JP2885711B2 - Sn比検出装置 - Google Patents

Sn比検出装置

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JP2885711B2 JP8214710A JP21471096A JP2885711B2 JP 2885711 B2 JP2885711 B2 JP 2885711B2 JP 8214710 A JP8214710 A JP 8214710A JP 21471096 A JP21471096 A JP 21471096A JP 2885711 B2 JP2885711 B2 JP 2885711B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はFM信号の受信機等
に設けられ、復調信号からSN比情報を検出するSN比
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のSN比検出装置では、FM信号の
受信機に設けられた中間波増幅器から出力される中間波
増幅信号を検波してSN比を検出していたり、スケルチ
用雑音増幅器の出力からSN比を検出するようにしてい
た。上記中間波増幅信号を検波してSN比を検出する装
置は、例えば特開昭58−14064号公報に開示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来は通信
に実際に使用する復調出力から直接SN比を検出せず、
上述したように中間波増幅器から出力される中間波増幅
信号、又はスケルチ用雑音増幅器から出力されるスケル
チ用の雑音量から間接的にSN比を推測していた。従っ
て、従来では外来雑音によりSN比が悪化した場合であ
っても、逆に良いSN比であると判断したり、信号に含
まれる高調波成分が原因でSN比に関する情報が悪化し
てしまい、正確なSN比が検出できないという問題があ
った。また、上述したように、中間波増幅器から出力さ
れる中間波増幅信号から間接的にSN比を推測している
ため、復調信号の変調変化に応じた実効的なSN比も観
測できないという問題があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、復調信号から直接的に高精度なSN比情報を検出
することができるSN比検出装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、高周波信号が入力され、局
部発振周波数が該高周波信号の周波数に対して中間周波
数分だけ高く設定された第1のスーパーヘテロダイン受
信機と、前記高周波信号が入力され、局部発振周波数が
該高周波信号の周波数に対して中間周波数分だけ低く設
定された第2のスーパーヘテロダイン受信機と、前記第
1及び第2のスーパーヘテロダイン受信機から出力され
る復調信号を合波してSN比情報を検出するSN比情報
検出手段とを具備することを特徴とする。請求項2記載
の発明は、請求項1記載のSN比検出装置において、前
記第1のスーパーヘテロダイン受信機から出力される復
調信号の極性を反転する反転部と、前記反転部から出力
される反転信号と、前記第2のスーパーヘテロダイン受
信機から出力される復調信号とを合波する合波部とを具
備することを特徴とする。請求項3記載の発明は、請求
項2記載のSN比検出装置において、前記合波部から出
力される合波信号を検波して検波信号を出力する検波手
段と、前記検波信号と前記SN比情報検出手段において
検出されたSN比情報とを比較する比較部とを具備する
ことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態によるSN比検出装置について説明する。図1
は本発明の一実施形態によるSN比検出装置の構成を示
すブロック図である。本発明の一実施形態によるSNに
検出装置は、図1に示されるようにスーパーヘテロダイ
ン受信機10a,10bを並列に接続した点が最大のポ
イントである。
【0007】図1において、12は空中線によって受信
した高周波信号が入力される入力端である。14は入力
端12から入力される高周波信号を1:1に分配する分
配器である。この分配器14の出力はそれぞれスーパー
ヘテロダイン受信機10a,10bに入力される。この
スーパーヘテロダイン受信機10a,10bはそれぞ
れ、高周波増幅部16a,16b、局部発信部18a,
18b、混合部20a,20b、中間周波濾波部22
a,22b、中間増幅部24a,24b、及び復調部2
6a,26bからなる。
【0008】上記高周波増幅部16a,16bは分配器
14から出力される高周波信号を増幅する。局部発信部
18a,18bは上記高周波信号の周波数に対して後述
する中間周波数分高い周波数及び中間周波数分低い局部
発振周波数で発振するよう設定されている。つまり、上
記高周波信号の周波数をf1、後述する中間周波数を
3、上記局部発振周波数をf2とした場合、これらの周
波数の間には、f2=f1±f3という関係式が成り立っ
ており、局部発振部18aの局部発振周波数がf1+f3
で示される周波数に設定され、局部発振部18bの局部
発振周波数がf1−f3で示される周波数に設定される。
【0009】上記混合部20a,20bは高周波増幅部
16a,16bの出力信号と局部発振部18a,18b
から出力される信号とをそれぞれ混合し、周波数がf3
であるの中間周波信号に変換する。中間周波濾波部22
a,22bは混合部20a,20bぞれぞれから出力さ
れる中間周波信号の内、所定の周波数成分のみを選択し
て通過させる。中間増幅部24a,24bは中間周波濾
波部22a,22bを通過した周波数成分を増幅する。
復調部26a,26bは中間増幅部24a,24bから
出力される信号を復調して復調信号dm1,dm2をそ
れぞれ出力する。
【0010】28は合波部であり、復調部26aから出
力される復調信号dm1と復調部26bから出力される
復調信号dm2とを合波して合波信号CW1を出力す
る。30は合波部28から出力される合波信号CW1を
検波してSN比情報SNiを出力する。また、32は復
調部26aから出力される復調信号dm1の極性を反転
して反転信号ISを出力する反転部である。34は反転
部32から出力される反転信号ISと上述した復調部2
6bから出力される復調信号dm2とを合波して合波信
号CW2を出力する合波部である。36は合波信号CW
2を出力する出力端である。
【0011】38は合波部34から出力された合波信号
CW2を検波して検波信号detを出力する検出部であ
り、40はこの検波信号detと検出部30から出力さ
れるSN比情報SNiとを比較する比較部である。この
比較部40における比較結果は比較信号Ciとして出力
される。
【0012】次に、本発明の一実施形態によるSN比検
出装置の動作を図2〜図4を参照して説明する。図2は
復調信号dm1,dm2及び合波信号CW1の関係を示
す図であり、図3は反転信号IS、復調信号dm2、及
び合波信号CW2の関係を示す図である。また、図4は
SN比情報SNi、検出信号det、及び比較信号Ci
の関係を示す図である。
【0013】入力端12から入力された高周波信号は、
分配器14において、1:1に分配され、高周波増幅部
16a,16bそれぞれに入力され、所定の増幅率で増
幅された後、混合部20a,20bにおいて、局部発信
部18a,18bから出力される発振信号と混合され
る。混合された信号はぞれぞれ、中間周波濾波部22
a,22bにおいて所定の周波数成分のみが選択され、
この選択された周波数成分は中間増幅部24a,24b
においてぞれぞれ所定の増幅率で増幅された後、復調部
26a,26bにおいて復調されて、各々から復調信号
dm1,dm2が出力される。尚、以下の説明において
は、復調信号dm1に含まれる信号成分及び雑音成分を
それぞれS及びN1と表し、復調信号dm2に含まれる
信号成分及び雑音成分をそれぞれS及びN2と表す。
【0014】上記局部発振部18a,18bの局部発振
周波数は上述したように、高周波信号の周波数に対して
中間周波数分だけ高い周波数及び中間周波数分だけ低い
周波数であるので、高周波信号が周波数変調されている
場合には、図2に示されたように、復調信号dm1(S
+N1)と復調信号dm2(S+N2)とが互いに18
0゜反転した関係となる。
【0015】上記復調信号dm1(S+N1),dm2
(S+N2)は合波部28において合波され、信号成分
(S)が抑圧されて雑音成分(N1+N2)のみが合波
信号CW1(図2参照)として合波部28から出力され
る。この合波信号CW1(N1+N2)が検出部30に
よって検波されると、SN比に比例したSN比情報SN
iが得られる。このSN比情報SNiは信号の変調度に
関わらず、入力端12から入力される高周波信号の強度
により変化する雑音成分となる。
【0016】また、復調信号dm1は反転部32におい
て極性が反転されて反転信号ISとして合波部34へ入
力され、上記復調信号dm2も合波部34へ入力され
る。これら反転信号IS及び復調信号dm2は合波部3
4において合波される。合波されるとき、各々の信号の
信号成分(S)は6dB増加し、雑音成分(N1,N
2)は合成されても3dB増にとどまる(図3参照)。
従って、入力端12から入力される高周波信号が分配器
14において2分配されたときに低下した分配損失3d
Bがあるため、総合的には受信感度は変化しない。合波
部34から出力された合波信号CW2は出力端36から
出力される。
【0017】さらに、上記合波信号CW2を検出部38
において検波して検波信号detを得、この検波信号d
etとSN比情報SNiとを比較部40において比較す
ると比較信号Ciが得られる(図4参照)。この比較信
号Ciは、検出信号detをSN比情報SNiで割って
得られる。このようにして、合成部34から出力される
合波信号CW2を検出部38で検波した検波信号det
と、検出部30から出力されるSN比情報SNiとをそ
れぞれ比較部40で比較することによって復調信号の変
調度に応じた実効SN比情報も観測できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、第1及び第2のスーパーヘテロダイン受信
機の局部発振周波数それぞれを、入力される高周波信号
の周波数に対して中間周波数分だけ高く及び低く設定
し、復調信号の極性を180゜反転させ、この復調出力
から直接SN比情報を検出しているため、外来雑音や変
調波に含まれる高調波による誤差が生じず、精度が高い
SN比情報が得られるという効果がある。請求項2記載
の発明によれば、第1のスーパーヘテロダイン受信機か
ら出力される復調信号の極性を反転させて第2のスーパ
ーヘテロダイン受信機から出力される復調信号と合波す
るようにしているので、復調信号に含まれる信号成分が
効率良く合波されるため、受信感度がよいという効果が
ある。請求項3記載の発明によれば、合波部から出力さ
れる合波信号を検波した検波信号とSN比情報とを比較
部によって比較するようにしているので、変調度が変化
した場合でも精度良くSN比情報を得ることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるSN比検出装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】 復調信号dm1,dm2及び合波信号CW1
の関係を示す図である。
【図3】 反転信号IS、復調信号dm2、及び合波信
号CW2の関係を示す図である。
【図4】 SN比情報SNi、検出信号det、及び比
較信号Ciの関係を示す図である。
【符号の説明】
10a スーパーヘテロダイン受信機(第1のスーパー
ヘテロダイン受信機) 10b スーパーヘテロダイン受信機(第2のスーパー
ヘテロダイン受信機) 28 合波部(SN比情報検出手段) 30 検出部(SN比情報検出手段) 32 反転部 34 合波部 38 検出部(検波手段) 40 比較部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01R 29/26 H04B 1/26 H04B 17/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波信号が入力され、局部発振周波数
    が該高周波信号の周波数に対して中間周波数分だけ高く
    設定された第1のスーパーヘテロダイン受信機と、 前記高周波信号が入力され、局部発振周波数が該高周波
    信号の周波数に対して中間周波数分だけ低く設定された
    第2のスーパーヘテロダイン受信機と、 前記第1及び第2のスーパーヘテロダイン受信機から出
    力される復調信号を合波してSN比情報を検出するSN
    比情報検出手段とを具備することを特徴とするSN比検
    出装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のスーパーヘテロダイン受信機
    から出力される復調信号の極性を反転する反転部と、 前記反転部から出力される反転信号と、前記第2のスー
    パーヘテロダイン受信機から出力される復調信号とを合
    波する合波部とを具備することを特徴とする請求項1記
    載のSN比検出装置。
  3. 【請求項3】 前記合波部から出力される合波信号を検
    波して検波信号を出力する検波手段と、 前記検波信号と前記SN比情報検出手段において検出さ
    れたSN比情報とを比較する比較部とを具備することを
    特徴とする請求項2記載のSN比検出装置。
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