JP7063248B2 - 収容部材 - Google Patents

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Description

本発明は、飲料容器、及び携帯電話やスマートホン等の携帯型電子器機を収容する為の収容部を有する、車両用の収容部材に関する。
下記特許文献には、可動容器を容器収容部の外部で支持した際は、飲料容器と携帯型電子器機を同時に収容することができ、また可動容器が容器収容部内部に支持された際は、携帯型電子器機のみを収容することができる収容容器が記載されている。
特開2004-249839号公報
しかし、この技術は、携帯型電子器機の収容部である可動容器と、飲料容器の収容部である容器収容部との距離が近くに配置されており、且つ、乗員に対して略平行に配置されている為、乗員にとっては携帯型電子器機の背後にある飲料容器を取り難いという問題があった。つまり、飲料容器を取る際には飲料容器を収容部から持ち上げるが、持ち上げ量が足らないと、携帯型電子器機の上端に飲料容器の下端を引っ掛けて、飲料容器の飲料をこぼしてしまう恐れがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、携帯型電子器機と飲料容器を同時に収容することができる収容部材において、乗員が飲料容器を取り出す為に、飲料容器を収容部から持ち上げた時に、携帯型電子器機の上端と飲料容器の下端との接触を低減できる、収容部材を提供することを目的とする。
前記課題を解決する為に、本発明は内装部材と、前記内装部材に回動可能に保持された収容部とを有し、前記収容部の閉じ位置において、前記収容部は携帯型電子器機が収容可能な第1収容部の開口が前記内装部材から表出し、前記収容部の開き位置において、前記第1収容部は前記閉じ位置にある時より下方側に、且つ上下方向長さ(L)が小さくなるように回動し、前記第1収容部の開口より上部に、飲料容器を収容可能な第2収容部の開口が前記内装部材から表出することを特徴としている。
よって飲料容器と携帯型電子器機が同時に収容されている開き位置において、飲料容器を第1収容部から持ち上げて取り出す際に、第1収容部の開口から突出する携帯型電子器機の上下寸法が小さくなるので、携帯型電子器機の上端と飲料容器の下端との接触を低減できる。従って飲料容器を収容部からスムーズに取り出すことができる。また、閉じ位置においても携帯型電子器機を収容することができる。
本発明に係る車両用の収容部材が内装部材に配置された状態の斜視図である。 実施例1の収容部材が閉じ位置と開き位置の時の断面図である。 実施例1の収容部材が閉じ位置と開き位置の時の斜視図である。 実施例1の収容部材の分解図である。 実施例2の収容部材が閉じ位置と開き位置の時の断面図である。 実施例2の収容部材が閉じ位置と開き位置の時の斜視図である。
以下、図1~図6を参照して、本発明の実施形態について説明する。
以下、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、説明する時に使われる「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、乗員が車両の前方に向いて座る時に、乗員の「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向と一致している。
図1に示すように、収容部材は内装部材としてのインストルメントパネル1と、インストルメントパネル1に回動可能に保持された収容部2から構成されている。
以下、携帯型電子器機はスマートホンSとする。図1に示すように、収容部2はスマートホンSを収容する第1収容部3の開口4のみが表出している閉じ位置と、第1収容部3と飲料容器を収容する第2収容部5の開口6とが両方表出している開き位置とを、使い分けることができる。飲料容器が無い時はスマートホンSのみを収容するように、閉じ位置が選択される。飲料容器を収容する時は開き位置にして、飲料容器は第2収容部5に収容し、スマートホンSは第1収容部3に収容する。
図2は閉じ位置と開き位置での収容部材の断面を表す。収容部2は第1収容部3と第2収容部5とからなり、閉じ位置ではスマートホンSが収容可能な第1収容部3の開口4が内装部材1から表出し、スマートホンSを収容することができる。そして開き位置では第1収容部3は閉じ位置にある時より下方側に、且つ上下方向長さ(L)が閉じ位置でのL1からL2に小さくなるように回動し、第1収容部3の開口4より上部に、飲料容器を収容可能な第2収容部5の開口6が表出する。この時、スマートホンSの開口4から突出する部分の上下方向長さも、Lと同様に小さくなる。そして車両前側から順に、飲料容器、スマートホンSを収容することができる。このような配置関係になっている為に、スマートホンSと飲料容器が同時に収容されている場合においても、スマートホンSの上端に飲料容器の下端が接触することが低減される為、飲料容器を収容部材からスムーズに取り出すことができる。
さらに第1収容部3の開口4から第2収容部5の開口6を連結する壁部7は、その上下方向長さ(H)が閉じ位置の長さH1より開き位置の長さH2のほうが大きくなるよう、閉じ位置において、その上方が内装部材側に傾斜している。その為、壁部7を超えて飲料容器を取り出す時、スマートホンSの上端と飲料容器の底部との間の寸法が大きくなり、両者の接触が低減される。また、閉じ位置から開き位置に回動した際には、走行の振動などによって、飲料容器が第2収容部5から倒れたり、落ちたりはしない。
そして収容部2の回転軸8の高さが、閉じ位置における第1収容部3の高さに近い位置にある為に、回動の軌跡が大きくならない為、開き位置において収容部材が車両後方側に大きく表出しない。言替えると、第2収容部5が適切にコンパクトに表出される。
なお、第1収容部3の収容方向と第2収容部5の収容方向は、望ましくは30°から70°の交差角9を有し、更に望ましくは40°から65°を有する。
なお、図3に示すように、内装部材の突起部13と収容部材の孔部12に、付勢力のあるターンオーバースプリング11を取り付けており、付勢力により収容部材の回動は行われる為に、乗員はその操作に煩わしさを感じない。
図4にそれぞれの構成部品を示した分解斜視図を示す。
収容部2はスマートホンSが収容されるように設計された第1収容部3と、飲料容器が収容するように設計された第2収容部5が組み付けられたものである。この第2収容部5に、孔部12が設定されており、この孔部12に付勢力を有するターンオーバースプリング11が取り付けられる。このターンオーバースプリング11の他端は、内装部材1の突起部13に取付けられる。
そして、閉じ位置から開き位置に向かって手動で回動していき、予定の回動変位の半分(中間位置)まで来ると、あとはターンオーバースプリング11の付勢力によって、全開し、開き位置となる。逆も同様であり、開き位置から閉じ位置に向かって手動で回動していき、予定の回動変位の半分(中間位置)まで来ると、あとはターンオーバースプリング11の付勢力によって、全閉し、閉じ位置となる。乗員は閉じ位置と開き位置を選択することができ、閉じ位置ではスマートホンSのみ、開き位置ではスマートホンSと飲料容器を収容することができる。
そして開き位置にてスマートホンSと飲料容器が同時に収容されている場合においても、スマートホンSの上端に飲料容器の下端が接触しない為、飲料容器をスムーズに取り出すことができる。
また収容部材の回転軸8にはダンパ10が設置されており、収容部2の回動時の開閉速度が調整されている。よって例えば、スマートホンSが収容状態で、閉じ位置から開き位置に回動する場合においても、収容部2の回動が速過ぎて、スマートホンSが第1収容部3から脱落するというような不具合は発生しない。
第2実施例は図5に示すように、第2収容部5が、インストルメントパネル1と一体的に形成された第2収容部前方部51と、収容部に形成された第2収容部後方部52とで構成され、第2収容部後方部52のみが開き位置から閉じ位置へと、回転軸8を中心に回動する。よって第2収容部前方部51は固定された状態である為、第1実施例のように、車両前方側の奥側まで第2収容部5が回動して行かず、内装部材1に占める収容部2の占有体積を小さくすることが可能となる。そして余ったスペースは他の部品配置に活用ができる。
尚、本実施例は飲料容器を収容する第2収容部5は、図6に示すように、実施例1のような円柱形状ではなく、四角柱形状となっている。
閉じ位置においては、スマートホンSが収容可能な第1収容部3の開口4が内装部材1から表出し、スマートホンSを収容することができる。そして開き位置においては、第1収容部3は閉じ位置にある時より下方側に、且つ上下方向長さ(L)が小さくなるように回動し、第1収容部3の開口4より上側に飲料容器を収容可能な第2収容部5の開口6が表出する。
そして車両前方側から順に、飲料容器、スマートホンSを収容することができる。このような配置関係になっている為に、スマートホンSと飲料容器が同時に収容されている場合においても、スマートホンSの上端に飲料容器の下端が接触することがない為、飲料容器を収容部材からスムーズに取り出すことができる。
また収容部材の回転軸にはダンパ10が設置されており、収容部2の回動時の開閉速度が調整されている。よって例えば、スマートホンSが収容状態で、閉じ位置から開き位置に回動する場合においても、収容部2の回動が速過ぎて、スマートホンSが第1収容部3から脱落するというような不具合は発生しない。
尚、内装部材1としてはインストルメントパネルの例を示したが、ドアトリムやコンソールボックスであっても良い。
1. 内装部材(インストルメントパネル)
2. 収容部
3. 第1収容部
4. 第1収容部開口
5. 第2収容部
51 第2収容部前方部
52 第2収容部後方部
6. 弟2収容部開口
7. 壁部
8. 回転軸
9. 交差角
10.ダンパ
11.ターンオーバースプリング
12.孔部
13.突起部
14.回転軸受け部
S. スマートホン

Claims (5)

  1. 内装部材と、前記内装部材に回動可能に保持された収容部とを有し、前記収容部の閉じ位置において、前記収容部は携帯型電子器機が収容可能な第1収容部の開口が前記内装部材から表出し、前記収容部の開き位置において、前記第1収容部は前記閉じ位置にある時より下方側に、かつ上下方向長さ(L)が小さくなるように回動し、前記第1収容部の開口より上部に、飲料容器を収容可能な第2収容部の開口が前記内装部材から表出し、前記第1収容部の開口から前記第2収容部の開口を連結する壁部は、その上下方向長さ(H)が前記閉じ位置より前記開き位置のほうが大きくなるよう、前記閉じ位置において、その上方が前記内装部材側へ傾斜することを特徴とする収容部材。
  2. 前記開き位置において、前記第1収容部の収容方向と前記第2収容部の収容方向は、30°~70°の交差角を有する、請求項1に記載の収容部材。
  3. 前記開き位置において、前記第1収容部の収容方向と前記第2収容部の収容方向は、40°~65°の交差角を有する、請求項1に記載の収容部材。
  4. 前記収容部の回動はダンパによって速度が調節されている、請求項1~の何れか1項に記載の収容部材。
  5. 前記収容部の前記開き位置において、前記第2収容部は、前記内装部材と前記収容部とで形成されることを特徴とする、請求項1~の何れか1項に記載の収容部材。
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