JP6062159B2 - 伸縮シャフトおよび清掃具 - Google Patents

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本発明は、入れ子式の伸縮シャフトおよび同伸縮シャフトを用いた清掃具に関し、さらに詳しく言えば、ワンタッチで伸縮させることができる技術に関する。
床を清掃する清掃具の1つとして、粘着テープロールを用いた粘着式清掃具が良く用いられている。この清掃具は、粘着テープの粘着面が表側を向くように巻回した粘着テープロールを清掃ユニットに取り付けて、被清掃面の上を転動させることで、ゴミを粘着面で捕捉するようにしたものである。
この清掃具は、一端に手によって把持されるグリップを備え、他端に清掃ユニットを備えた伸縮シャフトを有し、伸縮シャフトの長さを変えることにより、清掃目的に適した姿勢を取ることができるようになっている。
この種の伸縮シャフトとしては、大径シャフトの中に小径シャフトを同軸的に挿通した、いわゆる入れ子式の伸縮シャフトが一般的に用いられている。通常、この伸縮シャフトには、所定の長さ位置で固定するための固定手段が設けられている。
特許文献1には、伸縮シャフトについて、小径シャフトに偏芯コマを軸線に対して偏芯させて取り付け、大径シャフトを回転させることにより、偏芯コマが大径シャフトの内周面を押圧することで、ユーザが好みの長さ位置でシャフトをロックすることができるようにした点が開示されている。
特許文献1に記載されている伸縮シャフトによれば、ユーザーは好みの位置でシャフトをロックすることができるが、偏芯コマは、大径シャフトの内周面に対する摩擦力によって固定されているため、ローラーヘッドを床面に強く押し込むなどして、偏芯コマと内周面との間の摩擦力よりも大きな入力があると、シャフトがずれてしまう場合があった。また、その構造や組立が複雑であるが故に、組立工数も多くなり、コスト高にもつながる。
特開2001−169987号公報
そこで、本発明の目的は、ユーザーがワンタッチで長さ位置を調節できるとともに、組立も簡単な伸縮シャフトおよびその伸縮シャフトを有する清掃具を提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明は、大径シャフトと、上記大径シャフト内に同軸的に挿通される小径シャフトとを有する伸縮シャフトにおいて、
上記小径シャフトには、上記大径シャフトに対する相対的な位置決めを行うための位置決め孔が少なくとも2所に設けられており、上記大径シャフト側には、上記大径シャフトに穿設されている挿通孔を介して上記大径シャフト内に出没し、上記挿通孔の直下に到来した上記位置決め孔に嵌合する係止凸部を有するストッパーが設けられており、
上記ストッパーは、上記大径シャフトの一端に取り付けられる円筒状のスリーブと、上記大径シャフトの軸線と直交する回転軸を中心に上記スリーブに回動可能に軸支される操作レバーと、上記操作レバーの動きを規制するストッパーリングとを有し、上記操作レバーは、上記回転軸から互いに離反する方向に延在する第1アーム部材と第2アーム部材とを含み、上記第1アーム部材には上記係止凸部が設けられており、上記第2アーム部材の自由端側には、上記大径シャフトもしくは上記スリーブの周面の一部に接していて上記第1アーム部材を介して上記係止凸部を上記位置決め孔に向けて付勢する脚部が設けられているとともに、上記第2アーム部材の上記回転軸と上記脚部との間には、押圧により上記脚部が上記回転軸から遠ざかる方向に後退するように変形して上記第1アーム部材を浮き上がらせて上記係止凸部を上記位置決め孔から外すリリースボタンが設けられており、上記ストッパーリングは、上記脚部に隣接して上記スリーブの外周面に沿って回動可能に設けられており、上記ストッパーリングには、上記リリースボタンを押圧した際に、上記脚部が後退する動きを規制するロック面と、上記脚部が後退する動きを許容するロック解除面とが設けられており、上記ストッパーリングを回転させることによって、上記ロック面と上記ロック解除面とが選択されることを特徴としている。
また、本発明は、上記小径シャフトの一端には、上記小径シャフトが上記大径シャフトから抜け落ちないようにするためのエンドキャップが取り付けられており、上記エンドキャップは、上記小径シャフトの内側に沿って挿通される挿通部と、上記小径シャフトの外径よりも大径で、かつ、上記大径シャフトの内径よりも小径な拡径部とを有する円筒状を呈し、上記挿通部には、2本のすり割り溝を挟んで弾性変形可能な弾性片を有し、上記挿通部内にロックピンを挿通することによって、上記弾性片が外周方向に向かって張り出し、上記小径シャフトの内壁面を押圧することで上記エンドキャップが上記小径シャフトに固定されることを特徴としている。
より好ましい態様として、上記弾性片の一部には、上記位置決め孔に沿って引っ掛けられる係止部が設けられており、上記ロックピンを挿通することにより、上記係止部が上記位置決め孔に係止されることを特徴としている。
さらに好ましい態様として、上記係止部は、中央に上記係止凸部が係合可能な円筒状であることを特徴としている。
本発明には、この伸縮シャフトを有する清掃具も含まれる。より好ましい態様としては、上記伸縮シャフトの一端に手によって把持されるグリップを有し、上記伸縮シャフトの他端には、粘着面が表側を向くように巻回された清掃用粘着テープロールを支持する支持ローラと、上記支持ローラを軸支する金属シャフトとを含む清掃ユニットが設けられていることを特徴としている。
さらに好ましい態様としては、上記ロックピンに代えて、上記金属シャフトが上記エンドキャップに沿って圧入されることにより、上記エンドキャップと上記金属シャフトとが上記小径シャフトに一体的に固定されることを特徴としている。
本発明によれば、大径シャフトと、上記大径シャフト内に同軸的に挿通される小径シャフトとを有する伸縮シャフトにおいて、上記小径シャフトには、上記大径シャフトに対する相対的な位置決めを行うための位置決め孔が少なくとも2カ所に設けられており、上記大径シャフト側には、上記位置決め孔に向けて突出する係止凸部を有するストッパーが設けられており、上記ストッパーは、上記大径シャフトの一端に取り付けられる円筒状のスリーブと、上記大径シャフトの軸線と直交する回転軸を中心に回動可能に上記スリーブに軸支される操作レバーと、上記操作レバーの動きを規制するストッパーリングとを有し、上記操作レバーは、上記回転軸から互いに離反する方向に延在する第1アーム部材と第2アーム部材とを含み、上記第1アーム部材には上記係止凸部が設けられており、上記第2アーム部材の自由端側には、上記大径アームもしくは上記スリーブの周面の一部に接していて、上記係止凸部を上記位置決め孔に向けて常に押圧するための脚部が設けられていることにより、リリースボタンを押すだけで、伸縮パイプをワンタッチで伸縮することができ、かつ、リリースボタンを操作していないときは、その係止状態を維持することができる。
さらには、上記回転軸と上記脚部との間には、上記係止凸部の係止を解除するリリースボタンが設けられており、上記リリースボタンを押すことにより、上記回転軸を介して上記第1アーム部材が浮き上がり、上記係止凸部が上記位置決め孔から外れることにより、ワンタッチでロックの解除を行うことができる。
また、上記ストッパーリングは、上記脚部に隣接して上記スリーブの外周面に沿って回動可能に設けられており、上記ストッパーリングには、上記リリースボタンを押圧した際に上記脚部が上記軸線方向に沿って後退する動きを規制するロック面と、上記ロック面の一部が上記軸線方向に切り欠かれ、上記脚部が上記軸線方向に沿って後退する動きを許容するロック解除面とを含み、上記ストッパーリングを回転させることによって、上記ロック面と上記ロック解除面とが選択されることにより、操作レバーのロックとロック解除もワンタッチで行うことができる。
さらには、上記小径シャフトの一端には、上記小径シャフトが上記大径シャフトから抜け落ちないようにするためのエンドキャップが取り付けられており、上記エンドキャップは、上記小径シャフトの内側に沿って挿通される挿通部と、上記小径シャフトの外径よりも大径で、かつ、上記大径シャフトの内径よりも小径な拡径部とを有する円筒状を呈し、上記挿通部には、2本のすり割り溝を挟んで弾性変形可能な弾性片を有し、上記挿通部内にロックピンを挿通することによって、上記弾性片が外周方向に向かって張り出し、上記小径シャフトの内壁面を押圧することで上記エンドキャップが上記小径シャフトに固定されることにより、ロックピンを差し込むだけで、エンドキャップを簡単に取付固定することができるため、組立工数やコストを安く抑えることができる。
また、上記弾性片の一部には、上記位置決め孔に沿って引っ掛けられる係止部が設けられており、上記ロックピンを挿通することで、上記係止部が上記位置決め孔に係止される。これによれば、エンドキャップの抜け落ちをより確実に防ぐことができる。
さらに好ましい態様として、上記係止部は、中央に上記係止凸部が係合可能な円筒状であることにより、位置決め孔に係止部を係止させた状態であっても、係止部の中央が円筒状であることで、その中空部に係止凸部を係止させることができる。
本発明には、この伸縮シャフトを有する清掃具が含まれていることにより、清掃中の用途に応じてユーザーがワンタッチで伸縮シャフトを操作して、スムーズに清掃ポジションを変えることができる。
さらに好ましい態様して、上記伸縮シャフトの一端に手によって把持されるグリップを有し、上記伸縮シャフトの他端には、粘着面が表側を向くように巻回された清掃用粘着テープロールを支持する支持ローラと、上記支持ローラを軸支する金属シャフトとを含む清掃ユニットが設けられていることにより、粘着式清掃具に伸縮パイプを適用することで、手元の清掃時には伸縮シャフトを短くして使用でき、立った状態で床などを清掃するには伸縮シャフトを伸ばして使用することにより、無理な姿勢を強いられることなく、清掃することができる。
さらに好ましい態様として、上記ロックピンに変えて、上記金属シャフトが上記エンドキャップに沿って圧入されることにより、上記エンドキャップと上記金属シャフトとが上記小径シャフトに一体的に固定される。これによれば、エンドキャップと金属シャフトとを同時に固定できるため、固定のための予加工などの必要がなくなり、より生産性が向上し、安価に作製できる。
本発明の一実施形態に係る伸縮シャフトを備えた清掃具の正面図。 上記清掃具の伸縮シャフトの分解斜視図。 上記伸縮シャフトの一部を拡大した状態の分解斜視図。 上記伸縮シャフトの一部を拡大した状態の分解斜視図。 小径シャフトの第1エンドキャップの取付態様を説明する部分拡大断面図。 小径シャフトの第2エンドキャップの取付態様を説明する部分拡大断面図。 スリーブの(a)正面図および(b)A−A線断面図。 操作レバーの(a)正面図、(b)背面図、(c)底面図および(d)左側面図。 ストッパーの拡大正面図。 (a)上記ストッパーによって伸縮シャフトが係止された状態の要部断面図,(b)上記ストッパーによる伸縮シャフトの係止が解除された状態の要部断面図。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1に示すように、この清掃具1は、一端(図1では上端)に手によって把持されるグリップ3を有する伸縮シャフト2を備えている。伸縮シャフト2の他端(図1では下端)には、この例では粘着テープロールAからなる清掃ユニット4が取り付けられている。
図2を併せて参照して、伸縮シャフト2は、大径シャフト21と、大径シャフト21の中に挿通可能な小径シャフト22とを有し、大径シャフト21の中に小径シャフト22が同軸的に挿通された、いわゆる入れ子式の伸縮シャフトである。
この例において、伸縮シャフト2は、大径シャフト21および小径シャフト22ともに、アルミニウムの押出成形品からなり、断面D字状のいわゆるDカットパイプが用いられている。伸縮シャフト2は、樹脂製であってもよく、その材質や形状は入れ子式に伸縮可能であれば、仕様に応じて任意に選択されてよい。
大径シャフト21は、両端が開放されたパイプであって、一端側(図2では右端側)にグリップ3が圧入される。グリップ3は、合成樹脂の成形品であって、手で把持しやすいよう全体が丸みを帯びた円筒状に形成されている。
グリップ3の後端には、清掃具1を吊り下げるためのフック部31が設けられている。本発明では、グリップ3の具体的な構成については任意的事項である。
大径シャフト21は、上述したように外周面の一部が軸線方向に沿って平坦に形成された平坦面21aを有するDカットパイプであるが、その平坦面21aの先端側(図2では左端側)には、挿通孔211が設けられており、この挿通孔211には後述するストッパー5の係止凸部524が挿通される。
図5を併せて参照して、大径シャフト21の先端側の内周面には、突き当て部212が形成されており、この突き当て部212に後述する小径シャフト22の一端側に取り付けられる第1エンドキャップ6aが突き当たるようになっている。
突き当て部212は、大径シャフト21の外周面から内周側に向かってカシメ加工によって形成され、この例では内周面に沿って環状に形成されている。なお、実際には、大径シャフト21の先端側には、このカシメ加工による凹溝が外周に沿って形成されるが、この例においては図示は省略する。
再び、図2を参照して、小径シャフト22は、上記大径シャフト21の中に挿通可能なDカットパイプであって、その平坦面22aには、ストッパー5の係止凸部524が係止される位置決め孔221,222が、小径シャフト22の軸線方向に沿って2カ所設けられている。
位置決め孔221,222は貫通孔であって、この例では、小径シャフト22の両端側に2カ所設けられているが、位置決め孔は3カ所以上設けられてもよい。すなわち、位置決め孔の数を増やすことで、より長さ位置を細かく調節することができる。
図3および図4を併せて参照して、小径シャフト22の一端側(図3では右端側)には、小径シャフト22が大径シャフト21から抜け落ちないようにするための抜け落ち手段としての第1エンドキャップ6aが設けられている。
第1エンドキャップ6aは、内部に中空部63を有する例えば円筒体からなり、小径シャフト22の中に沿って差し込まれる挿通部61と、挿通部61の一端側(図3においては右端側)に一体的に設けられ、小径シャフト21よりも大径で、かつ、大径シャフト22の内径よりも小径な拡径部62とを備えている。
挿通部61は、小径シャフト22の内径とほぼ同じ外径を有し、また、その外形は、小径シャフト22に差し込んでも回転しないように、小径シャフト22と同じDカット状に形成されている。
挿通部61の平坦面611の先端(図3において左端)には、一対のすり割り溝612,612により弾性変形可能な弾性片613が設けられている。弾性片613は、片持ちで支持された舌片であって、その先端側には係止手段としての凸部614が設けられている。弾性片613は、予め内側(中空部63側)に若干倒れ込むようにくせ付けられていることが好ましい。
凸部614は、平坦面611からほぼ垂直に突設された円筒ボスであって、図3に示すように、小径シャフト22の一方の位置決め孔221の中に係合される位置に設けられている。凸部614は、先端から中空部63に向けて貫通孔が形成されており、位置決め孔221に係止された状態で、その貫通孔内にストッパー5の係止凸部524が入り込むようになっている(図6の第2エンドキャップ6bの取付態様を参照)。
これによれば、位置決め孔221は第1エンドキャップ6aを固定するための固定孔としての機能と、ストッパー5の係止凸部524を係止するための係止孔としての機能とを兼ね備えている。
拡径部62は、大径シャフト21の内径に合わせたDカット状に形成されており、挿通部61に対して同軸的に配置されている。これによれば、図5に示すように、第1エンドキャップ6aの挿通部61を小径シャフト22に差し込んでゆくと、挿通部61と拡径部62と間に形成された段差面に、小径シャフト22の端部が当接するようになっている。
第1エンドキャップ6aは、ロックピン64を中空部63に差し込むことによって小径シャフト22に固定される。ロックピン64は、例えば合成樹脂製の棒状体からなり、この例では、第1エンドキャップ6aの軸方向長さとほぼ同じ長さを有している。中空部63は、ロックピン64が挿通可能な丸孔である。
第1エンドキャップ6aを小径シャフト22に挿入した後、ロックピン64を拡径部62側から中空部63に圧入することにより、挿通部61の弾性片613が外側に張り出され、その外周面が小径シャフト21の内周面に密着する。併せて凸部614が位置決め孔221の中に入り込むことによって、第1エンドキャップ6aが軸方向に抜け落ちることが確実に押さえられるようになっている。
第1エンドキャップ6aが小径シャフト22に取り付けられることにより、図5に示すように、第1エンドキャップ6aの拡径部62が大径シャフト21の突き当て部212に当接して、小径シャフト22が大径シャフト2からの抜け落ちが防止される。
次に、小径シャフト22の他端側(図4では左端側)には、第2エンドキャップ6bが取り付けられる。図を参照して、第2エンドキャップ6bは、軸方向の長さと中空部63の内径以外の基本的な構成は、上述した第1エンドキャップ6aと同一であるため、その各構成要素の具体的な説明は省略する。
この実施形態において、第2エンドキャップ6bを小径シャフト22に取り付けるに当たっては、上述したロックピン64に変えて、清掃ユニット4の支持シャフト41の一部が用いられる。支持シャフト41は、一端側から他端側にかけて所定形状に折曲もしくは湾曲された金属棒からなる。
図1を併せて参照して、この実施形態において、粘着テープロールAの支持シャフト41は、支持ローラ42を回動可能に軸支する軸支部411と、軸支部411からほぼU字状に折り曲げられた湾曲部412と、湾曲部412から折曲部413を介してほぼ直角に折り曲げられ、小径シャフト22に同軸的に接続されるステム414とが含まれている。
図4および6を参照して、第2エンドキャップ6bを取り付けるに当たっては、まず、第2エンドキャップ6bの挿通部61を小径シャフト22の中まで完全に差し込む。次に、支持シャフト41のステム414を拡径部62側から第2エンドキャップ6bの中空部63に押し込むことにより、第1エンドキャップ6aと同じく、弾性片613が小径シャフト22の内周面と密着するとともに、凸部614が位置決め孔222に差し込まれることで、第2エンドキャップ6bおよび支持シャフト41の固定を両方同時に行うことができる。
図3、図7〜10を参照して、大径シャフト21の反グリップ3(図3では左端側)側の端部には、大径シャフト21に対して小径シャフト22を所定の長さで固定するためのストッパー5が設けられている。
ストッパー5は、大径シャフト21の一端側に取り付けられるスリーブ51と、スリーブ51に組み込まれる操作レバー52と、操作レバー52の動きを規制するストッパーリング53とを備えている。
図7(a)および(b)に示すように、スリーブ51は、内部に大径シャフト21が差し込まれる挿通孔511を有し、その先端(図7では左端)には、小径シャフト22が挿通される開口部512が設けられている。
この例において、挿通孔511は、大径シャフト21の外形に合わせたDカット形状とれており、大径シャフト21圧入可能な大きさに形成されている。また、開口部512も小径シャフト22の外形に合わせたDカット形状となっている。
スリーブ51の上端側(図7(a)では紙面に垂直な面)には、操作レバー52の第1アーム部材521の先端に設けられた係止凸部524を大径シャフト21の挿通孔211に向けて押し出すための開口部513と、操作レバー52の第2アーム部材522の先端側(係止凸部524とは反対側の先端)に設けられた脚部525を案内するガイド面514とが設けられている。
開口部513は、スリーブ51の上端から挿通孔511に向かって形成された貫通孔であって、第1アーム部材521の幅と同じ形状に開口されている。ガイド面514は、開口部513に隣接して形成された平坦部であって、その一部には、第2アーム部材522の先端に取り付けられた脚部525のガイドロッド525aが挿通されるガイド溝515が設けられている。
開口部513とガイド面514の境界部付近には、操作レバー52の回転軸523を軸支する軸受け孔516,516がスリーブ51の軸線方向に対して直交する方向に設けられてる。
スリーブ51の後端側(図3では右端側)の外周面には、後述するストッパーリング53が係着される環状ガイド溝517が設けられている。環状ガイド溝517は、スリーブ51の外周面から一段低く凹まされた凹溝からなり、スリーブ51の軸線を中心に外周面に沿って環状に形成されている。
環状ガイド溝517の一部には、ストッパーリング53の回転幅を決める回転ガイド溝517aが設けられている。この回転ガイド溝517aにストッパーリング53の内周面に設けられた図示しないガイド凸部が差し込まれることにより、ストッパーリング53が回転ガイド溝517aの範囲を超えて回転しないように規制されるようになっている。
図8(a)〜(d)を参照して、操作レバー52は、例えば合成樹脂の成形品からなり、第1アーム部材521と第2アーム部材522とを、くの字状に配置した板状に形成されている。第1アーム部521と第2アーム部522との境界部には、スリーブ51の軸受け孔516に支持される回転軸523,523が設けられている。
第1アーム部521は、スリーブ51の軸線方向にそって矩形状に形成されており、その底面の先端(図8(c)では下)には、小径シャフト22の各位置決め孔221,222に選択的に差し込まれる係止凸部524が設けられている。
係止凸部524は、各位置決め孔221,222に合致する円柱状を呈し、先端側524a(図8(c)では端側)が第1アーム部521に対して傾斜したテーパー面とされ、反対の後端側524bが直角面となるように形成されている。なお、係止凸部524を基端側から先端側に向かってその外径を細くした、いわゆる円錐台形状に形成してもよい。
これによれば、係止凸部524の先端側524aがテーパー面とされているため、係止凸部524が各位置決め孔221,222の中に入りやすい。また、各位置決め孔221,222の中に入った後は、後端側524bが各位置決め孔221,222に引っ掛かることで、小径シャフト22の伸張方向に多少の動きが生じても、係止状態を維持することができる。
第2アーム部材522は、回転軸523を挟んで第1アーム部材521に対して所定角度で配置される傾斜部522aと、傾斜部522aの一端側からほぼ平坦な円盤状に形成されるリリースボタン522bとを一体に備えている。
第2アーム部材522の他端(図8(c)では端)には、第1アーム部材521の先端(係止凸部524)を回転軸523を介して常に下側に向けて押圧するための脚部525が一体的に形成されている。
脚部525は、第2アーム部522の後端からガイド面51に向かってほぼ垂直に形成されており、その基端面522c(第2アーム部材と脚部525の境界面で、ガイド面54に当接する面)が回転軸523の中心よりも上方となる位置に配置されている。
これによれば、図10(a)に示すように、第2アーム部522の基端面522cがガイド面514に当接するとともに、さらに脚部525がガイド溝515を通って、その先端が大径シャフト22の表面に当接することにより、第2アーム部材522が常に上に押し上げられた状態となるため、第1アーム部材521は回転軸523を介して、常に下側に向けて押し下げられた状態となる。
その際、第1アーム部材521は、その軸方向の長さが、第2アーム部材522の軸方向の長さよりも短く形成されていることにより、第2アーム部材522のリリースボタン522bを押圧した際の押圧力がてこの原理によって増幅されることで、小さな力で係止凸部524を持ち上げることができる。
次に、ストッパーリング53は、上述した環状ガイド面517に嵌め込まれるC字状の第1リング部材54と、第1リング部材54の両端に係合する第2リング部材55とを有する。
第1リング部材54は、周長にして180°以上の大きさを有するC字状に形成されており、その先端には、第2リング部材55の両端に設けられた係止面551,551に係止する係止片541,541が設けられている。
第1リング部材54の内周面には、環状ガイド面517の一部に設けられた図示しない2本のノッチ溝に選択的に係合される凸リブ542が設けられている。この凸リブ542がノッチ溝に選択的に係合されることで、回転時にクリック感が生まれ、ストッパーリング53の正しい位置をユーザに知らせることができる。
第2リング部材55は、第1リング部材54の切欠残部を連結するように環状ガイド面517の外周面に沿ってアーチ状に形成されており、その両端には、係止片541,541が係止される係止面551,551が設けられている。
第2リング部材55の操作レバー52に対向する端部には、脚部525の移動を許容する切欠凹部552が設けられている。切欠凹部552は、第2リング部材55の軸線方向の一端側から中心方向に向かって凹まされた凹部であって、操作レバー52の板幅よりも若干広く切り欠かれている。
図9に示すように、第2リング部材55には、ストッパーリング53によってロック状態かアンロック状態かを一目でわかるようにするためのマーカー553が設けられている。
マーカー553は、三角形状に形成されており、三角形の頂点をスリーブ51側に設けられたロック518bまたは解除518aの位置に合わせてストッパーリング53を回転させることにより、ストッパーリング53のロック状態を簡単に選択できるようになっている。なお、凸リブ542と係合する上記したノッチ溝は、ロック518b、解除518aと対応した位置に配置されている。
ストッパー5を組み立てるに当たっては、まず、操作レバー52をスリーブ51に取り付けるが、図7および図8に示すように、スリーブ51のガイド溝515は軸線方向(図7では左右)に沿って長方形状に開口されているのに対し、脚部525は、軸線に対して直交する方向に延設されているため、そのままの状態では、ガイド溝515と脚部525が干渉するため、取り付けることができない。
そこで、操作レバー52を水平方向に90°回転させる(図3の状態から水平90°回転)。これにより、脚部525のガイドロッド525aと、ガイド溝515とが互いに平行となることで、ガイド溝515の中にガイドロッド525aが挿通可能となる。脚部525をガイド溝515に差し込んだ後は、再び90°回転して、図3の状態に戻す。
次に、一方の回転軸523を一方の軸受け孔516に差し込んだ後、他方の回転軸523を他方の軸受け孔516に差し込む。これにより、スリーブ51に操作レバー52が取り付けられる。
次に、ストッパーリング53を取り付ける。ストッパーリング53は、まず、第2リング部材55を環状ガイド面517に沿って置き、第1リング部材54の切欠をスリーブ51の環状ガイド面517から反対側から強く押し込む。これにより、切欠部が弾性変形によって開かれて環状ガイド面517に第1リング部材54が嵌合する。
その際、第1リング部材54の両端が自然に押し広げられるため、両端の係止片541,541が、第2リング部材55の両端の係止面551,551の上に自動的に乗り上がって係止される。これにより、第1リング部材54と第2リング部材55とが環状に連結され、環状ガイド面517に沿って回転可能となる。
以上によって、ストッパー5が伸縮シャフト2に組み込まれる。ストッパー5を解除するに当たっては、ストッパーリング53を「解除518a」の位置まで回す。次に、図10(b)に示すように、第2アーム部材522のリリースボタン522bを指で下側に向かって押圧すると、回転軸523を介して第1アーム部材521の先端に設けられた係止凸部524上方に持ち上げられ、係止凸部524のロックが解除される。
このとき、第2アーム部材522は、他端側の脚部525が押圧に伴って、後方(図10(b)では左方)に向かってスライドするが、ストッパーリング53の切欠凹部552をガイド面514と同じ方向に向け解除状態としておくことにより、脚部525のスライドが許容される。
このロック解除した状態で、小径シャフト22を手で把持して伸縮させ、同時にリリースボタン522bから指を離す。この例ではいずれかの位置決め孔221,222を選択するが、位置決め孔221,222に係止凸部524が到来すると、係止凸部524はその弾性付勢力によって自動的に位置決め孔221,222の中に差し込まれて、ロックがかかる。
しかる後、ストッパーリング53を回して、「ロック518b」の位置まで回すことで、再びロックがかかった状態となる。この状態において、リリースボタン522bを押圧しても、ストッパーリング53の端面に脚部525が突き当たることで、係止凸部524が持ち上がることはない。
この例において、清掃ユニット4は清掃用の粘着テープロールAを支持するタイプが用いられているが、これ以外に、例えば不織布を保持するタイプや、モップを保持するタイプなど、本発明の伸縮シャフト構造を備えている態様であれば、清掃ユニット4が仕様に応じて任意に変更可能である。
1 清掃具
2 伸縮シャフト
21 大径シャフト
22 小径シャフト
221,222 位置決め孔
3 グリップ
4 清掃ユニット
41 金属シャフト
42 支持ローラ
5 ストッパー
51 スリーブ
52 操作レバー
521 第1アーム部材
522 第2アーム部材
523 回転軸
53 ストッパーリング
6a 第1エンドキャップ
6b 第2エンドキャップ
A 粘着テープロール

Claims (7)

  1. 大径シャフトと、上記大径シャフト内に同軸的に挿通される小径シャフトとを有する伸縮シャフトにおいて、
    上記小径シャフトには、上記大径シャフトに対する相対的な位置決めを行うための位置決め孔が少なくとも2所に設けられており、上記大径シャフト側には、上記大径シャフトに穿設されている挿通孔を介して上記大径シャフト内に出没し、上記挿通孔の直下に到来した上記位置決め孔に嵌合する係止凸部を有するストッパーが設けられており、
    上記ストッパーは、上記大径シャフトの一端に取り付けられる円筒状のスリーブと、上記大径シャフトの軸線と直交する回転軸を中心に上記スリーブに回動可能に軸支される操作レバーと、上記操作レバーの動きを規制するストッパーリングとを有し、上記操作レバーは、上記回転軸から互いに離反する方向に延在する第1アーム部材と第2アーム部材とを含み、上記第1アーム部材には上記係止凸部が設けられており、上記第2アーム部材の自由端側には、上記大径シャフトもしくは上記スリーブの周面の一部に接していて上記第1アーム部材を介して上記係止凸部を上記位置決め孔に向けて付勢する脚部が設けられているとともに、上記第2アーム部材の上記回転軸と上記脚部との間には、押圧により上記脚部が上記回転軸から遠ざかる方向に後退するように変形して上記第1アーム部材を浮き上がらせて上記係止凸部を上記位置決め孔から外すリリースボタンが設けられており、上記ストッパーリングは、上記脚部に隣接して上記スリーブの外周面に沿って回動可能に設けられており、上記ストッパーリングには、上記リリースボタンを押圧した際に、上記脚部が後退する動きを規制するロック面と、上記脚部が後退する動きを許容するロック解除面とが設けられており、上記ストッパーリングを回転させることによって、上記ロック面と上記ロック解除面とが選択されることを特徴とする伸縮シャフト。
  2. 上記小径シャフトの一端には、上記小径シャフトが上記大径シャフトから抜け落ちないようにするためのエンドキャップが取り付けられており、上記エンドキャップは、上記小径シャフトの内側に沿って挿通される挿通部と、上記小径シャフトの外径よりも大径で、かつ、上記大径シャフトの内径よりも小径な拡径部とを有する円筒状を呈し、上記挿通部には、2本のすり割り溝を挟んで弾性変形可能な弾性片を有し、上記挿通部内にロックピンを挿通することによって、上記弾性片が外周方向に向かって張り出し、上記小径シャフトの内壁面を押圧することで上記エンドキャップが上記小径シャフトに固定されることを特徴とする請求項1に記載の伸縮シャフト。
  3. 上記弾性片の一部には、上記位置決め孔に沿って引っ掛けられる係止部が設けられており、上記ロックピンを挿通することにより、上記係止部が上記位置決め孔に係止されることを特徴とする請求項に記載の伸縮シャフト。
  4. 上記係止部は、中央に上記係止凸部が係合可能な円筒状であることを特徴とする請求項に記載の伸縮シャフト。
  5. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の伸縮シャフトを有する清掃具。
  6. 上記伸縮シャフトの一端に手によって把持されるグリップを有し、上記伸縮シャフトの他端には、粘着面が表側を向くように巻回された清掃用粘着テープロールを支持する支持ローラと、上記支持ローラを軸支する金属シャフトとを含む清掃ユニットが設けられていることを特徴とする請求項に記載の清掃具。
  7. 上記ロックピンに代えて、上記金属シャフトが上記エンドキャップに沿って圧入されることにより、上記エンドキャップと上記金属シャフトとが上記小径シャフトに一体的に固定されることを特徴とする請求項6に記載の清掃具。
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