JPH08237155A - 受信機 - Google Patents

受信機

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Publication number
JPH08237155A
JPH08237155A JP3874995A JP3874995A JPH08237155A JP H08237155 A JPH08237155 A JP H08237155A JP 3874995 A JP3874995 A JP 3874995A JP 3874995 A JP3874995 A JP 3874995A JP H08237155 A JPH08237155 A JP H08237155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
counter
reference oscillator
control circuit
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP3874995A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuaki Washimi
育亮 鷲見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP3874995A priority Critical patent/JPH08237155A/ja
Publication of JPH08237155A publication Critical patent/JPH08237155A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度センサーを使用することなく、直接、基
準発生器による周波数の検出に基づいて周波数を補正す
る。これにより、温度センサーの誤差やその補正計算等
の誤差を回避する。 【構成】 中間周波段の周波数を検出するIFカウンタ
16と、該IFカウンタ16の出力に基づき基準発振器
10の周波数を補正する制御回路17を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPLLを構成する基準発
振器の周波数を補正する受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯電話システムなどの移動通信
システムにおいては、チャネル間隔の狭帯域化と相俟っ
て、基地局および移動無線装置の送受信周波数の偏差に
は高精度の絶対精度が要求されている。たとえば、N−
TACSと呼ばれる携帯電話システムでは、基地局の送
受信周波数の偏差には±0.25ppm以下、移動無線
装置の送受信周波数の偏差には±1ppm以下の絶対精
度が要求されている。
【0003】ところが、基準信号発生器は温度により出
力する周波数が図3に示す如く変化するために、補正が
必要となった。基地局では、基準信号発生器などに予め
一定温度の熱を与え、熱変動による精度の低下を防止し
ている。移動無線装置ではTCXO(Temperature Compe
nsated Crystal Oscillator) 回路を使用する発振器が
考えられた。これは、水晶に印加する電圧や電流を変え
ることにより、周波数の温度変動を補正するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記TCXO回路は温
度センサーが必要であり、温度センサーの精度が送受信
周波数の精度に影響を及ぼし、温度センサーによる補正
も要求される精度に対応するには限界がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる点に鑑み
てなされたもので、その特徴は、中間周波段の周波数を
検出するIFカウンタと、該IFカウンタの出力に基づ
き前記PLLに周波数を供給する基準発振器の周波数を
補正する制御回路を備えたことである。
【0006】
【作用】温度センサーを使用せずに、PLLへの基準発
振器の周波数を補正することができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図に基づき説明する。図1
は実施例の要部を示すブロック図である。アンテナ
(1)より受信した信号は高周波同調回路(RF)
(2)を介して、ミキサー(MIX)(3)に入力さ
れ、ここで、局部発振回路(4)から出力された基準信
号によって所定の周波数に周波数変換される。そして、
中間周波増幅回路(IF)(5)にて中間周波を増幅
し、検波回路(DEF)(6)にて中間周波より音声電
流を取り出し、低周波増幅回路(7)にて音声電流を増
幅してスピーカ(8)より音声に変換する。
【0008】局部発振回路(4)はPLL(9)と基準
発振器(10)と分周器(11)から構成される。PL
L(9)は、電圧制御発振器(VCO)(12)と、プ
ログラマブル分周器(P/D)(13)により可変的に
分周された電圧制御発振器(12)の出力と分周器(1
1)により固定的に分周された基準発振器(10)の出
力の位相差を検出する位相比較器(φ/D)(14)
と、該位相比較器の出力を電圧制御発振器(12)への
制御電圧に変換する低減瀘波器(LPF)(15)とか
ら構成される。
【0009】(16)はIFカウンタであり、中間周波
増幅回路(5)より中間周波の周波数を検出する。例え
ば、出願人が製造するPLLのLSIであるLC721
46(図2にこのブロック図を示す)のUNIVERSAL COUN
TER(図2の401)をIFカウンタとして使用するこ
とができる。UNIVERSAL COUNTER(401)は、本来、
スキャン停止を行う場合のために使用するものである。
この入力端子はFMであればHCTR/I−6(40
2)であり、AMであればLCTRI−7(403)で
ある。出力端子はDO(404)である。本実施例は、
このUNIVERSAL COUNTER(401)を基準発振器(1
0)の温度補正用として兼用する。
【0010】(17)は制御回路であり、IFカウンタ
(16)に基づきプログラマブル分周器(13)と基準
発振器(10)を制御する。即ち、制御回路(17)は
基準発振器(10)の周波数を基準にプログラマブル分
周器(13)を制御して所定の周波数を発振させる。と
ころが、基準発振器(10)の周波数は図3に示す如く
温度により変化する。一方、図4に示す如く、基準発振
器(10)は電圧により周波数を変化させることが可能
である。制御回路(17)はデジタルアナログ変換器を
内蔵しており、IFカウンタ(16)の検出に基づき基
準発振器(10)の温度変化を補正することが可能であ
る。
【0011】図5は制御回路(17)の温度補正動作を
示すフローチャートである。制御回路(17)は標準温
度を基準とした電圧を基準発振器(10)に印加させ
る。そして、IFカウンタにより、IFの周波数(F)
を検出する(S2)。検出した周波数が許容上限値(A
Mの場合455kHz+αkHz、FMの場合10.7
MHz+βMHz)を越えると(S3のY)、周波数が
小さくなるように電圧を変更させる(S4)。検出した
周波数が許容下限値(AMの場合455kHz−αkH
z、FMの場合10.7MHz−βMHz)を越えると
(S5のY)、周波数が大きくなるように電圧を変更さ
せる(S6)。この電圧の変更は図4のようなデータに
基づき適切な値が計算される。このようにして、周波数
は所定の許容範囲に補正される。
【0012】実施例のIFカウンタ(17)はサーチ時
のカウンタ(UNIVERSAL COUNTER)を流用している。制
御回路(17)は、サーチ時にはIFカウンタ(16)
の出力により、中間周波増幅回路(5)の周波数Fが所
定の範囲内(f1<F<f2)になったときにサーチを
停止させる。そして、サーチ後の温度補正時には同じI
Fカウンタ(16)の出力により、他の所定の範囲内
(f3<F<f4)になるように基準発振器(10)を
制御する。Fが温度変化によりサーチ時の許容範囲を越
えることは問題であるために、温度補正時の範囲はサー
チ時の範囲より狭い範囲(f1<f3<f4<f2)に
設定される。このように、制御回路(17)は制御の条
件を切り替えて、1つのIFカウンタ(17)からの情
報を処理している。
【0013】中間周波増幅回路(5)からIFカウンタ
(17)へIF信号を入力するとノイズを発生する場合
がある。このような場合には、タイマーを使用して、基
準発振器(10)の温度補正が必要なときのみ、間欠動
作させればよい。
【0014】上述の如く、実施例のIFカウンタ(1
6)はPLLのLSIに内蔵するものを流用しており、
安価で精度の高い受信機を供給することができる。
【0015】
【発明の効果】温度センサーを使用することなく、直
接、基準発生器による周波数の検出に基づいて周波数を
補正するために、温度センサーの誤差やその補正計算等
の誤差がない。また、周波数の検出にはPLLのLSI
の一部を流用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】IFカウンタとして一部を流用するPLLのL
SIのブロック図である。
【図3】基準発振器の温度により周波数変化を示す図で
ある。
【図4】基準発振器への印加電圧に対する周波数変化を
示す図である。
【図5】実施例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4 局部発振回路 9 PLL 10 基準発生器 12 中間周波増幅回路 16 IFカウンタ 17 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】局部発振回路をPLL及び該PLLに基準
    信号を供給する基準発振器とで構成し、前記PLLのプ
    ログラマブル分周器の分周比を変更することにより選局
    動作を行う受信機において、 中間周波段の周波数を検出するIFカウンタと、該IF
    カウンタの出力に基づき前記基準発振器の周波数を補正
    する制御回路を備えたことを特徴とする受信機。
JP3874995A 1995-02-27 1995-02-27 受信機 Pending JPH08237155A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3874995A JPH08237155A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3874995A JPH08237155A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 受信機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08237155A true JPH08237155A (ja) 1996-09-13

Family

ID=12533959

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3874995A Pending JPH08237155A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 受信機

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JP (1) JPH08237155A (ja)

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