JP2001086726A - コアレスリニアモータ - Google Patents

コアレスリニアモータ

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JP2001086726A
JP2001086726A JP26007399A JP26007399A JP2001086726A JP 2001086726 A JP2001086726 A JP 2001086726A JP 26007399 A JP26007399 A JP 26007399A JP 26007399 A JP26007399 A JP 26007399A JP 2001086726 A JP2001086726 A JP 2001086726A
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透 鹿山
Tadahiro Miyamoto
恭祐 宮本
Nobuyuki Irie
信幸 入江
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安価で、耐絶縁性に優れ、推力リプルを低減で
きるコアレスリニアモータを提供する。 【解決手段】複数の永久磁石4を並べて配置した界磁ヨ
ーク3と、永久磁石列4と磁気的空隙を介して対向配置
されると共に、集中巻にした複数個のコイル群を樹脂モ
ールド8により固定して成る電機子コイル7を有するコ
アレス型の電機子6とを備えコアレスリニアモータ1に
おいて、電機子コイル7は、永久磁石列4の長手方向に
向かって、U相のコイル2個(71,72)を隣接して
配置したコイル群と、V相のコイル2個(74、75)
を隣接して配置したコイル群と、W相のコイル2個(7
7、78)を隣接して配置したコイル群から構成され、
永久磁石4のピッチをPm、コイル群同士の配置ピッチ
をPcとした場合、PcとPmの関係をPc=8/3×
Pmとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体製造
装置や工作機などの分野で、一定速送りあるいは高速位
置決め送りとして用いられると共に、推力リプルや可動
子のヨーイング、ピッチングを小さくできるコアレスリ
ニアモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集中巻にしたコイル群を重ねずに
配置した電機子コイルを有するコアレスリニアモータに
は、図9〜10のようになっている(例えば、米国特許
第4151447号)。図9は従来のコアレスリニアモ
ータであって、(a)は可動子の進行方向から見た正断
面図、(b)は(a)のA−A線に沿う電機子部の側断
面図である。図10は電機子固定板を取り外した状態の
コアレスリニアモータの平面図である。図において、1
1はコアレスリニアモータ、12は固定子、13は界磁
ヨーク、14は永久磁石、15は可動子、16は電機
子、17は電機子コイル、18は樹脂モールドである。
固定子12は、その長手方向に対向して界磁ヨーク固定
板20を介して固定された二つの界磁ヨーク13と、界
磁ヨークの内側に沿って交互に極性が異なるように配置
された複数個の永久磁石14から構成されている。この
永久磁石14は隣り合う磁石同士がPmピッチごとに配
置されると共に、電機子16を挟んで対向する磁石の極
性が異極になるように配置されている。また、可動子1
5は、永久磁石14の列と磁気的空隙を介して挟み込む
ように対向配置されたコアレス型の電機子16で構成さ
れ、電機子16は、集中巻にした複数個のコイル群を樹
脂モールド18により固定し、かつ、平板状に成形して
成る電機子コイル17を有している。なお、電機子部1
6の上端には、図示しない負荷を載置するためのテーブ
ルを固定する電機子固定板19が設けてある。このう
ち、電機子コイル17は、図10に示すように3相3コ
イル4極を基本構成としているので。各コイルのピッチ
は4/3×Pmとなっている。6個のコイルは、図9
(b)に示すように、左からU相コイル171、W相コ
イル175、V相コイル173、U相コイル172、W
相コイル176、V相コイル174の順に並べており、
この集中巻のコイルの形状は、永久磁石と対向した主に
推力を発生する2つのコイル辺が平行した形状となって
いる。このようなコアレスリニアモータは、集中巻にし
たコイル群を重ねずに配置した電機子コイルに通電する
と、電機子コイルと永久磁石との電磁作用により、可動
子が直線移動する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のコア
レスリニアモータでは、図9に示すように、電機子コイ
ルは異相のコイルが隣接するため、200Vといった高
電圧での使用には絶縁に問題があった。このような問題
に対して、コイル間の絶縁性を上げるために絶縁物を挿
入すると、逆に組立工程に手間が掛かり、コスト高とな
った。また、電機子コイルは、異相のコイルを隣接して
配置すると、永久磁石の磁化のバラツキや位置ずれの影
響を受けて推力リプルが発生するという問題があった。
これより、リニアモータの高電圧仕様での耐絶縁性をク
リアするために、最適な異相のコイル同士の間隔を設定
する必要があった。そこで、本発明は安価で、耐絶縁性
に優れ、推力リプルを低減できるコアレスリニアモータ
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、請求項1の本発明は、交互に極性が異なる複数の
永久磁石を隣り合わせに並べて配置した界磁ヨークと、
前記永久磁石列と磁気的空隙を介して対向配置されると
共に、集中巻にした複数個のコイル群を樹脂モールドに
より固定し、かつ、平板状に成形して成る電機子コイル
を有するコアレス型の電機子とを備え、前記界磁ヨーク
と前記電機子の何れか一方を固定子に、他方を可動子と
して、前記界磁ヨークと前記電機子を相対的に走行する
ようにしたコアレスリニアモータにおいて、前記電機子
コイルは、前記永久磁石列の長手方向に向かって、U相
のコイル2個を隣接して配置したコイル群と、V相のコ
イル2個を隣接して配置したコイル群と、W相のコイル
2個を隣接して配置したコイル群から構成され、前記永
久磁石のピッチをPm、前記コイル群同士の配置ピッチ
をPcとした場合、PcとPmの関係が、Pc=8/3
×Pmであることを特徴としている。請求項2の本発明
は、請求項1記載のコアレスリニアモータにおいて、前
記コイル群を構成するコイル1個の幅WcをWc=7/
6×Pmとしている。請求項3の本発明は、請求項1ま
たは2に記載のコアレスリニアモータにおいて、電機子
コイルは、前記電機子の進行方向に向かって前記永久磁
石列と平行に2列から成る第1コイル列と第2コイル列
から構成され、前記2列の電機子コイルの間には非磁性
部材を挿入しており、nを整数としたとき、前記2列の
電機子コイルの一方と他方のコイルを、n/3×Pmだ
けずらして配置してある。請求項4の本発明は、請求項
1から3までの何れか1項に記載のコアレスリニアモー
タにおいて、前記電機子の中央に挿入した絶縁部材は、
前記電機子コイルの結線をパターン化したプリント基板
を構成している。請求項5の本発明は、交互に極性が異
なる複数の永久磁石を隣り合わせに並べて配置した界磁
ヨークと、前記永久磁石列と磁気的空隙を介して対向配
置されると共に、集中巻にした複数個のコイル群を樹脂
モールドにより固定し、かつ、平板状に成形して成る電
機子コイルを有するコアレス型の電機子とを備え、前記
界磁ヨークと前記電機子の何れか一方を固定子に、他方
を可動子として、前記界磁ヨークと前記電機子を相対的
に走行するようにしたコアレスリニアモータにおいて、
前記電機子コイルは、前記永久磁石列の長手方向に向か
って、U相のコイル3個を隣接して配置したコイル群
と、V相のコイル3個を隣接して配置したコイル群と、
W相のコイル3個を隣接して配置したコイル群から構成
され、前記永久磁石のピッチをPm、前記コイル群同士
の配置ピッチをPcとした場合、PcとPmの関係が、
Pc=11/3×Pmとしている。請求項6の本発明
は、請求項5に記載のコアレスリニアモータにおいて、
前記コイル群を構成するコイル1個の幅Wcを Wc=
10/9×Pm としている請求項7の本発明は、請求
項5または6に記載のコアレスリニアモータにおいて、
電機子コイルは、前記電機子の進行方向に向かって前記
永久磁石列と平行に2列から成る第1コイル列と第2コ
イル列から構成され、前記2列の電機子コイルの間には
非磁性部材を挿入しており、nを整数としたとき、前記
2列の電機子コイルの一方と他方のコイルを、n/3×
Pmだけずらして配置してある。請求項8の本発明は、
請求項5から7までの何れか1項に記載のコアレスリニ
アモータにおいて、前記電機子の中央に挿入した絶縁部
材は、前記電機子コイルの結線をパターン化したプリン
ト基板を構成している。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は本発明の第1の実施例を示すコア
レスリニアモータであって、(a)は可動子の進行方向
から見た正断面図、(b)は(a)のA−A線に沿う電
機子部の側断面図である。図2はコアレスリニアモータ
の電機子固定板を取り外した状態の平面図である。図に
おいて、1はコアレスリニアモータ、2は固定子、3は
界磁ヨーク、4は永久磁石、5は可動子、6は電機子、
7は電機子コイル、8は樹脂モールド、9は電機子固定
板、10は界磁ヨーク固定板である。なお、コアレスリ
ニアモータは。界磁ヨーク3が電機子6の両側にある磁
束貫通型構造の例であって、電機子部を除き、基本構成
は従来と同じである。本発明が従来と異なる点を以下説
明する。コアレス型の電機子を構成する電機子コイル7
は、図1(a)に示すように、左からU相の集中巻のコ
イル2個71、72を隣接して1個のコイル群とすると
共に、V相の集中巻のコイル2個74、75を隣接して
1個のコイル群とし、W相の集中巻のコイル2個77、
78を隣接して1個のコイル群としている。具体的に
は、順方向巻のU相コイル71、逆方向巻のU相コイル
72、順方向巻のV相コイル74、逆方向巻のV相コイ
ル75、順方向巻のW相コイル77、逆方向巻のW相コ
イル78の順に並んで6つのコイルが配置されている。
また、磁石のピッチPmとした場合、コイル群は、 Pc=8/3×Pm ピッチごとに可動子進行方向に並べて配置している。こ
のコイル群ピッチPcを電気角で表すと、8/3×18
0=480度=120度となる。さらに、第1の実施例
では、コイル群を構成するコイル1個の幅Wcを Wc=7/6×Pm としている。この時の各々のコイル群間隔Wgは、 Wg=Pc−2×Wc=8/3×Pm−2×7/6×P
m=1/3×Pm となる。例えば、磁石ピッチPm=18mmとした場
合、 コイル群ピッチ Pc=8/3×18mm=48mm コイル幅 Wc=7/6×18mm=21mm コイル群間隔 Wg=1/3×18mm=6mm となる。電機子コイル7において、異相のコイル群とコ
イル群との間隔を6mmに設定すると、フィールド試験
により、従来技術でコイル群とコイル群との間隔が約5
mm以下のもので問題となっていた高電圧仕様での耐絶
縁性をクリアすることがわかった。したがって、このよ
うな高電圧仕様が要求されるコアレスリニモータにおい
て、異相のコイル群同士の最適な間隔を、コイル群同士
の配置ピッチとコイル幅により設定することで、電機子
に絶縁物を挿入することが不要となり、組立工程に手間
が掛かったり、コスト高となる問題をなくすことができ
る。
【0006】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図3は本発明の第2の実施例を示す電機子部の側
断面図である。第2の実施例が第1の実施例と異なる点
は、以下のとおりである。図において、電機子コイルは
一つのコイル群を3個のコイルで構成したものである。
すなわち、U相のコイル群をコイル71、72、73と
すると共に、V相のコイル群をコイル74、75、76
とし、W相のコイル群をコイル77、78、79として
いる。また、コイル群ピッチPcは、 Pc=11/3×Pm としている。さらに、第2の実施例では、コイル群を構
成するコイル1個の幅Wcを Wc=10/9×Pm としている。この時の各々のコイル群間隔Wgは、 Wg=Pc−2×Wc=11/3×Pm−3×10/9
×Pm=1/3×Pm となる。例えば、磁石ピッチPm=18mmとした場
合、 コイル群ピッチ Pc=11/3×18mm=66mm コイル幅 Wc=10/9×18mm=20mm コイル群間隔 Wg=1/3×18mm=6mm となる。電機子コイル7において、異相のコイル群とコ
イル群との間隔を6mmに設定すると、フィールド試験
により、従来技術で間隔となっていた高電圧仕様での耐
絶縁性をクリアすることがわかった。第2の実施例は、
高電圧仕様が要求されるコアレスリニモータにおいて、
上記構成にしたので、異相のコイル群同士の最適な間隔
を、コイル群同士の配置ピッチとコイル幅により設定す
ることで、第1の実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0007】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図4は本発明の第3の実施例を示すコアレスリニ
アモータであって、可動子の進行方向から見た正断面
図、図5は図4のA−A線に沿う電機子部の側断面図で
ある。第3の実施例が第1および第2の実施例と異なる
点は、以下のとおりである。図において、電機子コイル
7は、可動子5の進行方向に向かって、集中巻のコイル
を2列(第1コイル列7A、第2コイル列7B)に分け
て配置し、2列から成るコイル列間に非磁性部材61を
挿入し、全体を樹脂モールド8により固定する構成とし
ている。具体的には、電機子の第1コイル列7Aは、図
5に示すように左から順方向巻のU相コイル71A、逆
方向巻のU相コイル72A、順方向巻のV相コイル74
A、逆方向巻のV相コイル75A、順方向巻のW相コイ
ル77A、逆方向巻のW相コイル78Aの順に並び、第
2コイル列7Bは、逆方向巻のW相コイル71B、順方
向巻のW相コイル72B、逆方向巻のU相コイル74
B、順方向巻のU相コイル75B、逆方向巻のV相コイ
ル77B、順方向巻のV相コイル78Bの順に並んで配
置される。また、第1コイル列7A、第2コイル列7B
は、各々、磁石のピッチをPmとした場合、2個の同相
のコイルによって構成されたコイル群がPc=8/3×
Pmピッチごとに並んで配置されている。この配置方法
は第1の実施例と同じである。さらに、第1コイル列7
Aと第2コイル列7Bは、1/3×Pmだけずれて配置
されている。これを電気角で表すと1/3×180=6
0°となる。第3の実施例は、上記構成にしたので、第
1および第2の実施例と同様の効果を得ることができ
る。また、このほかの効果として、電機子部を永久磁石
と対向すギャップ方向から見ると、異相のコイル同士が
重なる所が現れることから、ギャップ方向に相帯が分布
されるため、永久磁石の磁化のバラツキや位置ずれによ
り発生する推力リプルを低減することができる。
【0008】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。図6は本発明の第4の実施例を示すコアレスリニ
アモータの電機子部の側断面図である。第4の実施例が
第3の実施例と異なる点は、以下のとおりである。すな
わち、電機子コイルにおいて、第1コイル列7Aと第2
コイル列7Bを2/3×Pm(電気角120度)だけず
らして配置している。具体的には、第1コイル列7Aは
第3の実施例と同じように71A、72A‥78Aの順
に並んで配置されているが、第2コイル列7Bは左から
順方向巻のV相コイル78B、逆方向巻のV相コイル7
7B、順方向巻のW相コイル72B、逆方向巻のW相コ
イル71B、順方向巻のU相コイル75B、逆方向巻の
U相コイル74Bの順に並んで配置される点で異なる。
第4の実施例は、上記構成にすることで、第3の実施例
と同様の効果を得ることができる。なお、第3および第
4の実施例においては、1個のコイル群が2個のコイル
によって構成された例を示したが、図7、図8に示すよ
うに1個のコイル群が3個のコイルによって構成される
ものでも構わない。これにより、第3および第4の実施
例と同等の効果を得ることができる。また、第3および
第4の実施例は、第1コイル列と第2コイル列の間に非
磁性部材を設けたが、電機子コイルの結線をパターン化
したプリント基板を設け、結線処理を簡単に行うように
しても構わない。また、各実施例では、界磁ヨークが電
機子の両側にある磁束貫通型構造のコアレスリニアモー
タの例を示したが、磁束貫通型構造の軸対称位置から半
分にカットした構造と同等の、いわゆるギャップ対向型
のものでも構わない。また、各実施例では、電機子を可
動子とし、界磁ヨークを固定子とする構成のコアレスリ
ニアモータの例を示したが、この構成に限定されず界磁
ヨークを可動子とし、電機子を固定子とする構成にして
も良い。
【0009】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の第1および
第2の実施例によるコアレスリニアモータは、集中巻に
したコイルをある所定の間隔を離して配置したため、2
00Vの高電圧に耐えることが可能で耐絶縁性に影響を
及ぼすことがない。また、電機子に絶縁物を挿入するこ
とが不要となり、組立工程に手間が掛かったり、コスト
高となる問題をなくすことができる。さらに、第3およ
び第4の実施例によるコアレスリニアモータは電機子の
左右両面にコイルをずらして配置したため、相帯を分布
させて永久磁石の磁化のバラツキや位置ずれによる推力
リプルを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すコアレスリニアモ
ータであって、(a)は可動子の進行方向から見た正面
図、(b)は(a)のA−A線に沿う電機子部の側断面
図である。
【図2】図1のコアレスリニアモータの電機子固定板を
取り外した際の平面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すコアレスリニアモ
ータであって、図1の(a)のA−A線に沿う電機子部
の側断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示すコアレスリニアモ
ータであって、可動子の進行方向から見た正断面図であ
る。
【図5】図4のA−A線に沿う電機子部の側断面図であ
る。
【図6】本発明の第4の実施例を示すコアレスリニアモ
ータの電機子部の側断面図である。
【図7】本発明の第5の実施例を示す電機子部の側断面
図である。
【図8】本発明の第6の実施例を示す電機子部の側断面
図である。
【図9】従来のコアレスリニアモータであって、(a)
は可動子の進行方向から見た正断面図、(b)は(a)
のA−A線に沿う電機子部の側断面図である。
【図10】コアレスリニアモータの電機子固定板を取り
外した状態の平面図である。
【符号の説明】
1 コアレスリニアモータ 2 固定子 3 界磁ヨーク 4 永久磁石 5 可動子 6 電機子 7 電機子コイル 71〜73 U相コイル 74〜76 V相コイル 77〜79 W相コイル 7A 電機子コイル(第1コイル列) 7B 電機子コイル(第2コイル列) 71A〜73A U相コイル 74A〜76A V相コイル 77A〜79A W相コイル 71B〜73B W相コイル 74B〜76B U相コイル 77B〜79B V相コイル 8 樹脂モールド 9 電機子固定板 10 界磁ヨーク固定板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交互に極性が異なる複数の永久磁石を隣り
    合わせに並べて配置した界磁ヨークと、前記永久磁石列
    と磁気的空隙を介して対向配置されると共に、集中巻に
    した複数個のコイル群を樹脂モールドにより固定し、か
    つ、平板状に成形して成る電機子コイルを有するコアレ
    ス型の電機子とを備え、前記界磁ヨークと前記電機子の
    何れか一方を固定子に、他方を可動子として、前記界磁
    ヨークと前記電機子を相対的に走行するようにしたコア
    レスリニアモータにおいて、 前記電機子コイルは、前記永久磁石列の長手方向に向か
    って、U相のコイル2個を隣接して配置したコイル群
    と、V相のコイル2個を隣接して配置したコイル群と、
    W相のコイル2個を隣接して配置したコイル群から構成
    され、 前記永久磁石のピッチをPm、前記コイル群同士の配置
    ピッチをPcとした場合、PcとPmの関係が、 Pc=8/3×Pm であることを特徴とするコアレスリニアモータ。
  2. 【請求項2】 前記コイル群を構成するコイル1個の幅
    を Wc=7/6×Pm としたことを特徴とする請求項1に記載のコアレスリニ
    アモータ。
  3. 【請求項3】前記電機子コイルは、前記電機子の進行方
    向に向かって前記永久磁石列と平行に2列から成る第1
    コイル列と第2コイル列から構成され、 前記2列の電機子コイルの間に非磁性部材を挿入してお
    り、 nを整数としたとき、前記2列の電機子コイルの一方と
    他方のコイルを、 n/3×Pm だけずらして配置したことを特徴とする請求項1または
    2に記載のコアレスリニアモータ。
  4. 【請求項4】前記電機子の中央に挿入した非磁性部材
    は、前記電機子コイルの結線をパターン化したプリント
    基板を構成していることを特徴とする請求項1から3ま
    での何れか1項に記載のコアレスリニアモータ。
  5. 【請求項5】交互に極性が異なる複数の永久磁石を隣り
    合わせに並べて配置した界磁ヨークと、前記永久磁石列
    と磁気的空隙を介して対向配置されると共に、集中巻に
    した複数個のコイル群を樹脂モールドにより固定し、か
    つ、平板状に成形して成る電機子コイルを有するコアレ
    ス型の電機子とを備え、前記界磁ヨークと前記電機子の
    何れか一方を固定子に、他方を可動子として、前記界磁
    ヨークと前記電機子を相対的に走行するようにしたコア
    レスリニアモータにおいて、 前記電機子コイルは、前記永久磁石列の長手方向に向か
    って、U相のコイル3個を隣接して配置したコイル群
    と、V相のコイル3個を隣接して配置したコイル群と、
    W相のコイル3個を隣接して配置したコイル群から構成
    され、 前記永久磁石のピッチをPm、前記コイル群同士の配置
    ピッチをPcとした場合、PcとPmの関係が、 Pc=11/3×Pm であることを特徴とするコアレスリニアモータ。
  6. 【請求項6】 前記コイル群を構成するコイル1個の幅
    をWcを Wc=10/9×Pm としたことを特徴とする請求項5に記載のコアレスリニ
    アモータ。
  7. 【請求項7】前記電機子コイルは、前記電機子の進行方
    向に向かって前記永久磁石列と平行に2列から成る第1
    コイル列と第2コイル列から構成され、 前記2列の電機子コイルの間に非磁性部材を挿入してお
    り、 nを整数としたとき、前記2列の電機子コイルの一方と
    他方のコイルを、 n/3×Pm だけずらして配置したことを特徴とする請求項5または
    6に記載のコアレスリニアモータ。
  8. 【請求項8】前記電機子の中央に挿入した非磁性部材
    は、前記電機子コイルの結線をパターン化したプリント
    基板を構成していることを特徴とする請求項5から7ま
    での何れか1項に記載のコアレスリニアモータ。
JP26007399A 1999-09-14 1999-09-14 コアレスリニアモータ Expired - Fee Related JP4433523B2 (ja)

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