JPH0511811Y2 - - Google Patents

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JPH0511811Y2
JPH0511811Y2 JP12852889U JP12852889U JPH0511811Y2 JP H0511811 Y2 JPH0511811 Y2 JP H0511811Y2 JP 12852889 U JP12852889 U JP 12852889U JP 12852889 U JP12852889 U JP 12852889U JP H0511811 Y2 JPH0511811 Y2 JP H0511811Y2
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JP
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packaging
parts
batteries
face
packaging container
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えば、乾電池などの柱状体を包
装する柱状体の包装容器に関する。
(ロ) 従来技術 従来、乾電池は所定数、例えば2個を纏めて、
薄いフイルムでほぼ真空状にパツクされていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上述のように、フイルムでパツクされ
ていると、乾電池の上端面と下端面との形状が違
うために、各パツク間では位置的な秩序が保て
ず、見栄えのする陳列ができなかつた。ただ、ワ
ゴンに乱雑に入れておくだけであつた。
また、フイルムでピツチリと包装されているの
で、鋭角の作用するような外部力に脆く、陳列用
のワゴンに入れたり出したりするときに、ピツチ
リとしたフイルムがワゴンの縁にぶつかつたりし
て、さつと裂けてしまうことがあつた。すると、
乾電池は剥き出しになり、商品価値は低下して経
営上のマイナスという問題点になつた。
さらに、フイルムパツクの乾電池は持つところ
が設けられていないので、一度に持ち得る数は手
に握れる分だけで、例えば電気店で少し多めの乾
電池を急いでいてレジまでもつて行くといつた場
合に、握つていた電池を不測にも落としてしまう
ことがあつた。落とした時には、包装が破れたり
する不都合が生じた。
その上、例えばスーパーで他の商品と共に上述
のような乾電池を購入した場合には、乾電池の密
度が他の商品に比べ大きいので袋の下部に位置
し、また、その包装状態が乾電池の剥き出し状態
と酷似しているので存在感がうすく、他の商品に
よつて袋が破れてしまつたり、また自転車のカゴ
に入れるときに袋が破れてしまつたりした場合
に、購入した乾電池をなくしてしまうこともあつ
た。
この考案は、上述のような問題点を考慮して、
包装状態が丈夫で、見栄えのする陳列が行え、し
かも持ちやすい柱状体の包装容器の提供を目的と
する。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案は、包装する柱状体の端面を包囲する
端面包囲蓋を有した2枚の包装部と、これらの一
側同士を、上記端面包囲蓋を対応させて連結する
連結部と、上記包装部の他側に形成し、これら包
装部を相対向させた状態で保持する嵌合片を有し
た止着部と、該止着部に形成した把持部とを、硬
質の薄い樹脂シートで一体的に形成した柱状体の
包装容器であることを特徴とする。
(ホ) 作用 この考案の硬質の樹脂シートで形成した柱状体
の包装容器は、柱状体の両端面を端面包囲蓋によ
つて包囲して、柱状体の形状を安定させ、止着部
によつてその安定状態を保持し、この止着部に形
成した把持部で容器を把持させる。
(ヘ) 考案の効果 上述のように、この考案によれば、柱状体の上
端面と下端面とに対応する部分に端面包囲蓋を形
成しているので、各端面の形状を統一でき、上端
面と下端面とを接した状態で陳列することもで
き、様々に工夫することによつて見栄えのする陳
列が行える。
また、この包装容器は硬質の樹脂シートで形成
しているので、従来のように、簡単に破れてしま
うようなことがなく、包装状態をしつかりと保つ
ことができ、商品価値を低下させてしまうような
ことがなく、合理的な経営を行える。
さらに、包装状態を保つように止着する止着部
に把持部を設けたので、手にとるときに包装状態
を確認することができ、また、従来のパツク包装
に比べて持ちやすいので、手に握りきれない数の
柱状体でも一度に持つことができる。
さらにその上、従来の包装方法と異なり堅固な
包装容器によつているので、包装されている柱状
体に存在感を与えることができ、また多種類の商
品と同一の袋に入れられた時にもその中で安定し
て収納することができ、不測に紛失したりするこ
とがなく、取扱いも容易である。
(ト) 実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は乾電池を包装する包装容器を示し、第2
図において包装容器1は、同形状に形成し相対向
する2つの包装部2,2と、これらの一側同士を
連結する連結部3と、上述の包装部2,2を相対
向した状態に保持する2つの止着部4,4と、こ
れらの止着部4,4に形成した2つの把持部5,
5とを、それぞれ屈曲部を介して硬質の薄い樹脂
シートによつて一体に形成している。
前述の包装部2,2は長方形状に形成し、これ
らの外側には外方へ突出する複数の端面包囲蓋2
a…を形成している。これらの端面包囲蓋2a…
は、長円形状の中央部を若干くびらせて2本の乾
電池に対応する形状にしている。
前述の連結部3は、帯状に形成し、各包装部
2,2の長辺部分間に、2つの第1屈曲部6,6
を介して介在させ、下面に下方へ突出する補強支
持部3a…を適宜数形成している。
前述の2つの止着部4,4は、上述した連結部
3の半分の幅の帯状に形成して、各包装部2,2
の外側に第1屈曲部7,7を介して連設し、各止
着部4,4には、これらの外側縁同士を当接し固
定する複数の嵌合片8…を第3屈曲部9,9を介
して形成し、これらの嵌合片8…には、嵌合凸部
8a…と嵌合凹部8b…とのうちいずれかを、そ
れぞれが対向するように、適宜数ずつ対向させて
形成している。
また前述の把持部5,5は、上述した止着部の
を長辺部分の中間位置に、上述の第3屈曲部9,
9を介してコ字状に形成しており、これらの第3
屈曲部9,9側位置には、各把持部5,5同士の
連結状態を保持するように、2つの嵌合凸部5
a,5aか2つの嵌合凹部5b,5bを、それぞ
れが対向するように形成している。
このように構成した包装容器1は、第1屈曲部
6,6を谷折りして、対向する包装部2,2の端
面包囲蓋2a…内側に、乾電池の両端面部分が対
応するように収納し、続いて第2屈曲部7,7を
も谷折りして各止着部4,4外側縁の第3屈曲部
9,9同士を当接し、各嵌合片8…と把持部5,
5とを第3屈曲部9,9で山折りすることによつ
て嵌合片8…と把持部5,5とに形成した、対向
する嵌合凸部5a,5a,8a…と嵌合凹部5
b,5b,8b…とを嵌合し、先の当接状態を固
定して、第1図に示すようにする。
そして、補強支持部3a…と第1屈曲部6,6
とを接地したり、一側の端面包囲蓋2a…の外側
面を接地したりして陳列する。
上述のように、乾電池10,10の形状の異な
る上端面と下端面とを同形状の端面包囲蓋2a…
によつて包囲するので、包装後の上端面下端面と
の形状は同一になり、位置関係を安定させること
ができ、電池10,10を縦に並べて陳列するこ
ともできるため、陳列状態を多様にできる。
また、把持部5,5の上側は前後から重合され
た状態になつているので、この包装容器1に包装
された電池10,10を陳列するときに、その価
格やメーカ等の表示を陳列台に行わずに、重合す
る把持部5,5の隙間に挟んで行うこともでき、
新奇な陳列が行え、陳列効果を増大させることが
できる。
それと同時に、形成した把持部5,5によつ
て、包装容器1が持ち易くなり、包装された乾電
池10,10を一度に多数持つことができ便利で
ある。
さらに、包装容器1は、硬質の薄い樹脂シート
によつて堅固に形成しているので、不測に破けて
商品としての価値を低下させたりすることなく丈
夫であり、高級感を醸し出すこともでき、購入者
側は快く購入して行くことができる。
その上、この包装容器1の固定方法は硬質樹脂
を利用した嵌着によつているので、乾電池10,
10を包装する作業が簡単であり、またその包装
容器1を再度使用することもできる。そして、把
持部5,5は止着部4,4の嵌合片8…と同様に
第3屈曲部9,9を介して形成しているので、把
持部5,5を持つときには、止着部4,4同士の
当接状態が適当かどうかを自ずと確認でき、不測
に電池10,10を落したりすることがない。
以上、この考案の一実施例を示したが、この考
案は上述の構成に限定されない。
例えば、先の実施例では、2つの包装部2,2
に止着部4,4を1つずつ形成したが、一方のみ
に形成するもよく、また、把持部5,5は2つ形
成して重合するようにしたが、1つだけ形成する
ようにするもよい。これらのことから、包装容器
1の止着方法を嵌合ではなく係止や熱溶着、他の
接着によるもよく、前述の実施例では止着部4,
4に一体に形成した把持部5,5を、出没自在な
帯状体で形成するもよい。
また、2本の乾電池10,10を包囲する端面
包囲蓋2aを形成し、これを縦方向に並列した
が、3本、4本の乾電池が入る端面包囲蓋を形成
するも、また、横方向に積層するように配置する
もよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は使
用状態を示す斜視図、第2図は包装容器の展開状
態を示す斜視図である。 1……包装容器、2……包装部、2a……端面
包囲蓋、3……連結部、4……止着部、5……把
持部、8……嵌合片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 包装する柱状体の端面を包囲する端面包囲蓋を
    有した2枚の包装部と、 これらの一側同士を、上記端面包囲蓋を対応さ
    せて連結する連結部と、 上記包装部の他側に形成し、これら包装部を相
    対向させた状態で保持する嵌合片を有した止着部
    と、 該止着部に形成した把持部とを、硬質の薄い樹
    脂シートで一体的に形成した 柱状体の包装容器。
JP12852889U 1989-11-02 1989-11-02 Expired - Lifetime JPH0511811Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12852889U JPH0511811Y2 (ja) 1989-11-02 1989-11-02

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JP12852889U JPH0511811Y2 (ja) 1989-11-02 1989-11-02

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Publication Number Publication Date
JPH0367156U JPH0367156U (ja) 1991-06-28
JPH0511811Y2 true JPH0511811Y2 (ja) 1993-03-24

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