JPH05108059A - 鍵盤装置 - Google Patents

鍵盤装置

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JPH05108059A
JPH05108059A JP3299675A JP29967591A JPH05108059A JP H05108059 A JPH05108059 A JP H05108059A JP 3299675 A JP3299675 A JP 3299675A JP 29967591 A JP29967591 A JP 29967591A JP H05108059 A JPH05108059 A JP H05108059A
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hammer arm
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で容易に押鍵タッチを変えること
ができ、しかもタッチ感を損なわない鍵盤装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 鍵5の押鍵動作に連動して回動動作を行うハ
ンマーアーム20と、該ハンマーアーム20に設けられ
た複数の回動軸心部23,24と、該複数の回動軸心部
23,24のうちの1つを択一的に選択して前記ハンマ
ーアーム20の回動中心に切り換える回動軸心位置切換
部材70とを備えている。鍵5は、回動軸心位置切換部
材70の切換え操作により、ハンマーアーム20の回動
中心位置を選択的に切り換えてられた状態で押鍵操作さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、押鍵タッチを可変と
した鍵盤装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子ピアノなどの鍵盤装置で、押鍵タッ
チを可変としたものとしては、(1)ハンマーアームに
設けた重錘の位置を可変調整して行っているもの、
(2)各鍵に設けた電磁石の吸引力や反発力を利用して
行っているもの、(3)各鍵に設けたばねの弾性エネル
ギーを変化させて行っているもの、(4)ハンマーアー
ムの回動中心を移動させて行っているもの等が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記(1)の
ものについては一鍵一鍵の調整が必要となるので、ユー
ザーに対する負担が大きく、また、調整の仕方によって
は各鍵のタッチがバラバラになる。(2)のものについ
ては鍵盤全域にわたった電磁システムが必要なので大が
かりなものとなってしまう。(3)のものについては離
鍵状態でのばねの張力を調整するなどして、押鍵時の鍵
の反力を変えることなどが考えられるが、基本的に、ば
ねの力を利用すると、不自然に指を押し戻すタッチとな
ってしまい、ばねの力を積極的に利用しない方式に較べ
てタッチ感が劣ってしまう。(4)のものについてはハ
ンマーシステムの全鍵分を同時に移動させるのには相当
の力が必要となる。等の諸問題があって、実現を困難な
ものにさせている。この発明は、上記状況に鑑みてなさ
れたもので、簡単な構成で容易に押鍵タッチを変えるこ
とができ、しかもタッチ感を損なわない鍵盤装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る鍵盤装置
は、上記目的を達成させるために、鍵の動作に連動して
回動動作を行うハンマーアームと、該ハンマーアームに
設けられた複数の回動軸心部と、該複数の回動軸心部の
うちの1つを択一的に選択して前記ハンマーアームの回
動中心を切り換える回動軸心位置切換手段とを備えた構
成とした。前記外部操作手段は外部操作子と該外部操作
子によって回転されるピニオンと該ピニオンが噛合する
ラック歯とによって構成してもよい。前記複数の回動軸
心部を第1の回動軸心部と第2の回動軸心部とで構成
し、前記回動軸心部位置切換手段によって、前記ハンマ
ーアームを、前記第1の回動軸心部を軸心として回動可
能な状態と前記第2の回動軸心部を軸心として回動可能
な状態とに切り換える回動軸心位置切換手段とを備えた
構成にしてもよい。また、前記ハンマーアームの前記第
1および第2の回動軸心部にそれぞれ第1および第2の
支軸を通すか、又は一体に設け、前記ハンマーアームの
設置部に前記第1および第2の支軸をそれぞれ支持し得
る第1および第2の軸受部を設け、前記回動軸心位置切
換手段によって、前記第1の支軸が前記第1の軸受部に
回動支持される状態と前記第2の支軸が前記第2の軸受
部に回動支持される状態とに切り換えられるようにして
もよい。また、前記回動軸心位置切換手段が設けられ、
その移動によって、前記第1の支軸が前記第1の軸受部
に回動支持される状態と前記第2の支軸が前記第2の軸
受部に回動支持される状態とに切り換えられるようにし
てもよい。
【0005】
【作用】上記のように構成された鍵盤装置の複数の鍵
は、回動軸心位置切換手段により、ハンマーアームの回
動中心位置を切り換えて必要な押鍵力の大小を調整する
ことができ、しかも押鍵のタッチ感を好ましい状態に保
つことができる。前記回動軸心位置切換手段の操作を外
部から行う外部操作手段を設けておけば、外部操作によ
って容易にハンマーアームの回動中心位置を切り換える
ことが出来る。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図7を参照して、この発明を鍵
盤楽器としての電子楽器に適用した一実施例につき説明
する。この鍵盤楽器の鍵盤装置1では、図1に示すよう
に、楽器本体100(図8)に取り付けられるシャーシ
支持板3に支持された状態で鍵盤シャーシ2が設けられ
ている。この鍵盤シャーシ2の上面側には、合成樹脂製
の複数の鍵(白鍵と黒鍵、ただし、白鍵のみについて説
明する。)5が音階順に並列に配置されている。鍵5の
後端部は、鍵盤シャーシ2の上面後端部に設けられた合
成樹脂製の鍵支持部材6に軸7を介して自由端側が上下
動する方向に回動自在に取り付けられている。鍵5は、
後で説明するハンマーアーム20の作用によりその自由
端側が上方に付勢されているが、通常は、その一方の側
板8の前部下端に垂設されたほぼL字状のストッパ片9
が鍵盤シャーシ2に形成された開口部(図示せず)を通
って該開口部内の上部に配設されたフェルトなどからな
る長尺のストッパ部材11に当接することにより、所定
の初期位置(上限位置)に位置決めされている。ストッ
パ片9の下方における鍵盤シャーシ2内の上面には、鍵
5の下限位置を規制するためのフェルトなどからなる長
尺のストッパ部材12が設けられている。
【0007】鍵5の下面中央部の下方にはハンマーアー
ム20が設置されている。ハンマーアーム20は、第1
および第2の回動軸心部23,24と合成樹脂製の一方
のアーム部22bと金属性の他方のアーム部22cとか
らなるアーム本体22を備えている。そして、それら第
1および第2の回動軸心部23,24にそれぞれ第1お
よび第2の支軸23a,24aが通されている。アーム
本体22は、他方のアーム部22cが鍵5の下方に位置
させられ、かつ一方のアーム部22bが鍵盤シャーシ2
に形成された開口部29を通って鍵盤シャーシ2の上方
に位置されている。そして、前記アーム本体22の前記
第1及び第2の回動軸心部23,24に通された第1及
び第2の支軸23a,24aがシャーシ2上に設けられ
た軸受部材61の第1および第2の軸受溝62,63中
に移動可能に遊挿されている。前記第1の軸受溝62は
下方側が開口し、第2の軸受溝63は上方側が開口した
状態となっている。
【0008】また、前記第1の軸受溝62の下方側の凹
部66中には、回動軸心位置切換手段としての回動軸心
位置切換部材70が前記第1の軸受溝62から離れた位
置と軸受溝62の直下位置とにスライド移動操作可能に
設置されている。このように構成されていて、前記ハン
マーアーム20は、この回動軸心位置切換部材70が図
1に示すごとく第1の軸受溝62から離れた位置にある
ときには第2の軸受溝63中の第2の支軸24aを軸心
として回動し、図4に示すごとく第1の軸受溝62の直
下位置にあるときには第1の軸受溝63中の第1の支軸
23aを軸心として回動するようになっている。
【0009】前記アーム本体20の一方のアーム部22
bの左右両側には前記鍵5の左右両側下り板の下端に接
触して押し下げ力を受ける被押圧部28,28が設けら
れている。
【0010】ハンマーアーム20を形成している他方の
アーム部22cは金属材料にて形成されているので、重
量により、ハンマーアーム20は図1において時計方向
へ回動復帰力を有するが、通常は、被押圧部28,28
が鍵5の左右の両側下り板の下端に当接するとともに、
他方のアーム部22cの先端側が支持部材3内の下部に
配設された帯状の緩衝材35の上面に接することによ
り、所定の初期位置に位置決めされている。また、この
他方のアーム部22cの先端部上面と対向する鍵盤シャ
ーシ2の下面にはゴムなどからなる帯状のストッパ部材
36が配設されている。このストッパ部材36の下面に
他方のアーム部22cの上面が当たって、その上昇限が
規制されるようになっている。
【0011】また、鍵盤シャーシ2上の前記一方のアー
ム部22bの直下にゴムスイッチ32が設置されてい
る。このゴムスイッチ32は1枚のゴムシート30に複
数個(例えば、1オクターブ分)設けられており、ゴム
シート40は低音域側から高温域側に亘って複数のブロ
ック毎(オクターブ毎)に設けられている。
【0012】次に、この鍵盤装置1の動作について説明
する。先ず、回動軸心位置切換部材70が、図1に示す
如く、凹部66中の、第1の軸受溝62から離れた位置
にあるときにおいて、鍵5が軸7を軸心として押鍵操作
されると、鍵5は軸7を軸心として図1中時計方向に回
動変位する。そして、その鍵5の左右両側下り板部の下
端が被押圧部28,28に押下げ力を付与して、ハンマ
ーアーム5を第2の支軸24aを軸心として図2中反時
計方向に回動変位させる。このときには、その第2の支
軸24aから一方のアーム部22bに設けた被押圧部2
8までの長さl1が大きいので、ハンマーアーム20を
回動させるためには、小さい押鍵力が必要となる。
【0013】一方、回動軸心位置切換部材70を、図4
に示す如く凹部64中の、第1の軸受溝62の直下位置
に移動させた状態のもとで、鍵5を押鍵操作すると、そ
の鍵5の動作に上記の如く連動してハンマーアーム20
が第1の支軸23aを軸心として図4中反時計方向に回
動変位する。このときには、その第1の支軸23aから
一方のアーム部22bの先端までの長さl2が小さいの
で、ハンマーアーム20を回動させるためには、大きな
押鍵力が必要となる。
【0014】このように、回動軸心位置切換部材70
を、凹部66中の、第1の軸受溝62から離れた位置と
第1の軸受溝62の直下位置とに選択的にスライド移動
させるだけで、簡単に押鍵操作に必要な力の大小を変え
ることができる。
【0015】上記いずれの押鍵時においても、ハンマー
アーム20が図1中反時計方向に回動変位する初期段階
では、他方のアーム部22c側の重量によって同図中時
計方向に付勢されているハンマーアーム20の抵抗力
が、被押圧部28,28を介して鍵5の両側下り板部の
下端にアクション荷重として付与されることとなり、演
奏者に対して鍵5が重いという感じを与えることにな
る。鍵5がさらに下降変位し、この下降変位に先行し
て、ハンマーアーム20が慣性回動した中間段階では、
ハンマーアーム20の被押圧部28,28が鍵5の左右
両側下り板部の下端から離間することになるので、ハン
マーアーム20の抵抗力が瞬間的に鍵5に作用しなくな
って、荷重の落差(抜ける感じ)が生ずることになり、
演奏者に対して鍵5が急激に軽くなったという感じを与
えることになる。さらに、鍵5が下降変位した終期段階
では、図2に示すように、ハンマーアーム20の他方の
アーム部22cの先端部上面がストッパ部材36に当接
してハンマーアーム20の回動が規制されることにな
る。
【0016】この鍵盤装置では、上記のように押鍵力を
変化させたいずれの場合においても好ましい鍵タッチ感
が得られる。
【0017】なお、上記説明ではハンマーアーム20の
回動軸心部を第1の回動軸心部23と第2の回動軸心部
24とで構成し、これら回動軸心部23,24にそれぞ
れ第1および第2の支軸23a,24aを通し、これら
支軸23a,24aを第1および第2の軸受部62,6
3で支持させることとしたが、回動軸心部と軸受部は2
つずつに限定せず、3つずつ以上にしてもよい。また、
前記支軸23a,24aは前記回動軸心部23,24に
通さないで、回動軸心部23,24の左右両側に一体に
設けられてもよい。
【0018】また、前記回動軸心位置切換部材70は必
ずしも移動によって切り換える形成にしないで、ロータ
リー形式で切り換えるようにしてもよい。
【0019】図8には回動軸心位置切換手段70を外部
操作によって容易に移動できるようにした変形例その1
を示す。この変形例では、鍵盤装置1の左右両側壁部に
スリット孔41,41(一方は白鍵用で、他方は黒鍵
用)が設けられている。これら左右のスリット孔41,
41に回動軸心位置切換手段70,70(一方は、白鍵
用で、他方は黒鍵用)の左右両端部が臨まされ、それら
左右両端部に鍵盤装置1の左右の側壁部の外側から外部
操作手段としての操作摘み43,43がその左右のスリ
ット孔41,41を介して前記回動軸心位置切換手段7
0,70の左右両側部に取り付けられている。
【0020】この変形例によれば、構成が簡単で、しか
も鍵盤装置1の外部から容易に回動軸心位置切換手段7
0,70を移動させて、ハンマーアーム20の回動軸心
位置を切り換えることができる。
【0021】なお、前記外部操作手段としての操作摘み
43,43は回動軸心位置切換手段70と一体成型した
ものであってもよい。
【0022】図9〜図11には回動軸心位置切換手段7
0を外部操作によって容易に移動できるようにした変形
例その2を示す。この変形例では、前記鍵盤シャーシ2
上の回動軸心位置切換手段70,70の左右両側端にラ
ック歯71が設けられている。これらラック歯71上に
これらと噛合するピニオン75が支軸76によって回転
自在に支持され、これら支軸76の端部が鍵盤装置1の
外側部に回転自在に突出されている。そして、それら外
部に突出した支軸76に外部操作子としての操作摘み7
7が取り付けられている。
【0023】この変形例は外部操作手段が上記のように
操作摘み77と、該操作摘み77によって回転されるピ
ニオン75と、該ピニオン75が噛合するラック歯71
とによって構成されていて、前記操作摘み77の回転操
作により、支軸76、ピニオン75およびラック歯71
を介して回動軸心位置切換手段70,70が移動され
て、ハンマーアーム20の回動軸心位置が切り換えられ
るようになっている。
【0024】この変形例によれば、ラック歯71とピニ
オン75を用いた簡単な構成で、回動軸心位置切換手段
70,70を外部から容易に移動させて、ハンマーアー
ム20の回動軸心位置を切り換えることができる。な
お、上記回動軸心位置切換手段70,70は手動形式に
限定せず、電動式にしてもよい。
【0025】
【発明の効果】この発明に係る鍵盤装置は、上記のよう
に構成されているので、次に記載する効果を奏する。請
求項1記載の発明においては、回動軸心位置切換手段の
切り換え操作により、ハンマーアームの回動中心位置を
切り換えて必要な押鍵力の大小を調整することができ、
しかも押鍵のタッチ感を好ましい状態に保つことができ
る。
【0026】請求項2記載の発明においては、外部操作
により回動軸心位置切換手段を操作して、ハンマーアー
ムの回動中心位置を切り換えることができるので、その
切換がきわめて容易である。
【0027】請求項7記載の発明においては、回動軸心
位置切換手段の移動によって、ハンマーアームの回動中
心位置を切り換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回動軸心位置切換部材が第1の軸受溝から離れ
た位置にあって、ハンマーアームの他方のアーム部が下
降した状態を示す鍵盤装置の縦断側面図である。
【図2】回動軸心位置切換部材が第1の軸受溝から離れ
た位置にあって、ハンマーアームの他方のアーム部が上
昇した状態を示す鍵盤装置の縦断側面図である。
【図3】回動軸心位置切換部材の全体斜視図である。
【図4】回動軸心位置切換部材が第1の軸受溝の直下位
置にあって、ハンマーアームの他方のアーム部が下降し
た状態を示す鍵盤装置の縦断側面図である。
【図5】鍵盤装置の内部の部分平面図である。
【図6】鍵盤装置の内部の部分縦断側面図である。
【図7】回動軸心位置切換部材が第1の軸受溝の直下位
置にあって、押鍵操作によりハンマーアームの他方のア
ーム部が上昇した状態を示す鍵盤装置の縦断側面図であ
る。
【図8】鍵盤装置の変形例その1を備えた鍵盤楽器の部
分側面図である。
【図9】鍵盤装置の変形例その2を備えた鍵盤楽器の部
分側面図である。
【図10】同鍵盤装置の内部の部分平面図である。
【図11】同鍵盤装置の内部機構を示す部分縦断側面図
である。
【図12】同鍵盤装置の内部機構を示す部分縦断側面図
である。
【符号の説明】
5 鍵 20 ハンマーアーム 23 第1の回動軸心部 23a 第1の支軸 24 第2の回動軸心部 24a 第2の支軸 41 操作摘み(外部操作手段) 62 第1の軸受部 63 第2の軸受部 70 回動軸心位置切換部材 71 ラック歯 75 ピニオン 77 外部操作子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵の押鍵動作に連動して回動動作を行う
    ハンマーアームと、 該ハンマーアームに設けられた複数の回動軸心部と、 該複数の回動軸心部のうちの1つを択一的に選択して前
    記ハンマーアームの回動中心を切り換える回動軸心位置
    切換手段と、を備えたことを特徴とする鍵盤装置。
  2. 【請求項2】 前記回動軸心位置切換手段による切換え
    操作を外部から行う外部操作手段をさらに備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の鍵盤装置。
  3. 【請求項3】 前記外部操作手段は外部操作子と該外部
    操作子によって回転されるピニオンと該ピニオンが噛合
    し、前記回動軸心位置切換手段を切換え操作するラック
    歯とによって構成されていることを特徴とする請求項2
    記載の鍵盤装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の回動軸心部を第1の回動軸心
    部と第2の回動軸心部とで構成し、前記回動軸心部位置
    切換手段の切換えによって、前記ハンマーアームを、前
    記第1の回動軸心部を軸心として回動可能な状態と前記
    第2の回動軸心部を軸心として回動可能な状態とに切り
    換えられるようになっていることを特徴とする請求項
    1、2又は3記載の鍵盤装置。
  5. 【請求項5】 前記ハンマーアームの前記第1および第
    2の回動軸心部にそれぞれ第1および第2の支軸が通さ
    れるとともに、前記ハンマーアームの設置部に前記第1
    および第2の支軸をそれぞれ支持し得る第1および第2
    の軸受部を設け、前記回動軸心位置切換手段の切換えに
    よって、前記第1の支軸が前記第1の軸受部に回動支持
    される状態と前記第2の支軸が前記第2の軸受部に回動
    支持される状態とに切り換えられるようになっているこ
    とを特徴とする請求項4記載の鍵盤装置。
  6. 【請求項6】 前記ハンマーアームの前記第1および第
    2の回動軸心部にそれぞれ第1および第2の支軸が一体
    に設けられるとともに、前記ハンマーアームの設置部に
    前記第1および第2の支軸をそれぞれ支持し得る第1お
    よび第2の軸受部を設け、前記回動軸心位置切換手段の
    切換えによって、前記第1の支軸が前記第1の軸受部に
    回動支持される状態と前記第2の支軸が前記第2の軸受
    部に回動支持される状態とに切り換えられるようになっ
    ていることを特徴とする請求項4記載の鍵盤装置。
  7. 【請求項7】 前記回動軸心位置切換手段は、前記第1
    の支軸が前記第1の軸受部により回動支持される位置と
    前記第2の支軸が前記第2の軸受部により回動支持され
    る位置とに選択的に移動可能に設けられていることを特
    徴とする請求項4、5又は6記載の鍵盤装置。
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