JP5349248B2 - 粘着式クリーナ - Google Patents

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Description

本発明は、ゴミ捕捉用の粘着面が表側を向くように巻回された粘着テープロールを用いて被清掃面上を清掃する粘着式クリーナに関し、さらに詳しく言えば、ワンタッチで粘着テープロールを清掃具本体から着脱することができる粘着式クリーナに関する。
例えば特許文献1に示すように、粘着式クリーナは、基材の一方の面にゴミ捕捉用の粘着面が形成された粘着テープを、その粘着面が表側を向くようにロール状に巻回した粘着テープロールと、同粘着テープロールを回動可能に支持し、手によって把持されるグリップ部を備えた清掃具本体とからなり、カーペットなどの被清掃面上で粘着テープロールを転がすことによって、被清掃面上のゴミを粘着面で補足するようにしている。
清掃具本体には、粘着テープロールを支持するための支持ローラが設けられている。特許文献1において、支持ローラは、グリップ部から引き出された金属製シャフトの一端に回動自在に取り付けられた樹脂製の筒体からなり、支持ローラの自由端側からに粘着テープロールを差し込むことで、支持ローラに保持されるようになっている。
通常、支持ローラの両端には、粘着テープロール抜け止め用のストッパーが設けられている。ストッパーは、支持ローラの端縁の一部を外径方向に向かって爪状突設されている。これによれば、ストッパーが、粘着テープロールの側面に係止されることで、粘着テープロールの軸方向への移動が規制されるようになっている。
しかしながら、従来の清掃具本体には、次のような問題があった。すなわち、従来の清掃具本体は、粘着テープロールを最後まで使い切ることで、紙管が支持ローラから取り外れるようになっており、粘着テープが残った状態で取り外すことは難しかった。
とりわけ、最近の家屋では、カーペットや畳など以外にフローリングやコルクボードなど多種の床材が用いられており、1つの清掃具本体に用途に応じた粘着テープロールを用いる場合が増えてきた。
また、従来のストッパーは、粘着テープロールの差し込み方向にテーパーが設けられ、抜き取り方向には返しが設けられていたため、使用中での交換が難しいだけでなく、強引に抜き取ろうとした場合、支持ローラが破損したり、勢い余って抜けた粘着テープロールが指にあたって怪我をしてしまうおそれもある。
特開2003−265401号公報
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、清掃具本体に取り付けられた粘着テープロールをワンタッチで安全に着脱することができる粘着式クリーナを提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明は、以下に示すいくつかの特徴を備えている。請求項1に記載の発明は、基材の一方の面にゴミ捕捉用の粘着面が形成された粘着テープを、その粘着面が外側を向くように巻回してなる粘着テープロールと、上記粘着テープロールを回転可能に支持する支持ローラを有する清掃具本体とを備える粘着式クリーナにおいて、上記支持ローラは、上記粘着テープロールの内周面に沿って挿通可能な筒状を呈し、上記支持ローラの上記粘着テープロールが差し込まれる一端側には、上記支持ローラの軸線方向に突設され、弾性変形可能な少なくとも2つの弾性片と、上記各弾性片の自由端側から外径方向に向けて突設された係止爪とからなるストッパーを有し、上記各弾性片の自由端側を上記粘着テープロールの内径よりも内側に縮径させて上記係止爪による係着を解除するための解除手段を備えており、上記解除手段は、上記各弾性片の自由端同士を連結する連結板と、上記連結板を上記支持ローラの軸線方向に沿って弾性変形させるための操作部とを備えていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、上記請求項において、上記操作部は、上記連結板の一部に一体的に形成された操作ボタンを有し、上記操作ボタンを上記軸線方向に沿って押圧することにより、上記連結板が上記軸線方向に沿って内側に弾性変形することを特徴としている。
請求項に記載の発明は、上記請求項において、上記操作部は、上記連結板の一部には、指を引っ掛けるためのプルタブ部が設けられており、上記プルタブ部を指で引っ張ることにより、上記連結板が上記軸線方向に沿って外側に弾性変形することを特徴としている。
請求項に記載の発明は、上記請求項において、上記操作部は、上記連結板の一部を貫通するように、上記支持ローラの軸線方向に沿って突設された支軸と、上記支軸の先端側に回動自在に取り付けられた操作レバーとからなり、上記操作レバーは、一端側が上記連結板の一部を押圧可能に取り付けられていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、上記請求項において、上記操作部は、上記連結板の一部を貫通するように、上記支持ローラの軸線方向に沿って同軸的に突設された支軸と、上記支軸に沿って移動可能に螺合されるナットとからなり、上記支軸の一部には、上記ナットが螺合されるねじ山が設けられていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、上記請求項において、上記操作部は、上記連結板を直線状態から屈曲させるための操作レバーを備えていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、上記請求項1ないしのいずれか1項において、上記清掃具本体は、手によって把持されるグリップ部と、上記グリップ部の一端から引き出されるシャフトとを含み、上記支持ローラの基端側には、上記シャフトの他端が同軸的に連結されていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、上記請求項1ないしのいずれか1項において、上記清掃具本体は、手によって把持されるグリップをさらに備え、上記グリップの一端側に上記支持ローラの基端側が直に連結されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、上記支持ローラのストッパーに各弾性片の自由端側を粘着テープロールの内径よりも内側に縮径させて、係止爪による係着を解除するための解除手段が設けられていることにより、例え使用途中であっても粘着テープロールを安全に取り外すことができる。
また、解除手段として、上記各弾性片の自由端同士を連結する連結板と、上記連結板を上記支持ローラの軸線方向に沿って弾性変形させるための操作部とを備えていることにより、連結板が軸線方向に弾性変形するのに伴い、弾性片の自由端側を縮径してロックを解除することができる。
請求項に記載の発明によれば、上記操作部は、上記連結板の一部に一体的に形成された操作ボタンを有し、上記操作ボタンを上記軸線方向に沿って押圧することにより、連結板が軸線方向に沿って内側に弾性変形しロックが解除される。
請求項に記載の発明によれば、上記操作部は、上記連結板の一部には、指を引っ掛けるためのプルタブ部が設けられており、上記プルタブ部を指で引っ張ることにより、上記連結板が上記軸線方向に沿って外側に弾性変形してロックが解除される。
請求項に記載の発明によれば、上記操作部は、上記連結板の一部を貫通するように、上記支持ローラの軸線方向に沿って同軸的に突設された支軸と、上記支軸の先端側に回動自在に取り付けられた操作レバーとからなり、上記操作レバーは、一端側が上記連結板の一部を押圧可能に取り付けられていることにより、てこの原理で操作レバーで連結板を弾性変形させるため、より小さな力で変形させることができる。
請求項に記載の発明によれば、上記操作部は、上記連結板の一部を貫通するように、上記支持ローラの軸線方向に沿って同軸的に突設された支軸と、上記支軸に沿って移動可能に螺合されるナットとからなり、上記支軸の一部には、上記ナットが螺合されるねじ山が設けられていることにより、ナットを締める動作によって連結板を弾性変形させてロックを解除させることができる。
請求項に記載の発明によれば、上記操作部は、上記連結板を直線状態から屈曲にさせるための操作レバーを備えることにより、操作レバーで連結板をS字状などの屈曲変形させてロックを解除することができる。
請求項に記載の発明によれば、手によって把持されるグリップ部と、グリップ部の一端から引き出されるシャフトとを含み、支持ローラの基端側にシャフトの他端が同軸的に連結された清掃具本体で粘着テープロールをワンタッチで簡単に取り外すことができる。
請求項に記載の発明によれば、手によって把持されるグリップの一端側に支持ローラの基端側が直に連結されているタイプの清掃具本体であっても、粘着テープロールをワンタッチで取り外すことができる。
本発明の一実施形態に係る粘着式クリーナの断面図。 (a)上記支持ローラの使用状態を示す断面図,(b)上記支持ローラの自由端側の斜視図。 (a)上記支持ローラの断面図,(b)ツマミ部の部分拡大斜視図。 (a)ツマミ部の部分拡大断面図,(b)ツマミ部を弾性変形させた状態の模式図。 (a)支持ローラの第2実施形態を示す拡大斜視図,(b)拡大部分断面図および(c)解除手段の操作手順を説明する説明図。 (a)支持ローラの第3実施形態を示す拡大斜視図,(b)拡大部分断面図および(c)解除手段の操作手順を説明する説明図。 (a)支持ローラの第4実施形態を示す拡大斜視図,(b)拡大部分断面図および(c)解除手段の操作手順を説明する説明図。 (a)支持ローラの第5実施形態を示す拡大斜視図,(b)拡大部分断面図および(c)解除手段の操作手順を説明する説明図。 (a)支持ローラの第6実施形態を示す拡大斜視図,(b)拡大部分断面図および(c)解除手段の操作手順を説明する説明図。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこの限りではない。図1および図2に示すように、本発明の粘着式クリーナ1は、粘着面が表側を向くように巻回された粘着テープロール2と、同粘着テープロール2を回動可能に支持する清掃具本体3とを備えている。
この例において、粘着式クリーナ1には、清掃具本体3に粘着テープロール2を取り付けた状態で、粘着テープロール2を覆い隠すためのカバー10が設けられている。本発明において、カバー10は任意的事項であり、その説明は省略する。
粘着テープロール2は、基材の一方の面にゴミ捕捉用の粘着面を有する粘着テープを、その粘着面が表側を向くように巻芯21に沿って多重に巻回したものからなる。粘着テープロール2には、ほぼ1周長毎に汚れた粘着テープを切り剥がすための切れ目(ともに図示しない)が設けられている。
本発明において、粘着テープロール2は、あくまで清掃用として粘着面が表側を向くように巻回されていればよく、粘着剤の材質や厚さ、粘着面のパターン形状、または切れ目の有無や形状などについては、任意に選択されてよい。
清掃具本体3は、手によって把持されるグリップ部4と、同グリップ部4の一端(図1では下端)に同軸的に連結されるシャフト5と、シャフト5の他端側に同軸的に回動可能に連結される支持ローラ6とを備えている。
グリップ部4は、合成樹脂製の成型品からなり、手で把持しやすいよう若干扁平な棒状に形成されている。この実施形態において、グリップ部4の上端側には、この粘着式クリーナ1を例えばフックなどの吊下具に吊り下げて保管するためのフック孔41が設けられている。
この例において、グリップ部4は、合成樹脂製で断面が楕円形状のストレート棒体からなるが、金属製であってもよいし、形状はT字状やL字状などであってもよい。また、さらに手で把持しやすいように表面に凹凸や梨地処理などを施してもよく、グリップ部4の具体的な材質や形状は、仕様に応じて任意に変更されてよい。
図1に示すように、シャフト5は、一端側から他端側にかけて所定形状に折曲もしくは湾曲された金属棒からなる。シャフト5は、支持ローラ6を回動可能に軸支する軸支部51と、軸支部51からカバー10の側面および上面中央に沿ってほぼU字状に折り曲げられた湾曲部52と、湾曲部52から折曲部53を介してほぼ直角に折り曲げられ、グリップ部4に同軸的に接続されるステム54とから構成されている。
この実施形態において、シャフト5は、金属棒を折り曲げもしくは湾曲して形成されているが、これ以外にプレス成形などで成型してもよい。また、シャフト5は金属製以外に樹脂製であってもよい。
図3を併せて参照して、支持ローラ6は、合成樹脂の成型品からなり、全体が粘着テープロール2の内周面に沿って挿通可能な筒状に形成されている。支持ローラ6は、粘着テープロール2の軸線方向に沿って平行に架け渡される一対の支持板61a,61bと、同支持板61a,61bの端面を覆う端板62a,62bとを備えている。支持板61a,61bおよび端板62a,62bは、射出成形によって一体成形されている。
支持板61a,61bは、粘着テープロール2の軸線方向に沿って延在する断面T字状の梁部材であって、回転軸線を挟んで対称に配置されている。支持板61a,61bの一部には、補強用のリブ611,611が軸線方向に沿って所定の間隔をもって2箇所設けられている。
支持板61a,61bは、円周方向の外接円が粘着テープロール2の内径とほぼ同じとなるように配置されている。すなわち、この例において、支持板61a,61bは断面T字状であり、その辺の頂点を結ぶ外接円が粘着テープロール2の内径とほぼ同じとなるように配置されている。
この例において、支持板61a,61bはともに同一形状で、断面T字状に形成されているが、外接円が粘着テープロール2の内径とほぼ同じとなるように配置されていれば、その数と形状は仕様に応じて任意であってよい。
端板62a,62bは、粘着テープロール2の内径とほぼ同径の外径を有する円盤体からなり、支持板61a,61bの端部を塞ぐように取り付けられている。2枚の端板62a,62bの内、一方の端板62a(図3では左側)には、シャフト5の軸支部51が差し込まれる軸受孔621が同軸的に設けられている。
支持板61a,61bを挟んで軸線方向のほぼ中央には、シャフト5の軸支部51を軸受する軸受部65が設けられている。軸受部65は、支持板61a,61bとともに一体成形されており、内部に図示しない金属製の軸受部材が設けられている。軸受部65に軸支部61の先端が同軸的に差し込まれることにより、支持ローラ6は軸受部65の軸線を中心に回動するようになっている。
端板62aには、粘着テープロール2の軸線方向の一端22側の抜け止め用の第1ストッパー63が設けられている。第1ストッパー63は、端板62aの外周縁から粘着テープロール2の側端面22に向かって延設されたスリーブ部631と、同スリーブ部631の先端に一体的に設けられたフランジ部632とを備えている。第1ストッパ−63は、端板62aに樹脂で一体成形されている。
スリーブ部631は、粘着テープロール2の内周面に沿って延在する円筒状であって、粘着テープロール2の内径とほぼ同じ外径を備えている。フランジ部632は、粘着テープロール2の内径よりも大径な円盤体からなり、スリーブ部631とフランジ部632との段差面633が粘着テープロール2の端面に当接することにより、粘着テープロール2の軸線方向の移動が規制されるようになっている。
端板62bには、粘着テープロール2の軸線方向の他端23側の抜け止めを防止する第2ストッパー64が設けられている。第2ストッパー64は、端板62bの外周面の一部から端板62bとは離反する方向に延在する一対の弾性片641,641を備えている。
弾性片641,641は、端板62bの中心を挟んで対称に配置された板体であって、先端が粘着テープロール2の他端23まで延設されている。弾性片641,641は、その外接円が、粘着テープロール2の内径とほぼ同径となるような円弧状に形成されている。
各弾性片641の先端には、粘着テープロール2の他端23を支持する係止爪642が設けられている。係止爪642は、粘着テープロール2の内周面から他端23に沿って外径側に延在する凸片であって、弾性片641と係止爪642の段差面643で粘着テープロール2の他端23を受け止めることで、粘着テープロール2の軸線方向の抜け止めを防止できるようになっている。
係止爪642の先端側(図3(a)では右側)には、粘着テープロール2を支持ローラ6に差し込む際に、その案内役となるテーパ面644が設けられている。テーパ面644は、係止爪642の先端から外径側に向かって傾斜された傾斜面であって、テーパ面644に沿って粘着テープロール2の巻芯21が当接しながら移動することにより、各弾性片641が内側に向かって弾性変形し、粘着テープロール2がスムーズに案内される。
弾性片641の先端の内径側には、係止爪642の係止状態をワンタッチで解除する第1解除手段としてのツマミ部7が設けられている。図3(b)を併せて参照して、ツマミ部7は、弾性片641の円周方向の両端から中心に向かってアーチ状に形成されており、中央に指Fを挿通するための挿通孔71が設けられている。
各ツマミ部7は、支持ローラ6の軸線方向の中心を挟んで互いに対称に形成されており、弾性片641に一体成形されている。この例において、ツマミ部7はアーチ状に形成されているが、指Fが挿通可能な挿通孔71を備えていれば、その他の形状も本発明に含まれる。
図4(a)を併せて参照して、各ツマミ部7は、その軸線方向の端面72が外径側から内径側の中心に向かうにつれて、軸線方向の高さが漸次低くなるように傾斜している。これにより、ツマミ部7は中心に向かってすり鉢状に凹まされている。
この例において、ツマミ部7は、軸線を挟んで一対に設けられているが、ツマミ部7は少なくとも2つ設けられていればよく、例えば60度間隔で3箇所設けられていてもよい。ツマミ部7の設置数や形状は、仕様に応じて任意に変更可能である。
これによれば、図4(b)に示すように、一方のツマミ部7に例えば人差し指Fを差し込み、他方のツマミ部7に例えば親指Fを差し込んで指同士を互いに摘むことにより、各ツマミ部7,7同士が互いに近接するように弾性変形して、係止爪642,642が内径方向に倒れ込むことでロックが解除される。
また、端面72の軸線方向の高さが漸次中央に向かって低くなるように形成されていることにより、ツマミ部7,7同士を指Fで摘むのではなく、端面72を指Fの腹で押し付けて中心方向に押し込むことによっても、各ツマミ部7,7同士が互いに近接するように弾性変形して、係止爪642,642が内径方向に倒れ込むことでロックが解除される。
次に、図5(a)〜(c)を参照して、本発明の支持ローラの第2実施形態の解除手段について説明する。なお、上述した実施形態と同一もしくは同一と見なされる箇所には、同じ参照符号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態の支持ローラには、各弾性片641,641同士を互いに近接させる方向に弾性変形させ、係止爪642,642のロックをワンタッチで解除する第2の解除手段8Aが設けられている。
図5(a),(b)に示すように、解除手段8Aは、各弾性片641,641の先端同士に架け渡された連結板81と、連結板81のほぼ中央に一体成形され、ヒンジ部81を支持ローラ6の軸線方向に沿って弾性変形されるための操作部82とを備えている。
連結板81は、手の押圧によって適度に弾性変形する薄肉板からなり、両端が弾性片641,641の内径側の先端に一体的に連結された状態で張設されている。操作部82は、適度な剛性を有する円盤体からなり、連結板81の中央に一体的に設けられている。操作部82には、例えば「PUSH」などの操作方法を表す文字が刻印されている。
これによれば、図5(c)に示すように、操作部82を指で押し込むことにより、操作部82に連結された連結板81が内側に押し込まれる。これに伴い、連結板81の連結端である弾性片641,641同士が内側に弾性的に折り曲げられ、ロックが解除される。
この例において、解除手段8Aは操作部82を軸線方向に押し込むことで、ロックが解除されるようになっているが、連結板81を支持ローラ6の軸線方向に沿って弾性変形させれば、弾性片641,641同士が内側に弾性的に折り曲げられる。
6(a)〜(c)に示すように、第3実施形態の解除手段8Bは、連結板81bの操作部としてのプルタブ部82bが設けられている。プルタブ部82bは、指が挿通可能な挿通孔83bを有するリング状に形成されており、連結板81aのほぼ中央に一体的に形成されている。なお、プルタブ部82bには、引っ張る動作を想起させる「PULL」などの文字が刻印されていることが好ましい。
図6(c)に示すように、このプルタブ部82bを指に引っ掛けて軸線方向に引くことにより、プルタブ部82bの基端側に連結された連結板81bが引っぱられる。これに伴い、弾性片641,641同士が内側に弾性的に折り曲げられ、ロックが解除される。
次に、支持ローラの第4実施形態の解除手段について、図7(a)〜(c)を参照しながら説明する。この解除手段8Cは、上記第2、第3実施形態と同じく各弾性片641,641の先端側に架け渡された連結板81cを有し、連結板81cの一部には、連結板81cを屈曲させる操作部82cが設けられている。
操作部82cは、連結板81cのいずれか一端側寄り(この例では下端寄り)に一体的に取り付けられたベース部83cと、ベース部83の一部に連結されたレバー部84cとを備えている。連結板81cおよび操作部82cはともに一体成形されている。
ベース部83cは、断面T字状を呈し、T字の先端部にレバー部84cが一体的に取り付けられている。これによれば、図7(c)に示すように、レバー部84cを手前側に引き倒すことにより、ベース部83cが手前側に傾斜して直線状の連結板81cがS字状に屈曲される。さらに、レバー部84cを引き倒すことにより、連結板81cが弾性変形し、各弾性片641,641が内径側に折り曲げられてロックが解除される。
次に、図8(a)〜(c)を参照して解除手段の第5実施形態について説明する。この解除手段8Dは、上記第2、第3実施形態と同じく各弾性片641,641の先端側に架け渡された連結板81dを有し、連結板81dの一部には、連結板81dを屈曲させる操作部82dが設けられている。
操作部82dは、端板62bの中心から同軸的に突設された支軸83dと、支軸83dの先端側に回動自在に取り付けられた操作レバー84dとを備えている。支軸83dは、端板62bの中心から連結板81dを貫くように突設されており、その先端側に回転軸によって回動可能な操作レバー84dが取り付けられる。
操作レバー84dは、くの字状に形成されたプラスチック片からなり、回転軸から先端までの長さが、回転軸から連結板81dまでの距離よりも長くなるように形成されていることが好ましい。
これによれば、図8(c)に示すように、ロックを解除するに当たっては、操作レバー84dを軸線方向の手前側に引き倒すことで、てこの原理によって、操作レバー84dの先端841が連結板81dを軸線方向に沿って押し込、より小さな力で各弾性片641,641を内径側に折り曲げることができる。
この例において、操作部82dは回転式の操作レバー84dが用いられているが、操作レバー84dに変えて、例えば蝶ナットやアイナットを用いてもよい。すなわち、支軸83dの先端にねじ山を設けて、そこに蝶ナットをねじ込み、連結板81dを軸線方向に押圧するようにしてもよい。
次に、図9(a)〜(c)を参照して解除手段の第6実施形態について説明する。この解除手段8Eは、各弾性片641,641の先端側に架け渡された一対の操作部81eを備えている。
操作部81eは、各弾性片641,641の先端の内径側から中心に向かって突設された舌片からなり、適度な剛性を備えている。この例において、操作部81eは弾性片641,641と同じ合成樹脂で一体成形されている。
これによれば、図9(c)に示すように、操作部81eを指で軸線方向に押すだけで、各弾性片641,641を内側に折り曲げることができる。この例において、操作部81eは舌片状に形成されているが、例えば棒状であってもよいし、L字状に形成されていてもよく、各弾性片641,641を内側に折り曲げることができる形状であれば、仕様に応じて任意に変更可能である。
この例において、粘着式クリーナ1は、グリップ部4の一端から引き出されたシャフト5の他端に支持ローラ6を有する清掃具本体2について例示したが、これ以外にグリップの一端に支持ローラが直に取り付けられたタイプ(例えば、本出願による特開2007−289301号公報)の清掃具本体の自由端側に設けられてもよい。このような態様も本発明に含まれる。
1 粘着式クリーナ
2 粘着テープロール
3 清掃具本体
4 グリップ部
5 シャフト
6 支持ローラ
61a,61b 支持板
62a,62b 端板
63 第1ストッパー
631 スリーブ部
632 係止爪
64 第2ストッパー
641 弾性片
642 係止爪
643 段差面
644 テーパ面
65 軸受部

Claims (8)

  1. 基材の一方の面にゴミ捕捉用の粘着面が形成された粘着テープを、その粘着面が外側を向くように巻回してなる粘着テープロールと、上記粘着テープロールを回転可能に支持する支持ローラを有する清掃具本体とを備える粘着式クリーナにおいて、
    上記支持ローラは、上記粘着テープロールの内周面に沿って挿通可能な筒状を呈し、上記支持ローラの上記粘着テープロールが差し込まれる一端側には、上記支持ローラの軸線方向に突設され、弾性変形可能な少なくとも2つの弾性片と、上記各弾性片の自由端側から外径方向に向けて突設された係止爪とからなるストッパーを有し、上記各弾性片の自由端側を上記粘着テープロールの内径よりも内側に縮径させて上記係止爪による係着を解除するための解除手段を備えており、
    上記解除手段は、上記各弾性片の自由端同士を連結する連結板と、上記連結板を上記支持ローラの軸線方向に沿って弾性変形させるための操作部とを備えていることを特徴とする粘着式クリーナ。
  2. 上記操作部は、上記連結板の一部に一体的に形成された操作ボタンを有し、上記操作ボタンを上記軸線方向に沿って押圧することにより、上記連結板が上記軸線方向に沿って内側に弾性変形することを特徴とする請求項に記載の粘着式クリーナ。
  3. 上記操作部は、上記連結板の一部には、指を引っ掛けるためのプルタブ部が設けられており、上記プルタブ部を指で引っ張ることにより、上記連結板が上記軸線方向に沿って外側に弾性変形することを特徴とする請求項に記載の粘着式クリーナ。
  4. 上記操作部は、上記連結板の一部を貫通するように、上記支持ローラの軸線方向に沿って突設された支軸と、上記支軸の先端側に回動自在に取り付けられた操作レバーとからなり、上記操作レバーは、一端側が上記連結板の一部を押圧可能に取り付けられていることを特徴とする請求項に記載の粘着式クリーナ。
  5. 上記操作部は、上記連結板の一部を貫通するように、上記支持ローラの軸線方向に沿って同軸的に突設された支軸と、上記支軸に沿って移動可能に螺合されるナットとからなり、上記支軸の一部には、上記ナットが螺合されるねじ山が設けられていることを特徴とする請求項に記載の粘着式クリーナ。
  6. 上記操作部は、上記連結板を直線状態から屈曲させるための操作レバーを備えていることを特徴とする請求項に記載の粘着式クリーナ。
  7. 上記清掃具本体は、手によって把持されるグリップ部と、上記グリップ部の一端から引き出されるシャフトとを含み、上記支持ローラの基端側には、上記シャフトの他端が同軸的に連結されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の粘着式クリーナ。
  8. 上記清掃具本体は、手によって把持されるグリップをさらに備え、上記グリップの一端側に上記支持ローラの基端側が直に連結されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の粘着式クリーナ。
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