JPH0617722Y2 - 被覆板付き包装用袋 - Google Patents

被覆板付き包装用袋

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JPH0617722Y2
JPH0617722Y2 JP6716090U JP6716090U JPH0617722Y2 JP H0617722 Y2 JPH0617722 Y2 JP H0617722Y2 JP 6716090 U JP6716090 U JP 6716090U JP 6716090 U JP6716090 U JP 6716090U JP H0617722 Y2 JPH0617722 Y2 JP H0617722Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
fold line
packaging bag
cover plate
plate
reinforcing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6716090U
Other languages
English (en)
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JPH0311644U (ja
Inventor
雅人 諸藤
Original Assignee
モロフジ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は収容物を覆う被覆板付き包装用袋に関し、高さ
の異なる収容物を収容する場合でも対応できるようにし
た被覆板付き包装用袋に関するものである。
【従来技術とその課題点】
各種物品の包装用に袋が使用されている。 従来の包装用袋の構造の一例を第4図に示す。 包装用袋1には、縦方向の両側に内側に折り込んだガセ
ット部12、12aが設けられており、下端部は溶着等
によって封じ部15が形成されている。包装用袋1の上
部は開口してあり、所定の幅だけ内側へ折り込まれて補
強部19が形成されている。補強部19には、厚紙1
6、16aが挟み込まれ、補強部19と厚紙16、16
aに貫通孔を設けて把手18、18aが取り付けられて
いる。 この従来の包装用袋は、開口部が開放状態であるので、
物品を収容して店頭に陳列する際に開口部から塵埃が入
り込んで収容物が塵埃を被ってしまい、この為収容物は
清潔感が失われて商品価値が落ち、特に缶等は開口後は
そのまま口を着けて飲料するので不潔であるという課題
点があた。 この課題点を解決する包装用袋が実開昭56−8103
7号公報に開示してある。 この包装用袋は開口部内側に上部を固定してカバーシー
トを取付けたものである。この考案によれば、内部の収
容物を遮蔽することができると共に雨により濡れるの防
止することができるので前記課題点は一応解決できる。
前記カバーシートは紙、布またはプラスチックシートで
あり、明細書及び図面の記載からは柔軟性を有するもの
と思料される。 ところで、缶ビールや瓶ビール或は清涼飲料水等は販売
促進の為に積み重ねて立体的に陳列する場合が多い。立
体的な陳列に当たって前記実開昭56−81037号公
報に開示してある包装用袋を使用する場合、使用されて
いるカバーシートは柔軟性シートである為に下側の瓶ビ
ール等と上側の瓶ビール等との積み重ね箇所は安定に欠
け、下側の瓶ビール等と上側の瓶ビール等との積み重ね
箇所が安定せず陳列が崩れる危険性がある。
【考案の目的】
そこで本考案の目的は、収容物が塵埃等を被らないよう
にすると共に収容物を収容して積み重ねたときに安定的
に積み重ねることができる被覆板付き包装用袋を提供す
ることにある。 また、本考案の他の目的は、高さの異なる収容物に対応
できる被覆板付き包装用袋を提供することにある。
【考案の構成】
前記課題点を解決し、その目的を達成するために講じた
本考案の構成は次の通りである。 即ち本考案は、上部開口部の側縁に把手を有する包装用
袋において、上部開口部の側縁部に配設してあり、把手
が取付けてある補強板と:この補強板から延設してあ
り、内部に収容された収容物を覆う薄板状の被覆板と:
を備え、前記被覆板は剛性又は準剛性の素材を使用し、
前記補強板側から自由端側にかけて設けられた、第1の
折目線と第2の折目線と第3の折目線と第4の折目線と
を有しており、第3の折目線の箇所またはその近傍には
摘みが設けてあり、前記折目線は、内部に収容される収
容物の高さに対応して適宜折曲される、被覆板付き包装
用袋である。 本考案に係る袋の素材としては、プラスチックフィル
ム,クラフト紙,更にはこれらの複合物,等各種の袋素
材をあげることができる。 把手と共に袋に取り付けられる補強板には、ボール紙等
の厚紙或いはプラスチック板等が使用される。 補強板は、通常把手が取り付けられる開口部の相対する
二箇所に装着されるが、開口部全周または略全周にわた
って設けることもできる。 被覆板は補強板と一体に設けることもできるし、補強板
とは別に作成しておき、補強板と連結することもでき
る。後者の場合は、補強板と被覆板とで異なった素材の
使用が可能である。 被覆板は厚紙或いはプラスチック板等のように剛性又は
準剛性の素材を使用して、物品を収容した袋を積み重ね
る場合に積み重ねやすいようにしている。 袋の上縁は、袋の強さによっては折り返されて補強部が
設けられる。この場合は補強板は、折り返された補強部
の間に挿入され、補強板を挟んだ状態で把手が取りつけ
られるが、これに限定されるものではない。
【実施例】
本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明す
る。第1図は一実施例の斜視図、第2図第3図は収容物
として缶形状の物を収容した場合を示しており、第2図
は高さの低い収容物を収容する場合の説明図、第3図は
高さの高い収容物を収容する場合の説明図である。 包装用袋1には適度な柔軟性と強度を有するプラスチッ
クフィルムが使用され、縦方向の両側には内側に折り込
んだガセット部12が設けられている。下端部は溶着等
によって封じ部15が形成されている。包装用袋1の上
部は開口してあり、所定の幅だけ内側へ折り込まれて補
強部19が形成されている。補強部19には、補強板で
ある厚紙16、16aが挟み込まれ、補強部19と厚紙
16、16aに貫通孔を設けて把手18、18aが取り
付けられている。前記厚紙16には厚紙でできた薄板状
の被覆板2が延設してある。被覆板2には、補強部19
側から自由端10側にかけて、第1の折目線21と、第
2の折目線23と、第3の折目線24と、第4の折目線
28とが設けてある。被覆板2は、これらの折目線を介
して部分被覆板20,22,25,29に分けられてい
る。 第3の折目線24の中央部には第4の折目線28側に向
けて「コ」形状の切れ込み26が設けてあり、切れ込み
26と第3の折目線24で囲まれて摘み27が形成して
ある。 前記第1の折目線21と第3の折目線24は第2図に示
すように高さの低い収容物C1を収容する場合に折曲し
て使用される位置に設けてある。第1の折目線21と第
2の折目線23と第4の折目線28は、第3図に示すよ
うに高さの高い収容物C2を収容する場合に折曲して使
用される位置に設けてある。 (作用) 第1図乃至第3図を参照して本実施例の作用を説明す
る。 (1)高さの低い収容物を収容する場合 第1の折目線21から被覆板2を上方に折曲し、収容部
C1を包装用袋1内に収容した後、第3の折目線24か
ら自由端10側の部分被覆板25,29は差し込み舌片
として機能させるために、第3の折目線24から下方に
折曲して収容物C1と包装用袋1の間に挿入する。 その際摘み27は上方に折曲しておく。 これによれば、収容物C1の上面は部分被覆板20,2
2によって覆われるために塵埃を被らず店頭に陳列した
場合にも清潔感があり、販売促進に好ましい影響が期待
できる。 また、大量に陳列するために高く積み重ねる場合でも、
下の収容物C1の上面の凹凸と上の収容物C1底との間
に部分被覆板20,22が介在することになり、積み重
ねられた収容物の安定性が高い。収容物C1を取出す場
合は、摘み27を引上げて被覆板2を上方に開けばよ
い。 (2)高さの高い収容物を収容する場合 第1の折目線21から被覆板2を上方に折曲し、収容物
C2を包装用袋1内に収容する。その後、第2の折目線
23から水平方向に折曲し、更に第4の折目線28から
下方に垂直に折曲し、自由端10側の部分被覆板29は
差し込み舌片として機能させ、収容物C2と包装用袋1
の間に挿入する。 これによれば、収容物C2の上面は部分被覆板20,2
5によって覆われるために塵埃を被らず店頭に陳列した
場合にも清潔感があり、販売促進に好ましい影響が期待
できる。 また、大量に陳列するために高く積み重ねる場合でも、
下の収容物C2の上面の凹凸と上の収容物C2底との間
に部分被覆板20,25が介在することになり、積み重
ねられた収容物の安定性が高い。 なお、各図において同一又は同等箇所には同一の符号を
付している。 また、本考案は図示の実施例に限定されるものではな
く、実用新案登録請求の範囲の記載内において種々の変
形が可能である。
【考案の効果】
本考案は前記構成を有し次の効果を奏する。 (1)従来の包装用袋の開口部は開放状態にあり、缶など
の収容物を収容して店頭に陳列する際に開口部から塵埃
が入り込み収容物が塵埃を被り、この為清潔感が失わ
れ、特に缶等は開口後はそのまま口を着けて飲料するの
で不潔であった。 しかし、本考案では収容物の上部を覆う被覆板が設けて
あるので収容物の上面は被覆板によって覆われるため塵
埃を被らない。このため店頭に陳列した場合にも清潔感
があり、販売促進に好ましい影響が期待できる。 (2)従来の包装用袋の広告面は袋の側面だけであるので
広告面の面積が狭小であり、十分な宣伝広告ができなか
った。 しかし本考案では被覆板の上面を広告面として使用する
ことができるので広告面の面積を多くすることができ、
しかも側面と場所を異にしているので、異なった宣伝広
告をすることができる。 (3)特売などで缶入りジュースや瓶入りジュースなどを
店頭で大量に陳列する場合、まとめて買いやすいように
数本から6本(半ダース)程度を包装用袋に入れて陳列
することが行われる。この場合、包装用袋に詰めたもの
を高く積み重ねることになるが、従来の包装用袋では、
積み重ねる場合に下の缶等の凹凸面に上の缶等の底が乗
ることになり、積み重ねられた缶等が互いにずれやすい
ために安定性が悪く、大量陳列しにくかった。 しかし本考案では被覆板に準剛性や剛性を有する素材を
使用しており、大量に陳列するために高く積み重ねた場
合でも、下の缶の凹凸面と上の缶底との間に準剛性や剛
性を有する被覆板が介在することになり積み重ねられた
缶等の安定性が良い。 (4)従来の包装用袋では、購入したものを持ち運ぶ場合
に収容物が外から見え、また口が開いているので収容物
が盗難にあう恐れがある。 しかし本考案では収容物の上部を覆う被覆板が設けてあ
り、包装用袋も被覆板も外から見えない素材を使用すれ
ば収容物が外から見えない。 また、収容物は被覆板で覆われているので盗難にもあい
にくい。 (5)被覆板には、補強板側から自由端側にかけて設けら
れた、第1の折目線と第2の折目線と第3の折目線と第
4の折目線とを有しており、第3の折目線の箇所または
その近傍には摘みが設けてあり、前記折目線は、内部に
収容される収容物の高さに対応して適宜折曲される。 この為、高さの異なる収容物にも対応できる。 また、摘みを引き上げることによって被覆板を引き上げ
ることができるので収容物の取り出しが容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の斜視図、 第2図は高さの低い収容物を収容する場合の説明図、 第3図は高さの高い収容物を収容する場合の説明図、 第4図は従来の包装用袋の斜視図である。 1:包装用袋 2:被覆板 16:補強板 18,18a:把手 10:自由端 21:第1の折目線 23:第2の折目線 24:第3の折目線 28:第4の折目線 27:摘み C1,C2:収容物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部開口部の側縁に把手を有する包装用袋
    において、 上部開口部の側縁部に配設してあり、把手が取付けてあ
    る補強板と: この補強板から延設してあり、内部に収容された収容物
    を覆う薄板状の被覆板と: を備え、 前記被覆板は剛性又は準剛性の素材を使用し、前記補強
    板側から自由端側にかけて設けられた、第1の折目線と
    第2の折目線と第3の折目線と第4の折目線とを有して
    おり、 第3の折目線の箇所またはその近傍には摘みが設けてあ
    り、 前記折目線は、内部に収容される収容物の高さに対応し
    て適宜折曲される、 被覆板付き包装用袋。
JP6716090U 1990-06-24 1990-06-24 被覆板付き包装用袋 Expired - Lifetime JPH0617722Y2 (ja)

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JPH0311644U JPH0311644U (ja) 1991-02-05
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JP6716090U Expired - Lifetime JPH0617722Y2 (ja) 1990-06-24 1990-06-24 被覆板付き包装用袋

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009147747A1 (ja) * 2008-06-06 2009-12-10 アイオン株式会社 洗浄用スポンジローラー用の中芯
JP5349248B2 (ja) * 2009-10-21 2013-11-20 株式会社ニトムズ 粘着式クリーナ

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Publication number Publication date
JPH0311644U (ja) 1991-02-05

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