JPH0511862U - アームレストの支持構造 - Google Patents

アームレストの支持構造

Info

Publication number
JPH0511862U
JPH0511862U JP066291U JP6629191U JPH0511862U JP H0511862 U JPH0511862 U JP H0511862U JP 066291 U JP066291 U JP 066291U JP 6629191 U JP6629191 U JP 6629191U JP H0511862 U JPH0511862 U JP H0511862U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armrest
link
seat back
seat
pivotally attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP066291U
Other languages
English (en)
Inventor
靖司 吉川
Original Assignee
アラコ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アラコ株式会社 filed Critical アラコ株式会社
Priority to JP066291U priority Critical patent/JPH0511862U/ja
Publication of JPH0511862U publication Critical patent/JPH0511862U/ja
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】シートバックのリクライニング度を変えてもア
ームレストが常に水平方向を保つように調節できるアー
ムレストの支持構造を提供する。 【構成】アームレスト20はリクライニングシートのシ
ートバックフレーム11側面のアームレストヒンジロッ
ド13に枢着されて格納時には倒立し使用時には前方水
平方向に突出する。シートバック10の傾動中心17に
一端が枢着された第1リンク29と、第1リンク29の
他端に一端が枢着されると共に他端がアームレスト20
の中間部22bに枢着された第2リンク30と、シート
バック10と、アームレスト20とにより平行リンク機
構を構成し、ロアアーム16に第1リンク29の中間部
と離脱可能に係合して第1リンク29の所定位置から下
方への回動を規制するフック18を設けてアームレスト
20を支持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はシートのアームレストを、シートバックのリクライニング度に関わら ず水平方向に保つことのできるアームレストの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のアームレストはシートバックの側部に取り付けられて、不使用 時はアームレストをシートバックに平行になるように格納し、使用の際にアーム レストをシートバックの前方向に突出するように回動できる構造となっている。 そして、リクライニング度を変えても常にアームレストがほぼ水平状態に保たれ るように、例えば実開平1−124149号公報に示したようなコイルスプリン グによるブレーキ機構やラチェット機構をアームレストに採用して調整が行える ような支持構造になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら前記従来のタイプのアームレストの支持構造では、シートバック に対するアームレストの角度はシートバックのリクライニング度を変えても一定 で、シートバックを後方に倒すとアームレストは前方が上がって水平にならない ため、シートバックのリクライニング度を調整する度にアームレストを水平方向 に修正する必要があり、使い勝手が良くない。 そこで本考案は、リクライニング度を変えてもアームレストが常に水平方向を 保つように自動調節できるアームレストの支持構造を提供することを目的とする 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、シートクッションの後端部に下端部を前後方向へ傾動可能に組み付 けたシートバックの側部に回動可能に組み付けられてこのシートバックの側部か ら前方へ突出するアームレストの支持構造であり、前記シートバックの傾動中心 に一端が回動可能に枢着された第1リンクと、この第1リンクの他端に一端が回 動可能に枢着されると共に他端が前記アームレストの中間部に回動可能に枢着さ れて前記シートバック、アームレスト及び第1リンクとにより平行リンク機構を 構成する第2リンクと、前記シートクッションに設けられ前記第1リンクの中間 部と離脱可能に係合してこの第1リンクの所定位置から下方への回動を規制する フックとにより前記アームレストを支持したことを特徴とする。
【0005】
【考案の作用・効果】
このような構成によれば、アームレストをシートバックと平行方向に倒立させ て格納する場合には、平行リンク機構の第1リンクがシートバックの傾動中心を 支点として垂直方向に回動して偏平な平行四辺形となる。一方、アームレストを 前方水平方向に突出させて使用する際には、平行リンク機構の第1リンクは、第 1リンクがシートクッションの側部に設けたフックに係合して回動が規制される までシートバックの回動中心を支点として下方向に回動して止まる。
【0006】 そして、フックのシートクッションへの取り付け位置をアームレストが水平に なる位置とすれば、シートバックのリクライニング度にかかわらず第1リンクの 回動はフックによって規制されてその傾斜角は常に一定になり、従ってこの平行 リンク機構における第1リンクの対辺であるアームレストの組み付け部と第2リ ンクを枢着したアームレストの中間部とを結ぶ辺の傾斜角が一定で、アームレス トは常に水平方向に保たれる。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の一実施例を図面を用いて説明する。 図1は本考案の一実施例のアームレストの支持構造を備えたシートの斜視図で あり、図2はアームレストの支持構造を側面から見た図、図3はアームレストの 支持構造の分解図である。このシートはリクライニングシートで、シートバック 10の一方の側面には格納時には倒立し、使用時には水平方向に突出するように 回動するアームレスト20が取り付けられている。シートバック10の骨格をな すシートバックフレーム11の下端部は、シートクッション15を支持するロア アーム16の後端部側面から両側に突出しているリクライニングヒンジピン17 に枢着されて前後方向に傾動するようになっている。
【0008】 アームレスト20の骨格をなすアームレストフレーム21は二枚の側面板22 ,23とそれを連結する横方向の板24とからなっており、シートバック10側 の側面板22の固定端にはアームレストヒンジロッド穴22aが穿設されている 。このアームレストヒンジロッド穴22aには、シートバックフレーム11側部 のアームレストブラケット12に固着して横方向に突出するアームレストヒンジ ロッド13が、軸受14を介して嵌挿されている。この軸受14はそのフランジ 部14aでアームレストフレーム側面板22にボルト25によって固着されてい る。また、シートバック10から離れた側の側面板23の固定端でシートバック 10側の側面板22のアームレストヒンジロッド穴22aと対向する位置にアー ムレストヒンジロッド小穴23aが穿孔されており、このアームレストヒンジロ ッド小穴23aに、アームレストヒンジロッド13の先端の径細部13aが嵌挿 されている。アームレストヒンジロッド13の先端の径細部13aには途中まで ネジ部が形成されており、この径細部13aをアームレストヒンジロッド小穴2 3aに嵌挿してナット26をネジ部に螺着し、径細部13aのネジを設けていな い根元部がアームレストヒンジロッド小穴23a内に摺動可能に嵌合するように なっている。このようにアームレスト20はアームレストヒンジロッド穴22a に嵌着した軸受14とアームレストヒンジロッド小穴23aとで支持されて、自 由に回動する。
【0009】 シートバック10側部のアームレスト20を取り付けた側には、シートバック フレーム11の傾動中心であるリクライニングヒンジピン17に一端が回動可能 に枢着された第1リンク29と、この第1リンク29の他端に一端が回動可能に 枢着されるとともに他端がアームレストの中間部22bに回動可能に枢着されて いる第2リンク30と、シートバック10と、アームレスト20とからなる平行 リンク機構が設けられおり、アームレスト20の格納、使用状態、あるいはシー トバック10のリクライニング度に応じてその平行リンク機構の形状が変わるよ うになっている。図2にはシートバック10を前方に倒した場合と後方に倒した 場合の平行リンク機構の形状の変化をそれぞれ一点鎖線及び二点鎖線によって示 されている。そして、ロアアーム16側部には、第1リンク29の中間部と係合 してこの第1リンク29の下方への回動を規制し、第1リンク29の傾斜度を常 に一定に保つためのフック18が取り付けられていて、このフック18は使用時 のアームレスト20を水平に支持している。
【0010】 尚、第1リンク29は両端に穴29a,29bが設けられており、一方の穴2 9aにはリクライニングヒンジピン17を嵌挿してリクライニングヒンジピン1 7先端に形成された溝17aにEリング27をはめ込んで固定し、他方の穴29 bには第1リンク29と同様に両端に穴30a,30bを設けた第2リンク30 の一端の穴30aと重ねて一体にヒンジピン28aをはめ込み、先端をかしめて 枢着して第2ヒンジ点32と第3ヒンジ点33を連結している。第2リンク30 の他端の穴30bはアームレストフレーム21のシートバック10側の側面板2 2の中間部に穿孔した穴22bとともにヒンジピン28bをはめ込み、先端をか しめて枢着固定されている。
【0011】 このような構成によれば、アームレスト20をアームレストヒンジロッド13 を回動中心として回動して倒立し格納する際には、平行リンク機構は第1リンク 29がリクライニングヒンジピン17を回動中心として垂直方向に回動して偏平 な平行四辺形となり、一方アームレスト20を前方水平方向に突出させて使用す る際には、平行リンク機構の第1リンク29は、第1リンク29がロアアーム1 6の側部に設けたフック18に係合して回動が規制されるまで下方向に回動して 止まる。そして、シートバック10のリクライニング度にかかわらず、アームレ スト20使用時の第1リンク29の傾斜角は常に一定であり、よってこの平行リ ンク機構における第1リンク29の対辺であるアームレストヒンジロッド13と 前記アームレストフレーム21の中間部22bとを結ぶ辺の傾斜角が一定である ため、アームレスト20は常に水平方向に保たれる。 従って、シートバック10のリクライニング度を調整する度にアームレスト2 0を水平方向になるように修正する必要がなく使い勝手が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例のアームレストの支持構造
を備えたシートの斜視図である。
【図2】 本考案の一実施例のアームレストの支持構造
の概略構成図である。
【図3】 図2に示したアームレストの支持部の分解斜
視図である。
【符号の説明】
10…シートバック、11…シートバックフレーム、1
3…アームレストヒンジロッド、15…シートクッショ
ン、16…ロアアーム、17…リクライニングヒンジピ
ン、18…フック、20…アームレスト、21…アーム
レストフレーム、22,23…側面板、22b…アーム
レストの中間部、29…第1リンク、30…第2リン
ク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートクッションの後端部に下端部を前後
    方向へ傾動可能に組み付けたシートバックの側部に回動
    可能に組み付けられてこのシートバックの側部から前方
    へ突出するアームレストの支持構造であり、前記シート
    バックの傾動中心に一端が回動可能に枢着された第1リ
    ンクと、この第1リンクの他端に一端が回動可能に枢着
    されると共に他端が前記アームレストの中間部に回動可
    能に枢着されて前記シートバック、アームレスト及び第
    1リンクとにより平行リンク機構を構成する第2リンク
    と、前記シートクッションに設けられ前記第1リンクの
    中間部と離脱可能に係合してこの第1リンクの所定位置
    から下方への回動を規制するフックとにより前記アーム
    レストを支持したことを特徴とするアームレストの支持
    構造。
JP066291U 1991-07-26 1991-07-26 アームレストの支持構造 Expired - Lifetime JPH0511862U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP066291U JPH0511862U (ja) 1991-07-26 1991-07-26 アームレストの支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP066291U JPH0511862U (ja) 1991-07-26 1991-07-26 アームレストの支持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0511862U true JPH0511862U (ja) 1993-02-19

Family

ID=13311577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP066291U Expired - Lifetime JPH0511862U (ja) 1991-07-26 1991-07-26 アームレストの支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0511862U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001039633A1 (fr) * 1999-12-04 2001-06-07 Kokuyo Co., Ltd. Chaise
JP2016215991A (ja) * 2015-05-26 2016-12-22 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
KR101711760B1 (ko) * 2015-10-30 2017-03-02 주식회사다스 수평 유지형 암레스트 장치
KR20180045484A (ko) * 2016-10-26 2018-05-04 주식회사다스 각도 유지 및 조절형 암레스트 장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001039633A1 (fr) * 1999-12-04 2001-06-07 Kokuyo Co., Ltd. Chaise
JP2016215991A (ja) * 2015-05-26 2016-12-22 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
KR101711760B1 (ko) * 2015-10-30 2017-03-02 주식회사다스 수평 유지형 암레스트 장치
KR20180045484A (ko) * 2016-10-26 2018-05-04 주식회사다스 각도 유지 및 조절형 암레스트 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4345733A (en) Mounting device for a chair seat
JPH0511862U (ja) アームレストの支持構造
JPH06191338A (ja) アームレストと兼用しうるテーブルの取付装置
JPS6223645Y2 (ja)
JPH11237A (ja) 車両用アームレスト
JP2558592Y2 (ja) 椅子の傾動制御装置
JPS6328921Y2 (ja)
JPH017629Y2 (ja)
JPH0125058Y2 (ja)
JPS6237500Y2 (ja)
JPH0721160Y2 (ja) 車両用シートのアームレスト
JP3340193B2 (ja) 座席の背当
JP2636611B2 (ja) リクライニングチェア
JPH0439718Y2 (ja)
JPS61109506A (ja) 自動車用シ−トのヘッドレスト角度調整装置
JPH05344919A (ja) 椅 子
JPS633528Y2 (ja)
JPH0719302Y2 (ja) 車両用シート
JPH08914Y2 (ja) 車両用シートのアームレスト装置
JPH0537812Y2 (ja)
JPS5929585Y2 (ja) 椅子
JPH0729004Y2 (ja) シートバック前倒れ式車両用シート
JP2003111636A (ja) 椅 子
JPS6119716Y2 (ja)
JPS6328923Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term