JPH028499B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH028499B2 JPH028499B2 JP19924983A JP19924983A JPH028499B2 JP H028499 B2 JPH028499 B2 JP H028499B2 JP 19924983 A JP19924983 A JP 19924983A JP 19924983 A JP19924983 A JP 19924983A JP H028499 B2 JPH028499 B2 JP H028499B2
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- JP
- Japan
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- output
- frequency
- amplifier
- wave
- carrier frequency
- Prior art date
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- Expired
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- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D3/00—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は２系統のワイヤレスマイクロホンから
の出力等、異なる搬送周波数の２つのFM波を同
時に再生するFM受信機に関する。
の出力等、異なる搬送周波数の２つのFM波を同
時に再生するFM受信機に関する。
（従来技術）
従来のこの種FM受信機は、たとえば第１図に
示す如く搬送周波数f1のFM波を受信する第１の
受信系統と、搬送周波数f2のFM波を受信する第
２の受信系統とを独立して備えていた。第１の受
信系統は搬送周波数f1のFM波を選択するバンド
パスフイルタ１および３、高周波増幅器２、バン
ドパスフイルタ３の出力を中間周波出力に変換す
るための局部発振器４と混合器５、中間周波フイ
ルタ６、中間周波増幅器７、FM復調器８を備え
ていた。また第２の受信系統も搬送周波数f2の
FM波を選択するバンドパスフイルタ９および１
１、高周波増幅器１０、局部発振器１２、混合器
１３、中間周波フイルタ１４、中間周波増幅器１
５、FM復調器１６を備えていた。またFM復調
器８の出力とFM復調器１６の出力とは加算器１
７に供給して加算し、図示しない低周波増幅器で
増幅のうえスピーカを駆動していた。
示す如く搬送周波数f1のFM波を受信する第１の
受信系統と、搬送周波数f2のFM波を受信する第
２の受信系統とを独立して備えていた。第１の受
信系統は搬送周波数f1のFM波を選択するバンド
パスフイルタ１および３、高周波増幅器２、バン
ドパスフイルタ３の出力を中間周波出力に変換す
るための局部発振器４と混合器５、中間周波フイ
ルタ６、中間周波増幅器７、FM復調器８を備え
ていた。また第２の受信系統も搬送周波数f2の
FM波を選択するバンドパスフイルタ９および１
１、高周波増幅器１０、局部発振器１２、混合器
１３、中間周波フイルタ１４、中間周波増幅器１
５、FM復調器１６を備えていた。またFM復調
器８の出力とFM復調器１６の出力とは加算器１
７に供給して加算し、図示しない低周波増幅器で
増幅のうえスピーカを駆動していた。
なお第１図において１８はアンテナを示してい
る。
る。
しかるに、上記した如き従来のFM受信機によ
るときは同一構成の２つの受信系統を必要とし、
FM受信機の容積が大きくなるほか高価なものと
なる欠点があつた。
るときは同一構成の２つの受信系統を必要とし、
FM受信機の容積が大きくなるほか高価なものと
なる欠点があつた。
またさらに、第１の受信系統および第２の受信
系統にそれぞれ異なる周波数の発振をする局部発
振器を備えているために相互干渉が発生する欠点
があつた。さらに受信周波数f1とf2とが近接して
いるときは受信信号選択のためのバンドパスフイ
ルタで希望以外の信号を阻止できなかつた信号は
希望信号の妨害信号となる欠点があつた。
系統にそれぞれ異なる周波数の発振をする局部発
振器を備えているために相互干渉が発生する欠点
があつた。さらに受信周波数f1とf2とが近接して
いるときは受信信号選択のためのバンドパスフイ
ルタで希望以外の信号を阻止できなかつた信号は
希望信号の妨害信号となる欠点があつた。
（発明の目的）
本発明は上記にかんがみなされたもので、一つ
の受信系統で搬送周波数の異なる２つのFM波を
同時に受信することにより、上記の欠点を解消し
たFM受信機を提供することを目的とする。
の受信系統で搬送周波数の異なる２つのFM波を
同時に受信することにより、上記の欠点を解消し
たFM受信機を提供することを目的とする。
（発明の構成）
本発明は、搬送周波数f1のFM波と搬送周波数
f2のFM波を同時に選択して入出力特性がほぼ２
乗特性を呈する非線形回路に供給し、該非線形回
路の出力中から（f1−f2）の周波数成分をまたは
（f1＋f2）の周波数成分を抽出し、FM復調して同
時に再生することを特徴とする。
f2のFM波を同時に選択して入出力特性がほぼ２
乗特性を呈する非線形回路に供給し、該非線形回
路の出力中から（f1−f2）の周波数成分をまたは
（f1＋f2）の周波数成分を抽出し、FM復調して同
時に再生することを特徴とする。
以下、本発明を実施例により説明する。
第２図は本発明の一実施例の構成を示すブロツ
ク図である。
ク図である。
本発明の一実施例においては受信する搬送周波
数f1のFM波と搬送周波数f2のFM波とを同時に通
過させる同調回路からなるバンドパスフイルタ２
０および２２と、バンドパスフイルタ２０の出力
を増幅しかつ出力をバンドパスフイルタ２２に供
給する、トランジスタQ1を備えた高周波増幅器
２１と、トランジスタQ2を備え、バンドパスフ
イルタ２２の出力を入力とし入出力特性が２乗特
性を呈する非線形増幅器２３と、非線形増幅器２
３の出力中から（f1−f2）の周波数成分を選択通
過させる同調回路からなるバンドパスフイルタ２
４と、バンドパスフイルタ２４の出力を増幅しか
つ振幅制限する増幅器２５と、増幅器２５の出力
をFM復調するFM復調器２６とを備えており、
FM復調器２６の出力は図示しない低周波増幅器
に供給して増幅のうえスピーカを駆動するように
構成してある。
数f1のFM波と搬送周波数f2のFM波とを同時に通
過させる同調回路からなるバンドパスフイルタ２
０および２２と、バンドパスフイルタ２０の出力
を増幅しかつ出力をバンドパスフイルタ２２に供
給する、トランジスタQ1を備えた高周波増幅器
２１と、トランジスタQ2を備え、バンドパスフ
イルタ２２の出力を入力とし入出力特性が２乗特
性を呈する非線形増幅器２３と、非線形増幅器２
３の出力中から（f1−f2）の周波数成分を選択通
過させる同調回路からなるバンドパスフイルタ２
４と、バンドパスフイルタ２４の出力を増幅しか
つ振幅制限する増幅器２５と、増幅器２５の出力
をFM復調するFM復調器２６とを備えており、
FM復調器２６の出力は図示しない低周波増幅器
に供給して増幅のうえスピーカを駆動するように
構成してある。
（発明の作用）
以上の如く構成した本発明の一実施例におい
て、バンドパスフイルタ２０は第３図ａに示した
如く搬送周波数f1のFM波および搬送周波数f2の
FM波は通過帯域内にある。したがつてアンテナ
１８を介して受信した搬送周波数f1のFM波およ
び搬送周波数f2のFM波は同時に選択され、バン
ドパスフイルタ２０を通過し、高周波増幅器２１
で増幅される。バンドパスフイルタ２２の周波数
特性も第３図ｂに示す如く搬送周波数f1のFM波
および搬送周波数f2のFMは通過帯域内にあり、
高周波増幅器２１で増幅された両FM波はバンド
パスフイルタ２２を通過し、非線形増幅器２３に
供給されて増幅される。
て、バンドパスフイルタ２０は第３図ａに示した
如く搬送周波数f1のFM波および搬送周波数f2の
FM波は通過帯域内にある。したがつてアンテナ
１８を介して受信した搬送周波数f1のFM波およ
び搬送周波数f2のFM波は同時に選択され、バン
ドパスフイルタ２０を通過し、高周波増幅器２１
で増幅される。バンドパスフイルタ２２の周波数
特性も第３図ｂに示す如く搬送周波数f1のFM波
および搬送周波数f2のFMは通過帯域内にあり、
高周波増幅器２１で増幅された両FM波はバンド
パスフイルタ２２を通過し、非線形増幅器２３に
供給されて増幅される。
いま、2πf1＝ω1、2πf2＝ω2、で示せば非線形増
幅器２３に供給される信号はＡ＝E1sinω1tとＢ＝
E2sinω2tとが合成された信号〔Ａ＋Ｂ〕である。
幅器２３に供給される信号はＡ＝E1sinω1tとＢ＝
E2sinω2tとが合成された信号〔Ａ＋Ｂ〕である。
合成された信号〔Ａ＋Ｂ〕は非線形増幅器２３
で増幅される。非線形増幅器２３の入出力特性は
２乗特性であるため、その出力は E1 2sin2ω1t＋２（E1sinω1t・E2sinω2t）＋E2 2sin2ω
2t＝E1 2／２（１−cos2ω1t） ＋E1E2｛cos（ω1−ω2）ｔ−cos（ω1＋ω2）ｔ｝＋
E2 2／２（１−cos2ω2t）……(1) となる。
で増幅される。非線形増幅器２３の入出力特性は
２乗特性であるため、その出力は E1 2sin2ω1t＋２（E1sinω1t・E2sinω2t）＋E2 2sin2ω
2t＝E1 2／２（１−cos2ω1t） ＋E1E2｛cos（ω1−ω2）ｔ−cos（ω1＋ω2）ｔ｝＋
E2 2／２（１−cos2ω2t）……(1) となる。
上記(1)式で示される非線形増幅器２３の出力は
バンドパスフイルタ２４に供給されて、パスフイ
ルタ２４は第３図ｃに示す如く周波数（f1−f2）
成分を抽出するためバンドパスフイルタ２４の出
力は(1)式の第２項のヘテロダイン出力中における
E1E2cos（ω1−ω2）ｔとなる。しかるにω1、ω2に
それぞれmf1sinp1t、mf2sinp2tなる変調成分が存
在する。したがつてバンドパスフイルタ２４の出
力は E1E2cos｛（ω1−ω2）ｔ＋mf1sinp1t −mf2sinp2t｝ ……(2) となる。
バンドパスフイルタ２４に供給されて、パスフイ
ルタ２４は第３図ｃに示す如く周波数（f1−f2）
成分を抽出するためバンドパスフイルタ２４の出
力は(1)式の第２項のヘテロダイン出力中における
E1E2cos（ω1−ω2）ｔとなる。しかるにω1、ω2に
それぞれmf1sinp1t、mf2sinp2tなる変調成分が存
在する。したがつてバンドパスフイルタ２４の出
力は E1E2cos｛（ω1−ω2）ｔ＋mf1sinp1t −mf2sinp2t｝ ……(2) となる。
ここでmf1、mf2は周波数変調指数であり、p1、
p2は信号波（変調信号）の角周波数である。
p2は信号波（変調信号）の角周波数である。
(2)式に示したバンドパスフイルタ２４の出力は
増幅器２５に供給されて増幅、振幅制限され、
FM復調器２６に供給されてFM復調される。
増幅器２５に供給されて増幅、振幅制限され、
FM復調器２６に供給されてFM復調される。
FM復調器２６の出力は(2)式を微分し、振幅検
波した出力であるために、FM復調器２６から変
調成分の和が得られる。すなわち搬送周波数f1の
FM波における信号波、搬送周波数f2のFM波に
おける信号波は互に影響することなく１つの出力
として復調される。この復調出力は図示していな
い低周波増幅器で増幅されてスピーカが駆動され
再生される。
波した出力であるために、FM復調器２６から変
調成分の和が得られる。すなわち搬送周波数f1の
FM波における信号波、搬送周波数f2のFM波に
おける信号波は互に影響することなく１つの出力
として復調される。この復調出力は図示していな
い低周波増幅器で増幅されてスピーカが駆動され
再生される。
なお、以上説明した本発明の一実施例において
は非線形増幅回路２３にバイポーラトランジスタ
を使用した例を示したが、FETを用いてその２
乗特性を利用してもよく、またダイオードを用い
てその２乗特性を利用してもよい。
は非線形増幅回路２３にバイポーラトランジスタ
を使用した例を示したが、FETを用いてその２
乗特性を利用してもよく、またダイオードを用い
てその２乗特性を利用してもよい。
またバンドパスフイルタ２４によつて非線形増
幅器２３の出力中の周波数（f1＋f2）成分を抽出
するようにしてもよい。
幅器２３の出力中の周波数（f1＋f2）成分を抽出
するようにしてもよい。
（発明の効果）
以上説明した如く本発明によれば受信系統が一
系統のみですみ、容積がほぼ従来の1/2ですみ、
安価に構成できる。
系統のみですみ、容積がほぼ従来の1/2ですみ、
安価に構成できる。
また、局部発振器を備えていないために、不要
輻射および内部干渉を防止することができる。
輻射および内部干渉を防止することができる。
またさらに、受信する２つの搬送周波数が接近
していても受信可能であり、受信信号選択のため
のバンドパスフイルタの設計が容易となる。
していても受信可能であり、受信信号選択のため
のバンドパスフイルタの設計が容易となる。
第１図は従来のFM受信機の構成を示すブロツ
ク図。第２図は本発明の一実施例の構成を示すブ
ロツク図。第３図は本発明の一実施例の作用の説
明に供するための、バンドパスフイルタの周波数
特性図。 ２０，２２および２４……バンドパスフイル
タ、２１……高周波増幅器、２３……非線形増幅
器、２５……増幅器、２６……FM復調器。
ク図。第２図は本発明の一実施例の構成を示すブ
ロツク図。第３図は本発明の一実施例の作用の説
明に供するための、バンドパスフイルタの周波数
特性図。 ２０，２２および２４……バンドパスフイル
タ、２１……高周波増幅器、２３……非線形増幅
器、２５……増幅器、２６……FM復調器。
Claims (1)
- １ 搬送周波数1のFM波と搬送周波数2のFM
波とを選択する選択手段と、入出力特性がほぼ２
乗特性を呈し、かつ前記選択手段からの出力が入
力される非線形回路と、前記非線形回路の出力中
から（1−2）の周波数成分または（1＋2）の
周波数成分を抽出する抽出手段と、前記抽出手段
からの出力をFM復調するFM復調器とを備えた
ことを特徴とするFM受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19924983A JPS6091729A (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | Ｆｍ受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19924983A JPS6091729A (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | Ｆｍ受信機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6091729A JPS6091729A (ja) | 1985-05-23 |
| JPH028499B2 true JPH028499B2 (ja) | 1990-02-26 |
Family
ID=16404646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19924983A Granted JPS6091729A (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | Ｆｍ受信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6091729A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008084539A1 (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-17 | Pioneer Corporation | ラジオ受信機 |
-
1983
- 1983-10-26 JP JP19924983A patent/JPS6091729A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6091729A (ja) | 1985-05-23 |
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