JPH05116865A - 載置昇降装置 - Google Patents
載置昇降装置Info
- Publication number
- JPH05116865A JPH05116865A JP3279091A JP27909191A JPH05116865A JP H05116865 A JPH05116865 A JP H05116865A JP 3279091 A JP3279091 A JP 3279091A JP 27909191 A JP27909191 A JP 27909191A JP H05116865 A JPH05116865 A JP H05116865A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- elevator
- mounting
- mounting member
- lifting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回り階段等のような屈曲部であっても、壁等
に接触することなく円滑に昇降することができる昇降装
置を提供する。 【構成】 階段１に沿って斜め方向に昇降案内用レール
３を配設するとともに、このレール３に沿って案内移動
する昇降駆動体５を設け、この昇降駆動体５に被搬送物
を載置する載置部材６を支持してある載置昇降装置であ
って、前記載置部材６の一端部を前記昇降駆動体５に縦
軸芯周りで回動自在に枢支するとともに、前記載置部材
６の他端部を前記レール３側に押圧付勢する付勢手段１
５を設けてある。
に接触することなく円滑に昇降することができる昇降装
置を提供する。 【構成】 階段１に沿って斜め方向に昇降案内用レール
３を配設するとともに、このレール３に沿って案内移動
する昇降駆動体５を設け、この昇降駆動体５に被搬送物
を載置する載置部材６を支持してある載置昇降装置であ
って、前記載置部材６の一端部を前記昇降駆動体５に縦
軸芯周りで回動自在に枢支するとともに、前記載置部材
６の他端部を前記レール３側に押圧付勢する付勢手段１
５を設けてある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば身体不自由者が
階段を昇る場合あるいは工場内の階段に沿って荷物を昇
降させるような場合に用いられる載置昇降装置に関し、
詳しくは、階段に沿って斜め方向に昇降案内用レールを
配設するとともに、このレールに沿って案内移動する昇
降駆動体を設け、この昇降駆動体に被搬送物を載置する
載置部材を支持してある載置昇降装置に関する。
階段を昇る場合あるいは工場内の階段に沿って荷物を昇
降させるような場合に用いられる載置昇降装置に関し、
詳しくは、階段に沿って斜め方向に昇降案内用レールを
配設するとともに、このレールに沿って案内移動する昇
降駆動体を設け、この昇降駆動体に被搬送物を載置する
載置部材を支持してある載置昇降装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】上記載置昇降装置において、従来では、
前記昇降駆動体と前記載置部材とを一体的に固定するよ
うにして、載置部材上に載置される荷物や人等が昇降作
動中に同一鉛直姿勢を維持できるよう構成されていた。
前記昇降駆動体と前記載置部材とを一体的に固定するよ
うにして、載置部材上に載置される荷物や人等が昇降作
動中に同一鉛直姿勢を維持できるよう構成されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
造においては、階段が直線状部分のみを有するものであ
るときには都合がよいけれども、例えば、階段の途中に
回り階段部分があるような場合には、前記レールを直線
状に配設することができず、回り階段部分に沿って屈曲
する構造となり、このようなレール屈曲部においては、
前記昇降駆動体及び載置部材が一体的に、常に屈曲部の
接線方向に沿う姿勢で移動するので載置部材の角部がレ
ールよりも外方側に突出することとなって、横壁に干渉
するおそれが高く、円滑な昇降移動が行えない欠点があ
った。本発明は上記不具合点を解消することを目的とし
ている。
造においては、階段が直線状部分のみを有するものであ
るときには都合がよいけれども、例えば、階段の途中に
回り階段部分があるような場合には、前記レールを直線
状に配設することができず、回り階段部分に沿って屈曲
する構造となり、このようなレール屈曲部においては、
前記昇降駆動体及び載置部材が一体的に、常に屈曲部の
接線方向に沿う姿勢で移動するので載置部材の角部がレ
ールよりも外方側に突出することとなって、横壁に干渉
するおそれが高く、円滑な昇降移動が行えない欠点があ
った。本発明は上記不具合点を解消することを目的とし
ている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した載置昇降装置において、前記載置部材の一
端部を前記昇降駆動体に縦軸芯周りで回動自在に枢支す
るとともに、前記載置部材の他端部を前記レール側に押
圧付勢する付勢手段を設けてある点にある。
頭に記載した載置昇降装置において、前記載置部材の一
端部を前記昇降駆動体に縦軸芯周りで回動自在に枢支す
るとともに、前記載置部材の他端部を前記レール側に押
圧付勢する付勢手段を設けてある点にある。
【０００５】
【作用】昇降案内用レールが途中部において横方向に屈
曲している箇所においては、昇降駆動体は駆動移動のた
めにレールの屈曲部の接線方向に沿う姿勢に移動するこ
ととなるが、被搬送物を載置支持する載置部材は、前記
縦軸芯周りで自由回動し、しかも、付勢手段により回動
端側がレールに向けて押圧付勢されるので、載置部材は
前記縦軸芯位置とレールに対する押圧接当部分との２点
により、姿勢が規制されることとなって、レール屈曲部
の屈曲内側に位置することになる。
曲している箇所においては、昇降駆動体は駆動移動のた
めにレールの屈曲部の接線方向に沿う姿勢に移動するこ
ととなるが、被搬送物を載置支持する載置部材は、前記
縦軸芯周りで自由回動し、しかも、付勢手段により回動
端側がレールに向けて押圧付勢されるので、載置部材は
前記縦軸芯位置とレールに対する押圧接当部分との２点
により、姿勢が規制されることとなって、レール屈曲部
の屈曲内側に位置することになる。
【０００６】
【発明の効果】その結果、レール屈曲部の外方側に存在
する壁等に載置部材の角部が接触するおそれが少なくな
り、小さな曲率の屈曲部であっても、円滑な昇降移動が
行えるものとなって、壁への接触による載置荷物の落下
や着座する身体不自由者の姿勢の不安定化がなく安全に
昇降することができるものとなった。
する壁等に載置部材の角部が接触するおそれが少なくな
り、小さな曲率の屈曲部であっても、円滑な昇降移動が
行えるものとなって、壁への接触による載置荷物の落下
や着座する身体不自由者の姿勢の不安定化がなく安全に
昇降することができるものとなった。
【０００７】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図２
に例えば身体不自由者や荷物等を載置して階段に沿って
昇降する載置昇降装置を示している。この載置昇降装置
は、階段１の横壁２に、階段１に沿って斜め方向に昇降
案内用レール３を取付け、このレール３に沿って駆動昇
降する移動装置４を設けて構成してある。前記移動装置
４は、移動駆動用電動モータＭを内装した昇降駆動体５
と、その上部に配設した載置部材６とで成り、載置部材
６の載置面６ａ上に荷物や人等の被搬送物を載置してレ
ール３に沿って昇降移動自在に構成してある。
に例えば身体不自由者や荷物等を載置して階段に沿って
昇降する載置昇降装置を示している。この載置昇降装置
は、階段１の横壁２に、階段１に沿って斜め方向に昇降
案内用レール３を取付け、このレール３に沿って駆動昇
降する移動装置４を設けて構成してある。前記移動装置
４は、移動駆動用電動モータＭを内装した昇降駆動体５
と、その上部に配設した載置部材６とで成り、載置部材
６の載置面６ａ上に荷物や人等の被搬送物を載置してレ
ール３に沿って昇降移動自在に構成してある。
【０００８】詳述すると、前記レール３は、図３、図４
に示すように、断面矩形状に形成され、適宜箇所を横側
から延出したアーム７により横壁２に固定連結してあ
る。そして、このレール３の下面側中央部には、長手方
向ほぼ全長に亘ってラックギア８を形成してあり、この
ラックギア８に昇降駆動体に備えたピニオンギア９が咬
合い、ピニオンギア９を電動モータＭにより回転駆動す
ることで昇降するようにしてある。つまり、昇降駆動体
５にレール３を覆うフレーム１０を設け、このフレーム
１０に移動方向前後２か所に夫々上下一対のガイドロー
ラ１１を支承し、各ガイドローラ１１によりレール３を
上下方向から挟み込み長手方向に移動自在並びに上下方
向に位置規制した状態で昇降駆動体５を支持するよう構
成するとともに、前記フレーム１０に支持した電動モー
タＭの出力をウォームギア式減速機構〔図示せず〕を介
して、前記ラックギア８に咬合う状態で支承したピニオ
ンギア９の駆動支軸１３を低速で回転駆動するよう構成
してある。又、前記フレーム１０は、前部側ガイドロー
ラ１１を支承する前部側フレーム１０ａと後部側ガイド
ローラ１１を支承する後部側フレーム１０ｂとの２分割
構成とし、この各分割フレーム１０ａ，１０ｂを中央の
縦軸芯Ｙ１周りで腰折れ自在に枢支連結し、曲率半径の
小さい横方向屈曲部であっても円滑に移動できるように
構成してある。そして、前記ピニオンギア９と後部側ガ
イドローラ１１とは、縦方向に同一面上になるように設
定し、咬合を確実に行うとともに、拗れの発生を極力抑
制するようにしてある。
に示すように、断面矩形状に形成され、適宜箇所を横側
から延出したアーム７により横壁２に固定連結してあ
る。そして、このレール３の下面側中央部には、長手方
向ほぼ全長に亘ってラックギア８を形成してあり、この
ラックギア８に昇降駆動体に備えたピニオンギア９が咬
合い、ピニオンギア９を電動モータＭにより回転駆動す
ることで昇降するようにしてある。つまり、昇降駆動体
５にレール３を覆うフレーム１０を設け、このフレーム
１０に移動方向前後２か所に夫々上下一対のガイドロー
ラ１１を支承し、各ガイドローラ１１によりレール３を
上下方向から挟み込み長手方向に移動自在並びに上下方
向に位置規制した状態で昇降駆動体５を支持するよう構
成するとともに、前記フレーム１０に支持した電動モー
タＭの出力をウォームギア式減速機構〔図示せず〕を介
して、前記ラックギア８に咬合う状態で支承したピニオ
ンギア９の駆動支軸１３を低速で回転駆動するよう構成
してある。又、前記フレーム１０は、前部側ガイドロー
ラ１１を支承する前部側フレーム１０ａと後部側ガイド
ローラ１１を支承する後部側フレーム１０ｂとの２分割
構成とし、この各分割フレーム１０ａ，１０ｂを中央の
縦軸芯Ｙ１周りで腰折れ自在に枢支連結し、曲率半径の
小さい横方向屈曲部であっても円滑に移動できるように
構成してある。そして、前記ピニオンギア９と後部側ガ
イドローラ１１とは、縦方向に同一面上になるように設
定し、咬合を確実に行うとともに、拗れの発生を極力抑
制するようにしてある。
【０００９】そして、図１に示すように、載置部材６の
移動方向前端部を昇降駆動体５に対して縦軸芯Ｙ２周り
で相対回動自在に枢支するとともに、載置部材６の移動
方向後部側にガイドローラ１４を支承し、このガイドロ
ーラ１４をレール３に向けて押圧付勢するバネ１５〔付
勢手段の一例〕を、載置部材６の回動途中部と昇降駆動
体５との間に張設してある。このように構成すると、回
り階段部分においてレール３の途中部が横方向に屈曲し
ている場合であっても、昇降駆動体５がレール３に沿っ
て駆動移動しながら、載置部材６は昇降駆動体５に対し
て前記縦軸芯Ｙ２周りで相対回動し、ガイドローラ１４
が常にレール３に押圧接当状態で案内され、載置部材６
は上記枢支連結点とガイドローラ１４との接触部分との
２点により、姿勢が規制されながら移動することにな
る。従って、被搬送物を載置するために比較的幅広に形
成される載置部材６が、横方向屈曲部分における屈曲内
側を移動することとなって、その角部が屈曲部の外側に
存在する壁２に接触するのを抑制できる。
移動方向前端部を昇降駆動体５に対して縦軸芯Ｙ２周り
で相対回動自在に枢支するとともに、載置部材６の移動
方向後部側にガイドローラ１４を支承し、このガイドロ
ーラ１４をレール３に向けて押圧付勢するバネ１５〔付
勢手段の一例〕を、載置部材６の回動途中部と昇降駆動
体５との間に張設してある。このように構成すると、回
り階段部分においてレール３の途中部が横方向に屈曲し
ている場合であっても、昇降駆動体５がレール３に沿っ
て駆動移動しながら、載置部材６は昇降駆動体５に対し
て前記縦軸芯Ｙ２周りで相対回動し、ガイドローラ１４
が常にレール３に押圧接当状態で案内され、載置部材６
は上記枢支連結点とガイドローラ１４との接触部分との
２点により、姿勢が規制されながら移動することにな
る。従って、被搬送物を載置するために比較的幅広に形
成される載置部材６が、横方向屈曲部分における屈曲内
側を移動することとなって、その角部が屈曲部の外側に
存在する壁２に接触するのを抑制できる。
【００１０】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】昇降装置の平面図
【図２】昇降装置の側面図
【図３】昇降駆動体の切欠側面図
【図４】昇降駆動体の切欠後面図
１ 階段 ３ レール ５ 昇降駆動体 ６ 載置部材 １５ 付勢手段
Claims (1)
- 【請求項１】 階段（１）に沿って斜め方向に昇降案内
用レール（３）を配設するとともに、このレール（３）
に沿って案内移動する昇降駆動体（５）を設け、この昇
降駆動体（５）に被搬送物を載置する載置部材（６）を
支持してある載置昇降装置であって、前記載置部材
（６）の一端部を前記昇降駆動体（５）に縦軸芯周りで
回動自在に枢支するとともに、前記載置部材（６）の他
端部を前記レール（３）側に押圧付勢する付勢手段（１
５）を設けてある載置昇降装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3279091A JPH05116865A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 載置昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3279091A JPH05116865A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 載置昇降装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05116865A true JPH05116865A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=17606294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3279091A Pending JPH05116865A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 載置昇降装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05116865A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007525390A (ja) * | 2004-02-26 | 2007-09-06 | ティセンクルップ アクセシビリティ ベー．フェー． | 階段昇降機 |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP3279091A patent/JPH05116865A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007525390A (ja) * | 2004-02-26 | 2007-09-06 | ティセンクルップ アクセシビリティ ベー．フェー． | 階段昇降機 |
| US7708117B2 (en) * | 2004-02-26 | 2010-05-04 | Thyssenkrupp Accessibility B.V. | Stairlift |
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