JP3334292B2 - Afc装置 - Google Patents
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Description
周波数調整装置(以下、AFC装置と記す)に関するも
のである。
星放送受信機は図3に示すような構成を有している。図
3は衛星放送受信機の選局回路のブロック図で、10は
第一中間周波信号の入力端子である。この入力端子10
には、アンテナで受信された衛星からの12GHz帯の
電波をダウンコンバータにより1GHz帯に周波数変換
し、同軸ケーブルで屋内に導かれた第一中間周波信号が
印加される。11は周波数変換器、12は第2中間周波
信号のモニタ端子、13は局部発振器、14はPLL周
波数制御回路、15は固定分周器(以下では、プリスケ
ーラと記す)、30は基準信号発振器、16はFM復調
器、20はFM復調出力端子、17は電圧比較器、18
は基準電圧、19はAFC誤差検出端子である。
作を説明する。周波数変換器11、局部発振器13、プ
リスケーラ15、PLL周波数制御回路14、基準信号
発振器30によって周波数シンセサイザ方式の選局回路
31が構成される。選局回路31によって、入力端子1
0に入力された1GHz帯のテレビ信号は、第二中間周
波数に変換される。選局して得られる第二中間周波数
は、近年IC技術の進展やイメージ処理の容易さから、
400MHz帯が採用されるようになってきた。
復調し、検波出力信号をFM復調出力端子20に出力す
る。検波出力信号は、入力された第二中間周波数に対応
する直流電位を有している。このため電圧比較器17に
より検波出力信号と基準電圧18とを電圧比較すること
により、第二中間周波数の中心周波数に対するずれを検
出できる。
固定の可変抵抗などを用いて分圧して得る。そのため、
この可変抵抗を調整して基準電圧18が、第二中間周波
数の中心周波数をFM復調器16が復調したときに出力
する直流電位に相当するようにする必要がある。この調
整のためには、第二中間周波数を第2中間周波信号のモ
ニタ端子12に入力し、AFC誤差検出端子の出力電位
がその中心周波数の近辺において変化するようにすれば
良い。
を検出して、AFCシステムを構成するためには、電圧
比較器と基準電圧との組を二組それぞれ準備して、各々
がその中心周波数の近傍の周波数を検出するようにすれ
ば良い。そうすれば第二中間周波数をその狭い周波数幅
をデッドゾーンとして、中心周波数が引き込まれるよう
にAFCを制御できる。
ように端子12より400MHzもの高周波信号を入力
するとすれば、インピーダンス整合の良いモニタ端子が
必要になり、かつ特別な端子を使用せずに低周波数帯で
一般に用いられているようなプリント基板のテストパタ
ーンを代用すると接触不良を生じやすいといった課題が
あった。
のAFC調整が簡易で、かつ精度良くできるようにする
ことを目的としている。
に本発明の衛星放送受信機AFC装置は、AFC調整時
には第一中間周波帯の正弦波信号を入力し、通常の放送
受信時には第一中間周波数信号を入力して周波数変換す
ることにより第二中間周波数信号を得る周波数シンセサ
イザ方式の選局回路と、前記第二中間周波数信号を復調
するFM復調器と、前記FM復調器の復調出力を入力し
て前記第二中間周波数の中心周波数からの周波数ずれを
検出する周波数誤差検出器と、前記FM復調器の復調出
力を入力してQPSK音声サブキャリア信号の復調を行
うQPSK信号処理回路と、前記QPSK信号処理回路
の出力信号を入力してPCM復号するPCM音声信号処
理回路と、前記PCM音声信号処理回路において得られ
るシステムクロックを入力してそのレベルを減衰すると
ともに、AFC調整時には減衰したシステムクロックに
周波数基準信号を重畳して前記選局回路に出力し、通常
の放送受信時には前記減衰したシステムクロックをその
まま前記選局回路に出力する基準信号回路とを備えたこ
とを特徴とする。
信時にはシステムクロックを入力して選局回路を動作さ
せる。その際に正常に放送を受信していれば、選局回
路、FM復調器、QPSK信号処理回路、PCM音声信
号処理回路が動作して音声信号が受信される。そしてシ
ステムクロックは放送信号のクロックに同期しているの
で、その周波数精度は高い。そのため選局回路の周波数
変換精度は高く保つことができるので受信システムとし
て十分である。
の入力端子に第一中間周波帯の正弦波信号を入力した場
合には、QPSK信号処理回路及びPCM音声信号処理
回路は正常に動作できない。このためシステムクロック
はフリーラン状態であり、精度が悪い。そこでこのAF
C調整時には周波数精度の良好な周波数基準信号を選局
回路に印加して、周波数変換を行う選局回路の周波数精
度が悪くならないようにする。こうしてFM復調器には
精度の良い第二中間周波数が入力されるので、AFC調
整を実施できる。
ながら説明する。
送受信機AFC装置を示すものである。図1において、
10は第一中間周波信号の入力端子である。この端子1
0には、アンテナで受信された衛星からの12GHz帯
の電波をダウンコンバータにより1GHz帯に周波数変
換し、同軸ケーブルで屋内に導かれた第一中間周波信号
が印加される。11は周波数変換器、13は局部発振
器、15は固定分周器(プリスケーラ)、14はPLL
周波数制御回路、16はFM復調器、20はFM復調出
力端子、17は電圧比較器、18は基準電圧、19はA
FC誤差検出端子、21はQPSK信号処理回路、22
はPCM音声信号処理回路、23は音声信号出力端子、
24はシステムクロックの出力端子、25は抵抗、2
6、27はコンデンサー、28は周波数基準信号の入力
端子である。
するPLL周波数シンセサイザ回路の詳細なブロック図
である。図2において、50はプログラマブルカウン
タ、51は基準周波数カウンタ、52は位相周波数検波
器である。
FC装置ついて、以下その動作について説明する。入力
端子10に印加された第一中間周波信号は周波数変換器
11、局部発振器13、プリスケーラ15、PLL周波
数制御回路14よりなる選局回路12により、第2中間
周波信号に変換される。FM復調器16、QPSK信号
処理回路21、PCM音声信号処理回路22は通常の衛
星放送受信機に含まれるものであり、衛星放送信号を受
信して、音声信号を復調する。その際にはPCM音声信
号処理回路22のシステムクロックは、受信信号に同期
しているので放送波の規定により2MHz帯で換算すれ
ば、2.048MHz±10Hz以内になっている。そ
のシステムクロックは抵抗25とコンデンサー26より
なる低域通過フィルターにより、振幅が5Vp−pから
約1.5Vp−p程度まで減衰する。また、このフィル
ターは、システムクロックの高調波が中間周波帯の信号
処理回路に妨害を生じないようにする役割を果たす。
制御回路14の基準周波数入力端子に入力される。PL
L周波数制御回路14は図2に示すように構成されてお
り、システムクロックは基準周波数カウンタ51によっ
て分周される。基準周波数カウンタ51には、入力段に
水晶発振回路に利用するための増幅器が一般的に内蔵さ
れているので、これによりCMOSレベルまで増幅され
るのでシステムクロックが減衰していても動作に支障は
ない。
ラ15により分周されて、プログラマブルカウンタ50
に入力される。プログラマブルカウンタ50は入力され
た信号を分周する。分周された各々の信号は位相周波数
検波器52に入力され、その周波数ならびに位相が一致
するように周波数シンセサイザーシステムは制御され
る。その際プログラマブルカウンタ50の分周比は外部
より変更できる。この分周比を変えることにより、局部
発振周波数を設定できるので、周波数精度のよい選局回
路12を得ることができる。
中間周波信号の入力端子10にAFCを調整するための
1GHz帯の正弦波信号と2.048MHzの周波数基
準信号とを入力する。プリスケーラ15、プログラマブ
ルカウンタ50及び基準周波数カウンタ51の分周数を
それぞれNpsc、Np、Nrとし、標準信号と周波数
基準信号の周波数とをそれぞれFs、Frとすれば、局
部発振周波数Fvcoと基準信号周波数Fsは次式のよ
うに表される。
820、Nr=720とすれば,Fr=2.048MH
zであるから、Fvco=1605.63MHz、Fs
=1202.85MHzとなる。そこでFsとして12
02.85MHzを入力すれば、第2中間周波数は、そ
の中心周波数(402.78MHz)になるので、AF
Cの調整を精度良くできる。
して、PCM音声信号処理回路のシステムクロックを用
いると、このときはシステムは同期しておらず、精度の
良い2.048MHzになっていない。このために周波
数精度が保てなくなることを防ぐために、周波数基準信
号の入力端子28に5Vp−pのCMOSレベルで2.
048MHzの周波数基準信号を入力している。この端
子には2.048MHzのシステムクロックがPCM音
声信号処理回路22より出力されているが、レベルが充
分小さくなっているので、むしろ外部から入力された周
波数基準信号に同期して周波数シンセサイザーシステム
は動作する。このようにして周波数精度の高い周波数変
換ができるので、第2中間周波信号の中心周波数の信号
がFM復調器16に入力されて、精度良いAFC調整が
可能になる。
であるから、400MHz帯の第2中間周波数に比べ、
充分低い周波数である。このため、その入力端子にはプ
リント基板のテストパターン(テストランド)を代用し
ても調整には支障なく、量産性に優れている。
受信機のAFC調整が簡易で、かつ精度良くできる。
示すブロック図
すブロック図
Claims (1)
- 【請求項1】 AFC調整時には第一中間周波帯の正弦
波信号を入力し、通常の放送受信時には第一中間周波数
信号を入力して周波数変換することにより第二中間周波
数信号を得る周波数シンセサイザ方式の選局回路と、前
記第二中間周波数信号を復調するFM復調器と、前記F
M復調器の復調出力を入力して前記第二中間周波数の中
心周波数からの周波数ずれを検出する周波数誤差検出器
と、前記FM復調器の復調出力を入力してQPSK音声
サブキャリア信号の復調を行うQPSK信号処理回路
と、前記QPSK信号処理回路の出力信号を入力してP
CM復号するPCM音声信号処理回路と、前記PCM音
声信号処理回路において得られるシステムクロックを入
力してそのレベルを減衰するとともに、AFC調整時に
は減衰したシステムクロックに周波数基準信号を重畳し
て前記選局回路に出力し、通常の放送受信時には前記減
衰したシステムクロックをそのまま前記選局回路に出力
する基準信号回路とを備えたことを特徴とするAFC装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28342893A JP3334292B2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | Afc装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28342893A JP3334292B2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | Afc装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07135622A JPH07135622A (ja) | 1995-05-23 |
JP3334292B2 true JP3334292B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=17665410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28342893A Expired - Fee Related JP3334292B2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | Afc装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3334292B2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP28342893A patent/JP3334292B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07135622A (ja) | 1995-05-23 |
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