JP7477685B2 - 紙袋の製造方法、紙袋展開紙および紙袋 - Google Patents

紙袋の製造方法、紙袋展開紙および紙袋 Download PDF

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Description

特許法第30条第2項適用 第30条第2項適用、令和4年6月13日発行のニュースレター(2022年夏号(No.016))において、新商品として公開
本発明は、紙袋の製造方法に関する。特に、作製するのが簡単な紙袋の製造方法に関する。また、本発明は、紙袋の製造方法に用いられる紙袋展開紙およびその紙袋展開紙から構成された紙袋に関する。
衣料品の持ち帰り用の袋として、上端近傍部に手提げ用の長穴を設け、下端部を熱溶着により閉塞した樹脂フィルム製(ポリエチレンなど)の樹脂袋が、安価に製作できて、しかも丈夫で、雨天時でも衣料品を汚さないことから広く採用されている。しかし、そのような樹脂袋は、軟質でしかも摩擦抵抗が少ないことから、持ち歩いたときの上下動によって、収容した衣料品が型崩れすること、そして、廃棄した樹脂袋が地球環境を汚染することがあることなどの問題がある。そこで、最近では、衣料品のお持ち帰り用の袋として、例えばワイシャツやスポーツシャツなどの衣料品を型崩れしないように持ち帰り可能な、手提げ紙袋も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図1は、特許文献1に開示された紙袋1000を示している。また、図2は、その紙袋1000の展開図1100である。図1に示した紙袋1000は、袋口118を有する紙袋本体部116を備え、紙袋前面部111と紙袋後面部113と閉塞部1117とから構成されている。紙袋本体部116には、糊代部115および前面延長部122(後面延長部123)が存在しており、マチ部113および114が設けられている。また、紙袋本体部116には、把手131が当て紙130によって取り付けられている。
図2の展開図1100において、F1、F2は折り目であり、Wはマチ部の幅であり、Rはロール紙である。また、L1は延長部の上下方向の長さであり、L3は切込部の長さであり、Dは間隔である。このような1枚の展開図1100を、F1、F2の折り目などに従って折ることによって、紙袋1000を作製することができる。
特開2022-44903号公報
本願発明者は、新しい紙袋作製方法を検討していた。従来の紙袋の作製方法は、1枚の展開紙を折っていくのであるが、実際には、展開紙は(印刷面のイラスト等を除けば)無地の1枚の紙であって、折り目が付いていたり、折り線が印字されているわけでなく、職人の熟練の技術によって治具などを使って折っていく。職人の横でその様子を見ていると、展開紙を手際よく折って簡単に紙袋を作製するが、それを素人がやろうとすると、とても簡単に作製することなんてできない。1枚の展開紙を折り目に沿って折ってるだけでも大変であるし、それを紙袋の形状にするのも大変である。
本願発明者は、従来の紙袋の作製方法と比較して、素人でも(さらには、就労可能な身体障害者であっても)、簡単に、1枚の展開紙を折って紙袋を作製する方法を模索した。そのような新しい紙袋作製方法を鋭意検討している中、本発明に係る紙袋作製方法および紙袋を完成させた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、熟練した職人でなくても、比較的簡単に展開紙を折って紙袋を作製する方法を提供することにある。
本発明に係る紙袋の製造方法は、鋭角の切り込み部が形成された紙袋展開紙を用意する工程と、前記紙袋展開紙に紐を通す工程と、前記紙袋展開紙を折る工程とを含む。用意される前記紙袋展開紙は、第1紙袋主面部と、第1側面部と、第2紙袋主面部と、第2側面部とが繋がった形態で構成されている。前記第1紙袋主面部、前記第1側面部、前記第2紙袋主面部および前記第2側面部における上開口部側には、上口折り部が連続して接続されている。前記第1紙袋主面部と前記第1側面部との間の領域、前記第1側面部と前記第2紙袋主面部との間の領域、および、前記第2紙袋主面部と前記第2側面部との間の領域に対応した前記上口折り部において、前記鋭角の切り込み部が形成されている。前記第1紙袋主面部、前記第1側面部、前記第2紙袋主面部および前記第2側面部における底面部側には、底面折り部が接続されている。前記第1紙袋主面部と前記第1側面部との間の領域、前記第1側面部と前記第2紙袋主面部との間の領域、および、前記第2紙袋主面部と前記第2側面部との間の領域に対応した前記底面折り部には、前記鋭角の切り込み部が形成されている。
ある好適な実施形態では、前記紙袋展開紙を折る工程においては、前記第1側面部に接続した前記上口折り部と、前記第2紙袋主面部に接続した前記上口折り部と、前記第2側面部に接続した前記上口折り部とを、前記底面部側に折ることを実行する。前記第1紙袋主面部を折ることを実行する。そして、前記第1紙袋主面部に接続した前記上口折り部を前記底面部側に折ることを実行する。
ある好適な実施形態において、前記第1紙袋主面部に接続した前記上口折り部を前記底面部側に折ることを実行した後、前記底面折り部を折るとともに、底ボール紙を入れることを実行する。
ある好適な実施形態において、用意される前記紙袋展開紙は、前記第2側面部の外側に、側面延長部が連続して接続されている。前記底面折り部には、底面延長部が連続して接続されている。
ある好適な実施形態において、用意される前記紙袋展開紙には、折り線が形成されている。前記第1紙袋主面部と前記上口折り部との境界部に紐を通す紐開口部が形成されている。そして、前記第2紙袋主面部と前記上口折り部との境界部に前記紐を通す紐開口部が形成されている。
ある好適な実施形態では、用意される前記紙袋展開紙における前記鋭角の切り込み部の切り込み角度は、3°~15°である。
ある好適な実施形態では、前記紙袋展開紙を用意する工程の後、前記紙袋展開紙の所定位置に両面テープを貼ることを実行する。
ある好適な実施形態では、前記紙袋展開紙に紐を通す工程において、前記通された紐は、接着剤によって前記紙袋展開紙の一部に固定される。
ある好適な実施形態では、前記接着剤としてホットメルト接着剤を用いて、前記通された紐は前記紙袋展開紙の一部に固定される。
本発明に係る紙袋展開紙は、紙袋を作製するための紙袋展開紙であり、前記紙袋展開紙は、第1紙袋主面部と、第1側面部と、第2紙袋主面部と、第2側面部とが繋がった形態で構成されている。前記第1紙袋主面部、前記第1側面部、前記第2紙袋主面部および前記第2側面部における上開口部側には、上口折り部が連続して接続されている。前記第1紙袋主面部と前記第1側面部との間の領域、前記第1側面部と前記第2紙袋主面部との間の領域、および、前記第2紙袋主面部と前記第2側面部との間の領域に対応した前記上口折り部において、鋭角の切り込み部が形成されている。前記第1紙袋主面部、前記第1側面部、前記第2紙袋主面部および前記第2側面部における底面部側には、底面折り部が接続されている。前記第1紙袋主面部と前記第1側面部との間の領域、前記第1側面部と前記第2紙袋主面部との間の領域、および、前記第2紙袋主面部と前記第2側面部との間の領域に対応した前記底面折り部前記底面折り部には、鋭角の切り込み部が形成されている。
ある好適な実施形態において、前記紙袋展開紙は、前記第2側面部の外側に、側面延長部が連続して接続されている。前記底面折り部には、底面延長部が連続して接続されている。前記第1紙袋主面部と前記上口折り部との境界部に前記紐を通す紐開口部が形成されている。そして、前記第2紙袋主面部と前記上口折り部との境界部に前記紐を通す紐開口部が形成されている。前記鋭角の切り込み部の切り込み角度は、3°~15°である。
本発明に係る紙袋は、上開口部を有する紙袋であり、上記紙袋展開紙を含み、前記紙袋展開紙に通された紐を備えている。
ある好適な実施形態において、前記紙袋展開紙は両面テープで固定されることによって紙袋形状となっている。
ある好適な実施形態において、前記紙袋展開紙に通された紐は、接着剤によって前記紙袋展開紙の一部に固定されている。
ある好適な実施形態において、前記接着剤は、ホットメルト接着剤である。
本発明の紙袋の製造方法では、紙袋展開紙において、第1紙袋主面部と第1側面部との間、第1側面部と第2紙袋主面部との間、第2紙袋主面部と第2側面部との間の領域に対応した上口折り部に鋭角の切り込み部が形成され、第1紙袋主面部と第1側面部との間、第1側面部と第2紙袋主面部との間、第2紙袋主面部と第2側面部との間の領域に対応した底面折り部には、鋭角の切り込み部が形成されている。それにより、上口折り部および底面折り部を容易に折ることができ、その結果、職人の熟練の技術によって治具などを使って折っていくことをしなくても、比較的簡単に展開紙を折って紙袋を作製することができる。
従来の紙袋1000の斜視図である。 従来の紙袋の展開図1100である。 本発明の実施形態に係る紙袋100の構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る紙袋100の構成を示す背面図である。 本発明の実施形態に係る紙袋100の構成を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る紙袋100の構成を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る紙袋100の構成を示す上面図である。 本発明の実施形態に係る紙袋100の展開紙50の構成を示す図(平面図)である。 本発明の実施形態に係る紙袋100の製造方法を説明するためのフローチャートである。 本実施形態に係る紙袋100の製造方法を説明するための工程図(展開紙50の平面図)である。 本実施形態に係る紙袋100の製造方法を説明するための工程図(展開紙50の平面図)である。 本実施形態に係る紙袋100の製造方法を説明するための工程図(展開紙50の平面図)である。 本実施形態に係る紙袋100の製造方法を説明するための工程図(展開紙50の平面図)である。 本実施形態に係る紙袋100の製造方法を説明するための工程図である。 本実施形態に係る紙袋100の製造方法を説明するための工程図である。 本実施形態に係る紙袋100の製造方法を説明するための工程図(展開紙50の平面図)である。 本実施形態に係る紙袋100の製造方法を説明するための工程図(展開紙50の平面図)である。 本実施形態に係る紙袋100の製造方法を説明するための工程図(展開紙50の平面図)である。 本実施形態に係る紙袋100の製造方法を説明するための工程図(展開紙50の平面図)である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態を説明する。以下の図面においては、説明の簡潔化のために、同じ作用を奏する部材、部位には同じ符号を付し、重複する説明は省略または簡略化することがある。また、各図における寸法関係(長さ、幅、厚さ等)は、必ずしも実際の寸法関係を正確に反映していない場合がある。また、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本発明の実施に必要な事項は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本発明は、本明細書及び図面によって開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。加えて、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図3は、本発明の実施形態に係る紙袋100の構成を示す斜視図である。具体的には、図3は、本実施形態の紙袋100を膨らませた状態のものを示している。また、図4および図5は、それぞれ、本実施形態の紙袋100を折り畳んでコンパクトにした状態の背面図および正面図を示している。図6および図7は、それぞれ、本実施形態の紙袋100を膨らませた状態の側面図および上面図を示している。
本実施形態の紙袋100は、図3に示すように、紙袋主面部10と側面部12と底面部14とから構成されている。また、紙袋100は、上開口部20を有しており、上開口部20から紙袋100の内部に物品(商品、私物品など)を入れることができる。上開口部20の縁部11は、紙袋主面部10および側面部12の上端11である。
また、紙袋100の内側上部(上開口部20の縁部11の内側の周辺)は、上口折り部21によって囲まれている。上口折り部21は、紙袋主面部10および側面部12から連続して延長した部位であり、内側に折り込まれるようにして配置されている。また、紙袋主面部10と上口折り部21との境界部(縁部11)には、紐15を通す紐開口部17が形成されている。そして、紐15(紙袋100の持ち手)は、紐開口部17から延びている。本実施形態では、紐15は、輪っか形状となっている。
紙袋100の側面部12には、マチ部25が形成されている。マチ部25は、折り線22に沿って折り畳むことができ、また、折り畳まれた状態から広げる(膨らませる)ことができる。紙袋100の底面部14は、折り線24および25に沿って折り畳むことができる。具体的には、マチ部25を折り畳むと、紙袋100の底面部14は折り畳まれて、図4に示すように、底面部14の縁部16(より具体的には、縁部16の一方)が上を向いて、底面部14は紙袋主面部10に重なるようになる。そして、図4に示した折り畳んだ状態の反対側が、図5に示した紙袋100である。
図6は、膨らませた状態の紙袋100の側面構成を示している。図7は、底ボール紙19を取り外した構成での紙袋100を上からみた構成を示している。紙袋100の底面部14には、側面部12から連続して延長した底面折り部26が配置されている。底面折り部26を覆うように底面部14の上に、底ボール紙19が配置される。
本実施形態の紙袋100は、図8に示した紙袋展開紙50から作製することができる。本実施形態の紙袋展開紙50は、1枚の用紙であり、その材料は、例えば、白板紙・色板紙であるが、それに限定されるものではない。好適な材料は、片面コートカード紙である。紙袋展開紙50の厚さは、例えば、230~350g/mである(好適な厚さの一例は、260g/m)が、それに限定されるものではない。本実施形態の紙袋展開紙50には、鋭角の切り込み部30が形成されている。
本実施形態の紙袋展開紙50は、紙袋主面部10を構成することになる第1紙袋主面部10aおよび第2紙袋主面部10bと、側面部12を構成することになる第1側面部12aおよび第2側面部12bとを含んでいる。具体的には、図8に示すように、紙袋展開紙50は、第1紙袋主面部10aと、第1側面部12aと、第2紙袋主面部10bと、第2側面部12bとが繋がった形態で構成されている。
本実施形態の構成において、第1紙袋主面部10a、第1側面部12a、第2紙袋主面部10bおよび第2側面部12bにおける上開口部側(矢印X参照)には、それぞれ、上口折り部21が連続して接続されている。また、第1紙袋主面部10aと第1側面部12aとの間の領域、第1側面部12aと第2紙袋主面部10bとの間の領域、および、第2紙袋主面部10bと第2側面部12bとの間の領域に対応した上口折り部21において、鋭角の切り込み部30が形成されている。
また、第1紙袋主面部10、第1側面部12、第2紙袋主面部10および第2側面部12における底面部側(矢印Z参照)には、底面折り部26及び27が接続されている。ここで、底面折り部27は、底面部14となる部位である。また、底面折り部26は、図7に示すように底面部14の固定・補強する部位である。
さらに、第2側面部12bの外側には、側面延長部23が連続して接続されている。また、底面折り部27には、底面延長部28が連続して接続されている。なお、側面延長部23は、第1紙袋主面部10aの外側に配置するような構成例でもよい。また、底面延長部28は、第1紙袋主面部10aに繋がる底面折り部27に形成される構成例の他、第2紙袋主面部10bに繋がる底面折り部27に形成される構成例であってもよい。
また、本実施形態の構成では、第1紙袋主面部10aと第1側面部12aとの間の領域、第1側面部12aと第2紙袋主面部10bとの間の領域、および、第2紙袋主面部10bと第2側面部12bとの間の領域に対応した底面折り部(26、27)には、鋭角の切り込み部30が形成されている。
図示した構成例では、4箇所の切り込み部30が形成されている。言い換えると、この切り込み部30は、第1紙袋主面部10a/第2紙袋主面部10bと、第1側面部12a/第2側面部12bとの間に位置する領域の上口折り部21/底面折り部(26、27)に形成されている。切り込み部30は、直線(線分)の切り込みではなく、鋭角(θ)の切り込みである。本実施形態の紙袋展開紙50において、この鋭角の切り込み部30が形成されていることにより、治具などを使用せずとも、簡単に紙袋展開紙50を折って紙袋100を作製することができる。
本実施形態の切り込み部30の切り込み角度θは、例えば、3°~15°であるが、必ずしもその範囲に限定されるものではない。図示した構成例における切り込み角度θは10°±2°であるが、具体的な切り込み角度θは、使用する用紙や紙袋100に求められる特性・条件などに応じて適時最適なものを選択することができる。4つの切り込み部30の角度θをすべて同様(例えば、10°±2°)にしてもよいし、異なるものしてもよい。また、鋭角の切り込み部30と表現しているが、切り込み部の先端は、点でなくても、先端は丸みを帯びるようにしたり、先端が略直線(略台形)のようなものであっても構わない。さらには、図示した鋭角の切り込み部30の直線部分を、曲線(例えば、ベルヌーイ曲線など)によって10°±2°構成してもよい場合もある。特に角度の制限はないものの、2°未満(または2°以下)の鋭角、20°を超える鋭角(または、20°以上の鋭角)は効果が弱くなる可能性がある。切り込み部が鋭角でなく直線(0°の場合)は、簡単には折ることができず、慎重に丁寧にしなくてはならないという欠点があり、さらには、隣同士の紙が重なったり、組み立てる時に少しでもズレると大きく膨らんだ折り目になったり、そして、底面からはみ出したりすることが発生して好ましくない。
本実施形態の紙袋展開紙50の寸法を例示的に記載すると次の通りである。ただし、これらの寸法に限定されるものではなく、具体的には、完成する紙袋100の構造・寸法に対応したものになる。ここで、矢印Y方向に沿った全長L1は889mm(±10mm)、第1紙袋主面部10aの長さL2は319mm(±10mm)、第2紙袋主面部10bの長さL3は320mm(±10mm)、第1・第2側面部12a・12bの長さL4は110mm(±10mm)である。側面延長部23の長さL5は30mm(±10mm)である。また、矢印XおよびY方向に沿った全長W1は380mm(±10mm)、第1・第2紙袋主面部10a・10b(および第1・第2側面部12a・12b)の長さW2は250mm(±10mm)、底面折り部26の長さW3は80mm(±10mm)、上口折り部21の長さW4は50mm(±10mm)である。底面折り部27の長さL6は55mm(±10mm)、底面延長部28の長さL7は25mm(±10mm)である。なお、図示した構成において、底面折り部27に鋭角の切り込み部30を形成して、底面延長部28は直線状にしているが、底面折り部27および底面延長部28をあわせて、鋭角の切り込み部30を形成してもよい。また、本実施形態の構成では、木型を使用していることから、上記の各寸法(L1など)において、(±10mm)の場合の他、(±1mm)でも大丈夫である。
また、本実施形態の紐開口部17は、左右の斜め線と中央の線分とから構成された切り込み開口部である。左右の斜め線と中央の線分をあわせた長さS1は24mm(±5mm)であり、中央の線分の長さS3は22mm(±5mm)であり、X方向に沿った長さS4(斜めの線を含む幅)は2mm(±0.5mm)である。紐開口部17同士の間隔G1は、90mm(±5mm)である。なお、紐開口部17は、仕様する紐15にあわせて適宜好適な寸法・形状にすることができる。また、本実施形態の構成では、木型を使用していることから、上記の各寸法(S1など)において、(±5mm)の場合の他、(±1mm)でも大丈夫である。本実施形態では、紐開口部17は、左右の斜め線と中央の線分とから構成された切り込み開口部にしたが、それ以外の構造・形状のものにしてもよく、例えば、円形・楕円形・長円(またはトラック形状)の開口部、楕円形の開口部、任意の曲線の開口部、直線状の開口部(矩形または略矩形)にしても構わない。
また、本実施形態の構成においては、治具を用いずに、紙袋展開紙50から紙袋100を作製しやすいように、各部位(10a、12aなど)の境界に折れ線11、13、16、19が形成されている。また、マチ部(25)のための折れ線22(そして、底面部14を折るための折れ線24、25)が形成されている。本実施形態の折れ線11等(24等)は、印字した折り部分がわかる線というよりかは、用紙に凹部(窪み)を形成してなる線(折れ線)である。凹部を有する折れ線11等(24等)の幅は、例えば1mm(±0.5mm)であるが、この寸法に限定されるものではない。この凹部を有する折れ線11等(24等)が設けられていることによって、治具などを使用せずとも、簡単に紙袋展開紙50を折って紙袋100を作製することができることをさらに容易にすることができる。
次に、本実施形態の紙袋100の製造方法(作製方法、折る方法)について説明する。本実施形態の紙袋100の製造方法は、図9に示すようにして実行される。また、図10から図19は、それぞれ、紙袋100の製造方法の工程図である。
本実施形態の紙袋100の製造方法は、まず、図8に示した紙袋展開紙50を作製して用意する(工程S100)。次に、紙袋展開紙50に紐15を通すことを実行する(工程S200)。その後、紙袋展開紙50を折ることを実行する(工程S220~S300等)。以下、さらに説明する。
まず、紙袋原紙(例えば、紙袋展開紙のシート紙)から、型抜き装置によって、図8に示した紙袋展開紙50を切り抜いて(型抜きして)、一度の工程で、紙袋展開紙50を作製する。型抜き装置は、例えば、トムソン打ち抜き機(ビク抜き機)などである。なお、予め作製した紙袋展開紙50を用意しても構わない。
次に、図10および図11に示すようにして、紙袋展開紙50の紐開口部17に紐15を通す(工程S200)。そして、その紐15を両面テープ31で固定する。この両面テープ31は、紐15を固定する上で(使用時に紐15が外れないように)しっかりと固定して貼ることが好ましい。図10は、紙袋展開紙50の内面(裏)を示しており、図11は、紙袋展開紙50の外面(表)を示している。
ここで、紙袋展開紙50の紐開口部17を通じて通された紐15(図10において、紐15のうち内部に折り曲がって延びている部分)は、側面部12から延びた上口折り部21に接着剤(例えば、ホットメルト接着剤)で固定されていることが好ましい。言い換えると、紙袋展開紙50に(紐開口部17を介して)通された紐15は、接着剤によって記紙袋展開紙50の一部に固定されていることが好ましい。これは、両面テープ31で紐15を固定した場合、軽い物を紙袋100に入れるときは問題ないが、重い物(例えば、液体入りのペットボトルなど)を紙袋100に入れるときは紐15が外れてしまう可能性がある。そこで、紐15が上口折り部21と接触する面(図10において、紐15の裏面/上口折り部21の表面)に接着剤(例えば、ホットメルト接着剤)を付けることで、紙袋100になったときに紐15が引っ張られる方向(図10では、紙面の上方向)の強度を高めることができる。紐15を両面テープ31で固定する場合は、横方向に延びた両面テープ31によって紐15を押さえることから、紙袋100になったときに紐15が引っ張られる方向(図10では、紙面の上方向)の強度が足りない可能性がある。一方で、紐15の裏面(及び/又は、上口折り部21の表面)に接着剤が付与されて、その接着剤で紐15の裏面が上口折り部21に固定されていると、縦方向への強度が強くなる。その結果、重い物(例えば、液体入りのペットボトルなど)を紙袋100に入れたとしても紐15が外れてしまうことを防止することができる。紐15の裏面(紙袋展開紙50に接している面)のうち半分以上(例えば、70%以上の面積、好ましくは90%以上の面積)は接着剤によって固定されていることが好ましい。
本実施形態においては、接着剤は、ホットメルト接着剤(略して「ホットメルト」)を使用している。ホットメルトは、熱可塑性ポリマーを主成分とする常温で固体の接着剤であり、水や有機溶剤を含まないことが特徴である。ホットメルトは、加熱溶融後塗布して冷却することにより短時間で固化するものであり、乾燥装置が不要のため、省エネルギー及び省スペース化になるとともに、接着が早いため作業スピードアップに繋がり、接着工程の自動化が容易という利点がある。また、ホットメルトは、有機溶剤を含まないため中毒や火災の危険性が少なく、排水や廃液などの処理が不要であり、危険物ではないため保管・輸送時の規制が少なく、常温で固形のため効率の良い保管、輸送が可能というメリットもある。
次いで、紙袋展開紙50の所定箇所に両面テープ(31、33、34、35)を貼っていく(工程S210)。図10に示した紙袋展開紙50の内面(裏)においては、側面部12から延びた上口折り部21に両面テープ32を貼る。両面テープ32は、上口折り部21の中央よりも上側(X矢印の先)に貼ることが好まし。また、図11に示した紙袋展開紙50の外面(表)においては、側面延長部23に両面テープ33を貼る。また、側面部12から延びた底面折り部27に両面テープ34を貼る。両面テープ34は、底面折り部27の中央よりも上側(X矢印の先、側面部12側)に貼ることが好ましい。さらに、底面延長部28に両面テープ35を貼る。両面テープ35は、工程作業的には、一枚のテープで貼ることが好ましいが、分割して(例えば、2枚)貼っても構わない。
次に、両面テープを所定位置に貼った紙袋展開紙50を折っていく。まず、図10に示した状態から、図12に示す状態になるように、上口折り部21(上の口折り)を1箇所残して(すなわち、3箇所)をX方向の下側に折る。具体的には、紙袋主面部10bから延びた上口折り部21の1箇所と、側面部12a・12bから延びた上口折り部21の2箇所を折って、両面テープ31および32にて固定する。
続いて、紙袋展開紙50の胴(紙袋主面部10、側面部12)を貼る(工程S230)。具体的には、まず、図12に示した状態から、左側に位置する側面部12bを右側(Y矢印方向)に折る。次いで、右側に位置する紙袋主面部10aを左側(Y矢印の反対方向)に折る。すると、側面延長部23の部分が紙袋主面部10aの下になり(点線で表現)、側面延長部23の両面テープ33で紙袋主面部10aとの固定を行うことができる。
次に、残していた上口折り部21(最後の口折り)を折って貼る(工程S240)。具体的には、図13に示した状態から、図14に示すように、紙袋展開紙50を立体的にする。続いて、矢印に示すように上口折り部21を内側に折り込んで両面テープ31で固定すると、図15に示すような構造になる。このように、上口折り部21を1つ残しておき、最後にそれを折る手法をとることにより、側面延長部23を下にした状態で上口折り部21にて側面延長部23を押さえることができる。すなわち、この手法を用いると、胴(紙袋主面部10、側面部12)を貼ったところを上から巻いて貼ることができて便利であり、具体的には、強度を上げることができ、または、貼った部分を剥がれにくくすることができる。
続いて、底面部14を作製していく。まずは、図16に示すようにして、底の部分にしっかり折り目を付けていく(工程S300)。次に、図17に示すように、底ボール紙19を底の部分に入れる(工程S310)。続いて、図18に示すように、左右の底面折り部26を折った後、両面テープ34の剥離紙を剥がす(工程S320)。その後、図19に示すように、上の底面折り部27を折った後、両面テープ35の剥離紙を剥がして、下の底面折り部27を折って貼る(工程S320)。すると、上の底面折り部27から延びた底面延長部28が、両面テープ35を介して下の底面折り部27とあわさって固定する。
このようにして、図4に示した紙袋100が完成する。この例では、図19に示した上下(二枚)の底面折り部27が底面部14を構成する。また、この手法では、底ボール紙19を後から紙袋100の内部に入れる必要がないので、底ボール紙19を一連の作業で入れることができて便利である。なお、両面テープを使用したのは、接着剤や糊を用いると、乾燥するまでに時間がかかって製造の流れがとまってしまうのと、熟練した人でないと、いろいろなところに接着剤や糊が付いてしまう可能性があるからである。その点、両面テープであればそのような問題を回避することができる。
本実施形態の紙袋の製造方法によれば、紙袋展開紙50における上口折り部21および底面折り部27・26の所定箇所(境界)に鋭角の切り込み部30が形成されているので、上口折り部21および底面折り部27・26を容易に折ることができる。その結果、職人の熟練の技術によって治具などを使って折っていくことをしなくても、比較的簡単に1枚の展開紙(50)を折って紙袋100を作製することができる。それゆえに、健常者だけでなく、例えば身体障害者の人でも、簡単に紙袋(100)を作製することが可能となる。
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、勿論、種々の改変が可能である。例えば、紐15は、平板のものでなく、断面が丸形(または長円)のものを使用することもできる。また、上述した実施形態の説明では、治具なしで紙袋を作製できることを伝えているが、(例えば、底にしっかり折り目を入れる工程などで)治具を用いてもよい場合もある。また、本実施形態では、両面テープを使用して固定を行ったが、両面テープの少なくとも一部を糊で固定してもよい。さらには、1枚の展開紙50を折って紙袋100を作製したが、展開紙50の半分のものを2枚貼って展開紙50の形状にすることも可能である。ただし、1枚の展開紙50を用意してそれから紙袋100を作製する方が便利である。
本発明によれば、比較的簡単に展開紙を折って紙袋を作製する方法を提供することができる。
10(10a、10b) 紙袋主面部
11 上開口部の縁部(上端)
12(12a・12b) 側面部
14 底面部
15 紐
16 縁部
17 紐開口部
19 底ボール紙
20 上開口部
21 上口折り部
23 側面延長部
25 マチ部
26 底面折り部
27 底面折り部
28 底面延長部
30 切り込み部(鋭角の切り込み部)
31~35 両面テープ
50 紙袋展開紙
100 紙袋
1000 紙袋

Claims (17)

  1. 紙袋の製造方法であって、
    鋭角の切り込み部が形成された紙袋展開紙を用意する工程と、
    前記紙袋展開紙に紐を通す工程と、
    前記紙袋展開紙を折る工程と
    を含み、
    用意される前記紙袋展開紙は、
    第1紙袋主面部と、第1側面部と、第2紙袋主面部と、第2側面部とが繋がった形態で構成されており、
    前記第1紙袋主面部、前記第1側面部、前記第2紙袋主面部および前記第2側面部における上開口部側には、上口折り部が連続して接続されており、
    前記第1紙袋主面部と前記第1側面部との間の領域、前記第1側面部と前記第2紙袋主面部との間の領域、および、前記第2紙袋主面部と前記第2側面部との間の領域に対応した前記上口折り部において、前記鋭角の切り込み部が形成されており、
    前記第1紙袋主面部、前記第1側面部、前記第2紙袋主面部および前記第2側面部における底面部側には、底面折り部が接続されており、前記第1紙袋主面部と前記第1側面部との間の領域、前記第1側面部と前記第2紙袋主面部との間の領域、および、前記第2紙袋主面部と前記第2側面部との間の領域に対応した前記底面折り部には、前記鋭角の切り込み部が形成されており、
    前記第1紙袋主面部と前記上口折り部との境界部に前記紐を通す紐開口部が形成されており、そして、
    前記第2紙袋主面部と前記上口折り部との境界部に前記紐を通す紐開口部が形成されている、製造方法。
  2. 前記紐開口部は、左右の斜め線と中央の線分とから構成された切り込み開口部である、請求項1に記載の製造方法。
  3. 用意される前記紙袋展開紙には、折り線が形成されており、
    前記紙袋展開紙を折る工程においては、
    前記第1側面部に接続した前記上口折り部と、前記第2紙袋主面部に接続した前記上口折り部と、前記第2側面部に接続した前記上口折り部とを、前記底面部側に折ることを実行し、
    前記第1紙袋主面部を折ることを実行し、
    前記第1紙袋主面部に接続した前記上口折り部を前記底面部側に折ることを実行する、請求項1または2に記載の製造方法。
  4. 前記第1紙袋主面部に接続した前記上口折り部を前記底面部側に折ることを実行した後、前記底面折り部を折るとともに、底ボール紙を入れることを実行する、請求項に記載の製造方法。
  5. 用意される前記紙袋展開紙は、前記第2側面部の外側に、側面延長部が連続して接続されており、
    前記底面折り部には、底面延長部が連続して接続されている、請求項1または2に記載の製造方法。
  6. 用意される前記紙袋展開紙における前記鋭角の切り込み部の切り込み角度は、3°~15°である、請求項1または2に記載の製造方法。
  7. 前記紙袋展開紙を用意する工程の後、前記紙袋展開紙の所定位置に両面テープを貼ることを実行する、請求項1または2に記載の製造方法。
  8. 前記紙袋展開紙に紐を通す工程において、前記通された紐は、接着剤によって前記紙袋展開紙の一部に固定される、請求項1または2に記載の製造方法。
  9. 前記接着剤としてホットメルト接着剤を用いて、前記通された紐は前記紙袋展開紙の一部に固定される、請求項8に記載の製造方法。
  10. 紙袋を作製するための紙袋展開紙であって、
    前記紙袋展開紙は、
    第1紙袋主面部と、第1側面部と、第2紙袋主面部と、第2側面部とが繋がった形態で構成されており、
    前記第1紙袋主面部、前記第1側面部、前記第2紙袋主面部および前記第2側面部における上開口部側には、上口折り部が連続して接続されており、
    前記第1紙袋主面部と前記第1側面部との間の領域、前記第1側面部と前記第2紙袋主面部との間の領域、および、前記第2紙袋主面部と前記第2側面部との間の領域に対応した前記上口折り部において、鋭角の切り込み部が形成されており、前記第1紙袋主面部、前記第1側面部、前記第2紙袋主面部および前記第2側面部における底面部側には、底面折り部が接続されており、
    前記第1紙袋主面部と前記第1側面部との間の領域、前記第1側面部と前記第2紙袋主面部との間の領域、および、前記第2紙袋主面部と前記第2側面部との間の領域に対応した前記底面折り部には、鋭角の切り込み部が形成されており、
    前記第1紙袋主面部と前記上口折り部との境界部に紐を通す紐開口部が形成されており、そして、
    前記第2紙袋主面部と前記上口折り部との境界部に前記紐を通す紐開口部が形成されておる、紙袋展開紙。
  11. 前記紐開口部は、左右の斜め線と中央の線分とから構成された切り込み開口部である、請求項10に記載の紙袋展開紙。
  12. 前記紙袋展開紙は、前記第2側面部の外側に、側面延長部が連続して接続されており、
    前記底面折り部には、底面延長部が連続して接続されており
    記鋭角の切り込み部の切り込み角度は、3°~15°である、請求項10に記載の紙袋展開紙。
  13. 前記紙袋展開紙の厚さは、230~350g/m である、請求項10に記載の紙袋展開紙。
  14. 上開口部を有する紙袋であって、
    請求項10から13の何れか一つに記載の紙袋展開紙を含み、
    前記紙袋展開紙に通された紐を備えている、紙袋。
  15. 前記紙袋展開紙は両面テープで固定されることによって紙袋形状となっている、請求項1に記載の紙袋。
  16. 前記紙袋展開紙に通された紐は、接着剤によって前記紙袋展開紙の一部に固定されている、請求項1に記載の紙袋。
  17. 前記接着剤は、ホットメルト接着剤である、請求項1に記載の紙袋。
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