JPH05116418A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH05116418A JPH05116418A JP27994691A JP27994691A JPH05116418A JP H05116418 A JPH05116418 A JP H05116418A JP 27994691 A JP27994691 A JP 27994691A JP 27994691 A JP27994691 A JP 27994691A JP H05116418 A JPH05116418 A JP H05116418A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- cam
- recording head
- printing mode
- platen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Common Mechanisms (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 サーマル印刷モードと熱転写印刷モードが切
換可能となった画像形成装置において、高速印刷を可能
する。 【構成】 モータ140のピニオン141にカムギヤ1
30を噛合し、カムギヤ130をCW方向およびCCW
方向に回転する。カムギヤ130の上面には、カムフォ
ロワ120に形成したカムフォロワピン123が係合す
るカム溝131が形成されており、カムギヤ130の回
転により、カムフォロワ120が鉛直ピン111を支点
にしてプラテン40側に傾動する。カムフォロワ120
には、記録ヘッド30をプラテン40に押し付けるヘッ
ド押え部材110がスプリング122等を介して連動可
能に連結され、前記傾動により記録ヘッド30がプラテ
ン40に押し付けられるヘッドダウン動作が行われる。
これと逆の動作を行えば、記録ヘッド30のヘッドアッ
プ動作が行われる。
換可能となった画像形成装置において、高速印刷を可能
する。 【構成】 モータ140のピニオン141にカムギヤ1
30を噛合し、カムギヤ130をCW方向およびCCW
方向に回転する。カムギヤ130の上面には、カムフォ
ロワ120に形成したカムフォロワピン123が係合す
るカム溝131が形成されており、カムギヤ130の回
転により、カムフォロワ120が鉛直ピン111を支点
にしてプラテン40側に傾動する。カムフォロワ120
には、記録ヘッド30をプラテン40に押し付けるヘッ
ド押え部材110がスプリング122等を介して連動可
能に連結され、前記傾動により記録ヘッド30がプラテ
ン40に押し付けられるヘッドダウン動作が行われる。
これと逆の動作を行えば、記録ヘッド30のヘッドアッ
プ動作が行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサやパ
ーソナルコンピュータの印字出力機器として使用される
シリアル式サーマルプリンタ等の画像形成装置に関す
る。
ーソナルコンピュータの印字出力機器として使用される
シリアル式サーマルプリンタ等の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】シリアル式サーマルプリンタの一例とし
て、プラテンに対向配置される記録ヘッドを用紙を挟ん
でプラテンに押し付けて印刷を行うサーマル印刷モード
と、用紙およびリボンカセットから引き出されたリボン
(インクリボン)を挟んで記録ヘッドをプラテンに押し
付けて印刷を行う熱転写印刷モードとが選択可能になっ
たものがある。この種のシリアル式サーマルプリンタに
おいては、記録ヘッドにヘッドアップ・ダウン動作を行
わせる切換機構が装備される。
て、プラテンに対向配置される記録ヘッドを用紙を挟ん
でプラテンに押し付けて印刷を行うサーマル印刷モード
と、用紙およびリボンカセットから引き出されたリボン
(インクリボン)を挟んで記録ヘッドをプラテンに押し
付けて印刷を行う熱転写印刷モードとが選択可能になっ
たものがある。この種のシリアル式サーマルプリンタに
おいては、記録ヘッドにヘッドアップ・ダウン動作を行
わせる切換機構が装備される。
【0003】ここで、記録ヘッドのヘッドアップ動作と
は、記録ヘッドをプラテンから所定角度離反させる動作
をいい、非印刷時に行われる。また、ヘッドダウン動作
とは、記録ヘッドをプラテンに押し付ける動作をいい、
印刷時に行われる。このような切換機構は、記録ヘッド
を装備し、印刷時に用紙の幅方向に移動されるキャリッ
ジユニットに装置される。
は、記録ヘッドをプラテンから所定角度離反させる動作
をいい、非印刷時に行われる。また、ヘッドダウン動作
とは、記録ヘッドをプラテンに押し付ける動作をいい、
印刷時に行われる。このような切換機構は、記録ヘッド
を装備し、印刷時に用紙の幅方向に移動されるキャリッ
ジユニットに装置される。
【0004】図9ないし図12はこの種の切換機構の一
従来例を示す。図9示すように、記録ヘッド30は水平
支持ピン101に回転自在に軸支されたヘッドホルダー
102に支持されており、該水平支持ピン101を支点
にして図10に示すヘッドアップ位置と、図11に示す
ヘッドダウン位置とにわたって切換え(回動)可能にな
っている。
従来例を示す。図9示すように、記録ヘッド30は水平
支持ピン101に回転自在に軸支されたヘッドホルダー
102に支持されており、該水平支持ピン101を支点
にして図10に示すヘッドアップ位置と、図11に示す
ヘッドダウン位置とにわたって切換え(回動)可能にな
っている。
【0005】記録ヘッド30の切換動作は、ヘッド押え
部材110と、カムフォロワ120と、カム溝131が
形成されたカムギヤ130と、該カムギヤ130を回転
駆動するモータ140等とで構成される切換機構100
によって行われる。以下に各部の構成を具体的に説明す
る。
部材110と、カムフォロワ120と、カム溝131が
形成されたカムギヤ130と、該カムギヤ130を回転
駆動するモータ140等とで構成される切換機構100
によって行われる。以下に各部の構成を具体的に説明す
る。
【0006】ヘッド押え部材110とカムフォロワ12
0とは連動可能に連結されている。すなわち、ヘッド押
え部材110の扇の要に相当する部分とカムフォロワ1
20の対応する位置にある部分を鉛直ピン111で連結
すると共に、ヘッド押え部材110の円弧状をなす外縁
部の一端部において、上方に向けて突出形成された連結
ピン112をカムフォロワ120の連結穴121に挿入
し、更にコイルばねからなるスプリング122の一端を
該連結ピン112に、他端をヘッド押え部材110の外
縁部における他端側に位置するカムフォロワ120の一
端面にそれぞれ係止連結して両者の連結を行っている。
0とは連動可能に連結されている。すなわち、ヘッド押
え部材110の扇の要に相当する部分とカムフォロワ1
20の対応する位置にある部分を鉛直ピン111で連結
すると共に、ヘッド押え部材110の円弧状をなす外縁
部の一端部において、上方に向けて突出形成された連結
ピン112をカムフォロワ120の連結穴121に挿入
し、更にコイルばねからなるスプリング122の一端を
該連結ピン112に、他端をヘッド押え部材110の外
縁部における他端側に位置するカムフォロワ120の一
端面にそれぞれ係止連結して両者の連結を行っている。
【0007】加えて、鉛直ピン111回りに回動可能に
なったヘッド押え部材110の回動域には、ねじりばね
からなり、該ヘッド押え部材110をプラテン40側に
向けて付勢するスプリング113が設けられる。
なったヘッド押え部材110の回動域には、ねじりばね
からなり、該ヘッド押え部材110をプラテン40側に
向けて付勢するスプリング113が設けられる。
【0008】カムフォロワ120のスプリング係止位置
の反対側に位置する部分には、かしめ加工によりカムフ
ォロワピン123が形成されている。該カムフォロワピ
ン123はカムギヤ130に形成されたカム溝131に
係合している。カム溝131は、図10および図11に
示すように、該カムギヤ130の回転中心O周りに半円
状に形成されている。該カム溝131の回転中心Oから
の距離、すなわちカム半径rは図12に示すように変化
し、カムフォロワピン123とカム溝131との係合位
置の変化によって記録ヘッド30のヘッドアツプ・ダウ
ン動作が行われるが、その詳細については後述する。
の反対側に位置する部分には、かしめ加工によりカムフ
ォロワピン123が形成されている。該カムフォロワピ
ン123はカムギヤ130に形成されたカム溝131に
係合している。カム溝131は、図10および図11に
示すように、該カムギヤ130の回転中心O周りに半円
状に形成されている。該カム溝131の回転中心Oから
の距離、すなわちカム半径rは図12に示すように変化
し、カムフォロワピン123とカム溝131との係合位
置の変化によって記録ヘッド30のヘッドアツプ・ダウ
ン動作が行われるが、その詳細については後述する。
【0009】カムギヤ130はモータ140の出力軸に
連結したピニオン141に噛合している。従って、モー
タ140を時計方向および反時計方向(以下時計方向を
CW方向といい、反時計方向をCCW方向という)に回
転すると、カムギヤ130がCCW方向およびCW方向
に回転するようになっている。
連結したピニオン141に噛合している。従って、モー
タ140を時計方向および反時計方向(以下時計方向を
CW方向といい、反時計方向をCCW方向という)に回
転すると、カムギヤ130がCCW方向およびCW方向
に回転するようになっている。
【0010】次に、記録ヘッド30のヘッドアップ・ダ
ウン動作の詳細を説明する。プリンタのイニシャル処理
が行われると、モータ140がカムギヤ130を図10
に示す位置に回転する。そうすると、カム溝131に案
内されたカムフォロワ120が鉛直ピン111を支点に
して図11に示す位置に傾動する。カムフォロワ120
がこの位置にある場合は、ヘッド押え部材110はプラ
テン40側に押圧されず、記録ヘッド30はヘッドアッ
プ状態にある。
ウン動作の詳細を説明する。プリンタのイニシャル処理
が行われると、モータ140がカムギヤ130を図10
に示す位置に回転する。そうすると、カム溝131に案
内されたカムフォロワ120が鉛直ピン111を支点に
して図11に示す位置に傾動する。カムフォロワ120
がこの位置にある場合は、ヘッド押え部材110はプラ
テン40側に押圧されず、記録ヘッド30はヘッドアッ
プ状態にある。
【0011】印刷が開始されると、モータ140がカム
ギヤ130を図10に示す状態から図11に示す状態に
回転させる。そうすると、カム溝131に案内されたカ
ムフォロワピン123が図11に示す位置に移動し、こ
れに伴いカムフォロワ120は鉛直ピン111を支点に
して同図に示す位置に傾動する。図11に示す状態で
は、スプリング122がヘッド押え部材110を鉛直ピ
ン111を支点にしてプラテン40側に引き寄せる。こ
の結果、ヘッド押え部材110が記録ヘッド30をプラ
テン40に押し付け、ヘッドダウン動作が行われる。
ギヤ130を図10に示す状態から図11に示す状態に
回転させる。そうすると、カム溝131に案内されたカ
ムフォロワピン123が図11に示す位置に移動し、こ
れに伴いカムフォロワ120は鉛直ピン111を支点に
して同図に示す位置に傾動する。図11に示す状態で
は、スプリング122がヘッド押え部材110を鉛直ピ
ン111を支点にしてプラテン40側に引き寄せる。こ
の結果、ヘッド押え部材110が記録ヘッド30をプラ
テン40に押し付け、ヘッドダウン動作が行われる。
【0012】図12は上記のようにして記録ヘッド30
にヘッドアップ・ダウン動作を行わせるカム機構のカム
線図を示す。図から明かなように、このカム機構では、
カム溝131の一端部に相当し、カム半径rが最大にな
る位置をヘッドアップのためのイニシャルポイントと
し、カム溝131の他端部に相当し、カム半径rが最小
になる位置をヘッドダウンのためのヘッド圧ポイントに
設定している。そして、イニシャルポイントとヘッド圧
ポイントにおけるカム半径の差によりカムフォロワ12
0およびヘッド押え部材110を介して記録ヘッド30
にヘッドアップ・ダウン動作を行わせる。
にヘッドアップ・ダウン動作を行わせるカム機構のカム
線図を示す。図から明かなように、このカム機構では、
カム溝131の一端部に相当し、カム半径rが最大にな
る位置をヘッドアップのためのイニシャルポイントと
し、カム溝131の他端部に相当し、カム半径rが最小
になる位置をヘッドダウンのためのヘッド圧ポイントに
設定している。そして、イニシャルポイントとヘッド圧
ポイントにおけるカム半径の差によりカムフォロワ12
0およびヘッド押え部材110を介して記録ヘッド30
にヘッドアップ・ダウン動作を行わせる。
【0013】上記構成において、熱転写印刷モードにお
いて使用されるリボンカセットのプリンタに対する装着
は、リボンが記録ヘッド30のヘッド前面に位置するよ
うに装着しなければならない。このため、待機状態にお
いて、邪魔にならないように記録ヘッド30を図9に示
す角度θ1だけヘッドアップする必要がある。なお、熱
転写印刷モードにおいては、リボンと記録ヘッド30と
が擦れて静電気が発生するため、記録ヘッド30が角度
θ1だけヘッドアップする位置には、記録ヘッド30の
裏面側に接触して、静電気を除去するアース板200が
設けられる。
いて使用されるリボンカセットのプリンタに対する装着
は、リボンが記録ヘッド30のヘッド前面に位置するよ
うに装着しなければならない。このため、待機状態にお
いて、邪魔にならないように記録ヘッド30を図9に示
す角度θ1だけヘッドアップする必要がある。なお、熱
転写印刷モードにおいては、リボンと記録ヘッド30と
が擦れて静電気が発生するため、記録ヘッド30が角度
θ1だけヘッドアップする位置には、記録ヘッド30の
裏面側に接触して、静電気を除去するアース板200が
設けられる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では、ヘッドアップ角度θ1がサーマル印刷モードと熱
転写印刷モードにおいて同一であったため、記録ヘッド
30のヘッドアップ、ヘッドダウンに要する時間が両モ
ードにおいて同一になる。
では、ヘッドアップ角度θ1がサーマル印刷モードと熱
転写印刷モードにおいて同一であったため、記録ヘッド
30のヘッドアップ、ヘッドダウンに要する時間が両モ
ードにおいて同一になる。
【0015】このようなヘッドアップ動作およびヘッド
ダウン動作は1ライン分のデータを印刷する毎に行わな
ければならため、印刷に要する時間を短縮し、プリンタ
の高機能を図らんとすれば、ヘッドアップ角度θ1を小
さくし、その動作時間を短縮すればよい。
ダウン動作は1ライン分のデータを印刷する毎に行わな
ければならため、印刷に要する時間を短縮し、プリンタ
の高機能を図らんとすれば、ヘッドアップ角度θ1を小
さくし、その動作時間を短縮すればよい。
【0016】しかるに、熱転写印刷モードおける静電気
を除去する必要上、該モードにおいてはヘッドアップ角
度θ1をこれ以上小さくすることはできず、また、上記
従来例では両モードにおけるヘッドアップ角度が同一の
角度θ1に設定されているため、結局、ヘッドアップ・
ダウンに要する動作時間を短縮し、高速印刷が可能にな
った高機能のプリンタを実現するには限界があった。
を除去する必要上、該モードにおいてはヘッドアップ角
度θ1をこれ以上小さくすることはできず、また、上記
従来例では両モードにおけるヘッドアップ角度が同一の
角度θ1に設定されているため、結局、ヘッドアップ・
ダウンに要する動作時間を短縮し、高速印刷が可能にな
った高機能のプリンタを実現するには限界があった。
【0017】本発明はこのような従来技術の欠点を解決
するものであり、記録ヘッドのヘッドアップ・ダウンに
要する動作時間を短縮でき、結果的に高速印刷が可能に
なる画像形成装置を提供することを目的とする。
するものであり、記録ヘッドのヘッドアップ・ダウンに
要する動作時間を短縮でき、結果的に高速印刷が可能に
なる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、サーマル印刷モードとリボンを介した熱転写印刷モ
ードとが切換え可能であって、且つ、いずれのモードが
選択されたかを識別する識別手段を備えた画像形成装置
において、プラテンに対向する記録ヘッドを、該プラテ
ンに接するヘッドダウン位置と該プラテンから離反する
ヘッドアップ位置とにわたって切換え、かつサーマル印
刷モードにおける記録ヘッドのヘッドアップ角度と熱転
写印刷モードにおけるヘッドアップ角度とが異なるよう
に切換える切換機構を有し、該切換機構が、サーマル印
刷モードにおける該記録ヘッドのヘッドアップ角度を設
定する第1のイニシャルポイントと、熱転写印刷モード
におけるヘッドアップ角度を設定する第2のイニシャル
ポイントとを備えたカムを含むカム機構で構成されてお
り、そのことにより上記目的が達成される。
は、サーマル印刷モードとリボンを介した熱転写印刷モ
ードとが切換え可能であって、且つ、いずれのモードが
選択されたかを識別する識別手段を備えた画像形成装置
において、プラテンに対向する記録ヘッドを、該プラテ
ンに接するヘッドダウン位置と該プラテンから離反する
ヘッドアップ位置とにわたって切換え、かつサーマル印
刷モードにおける記録ヘッドのヘッドアップ角度と熱転
写印刷モードにおけるヘッドアップ角度とが異なるよう
に切換える切換機構を有し、該切換機構が、サーマル印
刷モードにおける該記録ヘッドのヘッドアップ角度を設
定する第1のイニシャルポイントと、熱転写印刷モード
におけるヘッドアップ角度を設定する第2のイニシャル
ポイントとを備えたカムを含むカム機構で構成されてお
り、そのことにより上記目的が達成される。
【0019】
【作用】上記構成によれば、記録ヘッドのヘッドアップ
角度をサーマル印刷モードと熱転写印刷モードで異なら
せることができる。ここで、サーマル印刷モードにおけ
る静電気の発生量は熱転写印刷モードの場合よりも小さ
い。従って、サーマル印刷モードにおいては、静電気を
上記のようなアース板で除去する必要はない。それ故、
サーマル印刷モードにおける記録ヘッドのヘッドアップ
角度を熱転写印刷モードにおけるヘッドアップ角度より
も小さくしても支障を来すことがない。
角度をサーマル印刷モードと熱転写印刷モードで異なら
せることができる。ここで、サーマル印刷モードにおけ
る静電気の発生量は熱転写印刷モードの場合よりも小さ
い。従って、サーマル印刷モードにおいては、静電気を
上記のようなアース板で除去する必要はない。それ故、
サーマル印刷モードにおける記録ヘッドのヘッドアップ
角度を熱転写印刷モードにおけるヘッドアップ角度より
も小さくしても支障を来すことがない。
【0020】従って、上記構成によれば、サーマル印刷
モードにおける記録ヘッドのヘッドアップ角度を熱転写
印刷モードにおけるヘッドアップ角度よりも小さく設定
できるので、サーマル印刷モードにおいて記録ヘッドの
ヘッドアップ、ヘッドダウンに要する動作時間を短縮で
きる。
モードにおける記録ヘッドのヘッドアップ角度を熱転写
印刷モードにおけるヘッドアップ角度よりも小さく設定
できるので、サーマル印刷モードにおいて記録ヘッドの
ヘッドアップ、ヘッドダウンに要する動作時間を短縮で
きる。
【0021】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。
【0022】図1はシリアル式サーマルプリンタのシス
テム構成を示す。矢印A方向の回転により用紙1を上側
に搬送する用紙送りローラ2には、矢印Bで示す印刷方
向およびこれと反対のリターン方向に往復移動可能にな
ったキャリッジユニット3が対向配置される。キャリッ
ジユニット3には用紙1に対して印字データを印刷する
記録ヘッド30が装備され、キャリッジユニット3の矢
印B方向への移動により、用紙1上に1ライン分の印字
データが印刷されるようになっている。1ライン分のデ
ータの印刷が終了すると、キャリッジユニット3は元の
位置にリターンされ、続いて用紙送りローラ2により用
紙1が所定量送り出されると、キャリッジユニット3が
再度矢印B方向に移動し、2ライン目の印刷が行われる
ようになっている。
テム構成を示す。矢印A方向の回転により用紙1を上側
に搬送する用紙送りローラ2には、矢印Bで示す印刷方
向およびこれと反対のリターン方向に往復移動可能にな
ったキャリッジユニット3が対向配置される。キャリッ
ジユニット3には用紙1に対して印字データを印刷する
記録ヘッド30が装備され、キャリッジユニット3の矢
印B方向への移動により、用紙1上に1ライン分の印字
データが印刷されるようになっている。1ライン分のデ
ータの印刷が終了すると、キャリッジユニット3は元の
位置にリターンされ、続いて用紙送りローラ2により用
紙1が所定量送り出されると、キャリッジユニット3が
再度矢印B方向に移動し、2ライン目の印刷が行われる
ようになっている。
【0023】今少し説明すると、このシリアル式サーマ
ルプリンタは、記録ヘッド30を用紙1に直接押し付け
て印刷を行うサーマル印刷モードと、リボンを介して印
刷を行う熱転写印刷モードが選択可能になっており、熱
転写印刷モードが選択されると、図示例のように、記録
ヘッド30がリボンカセット(図示せず)からリボン5
を引き出し、該リボン5をプラテン40と記録ヘッド3
0との間に通紙される用紙1に接触させて熱転写印刷モ
ードによる印刷が行われるようになっている。この時、
リボン5の記録ヘッド30の水平方向両側に位置する部
分は、キャリッジユニット3から立設されたガイド板3
6、36によって保持される。プラテン40はキャリッ
ジユニット3の移動方向に長く、プラテンホルダ4によ
り保持されている。
ルプリンタは、記録ヘッド30を用紙1に直接押し付け
て印刷を行うサーマル印刷モードと、リボンを介して印
刷を行う熱転写印刷モードが選択可能になっており、熱
転写印刷モードが選択されると、図示例のように、記録
ヘッド30がリボンカセット(図示せず)からリボン5
を引き出し、該リボン5をプラテン40と記録ヘッド3
0との間に通紙される用紙1に接触させて熱転写印刷モ
ードによる印刷が行われるようになっている。この時、
リボン5の記録ヘッド30の水平方向両側に位置する部
分は、キャリッジユニット3から立設されたガイド板3
6、36によって保持される。プラテン40はキャリッ
ジユニット3の移動方向に長く、プラテンホルダ4によ
り保持されている。
【0024】サーマル印刷モードと熱転写印刷モードと
の切換えは、CPU6により制御される。すなわち、リ
ボン検知スイッチ62からの検知信号により、リボンカ
セットがプリンタ本体にセットされていることを確認す
ると、動作モードを熱転写印刷モードに切換え、セット
されていないと判定すると、サーマル印刷モードを実行
するようになっている。
の切換えは、CPU6により制御される。すなわち、リ
ボン検知スイッチ62からの検知信号により、リボンカ
セットがプリンタ本体にセットされていることを確認す
ると、動作モードを熱転写印刷モードに切換え、セット
されていないと判定すると、サーマル印刷モードを実行
するようになっている。
【0025】CPU6は、またキャリッジユニット3の
移動制御、記録ヘッド30のヘッドアップ・ダウン制
御、記録ヘッド30の加熱制御および用紙送りローラ2
の駆動制御を行う。この内、キャリッジユニット3の駆
動制御は、キャリッジモータドライバー63を介してモ
ータ32を駆動制御して行われる。今少し説明すると、
モータ32の出力軸には、プーリギヤ34に噛合するピ
ニオン33が連結されており、モータ32を正逆転駆動
すると、プーリギヤ34の軸部に巻き掛けされ、キャリ
ッジユニット3に係止連結された無端状のタイミングベ
ルト35が周回移動し、これによりキャリッジユニット
3が往復移動するようになっている。キャリッジユニッ
ト3の往復移動はガイドバー37により案内される。
移動制御、記録ヘッド30のヘッドアップ・ダウン制
御、記録ヘッド30の加熱制御および用紙送りローラ2
の駆動制御を行う。この内、キャリッジユニット3の駆
動制御は、キャリッジモータドライバー63を介してモ
ータ32を駆動制御して行われる。今少し説明すると、
モータ32の出力軸には、プーリギヤ34に噛合するピ
ニオン33が連結されており、モータ32を正逆転駆動
すると、プーリギヤ34の軸部に巻き掛けされ、キャリ
ッジユニット3に係止連結された無端状のタイミングベ
ルト35が周回移動し、これによりキャリッジユニット
3が往復移動するようになっている。キャリッジユニッ
ト3の往復移動はガイドバー37により案内される。
【0026】記録ヘッド30のヘッドアップ・ダウン制
御はアップ・ダウンモータドライバー64を介して後述
するモータ140を駆動制御して行われる。ここで、記
録ヘッド30のヘッドアップとは、記録ヘッド30がプ
ラテン40の表面から所定角度離反する状態をいい、非
印刷時に選択される。一方、ヘッドダウンとは、記録ヘ
ッド30がプラテン40表面に用紙1(又は用紙1およ
びリボン5)を挟んで所定圧で押圧される状態をいい、
印刷実行時に選択される。
御はアップ・ダウンモータドライバー64を介して後述
するモータ140を駆動制御して行われる。ここで、記
録ヘッド30のヘッドアップとは、記録ヘッド30がプ
ラテン40の表面から所定角度離反する状態をいい、非
印刷時に選択される。一方、ヘッドダウンとは、記録ヘ
ッド30がプラテン40表面に用紙1(又は用紙1およ
びリボン5)を挟んで所定圧で押圧される状態をいい、
印刷実行時に選択される。
【0027】記録ヘッド30の加熱制御は、ヘッドドラ
イバー65を介して行われ、用紙送りローラ2の駆動制
御は紙送りドライバー66を介して行われる。
イバー65を介して行われ、用紙送りローラ2の駆動制
御は紙送りドライバー66を介して行われる。
【0028】CPU6はサーマル印刷モード又は熱転写
印刷モードが選択されると、ROM60に格納された制
御プログラムに従いこれらの印刷モードを実行し、その
際、得られる制御のためのデータ等をRAM61に記憶
させ、該RAM61に記憶されたデータに従い上記した
各制御を行う。
印刷モードが選択されると、ROM60に格納された制
御プログラムに従いこれらの印刷モードを実行し、その
際、得られる制御のためのデータ等をRAM61に記憶
させ、該RAM61に記憶されたデータに従い上記した
各制御を行う。
【0029】次に、図2ないし図6に従いキャリッジユ
ニット3の詳細について説明する。図2に示すように、
記録ヘッド30は水平支持ピン101に回転自在に軸支
されたヘッドホルダー102に支持されており、該水平
支持ピン101を支点にして図3に示すヘッドアップ位
置と、図4に示すヘッドダウン位置とにわたって切換え
(回動)可能になっている。
ニット3の詳細について説明する。図2に示すように、
記録ヘッド30は水平支持ピン101に回転自在に軸支
されたヘッドホルダー102に支持されており、該水平
支持ピン101を支点にして図3に示すヘッドアップ位
置と、図4に示すヘッドダウン位置とにわたって切換え
(回動)可能になっている。
【0030】記録ヘッド30の切換動作は、平面視扇形
状をなすヘッド押え部材110と、平面視平行四辺形状
をなすカムフォロワ120と、カム溝131が上面側に
形成されたカムギヤ130と、該カムギヤ130を回転
駆動するモータ140等とで構成される切換機構100
によって行われる。以下に各部の構成を具体的に説明す
る。
状をなすヘッド押え部材110と、平面視平行四辺形状
をなすカムフォロワ120と、カム溝131が上面側に
形成されたカムギヤ130と、該カムギヤ130を回転
駆動するモータ140等とで構成される切換機構100
によって行われる。以下に各部の構成を具体的に説明す
る。
【0031】ヘッド押え部材110とカムフォロワ12
0とは連動可能に連結されている。すなわち、ヘッド押
え部材110の扇の要に相当する部分とカムフォロワ1
20の対応する位置にある部分を鉛直ピン111で連結
すると共に、ヘッド押え部材110の円弧状をなす外縁
部の一端部において、上方に向けて突出形成された連結
ピン112をカムフォロワ120の連結穴121に挿入
し、更にコイルばねからなるスプリング122の一端を
該連結ピン112に、他端をヘッド押え部材110の外
縁部における他端側に位置するカムフォロワ120の一
端面にそれぞれ係止連結して両者の連結を行っている。
なお、連結穴121は図3等からわかるように長穴にな
っている。
0とは連動可能に連結されている。すなわち、ヘッド押
え部材110の扇の要に相当する部分とカムフォロワ1
20の対応する位置にある部分を鉛直ピン111で連結
すると共に、ヘッド押え部材110の円弧状をなす外縁
部の一端部において、上方に向けて突出形成された連結
ピン112をカムフォロワ120の連結穴121に挿入
し、更にコイルばねからなるスプリング122の一端を
該連結ピン112に、他端をヘッド押え部材110の外
縁部における他端側に位置するカムフォロワ120の一
端面にそれぞれ係止連結して両者の連結を行っている。
なお、連結穴121は図3等からわかるように長穴にな
っている。
【0032】加えて、鉛直ピン111回りに回動可能に
なったヘッド押え部材110の回動域には、ねじりばね
からなり、該ヘッド押え部材110をプラテン40側に
向けて付勢するスプリング113が設けられる。
なったヘッド押え部材110の回動域には、ねじりばね
からなり、該ヘッド押え部材110をプラテン40側に
向けて付勢するスプリング113が設けられる。
【0033】カムフォロワ120のスプリング係止位置
の反対側に位置する部分には、かしめ加工によりカムフ
ォロワピン123が形成されている。該カムフォロワピ
ン123はカムギヤ130に形成されたカム溝131に
係合している。カム溝131は、図3〜図6に示すよう
に、該カムギヤ130の回転中心O周りに渦巻状に形成
されている。該カム溝131のカム半径rは図7に示す
ように変化し、カムフォロワピン123とカム溝131
との係合位置の変化によって記録ヘッド30のヘッドア
ツプ・ダウン動作が行われるが、その詳細については後
述する。
の反対側に位置する部分には、かしめ加工によりカムフ
ォロワピン123が形成されている。該カムフォロワピ
ン123はカムギヤ130に形成されたカム溝131に
係合している。カム溝131は、図3〜図6に示すよう
に、該カムギヤ130の回転中心O周りに渦巻状に形成
されている。該カム溝131のカム半径rは図7に示す
ように変化し、カムフォロワピン123とカム溝131
との係合位置の変化によって記録ヘッド30のヘッドア
ツプ・ダウン動作が行われるが、その詳細については後
述する。
【0034】カムギヤ130はモータ140の出力軸に
連結したピニオン141に噛合している。従って、モー
タ140をCW方向およびCCW方向に回転すると、カ
ムギヤ130がCCW方向およびCW方向に回転するよ
うになっている。
連結したピニオン141に噛合している。従って、モー
タ140をCW方向およびCCW方向に回転すると、カ
ムギヤ130がCCW方向およびCW方向に回転するよ
うになっている。
【0035】更に、カムギヤ130の下面には、図2に
示すように、クラッチレバー150の一端部に形成され
た係合凸部151が係合するカム溝132が形成されて
いる。クラッチレバー150は図3〜図6に示すよう
に、中央部から3方向に放射状の凸部を形成した形状を
なし、中央部の回転中心軸154回りに回転可能になっ
ている。該カム溝132はクラッチレバー150の切換
え動作を行うために設けられる。
示すように、クラッチレバー150の一端部に形成され
た係合凸部151が係合するカム溝132が形成されて
いる。クラッチレバー150は図3〜図6に示すよう
に、中央部から3方向に放射状の凸部を形成した形状を
なし、中央部の回転中心軸154回りに回転可能になっ
ている。該カム溝132はクラッチレバー150の切換
え動作を行うために設けられる。
【0036】すなわち、図2に示すように、クラッチレ
バー150の回転中心軸154上にはリボン巻き取りギ
ヤ152が連結され、該リボン巻き取りギヤ152はク
ラッチレバー150の他の凸部に連結された切換ギヤ1
53に常時噛合している。従って、カム溝132と係合
凸部151とで構成されるカム機構により、カムギヤ1
30を介してクラッチレバー150を回転中心軸154
回りにCW方向又はCCW方向に回転すると、切換ギヤ
153をリボン巻き取り用のベルトプーリギヤ155に
噛合させる位置(図4参照)と、該ベルトプーリギヤ1
55との噛合状態を解除する位置(図3参照)とに切換
えできる。
バー150の回転中心軸154上にはリボン巻き取りギ
ヤ152が連結され、該リボン巻き取りギヤ152はク
ラッチレバー150の他の凸部に連結された切換ギヤ1
53に常時噛合している。従って、カム溝132と係合
凸部151とで構成されるカム機構により、カムギヤ1
30を介してクラッチレバー150を回転中心軸154
回りにCW方向又はCCW方向に回転すると、切換ギヤ
153をリボン巻き取り用のベルトプーリギヤ155に
噛合させる位置(図4参照)と、該ベルトプーリギヤ1
55との噛合状態を解除する位置(図3参照)とに切換
えできる。
【0037】リボン巻き取り用のベルトプーリギヤ15
5はキャリッジユニット3に搭載され、該ベルトプーリ
ギヤ155と歯付きプーリ部156とを連結し、キャリ
ッジユニット3に回転自在に支持された連結軸157に
支持されている。歯付きプーリ部156は、プリンタ本
体のシャーシの左右にその両端が固定された、すなわち
固定状態にあるリボン巻き取り用のタイミングベルト1
58に噛合している。従って、印刷のためにキャリッジ
ユニット3が矢印B方向に移動すると、ベルトプーリギ
ヤ155はこれと一体になって矢印B方向に移動すると
共に、図4に示すようにCCW方向に回転する。
5はキャリッジユニット3に搭載され、該ベルトプーリ
ギヤ155と歯付きプーリ部156とを連結し、キャリ
ッジユニット3に回転自在に支持された連結軸157に
支持されている。歯付きプーリ部156は、プリンタ本
体のシャーシの左右にその両端が固定された、すなわち
固定状態にあるリボン巻き取り用のタイミングベルト1
58に噛合している。従って、印刷のためにキャリッジ
ユニット3が矢印B方向に移動すると、ベルトプーリギ
ヤ155はこれと一体になって矢印B方向に移動すると
共に、図4に示すようにCCW方向に回転する。
【0038】切換ギヤ153がベルトプーリギヤ155
に噛合した状態で歯付きプーリ部156がCCW方向に
回転すると、ベルトプーリギヤ155もCCW方向に回
転するので、切換ギヤ153を中間ギヤとしてベルトプ
ーリギヤ155に噛合するリボン巻き取りギヤ152も
CW方向に回転する。リボン巻き取りギヤ152にはリ
ボンカセットのリボン巻き取りリール159が同軸支持
されている。従って、リボン巻き取りリール159はリ
ボン巻き取りギヤ152と一体回転し、これによりリボ
ン5の熱転写印刷モードにおける印刷に供せられた部分
が所定長リボン巻き取りリール159に巻き取られる。
に噛合した状態で歯付きプーリ部156がCCW方向に
回転すると、ベルトプーリギヤ155もCCW方向に回
転するので、切換ギヤ153を中間ギヤとしてベルトプ
ーリギヤ155に噛合するリボン巻き取りギヤ152も
CW方向に回転する。リボン巻き取りギヤ152にはリ
ボンカセットのリボン巻き取りリール159が同軸支持
されている。従って、リボン巻き取りリール159はリ
ボン巻き取りギヤ152と一体回転し、これによりリボ
ン5の熱転写印刷モードにおける印刷に供せられた部分
が所定長リボン巻き取りリール159に巻き取られる。
【0039】次に、記録ヘッド30のヘッドアップ・ダ
ウン動作の詳細を説明する。図2に示すように、本発明
において、記録ヘッド30はヘッドアップ角度としてθ
1、θ2の2つの角度を有する。ここで、θ1は熱転写印
刷モード時における記録ヘッド30のヘッドアップ角度
を示し、θ2はサーマル印刷モード時におけ記録ヘッド
30のヘッドアップ角度を示す。尚、記録ヘッド30が
ヘッドアップ角度θ1だけヘッドアップした場合は、不
図示のアース板が記録ヘッド30の裏面に接触し、熱転
写印刷モードにおいて発生した静電気を除去するように
なっている。
ウン動作の詳細を説明する。図2に示すように、本発明
において、記録ヘッド30はヘッドアップ角度としてθ
1、θ2の2つの角度を有する。ここで、θ1は熱転写印
刷モード時における記録ヘッド30のヘッドアップ角度
を示し、θ2はサーマル印刷モード時におけ記録ヘッド
30のヘッドアップ角度を示す。尚、記録ヘッド30が
ヘッドアップ角度θ1だけヘッドアップした場合は、不
図示のアース板が記録ヘッド30の裏面に接触し、熱転
写印刷モードにおいて発生した静電気を除去するように
なっている。
【0040】ヘッドアップ角度θ1、θ2の設定およびヘ
ッドダウン動作は上記したカムフォロワ120のカムフ
ォロワピン123とカムギヤ130のカム溝131との
位置関係によって設定される。すなわち、リボン検知ス
イッチ62からCPU6にリボン検知信号が入力される
と、CPU6はプリンタにリボンカセットがセットさ
れ、熱転写印刷モードが選択されたと判定し、プリンタ
のイニシャル処理を行う。このイニシャル処理が行わ
れ、カムギヤ130が所定角度回転されると、カムフォ
ロワピン123とカム溝131で構成されるカム機構に
より、カムフォロワ120が図3に示す位置に移動す
る。
ッドダウン動作は上記したカムフォロワ120のカムフ
ォロワピン123とカムギヤ130のカム溝131との
位置関係によって設定される。すなわち、リボン検知ス
イッチ62からCPU6にリボン検知信号が入力される
と、CPU6はプリンタにリボンカセットがセットさ
れ、熱転写印刷モードが選択されたと判定し、プリンタ
のイニシャル処理を行う。このイニシャル処理が行わ
れ、カムギヤ130が所定角度回転されると、カムフォ
ロワピン123とカム溝131で構成されるカム機構に
より、カムフォロワ120が図3に示す位置に移動す
る。
【0041】図7(a)はこのカム機構のカム線図を示
しており、イニシャルポイントaは記録ヘッド30が熱
転写印刷モード時におけるヘッドアップ状態(ヘッドア
ップ角度=θ1)に設定された図3に示す状態に相当す
る。具体的には、カム溝131の一端部に相当する。
しており、イニシャルポイントaは記録ヘッド30が熱
転写印刷モード時におけるヘッドアップ状態(ヘッドア
ップ角度=θ1)に設定された図3に示す状態に相当す
る。具体的には、カム溝131の一端部に相当する。
【0042】図7(a)および図3から明かなように、
このイニシャルポイントaでは、カムフォロワピン12
3と回転中心Oとの距離r1が最大になっている。
このイニシャルポイントaでは、カムフォロワピン12
3と回転中心Oとの距離r1が最大になっている。
【0043】図7(b)に示すように、カムフォロワピ
ン123がイニシャルポイントaに位置する場合は、切
換ギヤ153とベルトプーリギヤ155とは噛合解除状
態にある。
ン123がイニシャルポイントaに位置する場合は、切
換ギヤ153とベルトプーリギヤ155とは噛合解除状
態にある。
【0044】図3に示す状態からモータ140を駆動
し、カムギヤ130をCW方向に所定角度回転すると、
カム溝131により案内され、カムフォロワピン123
は図4に示す位置に移動する。図7(a)に示すカム線
図では、ヘッド圧ポイントcに移動する。
し、カムギヤ130をCW方向に所定角度回転すると、
カム溝131により案内され、カムフォロワピン123
は図4に示す位置に移動する。図7(a)に示すカム線
図では、ヘッド圧ポイントcに移動する。
【0045】図4に示す位置では、カムフォロワピン1
23が回転中心Oに接近しているので、カムフォロワ1
20は鉛直ピン111を支点にして全体としてCW方向
に回動する。この回動動作に伴い、ヘッド押え部材11
0とカムフォロワ120を連動させるスプリング122
が引っ張られ、続いて該スプリング122がそのばね力
により連結ピン112、すなわちヘッド押え部材110
を鉛直ピン111を支点にしてプラテン40側に引き寄
せる。これにより、ヘッド押え部材110が記録ヘッド
30を押圧し、該記録ヘッド30を水平支持ピン101
を支点にしてプラテン40に向けて回動する。この結
果、記録ヘッド30がプラテン40に接触される。すな
わち、記録ヘッド30のヘッドダウン動作が行われる。
このとき、ヘッド押え部材110を押圧するスプリング
113の付勢力により記録ヘッド30が所定の圧接力で
プラテン40に押圧される。これにより熱転写印刷モー
ドによる印刷が行われる。図4に示す状態から上記とは
逆の動作を行うと、記録ヘッド30のヘッドアツプ動作
が行われる。
23が回転中心Oに接近しているので、カムフォロワ1
20は鉛直ピン111を支点にして全体としてCW方向
に回動する。この回動動作に伴い、ヘッド押え部材11
0とカムフォロワ120を連動させるスプリング122
が引っ張られ、続いて該スプリング122がそのばね力
により連結ピン112、すなわちヘッド押え部材110
を鉛直ピン111を支点にしてプラテン40側に引き寄
せる。これにより、ヘッド押え部材110が記録ヘッド
30を押圧し、該記録ヘッド30を水平支持ピン101
を支点にしてプラテン40に向けて回動する。この結
果、記録ヘッド30がプラテン40に接触される。すな
わち、記録ヘッド30のヘッドダウン動作が行われる。
このとき、ヘッド押え部材110を押圧するスプリング
113の付勢力により記録ヘッド30が所定の圧接力で
プラテン40に押圧される。これにより熱転写印刷モー
ドによる印刷が行われる。図4に示す状態から上記とは
逆の動作を行うと、記録ヘッド30のヘッドアツプ動作
が行われる。
【0046】図7(b)に示すように、カムフォロワピ
ン123がヘッド圧ポイントcに位置すると、切換ギヤ
153とベルトプーリギヤ155とが噛合状態に切換え
られる。
ン123がヘッド圧ポイントcに位置すると、切換ギヤ
153とベルトプーリギヤ155とが噛合状態に切換え
られる。
【0047】一方、リボン検知スイッチ62からリボン
カセット検知信号が入力されない場合は、CPU6はサ
ーマル印刷モードであると判定し、プリンタに該熱転写
印刷モードにおけるイニシャル処理を行わせる。このイ
ニシャル処理が行われと、モータ140がカムギヤ13
0を図5に示す位置に回転し、カムフォロワピン123
が図5に示すカム溝131の他端部に位置する。この位
置は、図7(a)に示すカム線図ではイニシャルポイン
トbに相当し、記録ヘッド30はヘッドアップ状態にあ
る。
カセット検知信号が入力されない場合は、CPU6はサ
ーマル印刷モードであると判定し、プリンタに該熱転写
印刷モードにおけるイニシャル処理を行わせる。このイ
ニシャル処理が行われと、モータ140がカムギヤ13
0を図5に示す位置に回転し、カムフォロワピン123
が図5に示すカム溝131の他端部に位置する。この位
置は、図7(a)に示すカム線図ではイニシャルポイン
トbに相当し、記録ヘッド30はヘッドアップ状態にあ
る。
【0048】図7(a)から明かなように、イニシャル
ポイントbでは、カムフォロワピン123と回転中心O
との距離はr2となり、r2とr1との間には、r2<r1
の関係が成立する。従って、イニシャルポイントbにお
けるカムフォロワ120のCW方向への傾動量はイニシ
ャルポイントaにおける傾動量よりも大きい。このた
め、サーマル印刷モードにおける記録ヘッド30のヘッ
ドアップ角度θ2は熱転写印刷モードにおけるヘッドア
ップ角度θ2よりも小さくなる。すなわち、θ1>θ2の
関係が成立する。
ポイントbでは、カムフォロワピン123と回転中心O
との距離はr2となり、r2とr1との間には、r2<r1
の関係が成立する。従って、イニシャルポイントbにお
けるカムフォロワ120のCW方向への傾動量はイニシ
ャルポイントaにおける傾動量よりも大きい。このた
め、サーマル印刷モードにおける記録ヘッド30のヘッ
ドアップ角度θ2は熱転写印刷モードにおけるヘッドア
ップ角度θ2よりも小さくなる。すなわち、θ1>θ2の
関係が成立する。
【0049】図5に示す状態からモータ140を駆動し
て、カムギヤ130をCCW方向に所定角度回転する
と、カム溝131に案内されてカムフォロワピン123
が図6に示す状態、すなわち図7(a)に示すカム線図
のヘッド圧ポイントdに移動する。そして、この時上記
同様にしてカムフォロワ120が鉛直ピン111を支点
にしてCW方向に所定量傾動するので、これに応じて記
録ヘッド30のヘッドダウン動作が行われる。図7
(b)に示すように、ヘッド圧ポイントdでは切換ギヤ
153とベルトプーリギヤ155とは噛合解除状態にあ
る。
て、カムギヤ130をCCW方向に所定角度回転する
と、カム溝131に案内されてカムフォロワピン123
が図6に示す状態、すなわち図7(a)に示すカム線図
のヘッド圧ポイントdに移動する。そして、この時上記
同様にしてカムフォロワ120が鉛直ピン111を支点
にしてCW方向に所定量傾動するので、これに応じて記
録ヘッド30のヘッドダウン動作が行われる。図7
(b)に示すように、ヘッド圧ポイントdでは切換ギヤ
153とベルトプーリギヤ155とは噛合解除状態にあ
る。
【0050】上記のように本発明のシリアル式サーマル
プリンタでは、上記従来例とは異なり、記録ヘッド30
にヘッドアップ・ダウン動作を行わせるカム機構がイニ
シャルポイントを2つ有し、サーマル印刷モードと熱転
写印刷モードにおいて相異なる2つのヘッドドアップ角
度θ1、θ2(θ1>θ2)を有するので、図8(a)、
(b)に示すように、サーマル印刷モードにおける記録
ヘッド30のヘッドアップ時間およびヘッドダウン時間
を熱転写印刷モード時よりも短縮できる。
プリンタでは、上記従来例とは異なり、記録ヘッド30
にヘッドアップ・ダウン動作を行わせるカム機構がイニ
シャルポイントを2つ有し、サーマル印刷モードと熱転
写印刷モードにおいて相異なる2つのヘッドドアップ角
度θ1、θ2(θ1>θ2)を有するので、図8(a)、
(b)に示すように、サーマル印刷モードにおける記録
ヘッド30のヘッドアップ時間およびヘッドダウン時間
を熱転写印刷モード時よりも短縮できる。
【0051】すなわち、図8(a)、(b)に示すよう
に、サーマル印刷モードにおいては、ヘッドアップ角度
θ2が小さい分、ヘッドアップ動作時間およびヘッドダ
ウン時間を熱転写印刷モードよりも速く行えるので、1
ライン分のデータを印刷するのに要するトータル時間を
熱転写印刷モードに比べてT時間だけ短縮できる。従っ
て、複数枚分のデータを連続して印刷する場合は、T×
(ライン数)×枚数分の時間を短縮できる。
に、サーマル印刷モードにおいては、ヘッドアップ角度
θ2が小さい分、ヘッドアップ動作時間およびヘッドダ
ウン時間を熱転写印刷モードよりも速く行えるので、1
ライン分のデータを印刷するのに要するトータル時間を
熱転写印刷モードに比べてT時間だけ短縮できる。従っ
て、複数枚分のデータを連続して印刷する場合は、T×
(ライン数)×枚数分の時間を短縮できる。
【0052】なお、リボンカセットのプリンタに対する
着脱は、プリンタが待機状態にある場合に行われるの
で、サーマル印刷モードによる印刷終了後の待機状態に
おいても、記録ヘッド30のヘッドアップ角度はθ1に
設定される。ここで、サーマル印刷モードにおける静電
気の発生量は熱転写印刷モードにおける発生量よりも小
さいので、記録ヘッド30のヘッドアップ動作が行われ
る度にアース接地を行わなくともよい。従って、サーマ
ル印刷モードにおけるヘッドアップ角度θ2を熱転写印
刷モードにおけるヘッドアップ角度θ1よりも小さくし
ても不具合を生じることはない。
着脱は、プリンタが待機状態にある場合に行われるの
で、サーマル印刷モードによる印刷終了後の待機状態に
おいても、記録ヘッド30のヘッドアップ角度はθ1に
設定される。ここで、サーマル印刷モードにおける静電
気の発生量は熱転写印刷モードにおける発生量よりも小
さいので、記録ヘッド30のヘッドアップ動作が行われ
る度にアース接地を行わなくともよい。従って、サーマ
ル印刷モードにおけるヘッドアップ角度θ2を熱転写印
刷モードにおけるヘッドアップ角度θ1よりも小さくし
ても不具合を生じることはない。
【0053】
【発明の効果】以上の本発明によれば、サーマル印刷モ
ードにおける記録ヘッドのヘッドアップ角度を、熱転写
印刷モードにおけるヘッドアップ角度よりも小さく設定
できるので、サーマル印刷モードにおいて記録ヘッドの
ヘッドアップ、ヘッドダウンに要する動作時間を上記従
来例よりも短縮できる。従って、本発明によれば、印刷
時間を格段に低減できるので、高速印刷が可能になった
画像形成装置を実現できる。
ードにおける記録ヘッドのヘッドアップ角度を、熱転写
印刷モードにおけるヘッドアップ角度よりも小さく設定
できるので、サーマル印刷モードにおいて記録ヘッドの
ヘッドアップ、ヘッドダウンに要する動作時間を上記従
来例よりも短縮できる。従って、本発明によれば、印刷
時間を格段に低減できるので、高速印刷が可能になった
画像形成装置を実現できる。
【図1】本発明シリアル式サーマルプリンタのシステム
構成を示す斜視図。
構成を示す斜視図。
【図2】キャリッジユニットの構成を示す側面図。
【図3】リボンを介した熱転写印刷モードにおける記録
ヘッドのヘッドアップ状態を示すキャリッジユニットの
平面図。
ヘッドのヘッドアップ状態を示すキャリッジユニットの
平面図。
【図4】リボンを介した熱転写印刷モードにおける記録
ヘッドのヘッドダウン状態を示すキャリッジユニットの
平面図。
ヘッドのヘッドダウン状態を示すキャリッジユニットの
平面図。
【図5】サーマル印刷モードにおける記録ヘッドのヘッ
ドアップ状態を示すキャリッジユニットの平面図。
ドアップ状態を示すキャリッジユニットの平面図。
【図6】サーマル印刷モードにおける記録ヘッドのヘッ
ドダウン状態を示すキャリッジユニットの平面図。
ドダウン状態を示すキャリッジユニットの平面図。
【図7】ヘッドアップ・ダウン用のカム機構のカム線図
とクラッチレバー切換用のカム機構のカム線図を対比し
て示す図面。
とクラッチレバー切換用のカム機構のカム線図を対比し
て示す図面。
【図8】熱転写印刷モード時における動作シーケンスと
サーマル印刷モード時における動作シーケンスとを対比
して示す図面。
サーマル印刷モード時における動作シーケンスとを対比
して示す図面。
【図9】キャリッジユニットの従来例を示す側面図。
【図10】図9に示されるキャリッジユニットにおける
記録ヘッドのヘッドアップ状態を示す平面図。
記録ヘッドのヘッドアップ状態を示す平面図。
【図11】図9に示されるキャリッジユニットにおける
記録ヘッドのヘッドダウン状態を示す平面図。
記録ヘッドのヘッドダウン状態を示す平面図。
【図12】従来のヘッドアップ・ダウン用のカムのカム
線図。
線図。
1 用紙 2 用紙送りローラ 3 キャリッジユニット 5 リボン 6 CPU 30 記録ヘッド 32 モータ 35 タイミングベルト 40 プラテン 62 リボン検知スイッチ 100 切換機構 110 ヘッド押え部材 111 鉛直ピン 113 スプリング 120 カムフォロワ 122 スプリング 123 カムフォロワピン 130 カムギヤ 131 カム溝 132 カム溝 140 モータ 150 クラッチレバー 151 係合凸部 152 リボン巻き取りギヤ 153 切換ギヤ 155 ベルトプーリギヤ 156 歯付きプーリ部 158 タイミングベルト θ1 熱転写印刷モードにおける記録ヘッドのヘッドア
ップ角度 θ2 サーマル印刷モードにおける記録ヘッドのヘッド
アップ角度
ップ角度 θ2 サーマル印刷モードにおける記録ヘッドのヘッド
アップ角度
Claims (1)
- 【請求項1】サーマル印刷モードとリボンを介した熱転
写印刷モードとが切換え可能であって、且つ、いずれの
モードが選択されたかを識別する識別手段を備えた画像
形成装置において、 プラテンに対向する記録ヘッドを、該プラテンに接する
ヘッドダウン位置と該プラテンから離反するヘッドアッ
プ位置とにわたって切換え、かつサーマル印刷モードに
おける記録ヘッドのヘッドアップ角度と熱転写印刷モー
ドにおけるヘッドアップ角度とが異なるように切換える
切換機構を有し、該切換機構が、サーマル印刷モードに
おける該記録ヘッドのヘッドアップ角度を設定する第1
のイニシャルポイントと、熱転写印刷モードにおけるヘ
ッドアップ角度を設定する第2のイニシャルポイントと
を備えたカムを含むカム機構で構成されている画像形成
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3279946A JP2661673B2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 画像形成装置 |
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JPH05116418A true JPH05116418A (ja) | 1993-05-14 |
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6295253A (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-01 | Canon Inc | 熱転写プリンタ |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP3279946A patent/JP2661673B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6295253A (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-01 | Canon Inc | 熱転写プリンタ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6744453B2 (en) | 2000-09-13 | 2004-06-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image recording apparatus and facsimile apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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