JPH07321732A - デュアルモードセルラー移動機のagc回路 - Google Patents

デュアルモードセルラー移動機のagc回路

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Publication number
JPH07321732A
JPH07321732A JP6114938A JP11493894A JPH07321732A JP H07321732 A JPH07321732 A JP H07321732A JP 6114938 A JP6114938 A JP 6114938A JP 11493894 A JP11493894 A JP 11493894A JP H07321732 A JPH07321732 A JP H07321732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
circuit
deviation
reception
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6114938A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Suganuma
元 菅沼
Yukihiko Kumagai
幸彦 熊谷
Kenji Higaki
健二 檜垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP6114938A priority Critical patent/JPH07321732A/ja
Publication of JPH07321732A publication Critical patent/JPH07321732A/ja
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  • Transceivers (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信周波数を局発周波数と混合して得た中間
周波数信号を入力するAGC回路において、簡単な回路
構成で、実装スペースが小さく、少ない消費電力で正確
なAGC制御ができるようにすること。 【構成】 受信周波数の偏差を検出する受信周波数偏差
検出回路18と、その検出した受信周波数の偏差を所定
値に保つ制御信号を出力する周波数制御回路19と、前
記制御信号に基づいて前記局発周波数を制御する前記基
準発振器20を制御すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデュアルモードセルラー
移動機のAGC回路、特に小型化の可能なセルラー移動
機用AGC回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2はデュアルモードセルラー用のスー
パヘテロダイン方式の受信機における従来のAGC回路
を示すブロック図であり、図2において、アンテナ1に
はフィルタ2を介してリニア増幅器3が、このリニア増
幅器3の出力側にはフィルタ4を介して第1ミキサ5
が、この第1ミキサ5の出力側にはフィルタ6を介して
第2ミキサ7が、この第2ミキサ7の出力側にはフィル
タ8を介してAGC回路17が順次直列に接続され、上
記第1、2ミキサ5、7には第1、2局部発振器11、
12が接続されている。
【0003】上記AGC回路17は可変利得増幅器9、
直交検波器10、第3局部発振器16、比較器13、レ
ベル検出器14、基準レベル設定器15により構成され
ており、このAGC回路17以外は通常のスーパヘテロ
ダイン方式の受信機を構成している。
【0004】次に動作について説明する。アンテナ1で
受信された受信周波数信号は、フィルタ2を通ってリニ
ア増幅器3で増幅された後、この受信周波数信号は第
1、第2ミキサー5、7で局部発振器11、12からの
局発周波数と混合される。そして、第2ミキサ8から出
力された第2中間周波数は可変利得増幅器9で増幅さ
れ、直交復調器10において、ベースバンド信号である
I信号とQ信号に変換出力される。レベル検出器14は
上記I信号をピーク検波し、|I|のピーク値を示す電
圧値を検出して比較器13に出力する。比較器13は基
準レベル設定器15で設定された基準電圧値と上記|I
|のピーク値を示す電圧値を比較し、|I|のピーク値
が基準電圧値と等しくなるように、すなわち、|I|の
ピーク値が一定となるように、可変利得増幅器9に利得
制御電圧を出力して利得を制御する。この結果、AGC
回路17は復調信号が振幅一定となるよう動作する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のデュアルモード
セルラー移動機のAGC回路は以上のように構成されて
いるので、ディジタルモード時は無変調にはならないた
め、問題はないが、アナログモード時は以下のような不
具合が生じる。すなわちFMの復調波S(t)は、 S(t)=√(I2 +Q2 ) cos[θ(t)+△ω
(t)] ここで、θ(t):変調成分,△ω(t):受信器の周
波数ずれ成分 又、I=cos|θ(t)+△ω(t)|,Q=Asi
n|θ(t)+△ω(t)| ここでA:復調波の振幅となる。従って、正しい復調信
号の振幅は√(I2 +Q2 )であるが、√(I2
2 )の検出を行うのは非常に難しく、DSP等で計算
を行うしかなく、コスト高で回路規模も大きくなる。従
って、従来は回路構成が簡単な|I|のピーク値のみを
検出して、可変利得増幅器9を制御している。
【0006】しかし、θ(t)≒0すなわち変調が小さ
くてかつ△ω(t)≒0すなわち受信周波数のずれが少
ない時は、|I|=Aとなる機会が少なくなり、又、|
I|のピーク検波の時定数は可変利得増幅器9の追従速
度の要求により決定され、ピーク検波の時定数を大きく
することはできない為、正確な|I|のピーク値が検出
されず、実際より小さな値となる。従って、AGC回路
17は正確に制御されず、復調信号の振幅が大きくなっ
てしまうという問題点があった。
【0007】本発明は上記のような従来の問題点を解消
することを課題になされたもので、簡単な回路構成で、
実装スペースが小さく、少ない消費電力で正確に動作す
るデュアルモードセルラー移動機のAGC回路を得るこ
とができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデュアルモ
ードセルラー移動機のAGC回路は、受信周波数を局発
周波数と混合して得た中間周波数信号を入力するAGC
回路において、前記受信周波数の偏差を検出する受信周
波数偏差検出回路と、その検出した受信周波数の偏差を
所定値に保つ制御信号を出力する周波数制御回路と、前
記制御信号に基づいて前記局発周波数を制御する前記局
発周波数可変回路とを具備したものである。
【0009】
【作用】本発明におけるデュアルモードセルラー移動機
のAGC回路は、受信周波数偏差検出回路で受信周波数
の偏差を検出し、この受信周波数の偏差を所定値に保つ
ように周波数制御回路から出力された制御信号に基づい
て、局発周波数可変回路で局部発振器を制御することに
より、I信号のみピーク検出する簡単な検出回路であっ
ても、正確な復調信号の振幅が検出でき、従って、携帯
に適する小型AGC回路であっても正確に動作させるこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。前記図2に示す従来例と同一部分に同一符号を付し
て重複説明を省略した図1において、18はカウンタよ
りなる受信周波数偏差検出回路、19はCPUよりなる
周波数制御回路、20は周波数制御回路19からの制御
信号に基づいて第1、2の局部発振器11、12を制御
する局部発振周波数可変回路としての基準発振器であ
る。
【0011】次に本実施例の動作について説明する。デ
ュアルモードセルラーにおいては、ディジタルモード時
は移動機の周波数偏差が基地局の周波数に対し±200
Hz以内にしなければならないという仕様がある。そこ
で、第2中間周波数を受信周波数偏差回路18でカウン
トし、このカウント値を周波数制御回路19に送る。周
波数制御回路19はディジタルモード時においては周波
数偏差が0となるよう基準発振器20の周波数を制御す
る。この時、第1局部発振器11及び第2局部発振器1
2は基準発振器20の周波数を基準に生成しており、基
準発振器20の周波数を変化させれば、両局発周波数は
それに応じて変化する。
【0012】アナログモード時においては移動機の周波
数偏差の仕様は±25ppmすなわち、800MHz帯
のRF周波数においては2.0kHzまで偏差が許され
る。そこで、今、レベル検出器14において、|I|の
ピーク検波の時定数から周波数偏差±600Hz以上あ
れば、正確な|I|のピーク値が検出できるとする。こ
のため、周波数制御回路19はアナログモード時におい
ては、周波数偏差が600Hz以上2.0kHz以下と
なるように周波数を制御する。
【0013】従ってθ(t)≒0すなわち無変調となっ
ても、△ω(t)=0とならず、|I|のピーク値が正
確に検出できるように、△ω(t)が設定されるため、
AGC回路は正確に動作する。
【0014】また、√(I2 +Q2 )の正確な検出回路
と必要せず、I信号のピーク検波のみの簡単なレベル検
出回路でよいため、DPS等を使う必要がなく、コスト
が安く、かつ回路規模実装スペースが小さくてすみ、消
費電流も少ない。
【0015】又、デュアルモードセルラーではAFC回
路が必要であるため、現状の周波数制御回路19の制御
方法を少し変更するだけでよく、回路を追加する必要も
ない。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、受信周
波数の偏差を所定値に保つように、受信周波数偏差検出
回路で受信周波数の偏差を検出し、この受信周波数の偏
差を所定値に保つように周波数制御回路から出力された
制御信号に基づいて、局発周波数可変回路で局部発振器
を制御するように構成したので、復調信号の振幅の検出
回路がI信号のピーク検波のみの簡単な回路構成であっ
ても正確にAGC制御ができる。この結果、安価で、回
路規模が小さくて実装スペースも小さく、かつ、消費電
力も少なくてすむという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるAGC回路の構成を示す
ブロック図である。
【図2】従来のAGC回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
17 AGC回路 18 受信周波数偏差検出回路 19 周波数制御回路 20 基準発振器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のデュアルモード
セルラー移動機のAGC回路は以上のように構成されて
いるので、ディジタルモード時は無変調にはならないた
め、問題はないが、アナログモード時は以下のような不
具合が生じる。すなわちFMの復調波S(t)は、 S(t)=√(I2 +Q2 ) cos[θ(t)+△ω
(t)] ここで、θ(t):変調成分,△ω(t):受信器の周
波数ずれ成分 又、=cos|θ(t)+△ω(t)|,Q=Asi
n|θ(t)+△ω(t)| ここでA:復調波の振幅となる。従って、正しい復調信
号の振幅は√(I2 +Q2 )であるが、√(I2
2 )の検出を行うのは非常に難しく、DSP等で計算
を行うしかなく、コスト高で回路規模も大きくなる。従
って、従来は回路構成が簡単な|I|のピーク値のみを
検出して、可変利得増幅器9を制御している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】アナログモード時においては移動機の周波
数偏差の仕様は±2.5ppmすなわち、800MHz
帯のRF周波数においては2.0kHzまで偏差が許さ
れる。そこで、今、レベル検出器14において、|I|
のピーク検波の時定数から周波数偏差±600Hz以上
あれば、正確な|I|のピーク値が検出できるとする。
このため、周波数制御回路19はアナログモード時にお
いては、周波数偏差が600Hz以上2.0kHz以下
となるように周波数を制御する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 27/22

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信周波数を局発周波数と混合して得た
    中間周波数信号を入力するAGC回路において、前記受
    信周波数の偏差を検出する受信周波数偏差検出回路と、
    その検出した受信周波数の偏差を所定値に保つ制御信号
    を出力する周波数制御回路と、前記制御信号に基づいて
    前記局発周波数を制御する局発周波数可変回路とを具備
    したことを特徴とするデュアルモードセルラー移動機の
    AGC回路。
JP6114938A 1994-05-27 1994-05-27 デュアルモードセルラー移動機のagc回路 Pending JPH07321732A (ja)

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JPH07321732A true JPH07321732A (ja) 1995-12-08

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