JPH0336124Y2 - - Google Patents

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JPH0336124Y2
JPH0336124Y2 JP1986094626U JP9462686U JPH0336124Y2 JP H0336124 Y2 JPH0336124 Y2 JP H0336124Y2 JP 1986094626 U JP1986094626 U JP 1986094626U JP 9462686 U JP9462686 U JP 9462686U JP H0336124 Y2 JPH0336124 Y2 JP H0336124Y2
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JP
Japan
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noise
signal
output
pass filter
receiver
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JP1986094626U
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JPS633636U (ja
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  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) 本考案は、入力信号のキヤリアノイズレシオ
(以下CNRと記す)が小さい信号を扱うFM受信
機に係り、特にサテライトからの微弱信号を受信
するFM受信機のノイズレベル検出装置に関す
る。
(従来の技術) 第2図に従来用いられていたFM受信機のノイ
ズレベル検出装置を示す。
INはフロントエンド(図示せず)からの出力
が入力される入力端子、1は第1IF段、2はミキ
サー、3は局部発振器、4は第2IF段、5はFM
検波器、6はAM検波器、7はローパスフイル
タ、OUT1は映像信号出力端子、OUT2はノイ
ズレベル出力端子である。
この構成では、入力レベル出力端子OUT2に
は、キヤリアCとノイズNのレベルを検波した出
力が現れる。
すなわち、第2IF段の信号レベルの大小は検出
できるが、キヤリアとノイズの差は検出できな
い。
(考案が解決しようとする問題点) 通常のHF及び、VHFの放送を受信する場合
は、上記従来例のように、キヤリアレベルを表示
すれば実用上問題無いが、キヤリアと共にノイズ
も充分大きく、かつキヤリア+ノイズのレベル変
動よりもキヤリアとノイズの比がクオリテイーに
影響する信号を扱うような場合、上記従来例のよ
うな入力レベル検出装置では役にたたない。
本考案の目的は、キヤリアとノイズの比を検出
することのできるFM受信機のノイズレベル検出
装置を提供することにある。
「考案の構成」 (問題点を解決するための手段) 本考案に係るノイズレベル検出装置は、キヤリ
アノイズレシオが0〜20dB程度でかつ衛星から
送信される少なくとも映像信号でFM変調されて
いる信号を入力信号とするFM受信機に用いられ
るものであり、FM検波回路のFM検波出力を入
力するとともに、3.58MHz×3の周波数において
10dB以上、それ以下のベースバンド周波数にお
いて30dBの減衰量を有するハイパスフイルタと、
前記ハイパスフイルタにより取り出されたノイズ
成分を増幅する増幅器と、前記増幅器の出力を
AM検波して直流分を出力するAM検波器とを備
え、上記AM検波器の出力を表示器に供給して、
受信入力信号のクオリテイーを表示するように構
成される。
(作用) FM検出回路のFM検波出力を、3.58MHz×3
の周波数において10dB以上、それ以下のベース
バンド周波数において30dBの減衰量を有するハ
イパスフイルタを通してからAM検波しているの
で、カラー信号(3.58MHz)の高調波は充分減衰
され、ノイズ成分のみを正確に検出することがで
きる。
(実施例) 衛星放送を受信するには、一般にアウトドアユ
ニツトと呼ばれる屋外に設置されるローノイズブ
ロツクダウンコンバータと、インドアユニツトと
呼ばれる屋内に設置されるレシーバーとにより構
成される。
本考案の一実施例である第1図は、上記インド
アユニツトのブロツク図を示している。
INはローノイズブロツクダウンコンバータ
(図示せず)からの出力が入力される入力端子、
11は第1IF段、12はミキサー、13は局部発
振器、14は第2IF段、15はFM検波器、16
はAM検波器、17は3.58MHz×3の周波数にお
いて10dB以上、それ以下のベースバンド周波数
において30dBの減衰量を有するハイパスフイル
タ、18は増幅器、OUT11は映像信号出力端
子、OUT21はノイズレベル出力端子である。
入力端子INには、CNR0dB〜20dB(Nは所要帯
域幅中のノイズを示す)のIF信号が入力され、
かつそのレベルは−30dBm〜−70dBmぐらい変
化する。
変調信号は直流より4〜5MHzまでの映像信号
及び、5〜8MHzまでの音声信号搬送波で形成さ
れている。
映像信号出力端子OUT11の出力中のノイズ
を、入力に−50dBmのレベルでCNRを0dB〜
20dBまで可変して観測したグラフを第4図に示
す。
このノイズレベルでは、リミツタのかかつた信
号をFM検波器15に供給する限りにおいて入力
レベルの変化によつては不変である。
一方、変調信号の歪は一般的なレシーバーにお
いて、第5図のように分布する。主に3.58MHz
(カラー信号)の高調波及び音声搬送波の高調波
である。
第4図及び第5図を見ると、単に最高変調周波
数より高い周波数成分のノイズを検出するのでは
なく、ノイズの周波数帯を限定することが、クオ
リテイーの高いCNRメータを得るために必要な
のがわかる。
すなわち、仮りに、9MHz〜20MHzまでのノイ
ズを検出した場合、CNR20dB時のノイズレベル
より、3.58MHzの3倍の高周波のレベルが10dB
も高くなり、ノイズと同時にAM検波されるため
に、入力レベル出力中に誤差を生じてしまう。
また9MHz以上のどこか一つの周波数を狭帯域
で検出しても、丁度その周波数帯域中に、変調信
号の高調波が存在した時、ノイズ帯域が狭いため
にノイズより高調波信号の方が大きくなる不都合
を生じることになる。
以上のように、FM検波出力中のノイズを検出
してCNRの表示に用いる場合においても、検出
するノイズの周波数帯域の限定が、クオリテイー
の高いCNRの表示には不可欠である。
本実施例では、衛星からの映像信号で変調され
た電波を受信するシステム中のインドアユニツト
において、入力信号のCNRの変化を正確に表示
するために、FM検波出力中のノイズを特定の特
性を有するハイパスフイルタにより検出し、増幅
後、AM検波して、図示しないメータ等の表示器
により表示させるものである。
ハイパスフイルタの特性は、20dBのCNRの変
化を表示するために、8.5MHz以下の減衰量が
30dB以上、また10.74MHz付近の減衰量が10dB以
上必要である。
また、通過帯域の上限は特に規定しないが、通
過帯域幅としては5〜10MHz程度は必要である。
本実施例に使用するハイパスフイルタの回路例
を第3図に示す。図のように少なくとも2コのイ
ンダクタンスを用いて構成する必要がある。
本実施例はアメリカの4GHz,12GHzの衛星放
送を基に説明されているが、日本の12GHzの衛星
放送にも対応することができる。どちらも、
3.58MHzのカラー信号を有する映像信号で変調さ
れた電波であるためである。
「考案の効果」 本考案に係るFM受信機のノイズレベル検出装
置によれば、比較的簡単な回路構成で、入力信号
のCNRの変化に対応した直流信号を得ることが
でき、これを入力信号のクオリテイーの表示に用
いれば、パラボラアンテナのセツテイング等に有
利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るFM受信機のノイズレベ
ル検出装置の一実施例を示すブロツク図、第2図
は従来のFM受信機のノイズレベル検出装置を示
すブロツク図、第3図は本考案で用いるハイパス
フイルタの回路図、第4図、第5図は本考案の説
明に供するための特性図である。 IN:ローノイズブロツクダウンコンバータ
(図示せず)からの出力が入力される入力端子、
11:第1IF段、12:ミキサー、13:局部発
振器、14:第2IF段、15:FM検波器、1
6:AM検波器:17:3.58MHz×3の周波数に
おいて10dB以上、それ以下のベースバンド周波
数において30dBの減衰量を有するハイパスフイ
ルタ、18:増幅器、OUT11:映像信号出力
端子、OUT21:ノイズレベル出力端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 キヤリアノイズレシオが0〜20dB程度でかつ
    衛星から送信される少なくとも映像信号でFM変
    調されている信号を入力信号とするFM受信機に
    おいて、 FM検波回路のFM検波出力を入力するととも
    に、3.58MHz×3の周波数において10dB以上、
    それ以下のベースバンド周波数において30dBの
    減衰量を有するハイパスフイルタと、 前記ハイパスフイルタにより取り出されたノイ
    ズ成分を増幅する増幅器と、 前記増幅器の出力をAM検波して直流分を出力
    するAM検波器とを備え、 上記AM検波器の出力を表示器に供給して、受
    信入力信号のクオリテイーを表示することを特徴
    としたFM受信機のノイズレベル検出装置。
JP1986094626U 1986-06-23 1986-06-23 Expired JPH0336124Y2 (ja)

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JPS633636U JPS633636U (ja) 1988-01-11
JPH0336124Y2 true JPH0336124Y2 (ja) 1991-07-31

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JPH0625245Y2 (ja) * 1990-11-11 1994-07-06 オルゴ株式会社 魔法びん

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JPS633636U (ja) 1988-01-11

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