JPH0511705A - マークの表示方法 - Google Patents

マークの表示方法

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Publication number
JPH0511705A
JPH0511705A JP16037491A JP16037491A JPH0511705A JP H0511705 A JPH0511705 A JP H0511705A JP 16037491 A JP16037491 A JP 16037491A JP 16037491 A JP16037491 A JP 16037491A JP H0511705 A JPH0511705 A JP H0511705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mark
sheet
shaped
metallic color
molded lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP16037491A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Naito
日出男 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP16037491A priority Critical patent/JPH0511705A/ja
Publication of JPH0511705A publication Critical patent/JPH0511705A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 透明な板状部材に、金属的な色調,光沢を有
し立体感を有する文字,記号,図形などのマークを表示
する技術を改良して、工程を簡略化するとともに製造コ
ストを低減させる。 【構成】 マーク形状の凹部1aを有する平板状の樹脂
成形レンズ1を構成し、上記と別体に金属色(金属的な
色調および光沢)を有するシート7に、上記マーク形状
を除いて着色処理層8を設け(図1(A)参照)、図1
(B)のように、マーク形状部分を正対させて重ね合わ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明な板状部材に、立
体感と輝度感とを有するマークを表示する方法に関する
ものである。本発明においてマークとは、文字,図形も
しくは記号、又はこれらの組合せをいう。
【0002】
【従来の技術】図2(A)は従来技術によって金属色立
体文字2を表示した樹脂成形レンズ1の外観図である。
そのB−B断面拡大図を図1(B)に示す。図2(A)
において樹脂成形レンズ1に斑点を付して示した部分は
濃厚な色調(本件においては黒色)の地の部分であっ
て、その中に金色に輝く文字2が立体的に浮き上がって
見える。そのB−B断面を拡大して図2(B)に示す。
樹脂成形レンズ1は平板状をなし、その一方の表面にマ
ーク形状の凹部1aが成形されている。上記のマーク形
状の凹部1aの内面にアンダーコート3を施し、その上
に金属(アルミニウム,クローム等)の蒸着層4を成膜
し、トップコートクリヤー塗装5を更に成層し、その
後、上記トップコートクリヤー塗装5を含めて樹脂成形
レンズ1の面を覆う着色層(本例では黒色塗装層)6が
設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図2について説明した
従来例のマーク表示方法においては、その(B)図に示
したような4層構造の成層を行うために、イ.アンダー
コートのマスク塗装、ロ.乾燥硬化、ハ.真空蒸着(マ
スク併用処理)、ニ.トップコートクリヤーのマスク塗
装、ホ.乾燥硬化、ヘ.アルカリ洗浄(オーバー蒸着の
除去)、ト.繰り返して水洗(下洗い)、チ.純水によ
る水洗、リ.水切り乾燥、ヌ.着色層の成層処理、ル.
乾燥硬化、といった複雑な工程を必要とし、従って製造
コストが高価となる。本発明は上述の事情に鑑みて為さ
れたものであって、処理工程の数が少なくて製造コスト
が安く、しかも、透明な板状部材に光沢感のあるマーク
を立体的に表示する方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るマーク表示方法は、透明な板状部材の
表面に、上記マーク形状の凹部を形成し、上記と別体
に、金属色を有するシートの表面に、上記のマークと同
じ形状の部分を除いて着色処理を施し、前記板状部材と
シートとを、マーク形状部分を正対させて密着せしめる
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】上記の手段によれば、従来技術について先に述
べたイ〜ルに至る11工程を経ることなく、金属色(金
属を感じさせる色調と光沢)を有するシートの表面に、
ネガチブなマークを着色処理(マーク部分を除いて着色
処理)して、これを透明な板状部材に重ね合わせてマー
ク部分を正対させるという簡単な工程で、金属的な光
沢,色調のマークを立体的に表示することができる。
【0006】
【実施例】図1に示した1は樹脂成形レンズであって、
その片側の表面にマーク形状の凹部1aが形成されてい
る。この部分のみを見れば図2(B)に示した従来例の
樹脂成形レンズと類似の構成であって、本例においては
無色透明なアクリル板の片面に、マーク形状の浅いV字
状の溝が設けられている。図1(A)に示すように、金
属色シート7の片面に、上記マーク形状の凹部1aを形
成した区域Eを除いて、着色処理層8を設ける。前記の
金属色シート7は金属薄板で構成しても良く、また金属
状の色調と光沢とを有する合成樹脂フイルムを用いても
良い。また、着色処理層8の構成はマスク塗装技術を用
いても良く、印刷技法を適用しても良い。図1(A)に
示したように、ネガチブなマーク形状の着色処理層8を
設けた金属色シート7と、マーク形状の凹部1aを形成
した樹脂成形レンズ1とを構成し、図1(B)に示すよ
うに双方のマーク形状を正対させて重ね合わせる。金属
色シート7に設けられた着色処理層8は、樹脂成形レン
ズ1のマーク形状部分以外の平滑面に密着する。金属色
シート7に、上記着色処理層8が設けられていない部分
7aは、樹脂成形レンズ1のマーク形状の凹部1aとの
間に空間Sを形成する。図2に示した従来技術において
は、マーク形状の凹部1aを有する樹脂成形レンズ1の
表面処理に前記イ〜ルの11工程を必要としたが、図1
に示した本発明の実施例においては、(イ)金属色シー
ト7上に、着色処理層8でネガチブなマークを描き、
(ロ)上記のネガチブマーク7aと、樹脂成形レンズ1
のマーク形状の凹部1aとを正対させて重ね合わせる。
という2工程で足りる。しかも、図1(B)の構成を矢
印D方向から見るとマーク形状部分については、着色処
理層8に覆われていない金属色シート7が、V字溝状の
マーク形状の凹部1aを透して見える。このようにし
て、マーク形状は金属色シート7の反射光による金属色
調と光沢とを与えられ、樹脂成形レンズ1のマーク形状
の凹部1aによって立体的に浮き上がって見える。
【0007】
【発明の効果】上述の実施例によって明らかとなったよ
うに、透明な板状部材に、立体感と輝度感とを有する文
字,記号,図形もしくはこれらの組合せよりなるマーク
を表示する場合、透明な板状部材の表面に、上記マーク
形状の凹部を形成し、上記と別体に、金属色を有するシ
ートの表面に、上記のマークと同じ形状の部分を除いて
着色処理を施し、前記板状部材とシートとを、マーク形
状部分を正対させて密着せしめると、簡単な工程で低コ
ストで、金属光沢ある金属色調のマークを立体的に表示
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマークの表示方法の1実施例を示
す工程図
【図2】従来技術に係るマーク表示方法の説明図
【符号の説明】
1…合成樹脂成形レンズ、1a…マーク形状の凹部、2
…金属色の立体文字、3…アンダーコート、4…蒸着
層、5…トップコート、6…着色層、7…金属色を有す
るシート、8…着色処理層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 透明な板状部材に、立体感と輝度感とを
    有する文字,記号,図形もしくはこれらの組合せよりな
    るマークを表示する方法において、 透明な板状部材の表面に、上記マーク形状の凹部を形成
    し、 上記と別体に、金属色を有するシートの表面に、上記の
    マークと同じ形状の部分を除いて着色処理を施し、 前記板状部材とシートとを、マーク形状部分を正対させ
    て密着せしめることを特徴とするマークの表示方法。
JP16037491A 1991-07-01 1991-07-01 マークの表示方法 Pending JPH0511705A (ja)

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JP16037491A JPH0511705A (ja) 1991-07-01 1991-07-01 マークの表示方法

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