JPH05112140A - ロツク装置 - Google Patents
ロツク装置Info
- Publication number
- JPH05112140A JPH05112140A JP30097891A JP30097891A JPH05112140A JP H05112140 A JPH05112140 A JP H05112140A JP 30097891 A JP30097891 A JP 30097891A JP 30097891 A JP30097891 A JP 30097891A JP H05112140 A JPH05112140 A JP H05112140A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- base
- locking ring
- lock device
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 係止環に強度の高い材料を使用することがで
きるロック装置であって、自動車の脱着式ルーフ、幌の
固定または各種部材の固定に使用に適するものを提供す
ること。 【構成】 基台と、基台にその一端が軸支されたレバー
と、該レバーに揺動自在に取付けられた係止環と、上記
レバーを基台に対し係合離脱自在にするための手段とを
備えた装置であって、上記レバーの基部に突起を設け、
未使用時には係止環をして突起を乗り越えさせ、それに
よって係止環を所定位置に保持することを特徴とするロ
ック装置。
きるロック装置であって、自動車の脱着式ルーフ、幌の
固定または各種部材の固定に使用に適するものを提供す
ること。 【構成】 基台と、基台にその一端が軸支されたレバー
と、該レバーに揺動自在に取付けられた係止環と、上記
レバーを基台に対し係合離脱自在にするための手段とを
備えた装置であって、上記レバーの基部に突起を設け、
未使用時には係止環をして突起を乗り越えさせ、それに
よって係止環を所定位置に保持することを特徴とするロ
ック装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の脱着式ルー
フ、幌の固定または各種部材の固定に使用することがで
きるロック装置に関する。
フ、幌の固定または各種部材の固定に使用することがで
きるロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、基台と、基台にその一端が軸支さ
れたレバーと、該レバーに揺動自在に取付けられた係止
環と、上記レバーを基台に対し係合離脱自在にするため
の手段とを備えたロック装置においては、未使用時に係
止環が自由に揺動するので、ロック操作時に、係止環に
指をはさむなど種々のトラブルが生じていた。
れたレバーと、該レバーに揺動自在に取付けられた係止
環と、上記レバーを基台に対し係合離脱自在にするため
の手段とを備えたロック装置においては、未使用時に係
止環が自由に揺動するので、ロック操作時に、係止環に
指をはさむなど種々のトラブルが生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、未使用時に
おいては係止環を揺動しないように保持しておき、上記
のごときトラブルが生じないロック装置を提供するもの
で、その要旨は、基台と、基台にその一端が軸支された
レバーと、該レバーに揺動自在に取付けられた係止環
と、上記レバーを基台に対して係合離脱自在にするため
の手段とを備えた装置であって、上記レバーの基部に突
起を設け、未使用時には、係止環をして突起を乗越えさ
せ、それによって係止環を所定位置に固定することを特
徴とするロック装置にある。
おいては係止環を揺動しないように保持しておき、上記
のごときトラブルが生じないロック装置を提供するもの
で、その要旨は、基台と、基台にその一端が軸支された
レバーと、該レバーに揺動自在に取付けられた係止環
と、上記レバーを基台に対して係合離脱自在にするため
の手段とを備えた装置であって、上記レバーの基部に突
起を設け、未使用時には、係止環をして突起を乗越えさ
せ、それによって係止環を所定位置に固定することを特
徴とするロック装置にある。
【0004】
【実施例】図1ないし図5は、本発明のロック装置の実
施例を示し、これは、基台1と、基台にその一端が軸支
されたレバー2と、該レバーに揺動自在に取付けられた
係止環3と、レバー2を基台1に対して係合離脱自在に
するための手段4とを備え、係止環3の脚部5の揺動範
囲内にあるレバー2の側面に、突起6を設けたものであ
る。なお、図示の実施例では、脚部5の一方に切欠部7
を設け、レバー2に設けた脚端部8の挿入孔9に上記切
欠部7に対応して挿通部10を設けてある。
施例を示し、これは、基台1と、基台にその一端が軸支
されたレバー2と、該レバーに揺動自在に取付けられた
係止環3と、レバー2を基台1に対して係合離脱自在に
するための手段4とを備え、係止環3の脚部5の揺動範
囲内にあるレバー2の側面に、突起6を設けたものであ
る。なお、図示の実施例では、脚部5の一方に切欠部7
を設け、レバー2に設けた脚端部8の挿入孔9に上記切
欠部7に対応して挿通部10を設けてある。
【0005】基台1には、図1と図2に示すように、ボ
ルト挿入孔11,12が設けられ、その中央部開口13
には段部14が形成され、一方の下端部においてレバー
2が軸15によって支持されている。上記突起6は、軸
15に隣接してレバー2に形成された球面状突起であ
る。突起6の形状は特に限定されない。スプリングによ
って支持されたボールなどでもよい。
ルト挿入孔11,12が設けられ、その中央部開口13
には段部14が形成され、一方の下端部においてレバー
2が軸15によって支持されている。上記突起6は、軸
15に隣接してレバー2に形成された球面状突起であ
る。突起6の形状は特に限定されない。スプリングによ
って支持されたボールなどでもよい。
【0006】レバー2はその一端下部に上記軸15を嵌
合する軸孔16を備え、中央部に係合離脱手段4のため
の軸孔17を備えている。18は基台1の端面にネジ1
9によって取付けられた保護部材である。
合する軸孔16を備え、中央部に係合離脱手段4のため
の軸孔17を備えている。18は基台1の端面にネジ1
9によって取付けられた保護部材である。
【0007】係合離脱手段4は、先端に鈎部21を備
え、基部に操作面22を備えた係合部材23と、該部材
23をレバー2に軸支するための軸24と、部材23を
常時反時計方向に付勢するためのコイルバネ25を備え
ている。
え、基部に操作面22を備えた係合部材23と、該部材
23をレバー2に軸支するための軸24と、部材23を
常時反時計方向に付勢するためのコイルバネ25を備え
ている。
【0008】26はレバー2に取付けたストッパー部材
であり、部材23はレバー2の他方のストッパー部27
とストッパー部材26の間、支軸24を中心にして回動
しうる。
であり、部材23はレバー2の他方のストッパー部27
とストッパー部材26の間、支軸24を中心にして回動
しうる。
【0009】上記ロック装置の組立は、次のようにして
行なわれる。図3と図5に示すように、レバー2に対し
て、係止環3を上方から下ろし、その切欠部7を挿通部
10のレベルにほぼ一致させたのち、係止環3を矢印方
向に移動させて切欠部7を挿通部10に通し、脚端部8
を挿入孔9に挿入する。
行なわれる。図3と図5に示すように、レバー2に対し
て、係止環3を上方から下ろし、その切欠部7を挿通部
10のレベルにほぼ一致させたのち、係止環3を矢印方
向に移動させて切欠部7を挿通部10に通し、脚端部8
を挿入孔9に挿入する。
【0010】図4は、係止環3の脚端部8を挿入孔9に
挿嵌したのち、係止環3を矢印方向に回動させて、これ
が、突起6に衝き当って停止した状態を示す。
挿嵌したのち、係止環3を矢印方向に回動させて、これ
が、突起6に衝き当って停止した状態を示す。
【0011】図4に示す状態において、レバー2に上記
係合離脱手段4を支軸24とコイルバネ25によって組
み付け、その上から基台1を載せ、レバー2を軸15に
よって基台1に取付ける。すると、上記係止環3の左右
方向への移動は、基台1によって阻止されることにな
り、係止環3の脚端部8が挿入孔9から離脱することは
完全に防止される。図1と図2は、その状態を示す。
係合離脱手段4を支軸24とコイルバネ25によって組
み付け、その上から基台1を載せ、レバー2を軸15に
よって基台1に取付ける。すると、上記係止環3の左右
方向への移動は、基台1によって阻止されることにな
り、係止環3の脚端部8が挿入孔9から離脱することは
完全に防止される。図1と図2は、その状態を示す。
【0012】上記ロック装置は、図5,図6に示される
ように、A部材とB部材を脱着させるために用いられ
る。A部材にはボルト・ナット28によって取付けられ
る。
ように、A部材とB部材を脱着させるために用いられ
る。A部材にはボルト・ナット28によって取付けられ
る。
【0013】図5は、A部材が本発明のロック装置によ
って、B部材に結合された状態を示す。この状態におい
て、係止環3はB部材のフック部B′に係合しており、
手段4の鈎部22は基台1の段部14に係合している。
って、B部材に結合された状態を示す。この状態におい
て、係止環3はB部材のフック部B′に係合しており、
手段4の鈎部22は基台1の段部14に係合している。
【0014】いま、図5において、係合部材23を矢印
方向に回動させると、鈎部22は段部14から外れ、レ
バー2は軸15を中心にして回動することができ、それ
によって係止環3はB部材のフック部B′から外すこと
ができる。この状態を図6に示す。
方向に回動させると、鈎部22は段部14から外れ、レ
バー2は軸15を中心にして回動することができ、それ
によって係止環3はB部材のフック部B′から外すこと
ができる。この状態を図6に示す。
【0015】図7は、図5のロック装置Cを斜下方から
見た状態を示す。図8は、図6を斜下方から見た状態を
示すが、係止環3はフック部B′内にとどめてある。
見た状態を示す。図8は、図6を斜下方から見た状態を
示すが、係止環3はフック部B′内にとどめてある。
【0016】いま、図8からさらにレバー2を矢印のよ
うに下方に回動させると、係止環3はフック部B′内に
とどまっているが、レバー2のみが軸15を中心にして
回動するので、係止環3は突起6を乗り越えて、その反
対側に移動する。その状態を図9に示す。
うに下方に回動させると、係止環3はフック部B′内に
とどまっているが、レバー2のみが軸15を中心にして
回動するので、係止環3は突起6を乗り越えて、その反
対側に移動する。その状態を図9に示す。
【0017】図9の状態から、レバー2を軸15を中心
にして矢印方向に持ち上げると、係止環3は、突起6と
ストッパー部材26の間に保持された姿勢を保ちなが
ら、フック部B′から解放されて、レバー2と共に移動
し、再び基台1に結合される。
にして矢印方向に持ち上げると、係止環3は、突起6と
ストッパー部材26の間に保持された姿勢を保ちなが
ら、フック部B′から解放されて、レバー2と共に移動
し、再び基台1に結合される。
【0018】再びA部材にB部材と結合させるさいは、
係止環3を図10で時計方向に押せば、指の力で容易に
突起6を乗り越えて旧位置にもどすことができ、図1に
示す状態にすることができる。
係止環3を図10で時計方向に押せば、指の力で容易に
突起6を乗り越えて旧位置にもどすことができ、図1に
示す状態にすることができる。
【0019】図12は、センタルーフDおよびサイドル
ーフE,Eを自動車内からみた図である。本発明のロッ
ク装置Cは、図示のように、各ルーフに夫々2個所に取
付けられる。
ーフE,Eを自動車内からみた図である。本発明のロッ
ク装置Cは、図示のように、各ルーフに夫々2個所に取
付けられる。
【0020】この場合、各ルーフD,E,Eは、上記A
部材に該当し、B部材は、自動車車体側のフックに該当
する。
部材に該当し、B部材は、自動車車体側のフックに該当
する。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、未使用時に係止環をロ
ック装置本体に固定した状態に保つことができ、係止環
を車体にぶつけることがなく、邪魔にならずにルーフを
車体に取付けることができ、突起を設けることだけであ
るから製造コストも安く、ロック操作時に係止環に指を
はさむなどの事故をも防止しうる。
ック装置本体に固定した状態に保つことができ、係止環
を車体にぶつけることがなく、邪魔にならずにルーフを
車体に取付けることができ、突起を設けることだけであ
るから製造コストも安く、ロック操作時に係止環に指を
はさむなどの事故をも防止しうる。
【図1】図1は、本発明のロック装置の実施例の斜視図
である。
である。
【図2】図2は、図1のX−X線による断面図である。
【図3】図3は、レバーに係止環を組つける状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図4】図4は図3において、組つけが終わった状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図5】図5は、本発明のロック装置をA部材に取付け
た状態を示す斜視図である。
た状態を示す斜視図である。
【図6】図6は、図5において基台からレバーを外した
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図7】図7は、レバーに対する係止環の移動状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図8】図8は、レバーに対する係止環の移動状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図9】図9は、レバーに対する係止環の移動状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図10】図10は、レバーに対する係止環の移動状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図11】図11は、脱着式ルーフを備えた自動車を示
す図。
す図。
【図12】図12は、本発明のロック装置を脱着式ルー
フに適用した状態を車内からみた図である。
フに適用した状態を車内からみた図である。
1 基台 2 レバー 3 係止環 4 係合離脱手段 5 脚部 6 突起
Claims (1)
- 【請求項1】 基台と、基台にその一端が軸支されたレ
バーと、該レバーに揺動自在に取付けられた係止環と、
上記レバーを基台に対し係合離脱自在にするための手段
とを備えた装置であって、上記レバーの基部に突起を設
け、未使用時には、係止環をして突起を乗越えさせ、そ
れによって係止環を所定位置に保持することを特徴とす
るロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30097891A JP3159325B2 (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 自動車用着脱式ルーフロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30097891A JP3159325B2 (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 自動車用着脱式ルーフロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05112140A true JPH05112140A (ja) | 1993-05-07 |
JP3159325B2 JP3159325B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=17891368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30097891A Expired - Fee Related JP3159325B2 (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 自動車用着脱式ルーフロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3159325B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10272931A (ja) * | 1997-03-25 | 1998-10-13 | Dr Ing H C F Porsche Ag | 車両の幌に用いられるクロージャ |
US11952810B2 (en) | 2020-09-28 | 2024-04-09 | Nissan North America, Inc. | Hood release lever cover assembly for a vehicle |
-
1991
- 1991-10-21 JP JP30097891A patent/JP3159325B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10272931A (ja) * | 1997-03-25 | 1998-10-13 | Dr Ing H C F Porsche Ag | 車両の幌に用いられるクロージャ |
US11952810B2 (en) | 2020-09-28 | 2024-04-09 | Nissan North America, Inc. | Hood release lever cover assembly for a vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3159325B2 (ja) | 2001-04-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100216 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110216 |
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