JP2786248B2 - スケルチ装置 - Google Patents

スケルチ装置

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JP2786248B2
JP2786248B2 JP12444689A JP12444689A JP2786248B2 JP 2786248 B2 JP2786248 B2 JP 2786248B2 JP 12444689 A JP12444689 A JP 12444689A JP 12444689 A JP12444689 A JP 12444689A JP 2786248 B2 JP2786248 B2 JP 2786248B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はスケルチ装置に関するものである。
[発明の概要] 本発明は、複数の異なる変調周波数の歪率を検出し、
検出された歪率と予め定めた歪率とを比較し、比較した
結果、検出された全歪率が予め定めた歪率より大きい場
合、信号を断とすることにより、誤動作を防止するとと
もに混信を検知するようにしたものである。
[従来の技術] 現在、無線回線の多くは、複数のルートを設定し、現
用のルートに異常が発生した場合には、他のルートに切
り換えを行なうようになっている。
このような異常を検知して、受信機内で信号を断とす
るスケルチ装置には、従来、受信信号のレベル低下を検
知して動作するキャリアスケルチと、受信信号を復調し
た信号の伝送帯域外に所定周波数における雑音レベルを
検知して動作するノイズスケルチとがあった。
また、妨害波の検知には、例えば、特公昭63−2175号
公報に示すように、受信信号を包絡線検波し、このレベ
ル変動で検知する方法があった。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、無線受信機に入力フィルタで除去でき
ない妨害波が混入した場合、キャリアスケルチでは、受
信レベルが大幅に変動する妨害波が混入しない限り、混
信を検知できないという問題点があった。
また、ノイズスケルチは復調信号の使用帯域外にある
1周波数の雑音レベルを検知するようになっているの
で、無線受信機に入力フィルタで除去できない妨害波が
混入した場合、実際の使用帯域内で混信を検知できない
という問題点があった。
さらに、特公昭63−2175号公報に開示された混信検知
方式では、受信レベルの変動に基づき検知するようにな
っているので、電波伝搬路の影響によるフェージング、
シンチレーション、降雨等で発生する受信信号レベルの
変動により誤動作し、変調方式が異なった場合、適用で
きず、また、複数の妨害波が混入した場合、誤動作する
という問題点があった。
本発明の目的は、上記のような問題点を解決し、誤動
作の防止ならびにこれまで困難であった混信の検知を可
能とするスケルチ装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するため、本発明は、複数の異
なる変調周波数の歪率を検出する歪率検出手段と、該検
出手段により検出された歪率と予め定めた歪率とを比較
する比較手段と、該比較手段により比較した結果、前記
検出手段により検出された全歪率が同時に予め定めた歪
率より大きい場合、信号を断とする信号遮断手段とを備
えたことを特徴とする。
[作 用] 本発明では、複数の異なる変調周波数の歪率を歪率検
出手段により検出し、検出手段により検出された歪率と
予め定めた歪率とを比較手段により比較し、比較手段に
より比較した結果、検出手段により検出された全歪率が
同時に予め定めた歪率より大きい場合、信号遮断手段に
より信号を断とする。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す。これはラジオ固定
回線用のFM受信機に適用した例である。
図において、1は入力フィルタである。2は分配器
で、入力フィルタ1を通過した受信信号を2分配するも
のである。2分配された受信信号の一方は、受信装置に
入力される。3は復調回路で、分配器2により分配され
た受信信号の他方を復調するものである。4はバンドパ
スフィルタ(BPF)で、復調された信号から400Hzの信号
成分を抜き取るものである。5はBPFで、復調された信
号から1KHzの信号成分を抜り取るものである。6はBPF
で、復調された信号から5KHzの信号成分を抜き取るもの
である。7はBPFで、復調された信号から10KHzの信号成
分を抜き取るものである。8は遅延回路で、BPF4からの
400Hzの信号を遅延させるものである。9は遅延回路
で、BPF5からの1KHzの信号を遅延させるものである。10
は遅延回路で、BPF6からの5KHzの信号を遅延させるもの
である。11は遅延回路で、BPF7からの10KHzの信号を遅
延させるものである。12は歪増幅回路で、400Hzの高調
波信号を増幅するものである。13は歪増幅回路で、1kHz
の高調波信号を増幅するものである。12は歪増幅回路
で、5kHzの高調波信号を増幅するものである。12は歪増
幅回路で、10kHzの高調波信号を増幅するものである。1
6はA/D変換回路で、遅延回路8〜11、歪増幅回路12〜15
からのアナログ信号をディジタル信号に変換するもので
ある。17は比較手段としての判定回路で、伝送された各
周波数における歪率を、各検出周波数において、BPF4〜
7と遅延回路8〜11を通過した信号のレベルを基準と
し、歪増幅回路12〜15によって増幅した各高調波信号の
レベルとの比より求め、予め設定した歪率と比較するも
のである。18は信号遮断手段としてのリレーで、判定回
路17により比較した結果、伝送された全周波数の歪率が
同時にこの設定した歪率を越えた場合、信号を断とする
ものである。
BPF4〜7、遅延回路8〜11、歪増幅回路12〜15、A/D
変換回路16および判定回路17により歪率検出手段が構成
されている。
第2図は、400Hz,1KHz,5KHz,10KHzの各周波数でFM変
調し、無変調の妨害波キャリア周波数を希望波キャリア
周波数に対して1KHz,10KHz,1MHzだけずらし、各々希望
波信号レベル対妨害波信号レベル比を変えて混入した場
合の復調出力における歪率を示す。
第2図から、妨害波が混入した場合の歪率は、変調周
波数にほとんど無関係に劣化していることが分かる。
本実施例のスケルチ装置は、伝送されている全周波数
で歪率が劣化した場合、妨害波による混信を検知して、
信号を断とするようにしたので、妨害波による混信を防
止することができる。
なお、検知する周波数の数を増加させる、または従来
の受信信号レベルの変動を検知する方式と併用すること
により、精度はより向上する。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、複数の異なる
変調周波数の歪率を検出し、検出された歪率と予め定め
た歪率とを比較し、比較した結果、検出された全歪率が
予め定めた歪率より大きい場合、信号を断とするように
したので、誤動作を防止するとともにこれまで困難であ
った混信を検知することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例のスケル装置を示すブロック
図、 第2図は妨害波による歪率劣化の測定結果を示す図であ
る。 1……入力フィルタ、 2……分配器、 3……復調回路、 4〜7……バンドパスフィルタ、 8〜11……遅延回路、 12〜15……歪増幅回路、 16……A/D変換回路、 17……判定回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の異なる変調周波数の歪率を検出する
    歪率検出手段と、 該検出手段により検出された歪率と予め定めた歪率とを
    比較する比較手段と、 該比較手段により比較した結果、前記検出手段により検
    出された全歪率が同時に予め定めた歪率より大きい場
    合、信号を断とする信号遮断手段と を備えたことを特徴とするスケルチ装置。
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