JP2519824Y2 - 側部に開口部を有する包装用袋 - Google Patents
側部に開口部を有する包装用袋Info
- Publication number
- JP2519824Y2 JP2519824Y2 JP3713390U JP3713390U JP2519824Y2 JP 2519824 Y2 JP2519824 Y2 JP 2519824Y2 JP 3713390 U JP3713390 U JP 3713390U JP 3713390 U JP3713390 U JP 3713390U JP 2519824 Y2 JP2519824 Y2 JP 2519824Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- band
- rear wall
- front wall
- packaging bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bag Frames (AREA)
Description
【産業上の利用分野】 本考案は側部に開口部を有する包装用袋に関するもの
である。
である。
例えば、酒や清涼飲料等を収容する為に各種の包装用
袋が使用されている。近年では合成樹脂シート或はフィ
ルムを使用したガゼット袋が一般に使用されている。こ
のガゼット袋は、上部に開口部を有しており、各種飲料
等を上部開口から収容できるようにしたものであって、
大抵の場合はこのガゼット袋で十分である。 しかし、缶入り飲料については必ずしも十分とは言え
ない。つまり、缶入り飲料においては、缶の外面に商標
等を付した広告面等が設けてあるが、この広告面に記載
されている商標等は、飲み口が上に位置しているときに
読めるように文字を配置してある。よって、缶を収容す
るときは飲み口を上にして収容するのが常である。この
ため、例えば店頭において商品を大量に陳列する場合、
陳列時間が長くなると包装用袋の上部開口部から塵埃が
入り込み、缶の飲み口に付着することによって不衛生で
ある。 また、包装形態としては、包装袋が缶に密着するよう
にすると美観が高まり、販売が促進されることが期待で
きる。しかし、従来のような上部が開口しているガゼッ
ト袋では、袋の上部を缶に密着して封鎖することが困難
である。その他、缶に密着した包装としてはシュリンク
包装があるが、この包装は出荷の段階で行なわれる為、
内容物の種類が予め定まってしまう。従って、数種のも
のを詰め合せる等の需要者のニーズに十分に対応できな
い。
袋が使用されている。近年では合成樹脂シート或はフィ
ルムを使用したガゼット袋が一般に使用されている。こ
のガゼット袋は、上部に開口部を有しており、各種飲料
等を上部開口から収容できるようにしたものであって、
大抵の場合はこのガゼット袋で十分である。 しかし、缶入り飲料については必ずしも十分とは言え
ない。つまり、缶入り飲料においては、缶の外面に商標
等を付した広告面等が設けてあるが、この広告面に記載
されている商標等は、飲み口が上に位置しているときに
読めるように文字を配置してある。よって、缶を収容す
るときは飲み口を上にして収容するのが常である。この
ため、例えば店頭において商品を大量に陳列する場合、
陳列時間が長くなると包装用袋の上部開口部から塵埃が
入り込み、缶の飲み口に付着することによって不衛生で
ある。 また、包装形態としては、包装袋が缶に密着するよう
にすると美観が高まり、販売が促進されることが期待で
きる。しかし、従来のような上部が開口しているガゼッ
ト袋では、袋の上部を缶に密着して封鎖することが困難
である。その他、缶に密着した包装としてはシュリンク
包装があるが、この包装は出荷の段階で行なわれる為、
内容物の種類が予め定まってしまう。従って、数種のも
のを詰め合せる等の需要者のニーズに十分に対応できな
い。
そこで、本考案の第１の目的は、上部に開口部を設け
ないようにして長時間陳列していても塵埃が缶の飲み口
に付着しないようにした包装用袋を提供することがであ
る。 本考案の第２の目的は、収容部が缶に密着して美観に
優れた包装用袋を提供することである。
ないようにして長時間陳列していても塵埃が缶の飲み口
に付着しないようにした包装用袋を提供することがであ
る。 本考案の第２の目的は、収容部が缶に密着して美観に
優れた包装用袋を提供することである。
上記目的を達成するために講じた本考案の構成は次の
とおりである。即ち、本考案は、 一方の側部に設けてあり、前壁と後壁を連結している
折込み側壁と；前記前壁と後壁の下部横方向全長にわた
って設けてある下部シール部と；該下部シール部から所
要距離を隔てた上方の横方向全長にわたって設けてある
上部シール部と；前記折込み側壁、下部シール部及び上
部シール部で囲まれた収容部と；を有し、他方の側部に
は開口部が設けてあり、該他方の側部の上下隅部分は切
欠されて残部は前記前壁及び後壁と一体となっている蓋
片を構成し、更に前記上部シール部から上方には前壁と
後壁を延設した帯部が設けてあり、該帯部上端には横方
向全長にわたって帯部シール部が設けてある側部に開口
部を有する包装用袋である。 缶を所定数だけ収容したときに、収容部が缶と密着す
るように寸法が設定されているものは、美観に優れる。 なお、包装用袋は多くの場合、蓋片を閉鎖するに当た
って粘着テープを使用するが、一方の蓋片に粘着部を設
け、該粘着部に他方の蓋片を貼着して開口部を閉じるよ
うにすると収容部を閉鎖する作業が早くできる。また、
帯部は手で持つ場合の把握部ともなるもので、そのまま
手で握っても良いが、帯部に握り手を取り付けると運搬
に便利である。なお、帯部に孔を設けて指を通すことが
きるようにしても良い。また、帯部に広告を印刷した厚
紙等を挿入することもできる。
とおりである。即ち、本考案は、 一方の側部に設けてあり、前壁と後壁を連結している
折込み側壁と；前記前壁と後壁の下部横方向全長にわた
って設けてある下部シール部と；該下部シール部から所
要距離を隔てた上方の横方向全長にわたって設けてある
上部シール部と；前記折込み側壁、下部シール部及び上
部シール部で囲まれた収容部と；を有し、他方の側部に
は開口部が設けてあり、該他方の側部の上下隅部分は切
欠されて残部は前記前壁及び後壁と一体となっている蓋
片を構成し、更に前記上部シール部から上方には前壁と
後壁を延設した帯部が設けてあり、該帯部上端には横方
向全長にわたって帯部シール部が設けてある側部に開口
部を有する包装用袋である。 缶を所定数だけ収容したときに、収容部が缶と密着す
るように寸法が設定されているものは、美観に優れる。 なお、包装用袋は多くの場合、蓋片を閉鎖するに当た
って粘着テープを使用するが、一方の蓋片に粘着部を設
け、該粘着部に他方の蓋片を貼着して開口部を閉じるよ
うにすると収容部を閉鎖する作業が早くできる。また、
帯部は手で持つ場合の把握部ともなるもので、そのまま
手で握っても良いが、帯部に握り手を取り付けると運搬
に便利である。なお、帯部に孔を設けて指を通すことが
きるようにしても良い。また、帯部に広告を印刷した厚
紙等を挿入することもできる。
本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明
する。第１図は一実施例を示す正面図、第２図は収容部
を膨らませた状態の斜視図である。 合成樹脂フィルムからなる包装用袋は、前壁11と後壁
12を有し、前壁11と後壁12を連結している折込み側壁２
を一方の側部に設けている。前壁11と後壁12の下部横方
向全長にわたって、溶着によって下部シール部３が設け
てある。該下部シール部３から所要距離を隔てた上方の
横方向全長にわたって、溶着によって上部シール部４が
設けてある。更に折込み側壁２、下部シール部３及び上
部シール部４で囲まれた収容部10が設けてある。 他方の側部には開口部９が設けてある。他方の側部の
上下隅部分は「Ｌ」状に切欠されて、残部は前壁11及び
後壁12と一体となっている蓋片８、8aを構成している。
一方の蓋片８の外側縁部近傍には、上下方向略全長にわ
たって粘着部80が設けてあり、粘着部80に他方の蓋片8a
の内側縁部近傍が貼着できるようにしている。 前記上部シール部４から上方には、折込み側壁２、前
壁11及び後壁12を延設した帯部６が設けてあり、該帯部
６上端には横方向全長にわたって溶着によって帯部シー
ル部５が設けてある。帯部６には、上部隅の切欠によっ
て共に後で説明する厚紙等で作られた広告片110が挿入
可能な挿入部60が形成されている。なお、帯部６は複数
設けることができ、その場合は、必要に応じて帯部シー
ル部５を増加する。 下部シール部３から上部シール部４までの長さは、収
容部10に所定に缶を所定の数だけ収容したときに、収容
部10を構成する折込み側壁２、前壁11及び後壁12が収容
された各缶Ｃに密着するように設定されている。つま
り、本実施例では、切欠辺７、7aは、後で説明する缶Ｃ
の略半径の長さと略同じに設定されており、蓋片８、8a
の縦長は缶Ｃの高さと略同じに設定してある。更に、前
壁11及び後壁12の横長は缶Ｃを３本略きっちりと収容で
きる長さに設定してある。これによって収容部10を構成
する折込み側壁２、前壁11及び後壁12は、収容された各
缶Ｃにほぼ密着するように設定される。 （作用） 第３図は缶を収容した、使用状態を示す斜視図であ
る。第１図乃至第３図を参照して、本実施例の作用を説
明する。 図に示すように、開口部９から所定の数（本実施例で
は３本）の缶Ｃを入れ、蓋片８の粘着部80に他方の蓋片
8aの内側縁部近傍を貼着して開口部９を閉鎖し、缶Ｃを
封入する。また挿入部60から広告片110を挿入する。 これによると、開口部９は包装用袋の側部にあって封
鎖され、封入された缶Ｃは収容部10を構成する折込み側
壁２、前壁11及び後壁12に密着する。つまり、上部に位
置する缶Ｃの飲み口には塵埃は付着しにくいし、陳列し
た場合等の美観にも優れ、販売の促進効果も期待でき
る。 第４図は本考案の他の実施例を示す正面図である。第
１の実施例と異なるところは帯部６に握り手20を取り付
けた点であり、他は同じであるので説明を省略する。本
実施例によれば、持ち運びしやすく便利である。なお、
第１図と同等又は同一箇所には同一符号を付して示して
いる。 また、本考案は図示の実施例に限定されるものではな
く、実用新案登録請求の範囲の記載内において数々の変
形が可能である。
する。第１図は一実施例を示す正面図、第２図は収容部
を膨らませた状態の斜視図である。 合成樹脂フィルムからなる包装用袋は、前壁11と後壁
12を有し、前壁11と後壁12を連結している折込み側壁２
を一方の側部に設けている。前壁11と後壁12の下部横方
向全長にわたって、溶着によって下部シール部３が設け
てある。該下部シール部３から所要距離を隔てた上方の
横方向全長にわたって、溶着によって上部シール部４が
設けてある。更に折込み側壁２、下部シール部３及び上
部シール部４で囲まれた収容部10が設けてある。 他方の側部には開口部９が設けてある。他方の側部の
上下隅部分は「Ｌ」状に切欠されて、残部は前壁11及び
後壁12と一体となっている蓋片８、8aを構成している。
一方の蓋片８の外側縁部近傍には、上下方向略全長にわ
たって粘着部80が設けてあり、粘着部80に他方の蓋片8a
の内側縁部近傍が貼着できるようにしている。 前記上部シール部４から上方には、折込み側壁２、前
壁11及び後壁12を延設した帯部６が設けてあり、該帯部
６上端には横方向全長にわたって溶着によって帯部シー
ル部５が設けてある。帯部６には、上部隅の切欠によっ
て共に後で説明する厚紙等で作られた広告片110が挿入
可能な挿入部60が形成されている。なお、帯部６は複数
設けることができ、その場合は、必要に応じて帯部シー
ル部５を増加する。 下部シール部３から上部シール部４までの長さは、収
容部10に所定に缶を所定の数だけ収容したときに、収容
部10を構成する折込み側壁２、前壁11及び後壁12が収容
された各缶Ｃに密着するように設定されている。つま
り、本実施例では、切欠辺７、7aは、後で説明する缶Ｃ
の略半径の長さと略同じに設定されており、蓋片８、8a
の縦長は缶Ｃの高さと略同じに設定してある。更に、前
壁11及び後壁12の横長は缶Ｃを３本略きっちりと収容で
きる長さに設定してある。これによって収容部10を構成
する折込み側壁２、前壁11及び後壁12は、収容された各
缶Ｃにほぼ密着するように設定される。 （作用） 第３図は缶を収容した、使用状態を示す斜視図であ
る。第１図乃至第３図を参照して、本実施例の作用を説
明する。 図に示すように、開口部９から所定の数（本実施例で
は３本）の缶Ｃを入れ、蓋片８の粘着部80に他方の蓋片
8aの内側縁部近傍を貼着して開口部９を閉鎖し、缶Ｃを
封入する。また挿入部60から広告片110を挿入する。 これによると、開口部９は包装用袋の側部にあって封
鎖され、封入された缶Ｃは収容部10を構成する折込み側
壁２、前壁11及び後壁12に密着する。つまり、上部に位
置する缶Ｃの飲み口には塵埃は付着しにくいし、陳列し
た場合等の美観にも優れ、販売の促進効果も期待でき
る。 第４図は本考案の他の実施例を示す正面図である。第
１の実施例と異なるところは帯部６に握り手20を取り付
けた点であり、他は同じであるので説明を省略する。本
実施例によれば、持ち運びしやすく便利である。なお、
第１図と同等又は同一箇所には同一符号を付して示して
いる。 また、本考案は図示の実施例に限定されるものではな
く、実用新案登録請求の範囲の記載内において数々の変
形が可能である。
本考案は上記構成を備え、次の効果を有する。 （ａ）開口部が側部に設けられているので、缶の飲み口
を上にして収容した場合、飲み口に塵埃が付着しにく
く、衛生的である。 （ｂ）缶を所定数だけ収容したときに、収容部が缶と密
着するように寸法が設定されているものは、缶が収容部
内で揺れ動くことがないので持ち運びがしやすく、また
陳列したときにも美観に優れ、販売の促進効果が期待で
きる。しかも、シュリンク包装とは相違して、需要者の
好みに応じて数種のものを詰め合せることも可能であ
る。 （ｃ）一方の蓋片に粘着部を設け、粘着部に他方の蓋片
を貼着して開口部を閉じるようにしたものは、缶の封入
が容易で面倒がない。 （ｄ）帯部に握り手を取り付けたものは、持ち運びがし
やすく便利である。
を上にして収容した場合、飲み口に塵埃が付着しにく
く、衛生的である。 （ｂ）缶を所定数だけ収容したときに、収容部が缶と密
着するように寸法が設定されているものは、缶が収容部
内で揺れ動くことがないので持ち運びがしやすく、また
陳列したときにも美観に優れ、販売の促進効果が期待で
きる。しかも、シュリンク包装とは相違して、需要者の
好みに応じて数種のものを詰め合せることも可能であ
る。 （ｃ）一方の蓋片に粘着部を設け、粘着部に他方の蓋片
を貼着して開口部を閉じるようにしたものは、缶の封入
が容易で面倒がない。 （ｄ）帯部に握り手を取り付けたものは、持ち運びがし
やすく便利である。
第１図は一実施例を示す正面図、 第２図は収容部を膨らませた状態の斜視図、 第３図は缶を収容した、使用状態を示す斜視図、 第４図は本考案の他の実施例を示す正面図である。 2:折込み側壁 3:下部シール部 4:上部シール部 5:帯部シール部 6:帯部 8,8a:蓋片 9:開口部 10:収容部 11:前壁 12:後壁
Claims (4)
- 【請求項１】一方の側部に設けてあり、前壁（11）と後
壁（12）を連結している折込み側壁（２）と； 前記前壁（11）と後壁（12）の下部横方向全長にわたっ
て設けてある下部シール部（３）と； 該下部シール部（３）から所要距離を隔てた上方の横方
向全長にわたって設けてある上部シール部（４）と； 前記折込み側壁（２）、下部シール部（３）及び上部シ
ール部（４）で囲まれた収容部（10）と； を有し、他方の側部には開口部（９）が設けてあり、該
他方の側部の上下隅部分は切欠されて、残部は前記前壁
（11）及び後壁（12）と一体となっている蓋片（8,8a）
を構成し、更に前記上部シール部（４）から上方には前
壁（11）と後壁（12）を延設した帯部（６）が設けてあ
り、該帯部（６）上端には横方向全長にわたって帯部シ
ール部（５）が設けてあることを特徴とする側部に開口
部を有する包装用袋。 - 【請求項２】缶を所定数だけ収容したときに、収容部
（10）が缶と密着するように寸法が設定されていること
を特徴とする請求項１記載の側部に開口部を有する包装
用袋。 - 【請求項３】一方の蓋片（８）に粘着部（80）を設け、
該粘着部（80）に他方の蓋片（8a）を貼着して開口部
（９）を閉じるようにしたことを特徴とする請求項１ま
たは２記載の側部に開口部を有する包装用袋。 - 【請求項４】帯部（６）に握り手（20）を取り付けたこ
とを特徴とする請求項１、２または３記載の側部に開口
部を有する包装用袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3713390U JP2519824Y2 (ja) | 1990-04-05 | 1990-04-05 | 側部に開口部を有する包装用袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3713390U JP2519824Y2 (ja) | 1990-04-05 | 1990-04-05 | 側部に開口部を有する包装用袋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03126851U JPH03126851U (ja) | 1991-12-20 |
| JP2519824Y2 true JP2519824Y2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=31543971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3713390U Expired - Lifetime JP2519824Y2 (ja) | 1990-04-05 | 1990-04-05 | 側部に開口部を有する包装用袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2519824Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-05 JP JP3713390U patent/JP2519824Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03126851U (ja) | 1991-12-20 |
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