JP2020142742A - 車両用収容装置 - Google Patents
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Description
図13の(a)に示すように、ベースホルダ3が閉位置3aにあるときには、ベースホルダ3は収容部2aを覆い隠すだけであり、装置1はスマートフォンや小物等の物品を保持する機能(載置スペース、収容スペース)を持たない。また、図12、図13の(b)に示すように、ベースホルダ3が開位置3bにあるときには、装置1は、収容部2aに飲料容器を保持させるカップホルダとしての機能しか持たない。そのため、車両用収容装置の使用性を向上させる点において改善の余地がある。
(1) 〔実施例1,2〕
上方および側方の一側に開放する収容部を有するリテーナと、
前記収容部内に倒れ込むホルダ閉位置と、該ホルダ閉位置から回動して起き上がり前記収容部を前記側方の一側から覆い前記収容部を上方のみに開放させるホルダ開位置とに、前記リテーナに回動可能に支持されるベースホルダと、
前記ベースホルダと回動可能に連結されており、前記ベースホルダが前記ホルダ閉位置にあるときに前記収容部を上方から覆うトレイ閉位置と、前記ベースホルダが前記ホルダ開位置にあるときに前記収容部の上方から外れた位置にあり該収容部を上方に開放させるトレイ開位置とに、前記リテーナに対して可動とされたトレイと、
前記ベースホルダと回動可能に連結されるトレイの、前記リテーナに対する姿勢を規制する規制機構と、
を有し、
前記規制機構は、前記トレイが前記トレイ閉位置と前記トレイ開位置のいずれにあるときにも前記トレイの上面が上方に向くように、前記トレイの前記リテーナに対する姿勢を規制する、車両用収容装置。
(2) 〔実施例1,2〕
前記トレイの上面には、該上面の周縁部から上方に突出する脱落防止ストッパが設けられている、(1)記載の車両用収容装置。
(3) 〔実施例1,2〕
前記脱落防止ストッパには互いに対向し合う位置に切欠き部が設けられている、(2)記載の車両用収容装置。
(4) 〔実施例1〕
前記規制機構は、アームを有しており、該アームの一端部は、前記リテーナと前記ベースホルダとの回動軸とは異なる位置で前記リテーナに回動可能に連結されており、該アームの他端部は、前記ベースホルダと前記トレイとの回動軸とは異なる位置で前記トレイに回動可能に連結されている、(1)〜(3)のいずれか1つに記載の車両用収容装置。
(5) 〔実施例2〕
前記規制機構は、前記リテーナに設けられる溝部と、前記ベースホルダと前記トレイとの回動軸とは異なる位置で前記トレイに設けられており前記溝部内を移動可能なボス部と、を有している、(1)〜(3)のいずれか1つに記載の車両用収容装置。
トレイと規制機構を有しており、規制機構が、トレイがトレイ閉位置とトレイ開位置のいずれにあるときにもトレイの上面が上方に向くように、トレイのリテーナに対する姿勢を規制する。そのため、ベースホルダがホルダ閉位置にあり収容部が使用不可能な状態(収容部に飲料カップ等を出し入れ不可能な状態)にあるときにも、また、ベースホルダがホルダ開位置にあり収容部が使用可能な状態(収容部に飲料カップ等を出し入れ可能な状態)にあるときにも、トレイの上面をスマートフォンや小物類などの物品を置く(収容する)物品の載置スペース(収容スペース)として機能させることができる。よって、従来に比べて車両用収容装置の使用性を向上できる。
トレイの上面に脱落防止ストッパが設けられているため、トレイの上面に置いた物品がトレイの上面から脱落してしまうことを抑制できる。
脱落防止ストッパの互いに対向し合う位置に切欠き部が設けられているため、装置の使用者は切欠き部を通してトレイの上面に置いた物品に両側から手や指をアクセスさせることができる。よって、脱落防止ストッパが設けられていても、トレイの上面に置いた物品を容易に取り出すことができる。
また、充電中のスマートフォン等をトレイの上面に置いたときには、充電ケーブルを切欠き部を通して配策できるため、安定して充電中のスマートフォン等をトレイの上面に置くことができる。
規制機構が、リテーナとトレイに回動可能に連結されるアームを有するため、リテーナ、ベースホルダ、トレイおよびアームで4節リンク機構を構成でき、比較的簡易な構成でトレイのリテーナに対する姿勢を規制することができる。
規制機構が、リテーナに設けられる溝部と、トレイに設けられており溝部内を移動可能なボス部と、を有しているため、溝部とボス部を用いた構成でトレイのリテーナに対する姿勢を規制することができる。
まず、本発明実施例1について説明する。
本発明実施例1の車両用収容装置10は、特に限定されるものではないが、たとえば、車両のインストルメントパネル、コンソールパネル、アームレスト、等の車両の内装部材100(図4〜図6)に設けられる。収容装置10は、図3に示すように、リテーナ20と、ベースホルダ30と、トレイ40と、規制機構50と、を有する。
なお、ベースホルダ30とトレイ40を、それぞれ開位置(ホルダ開位置30b、トレイ開位置40b)から閉位置(ホルダ閉位置30a、トレイ閉位置40a)に移動させる作動は、閉位置から開位置に移動させる作動の逆となるため、説明を省略する。
ベースホルダ30とトレイ40は、スプリング60(ターンオーバースプリング)の付勢力が開方向と逆向きに働いているため、使用者の意思に反して勝手に開くことはない。トレイ40の上面41は、規制機構50により上方を向いている。
ベースホルダ30および/またはトレイ40をスプリング60の付勢力に抗して開方向に移動させると、ベースホルダ30とトレイ40が回動軸Cまわりに互いに回動可能に連結されておりベースホルダ30が回動軸Aまわりにリテーナ20に回動可能に連結されているため、ベースホルダ30とトレイ40は同時に回動軸Aを起点に回動し始める。また、トレイ40にあっては、規制機構50によりリテーナ20に対する姿勢が規制されるため、上面41が上方を向いた姿勢(状態)を維持したままトレイ開位置40bまで移動する。スプリング60は開閉中立点Mを境に働く方向が変わるため、開閉中立点Mを超えるとベースホルダ30およびトレイ40の開位置側への動作の補助となる。
ベースホルダ30とトレイ40は、スプリング60(ターンオーバースプリング)の付勢力が閉方向と逆向きに働いているため、使用者の意思に反して勝手に閉まることはない。トレイ40の上面41は、規制機構50により上方を向いている。
(i)図7に示すように、α>βのとき、上面41のトレイ開位置40bにあるときにおける水平からの角度λがトレイ閉位置40aにあるときにおける水平からの角度θよりも大となる。
(ii)図8に示すように、α<βのとき、上面41のトレイ開位置40bにあるときにおける水平からの角度λがトレイ閉位置40aにあるときにおける水平からの角度θよりも図7の場合と反対側に大となる。
(iii)図9に示すように、α=βのとき、上面41のトレイ開位置30bにあるときにおける水平からの角度λがトレイ閉位置40aにあるときにおける水平からの角度θと同じ角度となる。
また、充電中のスマートフォン等をトレイ40の上面41に置いたときには、充電ケーブルを切欠き部43を通して配策できるため、安定して充電中のスマートフォン等をトレイ40の上面41に置くことができる。
上記(A)〜(C)は、本発明実施例2にも適用可能である。
つぎに、本発明実施例2について説明する。なお、本発明実施例1と共通または類似する部分は同じ符号を付して説明を省略する。
(E)規制機構50が、リテーナ20に設けられる溝部52と、トレイ40に設けられており溝部52内を移動可能なボス部53と、を有しているため、溝部52とボス部53を用いた構成でトレイ40のリテーナ20に対する姿勢を規制することができる。
20 リテーナ
30 ベースホルダ
30a ホルダ閉位置
30b ホルダ開位置
40 トレイ
40a トレイ閉位置
40b トレイ開位置
41 トレイの上面
42 脱落防止ストッパ
43 切欠き部
50 規制機構
51 アーム
51a アームの一端部
51b アームの他端部
52 溝部
53 ボス
60 スプリング
100 車両の内装部材
A,B,C,D 回動軸
S0 リテーナの内部スペース
S 収容部
Claims (5)
- 上方および側方の一側に開放する収容部を有するリテーナと、
前記収容部内に倒れ込むホルダ閉位置と、該ホルダ閉位置から回動して起き上がり前記収容部を前記側方の一側から覆い前記収容部を上方のみに開放させるホルダ開位置とに、前記リテーナに回動可能に支持されるベースホルダと、
前記ベースホルダと回動可能に連結されており、前記ベースホルダが前記ホルダ閉位置にあるときに前記収容部を上方から覆うトレイ閉位置と、前記ベースホルダが前記ホルダ開位置にあるときに前記収容部の上方から外れた位置にあり該収容部を上方に開放させるトレイ開位置とに、前記リテーナに対して可動とされたトレイと、
前記ベースホルダと回動可能に連結されるトレイの、前記リテーナに対する姿勢を規制する規制機構と、
を有し、
前記規制機構は、前記トレイが前記トレイ閉位置と前記トレイ開位置のいずれにあるときにも前記トレイの上面が上方に向くように、前記トレイの前記リテーナに対する姿勢を規制する、車両用収容装置。 - 前記トレイの上面には、該上面の周縁部から上方に突出する脱落防止ストッパが設けられている、請求項1記載の車両用収容装置。
- 前記脱落防止ストッパには互いに対向し合う位置に切欠き部が設けられている、請求項2記載の車両用収容装置。
- 前記規制機構は、アームを有しており、該アームの一端部は、前記リテーナと前記ベースホルダとの回動軸とは異なる位置で前記リテーナに回動可能に連結されており、該アームの他端部は、前記ベースホルダと前記トレイとの回動軸とは異なる位置で前記トレイに回動可能に連結されている、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両用収容装置。
- 前記規制機構は、前記リテーナに設けられる溝部と、前記ベースホルダと前記トレイとの回動軸とは異なる位置で前記トレイに設けられており前記溝部内を移動可能なボス部と、を有している、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両用収容装置。
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Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPH11237A (ja) * | 1997-06-13 | 1999-01-06 | Suzuki Motor Corp | 車両用アームレスト |
JP2000153738A (ja) * | 1998-11-19 | 2000-06-06 | Kanto Auto Works Ltd | コンソールボックス |
JP2009184498A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Kojima Press Co Ltd | 車内用物入れ |
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2019
- 2019-03-08 JP JP2019042536A patent/JP7166961B2/ja active Active
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