JPH05112364A - 連続製袋における合成樹脂フイルムを中間に介在させた多層紙袋の角底成形方法。 - Google Patents
連続製袋における合成樹脂フイルムを中間に介在させた多層紙袋の角底成形方法。Info
- Publication number
- JPH05112364A JPH05112364A JP3296528A JP29652891A JPH05112364A JP H05112364 A JPH05112364 A JP H05112364A JP 3296528 A JP3296528 A JP 3296528A JP 29652891 A JP29652891 A JP 29652891A JP H05112364 A JPH05112364 A JP H05112364A
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- JP
- Japan
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- kraft paper
- exposed
- synthetic resin
- paper
- resin film
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 合成樹脂フイルムの先端が一部で露出して接
着しにくい多層紙袋の角底を得ることにある。 【構成】 製袋時に一部露出した合成樹脂フイルムをヒ
ータ等で加熱収縮させ、接着剤塗布面に合成樹脂フイル
ムが表われないようにしたこと。 【効果】 安価な接着剤で確実に接着される。
着しにくい多層紙袋の角底を得ることにある。 【構成】 製袋時に一部露出した合成樹脂フイルムをヒ
ータ等で加熱収縮させ、接着剤塗布面に合成樹脂フイル
ムが表われないようにしたこと。 【効果】 安価な接着剤で確実に接着される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂フイルムを中
間に介在させた多層紙袋の連続製袋方法に係り、特に多
層紙袋の角成形方法に関するものである。
間に介在させた多層紙袋の連続製袋方法に係り、特に多
層紙袋の角成形方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ポリエチレンフイルムを重合クラ
フト紙の間に介在させた袋を製作する場合、クラフト紙
面とフイルム面が一部で接合して糊着するため、その接
着には特殊な化学系糊を用いる必要があり、従って高価
であると共に、接着に不安を残す面もあつた。又多層袋
の構造によつては、フイルム面に当たる糊の乾燥が遅延
し、製袋能率に影響を及ぼす欠点があつた。
フト紙の間に介在させた袋を製作する場合、クラフト紙
面とフイルム面が一部で接合して糊着するため、その接
着には特殊な化学系糊を用いる必要があり、従って高価
であると共に、接着に不安を残す面もあつた。又多層袋
の構造によつては、フイルム面に当たる糊の乾燥が遅延
し、製袋能率に影響を及ぼす欠点があつた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
従来の欠点を解消し、底部形成の際常にクラフト紙同志
が接着して安価に、しかも強固に接着する角底を得る成
形方法を提供することにある。
従来の欠点を解消し、底部形成の際常にクラフト紙同志
が接着して安価に、しかも強固に接着する角底を得る成
形方法を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は、複数枚
のクラフト紙の中間に合成樹脂フイルムを介在させた状
態で送られ、上側の内面クラフト紙の先端部の一部を切
断して中間クラフト紙と外面クラフト紙の一部露出部を
形成すると共に、外面クラフト紙の先端部を前記露出部
分を残して段状に切断した後、露出部と直交する方向に
重合展開紙を折込んで筒状となし、外部に露出している
合成樹脂フイルム部分を加熱して急遽重合クラフト紙の
内部まで収縮させ、しかる後筒状先端部の左右を三角状
に折込んで略六角形の底形成部を設け、前記内面クラフ
ト紙の切断部より露出した外面クラフト紙と中間クラフ
ト紙に接着剤塗布面を形成し、底形成部の前側部並びに
後側部に接着剤を塗布した後、前側部の半部を後側部側
に折曲接着し、次に後側部半部を折曲げて前側部の上に
折重ねて接着したことにある。
のクラフト紙の中間に合成樹脂フイルムを介在させた状
態で送られ、上側の内面クラフト紙の先端部の一部を切
断して中間クラフト紙と外面クラフト紙の一部露出部を
形成すると共に、外面クラフト紙の先端部を前記露出部
分を残して段状に切断した後、露出部と直交する方向に
重合展開紙を折込んで筒状となし、外部に露出している
合成樹脂フイルム部分を加熱して急遽重合クラフト紙の
内部まで収縮させ、しかる後筒状先端部の左右を三角状
に折込んで略六角形の底形成部を設け、前記内面クラフ
ト紙の切断部より露出した外面クラフト紙と中間クラフ
ト紙に接着剤塗布面を形成し、底形成部の前側部並びに
後側部に接着剤を塗布した後、前側部の半部を後側部側
に折曲接着し、次に後側部半部を折曲げて前側部の上に
折重ねて接着したことにある。
【０００５】
【実施例】図中１、図２は重合状態で送られる展開した
クラフト紙で１は内面紙、２は外面紙でその先端は内面
紙１より梢々短く段状にし、内外面紙１、２の間にポリ
エチレンフイルム３を介在させた中間クラフト紙４があ
る。そして内面クラフト紙１の先端の一部をコ形に切取
って一部露出部５を、又一部露出部５と一致して外面ク
ラフト紙２に張出部６を設けて段部を形成する。この重
合展開紙Ｙは２点鎖線即ち先端に対して直角の折目ａ、
ｂより内側に折込み折込んだ片の先を接着剤Ｃで接着し
て図３のように筒状体Ｘにする。かくして図４のように
外面クラフト紙２と中間クラフト紙４の半部は上側にな
りポリエチレンフイルム３の一部３ａが表出する。この
表出部分３ａを熱風又はヒーター３０により加熱し、瞬
間的に収縮させて外面クラフト紙２の内部に入り込ま
せ、中間クラフト紙４の先端露出部４ａを表出させる
（図５参照）。しかる後図６のように筒状体Ｘの先端部
を左右三角形状に折曲げれば、ポリエチレンフイルムの
ない中間クラフト紙の先端露出部４ａは接着剤Ｃの塗布
面に表われる、又内面クラフト紙１の一部露出部５によ
り外面クラフト紙２と中間クラフト紙４の先端に接着剤
Ｃの塗布面ができる。そして前側部並びに後側部に接着
剤Ｃを塗布した後に図７のように前側部の半部を後側部
側に折曲して接着し、次に後側部の半部を図８のように
折曲して接着し底を完成する。
クラフト紙で１は内面紙、２は外面紙でその先端は内面
紙１より梢々短く段状にし、内外面紙１、２の間にポリ
エチレンフイルム３を介在させた中間クラフト紙４があ
る。そして内面クラフト紙１の先端の一部をコ形に切取
って一部露出部５を、又一部露出部５と一致して外面ク
ラフト紙２に張出部６を設けて段部を形成する。この重
合展開紙Ｙは２点鎖線即ち先端に対して直角の折目ａ、
ｂより内側に折込み折込んだ片の先を接着剤Ｃで接着し
て図３のように筒状体Ｘにする。かくして図４のように
外面クラフト紙２と中間クラフト紙４の半部は上側にな
りポリエチレンフイルム３の一部３ａが表出する。この
表出部分３ａを熱風又はヒーター３０により加熱し、瞬
間的に収縮させて外面クラフト紙２の内部に入り込ま
せ、中間クラフト紙４の先端露出部４ａを表出させる
（図５参照）。しかる後図６のように筒状体Ｘの先端部
を左右三角形状に折曲げれば、ポリエチレンフイルムの
ない中間クラフト紙の先端露出部４ａは接着剤Ｃの塗布
面に表われる、又内面クラフト紙１の一部露出部５によ
り外面クラフト紙２と中間クラフト紙４の先端に接着剤
Ｃの塗布面ができる。そして前側部並びに後側部に接着
剤Ｃを塗布した後に図７のように前側部の半部を後側部
側に折曲して接着し、次に後側部の半部を図８のように
折曲して接着し底を完成する。
【０００６】
【発明の効果】本発明によれば、接着時に接着剤塗布面
に合成樹脂フイルム面が表われないため接着に支障を来
さず強固に接着され、しかも経済的に角底を製作するこ
とができる。
に合成樹脂フイルム面が表われないため接着に支障を来
さず強固に接着され、しかも経済的に角底を製作するこ
とができる。
【図１】製作材料の展開平面図
【図２】図１の分解斜視図
【図３】筒状にした平面
【図４】図３のＡ−Ａ線断面図
【図５】同上の合成樹脂フイルムの露出部を除去した断
面図
面図
【図６】角底接着過程を示す平面図
【図７】角底接着過程を示す平面図
【図８】角底の完成平面図
１ 内面クラフト紙 ２ 外面クラフト紙 ３ 合成樹脂フイルム ３ａ 一部 ４ 中間クラフト紙 ４ａ 先端露出部 ５ 先端露出部 ６ 張出部 ３０ ヒータ ａ 折目 ｂ 折目 Ｙ 展開クラフト紙 Ｘ 筒状体
Claims (1)
- 【請求項１】 複数枚のクラフト紙の中間に合成樹脂フ
イルムを介在させた状態で送られ、上側の内面クラフト
紙の先端部の一部を切断して中間クラフト紙と外面クラ
フト紙の一部露出部を形成すると共に、外面クラフト紙
の先端部を前記露出部分を残して段状に切断した後露出
部と直交する方向に重合展開紙を折込んで筒状となし、
外部に露出している合成樹脂フイルム部分を加熱して急
遽重合クラフト紙の内部まで収縮させ、しかる後筒状先
端部の左右を三角状に折込んで略六角形の底形成部を設
け、前記内面クラフト紙の切断部より露出した外面クラ
フト紙と中間クラフト紙に接着剤塗布面を形成し、底形
成部の前側部並びに後側部に接着剤を塗布した後、前側
部の半部を後側部側に折曲接着し、次に後側部半部を折
曲げて前側部の上に折重ねて接着したことを特徴とする
連続製袋における合成樹脂フイルムを中間に介在させた
多層紙袋の角底成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3296528A JPH05112364A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 連続製袋における合成樹脂フイルムを中間に介在させた多層紙袋の角底成形方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3296528A JPH05112364A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 連続製袋における合成樹脂フイルムを中間に介在させた多層紙袋の角底成形方法。 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05112364A true JPH05112364A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17834700
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3296528A Pending JPH05112364A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 連続製袋における合成樹脂フイルムを中間に介在させた多層紙袋の角底成形方法。 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05112364A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20170275084A1 (en) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | Yozgat Kraft Torba Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi | Kraft sacks used to store industrial-purpose dust and granule products |
-
1991
- 1991-10-17 JP JP3296528A patent/JPH05112364A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20170275084A1 (en) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | Yozgat Kraft Torba Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi | Kraft sacks used to store industrial-purpose dust and granule products |
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