JPH11237A - 車両用アームレスト - Google Patents

車両用アームレスト

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Publication number
JPH11237A
JPH11237A JP9156523A JP15652397A JPH11237A JP H11237 A JPH11237 A JP H11237A JP 9156523 A JP9156523 A JP 9156523A JP 15652397 A JP15652397 A JP 15652397A JP H11237 A JPH11237 A JP H11237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armrest
cushion
box
seat
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP9156523A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Suzuki
昌宏 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP9156523A priority Critical patent/JPH11237A/ja
Publication of JPH11237A publication Critical patent/JPH11237A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体構造と無関係に取り付けることができる
とともに、非使用時にクッション座面を拡大することが
でき、かつ、使用時に最適高さに設定することができる
車両用アームレストを提供すること。 【解決手段】 車両用シート1のシートクッション2の
室内側側部に、昇降手段Bを介して上下動可能にクッシ
ョンを兼ねるアームレスト14を配設し、このアームレ
スト14に加わる荷重を昇降手段Bを介してシートクッ
ション2の構造体Aで受けるようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組み付けが簡単
で、非使用時にクッション座面を拡大することができ、
かつ、使用時に最適高さに設定することができる車両用
アームレストに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シートにアームレストを取り付け
る場合、シートバックにアームレストを取り付けるもの
が一般的である。シートバックにアームレストを取り付
けるものとしては、図8に示すように、シートバック1
00の側面にアームレスト101を垂直状態に軸支し、
使用時に、図9に示すようにアームレスト101を水平
状態に回動させて使用する。一方、図10および図11
に示したものは、床面102上に位置調整枠103を設
け、この位置調整枠103によって下端位置を調整され
るクロス棒104と、シートバック105に一端を連結
されたクロス棒106を軸107によって連結し、これ
らクロス棒104とクロス棒106の上端にアームレス
ト108を装着して、アームレスト108の高さをシー
トバック105の角度によって変えるようにしたもので
ある(実公昭63ー38842号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、床面102に位置調整枠103を設け
て、この位置調整枠103との間でクロス棒104とク
ロス棒106の調整をしなければならず、また、クロス
棒106の一端をシートバック105に取付けなければ
ならないことから、構成が複雑となり取付作業が煩雑で
あった。
【0004】本発明は上記課題を解決し、組み付けが簡
単で、非使用時にクッション座面を拡大することがで
き、かつ、使用時に最適高さに設定することができる車
両用アームレストを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、車両用シートのシートクッションの室内側側
部に、昇降手段を介して上下動可能にクッションを兼ね
るアームレストを配設し、このアームレストに加わる荷
重を昇降手段を介してシートクッションの構造体で受け
るようにしたことにある。また、本発明は、車両用シー
トのシートクッションの室内側側部に、シートクッショ
ンの構造体に支持されたフレームを延設し、このフレー
ムに着脱可能に支持されたボックスを配設するととも
に、このボックスに、昇降手段としてのリンク機構を介
してクッションを兼ねるアームレストを設けたことにあ
る。さらに、本発明は、車両用シートのシートクッショ
ンの室内側側部に、シートクッションの構造体に支持さ
れたコ字形のフレームを延設し、このフレームに着脱可
能に装着されたボックスを配設するとともに、このボッ
クスの両側部に、リンクの一端部を軸支するとともにリ
ンクの他端部をクッションを兼ねるアームレストの下端
部に軸支し、該リンクの回動を一定角度で阻止するスト
ッパー手段を上記リンクとアームレスト下端部に設けた
ことにある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を詳細に説明する。
【0007】図1ないし図6において、自動車等の車両
用シート1(以下、シート1と呼ぶ。)は、シートクッ
ション2と、シートクッション2の後端部にリクライニ
ング機構(図示せず)を介して設けられたシートバック
3とで構成されている。
【0008】このシート1のシートクッション2の室内
側側部には、図7に示すように、シートクッション2の
構造体Aとしてのフレーム2aに、一体に、もしくは溶
接によって両端部を支持されたコ字状のサイドフレーム
(フレーム)4が装着されている。このサイドフレーム
4の前後には、ブラケット5が取り付けられ、このブラ
ケット5には、ネジ6を介して小物入れとしてのボック
ス、ここではトレーボックス7がネジ止めされている。
【0009】このトレーボックス7は、上面に、カップ
ホルダー8、小物入れ9が形成されており、かつ、前後
面に、ネジ6をネジ止めするために、上記ブラケット5
の取付面に対応する孔7aが形成されている。このトレ
ーボックス7の上部には、昇降手段Bとしてのリンク機
構を介して後述するクッションを兼ねるアームレスト1
4が昇降可能に配設されている。次に、昇降手段Bとし
てのリンク機構を説明する。このトレーボックス7の両
側面には、リンクアーム取付孔10がそれぞれ2個所ず
つ形成されており、このリンクアーム取付孔10にカシ
メピン11を介してリンク機構としてのリンクアーム1
2,13の一端がそれぞれ軸支されている。このリンク
アーム12,13の他端には、カシメピン11を介して
アームレスト14の下端部に設けられたブラケット15
が軸支されている。このブラケット15には円弧状の案
内溝16が形成されており、この案内溝16にリンクア
ーム12,13の側面に装着されたストッパピン17が
係合してリンクアーム12,13の回動範囲を規制して
いる。案内溝16とストッパピン17によってストッパ
ー手段Cが構成されており、ストッパピン17が案内溝
16の前端16aに係止されてアームレスト14が上方
位置に停止するものである。
【0010】アームレスト14は、図5に示すように、
下面に樹脂フレーム18を配し、内部にパッド19を配
置してパッド19の表面を表皮20で覆ったもので、樹
脂フレーム18にブラケット15が一体に成形されてい
る。このアームレスト14は、リンクアーム12,13
を前倒しすることによってトレーボックス7の上部に位
置してトレーボックス7に蓋をするものである。トレー
ボックス7の両側上端部には、ブラケット15の回動位
置に対応して切り欠き部21が形成されており、アーム
レスト14を前倒ししたときに、ブラケット15が切り
欠き部21に収納されるようにしている。
【0011】トレーボックス7の一方側面の下端部に
は、図6に示すように、切り欠き部7bが設けられてお
り、この切り欠き部7bを通してサイドフレーム4がト
レーボックス7の下面に挿入される。サイドフレーム4
は、カップホルダー8、あるいは小物入れ9の底部を支
持する。
【0012】上記構成によると、アームレスト14は、
先端部を持って上方に持ち上げるようにして引き出す
と、リンク機構Bとしてのリンクアーム12,13が回
動してリンクアーム12,13の先端とともにアームレ
スト14が上方に移動する。そして、リンクアーム1
2,13のピン17が案内溝16の一端に係止されてア
ームレスト14の回動を阻止する。こうして、アームレ
スト14は、所定高さに保持され、アームレスト14と
しての機能を持つ。一方、トレーボックス7には、飲物
等を配置することができる。
【0013】アームレスト14が不要のときは、アーム
レスト14を前方に押し下げると、リンクアーム12,
13が回動して、トレーボックス7にアームレスト14
が重なり、トレーボックス7の蓋になる。アームレスト
14はシートクッション2と同じ高さに設定されている
ので、クッションとして用いることができ、クッション
座面を広くすることができる。さらに、助手席との隙間
をアームレスト14が埋めるため、ベンチシートとして
使用可能である。アームレスト14上に着座した場合、
その荷重は、トレーボックス7からサイドフレーム4に
伝えられるため、トレーボックス7が損傷するおそれが
ない。サイドフレーム4は、カップホルダー8、あるい
は小物入れ9の底部を支持するので、トレーボックス7
の荷重をサイドフレーム4で受けることができる。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による車両用
アームレストによれば次のような効果を奏することがで
きる。請求項1において、車両用シートのシートクッシ
ョンの室内側側部に、昇降手段を介して上下動可能にク
ッションを兼ねるアームレストを配設し、このアームレ
ストに加わる荷重を昇降手段を介してシートクッション
の構造体で受けるようにしたので、アームレストの降下
時にはクッション座面を広く用いることができるととも
に、後部座席の視界を妨げることがない。シートクッシ
ョンの構造体でアームレストに加わる荷重を受けるの
で、車体のフロア等に取り付ける必要がないことから、
構造が簡単で、かつ、組み付け作業が容易である。請求
項2において、車両用シートのシートクッションの室内
側側部に、シートクッションの構造体に支持されたフレ
ームを延設し、このフレームに着脱可能に支持されたボ
ックスを配設するとともに、このボックスに、昇降手段
としてのリンク機構を介してクッションを兼ねるアーム
レストを設けたので、アームレストは、所定高さに保持
され、アームレストとしての機能を持つ。一方、ボック
スには、飲物等を配置することができる。ボックスにリ
ンク機構を介してアームレストを取り付けたので、ボッ
クスを、シートクッションの構造体に支持されたフレー
ムに組み付けることによって、取り付けることができる
ことから、構造が簡単で、かつ、組み付け作業が容易で
ある。また、仕様によって通常のコンソールボックスを
取り付けたり、アームレストを備えたボックスを取り付
けることができる。請求項3において、車両用シートの
シートクッションの室内側側部に、シートクッションの
構造体に支持されたコ字形のフレームを延設し、このフ
レームに着脱可能に装着されたボックスを配設するとと
もに、このボックスの両側部に、リンクの一端部を軸支
するとともにリンクの他端部をクッションを兼ねるアー
ムレストの下端部に軸支し、該リンクの回動を一定角度
で阻止するストッパー手段を上記リンクとアームレスト
下端部に設けたので、簡単な構成で、ボックスに加わる
荷重をサイドフレームに伝えることができることから、
ボックスへの損傷を防ぐことができる。また、ボックス
にリンク機構を介してアームレストを取り付けたので、
ボックスを、必要に応じてシートクッションの構造体に
支持されたフレームに組み付けることによって取り付け
ることができることから、構造が簡単で、かつ、組み付
け作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用アームレストの実施の形態
を示す斜視図である。
【図2】図1のX方向の矢視図である。
【図3】図1の車両用アームレストを示す分解斜視図で
ある。
【図4】図1の車両用アームレストを収納した状態を示
す斜視図である。
【図5】図2のA−A線断面図である。
【図6】図2のB−B線断面図である。
【図7】支持フレーム構造の一部を拡大して示す平面図
である。
【図8】従来の車両用アームレストを示す斜視図であ
る。
【図9】図8の車両用アームレストの使用状態を示す斜
視図である。
【図10】従来の車両用アームレストを示す斜視図であ
る。
【図11】図10のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 車両用シート 2 シートクッション 3 シートバック 4 サイドフレーム(フレーム) 5 ブラケット 6 ネジ 7 トレーボックス(ボックス) 8 カップホルダー 9 小物入れ 10 リンクアーム取付孔 11 カシメピン 12 リンクアーム(リンク) 13 リンクアーム(リンク) 14 アームレスト 15 ブラケット 16 案内溝 17 ストッパピン 18 樹脂フレーム 19 パッド 20 表皮 21 切り欠き部 A 構造体 B 昇降手段 C ストッパー手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用シートのシートクッションの室内
    側側部に、昇降手段を介して上下動可能にクッションを
    兼ねるアームレストを配設し、このアームレストに加わ
    る荷重を昇降手段を介してシートクッションの構造体で
    受けるようにしたことを特徴とする車両用アームレス
    ト。
  2. 【請求項2】 車両用シートのシートクッションの室内
    側側部に、シートクッションの構造体に支持されたフレ
    ームを延設し、このフレームに着脱可能に支持されたボ
    ックスを配設するとともに、このボックスに、昇降手段
    としてのリンク機構を介してクッションを兼ねるアーム
    レストを設けたことを特徴とする車両用アームレスト。
  3. 【請求項3】 車両用シートのシートクッションの室内
    側側部に、シートクッションの構造体に支持されたコ字
    形のフレームを延設し、このフレームに着脱可能に装着
    されたボックスを配設するとともに、このボックスの両
    側部に、リンクの一端部を軸支するとともにリンクの他
    端部をクッションを兼ねるアームレストの下端部に軸支
    し、該リンクの回動を一定角度で阻止するストッパー手
    段を上記リンクとアームレスト下端部に設けたことを特
    徴とする車両用アームレスト。
JP9156523A 1997-06-13 1997-06-13 車両用アームレスト Pending JPH11237A (ja)

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JP9156523A JPH11237A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 車両用アームレスト

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JP9156523A JPH11237A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 車両用アームレスト

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JPH11237A true JPH11237A (ja) 1999-01-06

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ID=15629659

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JP9156523A Pending JPH11237A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 車両用アームレスト

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JP (1) JPH11237A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030005895A (ko) * 2001-07-10 2003-01-23 기아자동차주식회사 버스 시트용 아암레스트
JP2008213545A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Nifco Inc 可動体の動作制御装置及びコンソールボックス
KR200471614Y1 (ko) * 2012-06-15 2014-03-06 이재웅 차량용 시트 팔걸이
CN104553926A (zh) * 2014-12-25 2015-04-29 上海延锋江森座椅有限公司 一种汽车座椅用防踩踏杯托
JP2020142742A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 明和工業株式会社 車両用収容装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20030005895A (ko) * 2001-07-10 2003-01-23 기아자동차주식회사 버스 시트용 아암레스트
JP2008213545A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Nifco Inc 可動体の動作制御装置及びコンソールボックス
KR200471614Y1 (ko) * 2012-06-15 2014-03-06 이재웅 차량용 시트 팔걸이
CN104553926A (zh) * 2014-12-25 2015-04-29 上海延锋江森座椅有限公司 一种汽车座椅用防踩踏杯托
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