JP2005323805A - ロール紙ホルダ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ロール紙ホルダ1における左右の側体2に後部と内面の大部分とが開放した凹所6を形成する一方、固定基部7Aと可撓先端7Bとが閉じた対向可撓弾片7にロール紙空心受け3を被せてその内溝3Aに上記可撓先端7Bを係合させ、空心受け3の前向き枢軸3Bを側体凹所前辺内面の前向き枢支部6Aに係入した状態で、側体凹所6内にその後部開放端6Bから前向きに係入した中駒8の前辺下部における前向き係止部8Aと枢支部8Bとにそれぞれ対向可撓弾片7の固定基部7Aと空心受け3の後向き枢軸3Cを係合させた後、側体2に対する中駒8の抜け止めを施した。
【選択図】図3
Description
これら各従来例は、左右の各側体にそれぞれ空心受けを外力で一枚単板の可撓弾片の撓み弾力に抗し上向きに傾動させた後、前記外力の解除により各空心受けを前記一枚単板の可撓弾片の撓み復元弾力で対向復帰可能に突設してなるロール紙ホルダである。
実用新案登録第2554771号公報 実用新案登録第2577252号公報
この従来例は、枢支体に可撓復元性ばね部材で前後回動位置から常には中立位置に復帰する回動体を枢支した中立復帰のヒンジ装置であり、特にこの従来例は、上記可撓復元性ばね部材として固定基部と細長い「U」字状の可撓弾片とを有する可撓復元性ばね部材を用い、その固定基部を縦長の枢支体における片側開放の下部切欠内に挿入固定して前記可撓弾片を枢支体に横向き突設し、この弾片に回動体の下部開放凹所を被せ、前記枢支体に回動体の枢支部を係入することで、この枢支体に回動体を上記ばね部材の復帰弾力で前後方向に回動後、中立位置に復帰可能に枢支した中立復帰のヒンジ装置である。
本発明における請求項1から請求項4までの各発明によれば、ロール紙ホルダにおける左右の各側体に対向枢支した各空心受けは、その基部前後の枢軸を支点とし前記対向可撓弾片の撓み復元弾力に抗する外力で上向き傾動後、この外力の解除により各空心受けを対向可撓弾片の撓み復元弾力で対向復帰可能に構成し、この復帰状態にある各空心受けの下向き回動を側体凹所の下縁で阻止できたので、左右の各空心受けは前後方向および下方向に不動で上向き傾動だけが可能となり、ロール紙の各空心受けに対する枢支セット時およびその繰り出し時やカット時に本発明による左右の空心受けは、それぞれ前後方向および下方向に「フラフラ」と妄りに動かず、安定で使用勝手が誠に良いという優れた効果が有るほかに、上記対向可撓弾片は、両端を閉じた二枚弾片の可撓部に対向ギャップを設けたから、空心受けの上向き傾動の都度、上記弾片にその撓み復元弾力に抗して加わる曲げ応力は、対向可撓弾片全体に分散して加わるため、ロール紙ホルダの長期使用に当たり、ロール紙空心受けを多数回傾動させても上記対向可撓弾片は機械疲労し辛く、板ばね材固有の「撓み復元弾力のヘタリ」が生じないので、ロール紙空心受けの対向復帰動作を長期に亘り安定に確保できるという効果も有る。
なお、前記各図における符号3Eで示す部分は、上向きに撓ませた対向可撓弾片7を図8のように避けるための切欠部であるが、この切欠部3Eは、空心受け3の各枢軸3B・3Cの外側を満遍なく短く形成して上記撓ませた弾片7を避けた場合には省略できる。
また、ロール紙ホルダ1は、その後面板1Aをトイレなど使用場所の壁面aに図4のように紙切板5を上向きにしてコンクリねじ釘nなどで取着して使用する。
先ず、前記ロール紙空心受け3の初期状態は、その基部下面3Dが前述した図7のように凹所6の下縁6Cの上面にそれぞれ図1・図7のように対接していて、空心受け3の下向き傾動を阻止した水平対向復帰状態にある。
この状態で、図1・図8のように、紙切板5を上向き斜めに開いた後、上記左右のロール紙空心受け3間に、その下側から上向きにロール紙両側面を図7のように係入すると、この係入力で各空心受け3は、その前後の枢軸3B・3Cを支点として図8のように対向可撓弾片7をその撓み復元弾力に抗して上向きに撓ませながら傾動し、対向可撓弾片7に撓み復元弾力を同図8のように蓄えた状態となる。
上記対向可撓弾片7をその撓み復元弾力に抗し、前記ロール紙空心受け3に加えた外力により固定基部7Aに対して図8のようにクネらせながら上向きに撓ませ曲げたときに、固定基部7A付近の各対向可撓弾片7には、それぞれ上記各図のように大小二つの撓み部が生じるが、これら各撓み部のうち、内側小径の撓み部の内面が基部大径の撓み部の内面を各図のように強く圧迫して各撓み部にそれぞれこれら撓み部単独固有の撓み復元弾力以上の強い二つの撓み復元弾力を蓄えた状態にある。
その後、対向可撓弾片7の傾動力解除により、合計三つの撓み復元弾力でロール紙空心受け3を図1・図3・図7のように原状所定位置に対向復帰させることができた。
また、前記紙切板5の前辺刃先5Cとして、例えばポリエステル・エラストマなどの手指に優しく柔軟で表面摩擦が大きい可撓弾性プラスチックで櫛歯状に射出成形した柔軟な刃先板を取着して用いてもよい。
2…ホルダ側体
3…中空のロール紙空心受け 3A…内溝 3B…前向き枢軸
3C…後向き枢軸 3D…空心受けの基部下面
4…ロール紙 4A…芯管 4B…繰り出し部
5…紙切板 5A…枢支部 5B…前辺下面 5C…前辺刃先
6…側体凹所 6A…枢支部 6B…後部開放端 6C…凹所下縁
7…対向可撓弾片 7A…固定基部 7B…可撓先端
8…中駒 8A…係止部 8B…枢支部 8C…後面係止縁
Claims (10)
- 平面ほぼコ字状のロール紙ホルダにおける左右の側体に枢支したロール紙空心受けで回転可能に支持したロール紙の上部前寄り外周面に紙切板の前辺下面を圧接し、この下面を経たロール紙繰り出し部を紙切板の前辺刃先でカットできるロール紙ホルダにおいて、前記各側体に後部と内面の大部分とが開放した凹所を形成する一方、固定基部と可撓先端とが閉じた対向可撓弾片に中空のロール紙空心受けを被せてその内溝に前記可撓先端を係入し、空心受けの前向き枢軸を前記側体凹所の前辺下縁上部内面に前向きに形成した枢支部に係入した状態で、側体凹所内にその後部開放端から前向きに係入した中駒の前辺下部における前向き係止部と枢支部とにそれぞれ対向可撓弾片の固定基部と空心受けの後向き枢軸を係合させた後、側体に対する中駒の抜け止めを施して左右の各側体にそれぞれロール紙空心受けを枢支することで、これら各空心受けをその枢軸を支点とし対向可撓弾片の撓み復元弾力に抗する外力で上向き傾動後、この外力の解除により各空心受けを対向可撓弾片の撓み復元弾力で対向復帰可能に構成し、この復帰状態にある各空心受けの下向き回動を側体凹所の下縁で阻止してなるロール紙ホルダ。
- 平面ほぼコ字状のロール紙ホルダにおける左右の側体に枢支したロール紙空心受けで回転可能に支持したロール紙の上部前寄り外周面に紙切板の前辺下面を圧接し、この下面を経たロール紙繰り出し部を紙切板の前辺刃先でカットできるロール紙ホルダにおいて、前記各側体に後部と内面の大部分とが開放した凹所を形成する一方、固定基部と可撓先端とが閉じた対向可撓弾片に中空のロール紙空心受けを被せてその内溝に前記可撓先端を係入し、側体凹所内にその後部開放端から前向きに係入した中駒の前辺下部における前向き係止部と枢支部とにそれぞれ対向可撓弾片の固定基部と空心受けの後向き枢軸を係合させた状態で、空心受けの前向き枢軸を前記凹所の前辺下縁上部内面に前向きに形成した枢支部に係入した後、側体に対する中駒の抜け止めを施して左右の各側体にそれぞれロール紙空心受けを枢支することで、これら各空心受けをその枢軸を支点とし対向可撓弾片の撓み復元弾力に抗する外力で上向き傾動後、この外力の解除により各空心受けを対向可撓弾片の撓み復元弾力で対向復帰可能に構成し、この復帰状態にある各空心受けの下向き回動を側体凹所の下縁で阻止してなるロール紙ホルダ。
- 平面ほぼコ字状のロール紙ホルダにおける左右の側体に枢支したロール紙空心受けで回転可能に支持したロール紙の上部前寄り外周面に紙切板の前辺下面を圧接し、この下面を経たロール紙繰り出し部を紙切板の前辺刃先でカットできるロール紙ホルダにおいて、前記各側体に後部と内面の大部分とが開放した凹所を形成する一方、固定基部と可撓先端とが閉じた対向可撓弾片に中空のロール紙空心受けを被せてその内溝に前記可撓先端を係入し、空心受けの前側枢支部を前記側体凹所の前辺下縁上部内面に後向きに突設した枢軸に係入した状態で、側体凹所内にその後部開放端から前向きに係入した中駒の前辺下部における前向き係止部と枢軸とにそれぞれ対向可撓弾片の固定基部と空心受けの後側枢支部を係合させた後、側体に対する中駒の抜け止めを施して左右の各側体にそれぞれロール紙空心受けを枢支することで、これら各空心受けをその枢軸を支点とし対向可撓弾片の撓み復元弾力に抗する外力で上向き傾動後、この外力の解除により各空心受けを対向可撓弾片の撓み復元弾力で対向復帰可能に構成し、この復帰状態にある各空心受けの下向き回動を側体凹所の下縁で阻止してなるロール紙ホルダ。
- 平面ほぼコ字状のロール紙ホルダにおける左右の側体に枢支したロール紙空心受けで回転可能に支持したロール紙の上部前寄り外周面に紙切板の前辺下面を圧接し、この下面を経たロール紙繰り出し部を紙切板の前辺刃先でカットできるロール紙ホルダにおいて、前記各側体に後部と内面の大部分とが開放した凹所を形成する一方、固定基部と可撓先端とが閉じた対向可撓弾片に中空のロール紙空心受けを被せてその内溝に前記可撓先端を係入し、側体凹所内にその後部開放端から前向きに係入した中駒の前辺下部における前向き係止部と枢軸とにそれぞれ対向可撓弾片の固定基部と空心受けの後側枢支部を係合させた状態で、空心受けの前側枢支部を前記凹所の前辺下縁上部内面に後向きに突設した枢軸に係入した後、側体に対する中駒の抜け止めを施して左右の各側体にそれぞれロール紙空心受けを枢支することで、これら各空心受けをその枢軸を支点とし対向可撓弾片の撓み復元弾力に抗する外力で上向き傾動後、この外力の解除により各空心受けを対向可撓弾片の撓み復元弾力で対向復帰可能に構成し、この復帰状態にある各空心受けの下向き回動を側体凹所の下縁で阻止してなるロール紙ホルダ。
- 前記対向可撓弾片の固定基部を下向きに折曲形成し、この折曲固定基部を中駒の係止部に係合してなる請求項1から請求項4までのいずれか一つに記載のロール紙ホルダ。
- 前記対向可撓弾片における固定基部を上向きに折曲して前記中駒の係止部に係止してなる請求項1から請求項4までのいずれか一つの請求項に記載のロール紙ホルダ。
- 前記対向可撓弾片を全体的に平坦となし、その固定基部を前記中駒の係止部に固定してなる請求項1から請求項4までのいずれか一つの請求項に記載のロール紙ホルダ。
- 前記中駒の前辺下部における前向き係止部と枢支部との各先端部分に、それぞれ対向可撓弾片および空心受け枢軸を係入し易くするための先広がり係入案内斜面を形成してなる請求項1から請求項7までのいずれか一つの請求項に記載のロール紙ホルダ。
- 前記紙切板の枢軸を前記側体の後部に前向きに形成した枢支溝に紙切板を前後に傾けながら挿入した後、これら各枢支溝にその後部開放端から挿入した前記中駒の後部における前向き突片で前記各枢軸を回転可能に押さえ込むことで、前記紙切板をホルダに枢支してなる請求項1から請求項8までのいずれか一つの請求項に記載のロール紙ホルダ。
- 前記対向可撓弾片としてポリエステル・エラストマを射出成形した対向可撓弾片を用いてなる請求項1から請求項9までのいずれか一つの請求項に記載のロール紙ホルダ。
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- 2004-05-14 JP JP2004144585A patent/JP2005323805A/ja active Pending
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