JP2002127759A - 自動車用日除装置 - Google Patents
自動車用日除装置Info
- Publication number
- JP2002127759A JP2002127759A JP2000367803A JP2000367803A JP2002127759A JP 2002127759 A JP2002127759 A JP 2002127759A JP 2000367803 A JP2000367803 A JP 2000367803A JP 2000367803 A JP2000367803 A JP 2000367803A JP 2002127759 A JP2002127759 A JP 2002127759A
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- JP
- Japan
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- sunshade
- automobile
- roof
- vehicle
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Tents Or Canopies (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 夏場の強い日差しの中に駐車すると自動車内
が異常な高温となり、これを回避するための自動車用日
除装置の提供。 【解決手段】 自動車の屋根の先端部に日除シートを巻
込んだ２本の回転軸を設け、この回転軸上の一方の日除
シートで自動車の屋根からトランクルームを覆い、他方
の日除シートでフロントガラス及びボンネットを覆い、
しかも日除シートと自動車との間に適度の空間を形成し
て風通しを良好に、且つ前記日除シートは不使用時には
回転軸に簡単に巻取ることができるようにした。
が異常な高温となり、これを回避するための自動車用日
除装置の提供。 【解決手段】 自動車の屋根の先端部に日除シートを巻
込んだ２本の回転軸を設け、この回転軸上の一方の日除
シートで自動車の屋根からトランクルームを覆い、他方
の日除シートでフロントガラス及びボンネットを覆い、
しかも日除シートと自動車との間に適度の空間を形成し
て風通しを良好に、且つ前記日除シートは不使用時には
回転軸に簡単に巻取ることができるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車中に夏場の強
い日差しによって自動車内の異常な温度上昇を回避し、
快適な運転を保障するための自動車用日除装置に関する
ものである。
い日差しによって自動車内の異常な温度上昇を回避し、
快適な運転を保障するための自動車用日除装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来は駐車中に夏場の強い日差しによる
自動車内の高温化を回避するため、ダッシュボード上に
蛇腹式の熱反射板を置くものがあるが、これは単にダッ
シュボード及びハンドル等の高温加熱を防止するもので
あって、自動車内全体の高温化を阻止するものは全くな
い。
自動車内の高温化を回避するため、ダッシュボード上に
蛇腹式の熱反射板を置くものがあるが、これは単にダッ
シュボード及びハンドル等の高温加熱を防止するもので
あって、自動車内全体の高温化を阻止するものは全くな
い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】夏場の強い日差しの中
に駐車しておくと、自動車内が異常な高温となり、近年
この現象による乳幼児等の事故も発生している。本発明
は前記のような弊害を防止し、自動車を木陰等に駐車し
た場合と略々同様の状態を維持し得るようになる自動車
用日除装置の提供を目的としたものである。
に駐車しておくと、自動車内が異常な高温となり、近年
この現象による乳幼児等の事故も発生している。本発明
は前記のような弊害を防止し、自動車を木陰等に駐車し
た場合と略々同様の状態を維持し得るようになる自動車
用日除装置の提供を目的としたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する手段として、自動車の屋根の先端部両側に立設
固定する主柱１，１と、該主柱１，１に回転自在に軸架
された２本の回転軸２，３と、該回転軸２，３上に夫々
巻装され、回転軸２，３を包囲するカバー４に設けた出
入口４ａ，４ｂから引出し可能となる２枚の日除シート
５，６と、前記自動車の屋根の先方部、中央部、並びに
後端部に屋根の幅員に相当する幅をもち、適宜の手段で
屋根に固定される逆Ｕ字状の適度の高さをもつ枠部材
７，８，９と、自動車のボンネット先端に同じく適宜の
手段で固定される枠部材１０とからなり、前記一方の日
除シート５で前記枠部材７，８，９を含む自動車の屋根
からトランクルーム上を覆い、該日除シート５の下部周
縁に設けた多数のフック１１を自動車の下部に着脱自在
に係着し、又、他方の日除シート６で自動車のフロント
ガラス及びボンネット上を覆い、日除シート６の下部に
設けた多数のフック１２を自動車の下部に着脱自在に係
着するようにした。
達成する手段として、自動車の屋根の先端部両側に立設
固定する主柱１，１と、該主柱１，１に回転自在に軸架
された２本の回転軸２，３と、該回転軸２，３上に夫々
巻装され、回転軸２，３を包囲するカバー４に設けた出
入口４ａ，４ｂから引出し可能となる２枚の日除シート
５，６と、前記自動車の屋根の先方部、中央部、並びに
後端部に屋根の幅員に相当する幅をもち、適宜の手段で
屋根に固定される逆Ｕ字状の適度の高さをもつ枠部材
７，８，９と、自動車のボンネット先端に同じく適宜の
手段で固定される枠部材１０とからなり、前記一方の日
除シート５で前記枠部材７，８，９を含む自動車の屋根
からトランクルーム上を覆い、該日除シート５の下部周
縁に設けた多数のフック１１を自動車の下部に着脱自在
に係着し、又、他方の日除シート６で自動車のフロント
ガラス及びボンネット上を覆い、日除シート６の下部に
設けた多数のフック１２を自動車の下部に着脱自在に係
着するようにした。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の具体的な構成を図につい
て説明すると、自動車（主に乗用車）Ａの屋根の先端部
両側に主柱１，１を立設固定し、この主柱１，１に２本
の平行する回転軸２，３を軸架すると共に回転軸２，３
に夫々日除シート５，６を巻装し、この日除シート５，
６は前記回転軸２，３を包囲するカバー４に設けた出入
口４ａ，４ｂから引出し及び格納が可能となる。日除シ
ート５，６は樹脂製繊維等からなる生地の表面にアルミ
フィルム等をコーティングして熱反射効率を向上させた
ものが良好であって、中央部材５ａ，６ａの両側に折畳
線５ｃ，６ｃを介して両側部材５ｂ，６ｂが連設されて
おり、この両側部材５ｂ，６ｂは前記折畳線５ｃ，６ｃ
から夫々中央部材５ａ，６ａ上に折畳可能となり、中央
部材５ａ，６ａと両側部材５ｂ，６ｂ上に設けたマジッ
クファスナー（登録商標）５ｄ，６ｄの係着によって折
畳状態が保持されるようになる。
て説明すると、自動車（主に乗用車）Ａの屋根の先端部
両側に主柱１，１を立設固定し、この主柱１，１に２本
の平行する回転軸２，３を軸架すると共に回転軸２，３
に夫々日除シート５，６を巻装し、この日除シート５，
６は前記回転軸２，３を包囲するカバー４に設けた出入
口４ａ，４ｂから引出し及び格納が可能となる。日除シ
ート５，６は樹脂製繊維等からなる生地の表面にアルミ
フィルム等をコーティングして熱反射効率を向上させた
ものが良好であって、中央部材５ａ，６ａの両側に折畳
線５ｃ，６ｃを介して両側部材５ｂ，６ｂが連設されて
おり、この両側部材５ｂ，６ｂは前記折畳線５ｃ，６ｃ
から夫々中央部材５ａ，６ａ上に折畳可能となり、中央
部材５ａ，６ａと両側部材５ｂ，６ｂ上に設けたマジッ
クファスナー（登録商標）５ｄ，６ｄの係着によって折
畳状態が保持されるようになる。
【０００６】次に自動車の屋根の先方部、中央部、並び
に後端部には逆Ｕ字状をなす適度の高さをもつ枠部材
７，８，９が設置され、この枠部材７，８，９の固定手
段としては、屋根の両側にあるモールに止着具によって
固定するか或いは吸盤等で固定することが考えられる。
そして、各枠部材７，８，９の両側上面に適度の長さを
もつ凹陥部ｂが形成されており、この凹陥部ｂに先端部
が下方に折曲している補助枠ａが摺動自在に設置され、
前記凹陥部ｂには両側にガイド溝ｃがあり、このガイド
溝ｃに補助枠ａの両側下部に突出している係合片ｄが係
合すると共に凹陥部ｄの先方部に突設したストッパーｅ
に補助枠ａの後端部に設けたリブｆが係当することによ
って補助枠ａの抜出しが防止され、又、前記補助枠ａの
先端部にはスプリングｇの弾圧を受けるプッシュ部材ｈ
があり、プッシュ部材ｈと一体をなすフックｉの爪ｊが
凹陥部ｂに穿った係止孔ｋに係着することによって補助
枠ａの格納状態を維持し、プッシュ部材ｈを押圧して爪
ｊの係合を解除すると補助枠ａは外方に引出すことが可
能となり、前記枠部材７，８，９の側方に突出状態とな
る。さらに各枠部材７，８，９は取外し可能な連結棒１
６等で連結して補強することもある。自動車のボンネッ
トの先端にも吸盤等の固定手段によって着脱可能に固定
される適度の高さをもった逆Ｕ字状の枠部材１０を設け
る。
に後端部には逆Ｕ字状をなす適度の高さをもつ枠部材
７，８，９が設置され、この枠部材７，８，９の固定手
段としては、屋根の両側にあるモールに止着具によって
固定するか或いは吸盤等で固定することが考えられる。
そして、各枠部材７，８，９の両側上面に適度の長さを
もつ凹陥部ｂが形成されており、この凹陥部ｂに先端部
が下方に折曲している補助枠ａが摺動自在に設置され、
前記凹陥部ｂには両側にガイド溝ｃがあり、このガイド
溝ｃに補助枠ａの両側下部に突出している係合片ｄが係
合すると共に凹陥部ｄの先方部に突設したストッパーｅ
に補助枠ａの後端部に設けたリブｆが係当することによ
って補助枠ａの抜出しが防止され、又、前記補助枠ａの
先端部にはスプリングｇの弾圧を受けるプッシュ部材ｈ
があり、プッシュ部材ｈと一体をなすフックｉの爪ｊが
凹陥部ｂに穿った係止孔ｋに係着することによって補助
枠ａの格納状態を維持し、プッシュ部材ｈを押圧して爪
ｊの係合を解除すると補助枠ａは外方に引出すことが可
能となり、前記枠部材７，８，９の側方に突出状態とな
る。さらに各枠部材７，８，９は取外し可能な連結棒１
６等で連結して補強することもある。自動車のボンネッ
トの先端にも吸盤等の固定手段によって着脱可能に固定
される適度の高さをもった逆Ｕ字状の枠部材１０を設け
る。
【０００７】而して本発明は、日除シート５，６の先端
を引張って日除シート５，６を引出し、該日除シート
５，６の下部に設けたフック１２を自動車の下部に係着
することによって自動車全体を日除シート５，６で被覆
するようになり、しかも枠部材７，８，９，１０及び補
助枠ａ等によって日除シート５，６と自動車の間には適
度の空間が存在し、風通しも良好となるもので、夏場の
強い日差しから自動車を保護し、恰かも木陰等に駐車し
た場合と同様に自動車内の異常な温度上昇を回避し得る
ものである。
を引張って日除シート５，６を引出し、該日除シート
５，６の下部に設けたフック１２を自動車の下部に係着
することによって自動車全体を日除シート５，６で被覆
するようになり、しかも枠部材７，８，９，１０及び補
助枠ａ等によって日除シート５，６と自動車の間には適
度の空間が存在し、風通しも良好となるもので、夏場の
強い日差しから自動車を保護し、恰かも木陰等に駐車し
た場合と同様に自動車内の異常な温度上昇を回避し得る
ものである。
【０００８】つぎに日除シートを収納するときは、日除
シート５，６の中央部材５ａ，６ａ上に両側部材５ｂ，
６ｂを中央部材５ａ，６ａ上に折畳んで各マジックファ
スナー５ｄ，６ｄを係着してコンパクト化し、手動ハン
ドル１４の先端部に設けた多角形状の係合部１４ａを回
転軸２，３の端部に穿設してなる多角形状の係合孔２
ａ，３ａに係合して回転軸２，３を回転すると日除シー
ト５，６は回転軸２，３によって巻き取られ、カバー４
内に収納される。
シート５，６の中央部材５ａ，６ａ上に両側部材５ｂ，
６ｂを中央部材５ａ，６ａ上に折畳んで各マジックファ
スナー５ｄ，６ｄを係着してコンパクト化し、手動ハン
ドル１４の先端部に設けた多角形状の係合部１４ａを回
転軸２，３の端部に穿設してなる多角形状の係合孔２
ａ，３ａに係合して回転軸２，３を回転すると日除シー
ト５，６は回転軸２，３によって巻き取られ、カバー４
内に収納される。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば、日除シートで自動車全
体を覆い、しかも日除シートと自動車との間に適度の空
間が形成されて風通しも良好となり、且つ日除シートは
熱反射部材を使用することによって夏場の強い日差しの
中に駐車した場合でも自動車内の異常高温が回避され、
木陰等に駐車した場合と同様の状態が維持される利点が
ある。
体を覆い、しかも日除シートと自動車との間に適度の空
間が形成されて風通しも良好となり、且つ日除シートは
熱反射部材を使用することによって夏場の強い日差しの
中に駐車した場合でも自動車内の異常高温が回避され、
木陰等に駐車した場合と同様の状態が維持される利点が
ある。
【図１】本発明の使用状態を示す斜視図
【図２】同側面図
【図３】日除シートの展開図
【図４】日除シートの巻取り構造を示す斜視図
【図５】同側面図
【図６】枠部材の斜視図
【図７】使用状態を背部から見た図
【図８】補助枠部分の平面図
【図９】同補助枠部分の内部構造を示す図
【図１０】同断面図
１ 主柱 ２，３ 回転軸 ４ カバー ５，６ 日除シート ７，８，９ 枠部材
Claims (3)
- 【請求項１】 自動車の屋根の先端部両側に立設固定す
る主柱１，１と、該主柱１，１に回転自在に軸架された
２本の回転軸２，３と、該回転軸２，３上に夫々巻装さ
れ、回転軸２，３を包囲するカバー４に設けた出入口４
ａ，４ｂから引出し可能となる２枚の日除シート５，６
と、前記自動車の屋根の先方部、中央部、並びに後端部
に屋根の幅員に相当する幅をもち、適宜の手段で屋根に
固定される逆Ｕ字状の適度の高さをもつ枠部材７，８，
９と、自動車のボンネット先端に同じく適宜の手段で固
定される枠部材１０とからなり、前記一方の日除シート
５で前記枠部材７，８，９を含む自動車の屋根からトラ
ンクルーム上を覆い、該日除シート５の下部周縁に設け
た多数のフック１１を自動車の下部に着脱自在に係着
し、又、他方の日除シート６で自動車のフロントガラス
及びボンネット上を覆い、日除シート６の下部に設けた
多数のフック１２を自動車の下部に着脱自在に係着する
ようになる自動車用日除装置。 - 【請求項２】 前記自動車の屋根上に固定される逆Ｕ字
状の枠部材７，８，９は夫々両側に突出可能となる補助
枠ａが付設されている請求項１記載の自動車用日除装
置。 - 【請求項３】 前記日除シート５，６は 中央部材５
ａ，６ａと該中央部材５ａ，６ａに折畳線５ｃ，６ｃを
介して両側部材５ｂ，６ｂが連設されており、この両側
部材５ｂ，６ｂが折畳線５ｃ，６ｃから中央部材５ａ，
６ａ上に折畳可能とした請求項１記載の自動車用日除装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000367803A JP2002127759A (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | 自動車用日除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000367803A JP2002127759A (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | 自動車用日除装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002127759A true JP2002127759A (ja) | 2002-05-08 |
Family
ID=18838160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000367803A Pending JP2002127759A (ja) | 2000-10-26 | 2000-10-26 | 自動車用日除装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002127759A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004280578A (ja) * | 2003-03-17 | 2004-10-07 | Seiko Epson Corp | クライアントコンピュータ管理システムとその管理方法と管理プログラムとクライアントコンピュータ |
| JP2014014228A (ja) * | 2012-07-04 | 2014-01-23 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 発電機、シート設置撤収方法及びフード収納機構 |
| CN107264251A (zh) * | 2017-06-26 | 2017-10-20 | 周立 | 一种汽车用遮阳装置 |
| CN110103684A (zh) * | 2019-05-22 | 2019-08-09 | 张明富 | 一种汽车外用遮阳装置 |
-
2000
- 2000-10-26 JP JP2000367803A patent/JP2002127759A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004280578A (ja) * | 2003-03-17 | 2004-10-07 | Seiko Epson Corp | クライアントコンピュータ管理システムとその管理方法と管理プログラムとクライアントコンピュータ |
| JP4654562B2 (ja) * | 2003-03-17 | 2011-03-23 | セイコーエプソン株式会社 | クライアントコンピュータ管理システムとその管理方法と管理プログラム |
| JP2014014228A (ja) * | 2012-07-04 | 2014-01-23 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 発電機、シート設置撤収方法及びフード収納機構 |
| CN107264251A (zh) * | 2017-06-26 | 2017-10-20 | 周立 | 一种汽车用遮阳装置 |
| CN107264251B (zh) * | 2017-06-26 | 2019-06-14 | 长沙理工大学 | 一种汽车用遮阳装置 |
| CN110103684A (zh) * | 2019-05-22 | 2019-08-09 | 张明富 | 一种汽车外用遮阳装置 |
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