JP2007175293A - ロール紙枢支ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ロール紙の空心部分が変形していても、空心受けに対してロール紙を軽快に繰り出せるようにすること。
【解決手段】 ロール紙枢支ホルダ1における左右の側体2に対し、前後回動可能に枢支した自己対向復帰のロール紙空心受け3で、ロール紙4を回転可能に支持するタイプのロール紙枢支ホルダ1を構成するに当たり、前記各側体2にロール紙空心受け3を枢支するための枢支ポスト5に内側開放の切欠5Cを設け、この切欠5C内に先端が閉じた偏平U字状の対向弾片6の基部6Aを固定し、前記枢支ポスト5に前記空心受け3を枢支すると共に、その下部開放凹所3Aを前記対向弾片6に被せた状態で、前記枢支ポスト5の上部を前記各側体下部の結合部2Aに結合することで、前記左右の側体2にそれぞれロール紙空心受け3を対向復帰可能に枢支してなり、これら各空心受け3の外周面に外筒7を回転可能に被せてその抜け止めを施した。
【選択図】図1

Description

この発明は、トイレットペーパなどのロール紙、または、これに近似したロール巻きシート状物の繰り出し用枢支ホルダに係り、特に、最近多く出回り始めた内径約30mm程度の比較的に大径の空心を有する芯管無しロール紙の空心、または現用一般の芯管を有するロール紙の芯管がそれぞれ不規則な非円形状に変形していても、各ロール紙の繰り出し回転を妨げずに使用できるロール紙枢支ホルダに関する。
内径約30mm程度で肉厚0.5mm程度の比較的に太い紙製芯管を有する現用一般のロール紙を回転可能に枢支するためのロール紙保持装置としては、従来、下記の特許文献1のように、左右の側体にそれぞれ自己対向復帰のロール紙空心受けを枢支するための枢支ポストを結合するに当たり、これらの各枢支ポストにおける内側開放の切欠を設け、この切欠内に偏平U字状の対向弾片を有する屈曲復元部材の基部を枢支固定して前記対向弾片を前記各側体にそれぞれ対向突設し、この対向弾片に前記空心受けの下部開放凹所を被せると共に、前記各枢支ポストにロール紙空心受けを枢支した後、この枢支ポストを空心受けと共に前記左右の側体にそれぞれ結合して備えた自己対向復帰のロール紙保持装置が周知である。
特開2004−329354号公報
また、内径約6mm程度の中心細孔を有する芯管無しロール紙枢支ホルダとしては、従来、例えば下記の特許文献2のように、芯管無しロール紙の中心細孔に無理に通した細い心棒で、ロール紙をホルダ側体に支持するタイプの平面ほぼコ字状のロール紙枢支ホルダにおける前記心棒の基部に取着した枢支筒を下鍔付きの枢軸に挿入し、この枢軸を前記側体の前寄り下部に下向きに突設固定することで、側体に対して心棒を前後方向に回動可能に片持ち枢支し、かつ、この心棒に肉厚1mm程度の外筒を滑り回転可能に被せた後、心棒に対する外筒の抜け止めを施した芯管無しロール紙枢支ホルダも周知である。
特開2004−351066号公報
前記特許文献1は、内径約30mm程度で肉厚0.5mm程度の比較的に太く、丸い紙製芯管を有する現用一般のロール紙を回転可能に枢支するためのロール紙保持装置だから、左右のロール紙空心受けは、ロール紙芯管の軸線を中心として回転しない構造であり、しかも、縦向き偏平の非円形状の空心受けを採用している。
また、前記特許文献1におけるロール紙の芯管は、出荷時に丸くても、その流通過程で外力などの外乱や、湿気などにより、不規則な非円形状に変形し易いため、この変形した状態の芯管を前記縦向き偏平の非回転空心受けに通したロール紙は、その繰り出し使用時にロール紙の上記非円形芯管の膨出部分と、前記縦向き偏平の非回転空心受けとの間に強い擦過摩擦が生じたり、芯管の上記膨出部分に空心受けが引っ掛かったりして、肝心のロール紙の繰り出し回転を大きく阻害し、繰り出し途中のロール紙が千切れて使い物にならなくなる物も出てくるという本質的かつ、大きな問題点が有る。
また、前記特許文献1における前記縦向き偏平の非回転ロール紙空心受けで、最近多く出回り始めた内径約30mm程度の前記不規則な非円形状に変形した大径の空心を有する芯管無しのロール紙を枢支して無理に使用した場合には、上記変形空心付近のロール紙自体が、縦向き偏平の非回転空心受けとの強い摩擦や、湿気による吸着力、または静電気吸着力により、ロール紙の繰り出し時に空心受けにきつく絡み付き易く、肝心のロール紙の繰り出し回転を大きく阻害し、繰り出し途中のロール紙が千切れたり、空心の上記変形程度が大きいロール紙では、空心の両側に生じた凹凸部分に縦向き偏平の非回転空心受けが引っ掛かり、ロール紙の繰り出しが不可能になって、使い物にならなくなるという本質的かつ、大きな問題点も有る。
次に、前記特許文献2における前記ロール紙空心受け用の心棒には、外筒を回転可能に被せてあり、この外筒を現用一般の芯管無しロール紙の直径約6mm程度の中心細孔に無理に通すことで、ロール紙の繰り出し回転に応じて上記外筒がロール紙空心軸線を中心に回転するため、ロール紙の繰り出し回転を阻害しないが、この特許文献2における細長い心棒に、最近多く出回り始めた内径約30mm程度の空心を有する芯管無しのロール紙を枢支した場合には、上記外筒がロール紙の空心に対して細過ぎるので、肝心のロール紙の繰り出し回転を大きく阻害し、これまた使い物にならないという大きな問題点が有るほかに、心棒が自体が上記のように細長く、しかも片持ち枢支であるから、この枢支部分にテコの原理により、ロール紙交換などの途中に無理な応力が加わり易く、心棒の枢支部が損傷して使い物にならなくなる物も出てくるという本質的かつ、大きな問題点が有る。
本発明は、最近出回り始めた内径約30mm程度の比較的に大径の空心を有する芯管無しロール紙の空心、または現用一般のロール紙の芯管がそれぞれ不規則な非円形状に変形していても、各ロール紙の繰り出し回転を妨げずに使用可能にすることを目的とする。
上記本発明の目的は、平面的にコ字状のロール紙枢支ホルダにおける左右の側体に対し、前後回動可能に枢支した自己対向復帰のロール紙空心受けで、ロール紙を回転可能に支持するタイプのロール紙枢支ホルダを構成するに当たり、前記各側体にロール紙空心受けを枢支するための枢支ポストに内側開放の切欠を設け、この切欠内に先端が閉じた偏平U字状の対向弾片をその基部で固定して突設し、前記枢支ポストに前記空心受けを枢支すると共に、その下部開放凹所を前記対向弾片に被せた状態で、前記枢支ポストの上部を前記各側体下部の結合部に結合することで、前記左右の側体にそれぞれロール紙空心受けを対向復帰可能に枢支してなり、これら各空心受けの外周面に外筒を回転可能に被せてその抜け止めを施したことで達成できた。
本発明における請求項1から請求項3までの各発明によれば、ロール紙枢支ホルダにおける左右の側体に、それぞれ枢支ポストと対向弾片とを介してロール紙空心受けを対向復帰可能に枢支し、その外周面に外筒を回転可能に被せてその抜け止めを施したので、最近多く出回り始めた内径約30mm程度の比較的に大径の空心を有する芯管無しのロール紙、または芯管を有する現用一般のロール紙を上記外筒に枢支して使用した場合、これら二種類のロール紙の上記空心や芯管が不規則な非円形状に変形していても、ロール紙繰り出し時に、それぞれ上記外筒がロール紙と共に回転するため、この回転外筒と上記変形空心や芯管との間には擦過摩擦が生じないから、上記二種類のロール紙を常に快適に繰り出し使用できる共に、上記外筒で空心受けの補強もできるという優れた効果が有る。
また、前記各発明によれば、前記対向弾片は、前記ロール紙空心受けに加えたロール紙挿入による外力とその解除との繰り返しによる前後方向の全体的な「クネリ撓み」変形と自己中立対向復帰という繰り返し動作の都度、対向弾片に加わる曲げ応力は、交互に対向弾片全体に分散し、対向弾片は全体的に満遍なく交互正逆に変形しながら動くから、その内外二つの屈曲弾撥部や膨出弾撥部には、それぞれ無理な曲げ応力が集中して加わることはなく、したがって、上記対向弾片を全体的にクネらせながら交互に撓ませた後、これを自己中立突出復帰させるという動作を長期に亘り多数回繰り返し実行しても、上記各屈曲弾撥部には曲がり癖がつくことはなく、対向弾片の可撓復元弾力には所謂「ヘタリ」が生じないから、ロール紙空心受けを長期に亘り所定の対向突出位置に原状復帰させ得たという効果も有る。
本発明における請求項4から請求項6までの各発明によれば、前記諸効果に加え、前記各空心受けで枢支したロール紙の上部前寄り外周面に前記ロール紙枢支ホルダの後側左右の枢支部で起伏可能に枢支した紙切り板の前辺下面を圧接可能になしたので、この前辺下面を経て前方へ繰り出したロール紙の繰り出し部を前記紙切り板の前辺刃先で容易にカットできるという効果を付加できた。
本発明における請求項7の発明によれば、前記諸効果に加え、側体の下部に枢支ポストを取着するに当たり、側体の下部に突設した底面ほぼク字状の補強脚の下部対向間隙内に、前記枢支ポストの下鍔上に突設した突起を係入させることで、前記左右の側体に枢支ポストを補強した状態で取着でき、側体の下部に枢支ポストを、より一層確実強固に取着できるという効果を付加でき、また、本発明における請求項8の発明のように、前記枢支ポストの上部に対向突片を突設し、これら各突片の係止鉤片を前記側体下部の結合部に設けた係止溝に前記各突片の弾力に抗して係入することで、前記結合部に枢支ポストの上部を極く手易くワンタッチで「パチン」と一発定着できると共に、側体の前記結合部で前記空心受けと縦軸との抜け止めを施すこともできたので、ロール紙枢支ホルダとしての組立て作業性を大幅に向上したという効果を付加できた。
本発明における請求項9の発明のように、前記外筒にキャップ状の外筒を用い、この外筒を、その中心孔で枢支ピンにより前記空心受けの内側に枢支することで、空心受けに対する外筒の抜け止めを施したり、請求項10の発明のように前記空心受けの外周面に設けたリング溝(または等間隔複数の突起)に外筒の内周面に設けた等間隔複数の突起(またはリング溝)を係合させることで、前記空心受けに対して外筒を回転可能に抜け止めを施せば、空心受けに対する外筒の回転動作と抜け止めとを確実に実行できる。
本発明の実施の形態例について図面を参照して説明するが、先ず、本発明によるロール紙枢支ホルダ1の大略構成としては、図1・図2のような平面的にほぼコ字状にプラスチックなどで成形した上記枢支ホルダ1における左右の各側体2に対し、前後回動可能に枢支した自己対向復帰のロール紙空心受け3で、トイレットペーパーのようなロール紙4を図1のように枢支保持する一方、前記ホルダ1の後側内面左右の枢支部1Aに係合させた枢軸P0で、上記各図のように起伏可能に枢支した紙切り板Pの前辺下面P1を上記ロール紙4の上部前寄り外周面に図1・図3のように圧接し、紙切り板前辺下面P1を経て前方へ繰り出したロール紙4の繰り出し部4Aを、前記紙切り板Pの前辺刃先P2で図3のようにカット可能となしたロール紙枢支ホルダ1を本発明では採用する。
具体的には、前記各側体2にロール紙空心受け3を枢支するための枢支ポスト5として、図4・図5・図6のように下鍔5Aと、その中心穴5Bと、内側開放の切欠5Cと、その反対側に形成した縦溝5Dと、上部に突設した対向突片5Eと、その係止鉤片5Fと、補強突起5Gとを形成した上記各図のようなプラスチック成形などによる枢支ポスト5を用意する一方、ポリエステル・エラストマなどの可撓復元性プラスチックで上記各図のような固定基部6Aと、縦孔6Bと、後部止片6Cとを一体形成した先端が閉じた偏平U字状の対向弾片弾片6を用意し、その基部6Aを上記縦孔6Bに通した縦軸6Dにより、前記枢支ポスト5の切欠5C内でその中心穴5Bに軸止すると共に、上記対向弾片弾片6の前記止片6Cを枢支ポスト5の縦溝5Dに図7のように係入することで、前記各枢支ポスト5に対して対向弾片弾片6の固定基部6Aを不動に支持して横向き突設する。
次いで、前記対向弾片6よりも一回り大きい下部開放凹所3Aと縦孔3Bとを有する図4・図5・図6のような空心受け3を、その縦孔3Bで前記枢支ポスト5に図8・図9のように枢支しながら、各空心受け3の下部開放凹所3Aを前記対向弾片6に上から被せた枢支状態で、前記各枢支ポスト5の上部に突設した対向突片5Eの係止鉤片5Fを前記側体下部の結合部2Aに設けた係止溝2Bに、その下方から前記各突片5Eの固有弾力に抗して係入し、対向突片5Eを図8・図9・図10のように弾力復帰させて上記係止鉤片5Fを上記係止溝2Bの上縁に一発結合させると共に、前記縦軸6Dの上部を上記結合部2Aの縦孔2Dに圧入することで、前記左右の側体2に枢支ポスト5を強固に取着することができ、上記ロール紙空心受け3を側体2に対し、対向復帰可能に図1・図2のように枢支できた。
なお、側体2の下部に枢支ポスト5を、より一層強固に取着するには、上記の枢支ポスト5の取着構成と共に、側体2の下部に図4・図5のように突設した底面ほぼク字状の補強脚2Cの下部対向間隙G内に、前記枢支ポスト5の下鍔5A上に突設した突起5G(図4参照)を係入させることで、前記左右の側体2に枢支ポスト5を補強した状態で、より一層強固に取着することができ、上記ロール紙空心受け3を側体2に対し、対向復帰可能に図1・図2のように確実に枢支できる。その後、またはその前に、各空心受け3の外周面には、キャップ状の外筒7を図9・図10のように回転可能に被せ、これら各外筒7の中心孔7Aを枢着ピン8で空心受け3の先端部分に上記各図のよう回転可能に枢支することで、空心受け3に対する外筒7の抜け止めを施した本発明による図1・図2のようなロール紙枢支ホルダ1を構成できた。
本発明の構成は以上のようなもので、以下、その動作に付いて説明すると、ロール紙枢支ホルダ1における左右の側体2の下部に対し、前記図1・図2のようにほぼ直角に自己対向復帰状態にある左右の空心受け3に被せた外筒7、7間に、その前方からロール紙4を図11のように差し入れると、各空心受け3が枢支ポスト5を支点として同図のように後向きに回動し、各空心受け3の凹所3Aの側面で、その内部の前記対向弾片6の中間部を、その原形維持復元弾力に抗して後向きに押し動かすため、各対向弾片6は、図11のようにクネリ曲がり、屈曲復元弾力を蓄積した状態となる。
上記ロール紙4をさらに、後方矢示方向に動かしてロール紙空心4B(または芯管4C)の左右開口縁が外筒7の先端に対向しかかると、上記左右各ロール紙空心受け3をそれぞれ外筒7と共に対向弾片6の上記蓄積屈曲復元弾力で図1・図12のように上記空心4B(または芯管4C)内にそれぞれ突入させて原状復帰させることができ、ロール紙4を外筒7と共に、ロール紙枢支ホルダ1に対し図1および図3・図12のように回転可能に枢支セットできる。
したがって、上記外筒7に枢支した内径約30mm程度の比較的に大径の空心4Bを有する芯管無しのロール紙4の空心4Bや、芯管4Cを有する現用一般のロール紙4の芯管4Cがそれぞれ図3・図13のように不規則な非円形状に変形していても、ロール紙繰り出し時には、それぞれ上記外筒7がロール紙4と共に回転するため、この回転外筒7と上記変形空心4Bや芯管4Cとの間には擦過摩擦が生じないから、上記二種類のロール紙4を軽快に繰り出すことができ、この繰り出し部は、手指などで千切って使用できる。
ただし、図1・図2のように前記ホルダの後側左右枢支部1Aに係合させた紙切り板Pの後部枢軸P0で起伏回動可能に枢支した紙切り板Pの前辺下面P1を上記枢支セット済のロール紙4の上部前寄り外周面に、紙切り板Pの自己重力などで図3のように圧接保持すれば、上記前辺下面P1を経て図3のように前方へ繰り出したロール紙4の繰り出し部4Aを前記紙切り板Pの前辺刃先P2に対し図3矢示のように斜めに引き上げることで、上記繰り出し部4Aを紙切り板刃先P2で同図3のようにカットして使用できる。
なお、上記ロール紙枢支ホルダ1から使用済のロール紙芯管4Cを取り除くには、ロール紙4が無くなった芯管4C内に突入している上記左右の各ロール紙空心受け3を、前記対向弾片6の屈曲復元弾力に抗し、図14のように前方斜めに傾けながら使用済芯管4Cを手前矢示方向に引き出すことで、使用済芯管4Cをロール紙枢支ホルダ1から取り除けると同時に、上記各空心受け3は外筒7と共に前記のように原状復帰するから、これら対向復帰済の各外筒7に新しいロール紙4を枢支セットして再び用いることができる。
本発明に用いた前記対向弾片6の基部6Aの枢支ポスト5の切欠5Cに対する固定手段としては、前述の縦軸6Dと後部止片6Cによる固定手段以外に、例えば周知の菊座金付きの雄ねじで基部6Aを枢支ポスト5に前記切欠5C内の同一場所に固定したり、対向弾片基部6Aの平面輪郭形状を角形などの非円形として、この非円形基部6Aを枢支ポスト5に形成したほぼ同形非円形凹所に無理嵌めして固定したり、その他種々の固定手段で対向弾片6の基部6Aを枢支ポスト5に固定できる。
なお、前記空心受け3に対して回転可能に被せた外筒7の抜け止め手段としては、前述のような外筒7の中心孔7Aを枢着ピン8で前記空心受け3の先端部分に枢支して抜け止めを施す代わりに、例えば上記空心受け3の基部外周面に設けたリング溝(または等間隔複数の突起)に外筒7の開口部内周面に設けた等間隔複数の突起(またはリング溝)を外筒固有の弾力に抗してパチンと一発係合させることで、前記空心受け3に対して外筒7を回転可能に抜け止めでき、その他、周知の回転部材の抜け止め手段を採用できる。
本発明によるロール紙枢支ホルダ1は、トイレットペーパなどのロール紙4に近似したロール巻きシート状物の繰り出し用枢支ホルダとしても、当然に利用できる。
本発明の実施形態の一例を示す上方斜視図 本発明の実施形態の一例を示す下方斜視図 図1に示すものの使用状態を示す縦断側面図 図1に示すものの分解斜視図 図2に示すものの分解斜視図 図1における要部の分解断面図 本発明による枢支ポストと側体の要部断面図 図1における要部の拡大縦断立面図 図1における要部の拡大縦断側面図 図1における要部の拡大縦断立面図 本発明の使用例を示す要部切断平面図 図11に示すものと状態を異にした要部切断平面図 図3に示すものと状態を異にした縦断側面図 図12に示すものと状態を異にした要部切断平面図
符号の説明
1 ロール紙枢支ホルダ
1A ホルダの紙切り板枢支部
2 ホルダ側体
2A 側体下部の結合部
2B 結合部の係止溝
2C 側体下部の補強脚
2D 結合部の縦孔
3 ロール紙空心受け
3A 空心受けの下部開放凹所
3B 空心受けの枢支孔
4 ロール紙
4A ロール紙繰り出し部
4B ロール紙空心
4C ロール紙芯管
5 枢支ポスト
5A 枢支ポストの下鍔
5B 枢支ポストの中心穴
5C 内側開放の切欠
5D 縦溝
5E 枢支ポストの対向突片
5F 突片上部の係止鉤片
5G 補強突起
6 対向弾片
6A 対向弾片の固定基部
6B 対向弾片基部の縦孔
6C 対向弾片基部の後部止片
6D 対向弾片基部に通す縦軸
7 外筒
7A 外筒の中心孔
8 枢着ピン
G 側体下部補強脚の対向間隙
P 紙切り板
P0 紙切り板左右の枢軸
P1 紙切り板の前辺下面
P2 紙切り板の前辺刃先

Claims (10)

  1. ロール紙枢支ホルダにおける左右の側体に対し、前後回動可能に枢支した自己対向復帰のロール紙空心受けで、ロール紙を回転可能に支持するタイプのロール紙枢支ホルダにおいて、前記各側体にロール紙空心受けを枢支するための枢支ポストに内側開放の切欠を設け、この切欠内に先端が閉じた偏平U字状の対向弾片をその基部で固定して突設し、前記枢支ポストに前記空心受けを枢支すると共に、その下部開放凹所を前記対向弾片に被せた状態で、前記枢支ポストを前記各側体下部の結合部に結合することで、前記左右の側体にそれぞれロール紙空心受けを対向復帰可能に枢支してなり、これら各空心受けの外周面に外筒を回転可能に被せてその抜け止めを施したロール紙枢支ホルダ。
  2. 前記枢支ポストの切欠内に前記対向弾片の基部を固定するに当たり、この基部を前記枢支ポストの切欠内に軸支固定してなる請求項1に記載のロール紙枢支ホルダ。
  3. ロール紙枢支ホルダにおける左右の側体に対し、前後回動可能に枢支した自己対向復帰のロール紙空心受けで、ロール紙を回転可能に支持するタイプのロール紙枢支ホルダにおいて、前記各側体にロール紙空心受けを枢支するための枢支ポストとして、下鍔と、その中心穴と、内側開放の切欠と、その反対側に形成した縦溝と、上部に係止片を対向突設した枢支ポストを用いる一方、可撓復元性プラスチックにより基部、縦孔、後部止片を一体形成した先端が閉じた偏平U字状の対向弾片の前記基部を、その縦孔に通した縦軸により、前記枢支ポストの切欠内でその中心穴に軸止すると共に、対向弾片の前記止片を枢支ポスト縦溝に係入することで、前記各枢支ポストに対して対向弾片の基部を不動に支持して対向復帰可能に突設し、また、前記対向弾片よりも一回り大きい下部開放凹所と縦孔とを有する空心受けを、その縦孔で前記枢支ポストに枢支すると共に、これら各空心受けの前記下部開放凹所を前記対向弾片に被せた状態で、前記各枢支ポストの対向突片と前記縦軸の上部とをそれぞれ前記各側体下部の結合部に結合することで、前記左右の側体にそれぞれロール紙空心受けを対向復帰可能に枢支してなり、これら各空心受けの外周面に外筒を回転可能に被せてその抜け止めを施したロール紙枢支ホルダ。
  4. ロール紙枢支ホルダにおける左右の側体に対し、前後回動可能に枢支した自己対向復帰のロール紙空心受けでロール紙を枢支し、このロール紙の上部前寄り外周面に前記ホルダの後側左右枢支部で起伏可能に枢支した紙切り板の前辺下面を圧接し、この前辺下面を経て前方へ繰り出したロール紙の繰り出し部を前記紙切り板の前辺刃先でカット可能としたロール紙枢支ホルダにおいて、前記各側体にロール紙空心受けを枢支するための枢支ポストに内側開放の切欠を設け、この切欠内に先端が閉じた偏平U字状の対向弾片をその基部で固定して突設し、前記枢支ポストに前記空心受けを枢支すると共に、その下部開放凹所を前記対向弾片に被せた状態で、前記枢支ポストを前記各側体下部に結合することで、前記左右の側体にそれぞれロール紙空心受けを対向復帰可能に枢支し、これら各空心受けの外周面に外筒を回転可能に被せてその抜け止めを施したロール紙枢支ホルダ。
  5. 前記枢支ポストの切欠内に前記対向弾片の基部を固定するに当たり、この基部を前記枢支ポストの切欠内に枢支固定してなる請求項4に記載のロール紙枢支ホルダ。
  6. ロール紙枢支ホルダにおける左右の側体に対し、前後回動可能に枢支した自己対向復帰のロール紙空心受けでロール紙を枢支し、このロール紙の上部前寄り外周面に前記ホルダの後側左右枢支部で起伏可能に枢支した紙切り板の前辺下面を圧接し、この前辺下面を経て前方へ繰り出したロール紙の繰り出し部を前記紙切り板の前辺刃先でカット可能となしたロール紙枢支ホルダにおいて、前記各側体にロール紙空心受けを枢支するための枢支ポストとして、下鍔と、その中心穴と、内側開放の切欠と、その反対側に形成した縦溝と、上部に係止片を対向突設した枢支ポストを用いる一方、可撓復元性素材により基部、縦孔、後部止片を形成した先端が閉じた偏平U字状の対向弾片の基部を、その縦孔に通した縦軸により、前記枢支ポストの切欠内でその中心穴に軸止すると共に、対向弾片の前記止片を枢支ポスト縦溝に係入することで、前記各枢支ポストに対して対向弾片の基部を不動に支持して対向復帰可能に突設し、また、前記対向弾片よりも一回り大きい下部開放凹所と縦孔とを有する空心受けを、その縦孔で前記枢支ポストに枢支すると共に、これら各空心受けの前記下部開放凹所を前記対向弾片に被せた状態で、前記各枢支ポストの対向突片と前記縦軸の上部とをそれぞれ前記各側体下部の結合部に結合することで、前記左右の側体にそれぞれロール紙空心受けを対向復帰可能に枢支してなり、これら各空心受けの外周面に外筒を回転可能に被せてその抜け止めを施したロール紙枢支ホルダ。
  7. 前記側体の下部に枢支ポストを結合するに当たり、側体の下部に突設した底面ほぼク字状の補強脚の下部対向間隙内に、前記枢支ポストの下鍔上に突設した突起を係入させることで、前記左右の側体に枢支ポストを補強した状態で結合してなる請求項3または請求項6に記載のロール紙枢支ホルダ。
  8. 前記枢支ポストの上部に対向突片を突設し、これら各突片の係止鉤片を前記側体下部の結合部に設けた係止溝に前記各突片の弾力に抗して係入し、原状復帰させて一発結合することで、前記空心受けと縦軸との抜け止めを施してなる請求項1から請求項7までのいずれか一つの請求項に記載のロール紙枢支ホルダ。
  9. 前記空心受けの外周面に外筒を回転可能に被せてその抜け止めを施すに当たり、前記外筒にキャップ状の外筒を用い、この外筒を、その中心孔で枢支ピンにより前記空心受けの内側に枢支することで、空心受けに対する外筒の抜け止めを施した請求項1から請求項8までのいずれか一つの請求項に記載のロール紙枢支ホルダ。
  10. 前記空心受けの外周面に外筒を回転可能に被せてその抜け止めを施すに当たり、前記空心受けの外周面に設けたリング溝(または等間隔複数の突起)に外筒の内周面に設けた等間隔複数の突起(またはリング溝)を係合させることで、前記空心受けに対して外筒を回転可能に抜け止めしてなる請求項1から請求項8までのいずれか一つの請求項に記載のロール紙枢支ホルダ。
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