JP2001050227A - 長手方向にリブが設けられたプラスチックピンに着脱可能に固定するための保持部材 - Google Patents

長手方向にリブが設けられたプラスチックピンに着脱可能に固定するための保持部材

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JP2001050227A
JP2001050227A JP2000210173A JP2000210173A JP2001050227A JP 2001050227 A JP2001050227 A JP 2001050227A JP 2000210173 A JP2000210173 A JP 2000210173A JP 2000210173 A JP2000210173 A JP 2000210173A JP 2001050227 A JP2001050227 A JP 2001050227A
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cage
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JP2000210173A
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Stephane Gombert
ゴンベール ステファヌ
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A Raymond SARL
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A Raymond SARL
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    • F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B21/00—Means for preventing relative axial movement of a pin, spigot, shaft or the like and a member surrounding it; Stud-and-socket releasable fastenings
    • F16B21/06—Releasable fastening devices with snap-action
    • F16B21/07—Releasable fastening devices with snap-action in which the socket has a resilient part
    • F16B21/073—Releasable fastening devices with snap-action in which the socket has a resilient part the socket having a resilient part on its inside
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S411/00—Expanded, threaded, driven, headed, tool-deformed, or locked-threaded fastener
    • Y10S411/904—Fastener or fastener element composed of nonmetallic material
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 互いに軸線方向に平行な長手方向リブを備え
たプラスチックピンに着脱可能に固定するための、硬弾
性的なプラスチックから成る保持部材を改良して、簡単
に扱うことのできるかつ経済的に製造できるような保持
部材を提供することである。 【解決手段】 ピン５に被せ嵌め可能な収容ケージ１が
設けられていて、収容ケージ１が、ピン５に当接可能な
内壁２と支持アーム３と有しており、支持アーム３が、
内壁２とは反対側で収容ケージ１にばね弾性的に拡開可
能に一体成形されていて、被せ嵌め方向Ａに抗して鈍角
αを成して、向かい合った内壁２に向けて方向付けられ
ており、支持アーム３の自由端部には、鋭角に形成され
た支持縁部１３が設けられていて、支持縁部１３と内壁
２との間隔が、負荷されていない状態では、リブを備え
たピン５の外径よりも小さく形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに軸線方向に
平行な長手方向リブを備えたプラスチックピンに着脱可
能に固定するための、硬弾性的なプラスチックから成る
保持部材に関する。
【０００２】
【従来の技術】長手方向にリブを備えたプラスチックピ
ンに固定するために、例えば欧州特許第０６９７５３２
号明細書に基づいて固定機構が公知である。この固定機
構ではピンに被せ嵌め可能な円筒状のスリーブの内壁
に、各２つの４分の１円弧領域にわたってエッジの鋭い
複数の薄板が相上下して一体成形されており、他方でこ
れらの４分の１円弧領域の間に位置する領域では内壁は
平滑に形成されている。
【０００３】固定するためには被せ嵌め後、スリーブを
９０゜だけ回転させなければならない。この際に薄板の
鋭い縁部はピンリブの櫛かき部に埋め込まれ、これによ
って堅固な結合が提供される。
【０００４】この固定機構は一方では薄板および長手方
向リブの中断部形成のために製造時において幾分コスト
がかかり、他方で組立の手間においても満足のいくもの
であはない。なぜならばブシュの薄板を長手方向リブと
係合させるためには、ブシュを被せ嵌め前にまずピンに
対して方向付けを行い、それからブシュの薄板を平滑な
ピン領域に侵入させるように回転させ、ブシュを被せ嵌
め後にさらに回転させなければならないからである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に記載した形式の保持部材を改良して、取り扱いが簡単
でしかも安価に製造できるような保持部材を提供するこ
とである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、ピンに被せ嵌め可能な収容ケージ
が設けられていて、収容ケージが、前記ピンに当接可能
な内壁と支持アームと有しており、支持アームが、内壁
とは反対側で収容ケージにばね弾性的に拡開可能に一体
成形されていて、被せ嵌め方向に抗して鈍角αを成し
て、向かい合った内壁に向けて方向付けられており、支
持アームの自由端部には、鋭角に形成された支持縁部が
設けられていて、支持縁部と内壁との間隔が、負荷され
ていない状態では、リブを備えたピンの外径よりも小さ
く形成されている。
【０００７】
【発明の効果】ピンに収容ケージを被せ嵌める際には支
持アームがまずばね弾性的に開かれるので、支持縁部を
リブに沿って図面で見て上方に向かって滑動させること
ができ、かつピンの支持プレートに収容ケージが当接し
た際には支持アームは支持アームの戻し力に相応してリ
ブに埋め込まれる。このような埋込み作用は、被せ嵌め
方向に抗して作用する保持力もしくは引張り力が大きく
なるにつれ強力になる。
【０００８】長手方向リブに対する支持縁部の強すぎる
埋込み作用を回避するために、支持縁部の上方に、長手
方向リブに当接する係止突起が設けられている。本発明
の別の特徴に基づき、ピンに接触する内壁に、ケージ室
内に方向付けられた少なくとも１つの鋭角なリブが、長
手方向リブに対して直交する方向で一体成形されている
ことによって保持力を強化することができる。
【０００９】支持アームを解除するために、支持アーム
の上面に被せ嵌め方向に抗して係止解除ウェブが一体成
形されており、この係止解除ウェブを対応して収容ケー
ジに設けられた切欠によって収容ケージ壁に対して押し
付けることができる。これによって支持縁部は長手方向
リブから解除され収容ケージは引き上げに対して自由と
なる。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態を図面に記
載した実施例に基づき詳説する。
【００１１】図面に示した保持部材は、ピン５に当接可
能な内壁２と支持アーム３とを有する、硬弾性的なプラ
スチック材料から製造される収容ケージ１から成る。支
持アーム３は内壁２に向かい合って位置する側で収容ケ
ージ１にばね弾性的に拡開可能に一体成形されている。
この支持アーム３は被せ嵌め方向Ａに抗して鈍角αを成
して、向かい合って位置する内壁２に方向付けられてい
る。この場合、支持縁部１３と内壁２との間隔はピン５
の外径より小さく形成されている。
【００１２】収容ケージ１の下方の横断方向壁６と上方
の横断方向壁７とには、ピン５を導入もしくは導通する
ための各１つの貫通穴８，９が設けられている。さらに
下方の横断方向壁６には、３方向で下方に向かって斜め
に突出した翼状当接部材１０がばね弾性的に一体成形さ
れている。
【００１３】保持部材を被せ嵌めるために設けられたピ
ン５は同様にプラスチック材料から成っている。このピ
ン５には、外周にわたって均一に分配された、軸線に対
して平行な長手方向リブ１１が設けられている。ピン５
自体は支持プレート１２によって保持され、被嵌め後こ
の支持プレート１２上に収容ケージ１は翼状当接部材１
０によって支持される。
【００１４】支持アーム３の自由端部には鋭角に形成さ
れた支持縁部１３が設けられている。その他に支持アー
ム３は支持縁部１３の上方に支持突起１４を有してい
る。さらに支持アーム３の上面には係止解除ウェブ１５
が位置している。この係止解除ウェブ１５は被せ嵌め方
向Ａに抗して支持アーム３に一体成形されている。係止
解除ウェブ１５を簡単に工具、例えば平はし(Flachzang
e)を用いて操作できるように、上方の横断方向壁７には
平はしを導入するのに十分に大きい切欠１６設けられて
いる。
【００１５】保持力をさらに強化するためには、支持縁
部１３の高さより上方および下方において内壁２に、ケ
ージ室４に突入した鋭角に形成された２つのリブ１７が
一体成形されている。これらのリブ１７は保持部材を被
せ嵌めた状態では同様に長手方向リブ１１内に埋め込ま
れている（図３）。
【００１６】保持部材の機能形式は図２および図３に図
示されている。よりよい理解が得られるように以下に簡
単に説明する。
【００１７】収容ケージ１を矢印Ａの方向で、リブを備
えたピン５に被せ嵌める場合、支持アーム３はまず上方
に向かってばね弾性的に拡開される。この際、支持縁部
１３は簡単に長手方向リブ１１上を図面で見て上方に滑
動する。図２から分かるように、翼状当接部材１０は支
持プレート１２に接触し、幾分たわみ戻されるとすぐ
に、被せ嵌めは終了される。
【００１８】収容ケージ１は翼状当接部材１０のばね力
に基づき矢印方向Ｚに引き上げられる。この場合、支持
縁部１３は支持突起１４がリブ１１に当接するまで長手
方向リブ１１に埋め込まれる。この支持アーム３はこれ
以後ピン５に堅固に係止され、係止解除ウェブ１５を曲
げ戻すことによってのみ、再びピン５から解除すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】保持部材の断面図である。
【図２】リブが設けられたプラスチックピンに被せ嵌め
られた状態における保持部材の側面図である。
【図３】引張り力が作用している状態における固定状況
が示された保持部材の側面図である。
【符号の説明】
１ 収容ケージ、 ２ 内壁、 ３ 支持アーム、 ４
ケージ室、 ５ ピン、 ６，７ 横断方向壁、
８，９ 貫通孔、 １０ 翼状当接部材、 １１長手方
向リブ、 １２ 支持プレート、 １３ 支持縁部、
１４ 支持突起、 １５ 係止解除ウェブ、 １６ 切
欠、 １７ リブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 互いに軸線方向に平行な長手方向リブを
    備えたプラスチックピンに着脱可能に固定するための、
    硬弾性的なプラスチックから成る保持部材において、 ピン（５）に被せ嵌め可能な収容ケージ（１）が設けら
    れていて、該収容ケージ（１）が、前記ピン（５）に当
    接可能な内壁（２）と支持アーム（３）と有しており、
    該支持アーム（３）が、前記内壁（２）とは反対側で収
    容ケージ（１）にばね弾性的に拡開可能に一体成形され
    ていて、被せ嵌め方向（Ａ）に抗して鈍角αを成して、
    向かい合った内壁（２）に向けて方向付けられており、
    前記支持アーム（３）の自由端部には、鋭角に形成され
    た支持縁部（１３）が設けられていて、該支持縁部（１
    ３）と内壁（２）との間隔が、負荷されていない状態で
    は、リブを備えたピン（５）の外径よりも小さく形成さ
    れていることを特徴とする、長手方向にリブが設けられ
    たプラスチックピンに着脱可能に固定するための保持部
    材。
  2. 【請求項２】 鋭角に形成された支持縁部（１３）の上
    方に長手方向リブ（１１）に当接可能な支持突起（１
    ４）が設けられている、請求項１記載の保持部材。
  3. 【請求項３】 ピン（５）に接触する内壁（２）に、ケ
    ージ室（４）内に向かって方向付けられた鋭角の少なく
    とも１つのリブ（１７）が、長手方向リブ（１１）に直
    交する方向で一体成形されている、請求項１または２記
    載の保持部材。
  4. 【請求項４】 支持アーム（３）の上面に被せ嵌め方向
    Ａに抗して係止解除ウェブ（１５）が一体成形されてい
    る、請求項１から３までのいずれか１項記載の保持部
    材。
  5. 【請求項５】 収容ケージ（１）の下方の横断方向壁
    （６）に少なくとも３方向で下方に向かって斜めに突出
    した翼状当接部材（１０）がばね弾性的に拡開可能に一
    体成形されている、請求項１から４までのいずれか１項
    記載の保持部材。
JP2000210173A 1999-07-14 2000-07-11 長手方向にリブが設けられたプラスチックピンに着脱可能に固定するための保持部材 Pending JP2001050227A (ja)

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