JPS61203863A - リニアパルスモ−タ - Google Patents
リニアパルスモ−タInfo
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- JPS61203863A JPS61203863A JP4170485A JP4170485A JPS61203863A JP S61203863 A JPS61203863 A JP S61203863A JP 4170485 A JP4170485 A JP 4170485A JP 4170485 A JP4170485 A JP 4170485A JP S61203863 A JPS61203863 A JP S61203863A
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- JP
- Japan
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- magnetic
- leg
- poles
- field
- pitch
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K41/00—Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
- H02K41/02—Linear motors; Sectional motors
- H02K41/03—Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は磁気抵抗の高低を所定ピッチをもって分布させ
た走行路部材と、この走行路部材上をパルスを受ける都
度ステップする可動装置からなるリニアパルスモータに
関する。
た走行路部材と、この走行路部材上をパルスを受ける都
度ステップする可動装置からなるリニアパルスモータに
関する。
(発明の技術的背景)
従来、リニアパルスモータとしては例えば第7図に示す
構造のものが知られている。この第7図において、1は
多数の歯2をピッチLをもって有する走行路部材、3は
永久磁石4の両端に界磁脚5.6を設けた可動装置であ
る。各界磁脚5及び6には空隙7を介して前記歯2と対
向する磁極5a、、5b及び5a、5bが形成され、夫
々には励磁コイル8及び9が巻回されている。ここで磁
極5a、5b間ピッチ及び6’a、6b間ピッチは〔(
1)+(1/2)〕Lに、磁極5aと6aとの間の間隔
は〔(1/4)+3〕Lに定められている。また、この
第7図においてPl、P2・・・Pnは歯番号である。
構造のものが知られている。この第7図において、1は
多数の歯2をピッチLをもって有する走行路部材、3は
永久磁石4の両端に界磁脚5.6を設けた可動装置であ
る。各界磁脚5及び6には空隙7を介して前記歯2と対
向する磁極5a、、5b及び5a、5bが形成され、夫
々には励磁コイル8及び9が巻回されている。ここで磁
極5a、5b間ピッチ及び6’a、6b間ピッチは〔(
1)+(1/2)〕Lに、磁極5aと6aとの間の間隔
は〔(1/4)+3〕Lに定められている。また、この
第7図においてPl、P2・・・Pnは歯番号である。
このような構成において、励磁コイル8及び9がパルス
により交互に励磁されることにより可動装置3がステッ
プ移動される。即ち、第7図の実線状態において、励磁
コイル8に矢印方向の電流が与えられると磁極5a、5
bには夫々図示矢印方向の起磁力が発生し、磁極5bに
おいては永久磁石4から与えられるバイアス用磁束との
相殺が行なわれて合成磁束が零となる。このため磁極5
aと歯P3との間の吸引力で可動装置3が図中右方に1
/4ステツプする。このステップにより界磁間6側の磁
極6bは図示実線位置から二点鎖線で示すようにL/4
右方に移動して歯P8に対するずれがL/2からL/4
に接近し、この状態で今度は励磁コイル9に図示矢印方
向の電流が与えられると、磁極6a 、6bには点線矢
印方向に起磁力が発生するので、磁極6aの合成磁束が
零になり、従って他方の磁極6bと歯P8との間の吸引
力により右方に1/4ステツプする。以下この繰返しで
ある。
により交互に励磁されることにより可動装置3がステッ
プ移動される。即ち、第7図の実線状態において、励磁
コイル8に矢印方向の電流が与えられると磁極5a、5
bには夫々図示矢印方向の起磁力が発生し、磁極5bに
おいては永久磁石4から与えられるバイアス用磁束との
相殺が行なわれて合成磁束が零となる。このため磁極5
aと歯P3との間の吸引力で可動装置3が図中右方に1
/4ステツプする。このステップにより界磁間6側の磁
極6bは図示実線位置から二点鎖線で示すようにL/4
右方に移動して歯P8に対するずれがL/2からL/4
に接近し、この状態で今度は励磁コイル9に図示矢印方
向の電流が与えられると、磁極6a 、6bには点線矢
印方向に起磁力が発生するので、磁極6aの合成磁束が
零になり、従って他方の磁極6bと歯P8との間の吸引
力により右方に1/4ステツプする。以下この繰返しで
ある。
しかしながらこのような構成のものでは、可動装置3の
ステップピッチが走行路部材1に形成した歯2のピッチ
の1/4であり、これ以上細いステップピッチにするに
は歯2のピッチを更に小さくする必要がある。しかしな
がら歯2の間隔を機械的加工手段をもって細くすること
は極めて困難であり、0.111111程度が限度であ
る。別の公知例として特公昭49−41602号公報に
記載されたものもあるが、ここで述べられているリニア
パルスモータにおいても1ステツプの移動量は走行路部
材上の歯ピッチの173である。
ステップピッチが走行路部材1に形成した歯2のピッチ
の1/4であり、これ以上細いステップピッチにするに
は歯2のピッチを更に小さくする必要がある。しかしな
がら歯2の間隔を機械的加工手段をもって細くすること
は極めて困難であり、0.111111程度が限度であ
る。別の公知例として特公昭49−41602号公報に
記載されたものもあるが、ここで述べられているリニア
パルスモータにおいても1ステツプの移動量は走行路部
材上の歯ピッチの173である。
本発明は上記の欠点を除去すべくなされたものであり、
その目的は可動装置のステップピッチをこれが走行路部
材上に形成した歯等磁気抵抗の高低分布ピッチに対して
例えば1/2n (但しnは磁極の個数)になる等極
端に細くすることができ、従って走行路部材にスリット
等磁気抵抗高低分布を形成するための加工が容易になる
リニアパルスモータを提供するにある。
その目的は可動装置のステップピッチをこれが走行路部
材上に形成した歯等磁気抵抗の高低分布ピッチに対して
例えば1/2n (但しnは磁極の個数)になる等極
端に細くすることができ、従って走行路部材にスリット
等磁気抵抗高低分布を形成するための加工が容易になる
リニアパルスモータを提供するにある。
本発明によるリニアパルスモータ夕は磁気的にバイアス
が与えられるように設けた第1及び2の界磁間に励磁コ
イルを有する夫々n個の磁極を設け、これらの磁極の配
列間隔を〔(1/2n ’)+N〕Lとし且つ両界磁脚
間の相隣る磁極間隔を〔(M/2>+ (1/2n )
〕Lとなし、これによりステップピッチを(1/2n
)以下になるようにしたものである。但し、N及びnは
整数、Mは2以上の整数、しは走行路部材の磁気抵抗の
高低分布ピッチである。
が与えられるように設けた第1及び2の界磁間に励磁コ
イルを有する夫々n個の磁極を設け、これらの磁極の配
列間隔を〔(1/2n ’)+N〕Lとし且つ両界磁脚
間の相隣る磁極間隔を〔(M/2>+ (1/2n )
〕Lとなし、これによりステップピッチを(1/2n
)以下になるようにしたものである。但し、N及びnは
整数、Mは2以上の整数、しは走行路部材の磁気抵抗の
高低分布ピッチである。
(発明の実施例)
以下本発明の第1実施例について第1図乃至第4図を参
照しながら説明する。20は長尺な磁性材製の走行路部
材であり、これに所定のピッチLをもって磁気抵抗の高
低分布を形成するために例えば多数の[i+20aを形
成している。従ってこの磁気抵抗高低分布としては歯2
0aの代りにスリットを設ける構成でもよい。21は可
動装置であり、以下これについて述べるに、22はバイ
アス用磁束を生じさせるバイアス用磁路脚として形成さ
れた永久磁石であって、その両端には磁性材製の第1の
界磁間23及び第2の界磁間24が磁気的に結合された
状態で固着されている。第1の界磁間23の前記走行路
部材20と対画する面にはn相構成とするためのn個例
えば5個の磁極23a 、 23b 、 23c 、
23d 、 23eが〔(1、/2n)+N〕L(この
実施例では〔(1/10)+1)しなる間隔(相隣る面
間距離))をもって一体に突出形成されている。ここで
Nは整数である。これと同様に第2の界磁間24にも上
記と同一間隔をもうて5個の磁極24a 、24b 、
240.24d 、24eが一体に突出形成され、そし
て可動装置21はこれら磁極23a〜24eの先端が走
行路部材20の各歯2′Oaに微少な空隙25を介して
対向し得るように図示しない適当な案内手段により支え
られる。このような10個の磁123a〜24eの各々
には励磁コイル26a〜26e及び27a〜27eが巻
装され、夫々に第2図に示すタイミングでパルスが順に
印加されるようになっている。これら励磁コイル26a
〜27eはその奇数相と偶数相とでは巻回方向が逆にさ
れ、即ち励磁コイル26a 、260.268(及び2
7a 、27c 、27e )と26b、26d (及
び27b、27d>とは巻回方向が異なる。
照しながら説明する。20は長尺な磁性材製の走行路部
材であり、これに所定のピッチLをもって磁気抵抗の高
低分布を形成するために例えば多数の[i+20aを形
成している。従ってこの磁気抵抗高低分布としては歯2
0aの代りにスリットを設ける構成でもよい。21は可
動装置であり、以下これについて述べるに、22はバイ
アス用磁束を生じさせるバイアス用磁路脚として形成さ
れた永久磁石であって、その両端には磁性材製の第1の
界磁間23及び第2の界磁間24が磁気的に結合された
状態で固着されている。第1の界磁間23の前記走行路
部材20と対画する面にはn相構成とするためのn個例
えば5個の磁極23a 、 23b 、 23c 、
23d 、 23eが〔(1、/2n)+N〕L(この
実施例では〔(1/10)+1)しなる間隔(相隣る面
間距離))をもって一体に突出形成されている。ここで
Nは整数である。これと同様に第2の界磁間24にも上
記と同一間隔をもうて5個の磁極24a 、24b 、
240.24d 、24eが一体に突出形成され、そし
て可動装置21はこれら磁極23a〜24eの先端が走
行路部材20の各歯2′Oaに微少な空隙25を介して
対向し得るように図示しない適当な案内手段により支え
られる。このような10個の磁123a〜24eの各々
には励磁コイル26a〜26e及び27a〜27eが巻
装され、夫々に第2図に示すタイミングでパルスが順に
印加されるようになっている。これら励磁コイル26a
〜27eはその奇数相と偶数相とでは巻回方向が逆にさ
れ、即ち励磁コイル26a 、260.268(及び2
7a 、27c 、27e )と26b、26d (及
び27b、27d>とは巻回方向が異なる。
また第1の界磁脚23の磁極23eとこれに最も近接す
る第2の界磁脚24の磁極24aとの間隔即ち肉界磁脚
23.24間の相隣る磁極WjJ隔は〔(M、/2)+
(1/、2n )〕L (但しMは2以上の整数)に
定められるが、この実施例では〔(1/10)+1.5
〕Lに定めである。
る第2の界磁脚24の磁極24aとの間隔即ち肉界磁脚
23.24間の相隣る磁極WjJ隔は〔(M、/2)+
(1/、2n )〕L (但しMは2以上の整数)に
定められるが、この実施例では〔(1/10)+1.5
〕Lに定めである。
次に上記構成の作用について説明する。このリニアパル
スモータにおいては、第2図に示すように第1及び第2
の界磁脚23.24双方の互に対応関係にある一対の励
磁コイルが同時に通電され、その連続通電時間幅は5ス
テツプ期間である。即ち5ステツプで5相を1巡する通
電方式である。
スモータにおいては、第2図に示すように第1及び第2
の界磁脚23.24双方の互に対応関係にある一対の励
磁コイルが同時に通電され、その連続通電時間幅は5ス
テツプ期間である。即ち5ステツプで5相を1巡する通
電方式である。
ここで第1相は励磁コイル26a 、27a 、第2相
は励磁コイル26b、27b・・・同様に第5相は励磁
コイル26e、27eである。各励磁コイル26a〜2
7eはその巻方向及び通電方向に応じた方向の起磁力を
生ずるから、永久磁石22で発生するバイアス用磁束の
方向との関係で、磁極23a〜24eには合成磁束が零
の場合と、N極磁束の場合と、S極磁束の場合とを生ず
る。この状況を第3図に示す。即ち第3図は励磁コイル
26a〜27eが第2図に示すモードで通電された場合
のその各コイル26a〜27eの起磁力の方向、各磁極
23a〜24eの合成磁束とその極性、並びに各ステッ
プにおいて各磁極23a〜24eと最も近接した関係に
ある走行路部材20の歯20a (以下歯20aを必要
に応じて歯Pi 、P2・・・と称す。)との対応関係
を示している。また第4図に−は第3図に示した各ステ
ップにおける各磁極23a 〜2.4eと走行路部材2
0の各歯P! 、 P2・・・との間の相対位置関係を
示している。尚、第3図中(+)はN極性磁束、(−)
はS極性磁束、(0)は合成磁束零、Fは励磁コイル2
6a〜27eの起磁力の方向、φは合成磁束極性、Pは
最近傍の歯番号を示す。このリニアステップモータは各
励磁コイル26a〜27eがステップ毎に第2図に示す
モードで通電されると、磁極238′〜24eの磁束が
第3図の「合成磁束」欄に示すように変化して可動袋@
21が第4図に示すように順次ステップする。第4図で
は便宜上走行路部材20が右方へ移動するものとしてい
る。
は励磁コイル26b、27b・・・同様に第5相は励磁
コイル26e、27eである。各励磁コイル26a〜2
7eはその巻方向及び通電方向に応じた方向の起磁力を
生ずるから、永久磁石22で発生するバイアス用磁束の
方向との関係で、磁極23a〜24eには合成磁束が零
の場合と、N極磁束の場合と、S極磁束の場合とを生ず
る。この状況を第3図に示す。即ち第3図は励磁コイル
26a〜27eが第2図に示すモードで通電された場合
のその各コイル26a〜27eの起磁力の方向、各磁極
23a〜24eの合成磁束とその極性、並びに各ステッ
プにおいて各磁極23a〜24eと最も近接した関係に
ある走行路部材20の歯20a (以下歯20aを必要
に応じて歯Pi 、P2・・・と称す。)との対応関係
を示している。また第4図に−は第3図に示した各ステ
ップにおける各磁極23a 〜2.4eと走行路部材2
0の各歯P! 、 P2・・・との間の相対位置関係を
示している。尚、第3図中(+)はN極性磁束、(−)
はS極性磁束、(0)は合成磁束零、Fは励磁コイル2
6a〜27eの起磁力の方向、φは合成磁束極性、Pは
最近傍の歯番号を示す。このリニアステップモータは各
励磁コイル26a〜27eがステップ毎に第2図に示す
モードで通電されると、磁極238′〜24eの磁束が
第3図の「合成磁束」欄に示すように変化して可動袋@
21が第4図に示すように順次ステップする。第4図で
は便宜上走行路部材20が右方へ移動するものとしてい
る。
−例として第1ステツプから第2ステツプへの移動につ
いて述べるに、今、励磁コイル26a〜27eが第2図
のステップ1に示す通電モードによって第3図中ステッ
プ1のr FJ’ mに示す磁束を生じ、可動袋M21
の磁極23a〜24eと走行部材20の各111i20
aとの相対位fllW係が第4図中ステップ1に示す状
態にあったとする。この状態テハ上記各磁極23a 、
23c 、23d 、24b、24eに磁束を生じこれ
ら磁極と最近傍のf3P1.Pa、P6−Ptt+ P
IIiiとの各区間に平行線群で示す磁束分布が形成さ
れそれらの間に矢印方向の吸引力が作用する。この吸引
力は磁極23aと歯P1との間では磁気中心が合致して
垂直方向成分のみの力であって水平方向成分の力は零で
ある。また残りの磁極23c 、23d 、24b、2
4eでは水平方向成分の力が2極ずつ相反する方向であ
るので合成力として零であり、全体としてバランス状態
にある。こうして可動装置21は第4図のステップ1の
位置に位置決めされ水平方向に対してバランス状態を保
つ。このステップ1でのバランス状態中に励磁コイル2
6a〜27eが第2図のステップ2に示す通電モードに
変化すると第3図中ステップ2のrFJ欄に示す磁束、
従って「φ」欄に示す合成磁束を生じる。
いて述べるに、今、励磁コイル26a〜27eが第2図
のステップ1に示す通電モードによって第3図中ステッ
プ1のr FJ’ mに示す磁束を生じ、可動袋M21
の磁極23a〜24eと走行部材20の各111i20
aとの相対位fllW係が第4図中ステップ1に示す状
態にあったとする。この状態テハ上記各磁極23a 、
23c 、23d 、24b、24eに磁束を生じこれ
ら磁極と最近傍のf3P1.Pa、P6−Ptt+ P
IIiiとの各区間に平行線群で示す磁束分布が形成さ
れそれらの間に矢印方向の吸引力が作用する。この吸引
力は磁極23aと歯P1との間では磁気中心が合致して
垂直方向成分のみの力であって水平方向成分の力は零で
ある。また残りの磁極23c 、23d 、24b、2
4eでは水平方向成分の力が2極ずつ相反する方向であ
るので合成力として零であり、全体としてバランス状態
にある。こうして可動装置21は第4図のステップ1の
位置に位置決めされ水平方向に対してバランス状態を保
つ。このステップ1でのバランス状態中に励磁コイル2
6a〜27eが第2図のステップ2に示す通電モードに
変化すると第3図中ステップ2のrFJ欄に示す磁束、
従って「φ」欄に示す合成磁束を生じる。
すると、第3図のステップ1と2との「φ」欄の対比か
ら明らかなように、第4図のステップ1の状態において
磁極23dの磁束が消滅し、代って磁極24dに磁束が
発生して歯14との間に吸引力(点線矢印で図示)を生
ずる。これにより合成吸引力の水平方向成分のバランス
が崩れ、可動装置21は左方へ移動し、そして第4図の
ステップ2の位置に達して今度はvA極24bと歯pH
とが合致しその水平方向吸引力が零になるのでバランス
状態になりこの位置に停止する。以後この繰返しによっ
て可動装置21は順次ステップされるがそのピッチは第
4図から明らかなようにL/10である。従って上記構
成によれば、1ステツプのピッチが1/4程度にすぎな
い従来構成に比しL/10になる。即ちステップ分解能
が著しく高くなるので、走行路部材に形成する磁気抵抗
の高低分布ピッチを比較的粗くすることができ、製造性
に優れたものになる。
ら明らかなように、第4図のステップ1の状態において
磁極23dの磁束が消滅し、代って磁極24dに磁束が
発生して歯14との間に吸引力(点線矢印で図示)を生
ずる。これにより合成吸引力の水平方向成分のバランス
が崩れ、可動装置21は左方へ移動し、そして第4図の
ステップ2の位置に達して今度はvA極24bと歯pH
とが合致しその水平方向吸引力が零になるのでバランス
状態になりこの位置に停止する。以後この繰返しによっ
て可動装置21は順次ステップされるがそのピッチは第
4図から明らかなようにL/10である。従って上記構
成によれば、1ステツプのピッチが1/4程度にすぎな
い従来構成に比しL/10になる。即ちステップ分解能
が著しく高くなるので、走行路部材に形成する磁気抵抗
の高低分布ピッチを比較的粗くすることができ、製造性
に優れたものになる。
次に本発明の第2実施例を第5図を参照して述べるが、
この第2実施例のものは、第1図に示す構成のものにお
ける励磁コイル26a〜27eの通電モードを第5図に
示すように4相励磁と5相励磁とを1ステツプ毎に交互
に繰り返すようにしたものであり、1ステツプ長がL/
20に細くなる。即ち、励磁コイル26a〜27eの励
磁方式は各ステップ毎に同一相数通電する場合はステッ
プピッチがL 、/ 2 nとなり、ステップ毎に通電
相数がQと(Q+1)(但しQは整数)と交互に変化す
る場合はし、/4nなるステップピッチが得られる。
この第2実施例のものは、第1図に示す構成のものにお
ける励磁コイル26a〜27eの通電モードを第5図に
示すように4相励磁と5相励磁とを1ステツプ毎に交互
に繰り返すようにしたものであり、1ステツプ長がL/
20に細くなる。即ち、励磁コイル26a〜27eの励
磁方式は各ステップ毎に同一相数通電する場合はステッ
プピッチがL 、/ 2 nとなり、ステップ毎に通電
相数がQと(Q+1)(但しQは整数)と交互に変化す
る場合はし、/4nなるステップピッチが得られる。
また第1図と同一部分に同一符号を付して第6図に示す
第3実施例のものは界磁脚23に形成する各磁極28a
、28b・・・を第1図のものよりも幅広とし、その各
端面に走行路部材20の歯20aピッチと同一ピッチL
をもって複数の歯29を形成した構成にしたものであり
、上記同様の効果が得られる。また本発明は第1図に示
す永久磁石22を磁性材に代えこれにバイアス用のコイ
ルを巻回した電磁石構成にしても差支えない。
第3実施例のものは界磁脚23に形成する各磁極28a
、28b・・・を第1図のものよりも幅広とし、その各
端面に走行路部材20の歯20aピッチと同一ピッチL
をもって複数の歯29を形成した構成にしたものであり
、上記同様の効果が得られる。また本発明は第1図に示
す永久磁石22を磁性材に代えこれにバイアス用のコイ
ルを巻回した電磁石構成にしても差支えない。
本発明は以上述べたように可動装置のステップピッチを
走行路部材のスリット等磁気抵抗高低分布ピッチの1/
2n以上に細くできるリニアパルスモータを提供できる
。
走行路部材のスリット等磁気抵抗高低分布ピッチの1/
2n以上に細くできるリニアパルスモータを提供できる
。
第1図は本発明の第1実施例を示すリニアパルスモータ
の側面図、第2図はこのモータに加えるパルス波形を示
す図、第3図及び第4図はこのモータのステップ作用を
説明するための図、第5図は第2実施例を示す第2図相
当図、第6図は第3実施例を示す主要部の側面図で、第
7図は従来例を示す側面図である。 図中、20は走行路部材、21は可動装置、22はバイ
アス用磁路脚、23.24は第1.第2の界磁脚、23
a〜24e及び28a〜28Cは磁極、26a〜27e
は励磁コイルである。 出願人 株式会社 東 芝 ′@ 2図 NJ屈コイlしも 1264’:+b/8’3 1(J12′lA 5区 励A1コイルh ↓ 1264 ’) b / H9’10111;dlj1
4E1b1/’1llTjQWG図 手続補正口 昭和60 年4 月 4日
の側面図、第2図はこのモータに加えるパルス波形を示
す図、第3図及び第4図はこのモータのステップ作用を
説明するための図、第5図は第2実施例を示す第2図相
当図、第6図は第3実施例を示す主要部の側面図で、第
7図は従来例を示す側面図である。 図中、20は走行路部材、21は可動装置、22はバイ
アス用磁路脚、23.24は第1.第2の界磁脚、23
a〜24e及び28a〜28Cは磁極、26a〜27e
は励磁コイルである。 出願人 株式会社 東 芝 ′@ 2図 NJ屈コイlしも 1264’:+b/8’3 1(J12′lA 5区 励A1コイルh ↓ 1264 ’) b / H9’10111;dlj1
4E1b1/’1llTjQWG図 手続補正口 昭和60 年4 月 4日
Claims (3)
- 1.磁気抵抗の高低分布ピッチがLの走行路部材とこ
の走行路部材に沿い移動する可動装置とからなり、この
可動装置はバイアス用磁束を生ずるバイアス用磁路脚と
、このバイアス用磁路脚に相互に離間して磁気的結合状
態で固定された第1及び第2の界磁脚と、これら各々の
界磁脚の前記走行路部材と対向する面に互に間隔を置い
て形成されたn個(n:整数)の磁極と、これら各磁極
に設けられた励磁コイルとからなり、前記同一界磁脚の
磁極の配列間隔を〔(1/2n)+N〕L(但しN:整
数)とし、第1の界磁脚の磁極とこれに最も近接する第
2の界磁脚の磁極との間隔を〔(M/2)+(1/2n
)〕L(但しM:2以上の整数)としたことを特徴とす
るリニアパルスモータ。 - 2.バイアス用磁路脚が永久磁石により形成されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のリニ
アパルスモータ。 - 3.バイアス用磁路脚が電磁石によつて形成されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のリニ
アパルスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4170485A JPS61203863A (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 | リニアパルスモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4170485A JPS61203863A (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 | リニアパルスモ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61203863A true JPS61203863A (ja) | 1986-09-09 |
Family
ID=12615810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4170485A Pending JPS61203863A (ja) | 1985-03-01 | 1985-03-01 | リニアパルスモ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61203863A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05111832A (ja) * | 1991-10-21 | 1993-05-07 | Mitsubishi Motors Corp | ねじ締付機用ソケツト装置 |
US5703417A (en) * | 1994-09-30 | 1997-12-30 | Linear Drives Limited | Linear motor for extended travel |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5543971A (en) * | 1978-09-25 | 1980-03-28 | Ricoh Co Ltd | Linear pulse motor |
-
1985
- 1985-03-01 JP JP4170485A patent/JPS61203863A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5543971A (en) * | 1978-09-25 | 1980-03-28 | Ricoh Co Ltd | Linear pulse motor |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05111832A (ja) * | 1991-10-21 | 1993-05-07 | Mitsubishi Motors Corp | ねじ締付機用ソケツト装置 |
US5703417A (en) * | 1994-09-30 | 1997-12-30 | Linear Drives Limited | Linear motor for extended travel |
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