JP3031748B2 - 位置決めピン挿入装置 - Google Patents

位置決めピン挿入装置

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JP3031748B2
JP3031748B2 JP3147838A JP14783891A JP3031748B2 JP 3031748 B2 JP3031748 B2 JP 3031748B2 JP 3147838 A JP3147838 A JP 3147838A JP 14783891 A JP14783891 A JP 14783891A JP 3031748 B2 JP3031748 B2 JP 3031748B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、2部材結合時に使用す
る位置決めピンの挿入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、エアコンのコンプレッサーの製
造行程に於いて、コンプレッサーのケーシング本体に蓋
体を被嵌させ、両者をボルト止めする時、両者間の位置
決めを正確に行うための方法として、位置決めピンを用
いるものがある。
【0003】これは、図12に示す如く、ケーシング本
体(A)の蓋体(B)との接合面(C)に、複数個、例
えば2個のピン孔(D)を穿設する一方、蓋体(B)の
ケーシング本体(A)との接合面(E)の、上記ピン孔
(D)と対向する箇所に、位置決め孔(F)を穿設して
おく。
【0004】そして、蓋体(B)のケーシング本体
(A)への結合時には、先ず、ケーシング本体(A)の
各ピン孔(D)にそれぞれ位置決めピン(イ)を挿入す
る。
【0005】次に、ケーシング本体(A)の接合面
(C)と蓋体(B)の接合面(E)とを一致させ、ケー
シング本体(A)の上に蓋体(B)を被嵌させる時、ピ
ン孔(D)から突出した位置決めピン(イ)の頭部を、
蓋体(B)に穿設した位置決め孔(F)に嵌合させるこ
とにより、蓋体(B)のケーシング本体(A)に対する
位置決めを行う。
【0006】後は、ケーシング本体(A)及び蓋体
(B)の両者に穿設したボルト孔にボルトを挿通し、ナ
ットランナを用いてボルトを締めることにより、ケーシ
ング本体(A)上に蓋体(B)を位置決め固定してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した如く、ケーシ
ング本体(A)と蓋体(B)との結合時の位置決めに位
置決めピン(イ)を用いる場合、位置決めピン(イ)は
ピン孔(D)に対しスルーフィットとなっており、位置
決めピン(イ)はピン孔(D)に圧入されるのではな
く、落し込むようにして挿入している。
【0008】従って、この位置決めピン(イ)のピン孔
(D)への挿入作業を自動化しようとすると、チャック
を有する挿入ヘッドを用いた位置決めピン(イ)のピン
孔(D)への挿入後、挿入ヘッドが位置決めピン(イ)
を持ち帰ってしまうことがあり、位置決めピン(イ)を
ピン孔(D)に確実に挿入できなかった。
【0009】このため、従来、位置決めピン(イ)のピ
ン孔(D)への挿入作業は、作業者が手で1つ1つ位置
決めピン(イ)をピン孔(D)に挿入していたため、作
業性が非常に悪いと同時に、この種作業の完全自動化の
弊害となっていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】ワークに穿設したピン孔
への位置決めピン挿入時に用いる位置決めピン挿入装置
を、上下動自在に支持された下部昇降台と、昇降シリン
ダにより上下動自在に支持された上部昇降台と、下部昇
降台と上部昇降台とを弾性的に連結するため、下端が下
部昇降台に固定され、上端が上部昇降台を貫通する連結
ロッド、及び、連結ロッド外周の下部昇降台と上部昇降
台との間に圧入したスプリングと、下部昇降台の下方に
弾性的に吊下げ支持された第1フロート台と、下部昇降
台と第1フロート台との間に、下部昇降台側に弾性的に
押圧された状態で支持された第2フロート台と、上記下
部昇降台、第1フロート台及び第2フロート台によって
支持された圧入ヘッドと、圧入ヘッドに位置決めピンを
1個ずつ供給するための切り出し装置と、位置決めピン
を圧入ヘッド側へ押圧するためのプッシュロッドと連結
したピストンロッドと、このピストンロッドを常時上方
側に押圧するためのスプリングとを有するプッシュロッ
ド収納筒と、本体側が上部昇降台に固定され、本体に内
蔵したスプリングの弾性力により、常時下方に押圧され
ているピストンロッドの先端が、上記切り出し装置に連
結している第1の押圧シリンダと、本体側が上部昇降台
に固定され、本体に内蔵したスプリングの弾性力によ
り、常時下方に押圧されているピストンロッドの先端
が、上記プッシュロッド収納筒のピストンロッドと対向
している第2の押圧シリンダと、本体側が上部昇降台に
固定され、本体に内蔵したスプリングの弾性力により、
常時下方に押圧されているピストンロッドの先端が、上
記第2フロート台と対向している第3の押圧シリンダ
と、下部昇降台及び上部昇降台が下降端に達したとき、
プッシュロッド収納筒のピストンロッドと係合し、上部
昇降台とピストンロッドとを一体化するため、上部昇降
台に設けたロック爪とによって構成し、
【0011】かつ、上記圧入ヘッドを、上端が第1フロ
ート台に固定された外筒と、上端が第2フロート台に固
定され、下部が外筒内に挿入される中間筒と、上端が下
部昇降台に支持され、下部が中間筒内に挿入され、か
つ、軸芯方向に位置決めピン通過用のガイド孔を有する
内筒と、後端が内筒内にスプリングを介して挿入され、
先端が、内筒及び中間筒を貫通するように支持されたコ
レットチャックとによって形成したものである。
【0012】
【作用】上記構成からなる位置決めピン挿入装置の圧入
ヘッドを通しての、位置決めピンのピン孔への供給、ピ
ン孔へ供給された位置決めピンのプッシュロッドによる
ピン孔への押し込み、押し込み後のコレットチャックに
よる位置決めピンの挟持、位置決めピン挟持後のプッシ
ュロッドの位置決めピンからの上昇離脱、及び、この後
のコレットチャックによる位置決めピン挟持の解除、並
びに位置決めピンからの上昇離脱を、昇降シリンダの伸
縮動作によって行うものである。
【0013】
【実施例】図1は、本発明に係る位置決めピン挿入装置
(1)の全体構成を示す図、図2は、図1のI−I線断
面図であるである。
【0014】同図に於いて、(2)は、位置決めピン挿
入位置設置位置の上下方向に伸びる支持面、(3)は、
支持面(2)の上方から水平方向に伸びる上部フレー
ム、(4)は、支持面(2)の下方から水平方向に伸び
る下部フレームである。
【0015】(5)は、下部フレーム(4)によって支
持された2本の支柱、(6)は、2本の支柱(5)が貫
通するスライダ(7)を有し、この支柱(5)によって
昇降自在に支持された下部昇降台である。
【0016】(8)は、支持面(2)にブラケット
(9)を介して固定された昇降シリンダ、(10)は、
昇降シリンダ(8)のピストンロッド先端に連結された
上部昇降台、(11)は、下端が下部昇降台(6)に固
定され、上端が上部昇降台(10)を貫通する連結ロッ
ド、(12)は、連結ロッド(11)外周の、下部昇降
台(6)と上部昇降台(10)との間に圧入したスプリ
ングであり、この連結ロッド(11)とスプリング(1
2)との作用により、下部昇降台(6)と上部昇降台
(10)とは弾性的に連結されている。
【0017】(20)は、下部昇降台(6)の下方に吊
下げ支持した第1フロート台である。
【0018】この第1フロート台(20)は、図3に示
す如く、その両端に設けた、下端周縁部がテーパ面とな
ったシャフト孔(21)に、下端にテーパ面を有する支
持シャフト(22)を挿通し、この支持シャフト(2
2)の上端を下部昇降台(6)に固定すると共に、第1
フロート台(20)と下部昇降台(6)との間にスプリ
ング(23)を介入することにより、下部昇降台(6)
に対して弾性的に支持されている。
【0019】又、シャフト孔(21)の内径は、図3に
示す如く、支持シャフト(22)の外径より若干大径と
してあり、第1フロート台(20)が上方に移動し、シ
ャフト孔(21)のテーパ面を離れると、第1フロート
台(20)は下部昇降台(6)の水平方向に対しても若
干移動可能となるようにしてある。
【0020】(24)は、第1フロート台(20)の下
方に突設させた2本のパイロットピンであり、このパイ
ロットピン(24)の先端がケーシング本体(A)のボ
ルト孔に嵌合し、かつ、ケーシング本体(A)によりフ
ロート台(20)が持ち上げられ、フロート台(20)
と支持シャフト(22)の固定が解除されることによ
り、第1フロート台(20)のケーシング本体(A)に
対する位置決めが正確にできるようにしてある。
【0021】(25)は、下部昇降台(6)と第1フロ
ート台(20)との間に配置した第2フロート台であ
る。
【0022】この第2フロート台(25)は、図4に示
す如く、両側部に設けた2個のシャフト孔(26)にそ
れぞれ支持シャフト(27)を挿通し、この支持シャフ
ト(27)の上端を下部昇降台(6)に固定すると共
に、支持シャフト(27)下端のフランジ部と第2フロ
ート台(25)の下面側との間にスプリング(28)を
介入することにより、第2フロート台(25)を下部昇
降台(6)に押圧した状態で支持している。
【0023】又、シャフト孔(26)の内径は、支持シ
ャフト(27)の外径より若干大径としてあり、第2フ
ロート台(25)は第1フロート台(20)と同様、水
平方向に対しても若干移動可能となるようにしてある。
【0024】又、第2フロート台(25)には、先端が
下部昇降台(6)を貫通し、後述する第3の押圧シリン
ダ(87)のピストンロッド(88)と対向する押圧ボ
ルト(29)が螺挿してある。
【0025】(40)は、上記第1フロート台(2
0)、第2フロート台(25)、及び、下部昇降台
(6)によって2個平行状態に支持された、位置決めピ
ン挿入用の圧入ヘッドである。
【0026】この各圧入ヘッド(40)は、図8に示す
如く、上端が第1フロート台(20)に設けた開孔(2
0a)に嵌合固定された外筒(41)と、上端が第2フ
ロート台(25)に設けた開孔(25a)に嵌合固定さ
れ、前部がブッシュ(42)を介して外筒(41)内に
挿入されるコレットチャックロック用の中間筒(43)
と、上端フランジ部(44)が下部昇降台(6)に設け
た段部(6a)と嵌合した状態で中間筒(43)内に挿
入される内筒(45)と、内筒(45)の先端に収納支
持されるコレットチャック(46)とによって構成され
る。
【0027】上記外筒(41)の先端面中央部には、位
置決めピン(イ)排出用の排出孔(47)が設けてあ
り、又、中間筒(43)の先端面中央には、コレットチ
ャック(46)先端部外周に被嵌し、コレットチャック
(46)をロック状態に保持するためのロック孔(4
8)が開孔している。
【0028】又、内筒(45)は、先端に、コレットチ
ャック(46)の前部外周のテーパ面と嵌合する絞り部
(49)を有する第1内筒(50)と、第1内筒(5
0)内に挿入固定され、軸芯方向に後述するプッシュロ
ッド(67)貫通用のガイド孔(51)を有する第1内
筒(50)より短寸の第2内筒(52)とからなってい
る。
【0029】そして、第1内筒(50)と第2内筒(5
2)先端部との間に形成された空間部に、コレットチャ
ック(46)の後端部を配置させ、かつ、第2内筒(5
2)の先端とコレットチャック(46)の後端との間に
スプリング(53)を介入することにより、コレットチ
ャック(46)を内筒(45)の前方に弾性的に押圧し
ている。
【0030】上記構成からなる圧入ヘッド(40)は、
通常状態では、各スプリング(23)(28)(53)
の弾性力により、図に示す如く、中間筒(43)の先端
に内筒(45)の先端が当接し、この中間筒(43)及
び内筒(45)の先端から下方に向けてコレットチャッ
ク(46)の先端が突出し、かつ、コレットチャック
(46)の下方に外筒(41)の先端面が位置するよう
になっている。
【0031】(60)は、下部昇降台(6)の上面の各
圧入ヘッド(40)と対向する位置に立設したプッシュ
ロッド収納筒である。
【0032】このプッシュロッド収納筒(60)は、図
3、図4、図5に示す如く、支持板(61)を介して下
部昇降台(6)上に立設した本体(62)と、本体(6
2)上に立設した筒状のシリンダ筒(63)と、シリン
ダ筒(63)内にスプリング(64)を介して上方に押
圧された状態で挿入され、かつ、上端からシリンダ筒上
方に向けて突出したピストンロッド(65)を有するピ
ストン(66)と、ピストン(66)の下端から下方に
向けて伸びるプッシュロッド(67)とを主な構成要素
としている。
【0033】又、本体(60)内には、プッシュロッド
(67)の下方に位置する圧入ヘッド(40)のガイド
孔(51)内に位置決めピン(イ)を1個ずつ供給する
ための切り出し装置(68)が組込まれている。
【0034】この切り出し装置(68)は、軸芯がプッ
シュロッド(67)の軸芯と直交するようにして本体
(62)内に回転自在に支持された中空シャフト(6
9)と、中空シャフト(69)を回転させるため、中空
シャフト(69)の本体(62)から突出した端部に連
結した回転板(70)と、中空シャフト(69)に穿設
したピン孔(D)に位置決めピン(イ)を供給するため
のシュート(72)とからなっている。
【0035】又、回転板(70)には、本体(62)の
側面から突出したストッパピン(73)と当接する第1
及び第2の爪部(74)(75)が、対抗した状態で、
回転板(70)に一体形成してあり、かつ、回転板(7
0)と本体(62)との間にはスプリング(76)が張
設してあり、通常状態では回転板(70)の第1の爪部
(74)がストッパピン(73)と当接するようになっ
ている。
【0036】そして、この状態では、中空シャフト(6
9)に設けたピン孔(D)が、シュート(72)と連通
するようにしてある。
【0037】(77)は、回転板(70)をスプリング
(76)の弾性力に抗して回転させるための押圧体であ
る。
【0038】この押圧体(77)は、コ字状をしてお
り、その両端対向面に、回転板(70)の凸部(78)
と当接する当り面(79)(80)を有している。
【0039】又、上端は、本体側が上部昇降台(10)
に固定された第1の押圧シリンダ(81)のピストンロ
ッド(82)先端と連結してあり、上部昇降台(10)
の下降に伴って第1の押圧シリンダ(81)が下降する
と押圧体(77)も下降し、押圧体(77)の当り面
(79)が回転板(70)の凸部(78)に当接するこ
とにより、回転板(70)が回転し、中空シャフト(6
9)のピン孔(D)が圧入ヘッド(40)内筒のガイド
孔(51)と一致するようにしてある。
【0040】又、回転板(70)が上記の如く回転し、
回転板(70)の第2の爪部(75)がストッパピン
(73)に当接した後、更に上部昇降台(10)が下降
すると、第1の押圧シリンダ(81)のシリンダ内に介
入したスプリング(83)を圧縮しながら第1の押圧シ
リンダ(81)が短縮し、押圧体(77)がこれ以上回
転板(70)を押圧しないようにしてある。
【0041】(84)は、図6に示す如く、上部昇降台
(10)の上記各プッシュロッド収納筒(60)の上方
に位置する部分に配置した2個の第2の押圧シリンダで
ある。
【0042】この第2の押圧シリンダ(84)は、本体
側が上部昇降台(10)に固定されており、本体からス
プリング(85)を介して弾性的に下方に押圧されてい
るピストンロッド(86)の先端が、プッシュロッド収
納筒(60)から突出したピストンロッド(65)と対
向するようにしてある。
【0043】そして、上部昇降台(10)の下降動作に
より第2の押圧シリンダ(84)のピストンロッド(8
6)がプッシュロッド収納筒(60)のピストンロッド
(65)と当接すると、以後は、プッシュロッド収納筒
(60)のスプリング(64)を圧縮し、プッシュロッ
ド(67)と連結しているピストンロッド(66)を下
降させながら上部昇降台(10)が下降するようにして
ある。
【0044】又、プッシュロッド(67)が下降端に達
した後、更に上部昇降台(10)が下降すると、第2の
押圧シリンダ(84)のスプリング(85)を圧縮しな
がら第2の押圧シリンダ(84)が短縮するようにして
ある。
【0045】(87)は、2個の第2の押圧シリンダ
(84)間に配置した第3の押圧シリンダである。
【0046】この第3の押圧シリンダ(87)は、第1
及び第2の押圧シリンダ(81)(84)と同様、本体
側が上部昇降台(10)に固定され、下方に伸びるピス
トンロッド(88)の先端が、第2フロート台(25)
から突出した押圧ボルト(29)と対向するようにして
ある。
【0047】そして、上部昇降台(10)の下降動作に
より第3の押圧シリンダ(87)のピストンロッド(8
8)の先端が、第2フロート台(25)の押圧ボルト
(29)に当接すると、第2フロート台(25)はスプ
リング(28)を圧縮しながら下部昇降台(6)に対し
下降するようにしてある。
【0048】又、第2フロート台(25)が下降端に達
した後、更に上部昇降台(10)が下降すると、第3の
押圧シリンダ(87)のスプリング(89)を圧縮しな
がら第3の押圧シリンダ(87)が短縮するようにして
ある。
【0049】(90)は、第2の押圧シリンダ(84)
の側方に配置したロック爪である。
【0050】このロック爪(90)は、図6及び図7に
示す如く、上部昇降台(10)にピン(91)を介して
回動自在に支持されており、かつ、スプリング(92)
によって常時内方側に押圧されている。
【0051】そして、上部昇降台(10)の下降動作に
より第2の押圧シリンダ(84)のピストンロッド(8
6)がプッシュロッド収納筒(60)のピストンロッド
(65)と当接し、上部昇降台(10)が、プッシュロ
ッド(67)と連結しているピストンロッド(65)と
共に下降し、プッシュロッド(67)が下降端に達した
後、更に上部昇降台(10)が第2の押圧シリンダ(8
4)を短縮させながら下降すると、このロック爪(9
0)先端の第1テーパ面(93)がピストンロッド(6
5)上端のフランジ部(65a)を乗越え、ロック爪
(90)の段部(94)がフランジ部(65a)の下面
と係合し、上部昇降台(10)とピストンロッド(6
5)とが一体となるようにしてある。
【0052】(95)は、上部フレーム(3)により、
ロック爪(90)の移動経路上に配置されたロック解除
用のローラであり、ロック爪(90)先端の第2テーパ
面(96)がこのローラ(95)と接触すると、ロック
爪(90)はスプリング(92)の弾性力に抗して回動
し、ロック爪(90)はピストンロッド(65)上端の
フランジ部(65a)から離れるようにしてある。
【0053】上記構成からなる位置決めピン挿入装置
(1)の圧入ヘッド(40)の下方に、位置決めピン
(イ)を挿入するためのワーク、例えば、コンプレッサ
ーのケーシング本体(A)が搬送され、位置決め固定さ
れると、昇降シリンダ(8)が短縮し始める。
【0054】すると、昇降シリンダ(8)に支持された
上部昇降台(10)、及び、上部昇降台(10)に連結
ロッド(11)とスプリング(12)を介して連結した
下部昇降台(6)が共に下降を開始する。
【0055】すると、先ず、下部昇降台(6)の下方に
吊り下げ支持された第1フロート台(20)から突設し
たパイロットピン(24)がケーシング本体(A)に穿
設されたボルト孔に嵌合し、更に、図9に示す如く、第
1フロート台(20)に固定した圧入ヘッド(40)の
外筒(41)の先端面が、ケーシング本体(A)の接合
面(C)と当接し、第1フロート台(20)の下降動作
は停止する。
【0056】この時、第1フロート台(20)は、下部
昇降台(6)に対して若干水平方向に移動できるように
してあるため、パイロットピン(24)がボルト孔に嵌
合する時、第1フロート台(20)のケーシング本体
(A)に対する水平方向の位置決めが正確に行われ、圧
入ヘッド(40)の軸芯と、ピン孔(D)の軸芯とが正
確に一致する。
【0057】上記の如くして、第1フロート台(20)
の下降動作が停止した後、更に、昇降シリンダ(8)が
短縮すると、第1フロート台(20)と上部昇降台(1
0)との間のスプリング(23)を圧縮しながら上部昇
降台(10)と下部昇降台(6)は下降を続けるため、
次に、第2フロート台(25)に支持された中間筒(4
3)及び内筒(45)が更に下降し、中間筒(43)及
び内筒(45)から突出したコレットチャック(46)
の先端面が、外筒(41)の先端面に当接し、コレット
チャック(46)の下降は停止する。
【0058】この状態で、更に昇降シリンダ(8)が短
縮すると、第1フロート台(20)と下部昇降台(6)
間のスプリング(23)及び、内筒(45)とコレット
チャック(46)間のスプリング(53)の弾性力が、
上部昇降台(10)と下部昇降台(6)間のスプリング
(12)の弾性力より強くなるため、下部昇降台(6)
の下降は一旦停止し、スプリング(12)を圧縮しなが
ら上部昇降台(10)のみが下降を続ける。
【0059】すると、先ず、上部昇降台(10)に本体
側が固定された第1の押圧シリンダ(81)と連結して
いる押圧体(77)が、上部昇降台(10)の下降動作
と共に下降動作を続けることにより、下部昇降台(6)
側に支持された回転板(70)の凸部(78)と当接
し、回転板(70)を回転させる。
【0060】このため、回転板(70)と連結している
中空シャフト(69)が回転し、シュート(72)より
供給され、中空シャフト(69)の貫通孔(71)内に
位置する位置決めピン(イ)が圧入ヘッド(40)のガ
イド孔(51)の真上に位置し、貫通孔(71)からガ
イド孔(51)を通過してコレットチャック(46)内
へと落下して行き、コレットチャック(46)から外筒
(41)の排出孔(47)を通ってケーシング本体
(A)に穿設したピン孔(D)内に落下する。
【0061】この後、更に昇降シリンダ(8)が短縮
し、上部昇降台(10)が第1の押圧シリンダ(81)
を短縮させながら下降を続けると、次に、第2の押圧シ
リンダ(84)のピストンロッド(86)がプッシュロ
ッド収納筒(60)のピストンロッド(65)と当接
し、ピストンロッド(65)を下方に押圧するため、プ
ッシュロッド収納筒(60)内のプッシュロッド(6
7)が下降を開始し、このプッシュロッド(67)が圧
入ヘッド(40)のガイド孔(51)を通り、更にコレ
ットチャック(46)に達するため、上部がコレットチ
ャック(46)内に位置する位置決めピン(イ)の下部
は、ケーシング本体(A)のピン孔(D)内に正確に挿
入され、かつ、プッシュロッド(67)も下降端に達す
る。
【0062】そして、これ以後、昇降シリンダ(8)の
短縮動作により、上部昇降台(10)が更に下降する
と、上部昇降台(10)は、スプリング(12)と、第
1及び第2の押圧シリンダ(81)(84)のスプリン
グ(83)(85)を圧縮しながら下降を続けることに
なるため、上述したスプリング(23)(53)が下部
昇降台(6)を上方に押圧する力より、上部昇降台(1
0)が下部昇降台(6)を下方に押圧する力の方が再び
強くなるため、下部昇降台(6)は、再び上部昇降台
(10)と共に下降動作を開始する。
【0063】すると、下部昇降台(6)の下方に位置す
る第2フロート台(25)も下部昇降台(6)と共に下
降するため、下部昇降台(6)に支持された内筒(4
5)、及び、第2フロート台(25)に支持された中間
筒(43)が共に下降し、図10に示す如く、内筒(4
5)の第1内筒(50)先端の絞り部(49)がコレッ
トチャック(46)のテーパ面(46a)と接触するこ
とにより、コレットチャック(46)が締まって行く。
【0064】そして、内筒(45)が下降端に達する
と、内筒(45)を支持している下部昇降台(6)も下
降端に達するため、以後は、上部昇降台(10)のみが
更に下降する。
【0065】すると、上部昇降台(10)に本体側が固
定された第3の押圧シリンダ(87)のピストンロッド
(88)が第2フロート台(25)の押圧ボルト(2
9)と接触し、第2フロート台(25)を下方に押圧す
るため、第2フロート台(25)はスプリング(28)
の弾性力に抗して上部昇降台(10)と共に更に下降す
る。
【0066】このため、第2フロート台(25)に支持
された中間筒(43)も更に下降し、図11に示す如
く、中間筒(43)先端のロック孔(48)がコレット
チャック(46)先端の外周に被嵌し、コレットチャッ
ク(46)をロック状態にするため、位置決めピン
(イ)はケーシング本体(A)のピン孔(D)内に正確
に挿入された状態で位置決め固定されると共に、上部昇
降台(10)も下降端に達し、昇降シリンダ(8)の短
縮動作も停止する。
【0067】又、この時、上部昇降台(10)に設けた
ロック爪(90)は、プッシュロット収納筒(60)か
ら突出したピストンロッド(65)のフランジ部(65
a)と係合するため、上部昇降台(10)とピストンロ
ッド(65)とは一体化する。
【0068】この状態で、昇降シリンダ(8)が伸長動
作を開始すると、先ず、上部昇降台(10)だけが上昇
を開始し、かつ、上部昇降台(10)とロック爪(9
0)を介して一体化されているピストンロッド(65)
と連結しているプッシュロッド(67)が上昇するた
め、プッシュロッド(67)は位置決めピン(イ)から
確実に分離し、位置決めピン(イ)の持ち帰りを確実に
防止する。
【0069】そして、上部昇降台(10)が更に上昇す
ると、先ず、第3の押圧シリンダ(89)のピストンロ
ッド(88)が第2フロート台(25)から離れるた
め、第2フロート台(25)はスプリング(28)の弾
性力によって上昇し、第2フロート台(25)と一体化
した中間筒(43)も上昇するため、コレットチャック
(46)のロックは解除される。
【0070】次に、下部昇降台(6)が上昇を開始する
ことにより、内筒(45)が上昇し、内筒(45)の絞
り孔(49)がコレットチャック(46)のテーパ面
(46a)から離れるため、コレットチャック(46)
は開き、位置決めピン(イ)はケーシング本体(A)の
ピン孔(D)内に確実に残される。
【0071】後は、昇降シリンダ(8)の短縮時とは逆
の順序で各部材が順次上昇して行き、各部材は図1に示
す元の状態に戻り、1回の挿入作業が終了する。
【0072】尚、上部昇降台(10)が上昇することに
より、プッシュロット収納筒(60)のピストンロッド
(65)がロック爪(90)と共に上昇し、ロック爪
(90)がロック解除用のローラ(95)の側方を通過
し、ロック爪(90)の第2テーパ面(96)と接触す
ると、ロック爪(90)はピストンロッド(65)のフ
ランジ(65a)から離れ、ロック爪(90)及びピス
トンロッド(65)は、図1に示す元の状態に戻る。
【0073】又、図1の状態に戻った中空シャフト(6
9)の貫通孔(71)内には、シュート(72)より次
の位置決めピン(イ)が供給され、次の挿入作業の準備
が自動的に完了する。
【0074】以後、上記動作が繰返されることにより、
ケーシング本体(A)のピン孔(D)への位置決めピン
(イ)の挿入作業が連続的、かつ、自動的に繰返され
る。
【0075】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る位置決
めピン挿入装置は、位置決めピンのピン孔への挿入時、
プッシュロッドによって位置決めピンをピン孔内に確実
に押し込み、次に、この状態で、位置決めピンのピン孔
から突出している部分をコレットチャックによって挟持
し、この後、プッシュロッドを上方に逃がしてから、コ
レットチャックのロックを解除し、最後にコレットチャ
ックを上方に逃がすことにより、位置決めピンをピン孔
に挿入するようにしたから、位置決めピンをピン孔に挿
入した後の位置決めピンの持ち帰りを確実に防止でき、
この種作業の自動化を可能にできる。
【0076】又、本発明は、上記一連の動作を、1本の
昇降シリンダの伸縮動作のみによって行えるようにした
から、この種作業を、産業用ロボットによって行わせる
のに比べ、設備費を安価に押さえることができると同時
に、産業用ロボット等に比べ、信頼性の高い装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る位置決めピン挿入装置の全体構成
を示す側面図。
【図2】図1のI−I線断面図。
【図3】下部昇降台、及び、プッシュロッド収納筒を示
す部分断面側面図。
【図4】下部昇降台、及び、プッシュロッド収納筒を示
す部分断面正面図。
【図5】プッシュロッド収納筒を示す断面図。
【図6】プッシュロッド収納筒と第2の押圧シリンダと
の関係を示す部分断面正面図。
【図7】プッシュロッド収納筒とロック爪との関係を示
す部分断面側面図。
【図8】圧入ヘッドを示す断面図。
【図9】圧入ヘッドがケーシング本体に当接した状態を
示す断面図。
【図10】圧入ヘッドにより位置決めピンがピン孔に挿
入された状態を示す断面図。
【図11】圧入ヘッドのコレットチャックにより位置決
めピンが挟持された状態を示す断面図。
【図12】ピン孔を有するケーシング本体と蓋対とを示
す断面図。
【符号の説明】
D ピン孔 イ 位置決めピン 1 位置決めピン挿入装置 6 下部昇降台 8 昇降シリンダ 10 上部昇降台 11 連結ロッド 12 スプリング 20 第1フロート台 22 支持シャフト 23 スプリング 25 第2フロート台 27 支持シャフト 28 スプリング 40 圧入ヘッド 41 外筒 43 中間筒 45 内筒 51 ガイド孔 53 スプリング 60 プッシュロッド収納筒 64 スプリング 65 ピストンロッド 67 プッシュロッド 68 切り出し装置 81 第1の押圧シリンダ 82 ピストンロッド 83 スプリング 84 第2の押圧シリンダ 85 スプリング 86 ピストンロッド 87 第3の押圧シリンダ 88 ピストンロッド 89 スプリング 90 ロック爪

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに穿設したピン孔への位置決めピ
    ン挿入時に用いる位置決めピン挿入装置を、上下動自在
    に支持された下部昇降台と、昇降シリンダにより上下動
    自在に支持された上部昇降台と、下部昇降台と上部昇降
    台とを弾性的に連結するため、下端が下部昇降台に固定
    され、上端が上部昇降台を貫通する連結ロッド、及び、
    連結ロッド外周の下部昇降台と上部昇降台との間に圧入
    したスプリングと、下部昇降台の下方に弾性的に吊下げ
    支持された第1フロート台と、下部昇降台と第1フロー
    ト台との間に、下部昇降台側に弾性的に押圧された状態
    で支持された第2フロート台と、上記下部昇降台、第1
    フロート台及び第2フロート台によって支持された圧入
    ヘッドと、圧入ヘッドに位置決めピンを1個ずつ供給す
    るための切り出し装置と、位置決めピンを圧入ヘッド側
    へ押圧するためのプッシュロッドと連結したピストンロ
    ッドと、このピストンロッドを常時上方側に押圧するた
    めのスプリングとを有するプッシュロッド収納筒と、本
    体側が上部昇降台に固定され、本体に内蔵したスプリン
    グの弾性力により、常時下方に押圧されているピストン
    ロッドの先端が、上記切り出し装置に連結している第1
    の押圧シリンダと、本体側が上部昇降台に固定され、本
    体に内蔵したスプリングの弾性力により、常時下方に押
    圧されているピストンロッドの先端が、上記プッシュロ
    ッド収納筒のピストンロッドと対向している第2の押圧
    シリンダと、本体側が上部昇降台に固定され、本体に内
    蔵したスプリングの弾性力により、常時下方に押圧され
    ているピストンロッドの先端が、上記第2フロート台と
    対向している第3の押圧シリンダと、下部昇降台及び上
    部昇降台が下降端に達したとき、プッシュロッド収納筒
    のピストンロッドと係合し、上部昇降台とピストンロッ
    ドとを一体化するため、上部昇降台に設けたロック爪と
    によって構成し、かつ、上記圧入ヘッドを、上端が第1
    フロート台に固定された外筒と、上端が第2フロート台
    に固定され、下部が外筒内に挿入される中間筒と、上端
    が下部昇降台に支持され、下部が中間筒内に挿入され、
    かつ、軸芯方向に位置決めピン通過用のガイド孔を有す
    る内筒と、後端が内筒内にスプリングを介して挿入さ
    れ、先端が、内筒及び中間筒を貫通するように支持され
    たコレットチャックとによって形成したことを特徴とす
    る位置決めピン挿入装置。
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