JPH0511687Y2 - - Google Patents
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- JPH0511687Y2 JPH0511687Y2 JP1987137446U JP13744687U JPH0511687Y2 JP H0511687 Y2 JPH0511687 Y2 JP H0511687Y2 JP 1987137446 U JP1987137446 U JP 1987137446U JP 13744687 U JP13744687 U JP 13744687U JP H0511687 Y2 JPH0511687 Y2 JP H0511687Y2
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- Japan
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- light shielding
- shielding plates
- plates
- shading
- transmission gear
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 26
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
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- Toys (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、各種の自動車に使用できる自動遮光
装置に関し、特に、夏期に駐車する際に日光を効
果的に遮光できる出没式の遮光装置に関するもの
である。
装置に関し、特に、夏期に駐車する際に日光を効
果的に遮光できる出没式の遮光装置に関するもの
である。
[従来の技術]
従来、自動車の運転席の左右の側面に固定式の
遮光板を取り付けたものは公知である。
遮光板を取り付けたものは公知である。
[考案が解決しようとする問題点]
しかし、この固定式の遮光装置は、後部座席に
ついては遮光効果を達成できず、また、自動車の
走行時に空気抵抗を多く受け走行効率が落ちる欠
点があつた。
ついては遮光効果を達成できず、また、自動車の
走行時に空気抵抗を多く受け走行効率が落ちる欠
点があつた。
本考案の目的は、従来の固定式の遮光板とは異
なり、遮光が必要であるときにのみ引出すことが
可能であり、不要なときには内部に収容して体積
を少なくすることができる遮光装置を提供する処
にある。
なり、遮光が必要であるときにのみ引出すことが
可能であり、不要なときには内部に収容して体積
を少なくすることができる遮光装置を提供する処
にある。
[問題点を解決するための手段]
この考案の遮光装置は、自動車の上面に配する
箱体を有し、この箱体に箱室を上下2段に隔設し
てなり、これら2つの箱室の一方には、その左右
両側より外部へ出没可能な一対の左右側遮光板を
配し、他方には、その前後両側より外部へ出没可
能な一対の前後側遮光板を配して、駆動源により
箱体の四周において遮光板を自動的に出没させ得
るようになし、前記の駆動源が正逆回転可能なモ
ータ10よりなり、このモータ10の回転軸11
を箱体1の中央部に位置させ、この回転軸11に
伝動ギア12を設け、長尺状のフレキシブルギア
13により伝動ギア12と各遮光板4,4′,5,
5′を連結し、モータ10の正逆回転により伝動
ギア12とフレキシブルギア13とを介して遮光
板4,4′,5,5′を出没させるようにしたもの
である。
箱体を有し、この箱体に箱室を上下2段に隔設し
てなり、これら2つの箱室の一方には、その左右
両側より外部へ出没可能な一対の左右側遮光板を
配し、他方には、その前後両側より外部へ出没可
能な一対の前後側遮光板を配して、駆動源により
箱体の四周において遮光板を自動的に出没させ得
るようになし、前記の駆動源が正逆回転可能なモ
ータ10よりなり、このモータ10の回転軸11
を箱体1の中央部に位置させ、この回転軸11に
伝動ギア12を設け、長尺状のフレキシブルギア
13により伝動ギア12と各遮光板4,4′,5,
5′を連結し、モータ10の正逆回転により伝動
ギア12とフレキシブルギア13とを介して遮光
板4,4′,5,5′を出没させるようにしたもの
である。
[作用]
駐車時等の必要な際に、自動車の上部におい
て、駆動源により、遮光板を箱体より自動的に外
部へ引出し、これにより、強い日光による車内の
加熱を防ぎ、夏における自動車の乗心地をより快
適にする。また、遮光板を使用しないときには、
これを箱体内に自動的に収納して、自動車の嵩を
低くすることができるので、走行時に空気抵抗を
生じない。
て、駆動源により、遮光板を箱体より自動的に外
部へ引出し、これにより、強い日光による車内の
加熱を防ぎ、夏における自動車の乗心地をより快
適にする。また、遮光板を使用しないときには、
これを箱体内に自動的に収納して、自動車の嵩を
低くすることができるので、走行時に空気抵抗を
生じない。
伝動ギアの回転にしたがつて、2つの左右側遮
光板は互いに反対方向に移動し、また、前後側遮
光板も互いに反対方向に移動する。このようにし
て、伝動ギアの回転により、左右側遮光板と前後
側遮光板とが、左右方向及び前後方向に移動して
出没自在となる。
光板は互いに反対方向に移動し、また、前後側遮
光板も互いに反対方向に移動する。このようにし
て、伝動ギアの回転により、左右側遮光板と前後
側遮光板とが、左右方向及び前後方向に移動して
出没自在となる。
[実施例]
次に、この考案の実施例を図面によつて詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本考案の遮光装置の全体を示す外形図
である。詳しい図示を省略するが、箱体1は、乗
用車17の上部ボデイボンネツトすなわち屋根1
8に固定できる構造に形成されている。この箱体
1には、上下2段の箱室2,3が隔設され、上の
箱室2には、左右方向に出没する左右側遮光板
4,4′が設けられ、下の箱室3には、前後方向
に出没する前後側遮光板5,5′が収容されてい
る。左右側遮光板4,4′と前後側遮光板5,
5′との上下関係は反対にしてもよい。
である。詳しい図示を省略するが、箱体1は、乗
用車17の上部ボデイボンネツトすなわち屋根1
8に固定できる構造に形成されている。この箱体
1には、上下2段の箱室2,3が隔設され、上の
箱室2には、左右方向に出没する左右側遮光板
4,4′が設けられ、下の箱室3には、前後方向
に出没する前後側遮光板5,5′が収容されてい
る。左右側遮光板4,4′と前後側遮光板5,
5′との上下関係は反対にしてもよい。
各遮光板4,4′,5,5′の両端には、それぞ
れ、三角形状の補助遮光板6がヒンジ7を介して
設けられている。各々2つの補助遮光板を各遮光
板4,4′,5,5′上に折畳むことにより、遮光
板の嵩を低くして箱体内に収容が可能である。
又、遮光板を使用するときは、これを箱体から引
出したあと、補助遮光板6を遮光板4,4′,5,
5′から外方へ拡げればよい。
れ、三角形状の補助遮光板6がヒンジ7を介して
設けられている。各々2つの補助遮光板を各遮光
板4,4′,5,5′上に折畳むことにより、遮光
板の嵩を低くして箱体内に収容が可能である。
又、遮光板を使用するときは、これを箱体から引
出したあと、補助遮光板6を遮光板4,4′,5,
5′から外方へ拡げればよい。
補助遮光板6には係合突起8が設けられ、補助
遮光板6と隣接しこれとヒンジを介して連結され
た遮光板4,4′,5,5′の端部には、この係合
突起8と対応する係合孔9が貫通している。第9
図に明示するように、補助遮光板6を遮光板4,
4′,5,5′の上に折畳むと、係合突起8が係合
孔9に装入されて両者が係合し、補助遮光板6は
折畳まれた状態で確実に保持される。したがつ
て、遮光板4,4′,5,5′の箱室2,3に対す
る出没運動を確実かつ容易に行なうことができ
る。
遮光板6と隣接しこれとヒンジを介して連結され
た遮光板4,4′,5,5′の端部には、この係合
突起8と対応する係合孔9が貫通している。第9
図に明示するように、補助遮光板6を遮光板4,
4′,5,5′の上に折畳むと、係合突起8が係合
孔9に装入されて両者が係合し、補助遮光板6は
折畳まれた状態で確実に保持される。したがつ
て、遮光板4,4′,5,5′の箱室2,3に対す
る出没運動を確実かつ容易に行なうことができ
る。
箱体1の底面には、正回転と逆回転が可能なモ
ータ10が設けられている。モータ10の回転軸
11は箱室3,4の内部の中央に突出している。
第3図に示すように、この回転軸11には、4段
の伝動ギア12が取付けられている。
ータ10が設けられている。モータ10の回転軸
11は箱室3,4の内部の中央に突出している。
第3図に示すように、この回転軸11には、4段
の伝動ギア12が取付けられている。
これらの伝動ギア12の各々には、第6図に示
すように、案内管14内にスライドする長尺状の
フレキシブルギア13を左右側が互いに反対方向
になるように交合させ、各フレキシブルギア13
の端部を左右出没遮光板4,4′と前記出没遮光
板5,5′の底面に固定している。
すように、案内管14内にスライドする長尺状の
フレキシブルギア13を左右側が互いに反対方向
になるように交合させ、各フレキシブルギア13
の端部を左右出没遮光板4,4′と前記出没遮光
板5,5′の底面に固定している。
すなわち、これらの4つのフレキシブルギア1
3のうち、第1のものは、その一端を一方の左右
側遮光板4に固定すると共に、対応する伝動ギア
12に一方向から(すなわち、第6図において上
方から下方へ)巻付けている。また、第2のフレ
キシブルギア13は、その一端を他方の左右側遮
光板4′に固定すると共に、対応する伝動ギア1
2に第1のフレキシブルギア13とは反対方向か
ら(すなわち、第6図において下方から上方へ)
巻付けている。さらに、図示しないが、第3のフ
レキシブルギア13は、その一端を一方の前後側
遮光板5に固定すると共に、対応する伝動ギア1
2に一方向から巻付けている。また、第4のフレ
キシブルギア13は、その一端を他方の左右側遮
光板4′に固定すると共に対応する伝動ギア12
に第3のフレキシブルギア13とは反対方向から
巻付けている。
3のうち、第1のものは、その一端を一方の左右
側遮光板4に固定すると共に、対応する伝動ギア
12に一方向から(すなわち、第6図において上
方から下方へ)巻付けている。また、第2のフレ
キシブルギア13は、その一端を他方の左右側遮
光板4′に固定すると共に、対応する伝動ギア1
2に第1のフレキシブルギア13とは反対方向か
ら(すなわち、第6図において下方から上方へ)
巻付けている。さらに、図示しないが、第3のフ
レキシブルギア13は、その一端を一方の前後側
遮光板5に固定すると共に、対応する伝動ギア1
2に一方向から巻付けている。また、第4のフレ
キシブルギア13は、その一端を他方の左右側遮
光板4′に固定すると共に対応する伝動ギア12
に第3のフレキシブルギア13とは反対方向から
巻付けている。
このような配設により、4つの伝動ギア12の
回転にしたがつて、2つの左右側遮光板4,4′
は互いに反対方向に移動し、また、前後側遮光板
5,5′も互いに反対方向に移動する。このよう
にして、伝動ギア12の回転により、左右側遮光
板4,4′と前後側遮光板5,5′とが、同時に、
左右方向及び前後方向に移動して出没自在とな
る。
回転にしたがつて、2つの左右側遮光板4,4′
は互いに反対方向に移動し、また、前後側遮光板
5,5′も互いに反対方向に移動する。このよう
にして、伝動ギア12の回転により、左右側遮光
板4,4′と前後側遮光板5,5′とが、同時に、
左右方向及び前後方向に移動して出没自在とな
る。
これらの遮光板4,4′,5,5′の底面側に
は、第4図及び第5図に示すように、リミツトス
イツチ16,16′を接設している。そして、各
遮光板4,4′,5,5′の露出及び収納の距離と
位置を自動的に限定できるように、リミツトスイ
ツチ16,16′と、モータ10及び運転席に設
置するプツシユボタンスイツチ15とで並列電源
回路を構成している。
は、第4図及び第5図に示すように、リミツトス
イツチ16,16′を接設している。そして、各
遮光板4,4′,5,5′の露出及び収納の距離と
位置を自動的に限定できるように、リミツトスイ
ツチ16,16′と、モータ10及び運転席に設
置するプツシユボタンスイツチ15とで並列電源
回路を構成している。
次に、この実施例の作用効果を説明する。
モータ10は、第4図及び第5図に示すプツシ
ユボタンスイツチ15のボタン15A,15Bを
選択的に押すことによつて、正逆回転が選択的に
可能である。モータ10が正回転をするときは、
第5図に示すように、遮光板4,4′が左右の外
方に移動し、この時、図示を省略するが遮光板
5,5′も同時に前後の外方に移動して、第1図
に示すように全ての遮光板4,4′,5,5′は、
同時に外部へ露出する。
ユボタンスイツチ15のボタン15A,15Bを
選択的に押すことによつて、正逆回転が選択的に
可能である。モータ10が正回転をするときは、
第5図に示すように、遮光板4,4′が左右の外
方に移動し、この時、図示を省略するが遮光板
5,5′も同時に前後の外方に移動して、第1図
に示すように全ての遮光板4,4′,5,5′は、
同時に外部へ露出する。
この状態で、補助遮光板6を手作業で拡げる
と、隣接する2枚の補助遮光板6,6は対角線状
に当接し、4枚の遮光板4,4′,5,5′と8枚
の補助遮光板6が、全体として、四隅に〓間のな
い長方形状の遮光面を形成することになる。した
がつて、夏期の駐車時にも車内の全体を遮光でき
る。そして、この場合、補助遮光板6は、ヒンジ
7の摩擦強度によつて、拡げた状態に保持され
る。
と、隣接する2枚の補助遮光板6,6は対角線状
に当接し、4枚の遮光板4,4′,5,5′と8枚
の補助遮光板6が、全体として、四隅に〓間のな
い長方形状の遮光面を形成することになる。した
がつて、夏期の駐車時にも車内の全体を遮光でき
る。そして、この場合、補助遮光板6は、ヒンジ
7の摩擦強度によつて、拡げた状態に保持され
る。
遮光板4,4′,5,5′を使用後、これを箱体
1の内部に収容するには、まず、補助遮光板6を
遮光板4,4′,5,5′上に折畳んで係合突起8
を係合孔9に挿入する。これにより、補助遮光板
6は折畳まれた状態で確実に保持される。次に、
第4図のプツシユボタンスイツチ15の前記とは
別のボタン15Bを押すと、モータ10は逆回転
して、遮光板4,4′が左右の内方に移動し(第
5図の一点鎖線参照)、この時、図示を省略する
が遮光板5,5′も同時に前後の内方に移動して、
結局、全ての遮光板4,4′,5,5′は箱体1の
内部に収容される。
1の内部に収容するには、まず、補助遮光板6を
遮光板4,4′,5,5′上に折畳んで係合突起8
を係合孔9に挿入する。これにより、補助遮光板
6は折畳まれた状態で確実に保持される。次に、
第4図のプツシユボタンスイツチ15の前記とは
別のボタン15Bを押すと、モータ10は逆回転
して、遮光板4,4′が左右の内方に移動し(第
5図の一点鎖線参照)、この時、図示を省略する
が遮光板5,5′も同時に前後の内方に移動して、
結局、全ての遮光板4,4′,5,5′は箱体1の
内部に収容される。
遮光板4,4′,5,5′の露出位置と収容位置
は、前記のとおり、リミツトスイツチ16,1
6′によつて自動的に作動位置が調整され、常に
一定の出没距離を維持する。
は、前記のとおり、リミツトスイツチ16,1
6′によつて自動的に作動位置が調整され、常に
一定の出没距離を維持する。
遮光板4,4′,5,5′を内部に具備してなる
箱体1は、第2図に示すように、既存の自動車の
場合は、車体上部ボンネツト18の上に配設する
ことができるが、他の実施例として、自動車の製
作時にボンネツト18自体を二重箱体に構成し、
ボンネツト18内に収容することもできる。
箱体1は、第2図に示すように、既存の自動車の
場合は、車体上部ボンネツト18の上に配設する
ことができるが、他の実施例として、自動車の製
作時にボンネツト18自体を二重箱体に構成し、
ボンネツト18内に収容することもできる。
なお、フレキシブルギア13は、伝動ギア12
と係合して動力を伝達し得て且つ長尺状で可撓性
を有するものである。前記の実施例ではタイミン
グベルトを用いているが、これに限られず、チエ
ーンその他のものを使用してもよい。
と係合して動力を伝達し得て且つ長尺状で可撓性
を有するものである。前記の実施例ではタイミン
グベルトを用いているが、これに限られず、チエ
ーンその他のものを使用してもよい。
以上のように、本考案は、構造が比較的簡単で
あり、遠隔操作によつて遮光板を自由自在に出没
させて使用することができて便利であり、車内の
全体を遮光できて夏用の遮光装置として非常に実
用的である。
あり、遠隔操作によつて遮光板を自由自在に出没
させて使用することができて便利であり、車内の
全体を遮光できて夏用の遮光装置として非常に実
用的である。
[効果]
本考案の遮光装置は、遮光が必要であるときに
は、遮光板を自動的に箱体から引出し、不要なと
きには、これを箱体の内部に収容して体積を小さ
くすることができる。そして、伝動ギアとフレキ
シブルギアとの共働によつて、各遮光板を容易に
出没させることができる。
は、遮光板を自動的に箱体から引出し、不要なと
きには、これを箱体の内部に収容して体積を小さ
くすることができる。そして、伝動ギアとフレキ
シブルギアとの共働によつて、各遮光板を容易に
出没させることができる。
また、一実施例として、車内にボタンスイツチ
等のスイツチを設けて、これにより遠隔操作によ
り遮光板を出没作動させれば、いつそう便利であ
る。
等のスイツチを設けて、これにより遠隔操作によ
り遮光板を出没作動させれば、いつそう便利であ
る。
図は本考案の自動車用の自動遮光装置の一実施
例を示すものであり、第1図は、装置全体の斜視
図、第2図は、装置の設置状態を示す断面図、第
3図は、伝動装置の部分の拡大断面図、第4図
は、遮光板を出没作動させる回路図、第5図は、
第4図の回路図の作動状態を示す第4図と同様の
図、第6図は、遮光板の駆動装置の平面図、第7
図は、第6図のA−A線断面図、第8図は、第7
図のB−B線断面図、第9図は、補助遮光板の断
面図である。 符号の説明、1……箱体、2……上部箱室、3
……下部箱室、4……左右遮光板、4′……左右
遮光板、5……前後遮光板、5′……前後遮光板、
6……補助遮光板、7……ヒンジ、8……係合突
起、9……係合孔、10……モータ、11……回
転軸、12……ギア、13……フレキシブルギ
ア、15……ボタンスイツチ。
例を示すものであり、第1図は、装置全体の斜視
図、第2図は、装置の設置状態を示す断面図、第
3図は、伝動装置の部分の拡大断面図、第4図
は、遮光板を出没作動させる回路図、第5図は、
第4図の回路図の作動状態を示す第4図と同様の
図、第6図は、遮光板の駆動装置の平面図、第7
図は、第6図のA−A線断面図、第8図は、第7
図のB−B線断面図、第9図は、補助遮光板の断
面図である。 符号の説明、1……箱体、2……上部箱室、3
……下部箱室、4……左右遮光板、4′……左右
遮光板、5……前後遮光板、5′……前後遮光板、
6……補助遮光板、7……ヒンジ、8……係合突
起、9……係合孔、10……モータ、11……回
転軸、12……ギア、13……フレキシブルギ
ア、15……ボタンスイツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 自動車の上面に配する箱体1を有し、この箱
体1に箱室2,3を上下2段に隔設してなり、
これら2つの箱室2,3の一方には、その左右
両側より外部へ出没可能な一対の左右側遮光板
4,4′を配し、他方には、その前後両側より
外部へ出没可能な一対の前後側遮光板5,5′
を配して、駆動源により箱体1の四周において
遮光板4,4′,5,5′を自動的に出没させ得
るようになした自動車用の自動遮光装置であつ
て、前記の駆動源が正逆回転可能なモータ10
よりなり、このモータ10の回転軸11を箱体
1の中央部に位置させ、この回転軸11に伝動
ギア12を設け、長尺状のフレキシブルギア1
3により伝動ギア12と各遮光板4,4′,5,
5′を連結し、モータ10の正逆回転により伝
動ギア12とフレキシブルギア13とを介して
遮光板4,4′,5,5′を出没させることを特
徴とする遮光装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の自動
車用の自動遮光装置において、前記の左右側遮
光板4,4′と前後側遮光板5,5′のいずれ
も、その両端部において、補助遮光板6をヒン
ジ7を介して折畳み可能に配してなり、遮光板
4,4′,5,5′を箱体1内に収納するときは
補助遮光板6を折畳み、遮光板4,4′,5,
5′を箱体1から引出したときは補助遮光板6
を拡げて四隅に〓間のない完全な遮光面を与え
ることを特徴とする遮光装置。 3 実用新案登録請求の範囲第2項に記載の自動
車用の自動遮光装置において、前記の補助遮光
板6とこれとヒンジ式に結合された遮光板4,
4′,5,5′の端部との一方には、係合突起8
を、他方には、これと係合する係合孔9を設
け、両者の係合により補助遮光板6の折畳み状
態を確実に保持し得るようになしたことを特徴
とする遮光装置。 4 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の自動
車用の自動遮光装置において、前記の伝動ギア
12を4つ設け、その各々につき前記のフレキ
シブルギア13を1つづつ設け、モータ10の
回転により、前記の一対の左右側遮光板4,
4′がそれぞれ反対方向に移動し、また、前記
の一対の前後側遮光板5,5′もそれそぞれ反
対方向に移動するようになしたことを特徴とす
る遮光装置。 5 実用新案登録請求の範囲第4項に記載の自動
車用の自動遮光装置において、前記の4つのフ
レキシブルギア13のうち、第1のものは、そ
の一端を左右側遮光板4,4′の一方に固定す
ると共に対応する伝動ギア12に巻付けてな
り、第2のものは、その一端を左右側遮光板
4,4′の他方に固定すると共に対応する伝動
ギア12に前記とは反対方向から巻付けてな
り、第3のものは、その一端を前後側遮光板
5,5′の一方に固定すると共に対応する伝動
ギア12に巻付けてなり、第4のものは、その
一端を左右側遮光板4,4′の他方に固定する
と共に対応する伝動ギア12に前記とは反対方
向から巻付けてなることを特徴とする遮光装
置。 6 実用新案登録請求の範囲第1項〜第5項のい
ずれか1項に記載の自動車用の自動遮光装置に
おいて、前記の駆動装置が自動車の車内に設け
たスイツチと連働しており、このスイツチを介
して遠隔操作により前記の遮光板4,4′,5,
5′を出没させるようにしたことを特徴とする
遮光装置。 7 実用新案登録請求の範囲第6項に記載の自動
車用の自動遮光装置において、前記のスイツチ
がボタンスイツチ15であることを特徴とする
遮光装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR860014097 | 1986-09-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6342424U JPS6342424U (ja) | 1988-03-19 |
JPH0511687Y2 true JPH0511687Y2 (ja) | 1993-03-24 |
Family
ID=31185687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987137446U Expired - Lifetime JPH0511687Y2 (ja) | 1986-09-09 | 1987-09-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0511687Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5376438U (ja) * | 1976-11-27 | 1978-06-26 |
-
1987
- 1987-09-08 JP JP1987137446U patent/JPH0511687Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6342424U (ja) | 1988-03-19 |
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