JPH05111832A - ねじ締付機用ソケツト装置 - Google Patents

ねじ締付機用ソケツト装置

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JPH05111832A
JPH05111832A JP27283191A JP27283191A JPH05111832A JP H05111832 A JPH05111832 A JP H05111832A JP 27283191 A JP27283191 A JP 27283191A JP 27283191 A JP27283191 A JP 27283191A JP H05111832 A JPH05111832 A JP H05111832A
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joint member
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connecting hole
socket unit
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Toshinori Nakahara
俊憲 中原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の主要な目的は、ねじ締付機に使用され
る複数種類のソケットユニットを交換できるようにする
ことにある。 【構成】ねじ締付機のジョイント部材33に連結される
ソケットユニット15aは、ソケットベース30と、ロ
ック部材50と、ストッパリング65と、ばね70等を
備えている。ロック部材50は、ジョイント部材33を
拘束する第1の位置からジョイント部材33の拘束を解
く第2の位置にわたって移動可能としてある。ストッパ
リング65は、ロック部材50を上記第1の位置に保持
するロックポジションから、ロック部材50が上記第2
の位置に動くことを許容するリリースポジションにわた
って、移動可能としてある。ばね70は、ストッパリン
グ65をロックポジション方向に付勢する。ソケット受
渡し部25は、基台75に設けられた可動支持座76
と、ストッパリング65をクランプ位置からアンクラン
プ位置にわたって動かすことのできるクランプ部材97
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車のサスペ
ンションのストラットをボディに組付けるナット締付機
などに利用されるねじ締付機用ソケット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車の組立工場等において、サ
スペンション用ストラットを車体に組付けるためのロボ
ットが使われている。この種のロボットは、ナットラン
ナと呼ばれる回転機構を備えており、ナットランナの回
転軸に、ジョイント部材を介してソケットユニットを取
付けるようにしている。一般にサスペンション用ストラ
ットは左右2軸ずつ合計4個のナットによる組付けが行
われるため、ナットランランナに4個のソケットユニッ
トが設けられている。そして各ソケットユニットの端部
に保持されたナットを、ナットランナの回転によってス
トラット側のボルトにねじ込むようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ソケットユニット
は、ストラットの車体取付位置等に応じた専用のものが
使用されているが、車種が変更になるなどしてストラッ
トの車体取付位置などが変わると、現行のソケットユニ
ットでは長さが不足するなどの理由から車種変更に対応
できないことがある。このため、複数種類のソケットユ
ニットを必要に応じて簡単に交換できるような装置の開
発が望まれていた。
【0004】従って本発明の目的は、複数種類のソケッ
トユニットを必要に応じて交換することができ、車種等
の変更にも容易に対応できるようなねじ締付機用ソケッ
ト装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を果たすために
開発された本発明装置は、回転軸に設けられたジョイン
ト部材に着脱可能に連結されるソケットユニットと、上
記ジョイント部材から取外された上記ソケットユニット
を保管するソケット受渡し部とを有し、上記ソケットユ
ニットは、上記ジョイント部材に対し所定の回転方向位
置にある時に上記ジョイント部材と嵌合する連結孔を有
するソケットベースと、上記ソケットベースに設けられ
ていて上記ジョイント部材を拘束可能な第1の位置から
ジョイント部材の拘束を解く第2の位置にわたって移動
可能なロック部材と、上記ロック部材を上記第1の位置
に保持するロックポジションから上記ロック部材が上記
第2の位置に動くことを許容するリリースポジションに
わたって移動可能なストッパリングと、このストッパリ
ングを上記ロックポジション方向に付勢するばねとを備
えており、また上記ソケット受渡し部は、基台と、この
基台に上下動可能に設けられかつ上記ソケットユニット
を受ける可動支持座と、上記可動支持座を上昇させる方
向に付勢する押上げ用ばねと、上記ストッパリングを上
記リリースポジション方向に押付けるクランプ位置から
ストッパリングの押付けを解除するアンクランプ位置に
わたって移動可能なクランプ部材と、このクランプ部材
を上記クランプ位置およびアンクランプ位置に動かす駆
動源とを具備していることを特徴とする。
【0006】
【作用】ジョイント部材から取外されたソケットユニッ
トは、ソケット受渡し部に保管される。空のジョイント
部材がこのソケットユニットを取りにゆく場合、ジョイ
ント部材がソケットベースの上から連結孔に向って降下
させられる。ジョイント部材の下端が連結孔の開口縁に
当たると、ジョイント部材の降下に伴って可動支持座が
ソケットベースと一緒に押下げられる。この状態でジョ
イント部材が回転することにより、ジョイント部材と連
結孔の位置が合ったところで、ジョイント部材が連結孔
に挿入されるとともに押上げ用ばねによって可動支持座
が上昇することにより、ジョイント部材がある程度連結
孔と嵌合した状態となる。
【0007】そののち、クランプ部材がクランプ位置に
駆動され、ストッパリングがリリースポジションとなる
ことにより、ロック部材が第2の位置すなわちジョイン
ト部材を拘束しない位置に動くことができる状態とな
る。この状態で、ジョイント部材が連結孔の所定深さま
で挿入され、更にクランプ部材がアンクランプ位置に戻
されることにより、ストッパリングがロックポジション
となり、ロック部材が第1の位置に移動することによっ
てジョイント部材とソケットベースが互いに拘束され
る。こうして、ジョイント部材に対するソケットユニッ
トの取付けがなされる。
【0008】ソケットユニットをジョイント部材から取
外す時には、ジョイント部材とソケットユニットを可動
支持座の上方から下降させ、ソケットユニットを可動支
持座に押付けかつ押上げ用ばねを撓ませた状態で、クラ
ンプ部材をクランプ位置に動かすことによってストッパ
リングをリリースポジションにする。これにより、ロッ
ク部材が第2の位置に移動可能となるため、ジョイント
部材とソケットベースの拘束が解かれる。この状態で、
ジョイント部材を上昇させれば、ソケットユニットがソ
ケット受渡し部に残される。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例について、図1ない
し図13を参照して説明する。図2に示されるように、
ねじ締付機の一例としてのストラット自動組付機10
は、ロボット11のアーム先端に設けられたナットラン
ナ12に4本のソケットユニット15を取付け、各ソケ
ットユニット15に保持された4個のナットによって、
図示しないサスペンション用ストラットを車体に組付け
る作業を行う。ロボット11の近傍に、ソケット保管台
16と、ソケットユニット15にナットを供給するナッ
ト供給部17などが設けられている。
【0010】図3に示されるように、ソケット保管台1
6は、図において上から順に、第1のホルダユニット2
1と、第2のホルダユニット22と、第3のホルダユニ
ット23を備えて構成されている。第1のホルダユニッ
ト21は、例えば図4中の左側に示される第1のソケッ
トユニット15aを4本同時に保管できるソケット受渡
し部25を備えている。
【0011】第2のホルダユニット22は、図4の中央
部に示される第2のソケットユニット15bを4本同時
に保管できるソケット受渡し部25を備えている。第3
のホルダユニット23は、図4中の右端に示される第3
のソケットユニット15cを4本同時に保管できるソケ
ット受渡し部25を備えている。これら第1ないし第3
のホルダユニット21,22,23の構成は実質的に共
通である。
【0012】上記3種類のソケットユニット15a,1
5b,15cは、互いに長さL1 ,L2 ,L3 が異なる
が、基本的な構造は互いに共通であるから、以下に第1
のソケットユニット15aを代表して説明する。
【0013】図1に拡大して示すように、ソケットユニ
ット15aは、ソケットベース30を備えている。ソケ
ットベース30は、ナットランナ12の回転軸32に設
けられたジョイント部材33に連結される。ジョイント
部材33の端部35は、非円形状の断面(例えば正四角
形や六角形等の角柱状)をなしている。ジョイント部材
33の外周部分に凸部36が設けられている。この凸部
36は、ジョイント部材33の円周方向に連続してい
る。
【0014】ソケットベース30の先端側に、軸線方向
に沿うロッド部40が設けられている。このロッド部4
0に、ソケット本体41が、軸線方向に移動可能に取付
けられている。ソケット本体41は、ストラット取付用
ナットを挿入するソケット穴42と、上記ナットを保持
する磁石43などを備えている。ソケット本体41は圧
縮コイルばね44によって、ソケットベース30から突
出する方向に付勢されている。
【0015】ソケットベース30の外周部に、止め輪4
8を挿着する環状溝49と、ロック部材50の一例とし
ての鋼球が収容される横孔51と、鍔状に張り出すフラ
ンジ部52などが設けられている。横孔51は、ソケッ
トベース30の周方向に等間隔で複数箇所に設けられて
おり、それぞれがソケットベース30の径方向に貫通し
ている。
【0016】また、ソケットベース30の中央部に、ジ
ョイント受入れ用の穴55が設けられている。この穴5
5は、ソケットベース30の軸線方向に延びる非円形状
断面の連結孔56と、連結孔56の上側に位置する大径
孔部57とからなる。大径孔部57はソケットベース3
0の上端面において開口している。この大径孔部57の
内周面に、上記横孔51が開口している。連結孔56と
大径孔部57との間に段部58が形成されている。
【0017】上記連結孔56は、ジョイント部材33の
端部35と対応した多角形をなしており、ソケットベー
ス30に対してジョイント部材33が所定の回転位置に
ある時に、ジョイント部材33の端部35が連結孔56
に軸線方向から挿入できるようになっている。
【0018】横孔51に収容されるロック部材50は、
ソケットベース30の径方向に移動可能である。すなわ
ちこのロック部材50は、図1に示されるようにジョイ
ント受入れ用の穴55の内周面側に突出する第1の位置
から、図11に示されるようにソケットベース30の外
周側に移動した状態の第2の位置にわたって、変位可能
である。このロック部材50は、鋼球の代りに、ピン状
のものなど適宜形状の部材が採用されてもよい。
【0019】ロック部材50が上記第1の位置にある
時、ロック部材50は、ジョイント部材33の凸部36
と係合可能な状態、すなわち図12に示されるようにジ
ョイント部材33を拘束できる状態となる。ロック部材
50が第2の位置にある時、ロック部材50は上記凸部
36との係合が解かれる状態、すなわちジョイント部材
33の拘束を解く状態となる。
【0020】止め輪48とフランジ部52との間にスト
ッパリング65が設けられている。ストッパリング65
の外周部に、外側に突出するフランジ状の受け部66が
設けられている。ストッパリング65の内周部に、凹部
67が設けられている。この凹部67は、ストッパリン
グ65がフランジ部52側に移動した状態において、ロ
ック部材50の一部が入り込むことができるように設け
られている。
【0021】上記ストッパリング65はソケットベース
30の軸線方向に移動自在であり、ストッパリング65
が止め輪48側に移動した時(ロックポジションの時)
に、このストッパリング65によって、ロック部材50
が上記第1の位置に保持される。また、ストッパリング
65がフランジ部52側に移動した時(リリースポジシ
ョンの時)には、凹部67がロック部材50の背部に位
置することにより、ロック部材50が上記第2の位置に
退避できる状態となる。
【0022】ストッパリング65の受け部66と上記フ
ランジ部52との間に、圧縮コイルばね70が設けられ
ている。このばね70は、ストッパリング65を上記ロ
ックポジション方向、すなわちロック部材50を第1の
位置に保持する方向に付勢している。
【0023】上記構成のソケットユニット15aは、ジ
ョイント部材33から取外された状態の時に、ソケット
受渡し部25に保管されるようになっている。ソケット
受渡し部25は、基台75と、この基台75に設けられ
た可動支持座76とを備えている。可動支持座76は、
基台75の上面側に上下方向に移動自在に設けられてい
て、押上げ用ばね77によって、上昇する方向に付勢さ
れている。可動支持座76の中央に、ソケットベース3
0を丁度挿入できる大きさの孔78が設けられている。
可動支持座76の上面によって、ソケットベース30の
フランジ部52が支持される。基台75にはソケット本
体41を挿入可能な孔79があけられている。
【0024】図5,6,7等に示されるように、基台7
5は、固定フレーム85に設けられた昇降ガイド機構8
6によって、所定のストローク範囲で昇降可能に支持さ
れている。そしてこの基台75は、基台押上げ用のばね
87(図7に示す)によって上昇方向に付勢されてい
る。また、基台75の上昇端と下降端を検出するための
センサ91,92(図5に示す)が設けられている。基
台75の下面側に、ソケットユニット確認用の光電スイ
ッチ92が設けられている。
【0025】基台75に設けられた軸受95に、駆動シ
ャフト96が回転自在に支持されている。この駆動シャ
フト96にクランプ部材97が取付けられている。クラ
ンプ部材97は、前述した可動支持座76の近傍に位置
しており、図10に示されるクランプ位置、すなわちス
トッパリング65を下方に押付ける状態から、図1に示
されるアンクランプ位置、すなわちストッパリング65
の押付けを解除する位置にわたり、往復移動できるよう
にしてある。
【0026】クランプ部材97は、図3,5,6等に示
される駆動源98およびリンク機構99によって、上記
クランプ位置からアンクランプ位置にわたって駆動され
るようになっている。駆動源98の一例はエアシリンダ
であるが、それ以外のアクチュエータが使用されてもよ
い。クランプ部材97と駆動源98およびリンク機構9
9は、クランプ機構を構成する。
【0027】次に、上記構成のソケット受渡し部25を
備えた本実施例装置の作用について説明する。ソケット
ユニット15a〜15cは、それぞれ4本ずつ、各ホル
ダユニット21〜23のソケット受渡し部25に保管さ
れる。ソケット受渡し部25に保管されたソケットユニ
ット15a〜15cは、車種が変更されるなどしてソケ
ットユニット15a〜15cの交換が必要となった時
に、4本同時にナットランナ12とソケット受渡し部2
5との間で受渡されるようになっている。
【0028】以下に、ナットランナ12がソケットユニ
ット15aを受取る場合について説明する。空のジョイ
ント部材33がソケットユニット15aを取りにゆく場
合、図1に示されるように、ジョイント部材33がソケ
ットベース30の連結孔56の真上から連結孔56に向
ってまっすぐに降下させられる。この場合、ジョイント
部材33はロボット11のアームによって所定高さまで
降下させられる。
【0029】上記のようにジョイント部材33が降下し
た時に、ジョイント部材33の端部35と連結孔56の
位置(回転方向の位置)が合致していれば、ジョイント
部材33はそのまま連結孔56に挿入される。しかし通
常はジョイント部材33の位置と連結孔56の回転方向
の位置がずれているため、図8に示されるように、ジョ
イント部材33の下端面が連結孔56の開口縁付近の段
部58に当たり、この状態でジョイント部材33が降下
させられることによって、可動支持座76がソケットベ
ース30と一緒に押下げられる。この時、昇降ガイド機
構86の基台押上げ用ばね87(図7参照)がある程度
圧縮されるとともに基台75が少し下がる。
【0030】上記の押圧状態で、ナットランナ12の回
転軸32が低速度で回転させられることにより、ジョイ
ント部材33が回転する。ソケットベース30は停止し
たままである。これにより、ジョイント部材33がある
程度回転したところで、ジョイント部材33の端部35
が連結孔56に嵌合可能な状態となる。ジョイント部材
33の端部35と連結孔56が嵌合すると、可動支持座
76が押上げ用ばね77の弾力によって上昇するととも
に、ジョイント部材33の端部35がある程度の深さだ
け連結孔56に入り込む。
【0031】本実施例のナットランナ12は、4本のソ
ケットユニット15aを同時に取りにゆくため、1つの
基台75に設けられている4か所のソケット受渡し部2
5において、上述したジョイント部材33と連結孔56
の嵌合プロセスがそれぞれ独立して行われる。
【0032】つまり、4か所のソケット受渡し部25に
おいて行われる4組のジョイント部材33と連結孔56
との嵌合が同時になされる訳ではなく、嵌合のタイミン
グがずれるようになる。しかし本実施例のソケット受渡
し部25においては、上述したようにジョイント部材3
3と連結孔56が互いに嵌合した瞬間に可動支持座76
が上昇することによって、ジョイント部材33と連結孔
56がある程度嵌合した状態に保持されるため、全ての
ジョイント部材33と連結孔56の嵌合が終了した時点
で、基台75が基台押上げ用のばね87によって上昇端
まで復帰し、図9に示される状態となる。
【0033】上記のように全てのジョイント部材33
が、連結孔56にある程度の深さまで入り込んだのち、
図10に示されるようにクランプ部材97がクランプ位
置まで動かされることにより、ストッパリング65がリ
リースポジションに移動し、これによってロック部材5
0が第2の位置に退避できる状態となる。この時、フラ
ンジ部52と可動支持座76は基台75に向って下方に
押付けられる。
【0034】そして、図11に示されるようにジョイン
ト部材33を連結孔56の所定深さまで押込む。そのの
ち、図12に示されるようにクランプ部材97をアンク
ランプ位置に戻すことにより、クランプ部材97による
ストッパリング65の押付けを解除する。
【0035】こうすることによって、ストッパリング6
5がロックポジションに戻るため、ロック部材50が第
1の位置に復帰することにより、ジョイント部材33が
拘束される。こうして、ジョイント部材33とソケット
ユニット15aとが互いに一体化するため、図13に示
されるようにジョイント部材33を上昇させることによ
り、ソケットユニット35aを取出すことができる。
【0036】上記とは逆に、ジョイント部材33に取付
けられた状態のソケットユニット15aを、ソケット受
渡し部25に置きにゆく時には、空の状態の可動支持座
76の上方からソケットユニット15aを可動支持座7
6の孔78に挿入し、図12に示されるようにソケット
ベース30のフランジ部52と可動支持座76を基台7
5に押付けた状態にする。そののち、図11に示される
ようにクランプ部材97をクランプ方向に動かすことに
よって、ストッパリング65をリリースポジションに移
動させ、ロック部材50によるジョイント部材33の拘
束を解く。
【0037】そしてジョイント部材33を上昇させれ
ば、図10に示される状態を経て、ジョイント部材33
がソケットユニット15aから切離される。そのままジ
ョイント部材33を上昇させれば、ソケットユニット1
5aがソケット受渡し部25に残る。なお、他のソケッ
トユニット15b,15cもソケットユニット15aと
同様にジョイント部材33に対する着脱を4個同時に行
うことができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、ソケット受渡し部に保
管されている複数種類のソケットユニットのうちの所望
のソケットユニットを、必要に応じてジョイント部材と
の間で受渡すことができ、車種あるいは仕様の変更等が
生じた時にもソケットユニットの交換を簡単に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すソケット装置の断面
図。
【図2】図1に示されたソケット装置を備えたストラッ
ト自動組付機の側面図。
【図3】図1に示されたソケット装置に使われるソケッ
ト受渡し部の平面図。
【図4】図1に示されたソケット装置に使われるソケッ
トユニットを示す縦断面図。
【図5】図3に示されたソケット受渡し部の正面図。
【図6】図3に示されたソケット受渡し部の一部を示す
側面図。
【図7】図3に示されたソケット受渡し部の縦断面図。
【図8】図1に示されたソケット装置においてジョイン
ト部材が連結孔に嵌合する途中の状態を示す断面図。
【図9】図1に示されたソケット装置においてジョイン
ト部材が連結孔と嵌合した状態を示す断面図。
【図10】図1に示されたソケット装置においてストッ
パリングがリリースポジションに移動した状態を示す断
面図。
【図11】図1に示されたソケット装置においてジョイ
ント部材が連結孔の所定深さまで挿入された状態を示す
断面図。
【図12】図1に示されたソケット装置においてクラン
プ部材がアンクランプ位置に戻った状態を示す断面図。
【図13】図1に示されたソケット装置においてソケッ
トユニットがソケット受渡し部から取出される途中の状
態を示す断面図。
【符号の説明】
11…ロボット、12…ナットランナ、15a,15
b,15c…ソケットユニット、25…ソケット受渡し
部、30…ソケットベース、32…回転軸、33…ジョ
イント部材、50…ロック部材、56…連結孔、65…
ストッパリング、70…ばね、75…基台、76…可動
支持座、77…押上げ用ばね、97…クランプ部材、9
8…駆動源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸に設けられたジョイント部材に着脱
    可能に連結されるソケットユニットと、上記ジョイント
    部材から取外された上記ソケットユニットを保管するソ
    ケット受渡し部とを有し、 上記ソケットユニットは、上記ジョイント部材に対し所
    定の回転方向位置にある時に上記ジョイント部材と嵌合
    する連結孔を有するソケットベースと、上記ソケットベ
    ースに設けられていて上記ジョイント部材を拘束可能な
    第1の位置からジョイント部材の拘束を解く第2の位置
    にわたって移動可能なロック部材と、上記ロック部材を
    上記第1の位置に保持するロックポジションから上記ロ
    ック部材が上記第2の位置に動くことを許容するリリー
    スポジションにわたって移動可能なストッパリングと、
    このストッパリングを上記ロックポジション方向に付勢
    するばねとを備えており、 また上記ソケット受渡し部は、基台と、この基台に上下
    動可能に設けられかつ上記ソケットユニットを受ける可
    動支持座と、上記可動支持座を上昇させる方向に付勢す
    る押上げ用ばねと、上記ストッパリングを上記リリース
    ポジション方向に押付けるクランプ位置からストッパリ
    ングの押付けを解除するアンクランプ位置にわたって移
    動可能なクランプ部材と、このクランプ部材を上記クラ
    ンプ位置およびアンクランプ位置に動かす駆動源とを具
    備していることを特徴とするねじ締付機用ソケット装
    置。
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