JPH08132872A - 自動車用サンバイザー - Google Patents
自動車用サンバイザーInfo
- Publication number
- JPH08132872A JPH08132872A JP30025794A JP30025794A JPH08132872A JP H08132872 A JPH08132872 A JP H08132872A JP 30025794 A JP30025794 A JP 30025794A JP 30025794 A JP30025794 A JP 30025794A JP H08132872 A JPH08132872 A JP H08132872A
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- JP
- Japan
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- curtain
- sun visor
- awning
- automobile
- winding shaft
- Prior art date
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- Pending
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- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 日除けカーテンによりウインドガラス部分を
簡単に覆うことができる構造を有した自動車用サンバイ
ザーを提供する。 【構成】 サンバイザー本体１が日除けカーテン収容部
２を有し、この収容部２に日除けカーテン５が取り出し
自在に収容されている。この際、本体１の下側長辺に沿
って細長円筒状の収容部２を設け、この下辺部に、長手
方向に延びた開口スリット３を設け、収容部２の軸中心
の位置に、カーテン５の一辺を固定した巻取軸４を設
け、カーテン５が、巻取軸４に巻き取られた状態で収容
でき、開口スリット３から引き出し可能な構造が好まし
い。又、本体が、２つ折り状に展開可能な中空構造を有
し、この中に折り畳まれたカーテンが収容されても良
い。 【効果】 フロントウインドガラス側だけでなく、フロ
ントドアウインドガラス側の日除けも行え、簡単に日除
けカーテンを引き出し固定できる。
簡単に覆うことができる構造を有した自動車用サンバイ
ザーを提供する。 【構成】 サンバイザー本体１が日除けカーテン収容部
２を有し、この収容部２に日除けカーテン５が取り出し
自在に収容されている。この際、本体１の下側長辺に沿
って細長円筒状の収容部２を設け、この下辺部に、長手
方向に延びた開口スリット３を設け、収容部２の軸中心
の位置に、カーテン５の一辺を固定した巻取軸４を設
け、カーテン５が、巻取軸４に巻き取られた状態で収容
でき、開口スリット３から引き出し可能な構造が好まし
い。又、本体が、２つ折り状に展開可能な中空構造を有
し、この中に折り畳まれたカーテンが収容されても良
い。 【効果】 フロントウインドガラス側だけでなく、フロ
ントドアウインドガラス側の日除けも行え、簡単に日除
けカーテンを引き出し固定できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用サンバイザー
（日除け板）に関するものである。
（日除け板）に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車の室内には、フロントウインドガ
ラスの上側部分に、運転席及び助手席に差し込む日差し
が直接目に入らないようにするためのサンバイザーが取
り付けられている。一般に、このようなサンバイザーは
横長平板状のもので可倒式になっており、運転時におい
て使用する際には下方に倒し、適当な角度が選べるよう
になっている。ところが、このようなサンバイザーは、
運転中の視野を確保するのに適した大きさに設計されて
いるために、下方に倒してもフロントウインドガラス全
面を覆うことができず、車を炎天下で駐車しておく場合
等には、別の日除け板が必要となる。これまで、フロン
トウインドガラス全面を覆うための日除け板としては、
長方形状の段ボール板を蛇腹状に折り曲げ加工した製品
等が市販されているが、このような日除け板では、フロ
ントウインドガラスに対して簡単に取り付けることが困
難であった。又、最近では、一定の大きさの布帛状の日
除けカーテンを、吸盤を用いてフロントウインドガラス
やドアウインドガラスに取り付けるタイプの製品も市販
されているが、このような製品の場合、取り外しが不便
であるという問題がある。
ラスの上側部分に、運転席及び助手席に差し込む日差し
が直接目に入らないようにするためのサンバイザーが取
り付けられている。一般に、このようなサンバイザーは
横長平板状のもので可倒式になっており、運転時におい
て使用する際には下方に倒し、適当な角度が選べるよう
になっている。ところが、このようなサンバイザーは、
運転中の視野を確保するのに適した大きさに設計されて
いるために、下方に倒してもフロントウインドガラス全
面を覆うことができず、車を炎天下で駐車しておく場合
等には、別の日除け板が必要となる。これまで、フロン
トウインドガラス全面を覆うための日除け板としては、
長方形状の段ボール板を蛇腹状に折り曲げ加工した製品
等が市販されているが、このような日除け板では、フロ
ントウインドガラスに対して簡単に取り付けることが困
難であった。又、最近では、一定の大きさの布帛状の日
除けカーテンを、吸盤を用いてフロントウインドガラス
やドアウインドガラスに取り付けるタイプの製品も市販
されているが、このような製品の場合、取り外しが不便
であるという問題がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来におけ
る問題点を解決し、日除けカーテンによりウインドガラ
ス部分を簡単に覆うことができる構造を有した自動車用
サンバイザーを提供することを課題とするものであり、
本発明者は、サンバイザー本体に日除けカーテンを収容
するための部分を設け、この部分に収容された日除けカ
ーテンが自由に取り出せる構造とすることによって、上
述の問題点が解決できることを見い出し、本発明を完成
した。
る問題点を解決し、日除けカーテンによりウインドガラ
ス部分を簡単に覆うことができる構造を有した自動車用
サンバイザーを提供することを課題とするものであり、
本発明者は、サンバイザー本体に日除けカーテンを収容
するための部分を設け、この部分に収容された日除けカ
ーテンが自由に取り出せる構造とすることによって、上
述の問題点が解決できることを見い出し、本発明を完成
した。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用サンバ
イザーは、自動車の室内に取り付けられる可倒式のサン
バイザーにおいて、サンバイザー本体が日除けカーテン
収容部を有しており、前記日除けカーテン収容部に日除
けカーテンが取り出し自在に収容されていることを特徴
とし、特に、前記日除けカーテン収容部が、前記サンバ
イザー本体の下側長辺に沿って設けられており、かつ実
質的に細長円筒形状を有し、前記日除けカーテン収容部
の下辺部には、長手方向に沿って延びた開口スリットが
設けられており、前記日除けカーテン収容部の軸中心の
位置には巻取軸が設けられていて、前記巻取軸には、方
形状の日除けカーテンの一辺が固定されており、前記日
除けカーテンが、前記巻取軸を軸中心として巻き取られ
た状態で収容可能で、しかも前記開口スリットから引き
出し可能であるものが好ましい。又、本発明の自動車用
サンバイザーは、前記サンバイザー本体が中空構造を有
し、かつ該長辺を軸として２つ折り状に展開可能な構造
を有しており、前記日除けカーテンが、前記日除けカー
テン収容部に折り畳まれた状態で収容されており、前記
日除けカーテンの一部分が前記サンバイザー本体内に固
定されていることを特徴とするものでもある。
イザーは、自動車の室内に取り付けられる可倒式のサン
バイザーにおいて、サンバイザー本体が日除けカーテン
収容部を有しており、前記日除けカーテン収容部に日除
けカーテンが取り出し自在に収容されていることを特徴
とし、特に、前記日除けカーテン収容部が、前記サンバ
イザー本体の下側長辺に沿って設けられており、かつ実
質的に細長円筒形状を有し、前記日除けカーテン収容部
の下辺部には、長手方向に沿って延びた開口スリットが
設けられており、前記日除けカーテン収容部の軸中心の
位置には巻取軸が設けられていて、前記巻取軸には、方
形状の日除けカーテンの一辺が固定されており、前記日
除けカーテンが、前記巻取軸を軸中心として巻き取られ
た状態で収容可能で、しかも前記開口スリットから引き
出し可能であるものが好ましい。又、本発明の自動車用
サンバイザーは、前記サンバイザー本体が中空構造を有
し、かつ該長辺を軸として２つ折り状に展開可能な構造
を有しており、前記日除けカーテンが、前記日除けカー
テン収容部に折り畳まれた状態で収容されており、前記
日除けカーテンの一部分が前記サンバイザー本体内に固
定されていることを特徴とするものでもある。
【０００５】まず、本発明の自動車用サンバイザーの好
ましい一例における構造を図面に示し、本発明を詳細に
説明する。図１（ａ）は、本発明の自動車用サンバイザ
ーの一例を示す図であり、日除けカーテン５を引き出し
た際の状態が、一点鎖線で示されており、（ｂ）は、
（ａ）におけるＸ−Ｙ線断面構造を示す図である。図１
（ａ）に示されるように、本発明におけるサンバイザー
本体１は、従来のサンバイザー本体と同様に、横長平板
状のもので、その上辺側が室内においてフロントウイン
ドガラスの上部近傍に軸固定され、可倒式になってい
る。しかも、このサンバイザー本体１は、フロントウイ
ンドガラス側に倒れるだけでなく、フロントドアウイン
ドガラス側にも倒れるようになっている。そして、本発
明では、このサンバイザー本体１が日除けカーテン収容
部２を有しており、図１に例示したものにおいては、こ
のサンバイザー本体１の下側長辺部分に、内部空洞を有
する、実質的に細長円筒状の日除けカーテン収容部２が
設けられており、この収容部２の下辺部には、長手方向
に沿って延びた開口スリット３が設けられている（図１
（ｂ）参照）。尚、本発明では、上記の構造を有するサ
ンバイザー本体１の材質が特に限定されるものではない
が、プラスチック成形体が好ましく、ウレタン樹脂製の
もの等が一般的である。
ましい一例における構造を図面に示し、本発明を詳細に
説明する。図１（ａ）は、本発明の自動車用サンバイザ
ーの一例を示す図であり、日除けカーテン５を引き出し
た際の状態が、一点鎖線で示されており、（ｂ）は、
（ａ）におけるＸ−Ｙ線断面構造を示す図である。図１
（ａ）に示されるように、本発明におけるサンバイザー
本体１は、従来のサンバイザー本体と同様に、横長平板
状のもので、その上辺側が室内においてフロントウイン
ドガラスの上部近傍に軸固定され、可倒式になってい
る。しかも、このサンバイザー本体１は、フロントウイ
ンドガラス側に倒れるだけでなく、フロントドアウイン
ドガラス側にも倒れるようになっている。そして、本発
明では、このサンバイザー本体１が日除けカーテン収容
部２を有しており、図１に例示したものにおいては、こ
のサンバイザー本体１の下側長辺部分に、内部空洞を有
する、実質的に細長円筒状の日除けカーテン収容部２が
設けられており、この収容部２の下辺部には、長手方向
に沿って延びた開口スリット３が設けられている（図１
（ｂ）参照）。尚、本発明では、上記の構造を有するサ
ンバイザー本体１の材質が特に限定されるものではない
が、プラスチック成形体が好ましく、ウレタン樹脂製の
もの等が一般的である。
【０００６】更に、この自動車用サンバイザーにあって
は、図１（ｂ）に示されるようにして、細長円筒状の日
除けカーテン収容部２の軸中心の位置に巻取軸４が設け
られており、この巻取軸４には、方形状の日除けカーテ
ン５の一辺が固定されている。そして、この収容部２の
内部には、日除けカーテン５が、巻取軸４を軸中心とし
て巻き取られた状態で収容可能であり、巻き取られた状
態の日除けカーテン５は、開口スリット３から引き出す
ことができる。上述の構造を有する本発明の自動車用サ
ンバイザーでは、使用時に引き出した日除けカーテン５
を、簡単に日除けカーテン収容部２の内部に収容できる
ようにするために、巻取軸４の少なくとも一方の端部
に、巻き上げ装置６を設けることが好ましく、巻き上げ
装置６としては、渦巻きの中心部に巻取軸４を固定した
渦巻きバネが一般的である（図１（ｂ）参照）。このよ
うな巻き上げ装置６により、日除けカーテン５は自動的
に巻取軸４の周囲に巻付けられて収容される。尚、本発
明における日除けカーテン５の材質は、耐熱性を有する
ものであれば特に限定されるものではなく、各種のプラ
スチックフィルム材、例えば着色ナイロンフィルム等が
使用できる。又、日除けカーテン５として、蒸着薄膜層
が積層された、熱反射性を有するプラスチックフィルム
を使用したり、多数個の小孔が穿設されたメッシュフィ
ルムを使用しても良い。
は、図１（ｂ）に示されるようにして、細長円筒状の日
除けカーテン収容部２の軸中心の位置に巻取軸４が設け
られており、この巻取軸４には、方形状の日除けカーテ
ン５の一辺が固定されている。そして、この収容部２の
内部には、日除けカーテン５が、巻取軸４を軸中心とし
て巻き取られた状態で収容可能であり、巻き取られた状
態の日除けカーテン５は、開口スリット３から引き出す
ことができる。上述の構造を有する本発明の自動車用サ
ンバイザーでは、使用時に引き出した日除けカーテン５
を、簡単に日除けカーテン収容部２の内部に収容できる
ようにするために、巻取軸４の少なくとも一方の端部
に、巻き上げ装置６を設けることが好ましく、巻き上げ
装置６としては、渦巻きの中心部に巻取軸４を固定した
渦巻きバネが一般的である（図１（ｂ）参照）。このよ
うな巻き上げ装置６により、日除けカーテン５は自動的
に巻取軸４の周囲に巻付けられて収容される。尚、本発
明における日除けカーテン５の材質は、耐熱性を有する
ものであれば特に限定されるものではなく、各種のプラ
スチックフィルム材、例えば着色ナイロンフィルム等が
使用できる。又、日除けカーテン５として、蒸着薄膜層
が積層された、熱反射性を有するプラスチックフィルム
を使用したり、多数個の小孔が穿設されたメッシュフィ
ルムを使用しても良い。
【０００７】図１に例示した本発明の自動車用サンバイ
ザーの日除けカーテン５の引き出し側の辺には、日除け
カーテン５を引き出した状態で固定するための固定部材
７が設けられており（図１（ａ）、（ｂ）参照）、フロ
ントウインドガラス及び／又はフロントドアウインドガ
ラスの下辺側には、この固定部材７と固定可能な構造の
固定部材８が取り付けられる。図２（ａ）及び（ｂ）
は、本発明において好ましい固定部材７及び８を示す図
であり、（ａ）は嵌入固定式のもので、固定部材８の開
孔の中にピン状の固定部材７’を嵌入することで両者の
固定が行える。一方、図２（ｂ）はマグネット固定式の
ものであり、固定部材７”と固定部材８が、磁石と鉄板
との組み合わせになっている。ただし、本発明における
日除けカーテン５の固定方法は、これらに限定されるも
のではない。
ザーの日除けカーテン５の引き出し側の辺には、日除け
カーテン５を引き出した状態で固定するための固定部材
７が設けられており（図１（ａ）、（ｂ）参照）、フロ
ントウインドガラス及び／又はフロントドアウインドガ
ラスの下辺側には、この固定部材７と固定可能な構造の
固定部材８が取り付けられる。図２（ａ）及び（ｂ）
は、本発明において好ましい固定部材７及び８を示す図
であり、（ａ）は嵌入固定式のもので、固定部材８の開
孔の中にピン状の固定部材７’を嵌入することで両者の
固定が行える。一方、図２（ｂ）はマグネット固定式の
ものであり、固定部材７”と固定部材８が、磁石と鉄板
との組み合わせになっている。ただし、本発明における
日除けカーテン５の固定方法は、これらに限定されるも
のではない。
【０００８】図３には、現在の自動車に設けられている
サンバイザー本体１’へはめ込み固定して形成されるタ
イプの本発明のサンバイザーの一例が示されており、
（ａ）は、既存のサンバイザー本体１’の下辺部に、取
付止め金部９によって、細長円筒状の日除けカーテン収
容部２を取り付けた際の状態が示されており、収容部２
の内部構造等は、図１に示されるものと同じである。図
３（ｂ）は、（ａ）におけるＸ’−Ｙ’線断面構造図で
ある。図３に示されるように、既存のサンバイザーを利
用し、本発明の自動車用サンバイザーとすることもでき
る。
サンバイザー本体１’へはめ込み固定して形成されるタ
イプの本発明のサンバイザーの一例が示されており、
（ａ）は、既存のサンバイザー本体１’の下辺部に、取
付止め金部９によって、細長円筒状の日除けカーテン収
容部２を取り付けた際の状態が示されており、収容部２
の内部構造等は、図１に示されるものと同じである。図
３（ｂ）は、（ａ）におけるＸ’−Ｙ’線断面構造図で
ある。図３に示されるように、既存のサンバイザーを利
用し、本発明の自動車用サンバイザーとすることもでき
る。
【０００９】本発明の自動車用サンバイザーは、図４に
示されるように、従来のサンバイザーと同様に、室内の
フロントウインドガラス１０の上辺の左右にそれぞれ取
り付けて使用する。そして、駐車時においては、サンバ
イザー本体１を下方へ倒し、日除けカーテン５を引き出
して、固定部材７と８とを固定し、フロントウインドガ
ラス１０及び／又はフロントドアウインドガラス１１が
日除けカーテン５によって覆われた状態とする（図５参
照）。
示されるように、従来のサンバイザーと同様に、室内の
フロントウインドガラス１０の上辺の左右にそれぞれ取
り付けて使用する。そして、駐車時においては、サンバ
イザー本体１を下方へ倒し、日除けカーテン５を引き出
して、固定部材７と８とを固定し、フロントウインドガ
ラス１０及び／又はフロントドアウインドガラス１１が
日除けカーテン５によって覆われた状態とする（図５参
照）。
【００１０】又、本発明では、サンバイザー本体１が、
図６に示されるような中空構造を有し、かつ該長辺を軸
として２つ折り状に展開可能な、即ち、サンバイザー本
体１の周縁が開閉可能な構造を有しても良く、例えばチ
ャック（スライドファスナー）１２を周縁に設けたり、
ボタン等の留め具を本体１の下側長辺部分に設けたりし
たものが好ましい。そして、このサンバイザーにおける
日除けカーテン収容部２は、折り畳んだ状態の日除けカ
ーテン５を収容できるものであって、日除けカーテン５
の上端部分はサンバイザー本体１に固定され、使用時に
はサンバイザー本体１を展開し、折り畳まれた日除けカ
ーテン５を広げて、ウインドガラスの下辺側を固定する
（図６参照）。この図６の日除けカーテン５には、下辺
側部分に２つの小孔が設けられており、この小孔をウイ
ンドガラスの下辺側に取り付けた部材に差し込むことで
固定を行っている。このような構造の本発明のサンバイ
ザーでは、日除けカーテン５の上辺側部分がサンバイザ
ー本体１に縫い付けられて固定されても良いが、ボタン
式でサンバイザー本体１から取り外し可能な構造として
も良い。又、図６には、サンバイザー本体１の上側長辺
を軸として２つ折り状に展開可能な構造のものが示され
ているが、本発明では、サンバイザー本体１の下側長辺
を軸として２つ折り状に展開可能な構造のものであって
も良い。
図６に示されるような中空構造を有し、かつ該長辺を軸
として２つ折り状に展開可能な、即ち、サンバイザー本
体１の周縁が開閉可能な構造を有しても良く、例えばチ
ャック（スライドファスナー）１２を周縁に設けたり、
ボタン等の留め具を本体１の下側長辺部分に設けたりし
たものが好ましい。そして、このサンバイザーにおける
日除けカーテン収容部２は、折り畳んだ状態の日除けカ
ーテン５を収容できるものであって、日除けカーテン５
の上端部分はサンバイザー本体１に固定され、使用時に
はサンバイザー本体１を展開し、折り畳まれた日除けカ
ーテン５を広げて、ウインドガラスの下辺側を固定する
（図６参照）。この図６の日除けカーテン５には、下辺
側部分に２つの小孔が設けられており、この小孔をウイ
ンドガラスの下辺側に取り付けた部材に差し込むことで
固定を行っている。このような構造の本発明のサンバイ
ザーでは、日除けカーテン５の上辺側部分がサンバイザ
ー本体１に縫い付けられて固定されても良いが、ボタン
式でサンバイザー本体１から取り外し可能な構造として
も良い。又、図６には、サンバイザー本体１の上側長辺
を軸として２つ折り状に展開可能な構造のものが示され
ているが、本発明では、サンバイザー本体１の下側長辺
を軸として２つ折り状に展開可能な構造のものであって
も良い。
【００１１】尚、図４〜図６には、本発明の自動車用サ
ンバイザーを一般的な乗用車に取り付けた場合の室内の
状態を示したが、本発明のサンバイザーは、このような
一般的な乗用車の他、トラックやダンプカー等の貨物
車、クレーン車等の特種用途車、バス、建設機械車両等
の、各種の車両に取り付けて使用できるものである。
ンバイザーを一般的な乗用車に取り付けた場合の室内の
状態を示したが、本発明のサンバイザーは、このような
一般的な乗用車の他、トラックやダンプカー等の貨物
車、クレーン車等の特種用途車、バス、建設機械車両等
の、各種の車両に取り付けて使用できるものである。
【００１２】以下、本発明の実施例を示すが、本発明は
これに限定されるものではない。
これに限定されるものではない。
実施例１ 図１（ａ）及び（ｂ）に示される構造の、本発明の自動
車用サンバイザー（渦巻きバネによる巻き上げ機能を有
するもの）を作製し、既存のサンバイザーと付け替え、
図５に示されるようにして使用したところ、日除けカー
テンを簡単に引き出したり、収容したりすることがで
き、非常に使用し易いものであった。
車用サンバイザー（渦巻きバネによる巻き上げ機能を有
するもの）を作製し、既存のサンバイザーと付け替え、
図５に示されるようにして使用したところ、日除けカー
テンを簡単に引き出したり、収容したりすることがで
き、非常に使用し易いものであった。
【００１３】実施例２ 図６に示される構造の、本発明の自動車用サンバイザー
（スライドファスナーによって周縁が開閉可能な構造を
有するもの）を作製し、既存のサンバイザーと付け替え
て使用した場合にも、簡単な操作で日除けが実施でき
た。尚、このような構造を有する本発明の自動車用サン
バイザーの場合、サンバイザー本体の長辺の長さよりも
幅の広い日除けカーテンを折り畳んで収容することがで
きるので（図６参照）、左右に取り付けたサンバイザー
本体の内部に収容された日除けカーテンを取り出して広
げることにより、広い面積のウインドガラス全体を覆う
のに適したものであった。
（スライドファスナーによって周縁が開閉可能な構造を
有するもの）を作製し、既存のサンバイザーと付け替え
て使用した場合にも、簡単な操作で日除けが実施でき
た。尚、このような構造を有する本発明の自動車用サン
バイザーの場合、サンバイザー本体の長辺の長さよりも
幅の広い日除けカーテンを折り畳んで収容することがで
きるので（図６参照）、左右に取り付けたサンバイザー
本体の内部に収容された日除けカーテンを取り出して広
げることにより、広い面積のウインドガラス全体を覆う
のに適したものであった。
【００１４】
【発明の効果】本発明の自動車用サンバイザーは、サン
バイザー本体に日除けカーテンが内蔵された構造を有し
ており、使用時において、日除けカーテンが自由に取り
出し（あるいは引き出し）固定でき、しかも、使用しな
い時には、日除けカーテンをサンバイザー本体内に収容
できるので、吸盤を用いてウインドガラスに固定するタ
イプの従来のカーテン製品等に比べて、取り外しの手間
が省け、簡単な操作でウインドガラス部分を日除けカー
テンで覆うことができる。又、本発明の自動車用サンバ
イザーは、日差しの差し込む方向に応じて、フロントウ
インドガラスだけでなく、フロントドアウインドガラス
側に移動させることにより、簡単に車の両サイドの日除
けが行えるという利点も有する。
バイザー本体に日除けカーテンが内蔵された構造を有し
ており、使用時において、日除けカーテンが自由に取り
出し（あるいは引き出し）固定でき、しかも、使用しな
い時には、日除けカーテンをサンバイザー本体内に収容
できるので、吸盤を用いてウインドガラスに固定するタ
イプの従来のカーテン製品等に比べて、取り外しの手間
が省け、簡単な操作でウインドガラス部分を日除けカー
テンで覆うことができる。又、本発明の自動車用サンバ
イザーは、日差しの差し込む方向に応じて、フロントウ
インドガラスだけでなく、フロントドアウインドガラス
側に移動させることにより、簡単に車の両サイドの日除
けが行えるという利点も有する。
【図１】（ａ）は、本発明の自動車用サンバイザーの一
例を示す図であり、日除けカーテン５を引き出した際の
状態が、一点鎖線で示されている。又、（ｂ）は、
（ａ）におけるＸ−Ｙ線断面構造図である。
例を示す図であり、日除けカーテン５を引き出した際の
状態が、一点鎖線で示されている。又、（ｂ）は、
（ａ）におけるＸ−Ｙ線断面構造図である。
【図２】（ａ）及び（ｂ）は、本発明において好ましい
固定部材を示す図であり、（ａ）は嵌入固定式のもの
で、（ｂ）はマグネット固定式のものである。
固定部材を示す図であり、（ａ）は嵌入固定式のもの
で、（ｂ）はマグネット固定式のものである。
【図３】現在の自動車に設けられているサンバイザー本
体１’へはめ込み固定して形成されるタイプの本発明の
サンバイザーの一例を示す図であり、（ｂ）は、（ａ）
におけるＸ’−Ｙ’線断面構造図である。
体１’へはめ込み固定して形成されるタイプの本発明の
サンバイザーの一例を示す図であり、（ｂ）は、（ａ）
におけるＸ’−Ｙ’線断面構造図である。
【図４】本発明のサンバイザーを使用する前の室内の状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図５】本発明のサンバイザー内に収容された日除けカ
ーテン５を引き出し、フロントウインドガラス１０及び
フロントドアウインドガラス１１を覆った際の状態を示
す図である。
ーテン５を引き出し、フロントウインドガラス１０及び
フロントドアウインドガラス１１を覆った際の状態を示
す図である。
【図６】サンバイザー本体１が２つ折り状に展開可能な
構造を有する本発明の自動車用サンバイザーの一例にお
ける、日除けカーテン５を取り出す前の状態及び取り出
した後の状態を示す図である。
構造を有する本発明の自動車用サンバイザーの一例にお
ける、日除けカーテン５を取り出す前の状態及び取り出
した後の状態を示す図である。
１ サンバイザー本体 ２ 日除けカーテン収容部 ３ 開口スリット ４ 巻取軸 ５ 日除けカーテン ６ 巻き上げ装置（渦巻きバネ） ７、７’、７” 固定部材 ８ 固定部材 ９ 取付止め金部 １０ フロントウインドガラス １１ フロントドアウインドガラス １２ チャック（スライドファスナー）
Claims (3)
- 【請求項１】 自動車の室内に取り付けられる可倒式の
サンバイザーにおいて、サンバイザー本体１が日除けカ
ーテン収容部２を有しており、前記日除けカーテン収容
部２に日除けカーテン５が取り出し自在に収容されてい
ることを特徴とする自動車用サンバイザー。 - 【請求項２】 前記日除けカーテン収容部２が、前記サ
ンバイザー本体１の下側長辺に沿って設けられており、
かつ実質的に細長円筒形状を有し、前記日除けカーテン
収容部２の下辺部には、長手方向に沿って延びた開口ス
リット３が設けられており、前記日除けカーテン収容部
２の軸中心の位置には巻取軸４が設けられていて、前記
巻取軸４には、方形状の日除けカーテン５の一辺が固定
されており、前記日除けカーテン５が、前記巻取軸４を
軸中心として巻き取られた状態で収容可能で、しかも、
前記開口スリット３から引き出し可能であることを特徴
とする請求項１記載の自動車用サンバイザー。 - 【請求項３】 前記サンバイザー本体１が中空構造を有
し、かつ該長辺を軸として２つ折り状に展開可能な構造
を有しており、前記日除けカーテン５が、前記サンバイ
ザー本体１の内部に形成された前記日除けカーテン収容
部２に折り畳まれた状態で収容されており、前記日除け
カーテン５の一部分が前記サンバイザー本体１内に固定
されていることを特徴とする請求項１記載の自動車用サ
ンバイザー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30025794A JPH08132872A (ja) | 1994-09-12 | 1994-11-08 | 自動車用サンバイザー |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-244558 | 1994-09-12 | ||
| JP24455894 | 1994-09-12 | ||
| JP30025794A JPH08132872A (ja) | 1994-09-12 | 1994-11-08 | 自動車用サンバイザー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08132872A true JPH08132872A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=26536789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30025794A Pending JPH08132872A (ja) | 1994-09-12 | 1994-11-08 | 自動車用サンバイザー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08132872A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103350633A (zh) * | 2013-07-23 | 2013-10-16 | 苏州市润凯汽车配件制造有限公司 | 一种汽车遮阳帘 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01119416A (ja) * | 1987-10-31 | 1989-05-11 | Daiwa:Kk | 自動車用日除 |
| JPH0218716B2 (ja) * | 1984-12-11 | 1990-04-26 | Tokyo Gas Co Ltd |
-
1994
- 1994-11-08 JP JP30025794A patent/JPH08132872A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0218716B2 (ja) * | 1984-12-11 | 1990-04-26 | Tokyo Gas Co Ltd | |
| JPH01119416A (ja) * | 1987-10-31 | 1989-05-11 | Daiwa:Kk | 自動車用日除 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103350633A (zh) * | 2013-07-23 | 2013-10-16 | 苏州市润凯汽车配件制造有限公司 | 一种汽车遮阳帘 |
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