JPH06232831A - 多重無線受信装置 - Google Patents

多重無線受信装置

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Publication number
JPH06232831A
JPH06232831A JP1433393A JP1433393A JPH06232831A JP H06232831 A JPH06232831 A JP H06232831A JP 1433393 A JP1433393 A JP 1433393A JP 1433393 A JP1433393 A JP 1433393A JP H06232831 A JPH06232831 A JP H06232831A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
band
output
agc
bpf
Prior art date
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Pending
Application number
JP1433393A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Sato
健一 佐藤
Tomio Ueda
富雄 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP1433393A priority Critical patent/JPH06232831A/ja
Publication of JPH06232831A publication Critical patent/JPH06232831A/ja
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 多重変調された受信信号の占有帯域に無関係
に共通化され、 AGC増幅にも支障を来さない多重無線受
信装置を提供する。 【構成】 無線受信盤(10)が受信し AGC増幅(14)したIF
出力の従来の帯域フィルタ(BPF) を、所定帯域の全
部を通過させる広帯域の帯域フィルタ(BPF1 1)と、中心
付近のみを通過させる狭帯域の帯域フィルタ(BPF2 2)と
に分け、狭帯域フィルタを AGC増幅した出力の分岐路に
設け、検波(15)出力をAGC 信号として AGC増幅器に加え
て一定レベルのIF信号を出力し、広帯域フィルタを復調
盤( 20)の復調器(DEM) の前段に設け、無線受信盤の出
力のIF信号を復調し所定帯域のベースバンド信号を出力
するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重無線通信装置の受
信系に係り、特に相手の無線送信装置からの多重変調さ
れた無線信号を受信し中間周波数のIF信号に周波数変換
し AGC増幅して一定レベルのIF信号を出力する無線受信
盤と、其の出力レベルが一定のIF信号を復調し所定帯域
の多重化ベースバンド信号を出力する復調盤とが、互に
分離されている多重無線受信装置に関する。
【0002】この様な多重無線受信装置としては、少な
くとも其の無線受信盤は、使用される回路部品が受信信
号の受信帯域に無関係となる様に共通化されて、其れに
より各種のコストが低減される事が求められている。
【0003】
【従来の技術】従来の一般的な多重無線受信装置は、図
2の構成図に示す如く、無線増幅器11, 周波数変換器1
2, 局部発振器13, AGC 増幅器14, 帯域フィルタBPF ,
AGC 用の検波器15, 位相等化器16からなる無線受信盤1
0と、その出力のIF信号を復調する復調器DEM を有する
復調盤20とで構成されている。そして、無線受信盤10
は、相手の無線送信装置から伝送される多重化されたベ
ースバンド信号の占有帯域(伝送容量) 毎に AGC増幅器1
4の出力の受信帯域を定める帯域フィルタBPF が別々
に設計されていて、その伝送容量が変ると、其の都度、
無線受信盤10の前記の帯域フィルタBPF を、其の伝送
容量に合った帯域幅のものに交換していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
方法では、受信帯域を定めるBPF を取り替える為に、
BPF 以外の回路は既に共通化されている無線受信盤10
を、その伝送容量が変る毎に装置から取り外すために、
その取外し作業の手間や其の他の各種コストの増加を招
いていた。また、無線受信盤10としても、其のBPF が
伝送容量により異なるので、完全な共通化が出来なかっ
た。また、BPF の通過帯域が変ることにより、其の通
過出力を検波して AGC増幅器14の制御に必要な AGC信号
となる検波器15の検波出力にも影響を与えてしまうとい
う問題もあった。本発明の目的は、無線受信盤が受信帯
域に無関係となる様に完全に共通化され且つ其のIF出力
のレベルを一定にする為の AGC増幅にも支障を来さない
様にした多重無線受信装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的達成のための本
発明の多重無線受信装置の基本構成は、図1の原理図に
示す如く、前述の図2の如く受信した多重信号の占有帯
域の全帯域を通過させる帯域フィルタであり且つ AGC用
にも兼用していた従来の BPFを2つに分離し、受信し
た多重信号の占有帯域の全帯域を通過させる広帯域の帯
域フィルタBPF1と、 AGC用に受信信号の占有帯域の例え
ば中心域のみを通過させる狭帯域の帯域フィルタBPF2
に分け、前者の広帯域フィルタBPF1を復調盤20側へ移す
ように構成する。図中、1 は復調盤20の復調器DEM の前
段に設けられて受信した多重信号の占有帯域の全帯域を
通過させる広帯域フィルタBPF1であり、2 は無線受信盤
10の AGC増幅器14の出力の分岐路に設けられて受信した
多重信号の占有帯域に無関係な例えば帯域の中心域のみ
を通過させる AGC用の狭帯域の帯域フィルタBPF2であ
る。
【0006】
【作用】本発明では、受信した多重信号の占有帯域の全
帯域を通過させる広帯域の帯域フィルタBPF1 1が、無線
受信盤10の側ではなくて、復調盤20側の復調器DEM の前
段に設けられており、無線受信盤10の出力のIF信号レベ
ルを一定にする為のAGC用の狭帯域の帯域フィルタBPF2
2が、AGC増幅器14の出力の分岐路に設けられ、受信した
多重信号の占有帯域に無関係な例えば中心付近の帯域の
みを通過させるので、無線受信盤10は、受信信号の受信
帯域に無関係となり完全に共通化され且つ其のIF出力の
レベルを一定にする為の AGC増幅器14の動作も、受信し
た多重信号の占有帯域の相違に無関係な AGC用の狭帯域
の帯域フィルタBPF2 2の出力を検波器15で検波すること
で、同じ AGC信号を得ることになり支障を来さない。
【0007】
【実施例】図1の原理図はそのまま、本発明の実施例の
多重無線受信装置の構成を示す。図1中の、復調盤20の
復調器DEM の前段に設けた受信信号の受信帯域を定める
広帯域の帯域フィルタBPF1 1と、無線受信盤10の AGC増
幅器14の出力の分岐路に設けた AGC用の狭帯域の帯域フ
ィルタBPF2 2とは、図2で示した従来の無線受信盤10の
AGC用にも兼用された帯域フィルタBPF を2つに分け
たものである。通信相手の無線送信装置から受信する多
重信号の占有帯域、即ち伝送容量が変って、受信信号の
受信帯域を定める帯域フィルタBPF を、別のBPF と交換
することが必要となった場合は、無線受信盤10はそのま
ま使用し、復調盤20の広帯域の帯域フィルタBPF1 1と復
調器DEM だけを其の伝送容量に合ったものに交換すれば
良い。無線受信盤10の AGC用の狭帯域の帯域フィルタBP
F2 2は、受信信号の占有帯域が変わっても、其の通過帯
域幅は、占有帯域の例えば中心付近のみを通過させる狭
帯域の一定幅であり共通であるので、其の狭帯域の帯域
フィルタBPF2 2の出力を検波した検波器15の出力の検波
電圧の AGC信号には影響を及ぼすことはない。
【0008】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、多
重無線受信装置の少なくとも其の無線受信盤は、使用さ
れる回路部品が伝送容量に無関係となる様に共通化され
て、其れにより各種のコストが低減される効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の多重無線受信装置の基本構成を示す
原理図
【図2】 従来例の多重無線受信装置の構成図
【符号の説明】
1 は受信する多重信号の受信帯域を定める広帯域の帯域
フィルタBPF1であり,復調盤20の中の復調器DEM の前段
に設けられる。2 は受信信号の AGC増幅用の狭帯域の帯
域フィルタBPF2であり,無線受信盤10の中の AGC増幅器1
4の出力の分岐路に設けられる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重変調された無線信号を受信し, 無線
    増幅(11)し局部発振器(13)の出力により中間周波数のIF
    信号に周波数変換(12)し AGC増幅(14)したIF出力の通過
    帯域を帯域フィルタ(BPF) で定め, 其の帯域フィル
    タの出力を分岐し検波(15)した検波出力をAGC 信号とし
    て前記 AGC増幅器(14)に加え一定レベルとし, 一定レベ
    ルで所定帯域のIF信号を出力する無線受信盤(10)と、其
    の出力のIF信号を復調し,所定帯域のベースバンド信号
    を出力する復調盤(20)とが、互に分離されている多重無
    線受信装置において、該無線受信盤(10)が受信し AGC増
    幅(14)して一定レベルのIF出力の通過帯域を定めるフィ
    ルタ(BPF) を、受信信号の所定帯域の全部を通過さ
    せる広帯域の帯域フィルタ(BPF1 1)と受信信号の帯域幅
    に無関係で信号帯域の例えば中心付近のみを通過させる
    狭帯域の帯域フィルタ(BPF2 2)とに分け、該狭帯域フィ
    ルタ(BPF2 2)を前記無線受信盤(10)の AGC増幅器(14)の
    出力の分岐路に設け、該狭帯域フィルタ(BPF2 2)の出力
    を検波(15)した出力をAGC 信号として前記 AGC増幅器(1
    4)に加えて一定レベルのIF信号を出力し、該広帯域フィ
    ルタ(BPF1 1)を前記復調盤(20)の復調器(DEM) の前段に
    設け、前記無線受信盤(10)の出力のIF信号を復調して所
    定帯域のベースバンド信号を出力することを特徴とした
    多重無線受信装置。
JP1433393A 1993-02-01 1993-02-01 多重無線受信装置 Pending JPH06232831A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010013391A1 (ja) * 2008-07-30 2010-02-04 京セラ株式会社 無線基地局

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010013391A1 (ja) * 2008-07-30 2010-02-04 京セラ株式会社 無線基地局
JP2010034929A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Kyocera Corp 無線基地局

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Effective date: 20000314