JPH0516118Y2 - - Google Patents

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JPH0516118Y2
JPH0516118Y2 JP1987131299U JP13129987U JPH0516118Y2 JP H0516118 Y2 JPH0516118 Y2 JP H0516118Y2 JP 1987131299 U JP1987131299 U JP 1987131299U JP 13129987 U JP13129987 U JP 13129987U JP H0516118 Y2 JPH0516118 Y2 JP H0516118Y2
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reinforcing
bag
bag body
cans
folding
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、缶包装用袋に関するものである。
【従来技術とその問題点】
各種物品の包装用に袋が使用されている。 従来の包装用袋は、次の構造を有している。 即ち、縦方向の両側に内側に折り込んだ折り込
み部が設けられており、下端部は溶着部等によつ
て封じ部が形成されている。包装用袋の上部は開
口してあり、所定の幅だけ内側へ折り込まれて補
強部が形成されている。補強部には、把手が取り
付けられている。 この従来の包装用袋には次のような問題点があ
つた。 (1) 開口部が開放状態であるので、物品を収容し
て店頭に陳列する際に、開口部から塵埃が入り
込んで収容物が塵埃を被り、この為清潔感が失
われて商品価値が落ちる。特に最近では缶はス
テイオンタブとなつており、缶の一部を中に折
り込んだり、開口後はそのまま口を着けて飲料
するので不潔である。 (2) 包装用袋の封じ部が、袋の底に位置している
ので封じ部に内容物の重みが直接にかかる。こ
の為、溶着等が不完全な場合は、飲料物が入つ
た缶のような重量物を収容したときは底抜けの
心配がある。 (3) 把手を取り付けるためには、まず上部を所定
の幅だけ内側へ折り込んで補強部を設けなけれ
ばならず、その分だけ手間がかかり加工性が悪
い。 (4) 缶を収容した場合、収まりがよくなかつた。 ところで、実開昭56−81037号公報には袋本体
自体に開口部を覆うカバーシートを取付けて収容
物を遮蔽・保護する手下げ袋が開示してある。こ
の手下げ袋によれば、収容物が塵埃を被り、清潔
感が失われて商品価値が落ちるという上記(1)の問
題点は解決できるが、(2)ないし(4)の問題点につい
ては依然未解決である。
【本考案の目的】
そこで本考案の目的は、重量物を収容した場合
でも底抜けの心配がなく、また、缶を収容した場
合に収まりがよく、更には生産に当つて加工性が
良い缶包装用袋を提供することにある。
【本考案の構成】
上記問題点を解決し、その目的を達成するため
に講じた本考案の構成は次の通りである。 即ち本考案は、袋本体と、この袋本体に上縁部
に取付けてある一対の把手と、を備え、上記袋本
体は、チユーブ状に形成された柔軟性を有するフ
イルムまたはシートを内側に折り込んで設けられ
た上部折り込み部、及び下部折り込み部と、左右
両端部に設けてある封じ部と、上記上部折り込み
部の谷部を切離して設けられた開口部と、上記上
部折り込み部を含む袋本体の上縁部に向かい合わ
せに形成されており、フイルムまたはシートが二
枚重ねになつた補強部と、上記補強部内に挟み込
まれている補強板と、を備え、この補強板の一方
または双方には収容物を覆う被覆体が設けてあ
り、上記把手は、上記補強部と補強板とを貫いて
固着してある取着具を有し、上記下部折り込み部
の折り込み長さは、缶が二本並べて収容できる長
さである、缶包装用袋である。 本考案でいうチユーブ状フイルムまたはシート
としては、柔軟性を有する合成樹脂製のフイルム
またはシート,クラフト紙,更にはこれらの複合
物,等、各種の袋素材をチユーブ状にしたものを
あげることができる。 補強板の素材としては、紙、合成樹脂等が使用
される。 被覆体は補強板と一体に設けることもできる
し、補強板とは別に作成しておき、補強板と連結
することもできる。後者の場合は、補強板と被覆
体とで異なつた素材の使用が可能である。 被覆体が厚紙或いは合成樹脂板等のように剛性
又は準剛性の素材を使用する場合は、物品を収容
した袋を積み重ねる場合に積み重ねやすい。 また、薄紙,合成樹脂フイルムまたはシート,
金属箔等のように柔軟性の素材を使用する場合
は、物品を収納する場合に被覆体が邪魔になりに
くい。 被覆体は一方の補強板だけに設けることもでき
るし、双方の補強板に設けることもできる。 なお、広告面の増加を主目的とする場合は、被
覆体は必ずしも収容物の上全部を覆う必要はな
く、三角形、鼓形等適宜形状に形成することがで
きる。 また、収容物が瓶の場合には、被覆体に瓶の首
部を挿着するための挿着孔を設けることもでき
る。
【実施例】
本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細
に説明する。 第1図は第1実施例の斜視図、第2図は第1図
におけるA−A端面図、第3図は第1の実施例の
使用状態を示す斜視図である。 符号10は袋本体で、適度な柔軟性と強度を有
する合成樹脂フイルムまたはシートを使用してチ
ユーブ状に形成してあり、上下に、内側に折り込
まれた上部ガセツト部11及び下部ガセツト部1
2が設けられている。上部ガセツト部11は全長
にわたり谷部110が切離されて開口部13が設
けられている。そして、両側端部は溶着されて封
じ部15,15aが設けられている。 上部ガセツト部11の谷部110の切離によつ
て袋本体10の上部側は合成樹脂フイルムまたは
シートが二枚重ねになつた補強部19が形成され
ている。 補強部19内には、補強板16,16aが挟み
込まれている。補強板16,16aはボール紙で
作られており、一方の補強板16には、使用時に
折曲部169から袋本体10の水平方向に折曲し
て収容物の上部を覆う、略開口部13一杯に大き
さの四角形の被覆体160が一体に連設されてい
る。 また、補強部19及び補強板16,16aには
把手18,18aを取り付けるための取着孔(図
示せず)が形成されている。なお、補強板を封じ
部15,15aを除く補強部19の全周にわたつ
て設けると開口部13の形が整い、見た目がきれ
いである。 そして、補強部19と補強板16,16aの取
着孔とに取着具181の一部を貫通させて取着固
定することにより把手18,18aが取り付けら
れている。 なお、下部折り込み部12お折り込み長さは、
缶が二本並べて収容できる長さである。 (作用) 第1図乃至第3図を参照して、缶を収容する場
合を例に取り本実施例の作用を説明する。 まず、補強板16の被覆体160を折曲部16
9から上方へ折曲し、開口部13から包装用袋1
内に所要数の缶Cを並べて収容する。そして、収
容した缶Cの上面に被覆体160をかぶせる。こ
れによれば、缶Cの上面は被覆体160によつて
覆われるためにほこりをかぶらず、店頭に陳列し
た場合にも清潔感があり、販売促進に好ましい影
響が期待できる。 また、大量に陳列するために高く積み重ねる場
合でも、下の缶の凹凸面と上の缶底との間にボー
ル紙の被覆体160が介在することになり、積み
重ねられた缶の安定性が高い。 第4図は本考案の第2の実施例の使用状態を示
す斜視図である。 本実施例における包装用袋は、ボール紙製の双
方の補強板16,16aに、被覆体160a,1
60bが一体に連設してある。被覆体160a,
160bの上面は、それぞれ第1の実施例の被覆
体160のほぼ半分の大きさで、その先端に、折
曲線161a,161bを介して下側に向けて折
曲するようにした折曲片162a,162bが一
体に連設してある。 この実施例の包装用袋の場合は、収容された各
缶Cの間に折曲片162a,162bが挿入され
ることとなるために、包装用袋1が転倒した場合
やひつくり返つた場合でも中の缶Cは外に出にく
い。 第5図は本考案の第3の実施例の使用状態を示
す斜視図である。第2の実施例で示した包装用袋
に、更に折曲片162a,162bの先端縁に、
把手18,18aに掛止できる掛止切れ込み16
3a,163bが形成されている。また、折曲線
161aには挿入孔164aが、挿入孔164a
と相対する折曲線161bの箇所には挿入突片1
64bが設けてある。 この実施例の包装用袋は、中に物品を収容する
場合に掛止切れ込み163a,163bを把手1
8,18aに掛止させ、被覆体160a,160
bを上方に向けた開放状態にできるので、物を収
容する場合に被覆体160a,16bが邪魔にな
らず収容しやすい。 また、物を収容した後は挿入孔164aに挿入
突片164bを挿入して被覆体160a,160
bを結合すると包装用袋をさかさにしても収容物
が包装用袋から出ない。 なお、各図において同一又は同等箇所には同一
の符号を付して示している。 また、本考案は図示の実施例に限定されるもの
ではなく、実用新案登録請求の範囲の記載内にお
いて種々の変形が可能である。
【考案の効果】
本考案は、上記構成を有し次の効果を奏する。 (1) 袋の封じ部は、従来の袋のように底部に位置
するのではなく、側部に設けられているので封
じ部に内容物の重みが直接にかかることはな
く、封じ部の溶着等が不完全でも底抜けの心配
はない。 (2) チユーブ状フイルムまたはシートの上側に、
内側に折り込まれた上部折り込み部が設けら
れ、上部折り込み部の谷部を切離し、開口部を
設けることによつて上部折り込み部がそのまま
補強部を構成する。 このため、従来の袋のように上部開口部を内
側へ折り込んで補強部を設けるという工程が不
要であり、加工性が良く製造コストの低減を図
ることができる。 (3) 谷部の切離によつて上部折り込み部には、フ
イルムまたはシートが二枚重ねになつた補強部
が向かい合わせて形成され、補強部内には、補
強板が挟み込まれており、補強部と補強板とを
貫いて取着具を固着して、上記上部折り込み部
に把手が取り付けられている。 従つて、把手を吊下げたときに補強板によつ
て荷重が分散され、飲料物が入つた缶のような
重量物を収容した場合でも取着具の取着部が破
損するのを防止できる。 (4) 下部折り込み部の折り込み長さは缶が二本並
べて収容できる長さであるので缶を収容し易
く、しかも収容したときに収まりがよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例の斜視図、第2図は第1
図におけるA−A端面図、第3図は第1の実施例
の使用状態を示す斜視図、第4図は第2の実施例
の使用状態を示す斜視図、第5図は第3の実施例
の使用状態を示す斜視図である。 10……袋本体、11……上部折り込み部、1
9……補強部、16,16a……補強板、160
……被覆体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 袋本体10と、 この袋本体10の上縁部に取付けてある一対の
    把手18,18aと、 を備え、 上記袋本体10は、 チユーブ状に形成された柔軟性を有するフイル
    ムまたはシートを内側に折り込んで設けられた上
    部折り込み部11、及び下部折り込み部12と、 左右両端部に設けてある封じ部15,15a
    と、 上記上部折り込み部11の谷部110を切離し
    て設けられた開口部13と、 上記上部折り込み部11を含む袋本体10の上
    縁部に向かい合わせに形成されており、フイルム
    またはシートが二枚重ねになつた補強部19と、 上記補強部19内に挟み込まれている補強板1
    6,16aと、 を備え、 この補強板16,16aの一方または双方には
    収容物を覆う被覆体160,160a,160b
    が設けてあり、 上記把手18,18aは、上記補強部19と補
    強板16,16aとを貫いて固着してある取着具
    181を有し、 上記下部折り込み部12の折り込み長さは、缶
    が二本並べて収容できる長さである、 缶包装用袋。
JP1987131299U 1987-08-27 1987-08-27 Expired - Lifetime JPH0516118Y2 (ja)

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JPS6435845U JPS6435845U (ja) 1989-03-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5681037U (ja) * 1979-11-20 1981-07-01

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JPS6435845U (ja) 1989-03-03

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