JPH0535862Y2 - - Google Patents

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JPH0535862Y2
JPH0535862Y2 JP14624789U JP14624789U JPH0535862Y2 JP H0535862 Y2 JPH0535862 Y2 JP H0535862Y2 JP 14624789 U JP14624789 U JP 14624789U JP 14624789 U JP14624789 U JP 14624789U JP H0535862 Y2 JPH0535862 Y2 JP H0535862Y2
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JP
Japan
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armrest
knob
seat
sleeve
table plate
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、座席、特にシートフレームに対して
傾動可能に連結されるシートバツクと、このシー
トバツクをその傾動位置にて保持するロツク機構
と、前記シートフレームに設けたアームレスト
と、このアームレストの先端部に回動可能に取り
付けられるテーブル板とを有する座席におけるテ
ーブル板の支持構造に関するものである。
(従来の技術) リクライニング可能なシートバツクと、収納自
在なテーブル板とを有して、列車、バス、航空機
等の乗物あるいは劇場等において使用される座席
においては、シートに着座した使用者の好み等に
応じて、これらのシートバツクやテーブル板の位
置が変えられる。シートバツクの位置は、これを
保持しているロツク機構を解除することによつて
変えられるものであり、テーブル板はこれ自体を
その枢着箇所にて回動させることにより行われる
ものである。
この種の、リクライニング可能なシートバツク
及びテーブル板を有する座席においては、従来は
特にそのロツク機構の操作を行なうノブとテーブ
ル板の枢着部とが別々の位置に設けてあつた。ま
た、ロツク機構の解除を行なうノブとテーブル板
とは、シートに着座した使用者の手元に位置する
ようにした方がよいため、一般的にはシートフレ
ームに設けられるアームレスト側もまとめられて
いたものである。以上のことにより、アームレス
ト内の構造が複雑化していたとともに、使用者に
してみればテーブル板の枢着部とシートバツクの
ためのノブとが別々に位置していることにより、
その操作が面倒なものであつたのである。
そこで、本考案者等は、テーブル板の枢着とノ
ブの形成とを簡単な構成によつて行なうにはどう
したらよいかについて種々検討を重ねてきた結
果、本考案を完成したのである。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、以上の経緯に基づいてなされたもの
で、その解決しようとする課題は、座席における
シートバツクの操作のためのノブとテーブル板と
を取り付けなければならないアームレストの構造
上の複雑化である。
そして、本考案の目的とするところは、シート
バツク操作のためのノブとテーブル板とを同軸的
に設けることによつて、両者の操作がし易くかつ
アームレストの構造を簡略化することのできるテ
ーブル板の支持構造を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 以上の課題を解決するために、本考案の採つた
手段は、実施例において使用する符号を付して説
明すると、 「シートフレーム10に対して傾動可能に連結
されるシートバツク12と、このシートバツク1
2をその傾動位置にて保持するロツク機構と、前
記シートフレーム10に設けたアームレスト20
と、このアームレスト20の先端部に回動可能に
取り付けられるテーブル板30とを有する座席1
00において、 前記アームレスト20の先端内部に、前記ロツ
ク機構の作動を制御するコントロールケーブル1
3の先端と、このコントロールケーブル13に接
続されて前記アームレスト20側に回動可能に支
持した略L字状のリンク14とを配置するととも
に、前記アームレスト20の先端に前記リンク1
4の一端に向かう軸支穴41を有した一つのスリ
ーブ40を固着して、 このスリーブ40の外端に前記テーブル板30
を回動可能に取り付けるとともに、このスリーブ
40の前記軸支穴41内に前記リンク14を操作
するノブ50を出入自在に嵌挿したことを特徴と
するテーブル板30の支持構造」 である。
(考案の作用及び使用の態様) 以上のように構成した座席100においては、
アームレスト20の先端部に設けたスリーブ40
の外周に、テーブル板30を回動可能に支持する
テーブルアーム31を枢着するとともに、このス
リーブ40の軸支穴41にノブ50のノブ軸51
を挿通したから、シートバツク12の傾動操作及
びテーブル板30の回動操作を使用者は略同一位
置にて行えるのであり、両者の操作が非常に便利
になつている。また、テーブル板30の支持とノ
ブ50の取付けを一つのスリーブ40によつて行
つているから、アームレスト20の先端部におけ
る構造は非常に簡単になつているのである。
使用者がテーブル板30を使用したい場合に
は、第2図及び第3図に示すように、このテーブ
ル板30を持つてテーブルアーム31とともにス
リーブ40を中心に回動して起こし、テーブル板
30をテーブルアーム31に対して倒すのであ
る。これにより、テーブル板30は座席100に
着座した使用者の前方にて水平に位置するのであ
る。このとき、スリーブ40は全く回転しないも
のであり、その中に収納してあるノブ50には何
等の影響もないものである。なお、以下に示す実
施例においては、テーブル板30を支持している
テーブルアーム31のアームレスト20側に案内
溝33が形成してあり、この案内溝33内にアー
ムレスト20側に固定して支持ピン23が嵌合し
ているため、テーブルアーム31の回動範囲はこ
のテーブルアーム31に形成した案内溝33によ
つて規制されている。勿論、テーブル板30を収
納したい場合には前述したのと逆の操作を行えば
よい。
一方、使用者がシートバツク12のリクライニ
ング位置を調整したい場合には、アームレスト2
0の先端部に位置するスリーブ40内のノブ50
を押すのである。このノブ50が押されれば、第
4図に示すように、このノブ50を支持している
ノブ軸51が図示下方に移動する。ノブ軸51を
案内支持している軸支穴41は、アームレスト2
0の先端部内に設けたリンク14の一端に向かつ
ているから、ノブ50と一体的なノブ軸51はこ
のリンク14の一端を押すことになり、これによ
りリンク14は図示時計方向に回動する。このリ
ンク14の他端にはコントロールケーブル13の
インナーワイヤーが接続してあるから、このリン
ク14の回動によつて図示しないロツク機構にお
けるシートバツク12のロツクが解除されるので
ある。従つて、使用者がロツク解除されたシート
バツク12の角度を適宜調整した後にノブ50か
ら手を離せば、このシートバツク12はその希望
の傾倒位置にて再び固定されるのである。
このシートバツク12の角度を変えるためのノ
ブ50の操作によつては、これを支持しているス
リーブ40がアームレスト20側に固定されたま
まであるので、テーブル板30の角度には全く影
響を与えない。すなわち、テーブル板30とシー
トバツク12のためのノブ50とを一つのスリー
ブ40を共通して設けてあつても、ノブ50また
はテーブル板30の操作はそれぞれ別個独立した
状態で行なえるのである。
(実施例) 次に、本考案を、図面に示した実施例に従つ
て、詳細に説明する。
第1図は、本考案にかかる支持構造を採用した
座席100を乗物や航空機の客室内に複数配列し
た状態が示してあり、この座席100を構成して
いる各シートバツク12やテーブル板30は図中
の仮想線にて示した範囲内で傾動または回動され
るものであり、他の座席100あるいはこれを使
用している使用者に対してどのような場合にも邪
魔にならないようにしてある。
この座席100のシートフレーム10に対して
は、シート11を取り付けるとともに、シートバ
ツク12が傾動可能に連結してあり、またシート
11の両側に位置するアームレスト20がシート
フレーム10に対して固定してある。そして、シ
ートバツク12は図示しないロツク機構によつ
て、その傾動位置にて固定されるようになつてお
り、このロツク機構を操作するためのコントロー
ルケーブル13はアームレスト20内に収納して
ある。なお、アームレスト20は、図示した実施
例におけるようにシートフレーム10に固定的な
ものであつてもよいし、またシートフレーム10
に固定された下方部分に対して倒伏可能なもので
あつてもよいものである。
ロツク機構に関して、本実施例では図示はして
いないが、種々なものが適用できる。例えば圧力
流体等を収納したシリンダ及びピストンからな
り、このシリンダ内の流体の流れを制御すること
により、シートバツク12を傾動位置してロツク
するもの、あるいはシートフレーム10またはシ
ートバツク12側とに形成した係合穴内にシート
バツク12またはシートフレーム10側に設けた
係合ピンを係合させるようにするもの等が適用で
きる。いずれにしても、このロツク機構として
は、そのロツク解除をコントロールケーブル13
の操作によつて行えるものであればどのような形
成のものであつてもよいものであり、シートバツ
ク12のいずれか一方への傾動を圧力流体あるい
はスプリングの付勢力によつて補助するようなも
のを適用することが好ましい。
アームレスト20の先端部内には、第4図及び
第5図に示すように、コントロールケーブル13
のロツク機構を操作するためのコントロールケー
ブル13の先端が配置してあり、このコントロー
ルケーブル13のインナーワイヤーにはアームレ
スト20側に軸支した略L字状のリンク14の他
端が連結してある。そして、このリンク14の一
端は、第4図に示したように、後述するノブ50
のノブ軸51に当接すべくテーブル板30の前方
に向けて延在している。また、このアームレスト
20内には、開口22を有した支持板21が配置
してあり、この支持板21の開口22には後述の
スリーブ40が固着してある。なお、本実施例に
おいては、アームレスト20の先端部に横方向に
配設した支持ピン23が固定的に取り付けてあ
り、この支持ピン23の一端はアームレスト20
の外方に突出させてある。
テーブル板30は本実施例においては、第2図
及び第3図に示すように、ピン34によつてテー
ブルアーム31に回動自在に連結してあり、この
テーブルアーム31に設けた枢軸穴32にアーム
レスト20から部分的に突出しているスリーブ4
0を嵌合して取り付けることにより、アームレス
ト20に対して上下方向及び水平方向に回動自在
に連結されている。なお、本実施例においては、
第3図に示したように、テーブルアーム31の裏
面側に、枢軸穴31を中心とする半円弧状の案内
溝33が形成してあり、この案内溝33内にアー
ムレスト20側に固定した支持ピン23の一端が
係合させてある。
スリーブ40は、第4図に示したように、内側
に軸支穴41を、外側にノブ収納穴42を形成し
たものであり、これら軸支穴41及びノブ収納穴
42は前述したリンク14の一端に向かうように
アームレスト20の先端部に配置・固定してあ
り、かつこれらの軸心はアームレスト20と直交
する方向に配置してある。勿論、スリーブ40に
は、アームレスト20の側部に配置されるテーブ
ル板30のためのテーブルアーム31を枢着する
ためのものであるから、そのノブ収納穴42を構
成する部分がアームレスト20から突出したもの
となつている。なお、このスリーブ40は、前述
した支持板21によつてアームレスト20に対し
て固着してある。
ノブ50はスリーブ40のノブ収納穴42内に
出入自在に挿入されるもので、これと一体的なノ
ブ軸51をスリーブ40の軸支穴41に挿通する
ことにより、スリーブ40に対して移動可能に支
持してある。ノブ軸51の先端は、第4図に示し
たように、アームレスト20内に支持したリンク
14の一端に当接するものであり、このノブ軸5
1は固定ナツト52によつて抜け止めされてい
る。なお、この固定ナツト52内にはノブ軸51
を付勢する図示しないスプリングが収納してあ
り、このスプリングの付勢力によつて、ノブ50
は常に第4図に示した位置となるようにしてあ
る。
(考案の効果) 以上説明した通り、本考案においては、上記実
施例にて例示した如く、 「アームレスト20の先端内部に、前記ロクツ
機構の作動を制御するコントロールケーブル13
の先端と、このコントロールケーブル13に接続
されて前記アームレスト20側に回動可能に支持
した略L字状のリンク14とを配置するととも
に、前記アームレスト20の先端に前記リンク1
4の一端に向かう軸支穴41を有した一つのスリ
ーブ40を固着して、 このスリーブ40の外端に前記テーブル板30
を回動可能に取り付けるとともに、このスリーブ
40の前記軸支穴41に前記リンク41を操作す
るノブ50を出入自在に嵌挿したことを特徴とす
るテーブル板30の支持構造」 にその構成上の特徴があり、これにより、シート
バツク操作のためのノブとテーブル板とを同軸的
に設けることによつて、両者の操作がし易くかつ
アームレストの構造を簡略化することのできるテ
ーブル板の支持構造を提供することができるので
ある。
すなわち、本考案にかかるテーブル板30の支
持構造によれば、そのノブ収納穴42及びノブ5
0がアームレスト20と直交するスリーブ40を
アームレスト20の先端部に設けて、このスリー
ブ40の外側にテーブル板30のテーブルアーム
31を回転自在に枢着し、かつこのスリーブ40
にノブ軸51及びノブ50を支持させたから、テ
ーブル板30の取出し・収納操作と、シートバツ
ク12の傾動操作とを一つの場所において行なう
ことができて、使用者にとつて非常に便利である
だけでなく、アームレスト20の先端部における
構造を非常に簡略化できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる支持構造を採用した複
数の座席を客室内に配置した状態を示す部分側面
図、第2図は第1図の−線に沿つてみた部分
拡大断面図、第3図は第2図の部分側面図、第4
図は第2図の−線に沿つてみた部分拡大断面
図、第5図は第4図の−線に沿つてみた部分
断面図である。 符号の説明、100……座席、10……シート
フレーム、11……シート、12……シートバツ
ク、13……コントロールケーブル、14……リ
ンク、20……アームレスト、30……テーブル
板、31……テーブルアーム、40……スリー
ブ、50……ノブ、51……ノブ軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シートフレームに対して傾動可能に連結される
    シートバツクと、このシートバツクをその傾動位
    置にて保持するロツク機構と、前記シートフレー
    ムに設けたアームレストと、このアームレストの
    先端部に回動可能に取り付けられるテーブル板と
    を有する座席において、 前記アームレストの先端内部に、前記ロツク機
    構の作動を制御するコントロールケーブルの先端
    と、このコントロールケーブルに接続されて前記
    アームレスト側に回動可能に支持した略L字状の
    リンクとを配置するとともに、前記アームレスト
    の先端に前記リンクの一端に向かう軸支穴を有し
    た一つのスリーブを固着して、 このスリーブの外端に前記テーブル板を回動可
    能に取り付けるとともに、このスリーブの前記軸
    支穴内に前記リンクを操作するノブを出入自在に
    嵌挿したことを特徴とするテーブル板の支持構
    造。
JP14624789U 1989-12-18 1989-12-18 Expired - Lifetime JPH0535862Y2 (ja)

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