JPH05108545A - Dmaコントローラ - Google Patents

Dmaコントローラ

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JPH05108545A
JPH05108545A JP26664691A JP26664691A JPH05108545A JP H05108545 A JPH05108545 A JP H05108545A JP 26664691 A JP26664691 A JP 26664691A JP 26664691 A JP26664691 A JP 26664691A JP H05108545 A JPH05108545 A JP H05108545A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】固定優先または回転優先順位方式のDMAコン
トローラにおけるDRAMのページモードの転送スピー
ドを向上させる。 【構成】各DMA転送制御回路10〜13のデータアク
セス期間中は各チャンネルが他のチャンネルに対してバ
スを占有することを示すページモード転送状態信号PM
Oを出力し、この信号PMOを他のチャンネルからもら
った時、その回路自信がDMA転送に入ることを禁止す
るゲート回路14,15を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DMAコントローラに
関し、特に、DRAMのページモードをサポートする固
定優先順位および回転優先順位のDMAコントローラに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複数メモリの固定優先順位による
DMAコントローラについて、図9(a),(b)のブ
ロック図およびそのDMA転送制御回路のブロック図を
用いて説明する。図9(a)は、メモリのチャンネル数
が4チャンネルある優先順位固定のDMAコントローラ
の場合を示している。DMAコントローラの内部構造
は、各チャンネルのDMA転送制御回路10b〜13b
と各チャンネルを優先順位順につなぐ優先順位に関する
制御線によって構成される。ここで各チャンネル(CH
0〜CH3)は、DRAMのページモードをサポートし
ている。
【0003】まず、DRAMのページモードについて説
明する。図10(a)はDRAMのページモードの場合
のDRAMからCPU周辺コントローラへのDMA転送
サイクルを示すタイミング図、図10(b)はページモ
ードではない通常モードのDRAMからCPU周辺コン
トローラへのDMA転送サイクルを示すタイミング図を
示す。
【0004】図10(b)の通常のDRAMからのDM
A転送では、1回のDRAMアクセス毎に反転RAS信
号の立下りに対するロウアドレスと、反転CAS信号の
立下りに対するカラムアドレスを用意する必要がある。
これに対してページモードでは、図10(a)に示すよ
うに、最初のアクセスで、ロウアドレスを書き込んで反
転RAS信号を“0”にし続けていれば、2回目以降の
アクセスではカラムアドレスだけ用意すればよく、RA
Sの立下りに対するロウアドレスの設定分のアクセスタ
イムを削減することができる。
【0005】次に、図9(b)のチャンネル単位のDM
A転送制御回路10bを説明する。この回路は、RD/
WR/DAK生成回路2Cと、アドレスカウンタ3と、
ANDゲート4と、ORゲート6とから構成される。
【0006】優先順位制御入力信号PRIは、上位の優
先順位を持つチャンネルでDMA転送中であることを知
るための入力で、後で述べる優先順位制御出力信号PR
Oを上位の優先順位のチャンネルからもらっている。チ
ャンネル毎のDMA転送制御回路10b〜13bは、信
号PRIが“0”の時、自分のDMA転送を行うことが
でき、その要求はDMA転送要求信号DMARQから入
力される。優先順位制御出力PROは、自分を含めた優
先順位上位のチャンネルでDMA転送中であることを下
位のチャンネルに知らせて、下位のチャンネルのDMA
転送を禁止する為の信号である。DMA転送認識信号D
MAAKの反転信号は、本チャンネルにつながるCPU
周辺コントローラに対するアクセスを選択する信号で、
CPU周辺コントローラのチップセレクト信号に接続さ
れ、IOWR・IORDの反転信号は、それぞれCPU
周辺コントローラに対する書込み・読出し信号であり、
RAS・CASの反転信号は、DRMAへのアクセス信
号であり、これらはRD/WR/DAK生成回路2cか
ら出力される。A7−0は、アドレスカウンタ3から出
力されメモリに対するアドレスを示す信号である。
【0007】各チャンネルを優先順位順につなぐ優先順
位に関する制御線について説明する。チャンネル単位の
DMA転送制御回路10bの優先順位制御入力信号PR
Iには、優先順位が一つ上位のチャンネルの優先順位制
御出力PROにつながっており、自分より上位のチャン
ネルがDMA転送中であるか否かをチェックし、もし転
送中であれば、上述のDMA転送が終わってPRI入力
が“0”になるまで待ちつづける。このPRI信号が
“0”になると、RD/WR/DAK生成回路2cが駆
動される。
【0008】図10(a)では、1チャンネルのDMA
転送が連続して生じていた場合を示したが、図11で
は、複数のチャンネルが非同期にDMA転送を要求した
場合を示している。図11でははじめCH1でページモ
ードでのDRAMからCPU周辺コントローラへのDM
A転送が始まり、2回転送したことろで、優先順位が上
位のCH0にDMA転送要求が発生して、DMARQ0
が“1”になり、優先順位制御入力PR0が“1”にな
ったため、CH1はDMA転送をやめて、DMA転送は
CH0に移っている。この例では、CH0のDMA転送
は、2回のみで終了しており、再びCH1のDMA転送
が始まっている。
【0009】ここで問題となる点は、DMA転送がCH
1だけであった場合と、CH1のDMA転送中にCH0
のDMA転送が挿入された場合で、CH0のDMA転送
時間を除いたCH1のDMA転送時間について着目した
ときに、CH0のDMA転送が挿入された場合には、反
転RAS信号の立下りによるロウアドレスの設定サイク
ルが1回余分に必要になっているという点にある。
【0010】また、従来の複数メモリの回転優先順位方
式によるDMAコントローラについて、図12(a),
(b)を用いて説明する。図12(a)は、チャンネル
数が4チャンネルある回転優先順位のDMAコントロー
ラの場合を示している。回転優先順位とは、DMA転送
を終えたチャンネルが最下位になるように優先順位が回
転することにより、特定のチャンネルによるDMA転送
の独占を防ぐことをねらったものである。DMAコント
ローラの構造は、各チャンネルのDMA転送制御回路1
0c〜13cと、各チャンネルを優先順位順につなぐ優
先順位に関する制御線と各チャンネルのDMA転送状況
を集めて優先順位を回転させる回転優先順位制御回路2
0とによって構成される。
【0011】次に、図12(b)のチャンネル単位のD
MA転送制御回路10cは、図9(b)の回路に対して
DMA転送状況出力信号TMOが付加されたものであ
る。優先順位制御入力PRIは、一つ上位の優先順位制
御出力PRO信号と回転優先順位制御回路20からの回
転優先順位制御信号CPC0〜3との論理積をとった信
号をもらっている。DMA転送状況出力TMOは、チャ
ンネルがDMA転送中であることを示す信号で、この信
号をもとに回転優先順位の制御に使用する。
【0012】各チャンネルを優先順位順につなぐ優先順
位に関する制御線について説明する。チャンネル単位の
DMA転送制御回路10cの優先順位制御入力PRIに
は、優先順位が一つ上位のチャンネルの優先順位制御出
力PROと回転優先順位制御回路20からの回転優先順
位制御信号CPC0〜CPC3との論理積につながって
おり、自分より上位のチャンネルがDMA転送中である
かチェックし、もし転送中であれば、上位のDMA転送
が終わってPRI入力が“0”になるまで待ちつづけ
る。
【0013】この時、回転優先順位制御回路20からの
回転優先順位制御信号CPC0〜CPC3とは、これま
でDMA転送が行われたチャンネルを最下位の優先順位
にするための制御信号で、今までDMA転送していたチ
ャンネルの一つの下位のチャンネルに対する制御信号を
“0”とする。これによって、回転優先順位制御信号と
して“0”が入るチャンネルが最上位のチャンネルにな
る。
【0014】図13も複数のチャンネルが非同期にDM
A転送を要求した場合のタイミング図であり、図11の
場合と同様の動作タイミングとなる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のDMA
コントローラでは、あるチャンネルでDRAMのページ
モードを使ってのDMA転送中に、より優先順位の高い
DMA転送要求が発生した場合、後者のDMA転送をす
ぐ開始するために、より優先順位の高いDMA転送要求
が頻発した場合、ページモードにおけるロウアドレスの
設定サイクルの省略というメリットがなくなってしまう
ため、通常のリードサイクルによるDMA転送と変わら
なくなってしまうという問題点がある。
【0016】本発明の目的は、このような問題を解決
し、ページモードによる転送効率を維持することにより
トータルの転送スピードを向上させたDMAコントロー
ラを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、複数の
メモリチャンネルを有し、これらメモリチャンネル間を
各DMA転送制御回路により固定優先順位あるいは回転
優先順位をもって制御を行うDMAコントローラにおい
て、前記各DMA転送制御回路は、前記各メモリチャン
ネルのデータアクセス期間中に、他のメモリチャンネル
に対してバスを占有することを示すページモード転送状
態出力信号を出力することと、この転送状態出力信号を
優先順位が下位にあるチャンネルから入力した時、前記
各チャンネルがDMA転送に入ることを禁止するゲート
回路を備えることを特徴とする。
【0018】本発明において、ページモード転送状態出
力信号が、各チャンネルが他のチャンネルに対してバス
を占有する期間を設定する連続転送カウンタの出力から
得ることもできる。
【0019】
【実施例】図1(a),(b)は本発明の一実施例を示
すブロック図および各チャンネルのDMA転送制御回路
のブロック図である。この実施例も、CH0〜CH3の
4つのチャンネルからなる固定優先順位のDMAコント
ローラの例を示し、図9に対してORゲート14,15
が付加されている。
【0020】図1(b)において、DMA転送要求信号
DMARQは、ANDゲート4により優先順位制御入力
PRIとページモード転送状態入力PMIがともに
“0”の時有効となり、RD/WR/DAK生成回路2
を動かしてDMA転送を実現する。本チャンネルがペー
ジモードによるDMA転送に入り、ロウアドレスを設定
して反転RAS信号を“0”にし続けている間は、ペー
ジモード転送状態信号PMOを“1”にして、自分より
上位にチャンネルに対してDMA転送に入ることを禁止
している。
【0021】優先順位出力PROは、自分を含めた上位
のチャンネルでDMA転送中であることを下位のチャン
ネルに知らせる信号で、下位のチャンネルでは、この信
号を前述したPRIに入力することによりDMA転送を
禁止するのに使用している。この他の信号は、従来技術
で述べた内容と同じである。
【0022】図1(a)において、各チャンネル10〜
13は、優先順位が上位のDMA転送状態を上位チャン
ネルのPROを自分のチャンネルのPRIに入力し、自
分より上位がDMA転送中である場合、自分のDMA転
送を禁止している。ページモード転送状態入力PMIに
は、自分より優先順位が下位のページモード状態を入力
しており、これによって、自分が優先順位的にはDMA
転送可能な状態にあっても、下位がページモードによる
連続転送状態にある場合は、DMA転送を持つようにし
ている。なお、最上位のチャンネル10のPRIには、
自分より上の優先順位がないために、常に“0”が入力
されており、また、チャンネル13のPMIには、自分
より下位のチャンネルがないために、常に“0”が入力
されている。
【0023】図2は、本実施例の複数のチャンネルが非
同期にDMA転送を要求した場合のタイミング図を示し
ている。ここでは、CH1がDRAMのページモードに
よるDMA転送中に、優先順位が高いCH0のDMA転
送要求が発生した場合を示している。
【0024】初めに、CH1でDMA転送要求が発生し
て、DMARQ1が“1”となる。この時点で、CH1
よりも上位のCH0でDMA転送が行われておらず(P
R0=“0”)、かつ自分より下位のチャンネルで、ペ
ージモードによるDMA転送が行われていない(DMO
2=PMO3=“0”)ため、CH1のDMA転送が始
まる。CH1が3回転送したところで、より優先順位の
高いCH0にDMA転送要求が発生しDMARQ0が
“1”となるが、ページモード転送状態出力PMO(C
H1)が“1”であるため、CH0のPMIには、
“1”が入力されており、CH0はDMA転送を開始で
きない。
【0025】CH1のDMA転送が進んで、ロウアドレ
スを書き換えるために反転RAS信号が“1”になる
と、ページモード転送状態出力PMO(CH1)は、
“0”になるため、CH0のページモード転送入力PM
I(CH0)には、“0”が入力され、DMA転送が可
能となり、CH0はDMA転送を開始し、CH1はDM
A転送を中断する。CH0のDMA転送が終了すると、
PRO=“0”になるので、再びCH1がDMA転送を
開始する。あとは、この例では、CH1のDMA転送が
終了するまでのタイミングが示されている。
【0026】以上述べたように、従来のDMAコントロ
ーラでは、優先順位の高いチャンネルにおいてDMA転
送要求が発生した場合、その時点でDMA転送を上位に
開け渡していたのに対して、本実施例のDMAコントロ
ーラでは、ロウアドレスを書き換えるために反転RAS
信号が“1”になるまで、待たせるようになっている。
尚、この発明では、DRAMからCPU周辺コントロー
ラへのDMA転送について説明したが、CPU周辺コン
トローラからDRAMへのDMA転送についても同様で
ある。
【0027】図3は本発明の第2の実施例に用いられる
DMA転送制御回路のブロック図である。この実施例
も、図1(a)のCH0〜CH3の4つのチャンネルか
らなる固定優先順位のDMAコントローラである。
【0028】図3においては、図1(b)のインバータ
5の代りにページモード転送状態信号PMOを出力する
連続転送カウンタ7が用いられている。この連続転送カ
ウンタ7は、本チャンネルがページモードによるDMA
転送に入ったとき、連続転送する値がロードされ、一回
DMA転送する毎に1減算されてゆき、0となるまでペ
ージモード転送状態信号PMOを“1”にして、自分よ
り上位のチャンネルに対して、DMA転送に入ることを
禁止している。
【0029】図4は、本実施例の複数のチャンネルが非
同期にDMA転送を要求した場合のタイミング図であ
る。ここでは、CH1がDRAMのページモードによる
DMA転送中に、優先順位が高いCH0のDMA転送要
求が発生した場合を示し、CH1の連続転送数は「5」
で、CH0の連続転送数は「7」の場合を例にとってい
る。
【0030】始めに、CH1でDMA転送要求が発生し
て、DMARQ1が“1”となった。この時点で、CH
1よりも上位のCH0でDMA転送が行われておらず
(PR0=“0”)、かつ、自分より下位のチャンネル
で、ページモードによるDMA転送が行われていない
(PMO2=PMO3=“0”)ため、CH1のDMA
転送が始まる。
【0031】この例では、CH1の連続転送数は、
「5」であるため、連続転送カウンタ7(CH1)は、
まず「5」がロードされ、DMA転送1サイクル毎に1
減算されていっている。CH1の連続転送カウンタ7が
「3」のところで、より優先順位の高いCH0にDMA
転送要求が発生しDMARQ0が“1”となったが、ペ
ージモード転送状態出力PMO(CH1)が“1”であ
るため、CH0のPMIには、“1”が入力されてお
り、CH0はDMA転送を開始できない。CH1のDM
A転送が進んで、連続転送カウンタ7が「0」になる
と、ページモード転送状態出力PMO(CH1)は、
“0”になるため、CH0のページモード転送入力PM
I(CH0)には、“0”が入力され、DMA転送が可
能となる。あとは、この例ではCH0のDMA転送が終
了するまでのタイミングが示されている。
【0032】以上述べたように、従来のDMAコントロ
ーラでは、優先順位が高いチャンネルで、DMA転送要
求が発生した場合、その時点でDMA転送を上位に開け
渡していたのに対して、本発明のDMAコントローラで
は、連続転送カウンタ7の値が“0”になるまで、待た
せるようになっている。
【0033】図5(a),(b)は本発明の第3の実施
例を示すブロック図およびそのDMA転送制御回路のブ
ロック図であり、CH0〜CH3の4つのチャンネルか
らなる回転優先順位のDMAコントローラの例を示して
いる。この回路は、従来例の図12(a)に対しORゲ
ート25〜28が付加され、図5(b)においては、図
1(b)に対してDMA転送状況出力信号TMOが付加
されている。DMA転送要求信号DMARQは、優先順
位制御入力PRIとページモード転送状態入力PMIが
ともに“0”の時有効となり、RD/WR/DAK生成
回路2を動かして、DMA転送を実現する。本チャンネ
ルがページモードによるDMA転送に入り、ロウアドレ
スを設定してRAS反転信号を“0”にし続けている間
は、ページモード転送状態信号PMOを“1”にして、
他のチャンネルに対して、DMA転送に入ることを禁止
している。
【0034】図5(a)において、各チャンネルは、優
先順位が上位のチャンネルのDMA転送状態を示す上位
チャンネルのPROと回転優先順位の制御回路20から
の回転優先順位制御信号CPC0〜CPC3との論理積
を自分のチャンネルのPRIに入力し、自分より上位の
チャンネルがDMA転送中である場合、自分のDMA転
送を禁止している。また、回転優先順位の制御信号は優
先順位が最上位のチャンネルに対して“0”が入力さ
れ、DMA転送が完了したチャンネルを最下位にするよ
うに制御信号を出力する。
【0035】ページモード転送状態入力PMIには、自
分以外のチャンネルのページモードによる転送状態を入
力しており、これによって、自分が優先順位的にはDM
A転送可能な状態にあっても、下位がページモードによ
る連続転送状態にある場合は、DMA転送に入ることを
待つようにしている。
【0036】図6は、本実施例での複数のチャンネルが
非同期にDMA転送を要求した場合のタイミング図であ
り、CH1がDRAMのページモードによるDMA転送
中に、優先順位が高いCH0のDMA転送要求が発生し
た場合を示している。
【0037】初期状態は、CH0の優先順位が最上位な
のでCPCOは“0”である。CH1でDMA転送要求
が発生して、DMARQ1が“1”となった。この時点
で、CH1よりも上位のCH0でDMA転送が行われて
おらず(RP0=“0”)、かつ自分以外のチャンネル
で、ページモードによるDMA転送が行われていない
(PMO0=PMO2=PMO3=“0”)ため、CH
1のDMA転送が始まった。CH1が3回転送したこと
ろで、より優先順位の高いCH0のDMA転送要求が発
生しDMARQ0が“1”となったが、ページモード転
送状態出力PMO(CH1)が“1”であるため、CH
0のPMIには、“1”が入力されており、CH0はD
MA転送を開始できない。
【0038】CH1のDMA転送が進んで、ロウアドレ
スを書き換えるために反転RASが“1”になると、ペ
ージモード転送状態出力PMO(CH1)は、“0”に
なるため、CH0のページモード転送入力PMI(CH
0)には、“0”が入力され、DMA転送が可能とな
り、CH0はDMA転送を開始し、CH1はDMA転送
を中断する。CH0のDMA転送が終了すると、PR0
=PMO0=“0”になり、回転優先順位制御信号CP
C1が“0”となるのでCH1の優先順位が最上位とな
り、再びCH1がDMA転送を開始する。この例では、
CH1のDMA転送が終了するまでのタイミングが示さ
れている。
【0039】図7は本発明の第4の実施例を示すブロッ
ク図であり、図5(a)に対してDMA転送状況出力信
号TMOが削除されている。この場合、図3と同じDM
A転送制御回路10が用いられている。
【0040】図8は、本実施例で複数のチャンネルが非
同期にDMA転送を要求した場合のタイミング図であ
り、図4の場合と同様の動作をする。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、各チャン
ネル毎に優先順位が下位のチャンネルまたは他のチャン
ネルの反転RAS信号が“1”であることを上位に知ら
せ、または他のチャンネルの反転RAS信号が“1”で
あることを各チャンネルに知らせて、上位のチャンネル
のDMA転送を禁止させることにより、下位のチャンネ
ルがページモードによるDMA転送中であった場合に上
位のチャンネルにDMA転送要求が発生してもこれを待
たせることができ、DRAMのページモードによる転送
サイクルの削減を有効に維持することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本発明の一実施例を示すブロ
ック図およびそのDMA転送制御回路のブロック図。
【図2】図1の動作を説明するタイミング図。
【図3】本発明の第2の実施例に用いるDMA転送制御
回路のブロック図。
【図4】図3の動作を説明するタイミング図。
【図5】(a),(b)は本発明の第3の実施例を示す
ブロック図およびそのDMA転送制御回路のブロック
図。
【図6】図5の動作を説明するタイミング図。
【図7】本発明の第4の実施例を示すブロック図。
【図8】図7の動作を説明するタイミング図。
【図9】(a),(b)は従来の固定優先順位方式のD
MAコントローラの一例のブロック図およびそのDMA
転送制御回路のブロック図。
【図10】(a),(b)はDRAMのページモードお
よび通常モードのDMA転送サイクルのタイミング図。
【図11】図9の動作を説明するタイミング図。
【図12】(a),(b)は従来の回転優先順位方式の
DMAコントローラの一例のブロック図およびそのDM
A転送制御回路のブロック図。
【図13】図12の動作を説明するタイミング図。
【符号の説明】
2,2a〜2c RD/WR/DAK生成回路 3 アドレスカウンタ 4,21〜24 ANDゲート 5 インバータ 6,14,15,25〜28 ORゲート 7 連続転送カウンタ 10〜13,10a〜13a,10c〜13c DM
A転送制御回路 20 回転優先順位制御回路 DMARQ0〜3 DMA転送要求信号 DMAAK0〜3 DMA転送認識信号 IOWR CPU周辺コントローラ書込信号 IORD CPU周辺コントローラ読出信号 RAS DRAMロウアドレス選択信号 CAS DRAMカラムアドレス選択信号 A7〜0 アドレス信号 PR0〜3 優先順位制御信号 PM0〜3 ページモード転送状態信号 CPC0〜3 回転優先順位制御信号 PRI 優先順位制御入力 PRO 優先順位制御出力 PMI ページモード転送状態入力 PMO ページモード転送状態出力 TMO DMA転送状況出力
フロントページの続き (72)発明者 石川 豊 神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目403番 53日本電気アイシーマイコンシステム株式 会社内 (72)発明者 黒川 秀文 東京都港区芝五丁目7番1号日本電気株式 会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリチャンネルを有し、これら
    メモリチャンネル間を各DMA転送制御回路により固定
    優先順位あるいは回転優先順位をもって制御を行うDM
    Aコントローラにおいて、前記各DMA転送制御回路
    は、前記各メモリチャンネルのデータアクセス期間中
    に、他のメモリチャンネルに対してバスを占有すること
    を示すページモード転送状態出力信号を出力すること
    と、この転送状態出力信号を優先順位が下位にあるチャ
    ンネルから入力した時、前記各チャンネルがDMA転送
    に入ることを禁止するゲート回路を備えることを特徴と
    するDMAコントローラ。
  2. 【請求項2】 ページモード転送状態出力信号が、各チ
    ャンネルが他のチャンネルに対してバスを占有する期間
    を設定する連続転送カウンタの出力から得られる請求項
    1記載のDMAコントローラ。
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