JPH0270452A - サーマルヘッド押付条件設定装置を有する熱転写式プリンタ - Google Patents

サーマルヘッド押付条件設定装置を有する熱転写式プリンタ

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JPH0270452A
JPH0270452A JP22143188A JP22143188A JPH0270452A JP H0270452 A JPH0270452 A JP H0270452A JP 22143188 A JP22143188 A JP 22143188A JP 22143188 A JP22143188 A JP 22143188A JP H0270452 A JPH0270452 A JP H0270452A
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thermal head
thermal
transfer
sheet
pressing
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JP22143188A
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English (en)
Inventor
Fumio Takahashi
文雄 高橋
Minoru Yamakuni
稔 山国
Hitoshi Nakagawa
中川 仁志
Kenichi Kawahara
河原 研一
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/304Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
    • B41J25/312Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print pressure adjustment mechanisms, e.g. pressure-on-the paper mechanisms

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  • Common Mechanisms (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は熱転写プリンタのサーマルヘッド押付条件設定
装置に関し、より具体的には被転写用紙の種類、即ち普
通の転写用紙であるか、OHP(オーバー・ヘッド・プ
ロジェクタ)用の透明シートがセットされていかによっ
て、サーマルヘッドの発熱体の発熱量を制御するのに加
え、サマルヘッドを保持するサーマルヘッドホルダーが
プラテン上の被転写用紙に押付けられる押付圧を強弱に
調整するか、または被転写用紙に押付けられる押付位置
を用紙の送り方向に自動的にずらして設定するかまたは
その両条件をともに設定する装置に関する。
[従来の技術1 第4閏は、従来の一般的な熱転写式プリンタの概略構成
を示す斜視図である1図において、1は熱転写フィルム
2が巻回された供給用ボビン、3は使用済みの熱転写フ
ィルム2を巻き取る巻取用ボビン、4は巻取用ボビン3
を回転駆動する巻取用モータである。また、5は被転写
用紙Pを矢印六方向に引き込み、また送り出す主スプロ
ケットビンフィードホイール(以下プラテンと呼ぶ)、
6は補助スプロケットビンフィードホイール(以下、補
助スプロケットと称す)である。
15は発熱素子が直線状に多数配列されて成るライン型
のサーマルヘッドであり、このサーマルヘッド15はプ
ラテン5の半径方向に近接または離去するよう移動可能
に支持されて、プラテン5が半径方向に付勢された場合
に、各発熱素子の部分によって、転写フィルム2と被転
写用紙Pとを重ね合わせた状態でプラテン5の外周面に
押圧されるようになっている。
そして、サーマルヘッド15が各発熱素子を所定のパタ
ーンで発熱させ、転写フィルム2に塗布されている熱溶
融性インクを任意のパターンで溶融し、被転写用紙Pに
転写し、これにより1行分の転写が行なわれる。
次いで、図示せぬ駆動モータの回転によりプラテン5が
矢印六方向に回転し、さらに、このプラテン5の回転が
プーリ9、ベルトlO1およびブーJllを介して補助
スプロケット6に伝達され、この補助スプロケットが矢
印B方向に回転しこれにより、被転写用紙Pが1行分送
られる。
これと同時に、巻取用モータ4によって巻取用ボビン3
が矢印六方向に回転駆動され、これにより、転写フィル
ムが1行分巻き取られる。
以下、同様にして1行分の転写と用紙送りとを交互に繰
り返し、第2行目以降の転写を行なう。
このような従来の熱転写式プリンタにおいて、印刷濃度
は操作パネル盤面に設けられた濃度設定スイッチを手動
操作することにより任意に設定できるようになっている
。この場合、印刷濃度は各発熱素子に対する通電時間ま
たは供給電流を大とすることにより各発熱素子の発熱量
を大とする程濃くなるようになっている。
上述の熱転写プリンタにおいて、被転写用紙Pとして、
普通紙がセットされる4合と、0HP(オーバー・ヘッ
ド・プロジェクタ)用の透明シートがセットされる場合
がある。
OHP用の透明シートに対する熱転写を行なう場合には
、普通紙に対して熱転写を行なう場合よりもサーマルヘ
ッド15の各発熱素子の発熱量を低く抑える必要がある
。その理由は、OHP用の透明シートは普通紙に比べる
と熱伝導が悪(、さらに1表面の平滑性が高いため、高
熱で熱転写を行なうと、にじみが生じたり、また転写フ
ィルムが熱により変形したりして良好な印字品質が得ら
れぬ場合がある。
そこで、OHP用の透明シートに熱転写を行なう場合に
従来の方式では、操作パネル面に設けられる濃度設定ス
イッチを薄い方に切り賛えることにより、サーマルヘッ
ド15の各発熱素子の発熱量を低く抑えていた。しかし
ながら、被転写用紙Pを普通紙から透明シートに、また
はその逆に変更する都度、手動により一々濃度設定スイ
ッチを操作するのは切替操作がきわめて煩雑であり、さ
らに、濃度の設定を誤るとミスプリントが生じてしまう
という問題があった。
そこで、サーマルヘッドの各発熱素子の発熱量を被転写
用紙の種類に応じて自動的に切り替え可能な熱転写式プ
リンタ(特願昭61−9405号、特開昭63−027
271号公報)が開発された。
この発熱量の自動切替装置は出願人の先行発明によるも
ので、要約すれば、転写フィルムを介してサーマルヘッ
ドを被転写用紙に押圧し、任意のパターンで発熱させる
ため前記転写リボンに塗布されている熱溶融性インクを
、前記被転写用紙に転写する際に、被転写用紙に光りを
当て、その反射光に基すいて前記被転写用紙が普通紙で
あるか透明シートであるかを検出する検出手段としての
反射型フォトセンサと、前記検出手段の検出結果に基ず
いて前記サーマルヘッドの各発熱素子の発熱量を切り替
える制御手段とを備えるものである。先行技術について
前項で説明したように、熱転写方式プリンタにより記録
する場合、普通紙の他にOHP用の透明シートを使用し
てプリントとする使用例が増加している。
第5図はこの先願発明による熱転写プリンタの機械的構
成を示す概略図であり、第4図の各部に対応する部分に
は同一の符号を付し、その説明を省略する。
この図中、20はプラテン5の近傍に設けられたフォト
センサであり、このフォトセンサ20はその投受光面2
0aをプラテン5に引き込まれる被転写用紙Pの表面、
即ち、これから熱転写が施される表面の方向へ向けた状
態で取り付けられている。
第6図はこ先願の発明の電気的構成を示すブロック図で
ある。
この図において、 11は印刷データが供給される入力
端子、12はインターフェイス回路、13はインターフ
ェイス回路12を介して供給される印刷データを読み込
むバッファメモリ、14は印刷料f卸回路である。この
印刷制御回路14はバッファメモリ13の書込/読出ア
ドレスを発生して同メモリ13へ出力し、サーマルヘッ
ド15へ各種信号を出力する。
■被転写用紙Pとして普通紙がセットされている場合 先ず、バッファメモリ13から読み出された印刷データ
DTは、順次シフトレジスタ16に読み込まれ、そして
、1行分の印刷データがシフトレジスタ16に読み込ま
れると、印刷制御回路14がラッチ信号LAを出力する
。これにより、シフトレジスタ16内に読み込まれた印
刷データがラッチ17に読み込まれ、次いでドライバ1
8へ出力される。
次に、印刷制御回路14がストローブパルス5TRIを
出力する。この場合、印刷制御回路14は反射型フォト
センサ20から“H”レベルの検出信号Sを受けており
、従って、基準パルス幅のストローブパルスSTR1を
出力する。そして、このストローブパルスSTRlが出
力されると、ナントゲートN1〜N4が能動状態となり
、ラッチ17の出力に基すいて各発熱素子S1〜S4が
上記基準パルス幅の時間内駆動される。
次に、印刷制御回路14は、ストローブパルス5TR2
,5TR3などを順次一定時間置きに出力し、これによ
り各発熱素子S5〜S8から、S9〜S12が上記基準
パルス幅の時間内、順次駆動され、こうして第1行目の
転写が行なわれる。
一方、シフトレジスタ16内の第1行目の印刷データが
ラッチ17に読み込まれた時点において、第2行目の印
刷データが逐次バッファメモリ13から出力され、シフ
トレジスタ16に読み込まれる。
そして、第1行目の印刷データが、シフトレジスタ16
に読み込まれると、再び、印刷制御回路14からラッチ
信号LAが出力される。以下、上述したのと同様な動作
により、第2行目の転写が行なわれ、更に、このような
転写動作が最終行まで繰り返される。
■被転写用紙PがOHP用の透明シートがセットされて
いる場合。
この場合、印刷制御回路14は反射型フォトセンサ20
から“L”レベルの検出信号Sを受けているので、基準
パルス幅よりも短い特定のパルス幅のストローブ信号5
TRI−3TR3を順次出力する。
そして、ストローブ信号5TRI −5TR3が順次出
力され、ナントゲートN1〜N4、N5〜N8およびN
9〜12の各組が順次能動状態となると、ラッチ17の
出力に基ずいて各発熱素子5L−34、S5〜S8およ
びS9〜512が、上記基準パルス幅よりも短い特定の
パルス幅の時間内各々駆動されその他の動作は前述の■
の動作と同様である。
このように、上述の一実施例においては、セットされて
いる被転写用紙Pが普通紙の場合、各発熱素子5l−5
12は基準パルス幅の時間だけ駆動される。また、OH
P用の透明シートの場合、各発熱素子81〜S12は基
準パルス幅よりも短い特定のパルス幅の時間だけ駆動さ
れる。
従って、各発熱素子51〜512の発熱量が被転写用紙
Pの種類に応じて自動的に切り賛えられ、被転写用紙P
の種類に応じ常に最適な熱転写が行なわれる。
尚、上述した一実施例において、各発熱素子51〜51
2に対する通電時間を変えることによって発熱量を切り
賛えるように構成してもよい。
[発明が解決しようとする課題] 前記の先行技術の項で述べたように、被転写用紙として
普通紙を使用する場合と、OHP用の透明シートを使用
する場合の用紙の種類の差に対しては、手動式の場合と
先願のフォトセンサを使用した自動式の場合とを含め、
プラテンに巻かれた被転写用紙にサーマルヘッドの押付
圧と押付位置を一定とし、発熱量のみを制御することに
より解決していた。
即ち、従来は普通用紙上の場合も、OHPシート上にプ
リントする場合も、被転写用紙の種類に応じてサーマル
ヘッドの発熱量を変更するように制御すれば、サーマル
ヘッドの被転写用紙に対する押付圧や押付位置は一定で
よいとされていた。
しかし、ユーザーでの0F(P用の透明フィルム(シー
ト)上にプリントするニーズが高まるのに伴って、普通
紙に対すると同様、OHPフィルムに対しても印字品質
の一層の向上が要求されるようになった。
前記の本願発明者による先願発明のように、フォトセン
サを使用しサーマルヘッドの発熱量を自動的に設定する
という技術思想に基く制御回路が開発され使用されたが
、押付圧と押付位置とは一定にすることを前提としてい
た。
印字品質の向上、特にOHPシート上にプリントするニ
ーズが増大するのに伴って、普通紙と共にOHPシート
に対しても同様な印字品質を保持すするための試験、研
究が行なわれ、その結果次のような事実が判明した。
(11多くの実験を行なった結果、普通用紙上へプリン
トする場合にはサーマルヘッドの押付圧がA4サイズで
4.2kg程度が鮮明な印字品質を得るために適切であ
るか、OHPフィルム上へプリントする場合は3kg程
度が適切であり、鮮明な印字品質を得る条件が異なるこ
とが判明した。
(2)被転写用紙とサーマルヘッドの相対的な位置関係
については最適なプリント品質が得られるサーマルヘッ
ド圧接時のプラテンに対する発熱体の位置が普通紙の場
合と0f(Pフィルムの場合では異なっている。
つまり、プラテンにサーマルヘッドを圧接したとき、サ
ーマルヘッド発熱体の位置が圧接点からのプラテン接線
方向に第2図のような位置にある時にそれぞれ最適なプ
リント品質が得られる。
上記fil と(2)による結果から普通紙に対する印
字品質をさらに一層向上させると共に、OHPに対して
も普通紙と同一水準にするには、サーマルヘッドの発熱
量を用紙の種類により変更するだけでは不十分で、発熱
量の制御に加えて、最適押付圧またはサーマルヘッドの
最適位置設定またはその両者の併用が必要なことが認め
られた。
しかし従来の熱転写プリンターでは、プラテン上の被転
写用紙に対する最適押付圧と、最適押付位置を普通紙と
OHPシートに応じ設定できる構造にはなっていなかっ
た。
[課題を解決するための手段] 本発明は、本出願人の先願に係るフォトセンサを利用し
たサーマルヘッドの発熱量自動制御手段を具備する熱転
写において、サーマルヘッドホルダにサーマルヘッドの
押付圧制御手段またはプラテンローラに対するサーマル
ヘッドの位置変更手段のいずれか一方、あるいはその両
者を付加するという比較的簡単な構成を採用することに
より、被転写用紙が普通紙であってもOHP透明シート
であっても印字品質が良好でしかも同等の印字が得られ
るようにして課題を解決したものである。
[作用1 つまり、押付圧を調整する機構としては、フォトセンサ
により被転写用紙の種別に最適の発熱量が設定されるの
に加えて、サーマルヘッドホルダに付設された押付圧設
定手段により、OHPシートの場合には押付圧を普通紙
よりも弱くし、またサーマルヘッド位置調整手段により
OHPシートの場合にはサーマルヘッドを普通紙の場合
の接触位置よりも用紙の送り方向の僅が先方に離すこと
により適正な印字が得られるようになる。
この押付圧設定手段と位置調整手段はそのいずれか一方
のみでなく両者を併用することも可能である。
[実施例1] 第1図(Alは、本発明中のサーマルヘッド押付圧調整
手段の好適実施例を示す概略平面図で、第1図fBlは
同じく側面図である。
プラテン5は硬度40°のクロロブレンゴムで構成され
、用紙とカラーインクリボン(共に図示せず)を挟んで
サーマルヘッド15が押付けられる。
サーマルヘッド15にはヘッドホルダ15゛が一体に結
合されて、支軸Aを中心に回動する。
ヘッドホルダ15°の片端には、サーマルヘッド15を
プラテンへ圧接するヘッド押付スプリング23が係合さ
れ、その−万端はヘッド押付コントロールレバー21上
のスタッドに係合し引張られる。
ヘッド押付コントロールレバー21は支軸Bに保持され
、それを軸として回動し、その端面にカム22が前記の
スプリング23により圧接されている。
このカム22はDCモータ24に連結されて、その回転
によりコントロールレバー21を回動させる。
またレバー21の位置を検出するための2個の光学セン
サー+8A、881が設けられている。
第5図のフォトセンサにより、セットされている被転写
用紙が普通紙であるかOHP透明シート(フィルム)で
あるかが検知され、用紙の種別に応じてサーマルヘッド
の適正発熱量が、第6図のブロック図の回路構成によっ
て決定される。
一方前記のフォトセンサからの情報に基いて、DCモー
タ24が駆動されOHPフィルムの場合はセンサー8A
がヘッド押付コントロールレバー21により遮られる位
置、即ちヘッド押付スプリング23によるヘッド押付力
が弱い位置にセットされる。
セットされている用紙が普通用紙の場合は、8Bのセン
サーがレバー15で遮られる位置、即ちヘッド押付力が
強い位置にセットされる。
ここではDCモータおよびセンサー8A、 8Bにてレ
バーのコントロールを行なっているが、他のモータでも
良いことは当然であり、ソレノイドによってレバー15
を直接コントロールしても良い。
またこの実施例では、ヘッドの押付切替えをスプリング
の引張り長さを変更するようにしたがその他の方法によ
り実施しても良い。
要は普通紙とOHPとでヘッド押付圧をコントロールす
ることが重要なポイントである。
第2図はサーマルヘッド圧接時において、プラテン5に
対するサーマルヘッド15の最適位置を示す概略側面図
である。
最適なプリント品質が得られるためのサーマルヘッド圧
接時のプラテンに対する発熱体の位置は、普通紙の場合
とOHPフィルムの場合で異なっている。
つまり、プラテンにサーマルヘッドを圧接したとき、サ
ーマルヘッド15の発熱体19の位置が圧接点からプラ
テン接線方向に図示のような位置にあるとき、普通紙の
場合とOHPフィルムの場合のそれぞれに、最適なプリ
ント品質が得られる。
つまり普通紙にプリントする場合は、サーマルヘッド発
熱体の位置は圧接点からの用紙の送り方向刃に、 L=O〜−0,1mm手前にある時が最適で、これに対
し、OHP透明シート(フィルム)の場合は圧接点から
送り方向の先方に、 L=+0.1〜0.3m+mの範囲内にある時が最適で
あることが判る。
[実施例2] 第3図fA)は本発明によるサーマルヘッドのプラテン
に対する圧接位置調節手段の構造を示す概略側面図で、
第3図(Bl は同じ(平面図で第3図tc+は本発明
によるサーマルヘッドのプラテンに対する圧接位置調節
機構の部分側面図である。
これらの図中でも、第1、第2図および従来の技術の説
明のための各図中の部材と同一の部材には同一参照符号
を用いて説明を進める。
サーマルヘッド15を保持するヘッドホルダ15を長手
方向への移動を可能に支持するビン38を、熱転写装置
野フレーム36に上下方向に長く明けられた長孔37に
摺動自在に保持して、ヘッドホルダ15’をプラテン5
の中心とサーマルヘッドの圧接点を結ぶ線に直角な方向
に案内すると共に、支持ビン38はばね41により押圧
されサーマルヘッド位置アジャストレバー32の外周面
に常時接触する。
位置調整レバー32は、支軸Cを回転軸とし前記の支持
ビンと接触する側と反対側の先端32′が、モータ35
によって駆動される駆動ギヤ42と噛み合うギヤ43に
よって回転されるカム33の外周に接触する。
カム33の外周にはカムの位置を検出し、被転写シート
がOHP透明シートか普通紙かによりヘッドホルダを上
下させる、34マイクロスイツチ34が設けられている
。 従って、カム33がモータ35によって回動される
と、サーマルヘッド位置アジャストレバー32のカムと
接触する側の反対側はカムの大径部と小径部の半径差に
比例する分だけ支軸Cを軸として首振運動を行ない、ヘ
ッドホルダ15の支軸38をフレームに開けられた長孔
37に添って案内する。
この支軸38は位置付勢バネ41によって常時ヘッドホ
ルダ15′ を図で下方に向って付勢している。
34はカム位置検出マイクロスイッチであり、被転写紙
が普通紙であるか、OHPであるかを反射型フォトセン
サ20が検知するとその情報によりモータ35がギヤ4
2.43を回転させカム33が被転写紙に対応する位置
になるよう始動または停止の信号を与えるためのもので
ある。
この実施例によるサーマルヘッド押付位置設定手段の作
動について説明する。
■装置にセットされた被転写紙が普通紙であるか、OH
P用フィルムであるかを反射型フォトセンサ20が検知
する。
■この検出結果により被転写紙が普通紙の場合は、カム
をモータ35によりカム位置検知スイッチが34がOF
Fとなる位置まで回転させる。
この時、アジャストレバー32がカム33の円周に沿っ
て回動しサーマルヘッド15を発熱体19がヘッド圧接
時にプラテンに接する位置に移動させる。
■被転写紙がOHP用フィルムの場合、カム33をモー
タ35によりカム位置検知スイッチが34がONとなる
位置まで回転させる。この時、アジャストレバー32が
カム33の円周に沿って回動し、サーマルヘッド15を
発熱体19がヘッド圧接時にプラテンに接する位置より
も、接線方向に被転写紙排出側へ0.2m■ずれた位置
に移動させる。
この装置の要旨は被転写紙が普通紙であるかOHP用フ
ィルムであるかにより、ヘッドのプラテンに対する位置
切替えることにあり、機構はソレノイド等の他の手段に
よってもよい、またプラテンの位置を移動させてもよい
[効果1 本発明は、出願人の先願発明である反射型フォトセンサ
を用いて被転写紙が普通紙であるか、またはOHP用の
透明シート(フィルム)であるかを検出し、その情報に
より、サーマルヘッドに設けられた発熱体による発熱量
を自動的に設定するための制御回路を利用し、さらにサ
ーマルヘッドをプラテン上に位置している被転写用紙に
押付ける押付圧または押付位置、あるいはその両条件を
最適に設定する機構である。しかもこれらの機構を達成
するための構成としては、サーマルヘッドホルダにカム
とカムを駆動するモータ、カム表面に接して回動するレ
バー、及びスプリングなどの簡単な機械的手段を付加す
るだけでよいので工作費も低額でしかも印字品質の向上
が顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図fAlは本発明のサーマルラド押付圧自動設定装
置の概略平面図、第1図[Blは同じく概略側面図、第
2図は被転写用紙が普通紙かOHPシートであるかによ
り最適押付位置が相違することを示す概略説明図、第3
図(Alは押付位置自動設定装置の実施例を示す側面図
、同図fB]は同じく平面図、同図fcl は第3図 
(Alのカム、アジャストレバー、サーマルヘッド部を
示す拡大側面図、第4図は従来の技術による熱転写プリ
ンタの概略構成を示す斜視図、第5図は出願人の先願発
明によるサーマルヘッドの発熱量自動設定装置の機械的
構成を示す概略図、第6図は同実施例の電気的構成を示
すブロック図である。 図面中の符号 2・カラーインクリボン、5 プラテン、ll:入力端
子、12:インターフェース、13:バッファメモリ、
14:印刷制御回路、15・サーマルヘッド、15゛:
サーマルヘッドホルダ19:発熱体、20:反射型)オ
ドセンサ、21、レバー、22:カム、 23:ヘッド押付はスプリング、24:モータ、32ニ
アジヤストレバー、33:カム、34・マイクロスイッ
チ、35:モータ、37:長孔、38ニガイドビン、4
1: ビン引張スプリング。 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、サーマルヘッドを転写フィルムを介して被転写シー
    トに押圧し、前記サーマルヘッドを任意のパターンで発
    熱させ前記転写フィルム上の熱溶融性インクを任意のパ
    ターンで溶融させ前記被転写シートに転写するに際し、
    前記被転写シートに投光された光の反射光から前記被転
    写シートが普通紙であるか透明シートであるかを検出し
    た検出結果に基ずき、前記サーマルヘッドの各発熱素子
    の発熱量を制御して印字品質を向上させる熱転写式プリ
    ンタにおいて、 前記検出結果に基ずき前記被転写シートが普通紙である
    か透明シートであるかに応じて、前記サーマルヘッドを
    転写フィルムを介して被転写シートに押圧する押圧力と
    、前記サーマルヘッドを被転写シートに押圧する押圧位
    置との少くとも一方を制御する手段を備えていることを
    特徴とする熱転写式プリンタ。 2、請求項1に記載の押圧条件設定手段を有する熱転写
    式プリンタにおいて、 前記押圧力を制御する手段が上下方向の中間位置にある
    第1の支軸を軸として前記プラテンに対し接近または離
    れる方向に揺動可能にされたサーマルヘッドホルダと、 その一方端が前記サーマルヘッドホルダの長手方向中央
    部の下端にスプリングを介して連結されて、長手方向中
    間で第2の支軸を軸として揺動可能にされたサーマルヘ
    ッド押圧力コントロールレバーと、 前記スプリングの弾性力により、前記サーマルヘッド押
    圧力コントロールレバーの前記第2の支軸に対し前記一
    方端と反対側縁面において、常時接触する制御カムと、 前記被転写シートが普通紙であるか透明シートであるか
    を検出した前記検出結果に基ずき駆動されたカムにより
    前記押圧力コントロールレバーが揺動された際、その揺
    動が被転写シートの種別に対応した位置に達するまで揺
    動を継続させるための検出センサーと、 を備えて成る熱転写式プリンタ。 3、請求項1に記載の押圧条件設定手段を有する熱転写
    式プリンタにおいて、 前記押圧位置を制御する手段は、 前記サーマルヘッドを左右両側において支承する第1の
    支軸と、これら支軸を揺動軸としてサーマルヘッドをプ
    ラテンに圧接する第1のスプリングと、これら支軸を常
    時下方に向けて弾性的に付勢する第2のスプリングとを
    有するサーマルヘッドホルダと、 前記サーマルヘッドホルダとは別個に設けられた部材に
    明けられ、前記第1の支軸を前記プラテンの中心とサー
    マルヘッド圧接点を結ぶ線に対し直角方向に案内する長
    孔と、 前記第2のスプリングに弾性的に付勢された前記第1の
    支軸にその上側縁において常時接触し、第2の支軸を揺
    動軸として揺動可能に装着されたヘッドホルダ位置調整
    レバーと、モータにより駆動されて前記位置調整レバー
    の前記第1の支軸と接触する側と反対側において接触す
    るカムと、 このカムのカム面の位置を検知するカム位置検知スイッ
    チと、 を有し、前記被転写シートが普通紙であるか透明シート
    であるかを検出した検出結果に基ずき、前記カムを駆動
    して第1の支軸を移動させ、前記プラテンとサーマルヘ
    ッドの圧接点が前記プラテンの中心とサーマルヘッド圧
    接点を結ぶ線に対し直角方向に、検出結果に対応する距
    離に位置するようにすることを特徴とする熱転写式プリ
    ンタ。
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