JPH0511573U - ダイレクトコンバージヨン受信機 - Google Patents

ダイレクトコンバージヨン受信機

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JPH0511573U
JPH0511573U JP5542091U JP5542091U JPH0511573U JP H0511573 U JPH0511573 U JP H0511573U JP 5542091 U JP5542091 U JP 5542091U JP 5542091 U JP5542091 U JP 5542091U JP H0511573 U JPH0511573 U JP H0511573U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
signal
local
local oscillator
beat
Prior art date
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Pending
Application number
JP5542091U
Other languages
English (en)
Inventor
英紀 石栗
芳昭 柏木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP5542091U priority Critical patent/JPH0511573U/ja
Publication of JPH0511573U publication Critical patent/JPH0511573U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローカル周波数を受信周波数に一致させ高い
受信感度を実現する。 【構成】 ダイレクトコンバージョン受信機のミキサ1
2の出力からビート成分を検出し、このビート成分に応
じてローカル発振器14の発振周波数を調整する。ビー
ト成分の検出はビート検出回路22が行い、ローカル発
振器14の制御はローカル制御回路24が行う。簡単な
構成でローカル発振器14の発振周波数を受信周波数に
一致させることができ、高受信感度、高復調波品質が実
現されることとなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ポケットベル、移動無線電話機等に採用されるダイレクトコンバー ジョン受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ダイレクトコンバージョン受信機が知られている。ダイレクトコン バージョン受信機は、受信信号を直接受信周波数で直接周波数変換し、中間周波 数段を介さないで復調信号を得る方式の受信機である。このような受信機は、例 えばポケットベル、移動無線電話機等の受信部に採用されている。
【0003】 図2には、一従来例に係るダイレクトコンバージョン受信機の構成が示されて いる。この図に示されるように、ダイレクトコンバージョン受信機は、アンテナ 10、ミキサ12、ローカル発振器14を備えている。すなわち、アンテナ10 により受信された受信波は、ミキサ12に受信信号として供給され、ローカル発 振器14の出力であるローカル信号と混合される。先に述べたように、ダイレク トコンバージョン受信機ではローカル発振器14の発振周波数は受信周波数と同 一に設定されており、受信信号は、ミキサ12においてこのローカル信号と混合 されることにより、直接に周波数変調波や位相変調波から復調信号に変わる。
【0004】 さらに、この図の受信機はフィルタ16、増幅器18及びスピーカ20を備え ている。フィルタ16は、ミキサ12から出力される復調信号から不要な周波数 成分を除去するためのバンドパスフィルタであり、その出力は増幅器18により 増幅される。増幅して得られた信号は、スピーカ20を鳴音させる。
【0005】 このように、従来においては、周波数変調、位相変調等が施された受信信号が 直接復調信号に変換されるダイレクトコンバージョン受信機が知られていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成を有するダイレクトコンバージョン受信機にお いては、受信周波数とローカル周波数とが正確に一致しない場合、その差周波数 を有する成分が復調信号に現れてしまい、正確な復調ができず、結果として所望 の高受信感度が得られ難いという問題点があった。
【0007】 本考案は、このような問題点に鑑みなされたものであり、受信周波数とローカ ル周波数を常に正確に一致させることが可能であり、従って所望の高受信感度が 得られるダイレクトコンバージョン受信機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案は、復調信号に含まれ受信信号とロ ーカル信号の周波数差により生じるビート成分を検出するビート検出回路と、検 出されるビート成分の周波数に応じてローカル発振器の発振周波数を制御するロ ーカル制御回路と、を備え、受信信号とローカル信号の周波数が一致するようロ ーカル発振器の発振周波数を制御することを特徴とする。
【0009】
【作用】
本考案においては、受信信号の周波数とローカル信号の周波数とに差が生じて いた場合、その差によって生ずるビート成分がビート検出回路によって検出され る。ビート検出回路によってビート成分が検出された場合、その周波数に応じて ローカル発振器の発振周波数がローカル制御回路により制御される。すると、ロ ーカル発振器の発振周波数は所定の受信周波数に一致することとなり、この結果 、復調信号にビート成分が含まれることがなくなる。すなわち、正確な復調が行 われ、所望の高受信感度が得られることとなる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例について図面に基づき説明する。なお、図2に示 される従来例と同様の構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0011】 図1には、本考案の一実施例に係るダイレクトコンバージョン受信機の構成が 示されている。この図に示されるように、本実施例においては、ミキサ12の出 力を取り込みビート成分を検出するビート検出回路22と、ビート検出回路22 の出力に応じローカル発振器14を制御するローカル制御回路24と、が設けら れている。すなわち、ミキサ12、ビート検出回路22、ローカル制御回路24 及びローカル発振器14はループを構成しており、このループによりローカル発 振器14の周波数が自動制御されることとなる。
【0012】 この実施例の動作についてより詳細に説明すると次のようになる。まず、アン テナ10により受信された受信波は受信信号としてミキサ12に供給される。ミ キサ12においては、この受信信号と、ローカル発振器14から出力されるロー カル信号と、が混合され、この混合により得られる復調信号がフィルタ16、増 幅器18を介してスピーカ20を鳴音させる。この動作において、ローカル発振 器14の発振周波数が所定の受信周波数からずれていた場合、ミキサ12の出力 にはビート成分が現れる。ビート成分は、受信信号とローカル信号の差の周波数 を有する成分である。例えば、ローカル信号が受信信号に対し−1kHzの偏差 を有している場合、ミキサ12の出力は常に+1kHzのオフセットをもって現 れる。すなわち、復調信号には1kHzの正弦波が含まれる。
【0013】 ビート検出回路22は、正弦波のみに反応する一種の低周波カウンタ回路であ り、ミキサ12から出力される復調信号を長時間(例えば5秒)を区間として監 視し、例えば1kHzの正弦波が検出された場合にこの周波数に対応する制御信 号をローカル制御回路24に供給する。ここに、ビート信号の周波数はせいぜい 数kHzであるので、ビート検出回路22は高安定度である必要はない。
【0014】 ローカル制御回路24は、ビート検出回路22からの制御信号をローカル発振 器14の周波数調整用信号に変換する。これにより、ローカル発信器14の発振 周波数が1kHz分補正され、受信信号の周波数とローカル信号の周波数が一致 する。
【0015】 ここに、ビート検出回路22において復調信号のオフセットが+であるか−で あるかを判別しがたいという問題も生じうる。しかし、この場合には、ローカル 制御回路24が+または−のいずれかの方向に変化するようローカル発振器14 の発振周波数を制御すれば良い。この結果ミキサ12の出力に現れるビート周波 数が増加方向に変動した場合には逆向きにローカル発振器14の発振周波数を制 御する。このようにすると、一旦ビート周波数が増えることはあるものの、最終 的には復調信号にビート成分が含まれなくなり、本発明の効果が確保されること となる。
【0016】 なお、この実施例は、周波数変調波を受信する場合のみならず、位相変調によ るデジタル信号波を受信する場合にも適用可能である。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ビート成分を検出しこれに応じてロー カル発振器の発振周波数を制御するようにしたため、比較的簡単な回路構成によ りローカル信号の周波数を受信周波数と正確に一致させることができ、所望の高 受信感度、高い復調波品質が得られることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るダイレクトコンバージ
ョン受信機の構成を示すブロック図である。
【図2】一従来例に係るダイレクトコンバージョン受信
機の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
12 ミキサ 14 ローカル発振器 22 ビート検出回路 24 ローカル制御回路

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 所定の受信周波数に発振周波数が設定さ
    れ、これをローカル信号として出力するローカル発振器
    と、受信信号とローカル信号を混合し復調信号として出
    力するミキサと、を備え、受信信号を受信周波数のロー
    カル信号と混合して直接に復調信号に変換するダイレク
    トコンバージョン受信機において、 復調信号に含まれ、受信信号とローカル信号の周波数差
    により生じるビート成分を検出するビート検出回路と、 検出されるビート成分の周波数に応じてローカル発振器
    の発振周波数を制御するローカル制御回路と、 を備え、 受信信号とローカル信号の周波数が一致するようローカ
    ル発振器の発振周波数を制御することを特徴とするダイ
    レクトコンバージョン受信機。
JP5542091U 1991-07-17 1991-07-17 ダイレクトコンバージヨン受信機 Pending JPH0511573U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5297142U (ja) * 1975-07-29 1977-07-21
JPS5767788U (ja) * 1980-10-13 1982-04-23
EP0788972A1 (en) 1996-01-30 1997-08-13 Ricoh Company, Ltd Method and apparatus for heat activating a thermosensitive adhesive label
WO2024100787A1 (ja) * 2022-11-09 2024-05-16 日本電信電話株式会社 無線通信トランシーバ

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