との光屈折率の差異により指向特性が変化するもので、
両者の差異が少なくとも0.02以上から0.05程度
の範囲内で小さければ輝度半値角は上記特性曲線(a)
より広がり、逆に差異が大きくなると輝度半値角は狭め
られ、各発光ドット7を所望の視野角度に選定できるよ
うになる。従って、各発光ドット7を選択的に点灯制御
して所望のドット構成の文字、図形、記号等の表示パタ
ーンを発光表示する場合に、設置する位置等を考慮し、
球体5と透光性樹脂6の光屈折率を適宜選択して各発光
ドット7の指向特性を目的に合わせて選定したドットマ
トリクス発光表示体を提供できるようになる。
【0020】尚、従来例のドットマトリクス発光表示体
における各発光ドット105は図11の特性曲線(b)
に示すように輝度半値角が広いものであり、また、LE
D発光素子2に対応して球体5だけを配置して透光性樹
脂6にて封止しなければ、図11の特性曲線(c)に示
すように輝度半値角で±3度程度と極めて狭く収束され
た発光となる。更に、また、球体5の半円球部分以上が
突出する形で配置し、下部のみを透光性樹脂6にて封止
したもの(不図示)であってもほぼ同様、輝度半値角で
±5度程度と極めて狭いものである。
【0021】また、図2に示すように、各LED発光素
子2に対応して表示体本体10bのマスク板4の各透孔
3に収容配置される球体5の上方部分を一部透孔3より
突出させて透光性樹脂6にて封止した構造の発光ドット
71としたドットマトリクス発光表示体H2 としてもよ
い。このドットマトリクス発光表示体H2 においても、
各LED発光素子2と対応して配置される球体5と透孔
3内に充填される透光性樹脂6との光屈折率を既述した
条件で選定とすることで、球体5の上方部分が透光性樹
脂6より突出していても透光性樹脂6を選択して光屈折
率を選定することで、所望の指向特性を有するドットマ
トリクス発光表示体H2 を形成できる。この場合、各球
体5の径をR、透光性樹脂6から突出する球体5の突出
高さをhとすると、 h≦R/4 の関係とするのが視
野角をある程度広くでき実用上好ましい。
【0022】このように球体5の上方部分をマスク板4
より突出させるには、透孔3に対して球体5の外径を大
きくするか、または、マスク板4の厚みを薄くするなど
すればよい。
【0023】ここで、上記ドットマトリクス発光表示体
H2 の透孔3の開口径を6mm、球体5の直径を4.5
mm,その光屈折率を1.45,透光性樹脂6からの突
出高さhを0.5mm、また、透光性樹脂6の光屈折率
を1.41とすると、図11に示す特性曲線(d)とな
り輝度半値角で±25度程度を有する発光表示体H2と
なる。
【0024】更に、図3及び図4に示すように、表示体
本体10cのマスク板41の各透孔32内に収容配設さ
れるLED発光素子2に対応して該透孔33内にマスク
板41と一体または別体の例えば、三方に延びる球体受
け33を形成し、該球体受け33に球体5を載置した状
態で透光性樹脂6で封止したドットマトリクス発光表示
体H3 としてもよい。このようなドットマトリクス発光
表示体H3 であれば、各透孔33内に球体5を収容配置
するときに、球体5がLED発光素子2やワイヤ13と
接触して破壊する等の問題が防止されると共に、この球
体受け33により、透孔33内での球体5の外径の選定
がある程度自由になり、各透孔33のサイズと形状及び
配置する球体5の外径を適当に選択し、かつ、前記球体
5と透光性樹脂6との光屈折率の差の選定とを組み合わ
せて所望の指向特性を更に容易に選定でき、各発光ドッ
ト7は輝度半値角で±10度から±60度程度の広い範
囲で所望の指向特性とするドットマトリクス発光表示体
H3 となる。
【0025】尚、球体受け33としては、図3に示す三
方の延びる球体受け33に限らず、LED発光素子2等
に接触しないように球体5を配置できればその形状は特
に限定されるものではない。
【0026】次に、本発明の製造方法を上記ドットマト
リクス発光表示体H1を一例に説明する。即ち、図5に
示すように、表示体本体10aを構成する配線基板1に
は、縦横の導電パターン11a,11bをエッチング等
により形成すると共に、一方の導電パターン11aの所
定位置にLED発光素子2を銀ペースト等の導電性接着
剤によりダイボンディングして接合一体とし、他方の導
電パターン11bと対応するLED発光素子2の表面と
をワイヤ13でワイヤボンディングして8×8のマトリ
クス点灯回路を構成する。
【0027】一方、マスク板4には、上記配線基板1に
配設される各LED発光素子2の8×8のマトリクス状
の配列に対応して上方の開口面積を下方より大きくした
すり鉢状の透孔3を縦横に8×8個形成し、各透孔3の
内周面31を光反射面として準備する。
【0028】また、マスク板4の各透孔3内の内周面3
1に支持されて収容される透孔性球体5を透孔3のサイ
ズを考慮して開口数だけ準備する。
【0029】そして、上記配線基板1にマスク板4を重
ね合わせて接着剤等を用いて接合一体とし、各マスク板
4の透孔3内にそれぞれのLED発光素子2を配置させ
てから、図6に示すように、各透孔3内にそれぞれ球体
5を挿入配置する。これにより各LED発光素子2に対
応して球体5が透孔3内に位置され、最後に透光性樹脂
6を各透孔3内に充填硬化させて完成する。
【0030】上記したように、本発明のドットマトリク
ス発光表示体H1 …は、マスク板4の各透孔3内に球体
5を収容配置して透光性樹脂6を充填硬化させるだけて
簡単に製造され、前述の所望の指向特性を得るために、
各透孔形状、球体サイズや透光性樹脂6を変更選定する
だけで簡単に対応できる。
【0031】更に、カラーで発光表示を行うドットマト
リクス発光表示体にも利用できる。この種の発光表示体
H4 としては、例えば、図7及び図8に示すように、表
示体本体10dの配線基板1に赤色発光を行う赤色LE
D発光素子21、緑色発光を行う緑色LED発光素子2
2、青色発光を行う青色LED発光素子23とを正三角
形状に配設し、それぞれ3個のLED発光素子21,2
2,23を一組としてマスク板4に形成される各透孔3
内に収容配置し、このLED発光素子21,22,23
をまず透明シリコーン樹脂等の透光性樹脂61で封止す
ると共に、各LED発光素子21,22,23の中心線
に対応してそれぞれの透光性球体51の中心線を一致さ
せて更に透光性樹脂6で封止したものである。この場
合、各LED発光素子21,22,23の発光は、対応
するそれぞれ球体51の中心線と一致しているので、各
発光素子の指向特性をぼほ均一に揃えることができ、見
る位置や角度による発光色の色ズレが少なくなる。尚、
各透孔内に同一発光色のLED発光素子がそれぞれ複数
個配設するなど多数個配設されているもの(不図示)等
であっても、各LED発光素子に対応してそれぞれ各球
体の中心線を一致させれば各発光素子の指向特性を均一
化でき、同様に色ズレ等が少なくできることは云うまで
もない。
【0032】このようなドットマトリクス発光表示体H
4 では、各発光ドット7の発光色毎に選択的に点灯表示
できるマトリクス点灯回路を構成し、外部の点灯制御回
路と接続して所望のドット構成の文字、記号等をカラー
表示できるもので、LED発光素子22及び23の発光
は図12に示す特性曲線(e),(f)となって正面位
置からのズレが殆どなく、それぞれの発光色の指向特性
がほぼ均一となり、見る位置(角度)が変わっても色ズ
レが少ない発光ドット7を有するドットマトリクス発光
表示体H4 となる。また、この場合、前記ドットマトリ
クス発光表示体H2 と同様に、LED発光素子21,2
2,23に対応して封止される各球体51の上方部分を
透光性樹脂6より突出させて透孔3内に配置してもよい
ことは云うでもない。
【0033】尚、上記ドットマトリクス発光表示体H4
の場合、透孔3内の略中心位置に1つの透光性球体5を
配置して透光性樹脂6にて封止してもよいが、この場
合、図12の特性曲線(g),(h)に示すように、各
LED発光素子22,23の指向特性は正面位置からず
れて偏るため、見る位置(角度)によって各発光素子毎
の指向特性にズレ(色ズレ)が生じて均一にならない。
従って、上記ドットマトリクス発光表示体H4 のように
各LED発光素子21,22,23に対応して各球体5
の中心線を一致させて配置するのが一般的と云える。
【0034】また、各LED発光素子21…を透光性樹
脂61で封止しておくと、透光性樹脂6を充填する前の
球体5を挿入配置する時に、それぞれのLED発光素子
21…やワイヤ13の破損等を防止すると共に、球体5
を各LED発光素子21,22,23に対応させてそれ
ぞれ安全かつ確実に配置させるためである。更に、ま
た、各LED発光素子21,22,23を予め封止する
透光性樹脂61と、球体5を封止する透光性樹脂6とを
異なる光屈折率のものとすれば、各発光ドット7の指向
特性をさらに微妙に選定することもできるが、製造コス
ト等や指向特性の調整等を考慮すると何れも同質の既述
した透明シリコーン樹脂等の透光性樹脂とすることが好
ましい。
【0035】更に、この場合、図3及び図4で既述した
のと同様に、球体受け(不図示)を設ければ球体5を挿
入配置してから透光性樹脂6だけを充填して封止できる
ことは云うまでもない。
【0036】また、既述したドットマトリクス発光表示
体H1 ,H2 において、予めLED発光素子2だけを透
光性樹脂で封止してから、更に球体5を配置して透光性
樹脂で封止してもよい。この場合、LED発光素子2等
が透光性樹脂で予め保護されるので、透孔3内に配置す
る球体5の外径の選定がある程度自由になることは云う
までもない。
【0037】尚、図11及び図12に示したそれぞれの
特性曲線(a)…は、あくまでも正面位置での輝度を1
00%としたときの各視認角度での相対的な輝度比を示
したもので、同一光度を有するLED発光素子であれ
ば、正面位置における輝度の絶対値は輝度分布の狭いも
のほど高くなることは云うまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のドットマトリクス発光表示体は、各LED発光素子か
ら発せられた光が対応する透光性球体と周囲の透光性樹
脂との光屈折率との相関関係により、所望の指向特性を
有した発光が得られるドットマトリクス発光表示体とな
る。また、表示体本体の各透孔のLED発光素子に対応
して球体を配置し、透光性樹脂を充填するだけで簡単に
製造でき、球体及び透光性樹脂の光屈折率を選択し、ま
た、各透孔形状や収容される球体のサイズを設定するこ
とで所望の指向特性となる表示体を簡単に得ることがで
きるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るドットマトリクス発光
表示体の概略断面図。
【図2】本発明の他の実施例に係るドットマトリクス発
光表示体の概略断面図。
【図3】本発明のその他の実施例に係るドットマトリク
ス発光表示体の概略平面図。
【図4】図3のA−A線に沿った概略断面図。
【図5】同実施例に係るドットマトリクス発光表示体の
製造方法を説明する拡大断面図。
【図6】同実施例に係るドットマトリクス発光表示体の
製造方法を説明する拡大断面図。
【図7】本発明の更にその他の実施例に係るドットマト
リクス発光表示体の概略一部平面図。
【図8】図6のB−B線に沿った概略断面図。
【図9】従来のドットマトリクス発光表示体の概略斜視
図。
【図10】図9のC−C線に沿った概略拡大断面図。
【図12】図1、図2及び従来のドットマトリクス発光
表示体における指向特性の範囲を示す指向特性図。
【図13】図7及び図8のドットマトリクス発光表示体
における指向特性の範囲を示す指向特性図。
【符号の説明】
10a,10b,10c,10d 表示体本体 2,21,22,23 LED発光素子 3,31 透孔 5 球体 7,71 透光性樹脂
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るドットマトリクス発光
表示体の概略断面図。
【図2】本発明の他の実施例に係るドットマトリクス発
光表示体の概略断面図。
【図3】本発明のその他の実施例に係るドットマトリク
ス発光表示体の概略平面図。
【図4】図3のA−A線に沿った概略断面図。
【図5】同実施例に係るドットマトリクス発光表示体の
製造方法を説明する拡大断面図。
【図6】同実施例に係るドットマトリクス発光表示体の
製造方法を説明する拡大断面図。
【図7】本発明の更にその他の実施例に係るドットマト
リクス発光表示体の概略一部平面図。
【図8】図6のB−B線に沿った概略断面図。
【図9】従来のドットマトリクス発光表示体の概略斜視
図。
【図10】図9のC−C線に沿った概略拡大断面図。
【図11】図1、図2及び従来のドットマトリクス発光
表示体における指向特性の範囲を示す指向特性図。
【図12】図7及び図8のドットマトリクス発光表示体
における指向特性の範囲を示す指向特性図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示体本体の表面に多数の透孔を縦横に形
    成すると共に、前記各透孔内に少なくとも1個のLED
    発光素子をそれぞれ配設収容してなるドットマトリクス
    発光表示体において、 上記各透孔内のLED発光素子に対応して透光性球体を
    配置すると共に、各透孔を前記球体の光屈折率より小さ
    い光屈折率を有する透光性樹脂で封止したことを特徴と
    するドットマトリクス発光表示体。
  2. 【請求項2】表示体本体の表面に縦横に形成される多数
    の透孔内に少なくとも1個のLED発光素子を配設収容
    し、各透孔内のLED発光素子に対応させて透光性球体
    を配置してから該球体の光屈折率より小さい光屈折率を
    有する透光性樹脂をそれぞれの透孔内に充填して封止す
    る工程を含むことを特徴とするドットマトリクス発光表
    示体の製造方法。
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