JPS61126804A - Ｆｍ復調装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はヘテロダイン中継装置に使用され、中間周波数
の変動により警報信号を送出する機能を有するＦＭ復調
装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来のＦＭ復調装置のブロック構成を第４図に示す。１
は中間周波信号入力端子、２は中間周波増幅器、３はＦ
Ｍ復調出力を得るための周波数弁別器、４はベースバン
ド増幅器、５はパイロット信号及びノイズ検出器、６は
ベースバンド信号出力端子、７は警報信号出力端子であ
る。。

従来、マイクロ波ＦＭ通信方式では、送信側より付加さ
れるパイロット信号を、受信側のＦＭ復調装置のパイロ
ット信号参＊ｉ品及びノイズ検出器５で検出し、・母イ
ロット信号を検出できなかった時、又は、所定レベル以
上のノイズレベルで警報信号を送出し、それを回線障害
時の現用回線から予備回線への回線切替信号としている
。仮に。

送受信装置の局部発振器の発振周波数の変動によシ送受
信周波数が大きくずれた場合、正常時には第５図（、）
の様な変調信号ス４クトラムが、第５図（ｂ）に示す様
なス４クトラムとなる場合がある。第５図（ａ）及び（
ｂ）において、Ａはキャリアの位置、Ｂは・ンイロット
信号の位置、　ｆｏは正常時のキャリアの周波数である
。第５図（ｂ）の様にキャリアが周波数のずれによシ周
波数弁別器３のフィルタの帯域Ｆ外となり、減衰した場
合、キャリアの減衰に比ベノｐイロット信号の減衰が小
さい為、見かけ上質調度が深くなり、復調後の・ぐイロ
ット信号レベルは逆に上がることになる。

第６図に周波数変動に対する・母イロット信号の変化を
示す。図の様に周波数の変動により徐々にパイロット信
号レベルは下がるが、ある周波数ｆχをすぎると上記理
由によＹ）　ｉｐイロット信号レベルは上がり、警報信
号送出点まで達しない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この為、従来のＦＭ復調装置では、送受信周波数が大き
くずれた場合に於いても、ノぞイロット信号及びノイズ
検出器５が動作せず、警報信号が送出されず１回線の切
替が行なわれない欠点があった。

本発明の目的は、従来のＦＭ復調装置の欠点を除法し、
入力中間周波数帯での周波数変動を検出して警報信号を
送出するようにしたＦＭ復調装置を提供することにある
。

〔問題点を解決するだめの手段〕

本発明によれば、ＦＭ復調出力を得るだめの周波数弁別
器を有するＦＭ復調装置において、前記周波数弁別器の
分岐された出力の一方より直流成分を取り出す為の低域
ろ波器、その直流成分を増幅する直流増幅器、及び該直
流増幅器の出力を基に警報信号送出全行なうウィンドコ
ンパレータを備えた警報信号送出回路を有し、該警報信
号送出回路は、入力中間周波数帯信号の周波数変動が所
定のしきい値を越えた場合に警報信号を送出する機能を
有することを特徴とするＦＭ復調装置が得られる。

〔作　用〕

従来のＦＭ復調装置によるパイロット信号の有無、及び
信号対雑音比の検出による警報信号送出では、送受信周
波数の変動による回線障害には対応できない。そこで９
本発明では、入力中間周波数帯信号の周波数変動を検出
し、その検出レベルにより警報信号送出を行なう。この
ようにして。

本発明では上記の様な回線障害にも対応できる。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図を参照すると９本発明の一実施例による周波数変
動警報器付ＦＭ復調装置は、ＦＭ復調出力を得るだめの
周波数弁別器３の復調出力を分岐し１分岐された出力の
一方を低域ろ波器８に与え。

分岐された出力の他方をベースバンド増幅器４に与える
。ベースバンド増幅器４及びその出力に接続された・ぞ
イロット信号及びノイズ検出器５の動作は第４図のＦＭ
復調装置と同じである。低域ろ波器８．直流増幅器９．
及びウィンドコン・ぞレータ１０が本発明の特徴とする
警報信号送出回路を構成している。この警報信号送出回
路は、後述するように、入力中間周波数帯信号の周波数
変動が所定のしきい値を越えた場合に警報信号出力端子
７に警報信号を出力する。

中間周波信号入力端子１よシ入力された中間周波信号は
、中間周波増幅器２により増幅され１周波数弁別器３で
復調される。この復調信号を分岐し、低域ろ波器８を通
すことによりベースバンド信号成分を除去し、直流成分
のみとする。これによシ、第２図に示す様に入力中間周
波数に対応した出力電圧を取り出すことができる。次に
、この出力電圧を直流増幅器９により必要なレベルまで
増幅し、第３図の様な特性をもつウィンドコン・ぐレー
タ１０に加える。ウィンドコンノぐレータ１゜では９周
波数変動に対応した入力電圧の上下２点に警報信号送出
点（即ち、しきい値）を設定することによシ、任意の周
波数変動幅において警報信号を送出することかできる。

〔発明の効果〕 以上説明したように本発明では、従来のＦＭ復調装置の
パイロット信号検出等による警報信号送出が送受信周波
数の変動による回線障害に対応できない欠点を、入力中
間周波信号の変動検出を行ない警報信号送出することに
よシ除去し、よシ確実な警報動作を行なうことができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による周波数変動警報器付Ｆ
Ｍ復調装置のプロ、り図、第２図は第１図において周波
数弁別器で復調後、低域ろ波器を通した後の信号の周波
数変動と電圧の関係を示した図、第３図は第１図のウイ
ンドコンノソレータの特性を説明するだめの図、第４図
は従来のＦＭ復調装置のブロック図である。第５図はＦ
Ｍ変調信号のスにクトラム特性を示しく、）は正常時、
（ｂ）は周波数変動時のスペクトラム特性である。第６
図は周波数変動に対する・４イロット信号検出レベルを
表わす図である。 第１，４図において、１・・・中間周波信号入力端子、
２・・・中間周波増幅器、３・・・周波数弁別器。 ４・・・ベースバンド増幅器、５・・・パイロット信号
及びノイズ検出器、６・・ベースバンド信号出力端子。 ７・・・警報信号出力端子、８・・・低域ろ波器、９・
・・置部６ヌ 周坂数変初

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ＦＭ復調出力を得るための周波数弁別器を有するＦ
   Ｍ復調装置において、前記周波数弁別器の分岐された出
   力の一方より直流成分を取り出す為の低域ろ波器、その
   直流成分を増幅する直流増幅器、及び該直流増幅器の出
   力を基に警報信号送出を行なうウインドコンパレータを
   備えた警報信号送出回路を有し、該警報信号送出回路は
   、入力中間周波数帯信号の周波数変動が所定のしきい値
   を越えた場合に警報信号を送出する機能を有することを
   特徴とするＦＭ復調装置。